JPH0488984A - 組換え型ミンク成長ホルモン遺伝子、組換え型ミンクプレ成長ホルモン遺伝子、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換プラスミド、及び、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換大腸菌 - Google Patents

組換え型ミンク成長ホルモン遺伝子、組換え型ミンクプレ成長ホルモン遺伝子、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換プラスミド、及び、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換大腸菌

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JPH0488984A JP20384690A JP20384690A JPH0488984A JP H0488984 A JPH0488984 A JP H0488984A JP 20384690 A JP20384690 A JP 20384690A JP 20384690 A JP20384690 A JP 20384690A JP H0488984 A JPH0488984 A JP H0488984A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ミンク成長ホルモンに関するものであり、特
に、組換え型ミンク成長ホルモン、組換え型ミンク成長
ホルモン構造遺伝子、組換え型ミンクプレ成長ホルモン
、組換え型ミンクプレ成長ホルモン構造遺伝子、組換え
プラスミド、組換え型ミンク成長ホルモン及び組換え型
ミンクプレ成長ホルモンの製造法に関するものである。
[従来の技術] 成長ホルモンは、脳下垂体好酸性細胞で産生されるペプ
チドホルモンである。
ホ乳類の成長ホルモンは脳下垂体前葉において生産され
るが、それらの活性ならびに構造は、例えば、ヒト、ウ
シ、ブタ、ヒツジ等で既に知られている。このホルモン
の生物学的活性には著明な種差があり、霊長類には霊長
類のもののみが有効であることがわかっている。また、
免疫学的にも種差があり、ヒトの成長ホルモンに対する
抗体はウシのものと交差反応を示さない。
成長ホルモンの主な生理作用はその名前のごとく、身体
の多くの生体組織・器官に作用して、成長を促進するこ
とである。また、成長促進の他、タンパク貿同化促進作
用、脂質代謝等の同化作用にも影響を与えることが知ら
れている。
成長ホルモンを動物に投与した場合、動物の成長速度、
体重増加及び肉生産を著しく増大させることがかつてか
ら知られていた。しかしながら、天然の成長ホルモンは
脳下垂体に掻く微量にしか含まれておらず、遺伝子組換
え技術の開発によってその構造決定及び微生物における
組換えホルモンの生産がヒト、ウシ等で早くから試みら
れていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ミンク成長ホルモンについては、ホルモンタン
パク質が単離されたという報告はなく、ホルモンタンパ
ク質及び遺伝子の構造は全く解析されていない現状であ
った。成長ホルモンの生物学的活性には前述のように著
明な種差があることから、ミンクの養殖において、ミン
ク成長ホルモンの研究開発が望まれていた。
そこで上記の問題を鑑み、本発明者らは、遺伝子組換え
技術を利用したミンク成長ホルモンの構造解析を行い、
将来の大量供給を目的として本発明の完成に至った。
さらに付言すると、本発明によって、ミンク成長ホルモ
ン構造遺伝子をクローニングして、塩基配列を決定する
だけでなく、ミンク成長ホルモンのアミノ酸配列が解明
され、ミンク成長ホルモンの大腸菌等の微生物による生
産が可能になり、多様な生理作用を持つミンク成長ホル
モンのさらに詳しい生理作用の研究に役立つとともに、
その応用範囲の広がることも予想される。
部ち、ミンク成長ホルモン遺伝子に関して、本発明者ら
がミンクプレ成長ホルモン遺伝子をj#離し構造を決定
し、ミンク成長ホルモンの構造についてもこれを解明し
たものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の発明に係る組換え型ミンク成長ホルモン
