JPH10502360A - ヒトインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストとして用いられる新規hIL−4突然変異蛋白質 - Google Patents

ヒトインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストとして用いられる新規hIL−4突然変異蛋白質

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JPH10502360A JP8503644A JP50364496A JPH10502360A JP H10502360 A JPH10502360 A JP H10502360A JP 8503644 A JP8503644 A JP 8503644A JP 50364496 A JP50364496 A JP 50364496A JP H10502360 A JPH10502360 A JP H10502360A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、新規のhIL−4突然変異蛋白質、それらを調製するための方法、ならびに具体的には過剰に誤まって調節された免疫反応および自己免疫疾患における医療薬としての使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】ヒトインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストとして用い られる新規hIL−4突然変異蛋白質 本発明は、新規のhIL−4突然変異蛋白質、それらを調製するための方法、 ならびに、特に過度に誤って調節される免疫反応および自己免疫疾患に関連する 医療薬としての使用に関する。 国際公開第93/10235号により、hIL−4のアンタゴニストもしくは 部分的アゴニストであるかもしくはそれらを含む治療剤が既に開示されており、 これらのアンタゴニストもしくは部分的アゴニストはhIL−4突然変異蛋白質 である。 ヒトのインターロイキン4(hIL−4)は、リンパ細胞および骨髄性細胞の 増殖、成熟、生存、および分化の誘導および調整を行う多くのサイトカインの内 の一つである。特に、hIL−4はIgEにより媒介される免疫反応に関与し、 かつ胸腺および活性化されたT細胞の増殖を直接促進させる。Mr 140,0 00の高親和性IL−4レセプター蛋白質が既に同定されており、そのcDNA 配列によると、このレセプター蛋白質は800のアミノ酸残基からできている。 この蛋白質は最近記載がなされており、ヘマトポイエチンレセプタースーパーフ ァミリーと称されているレセプター群に属する。 クローン化されたcDNAに基づくと、成熟したIL−4のアミノ酸配列は1 29残基からできている。このcDNAは大腸菌(coli)およびイース ト内で既に発現されている。高い生物学的活性を有 する組換えIL−4をこれらの源から単離することができる。 つい最近のことであるが、ヒトのインターロイキン4に対して拮抗的特性を呈 するモノクローナル抗体が開示された。この抗体はFab断片を含み、かつヒト /ヒトハイブリドーマ細胞株により産生される。(非−)グリコシル化されたヒ トIL−4に対して免疫化させたラットの脾臓細胞からのハイブリーマ細胞株も hIL−4に対するモノクローナル抗体を産生する。 アルレギー過程におけるインターロイキン4の役割は、インターロイキン4に より媒介される過程を阻害するか、もしくはhIL−4と競合する物質が疾患の 引き金となる反応連鎖を遮断することがあるかもしれないという望みを提供する 。 ドイツ特許第41 37 333 A1号では、位置120、121、122 、123、124、125、126、127、もしくは128の内の一つもしく は複数に野生型において天然に生じるアミノ酸(一つもしくは複数)が、各々他 の可能な天然のアミノ酸の内の一つもしくは複数と置換されているhIL−4突 然変異蛋白質が開示されている。これらのhIL−4突然変異体蛋白質は、ヒト IL−4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストである。 今回、本発明は、ヒトのインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的 アゴニストであり、かつ位置121、124、もしくは125での置換に加え、 hIL−4蛋白質の更に別の改変が施された新規hIL−4突然変異蛋白質に関 する。これらの改変は、hIL−4突然変異蛋白質の安定性を増加させる目的、 生物学的半減期を延長させる目的、もしくは調製および精製過程を容易にする目 的で実施されている。 このためには、野生型における生来のアミノ酸を欠失させるか、あるいは一つ もしくはより多くの位置での他のアミノ酸による置換を行うか、あるいはそうで なければ追加的アミノ酸をC−末端もしくはさらにN−末端に挿入させるか、あ るいはそうでなければ一つもしくは複数のアミノ酸を様々な非−蛋白質ポリマー (例えば、ポリエチレングリコールおよびその誘導体)によるかまたはグリコシ ル残基により置換させる。 本発明に関連して、アミノ酸は一般的に、 Ala L−アラニン Arg L−アルギニン Asn L−アスパラギン Asp L−アスパラギン酸 Cys L−システイン Gln L−グルタミン Glu L−グルタミン酸 Gly L−グリシン His L−ヒスチジン Ile L−イソロイシン Leu L−ロイシン Lys L−リシン Met L−メチオニン Pro L−プロリン Phe L−フェニルアラニン Ser L−セリン Thr L−スレオニン Trp L−トリプトファン Tyr L−チロシン Val L−バリン であり、これによって、簡素化のために立体配置表示を省略することを可能にす る。 非蛋白質ポリマーは、米国特許第4.640.835号、第4.496.68 9号、第4.301.144号、第4.670.417号、第4.791.19 2号、もしくは第4.179.337号に記載されるように、例えば、ポリエチ レングリコール、ポリプロピレングリコール、もしくはポリオキシアルキレンで あるとして理解されている。 グリコシル化は、アスパラギン残基の側鎖に対する炭水化物骨格の連結(「N −グリコシル化」)か、あるいは糖、好ましくはN−アセチルガラクトサミン、 ガラクトース、もしくはキシロースの、セリン、スレオニン、4−ヒドロキシプ ロリン、もしくは5−ヒドロキシリシンへのカップリング(O−グルコシル化) であるとして理解されている。 