JPH10503456A - シート状生産物のスタックの収集点からの移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 収集点からシート状生産物のスタックをグリップ装置によって移動させる装置が開示される。このグリップ装置は、上方グリップユニットと下方グリップユニットとを有し、１８０°回転した後、収集点の第１位置から、収集点から離れた第２位置へと移動する。収集点（２）の前方に、回転テーブル（６）が中心がずれて配置されている。回転テーブル（６）において、第１及び第２グリップ装置（３，３’）は、それぞれ回転テーブルの水平キャリッジガイド（８）のキャリッジ（７）の上を前後に移動でき、いずれの場合も、一方のグリップ装置が収集点に対してアライメントされる。

Description

【発明の詳細な説明】 シート状生産物のスタックの収集点からの移動装置 本発明は、シート状生産物のスタック（すなわち積層体、以下同様）の収集点 からの移動装置に関する。かかる装置は、上方グリップユニット及び下方グリッ プユニットを有するグリップ装置からなり、収集点に位置する第１位置から、１ ８０°回転した後収集点の外側の第２位置へと移動自在である。 かかるシート状生産物のスタックは、例えば折曲された印刷物の場合、通常ス タッキングテーブルから、イジェクタによって、コンベア装置の上に押し出され る。このコンベア装置は、ローラや搬送ベルトからなり、スタックをさらに搬送 する。この種の処理は、すなわち、排出と次の回転ベルトでの輸送は、スタック によっては、スタック内の生産物のシフトにつながり、スタックが崩れる危険性 が存在する。 さらに、厚紙物体用のスタッキング装置として、グリップ装置が知られている 。かかる装置において、スタックは、上方グリッププレートと下方グリッププレ ートとの間に把持され、スタッキング位置から抜き出される。把持して抜きだし た後、グリップ装置は、軸を中心に回転し、厚紙物体のスタックをさらなる処理 工程に向けて輸送する。この 装置において、把持及び移動中のスタックの抜け落ちを防止するために、特別な 手段は設けられていない。 本発明は、高速作業速度により、現れたスタックを確実に且つ遅れずに移動さ せてさらなる処理ステーションへと搬送せしめることが可能な種類の装置の改良 する目的に基づいている。 さらに、スタックの確実な把持及び移動を移動処理中に保証することによって 、スタッキング位置からシート状生産物のスタックを移動させる方法を示す。 両目的は、請求の範囲第１項記載の装置によって、さらに請求の範囲第７項記 載の方法によって達成される。 請求の範囲第１項の特徴部分に記された特徴を備えた装置を有効にすることに よって、確実な把持と、スタッキングステーションからのスタックの移動と、さ らなる処理ステーションへの搬送とが、製造ラインの高速作業速度で保証され、 スタックが壊れない。 スタックの処理は、請求の範囲第７項に開示された方法の教示によって示され る。スタックの確実な移動を保証するスタックの安定化は、把持処理中に、特に 、チャネルの形などの、シート状生産物のスタックの３次元的な変形によって達 成される。印刷物が滑り易い部材から作製されているとき、スタックを変形せし めて波状にすることは有効である。 有効な手段が、従属項に示され、各事例が方法や装置の さらなる好ましい展開を引用している。 特別に設計された上方グリップユニット及び下方グリップユニットを備えたグ リップ装置は、重要な発明性手段を表している。スタックは、上方グリップユニ ットの特別な特徴によって完全な安定性を被る。この上方グリップユニットは、 グリップの移動中にチャネルや複数の波をスタックに押し付け、スタックは、下 方グリップユニットがフォーク状に設計されているために、スタックの全高さ方 向に亘り１つ以上のチャネル状構造を採り、故に、スタックされた印刷物の各々 を固定したりまたは所定状態に保持するために、さらなる手段の追加を必要とし ない。 次に、本発明の装置及び方法を、図１乃至図４に示す実施例を参照しながら詳 細に説明する。 