アミノ酸124(チロシン)、アミノ酸121(アルギニン)、およびアミノ 酸125(セリン)が、いずれかの組み合わせで可能な天然のアミノ酸の内の一 つで置換されており、かつそれに加え、その分子のN−末端および/またはC− 末端が改変を受けており、そして/あるいは一種以上のポリエチレングリコール 分子がその分子に共有結合しており、そして/あるいはその分子内に存在するグ リコシル化部位が部分的もしくは完全な欠失を受けている、hIL−4突然変異 蛋白質が好ましいものとして挙げられる。 アミノ酸124(チロシン)、アミノ酸121(アルギニン)、およ びアミノ酸125(セリン)がいずれかの組み合わせでアスパラギン酸もしくは グルタミン酸で置換され、そしてそれに加えてその分子のN−末端および/また はC−末端が改変され、そして/あるいは一種以上のポリエチレングリコール分 子がその分子に共有結合しており、そして/あるいはその分子内に存在するグリ コシル化部位が部分的もしくは完全な欠失を受けている突然変異蛋白質は、この 群からの特に好ましい態様である。 更に好ましい態様は、アミノ酸121(アルギニン)および125(セリン) が天然に存在するアミノ酸、好ましくはアスパラギン酸もしくはグルタミン酸で 置換されており、そしてそれに加えてその分子のN−末端および/またはC−末 端が改変されており、そして/あるいは一種以上のポリエチレングリコール分子 がその分子に共有結合しており、そして/あるいはその分子内に存在するグリコ シル化部位が部分的もしくは完全な欠失を受けているものでもある。 更には、アミノ酸124(チロシン)が天然に存在するアミノ酸で置換されて おり、かつ位置121および/または125で0〜1の追加的アミノ酸が他の可 能なアミノ酸の内の別のもので置換されており、そしてそれに加えてその分子の N−末端および/またはC−末端が改変されており、そして/あるいは一種以上 のポリエチレングリコール分子がその分子に共有結合しており、そして/あるい はその分子中に存在するグリコシル化部位が部分的もしくは完全な欠失を受けて いるhIL−4突然蛋白質が特に好ましい。 アミノ酸124(チロシン)がアスパラギン酸もしくはグルタミン酸で置換さ れており、かつ位置121が可能なアミノ酸の内の別のもの、 好ましくはアスパラギン酸もしくはグルタミン酸で置換されており、そしてそれ に加えてその分子のN−末端および/またはC−末端が改変されており、そして /あるいは一種以上のポリエチレングリコール分子がその分子に共有結合してお り、そして/あるいはその分子内に存在するグリコシル化部位が部分的もしくは 完全な欠失を受けているhIL−4突然変異蛋白質が、この群からでは特に好ま しい。 アミノ酸、好ましくはAla、Gly、Pro、Ser、Thr、もしくはV al、特に好ましくはAlaの、N−末端メチオニンと、hIL−4突然変異蛋 白質の天然のN−末端との間での挿入が、既述の例におけるN−末端改変の内の 好ましい態様である。 この種の発現産物の例は: である。 既述の態様の内のグリコシル化部位の欠失の好ましい態様は、位置38でのア スパラギンの、天然に存在する別のアミノ酸、好ましくはアスパラギン酸との置 換、および/または位置105でのアスパラギンの天然に存在する別のアミノ酸 、好ましくはアスパラギン酸との置換である。 この種の発現産物の例は: である。 hIL−4を、例えば大腸菌(coli)内での遺伝子操作による組換え 蛋白質(rhIL−4)として産生させることができる。この状況において形成 される蛋白質を可溶化させ、再生させ、そして単離することができる。その後に はこのrhIL−4は高い特異的生物学的活性を保持しており、この活性は例え ば、活性化されたT−細胞のDNA合成/増殖、もしくは活性化されたB細胞の CD23発現を測定することにより決定することができる[Kruse,N.e t al.、(1993)FEBS Lett.286、58−60;Kiku tani,H.et al.、(1986)Cell 47、657−665、 を参照されたい]。 hIL−4の成熟領域をコードするDNA領域を含むか、もしくはそれ自体が hIL−4成熟領域をコードするcDNAを獲得することに関しては、我々は、 Yokota,T.、Otsuka,T.、Mosmann,T.、Banch ereau,J.、DeFrance,T.、Blanchared,D.、D e Vries,J.E.、Lee,F.およびArai,K.I.(1986 )Proc.Natl.Acad.Sci.、USA 83、5894−589 8、およびその引用文献内に引用される刊行物を参考にしている。本文脈内では 「hIL −4の成熟領域をコードするcDNA」は、ほぼ同一数の塩基対を有するにもか かわらず、当該技術分野の現状における具体的方法において特定されるcDNA の突然変異体を構成するcDNAとしても理解されるが、ただし、これはそのh IL−4突然変異蛋白質(これらはそのDNAにより予測されるはずのものであ る)も同様にアンタゴニストもしくは部分的アゴニストであるとする場合のこと である。 本文脈では、hIL−4の成熟領域をコードするDNA領域の番号付に関して は、Garr.C.et al.、Biochemistry 1991、30 、1515−1523、に従っている。 hIL−4の成熟領域をコードするcDNAを、組換え的に調製したcDNA から(例えば、British Bio−Technology Ltd.社、 Oxford、England、からのもの)EcoRV/BamHI断片を切 り出すことにより単離することができる。このDNA断片を、合成オリゴヌクレ オチド(例えば、5’−CATGCACAAGTGCGATおよび5’−ATC GCACTTGTG)(これらはインターロイキン4の内の最初の4つのアミノ 酸コドンおよび更に、開始用メチオニンのためのコドンを含む)の添加と共に発 現ベクター内に挿入させる(例えば、発現ベクターpRTSpRC 109の内のNco lおよびBamHI開裂部位の間で)[Weigel.U.、Meyer ,M.、およびSebeld,W.(1989)Eur.J.Biochem. 180、295−300、を参照されたい]。 IL−4のアミノ酸配列変異体は、適切な改変ヌクレオチドをIL−4をコー ドするDNA内に導入させることによるか、もしくは所望のIL−4形態のイン ビトロ合成により作製される。このような変異体は、 例えば、IL−4アミノ酸配列内の残基の欠失もしくは挿入もしくは置換を含む 。この文脈では、欠失、挿入、および置換のいずれかの組み合わせが最終構築物 を獲得するのに適するが、ただしこれはその最終構築物が所望の性質を呈する場 合に限られる。アミノ酸改変はIL−4の翻訳後プロセシングも変化させること ができ:例えば、グリコシル化部位の数もしくは位置、膜付着性特性および/ま たはIL−4の細胞内局在性を、挿入、欠失、もしくは天然のIL−4のリーダ ー配列への他の幾つかの影響により変化させることができる。 IL−4のアミノ酸配列変異体を構築する際には、突然変異部位およびその突 然変異の性質は、変化させる予定のIL−4の特性(一つもしくは複数)に依存 する。突然変異部位は個別にか、もしくは連続的に、例えば、(1)最初には保 存的な意味で選択されたアミノ酸での、そしてそれに次いで一層劇的な代替アミ ノ酸(これは達成される結果に依存する)での置換、(2)標的残基の欠失、あ るいは(3)局在部位の近傍での残基の挿入により変化させることができる。 CunninghamおよびWells(Science、244:1081 −1085、1989)により記載される「アラニン−スキャニング突然変異誘 発」は、好ましい突然変異誘発部位としての特別なIL−4残基もしくは領域を 同定するのに適する方法である。この場合、ある残基もしくは標的残基の群を同 定し(例えば、Arg、Asp、His、Lys、およびGluのような荷電残 基)、そして細胞の内側もしくは外側の近接水性環境とアミノ酸との相互作用に 影響をもたらす目的で、中性もしくは陰性荷電アミノ酸(最も有利なものはアラ ニンもしくはポリアラニンである)による置換を行う。機能的に感受性を示す様 式でこれらの置換基と反応する領域をその後に、追加的変異体もしくは他の変異 体をその置換部位にかもしくはその置換部位の代わりに導入することにより調査 した。このことは、アミノ酸配列変化を導入するための部位が予め決定されるも のの、その変化自体の性質は予め決定する必要がないことを意味する。 従って、特別な部位での突然変異の効果を至適にさせる目的では、Alaスキ ャニングもしくはランダム突然変異誘発の方法を、標的コドンにおいてか、ある いは発現されるIL−4変異体を含む標的領域で実施することができ、これらの IL−4変異体については、所望される特性を獲得することに関する至適組み合 わせについての検査が実施される。 その結果、アミノ酸配列変異体を構築する際の2つの主な可変部位(すなわち 、突然変異の部位)および突然変異の性質が存在する。 概して、アミノ酸配列内の欠失のサイズは、約1〜30残基、好ましくは約1 〜10残基であり、そして通常の事例ではこれらは連続している。通常の事例で は、複数の欠損は、それらが互いに極近接して存在する場合にはアミノ酸残基に 影響を及ぼす。 連続欠失数は、作用を受ける領域内ではIL−4の三次元構造(例えば、シス テイン架橋形成、ベーター折り畳みシート構造、もしくはアルファ−ヘリックス )が保持されるように選択される。 アミノ酸配列内の挿入には、単一残基から最高で100もしくはそれを上回る 残基を含むポリペプチドまでの長さを有するアミノ−末端および/またはカルボ キシル−末端融合物、ならびに更には個別のもしくは数々のアミノ酸残基の挿入 (これらは、ある配列内に存在する)がある。中でも、ある配列内に位置する挿 入(例えば、IL−4配列内での挿入) は、約1〜10の残基、好ましくは約1〜5、そして至適条件下では約1〜3の 残基を含むことができる。末端挿入の例は、N−末端メチオニン残基を有するI L−4、組換え細菌細胞培養物中のIL−4の直接発現の人工産物、メチオニン と天然のN末端との間の一つもしくは複数の追加的アミノ酸の挿入であり、これ らはメチオニンの除去(例えば、細菌特異的プロテアーゼによる)およびIL− 4分子のN−末端への異種N−末端シグナル配列の融合を容易にさせることを目 的とし、組換え宿主細胞からの成熟IL−4の分泌およびポリアミノ酸(例えば 、ポリヒスチジン)の融合を促進させることを目的とし、IL−4の単離を容易 にさせることを目的とする。概してこれらのシグナル配列は宿主細胞タイプから 選択されるが、これらの細胞タイプについての見当は予めついており、かつその ためこれらのタイプと相同となる。適切な配列の例は、大腸菌(coli) についてはompA、ompT、phoA、molE、amp、もしくはpel Bであり、イースト細胞についてはアルファー因子、アミラーゼ、インベルター ゼ、キラー毒素、およびメリチン−プレプロペプチドであり、そして哺乳類細胞 についてはウイルス性シグナル(例えば、ヘルペス gD)である。 更に好ましいシグナル配列は、インターロイキン4の天然のシグナル配列であ る。 特に好ましいものとしては、その発現生物体自体により除去され、その結果イ ンターロイキン4突然変異蛋白質が天然のN−末端を保持することとなるシグナ ル配列が挙げられる。 シグナル配列の除去の後の、好ましい発現産物は: である。 IL−4の他の挿入変異体には、IL−4のN末端もしくはC末端への免疫原 性ポリペプチドの融合(例えば細菌性ポリペプチド(一例では、ベーターラクタ マーゼ)か、または大腸菌(colitrp遺伝子座によりコードされる 酵素、またはイースト蛋白質)、および更には、長い半減期を有する蛋白質(例 えば、免疫グロブリン非可変領域(もしくは他の免疫グロブリン領域)、アルブ ミン、またはフェリチン)とのC−末端融合物が含まれ、これらについては国際 公開第89/02922号(1989年4月6日に開示された)における記載を 参照されたい。 更に別の群の変異体はアミノ酸置換を有するものである。それらの変異体では IL−4分子中の少なくとも一つのアミノ酸残基が別の残基と置換されている。 天然に存在する残基は、それらが共通に保持する保持する側鎖特性に基づき複 数のクラスに配分される: 1)疎水性残基:Met、Ala、Val、Leu、およびIle; 2)中性親水性残基:Cys、Ser、およびThr; 3)酸性残基:Asp、およびGlu; 4)塩基性残基:Asn、Gln、His、Lys、およびArg; 5)鎖の配向に対して影響を有する残基:Gly、およびPro;ならびに 6)芳香族性残基:Trp、Tyr、およびPhe。 非保存的置換では、これらのクラスの内の一つの代表的なものを別のクラスの ものと交換することが必要とされる。 ポリペプチドの天然のグリコシル化パターンを変化させる場合には、中でもア ミノ酸残基置換が用いられる。「変化させる」は、天然のIL−4における炭水 化物骨格の内の一つもしくは複数の欠失、および/または天然のIL−4中には 存在しない一つもしくは複数のグリコシル化部位の添加を意味する。 通常ではポリペプチドのグリコシル化は、N−連結されるかもしくはO−連結 されるかのいずれかである。「N−連結される」は、アスパラギン残基の側鎖へ の炭水化物骨格のカップリングを意味する。