図１は、スタッキングステーションにおいて直接作業位置のスタックを移動さ せる装置を示す図であり、 図２は、２つのグリップ装置を備えた移動装置を図１の矢印IIの方向から見た 図であり、 図３は、スタックを把持した後のグリップユニットを図１の矢印IIIの方向か ら見た図であり、 図４ａ乃至図４ｃは、それぞれキャリッジガイド装置とグリップユニットのド ライブ装置との詳細を示す図であり、 図５は、複数バー装置による波状安定化を説明する図であり、 図６は、下方動作装置を示す図であり、 図７は、３つ以上のグリップ装置を備えた円陣型コンベア（カルーセルタイプ ）として形成された回転テーブルを説明する図である。 図１に、スタッキング装置における収集点、すなわち収集位置２からスタック １２を移動させる装置１が存在する。 この装置は、２つのグリップ装置３，３’を有し、図１においては、グリップ 装置３のみが図示される。グリップ装置３は、収集点の前方の位置に実線で図示 され、収集点へと移動した位置において、破線で示すように、スタック１２を把 持している。収集点２も破線で示す。 グリップ装置は、それぞれ上方グリップユニット４と下方グリップユニット５ からなり、上方グリップユニット８は、ピストン内蔵シリンダ装置２１，２２に よって図示した実施例においては上下方向に可動である。上方グリップユニット ４の鉛直路は、センサ２０によって制御され、このセンサは、接近に対して反応 する適切な特性を備えた適宜のセンサである。図示した実施例において、センサ は、空気（pneumatic）センサである。 下方グリップ装置５は、スタッキングテーブルの上を対応する溝３７へと動く 。この溝３７は、下方移動装置１３の内部に形成されている。下方移動装置１３ は、スタッキングテーブル１１の上に適宜の形態に配置されている。 特に図２及び図４に示すように、グリップ装置３，４は、キャリッジ７に配置 され、このキャリッジ７は、回転テー ブル６の水平キャリッジガイド８の中で前後に動くことができる。さらなる詳細 を、次により詳細に説明する。上方グリップユニット４は、キャリッジガイド１ ０に接して上下方向に可動である。キャリッジガイド１０は、グリップフレーム ９に配置され、グリップフレーム９は、キャリッジ７に接して前後方向に可動で ある。 上方グリップユニット４及び下方グリップユニット５は、それぞれグリップ長 「ａ」について調節可能である。この調整は、異なる印刷物を常時理想的に把持 できるようにするために、必要である。 下方グリップユニット５は、図３に示すように、ホルダ３８に２つのバー１５ ，１５’が配列されているバー装置１４からなる。これらのバーは、ホルダ３８ において長さが調節可能になっている。 ２本のバー１５，１５’の間隙は、印刷物のスタックの各々が、バーによって 形成された２本のサポートラインの間に窪んだチャネル状に吊り下がるように選 択される。このように吊り下がった部分は、成形部品１６を有する上方グリップ ユニット４によって補助される。成形部品１６は、下方に向けて凸状に湾曲され 、故に、スタック１２の上方領域は、スタックチャネル１７を形成する。成形部 品１６はバー装置１８に取り付けられ、このバー装置１８は鉛直キャリッジに調 節可能に保持されている。 成形部品１６の湾曲部１９は、図３の平面図内で明らか に見ることができる。移動方向に延在するチャネルの形成を支援する成形部品の 長さは、成形部品がスタックに沿ってスタックの約半分まで伸長するような寸法 となっている。しかし、グリップユニット４，５は、それぞれスタックの上方及 び下方からかなり離れて動作して、スタックに帯を付けるために必要な領域を自 由な状態にとどめている。 鉛直キャリッジガイド装置１０は、キャリッジとして形成されたリフティング プレート２３と協働する。キャリッジガイド装置１０は、本実施例においては、 シリンダ状のガイドバー２１，２２からなり、ガイドバー２１，２２は、それぞ れ対応するボールブッシュ２１’，２２’によって包囲されている。ガイドとし て機能するボールブッシュは、リフティングプレート２３に慣例的な方法で固定 されている。 キャリッジ２３のリフティングプレートは、グリップフレームに保持されてい るピストン内蔵シリンダ装置２５のピストンロッド２４に接続されている。