トリ−ペプチド配列であるアスパラ ギン−X−セリンおよびアスパラギン−X−スレオニン(式中、Xは、プロリン を例外とするいずれかのアミノ酸であることができる)は、アスパラギン側鎖へ の炭水化物骨格の酵素的カップリングのための認識配列である。その結果、ある ポリペプチド中のこれらトリ−ペプチドの内の一つの存在により、有望なグリコ シル化部位が作製される。 「O−連結される」は、糖であるN−アセチルガラクトサミン、ガラクトース 、もしくはキシロースの内の一つの、ヒドロキシアミノ酸、中でもセリンもしく はスレオニンへのカップリングを意味するが、4−ヒドロキシプロリンおよび5 −ヒドロキシリシンを用いることもできる。 IL−4へのグリコシル化部位の添加は、この配列が一つもしくは複 数の上記のトリ−ペプチド配列を含むようにアミノ酸を変化させることにより難 無く実施される(N−連結されるグリコシル化部位)。この変化は同様に、天然 のIL−4配列への一つもしくは複数のセリンもしくはスレオニン残基の添加も しくは置換により実施され得る(O−連結されるグリコシル化部位)。操作を簡 素化するという点では、IL−4アミノ酸配列をDNAレベルでの変化を実施す ることにより、具体的には、所望されるアミノ酸に翻訳されるコドンが産生され るように予め選択された塩基でIL−4をコードするDNAを突然変異させるこ とにより変化させることが好ましい。類似の方法では、存在する一つもしくは複 数のトリ−ペプチド配列(N−連結されるグリコシル化のためのもの)は、炭水 化物骨格の欠失が所望される場合にはそのトリ−ペプチドの全部もしくは複数部 分を置換もしくは欠失させることにより改変させる。O−グルコシル化部位の場 合には、対応するアミノ酸を置換もしくは欠失させることによりその炭水化物骨 格に欠失を生じさせることができる。 そのポリペポプチドへの複数のグリコシドの化学的もしくは酵素的カップリン グは、IL−4中の炭水化物骨格数の増加のための更に別の選択である。これら の方法は、そのポリペプチドが、N−連結されるかもしくはO−連結されるグリ コシル化を実施することができる宿主細胞内で調製されることを必要としない限 りは有利なものである。用いられるカップリングメカニズムに依存し、糖(一つ もしくは複数)を、(a)アルギニンおよびヒスチジン、(b)遊離のカルボキ シル基、(c)遊離のスルフヒドリル基(例えば、システインのもの)、(d) 遊離のヒドロキシル基(例えば、セリン、スレオニン、もしくはヒドロキシプロ リンのもの)、(e)芳香族性残基(例えば、フェニルアラニン、チロシン、 もしくはトリプトファンのもの)、または(f)グルタミンのアミノ基、に連結 させることができる。これらの方法は国際公開第87/05330号(これは、 1987年9月11日に開示された)およびAplinおよびWriston( CRC Crit.Rev.Biochem.、pp.259−306[198 1])に記載されている。 既述の方法に加え、化学的もしくは酵素的手段を、天然のIL−4内に存在す る炭水化物骨格を除去するのに用いることもできる。化学的脱グリコシル化の場 合には、そのポリペプチドを、化合物トリフルオロメタンスルホン酸か等価化合 物に露出させることが必要とされる。この処理により連結用の糖(N−アセチル グルコサミンもしくはN−アセチルガラクトサミン)は別として、大半もしくは 全ての糖が除去される一方で、ポリペプチドは未処理のまま保たれる。化学的脱 グリコシル化は、Hakkimuddinら、Arch.Biochem.Bi ophys.、259:52(1987)、およびEdgeら、Anal.Bo pchem.、118:131(1981)により記載されている。そのポリペ プチド中の炭水化物骨格を、Thotakuraら(Meth.Enzymol .、138:350[1987])により記載される要領で、一連のエンドグリ コシダーゼおよびエキソグリコシダーゼを用いて酵素的に除去することができる 。 可能なグリコシル化部位でのグリコシル化は、Duskinら(J.Biol .Chem.、257:3105[1982])に記載される要領で、化合物ツ ニカマイシンを用いることにより回避することができる。ツニカナイシンは、蛋 白質−N−グリコシド結合の形成を遮断する。 IL−4の別の種類の共有結合的改変には、米国特許第4,640, 835号;第4,496,689号;第4,301,144号;第4,670, 417号;第4,791,192号、もしくは第4,179,337号に記載さ れる要領で、IL−4を様々な非蛋白質ポリマー(例えば、ポリエチレングリコ ール、ポリプロピレングリコール、もしくはポリオキシアルキレン)に連結させ ることが含まれる。 架橋に用いられる試薬、置換の度合い、および反応条件は、二官能性作用物質 を用いること、好ましくは一連の試薬(それ各々は異なる側鎖を有する)を用い ることによる実験により選択される。 インビボで循環する蛋白質の半減期を改善するのに用いられることが好ましい 、ある選択方法は、その蛋白質を、その蛋白質に一層長い半減期を付与するポリ マーに共役させるという方法である。従って、例えばポリエチレングリコール( PEG)のC1−NHへの共役反応は半減期を増加させる優れた方法であること が既に判明している。PEGは非免疫原性の直線非荷電ポリマーであり、酸化エ チレンの分子当たり3つの水分子を保持しているため、共役させた分子の流体力 学的特性は画期的に変化し得る(Maxfield et al.、Polym er)16:505−509(1975);Bailey,F.E.、et a l.、in:Nonionic surfactants[Schick,M. J.、Ed.]pp.794−821、1967)。治療学的に用いられる数々 の酵素が、それらのインビボ半減期を効果的に増加させる目的でPEGに連結さ れている(Abuchowski,A.et al.、J.Biol.Chem .252:3582−3586;Abuchowski,A.et al.、C ancer Biochem.Biophys.、7:175−186、198 4)。I L−2(インターロイキン2)のPEGへの連結は、循環系におけるそれらの生 存時間を延長させるばかりでなく、それらの効力も増加させることが報告されて いる(Katre,N.V.et al.、Proc.Natl.Acad.S ci.、84:1487−1491(1987);Goodson,R.et al.、Bio/Technology、8:343−346、1990)。P EGの他の分子への連結がそれらの免疫原性および毒性を低下させることが報告 されている(Abuchowski,A.et al.、J.Biol.Che m.252:3578−3581、1977)。 IL−4は更に、例えばコアセルベート技術によるかもしくは「界面重合」に より製造されるマイクロカプセル内(例えば、ヒドロキシメチルセルロースもし くはゼラチンマイクロカプセル類およびポリー[メチル メタクリレート]マイ クロカプセル類)か、コロイド状薬物放出系(例えば、リポソーム、アルブミン 微小球、ミクロエマルジョン、ナノパーティクル、およびナノカプセル)内か、 もしくはマクロエマルジョン内に含まれることもあり得る。このような技術は、 Remington’s Pharmaceutical Sciences、 16th edition、Osol,A.、Ed.(1980)、に記載され ている。 IL−4調製物は更に、抗体を単離する際(IL−4アッセイのための標準物 質として(例えば、放射性免疫アッセイ、酵素結合性免疫アッセイ、もしくは放 射性レセプターアッセイにおける標準物質としての使用のためにIL−4をラベ ル化することによる))、レセプター結合性アッセイ(競合性タイプのもの)の 際(親和性精製技術の際、および放 射性ヨウ化物、酵素、発蛍光団、スピンラベルなどでのラベル化を行う際)、の 使用にも適する。 IL−4変異体の特性を予測するのは困難であるため、至適変異体を獲得する 目的では、得られる変異体の所定のスクリーニングが必要とされることが理解さ れるであろう。従って、例えばIL−4分子の免疫学的特徴の変化(例えば、あ る特別な抗体に対する親和性)は競合的免疫アッセイにより測定される。この変 異体については、同一アッセイ中で観察される天然のIL−4の活性と比較する 際の、その活性の減少もしくは増幅に関わる変化についての調査が実施される。 その蛋白質もしくポリペプチドの特性における他の可能な変化(例えば、酸化還 元、または熱安定性、疎水性度、蛋白質分解に対する感受性、組換え細胞培養物 もしくは血漿中での安定性、または他では担体と共に凝集するかもしくは多量体 を形成する傾向)が、当該技術分野において記載される方法により決定される。 IL−4の治療用製剤および投与 新規の化合物は、インターロイキン4により媒介される過程を阻害するか、も しくはhIL−4と競合するかのいずれかを行う。従ってこれらの化合物は、過 剰であるかもしくは誤って調節される免疫反応、および自己免疫性疾患を治療す るのに適する。これらには更に、原発性および後発性の特徴の両方の免疫疾患も 含まれる。これに加え、このアンタゴニストを、移植術、および腫瘍性疾患の姑 息療法の両方にも利用することができる。これらの疾患には、例えば: − アレルギー (初期応答およびIgEにより媒介される応答の遮断;既知のアレ ルギーの症例における脱感作;アトピー性疾患;喘息発作に関連する緩和作用; 高IgE症候群)。 − 移植術 (臓器移植の際のHLA−DR発現の減少、GVHRの抑制、骨髄からの不 要成分の一掃を行った場合の使用) − 白血病およびIL−4レセプターを発現する充実性腫瘍 (過剰なオートクリンIL−4産生の減少;腫瘍成長の阻害) − 血小板の過剰産生に関連する逆調節 − 凝集障害の治療 (単球遮断を介する) − 脂質代謝の障害における使用 − 炭水化物平衡の障害の矯正 − 感染(敗血症)の際の免疫状態の改善、 がある。 水における可溶性が良好であるためIL−4突然変異蛋白質を、全身的および 局在的(すなわち、局所的)の両方で、中でも吸入用噴霧剤として利用すること ができる。この蛋白質を徐放性製剤として製剤することも可能である。短期療法 もしくは継続療法が、全療法形態の事例において可能である。 IL−4アンタゴニストの治療用製剤は、保存のためには、IL−4アンタゴ ニストを所望される度合いの純度を獲得した後に生理学的に許容される担体、補 助物質、もしくは安定剤と(Remington’s Pharmaceuti cal Sciences、上記引用文中)、親液性状態もしくは水溶液の形態 で混合することにより調製される。許 容される担体、補助物質、もしくは安定剤は、利用される用量および濃度ではレ シピエントに対して無毒性であり;それらには、緩衝液(例えば、リン酸塩、ク エン酸塩、および他の有機酸類;酸化防止剤(例えば、アスコルビン酸);低分 子量ポリペプチド(約10残基を下回るもの)、蛋白質(例えば、血清アルブミ ン)、ゼラチン、もしくは免疫グロブリン類;親水性ポリマー(例えば、ポリビ ニルピロリドン);アミノ酸(例えば、グリシン、グルタミン、アスパラギン、 アルギニン、もしくはリシン);単糖類、二糖類、および他の炭水化物類(例え ば、グルコース、マンノース、もしくはデキストリン);キレート剤(例えば、 EDTA);糖アルコール類(例えば、マニトールもしくはソルビトール);塩 形成性対イオン(例えば、ナトリウム)および/または非イオン性界面活性物質 (例えば、Tween、Pluronics、もしくはポリエチレングリコール (PEG))、がある。 インビボでの使用のためには、IL−4アンタゴニストを滅菌する必要がある 。これは、滅菌膜フィルターを通す濾過により(凍結乾燥および再構築の前もし くは後のいずれか)容易に達成される。IL−4アンタゴニストは通常は凍結乾 燥形態もしくは溶液として保存される。 徐放性を示す製剤の適切な例は、例えば、その蛋白質を含む固形疎水性ポリマ ーからできている半透性素材であり;これらの素材は成型品(例えば、フィルム コーティング錠もしくはマイクロカプセル)である。徐放性を示す素材の例は、 ポリエステル類、ヒドロゲル類[例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリ レート)(Langer et al.、J.Biomed.Mater.Re s.、15:167−277[1981]およびLanger、Chem.Te ch.、12:98−1 05[1982]により記載されている)もしくはポリ(ビニルアルコール)] 、ポリアクチド類(米国特許第3,773,919号、欧州特許第58,481 号)、L−グルタミン酸とガンマー−エチル−L−グルタミン酸とのコポリマー 類(Sidman et al.、Biopolymers、22:547−5 56[1983])、非分解性エチレン/酢酸ビニル(Langer et a l.、上記引用文中)、分解性乳酸/グリコール酸コポリマー(例えば、Lup ron DepotTM(乳酸/グリコール酸コポリマーと酢酸ロイプロリドか らできている注射用マイクロスフェア)、およびポリ−(D)−(−)−3−ヒ ドロキシ酪酸(欧州特許第133,988号)、である。ポリマー(例えば、エ チレン/酢酸ビニルおよび乳酸/グリコール酸)は、その分子を100日を上回 る期間の間放出させることができる一方で、幾つかのハイドロゲルの場合には、 蛋白質は比較的短い期間で放出される。