グリ ップフレーム９は、キャリッジとして形成されたベースプレート２８の上の回転 テーブル６に取り付けられている。ベースプレート２８を有するキャリッジ７の 運動は、リニアドライブによってもたらされる。一方、このリニアドライブは、 鋸歯状のベルトドライブとすることができるが、装置全体を、リニアモータ装置 として形成することもできる。最後に、推進運動も、スピンドルドライブや水圧 空気作動ピストン 内蔵シリンダ装置によって可能になる。 回転テーブル６は、ベースプレート３０を有し、このベースプレート３０に、 リニアドライブが配置されている。ベースプレート３０は、テーブルキャリア３ ２に配置されている。図示した実施例において、テーブルキャリア３２は、筒状 に設計され、下方領域にベアリングリング装置３３を有する。このベアリングリ ング装置３３は、ドライブ３４を介してモータと協働して、テーブルキャリアを 回転させて回転テーブル６全体を回転させる。 ギアのトランスミッションや鋸歯状ベルトのトランスミッション、または他の 形態の回動によるトランスミッションも、ドライブとして設けることができる。 ベアリングリング装置３３にはめ込まれる下方部品が、フレーム３６の所定位 置に設けられている。このフレーム３６も、モータを担持して、テーブルを回転 させる。 グリップ装置３，３’は、ベースプレート３０に配置され、これら２つのグリ ップ装置は交互に動作する。特に図２に示すように、２つのグリップ装置は、互 いに反対方向を向き且つ互いに平行に配置されている。このように、グリップ装 置３がスタッキングステーションに向けられているとき、グリップ装置３’は、 対照的に次の処理ステーションを向いている。 図５に、スタックを波打たせることによる安定化の様子を示す。この種の安定 化に対して、上方グリップユニット の成形部品は、バー１８，１８’からなり、一方、下方グリップユニットは、３ 本の別々なバー１５，１５’，１５”からなるバー装置を有する。上方グリップ ユニットのバーは、バー１５，１５’の間隙と、バー１５’，１５”の間隙との 中間部に、それぞれ正確に位置するように配置されている。この構成によって、 均一な波が生産物のスタックに形成される。 上述の波による安定化は、印刷物が滑り易く且つ相当の高さまでに積層できな い場合に、特に好ましい。しかし、上方グリップユニットのバー１８，１８’が 、下方のバー１５，１５’の間隙と、バー１５’，１５”の間隙との中間点に正 確に突出していなくても、有効である。バー１８，１８’が下方グリップユニッ トの外側のバー１５，１５”に近接するように動いたとき、生産物の種類によっ ては、クランプ動作が改良される。 図６に、スタッカにおいてリフティングプレートを使用するときに実現される ような、下方係合装置の構成を示す。リフティングプレートは、相互の交換位置 でスタックを受け取るために、スタッキングステーションの回転テーブルに接合 されて回転する。溝４０が、互いに反対方向に配置されて、リフティングプレー トに形成されている。リフティングプレートへと、バー１５，１５’，場合によ ってはバー１５”を移動させることができ、これらのバーは、スタックの下方で リフティングプレート４０に集められたス タックを把持する。 図７に、３つのグリップ装置３，３’，３”を備えたカルーセルとして形成さ れた回転テーブル６の構成を示す。これらのグリップ装置のキャリッジガイドは 、互いに星形に配置され、各グリップ装置の動作路は、回転テーブル６の中心の 待機位置４３から、回転テーブルの外周縁部の作業位置４４まで延在する。 次に、本発明の方法と、上述の装置の動作形態との関係を、詳細に説明する。 スタックされるべき生産物の相当量が収集点２において制御されてスタックに なったとき、グリップ装置３（第１グリップ装置）は、開放状態になり、すなわ ち、上方グリップユニットが収集点に向けて上方に移動する。グリップユニット の長さは、調節自在であり、スタックの中心の巻回領域２７を自由な状態に残せ るような長さに調整されている。 グリップ装置の制御は、上方グリップユニット４が下方に移動するように、キ ャリッジガイドの端部のスイッチ３９によって起動される。