被包化された蛋白質が比較的長期間体内 に留まる場合には、それらは37℃下での湿気により変性もしくは凝集を生じ、 その結果、生物学的活性の喪失および免疫原性の変化の可能性をもたらすことが ある。蛋白質を安定化させるための有意義な手法を、関与するメカニズムに従っ て開発することができる。例えば、凝集をもたらすメカニズムが、チオジスルフ ィド交換の結果としての分子内S−S架橋形成に基づくことが見いだされれば、 安定化はスルフヒドリル残基を改変させ、酸溶液から凍結乾燥させ、水分含有量 を制御し、適切な添加物を用い、そして特別なポリマー/マトリックス組成物を 開発することにより達成することができる。 徐放性を示すIL−4アンタゴニストの製剤は更に、リポソーム内に被包化さ れるIL−4アンタゴニストをも含む。IL−4アンタゴニス ト含有性リポソームは、それ自体既知の方法により調製される:ドイツ特許第3 ,218,121号;Epstein et al.、Proc.Natl.A cad.Sci.USA、82;3688−3692(1985);Hwang et al.、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、77:40 30−4034(1980);欧州特許第52,322号;欧州特許第36,6 76号;欧州特許第88,046号;欧州特許第143,949号;欧州特許第 142,641号;特開平59−118008号公報;米国特許第4,485, 045号および第4,544,545号;ならびに欧州特許第102,324号 。概してリポソームは小さな(約200〜800オングストローム)の単層タイ プのものであり、約30モル%のコレステロールを上回る脂質含有量を有し、か つ各事例におけるその比率は至適IL−4アンタゴニスト用に調節されている。 長期循環時間を呈するリポソームが米国特許第5,013,556号に開示され ている。 本発明の更に別の適用は、「成型品」へのIL−4アンタゴニストの取り込み に関する、これら後者のものは、急性循環不全状態の出現を調節もしくは予防す るために利用されることがある。実施例1 hIL−4突然変異蛋白質内の可能なN−グリコシル化部位の除去 アスパラギンが共役した2つのグリコシル化部位が天然のhIL−4アミノ酸 配列中の位置38および105に存在する。構造遺伝子中の対応コドンをアスパ ラギン酸のためのコドンで置換することができる。このことにより、得られるh IL−4突然変異蛋白質は、その遺伝子がイースト株内で発現する際にはN−グ リコシル化を受けなくなる。 hIL−4突然変異蛋白質のための構造遺伝子における2つのコドン置換(部 位特異的突然変異誘発)を、DengおよびNickoloff[Anal.B iochem.200:81(1992)]の方法に従い、クローニングベクタ ーpUC18を用いて実施した。構造遺伝子を変化させるのに必要とされる合成 オリゴヌクレオチドは、以下の配列を有していた: a) 位置38のアスパラギンのアスパラギン酸での置換については: b) 位置105のアスパラギンのアスパラギン酸での置換については: 所定のヌクレオチオド配列内での下線を施した位置はアスパラギン酸のための コドンを表す。 ヌクレオチド配列におけるコドン置換はDNA配列決定により確認した。変化 させた構造遺伝子をイースト発現ベクター内に挿入させ、そして適切な株内で発 現させた。実施例2 大腸菌(coli)中でのN−末端メチオニンを有さないIL−4突然変異 蛋白質の調製を目的とする位置(+2)でのアミノ酸の挿入 N−末端メチオニンを喪失しているIL−4突然変異蛋白質を調製する目的で 、大腸菌(coli)中ではN−末端メチオニンの除去をもたらす、あるア ミノ酸を、特異的メチオニンアミノペプチダーゼにより挿入した(Flinta et al.、Eur.J.Bioch em.154、193−196、1986)。このためには、ベクターRPR9 −IL4−Y 124D(封入物1)を、制限エンドヌクレアーゼXhoIおよ びBamHIで切断した。得られる約450bpの長さのDNA断片は、IL4 Y124D遺伝子のための配列情報およびそのベクターのatpE領域の短い( 約50bp)断片を含み、このDNA断片をアガロースゲル電気泳動により精製 し、そして、予めSalIおよびBamHIで切断してあったベクターM13m p18内に再クローン化させた。一本鎖DNAを調製し、そして以下のオリゴヌ クレオチドを用いるインビトロ突然変異誘発反応に供した: この突然変異誘発の結果、アミノ酸アラニン(コドンGCC)をIL4Y12 4D遺伝子の位置(+2)中に組み込ませる、それに加え、NcoI開裂部位( CCATGG)を、その後のスクリーニングおよび発現ベクター内へのクローニ ングを容易にさせる目的で、その遺伝子の5’末端に挿入する。このプラークを 、二本鎖M13 RF DNA(複製性形態)を用いる制限分析によりスクリー ニングした。陽性クローンを、酵素NcoIおよびBamHIでの制限消化によ り同定した。それに加え、正しい配列を配列決定により確認した。 約400bpの長さのDNA断片を選択されたM13mp18クローンから co IおよびBamHIで切り出し、アガロースゲル電気泳動により精製し、そ して同様に予めNcoIおよびBamHIで切断してあったベクターpTrc9 9A(Pharmacia P−L Biochemicals社から市販品と して入手可能である)内にクローン化させた。大腸菌(coli)細胞(T G1)を、このクローニ ングから取得され、かつアンピリシン含有性栄養培地上で選択されたベクターp APH100(IL4Y125D)で形質転換させた。蛋白質の発現、およびそ の精製により、N−末端メチオニンを欠失するIL−4突然変異蛋白質がもたら された。実施例3: イースト細胞の発酵栄養溶液: 以下の栄養溶液を、hIL4突然変異蛋白質を発現するイースト細胞を培養す るのに用いた: これらの成分を脱塩水中に混合し、そしてpHを5.5に調節した。この混合 物を121℃で20分間滅菌した。グルコースを必要量の1/5の脱塩水中に溶 解した上でこの溶液を別に滅菌し、そして冷ました後にこれを残りの栄養溶液に 添加した。株保存物: 全イースト形質転換体の株保存物は、予備培養物の2mlのアリコー トを採取し、そしてそれらを液体窒素中に保存することにより貯蔵した。予備培養物: 予備培養物の発酵は、200mlのSD2栄養溶液を含む1リットルの震盪フ ラスコ内で実施した。この栄養溶液に、株保存物、もしくはSD2アガープレー トからの単一コロニーを接種した。