成形部品１６の端部 のセンサ２０が、スタック上方のトリガ近接点に達したとき、上方グリップユニ ットは対応する信号によって制御され、故に、成形部品１６がスタックに押圧さ れる。同時に、スタッキングテーブル１１は下降して、スタック１２は、下方グ リップユニット５のバー１５，１５’に載置されるようになる。 スタックの自重により、さらに、上方グリップユニット４の成形部品１６の圧力 の結果、スタック１２はチャネルのような形状になる。すなわち、スタックの中 心部分がぎざぎざになり、両側部分が上方に押し上げられ、故に、下方バー１５ ，１５’の間の中心部分が、生産物の種類に応じた程度で下方に向けて湾曲する 。スタックは、このチャネル状の形状によって安定し、収集点２からキャリッジ ７の後方運動によって、スタックが崩れる危険性が無い状態で収集点の外にスタ ックを移動させることができる。スタックが収集点２を去った後、回転テーブル は、キャリッジガイド８の後端部の信号発生器３９’によって所望の角度回転す る。本実施例においては、１８０°の回転を仮定する。回転後、第１グリップ装 置４は、コントロールプログラムによる回転の後、収集点２の背後に位置して移 動し、収集点の反対側に位置するプロセスまたは処理ステーションへキャリッジ 装置を送る。対応する出口位置に達した後、対応する信号が、信号発生器の設定 に応じてトリガされる。 次に、グリップユニットは開き、スタックは所望の位置に置かれる。回転及び 受け渡し処理の間、収集点は、再び新たなスタック１２で充填される。新たなス タック１２は、第２グリップ装置によって上述の方法で把持され、収集点から移 動される。この移動処理の間、第１グリップ装置は、再び後方に移動し、回転テ ーブル６の戻り回転の後、再び開始位置に位置し、収集位置への移動に備える。 複数のグリップ装置を備えた回転テーブルを使用する場合、上述の動作形態と 同様な事柄のシーケンスが生じる。グリップ装置、例えばグリップ装置３’が、 スタッキングステーションにてスタックを把持すると直ちに、待機位置４３に戻 る。その後、回転テーブルは、１２０°回転し、隣の空のグリップ装置が待機位 置４３から作業位置４４へと移動する。このグリップ装置がスタッキングステー ションから次のスタックを把持する時間の間に、グリップ装置３”は、待機位置 から作業位置へと再び移動し、スタックをさらなる処理ステーションへと受け渡 す。その後、グリップ装置は、空になって待機位置に戻ったり、またはスタック を第３ステーションに供給することができる。この第３ステーションにおいて、 さらなる処理が行われる。条件に応じて、３つ以上のグリップ装置を備えたカル ーセルを設けることもできる。 上述の装置、及び既に説明した方法は、図示した実施例に限定されない。この ように、グリップ装置は、下方グリップユニットに対して、収集点２へと移動し た後スタック１２を若干リフトせしめ、スタッキングテーブル１１を下降させず に収集点２からスタックを移動させるように形成することができる。このように 、収集点に対する制御手順を妨害する必要性が無く、かかる場合、対応する信号 発生器を介してスタッキングプログラムのシーケンスに収集点のグリップ装置が 存在するように実現できる。 水平及び垂直キャリッジの両方のキャリッジ装置は、本装置の動作態様及び発 明的機能に対して記載された実施例に限定する必要も無い。例えば、リニアモー タを使用する場合、記載された実施例以外の実施例が実現される。偏心ドライブ によるグリップユニットの開閉動作も考えられ、偏心ドライブは、対応するピス トン内蔵シリンダ装置によって動作される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 収集点（２）からシート状生産物のスタック（１２）を移動する装置 であって、上方グリップユニット（４）及び下方グリップユニット（５）を有し 、収集点（２）に位置する第１位置から１８０°回転した後に収集点の外側の第 ２位置へと移動可能な装置であって、 前記収集点（２）の前方に配置された回転テーブル（６）を有し、回転テーブ ルにおいて少なくとも１つのグリップ装置（３，３’）が回転テーブルの水平キ ャリッジガイド（８）のキャリッジ（７）の上を前後に移動でき、移動の間収集 点とアライメントされることを特徴とする装置。 ２． 前記グリップ装置（３，３’）は、上方グリップユニット（４）の上 下動を可能とするキャリッジガイド（１０）の少なくとも１つを有することを特 徴とする請求の範囲第１項記載の装置。 ３． グリップフレーム（９）が横方向キャリッジ（７）に形成されて、上 方グリップユニット（４）用の鉛直キャリッジガイド装置（１０）と係合するこ とを特徴とする請求の範囲第１項または第２項記載の装置。 ４． 前記下方グリップ装置（５）は、上下方向に可動であることを特徴と する請求の範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 ５． スタッキングテーブル（１１）が、収集点の下 方で移動する装置を備えて収集点（２）に配置されていることを特徴とする請求 の範囲の前の項に記載の装置。 ６． 前記上方グリップユニット（４）及び前記下方グリップユニット（５ ）は、グリップ長（ａ）に関して調節自在であることを特徴とする請求の範囲の 前の項の少なくとも１つに記載の装置。 ７． 移動装置によって収集点からシート状生産物のスタックを移動する方 法であって、 スタックは、グリップユニットによって把持されたとき、安定化動作によって ３次元の変形を被ることを特徴とする方法。 ８． 前記スタックは、凹状のチャネル形状へと湾曲されて少なくとも１つ のチャネルを備えることを特徴とする請求の範囲第７項記載の方法。 ９． 前記少なくとも１つのチャネルは、グリップ装置の移動方向に延在す ることを特徴とする請求の範囲第７項または第８項記載の方法。 １０． 請求の範囲第１項乃至第６項の少なくとも１つに記載の装置であって 、特に請求の範囲第７項乃至第９項の１つによって、グリップ装置は、凹状チャ ネルをスタックに押圧せしめることを特徴とする装置。 １１． 下方グリップユニット（５）は少なくとも２本のバー（１５，１５’ ）を有し、前記バーは移動方向に延在して互いに離間配置されていることを特徴 とする請求の 範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 １２． 下方グリップユニット（５）の２本のバー（１５，１５’）の間隙は 、把持すべきスタック（１２）が少なくとも１つのチャネルを備えて実質的に波 打った形状を採るように決めることができることを特徴とする請求の範囲の前の 項の少なくとも１つに記載の装置。 １３． 上方グリップユニット（４）は、少なくとも１つのスタックチャネル （１７）を形成するために成形部品（１６）を有することを特徴とする請求の範 囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 １４． 前記成形部品（１６）は、バー装置（１８）に取り付けられているこ とを特徴とする請求の範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 １５． 前記成形部品（１６）は、下方に向けて弓なりとなり、弓なりの形状 （１９）は移動方向に延在することを特徴とする請求の範囲第１３項または第１ ４項記載の装置。 １６． センサ（２１）が成形部品（１６）に配置されて、上方グリップユニ ット（４）の移動を制限することを特徴とする請求の範囲の前の項の少なくとも １つに記載の装置。 １７． 鉛直キャリッジガイド装置（１０）は、２つの円筒状バー（２１，２ ２）からなり、バー（２１，２２）に接してキャリッジとして形成されたリフテ ィングプレー ト（２３）が鉛直方向に移動可能であることを特徴とする請求の範囲の前の項の 少なくとも１つに記載の装置。 １８． 上方グリップユニット（４）のバー装置は、リフティングプレート（ ２３）において調節可能であることを特徴とする請求の範囲の前の項の少なくと も１つに記載の装置。 １９． リフティングプレート（２３）は、フレーム（９）に配置されたピス トン内蔵シリンダ装置（２５）のピストンロッド（２４）に接続されていること を特徴とする請求の範囲第１７項または第１８項記載の装置。 ２０． グリップ装置（３）を開けるためのリフトの範囲は、スタックの異な る高さに対して調節装置（２６）を介して調節可能であることを特徴とする請求 の範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 ２１． グリップ装置によって、スタックに帯を巻くための巻回領域をスタッ ク（１２）の中央に存在させることが可能となることを特徴とする請求の範囲の 前の項の少なくとも１つに記載の装置。 ２２． 前記フレーム（９）は、キャリッジ（７）として形成されたベースプ レート（２８）に配置されていることを特徴とする請求の範囲の前の項の少なく とも１つに記載の装置。 ２３． 水平キャリッジ（７）は、リニアドライブによって移動可能となるこ とを特徴とする請求の範囲の前の項 の少なくとも１つに記載の装置。 ２４． リニアドライブ（２９）は、鋸歯状のベルトドライブであることを特 徴とする請求の範囲第２３項記載の装置。 ２５． 前記リニアドライブ（２９）はリニアモータであることを特徴とする 請求の範囲第２３項記載の装置。 ２６． リニアドライブ（２９）は空気シリンダであることを特徴とする請求 の範囲第２３項記載の装置。 ２７． 水平回転テーブル（６）は、ベースプレート（３０）を有し、前記ベ ースプレート（３０）に、キャリッジガイド及びリニアドライブ（２９）が配置 され、必要に応じてドライブモータ（３１）を備えていることを特徴とする請求 の範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置。 ２８． 前記ベースプレート（３０）は、テーブルキャリア（２２）に配置さ れていることを特徴とする請求の範囲第２７項記載の装置。 ２９． テーブルキャリア（３２）は、ドライブ（３４）を介してモータ（３ ５）と協働するベアリングリング装置（３３）を有することを特徴とする請求の 範囲第２８項記載の装置。 ３０． 前記ドライブ（３４）は、ギアトランスミッションであることを特徴 とする請求の範囲第２９項記載の装置。 ３１． 前記ドライブ（３４）は、鋸歯状ベルトドライ ブであることを特徴とする請求の範囲第２９項記載の装置。 ３２． モータは、位置が固定されているフレームに固着されていることを特 徴とする請求の範囲第２９項記載の装置。 ３３． 下方移動装置（１３）は、収集点のスタッキングテーブルの溝（３７ ）を有し、前記溝へと下方グリップユニット（５）のバー（１５，１５’，・・ ・）が移動可能となっていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第３２項の 少なくとも１つに記載の装置。 ３４． スタッキングテーブルに配置されたリフティングプレートを有し、前 記リフティングプレート（４０）は、バー（１５，１５’，・・・）用の溝（３ ７）に対して対称に設けられて、下方移動装置として機能することを特徴とする 請求の範囲第１項乃至第３３項の１つに記載の装置。 ３５． グリップ装置（３，３’，・・・）は、ベースプレート（３０）に配 置されていることを特徴とする請求の範囲第３３項記載の装置。 ３６． ２つのグリップ装置（３，３’）は、互いに対向して配置され、交互 に動作することを特徴とする請求の範囲の前の項の少なくとも１つに記載の装置 。 ３７． ２つのグリップ装置（３，３’）は、側部が互いに平行に配置されて いることを特徴とする請求の範囲第３６項または第３４項記載の装置。 ３８． 第１グリップ装置（３）は、スタッキング位置 （２）へと移動でき、第２グリップ装置（３’）は、予め把持したスタック（１ ２）をさらなる処理ステーションに移動せしめることを特徴とする請求の範囲第 ３３項記載の装置。 ３９． ３つ以上のグリップユニット（３，３’，３”，・・・）が回転テー ブル（６）に配置されて待機位置（４３）から回転テーブル（６）の外周縁部に 位置する作業位置（４４）に移動可能であることを特徴とする請求の範囲第１項 乃至第３５項の少なくとも１つに記載の装置。 ４０． 前記待機位置（４３）は回転テーブル（６）の中心の領域に位置し、 前記作業位置（４４）は回転テーブルの外周縁部に位置することを特徴とする請 求の範囲第３９項記載の装置。