この培養物を26〜30℃で2〜3日間、持 続的に震盪させながらインキュベートした。主培養物の発酵: 主培養物の発酵は、Sc6栄養溶液中、10リットルの撹拌タンク発酵器を用 いて実施した。この栄養溶液に、3〜5%容積の予備培養物(この生物量はその 予備培養物から遠心分離により取り出し、そして接種前にSc6培地中に再懸濁 させたものである)を接種した。10リットルの主培養物のための発酵条件は以 下のとうりであった: 温度 26〜30℃ 撹拌機回転速度 600rpm エアレーション速度 0.5vvm pH設定値 5.5(5N NaOHおよび5N H2SO4で調節する) 発酵時間の5時間目以降、この培養物に継続的にグルコースおよびイースト抽 出物の供給を行った。この供給速度はその培養物の呼吸率(RQ値)を基に調節 した。このRQ設定値は1.0であった。供給溶液は以下の組成を含んでいた: グルコース 500g/l ディフコ(Difco)イースト抽出物 75g/l。 これらの構成成分を別々に脱塩水に溶解し、そしてそれらの溶液を121℃で 20分間滅菌した。これら2つの溶液を冷ました後に合わせた。 誘導させたGal10プロモーター、もしくはGal10プロモーターの誘導 体を用いる際には、誘導は供給溶液中の炭水化物をグルコース(500g/l) からガラクトース(500g/l)へと変化させることにより実施した。この後 には供給速度はもはやRQ値に基づいて調節されるわけではなくなった。供給速 度は手動操作により誘導時の供給速度の値の2倍になるように調節した。Gal 10プロモーターの誘導は通常、約48時間の発酵期間の後に実施された。細胞の回収: 発酵終了後(80〜120時間)、発酵器の内容物を10〜15℃に冷まし、 そして細胞内発現の場合には、このイースト細胞を標準的遠心分離技術(例えば 、バケット型遠心機)を用いて回収した。遠心分離の後に取得された細胞量は、 それを滴下により液体窒素に直接添加することにより凍結ペレット化させ、そし て−80℃に保存した。このような方法で予め処理された生物量からの産物を精 製した。異種蛋白質が培養用ブイヨン内に分泌される場合には、このイースト細 胞を標準的遠心分離技術(例えば、バケット型遠心機)を用いるか、もしくはバ ッチミクロ濾過法(例えば、Filtron−Minisetteシステム)に よりその培養用ブイヨンから分離した。必要であらば、その培養用ブイヨンを濾 過により滅菌した。無細胞培養用ブイヨンからの産物を後続精製にかけた。実施例4 大腸菌(coli)の発酵栄養溶液: hIL−4突然変異蛋白質を発現する大腸菌(coli)形質 転換体は、以下の組成のLB栄養溶液中で培養した: バクト(Bacto)トリプトン 10g/l バクト(Bacto)イースト抽出物 5g/l Nacl 10g/l。 これらの構成成分を脱塩水に溶解し、そしてその溶液を121℃で20分間滅 菌した。接種の前には形質転換体を選択するのに適する抗生物質(例えば、その ベクターに用いられる選択用マーカーに依存して、100mg/l のNa ア ンピシリンもしくは50mg/lの硫酸カナマイシン)を滅菌条件下でその栄養 溶液に添加した。株保存物: 全大腸菌(coli)形質転換体の株保存物は、予備培養物の2mlアリ コートを採取し、そしてそれらを液体窒素中に保存することにより貯蔵した。予備培養物: この予備培養物の発酵は、200mlのLB栄養溶液を含む1リットルの震盪 フラスコ内で実施した。この栄養溶液に、株保存物もしくはLBアガープレート からの単一コロニーを接種した。これらの培養物を30℃で12〜18時間、持 続的に震盪させながらインキュベートした。主培養物の発酵: 主培養物の発酵は、LB栄養溶液中、10リットルの撹拌タンク発酵器を用い て実施した。この栄養溶液に、1〜5%容量の予備培養物(この生物量はその予 備培養物から遠心分離により取り出し、そして接種前にLB培地中に再懸濁させ たものである)を接種した。10リットルの主培養物のための発酵条件は以下の とうりであった: 撹拌温度 30℃(温度誘導性プロモーターを用いる場合) 37℃(IPTG−誘導性ベクターを用いる場合) 撹拌機回転速度 500rpm エアレーション速度 0.5vvm。 生物量の成長をモニターする目的で、滅菌試料を約1時間の間隔で培養用ブイ ヨンから取り出し、そしてそれらの光学密度を600nm(OD600)で決定 した。この培養物を、0.8〜1.2のOD600が達成された時点で誘導させ た。誘導は、予め選択されたプロモーターに依存して以下のように実施した: 温度誘導: 30℃から42℃への発酵温度の上昇 IPTG誘導: 0.4mMの濃度までのイソプロピル−β−D−チオガ ラトピラノシド(IPTG)の滅菌添加。 誘導時間は典型的には4〜8時間であった。細胞の回収: 発酵終了後(6〜14時間)、発酵器の内容物を10〜15℃に冷まし、そし て細菌細胞を標準的遠心分離技術(例えば、バケット型遠心機)を用いて回収し た。遠心分離後に取得された細胞量を適切な場合には暫定的凍結状態で保存した 。このような方法で予め取得された生物量からの産物を精製した。実施例5 構成プロモーターを用いるイースト細胞内でのインターロイキン4突然変異体蛋 白質の発現 hIL−4突然変異体蛋白質をコードする遺伝子および構成プロモーター(例 えば、アルファー交配因子プロモーター、GAPDHプロモー ター、もしくはTPIプロモーター)を含む発現ベクターを宿すイースト形質転 換体を、28℃下、10リットルスケールで培養した。発酵中、hIL−4突然 変異体蛋白質の発現についての定性的検査を行うためにはSDS−PAGEを用 いた。総発酵時間は96時間であった。発酵の最終時に達成された生物量濃度は 27gの乾燥重量/lであった。細胞を遠心分離により予め取り出した後(15 分間、6,500×g、4℃)、および濾過による滅菌の後、無細胞培養ブイヨ ンからの産物を精製した。実施例6 誘導性プロモーターを用いるイースト細胞内でのインターロイキン4突然変異蛋 白質の発現 hIL−4突然変異体蛋白質をコードする遺伝子および誘導性プロモーター( 例えば、Gal10プロモーターもしくはGal10プロモーターの誘導体)を 含む発現ベクターを宿すイースト形質転換体を、28℃下、10リットルスケー ルで培養した。48時間の発酵期間の後、誘導を、供給溶液中の炭水化物をグル コースからガラクトースに変化させることにより実施した。発酵中、hIL−4 突然変異体蛋白質の発現についての定性的検査を行うためにはSDS−PAGE を用いた。総発酵時間は96時間であった。発酵の最終時に達成された生物量濃 度は24gの乾燥重量/lであった。細胞を分離により取り出した後、および濾 過による滅菌の後、無細胞培養ブイヨンからの産物を精製した。 hIL−4突然変異蛋白質発現のためには他の誘導性プロモーターもこの方法 に類似の方法で利用することができる。選択されたプロモーターの性質に依存す る適切な誘導技術を利用する必要がある。実施例7 誘導性プロモーターを用いる大腸菌(coli)内でのインターロイキン4 突然変異蛋白質の発現 hIL−4突然変異体蛋白質をコードする遺伝子および誘導性プロモーター( 例えば、λpLプロモーターもしくはλpLプロモーターの誘導体)を含む発現 ベクターを宿す大腸菌(coli)形質転換体を、LB栄養溶液中、10リ ットルスケールで培養した。そのLB栄養溶液に100mg/lのNa アンピ リシンを添加することにより(=LB+Amp栄養溶液)このベクター含有性細 胞を選択した。主培養物バッチに、LB+Amp栄養溶液中、5%容積の14時 間令の予備培養物を接種した。発酵初期には、発酵温度は30℃であり、そして 温度感受性プロモーターを誘導する目的で0.8〜1.2のOD600が達成さ れた後に温度を42℃に上昇させた。発酵中、hIL−4突然変異体蛋白質の発 現についての定性的検査を行うためにはSDS−PAGEを用いた。4〜6時間 の誘導時間の後に、この培養用ブイヨンを10〜15℃に冷ますことにより発酵 を停止させた。発酵最終時に達成された生物量濃度は約5gの新鮮重量/lであ った。この大腸菌(coli)をバケット型遠心機(15分、6,500× g、4℃)内での遠心分離により回収し、そしてその細胞量を、直接滴下により 液体窒素に添加することにより凍結ペレット化させた。この方法で深冷凍結させ てある生物量を、その後に−80℃に保存した。この方法で処理した生物量から の産物を精製した。 大腸菌(coli)内でhIL−4突然変異蛋白質を発現させるためには 、この方法に類似の方法で他の誘導性プロモーターが利用されることもある。選 択されたプロモーターの性質に依存する適切な誘導 技術を利用する必要がある。実施例8 IL−4突然変異蛋白質の精製細胞破壊および封入体の単離 実施例7からの25gの大腸菌(coli)湿潤量を200mlの緩衝液 (0.1M リン酸緩衝液、pH7.3、0.1% Triton、1mM E DTA、1μg/ml ペプスタチン)中に入れ、そして超音波処理(Bran son B15 音波発生器)により破壊した。この産物を含む封入体を遠心分 離(35,000×g、20分)により単離し、そして追加的に4M 尿素を含 む破壊用緩衝液中で洗浄した。産物の可溶化および亜硫酸分解 洗浄した封入体を125mlの緩衝液(0.2M Tris、pH8.1、8 M 塩酸グアニジン)中に溶解した。4gの亜硫酸ナトリウムおよび2gの四チ オン酸カリウムを添加し、そしてその反応混合物を2時間撹拌した。反応終了後 に非溶解の構成成分を遠心分離(35,000×g、20分)により除去した。ゲル濾過 この上清をゲル濾過カラム(Sephacryl S−300 HR、Pha rmacia社、10×90cm)にかけ、そして6M 塩酸グアニジンを含む PBS緩衝液中、280ml/時間の流速でのゲル濾過に供した。産物含有性分 画をSDS−PAGEにより同定し、そしてそれらの分画を合わせた。再生 その分子を還元する目的でβ−メルカプトエタノール(最終濃度 15mM) を添加した。室温での2時間のインキュベーションの後、その混合物を水で5倍 に希釈し、そして緩衝液(3mM NaH2PO4、7mM Na2HPO4、2m M KCl、120mM NaCl)に対して3〜4日間透析した。濃縮 透析した物質を酢酸でpH5に調節し、そしてその伝導率を水を添加すること により≦10mS/cmにまで低下させた。50mlのCM Sepharos e−FF(Pharmacia社)(これは25mMの酢酸アンモニウム、pH 5.0、で平衡化させてある)を撹拌しながらその混合物に添加する。非結合物 質を濾過して除去し、そしてそのゲルを用いてカラムの充填を行った。産物を、 25mMの酢酸アンモニア中の0〜1M NaClの直線濃度勾配液、pH5. 0、で、300ml/時間の流速で溶出した。産物含有性分画をSDS−PAG Eによるか、もしくは分画用RPクロマトグラフィーにより同定した。最終精製 CMセファロースのプールを、0.1%のTFAで平衡化させたVydac C−4カラム(1×25cm、10μm)にかけ、そしてアセトニトリルの増加 濃度勾配液で溶出した。純粋産物を含む分画を合わせ、そして凍結乾燥した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 38/00 ABA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,EE,FI,HU,JP,KP,KR,K Z,LK,LT,LV,MG,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,UA, US,UZ,VN (72)発明者 ヘルライン, ハンス−デイートリヒ ドイツ連邦共和国デー−42113ブツペルタ ール・パウル−エールリヒ−シユトラーセ 20 (72)発明者 ボイニンク, ユルゲン ドイツ連邦共和国デー−42329ブツペルタ ール・シユピツツベークシユトラーセ29 (72)発明者 アペラー, ハイナー ドイツ連邦共和国デー−42115ブツペルタ ール・クラウデイウスベーク3 (72)発明者 ベールマン, ヘルマン ドイツ連邦共和国デー−42349ブツペルタ ール・マストベーク3アー (72)発明者 ゼバルト, バルター ドイツ連邦共和国デー−97074ビユルツブ ルク・マイアー−オルベルスレーベン−シ ユトラーセ7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ヒトインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストと しての、位置121、124、もしくは125での置換に加え、N−末端および /またはC−末端にも改変が存在し、そして/あるいは可能なグリコシル化部位 がその分子から欠失しており、そして/あるいは突然変異蛋白質が非蛋白質ポリ マーに共役させてあることを特徴とする、ヒトインターロイキン4突然変異蛋白 質。 2. 請求の範囲1に記載の物質を含んでなる医療薬。
JP8503644A 1994-07-01 1995-06-19 ヒトインターロイキン4のアンタゴニストもしくは部分的アゴニストとして用いられる新規hIL−4突然変異蛋白質 Pending JPH10502360A (ja)

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