又は組換え型ミンクプレ成長ホルモンは、ミンク脳下垂
体に存在するmRNA由来のものである。
第2の発明に係る組換え型ミンク成長ホルモンは下記の
アミノ酸配列の全部又は一部を有するものである。
Phe−Pro−AIa、−Met−Pro−Leu−
5er−5er”Leu−PheAla−^sn−Al
a−Val−Leu−Arg−Ala−Gln−)1i
s−LeuH1s−G In−Leu−^1a−^1a
−Asp−Thr−Tyr−Lys−八5p−Phe−
Glu−Arg−Ala−Tyr−11e−Pro−G
lu−Gly−Gln−455〇 八へg−Tyr−5er−11e−Gln−Asn−A
la−Gln−Ala−^1a−Phe−Cys−Ph
e−5er−Glu−Thr−11e−Pro−Ala
−Pro−Thr−Gly−Lys−Asp−Glu−
^1a−Gln−Gln−Arg−5er−758゜ ^sp−Met−Glu−Leu−Arg−^rg−P
he−5er−Leu−Leu−Leu−11e−Gl
n−5er−Trp−Leu−Gly−Pro−Val
−GlnPhe−Leu−5er−Arg−Val−P
he−Th100Phe−Leu−5er−Ar   
             110Val−Phe−G
ly−Thr−5er−Asp−^rg−Val−Ty
r−Glu−Lys−Leu−Lys−Asp−Leu
−Glu−Glu−Gly−11e−Gin^1a−L
eu−Met−^rg−Glu−Leu−Glu−^5
p−Gly−5er−Pro−Arg−A 1a−G 
1y−Pro−11e−Leu−Lys−G 1n−T
hr−Tyr−Asp−Lys−Phe−Asp−Th
r−^5n−Leu−八rg−5erへ55     
            160Asp−八5p−Al
a−Leu−Leu−Lys−八5n−Tyr−G 1
y−Leu−Leu−5er−Cys−Phe−Lys
−Lys−八5p−Leu−His−Lys−Ala−
Glu−Thr−Tyr−Leu−^rg−Val−M
et−Lys−Cys−Arg−^rg−Phe−Va
1−Glu−5er−5er−Cys−Ala−Phe
第3の発明に係る組換え型ミンク成長ホルモン構造遺伝
子は、第2の発明のアミノ酸配列をコードするものであ
る。
第4の発明に係る組換え型ミンクプレ成長ホルモンは、
下記のアミノ酸配列の全部又は一部を有するものである
Met−^1a−^1a−Gly−Pro−Arg−A
sn−Ser−Met−Leu−Leu−Val−Ph
e−^1a−Leu−Leu−5er−Leu−Pro
−Trp−Pro−Gln−Glu−Val−Gly−
八1a−Phe−Pro−^1a−MetPro−Le
u−5er−5er−Leu−Phe−^1a−八5n
−Ala−Va1Leu−^rg−Ala−Gln−H
is−Leu−His−Gln−Leu−Ala^1a
−^5p−Thr−Tyr−Lys−Asp−Phe−
Glu−八rg−Ala−Tyr−11e−Pro−G
lu−Gly−Gln−^rg−Tyr−5er−11
eGIn−へsn−^1a−Gln−Ala−八1a−
Phe−Cys−Phe−5erGlu−Thr−11
e−Pro−Ala−Pro−Thr−Gly−Lys
−AspGlu−Ala−Gin−Gin−へrg−5
er−八sp−Met−Glu−Leu−^rg−^r
g−Phe−5er−Leu−Leu−Leu−11e
−Gln−5er−Trp−Leu−Gly−Pro−
Val−Gln−Phe−Leu−5er−Arg−V
al−Phe−Thr−Asn−5er−Leu−Va
l−Phe−Gly−ThrSer−^sp−Arg−
Val−Tyr−Glu−Lys−Leu−Lys−A
sp−Leu−Glu−Glu−Gly−11e−Gl
n−Ala−Leu−Met−Arg−Glu−Leu
−Glu−Asp−Gly−5er−Pro−^rg−
^1a−Gly−Pro−11e−Leu−Lys−G
ln−Thr−Tyr−^s p −L ys −P 
h e −175’                
180Asp−丁hr−Asn−Leu−へrg−5e
r−八sp−^5p−Ala−Leu+85     
            190Leu−Lys−As
n−Tyr−Gly−Leu−Leu−5er−Cys
−PheLys−Lys−へ5p−Leu−His−L
ys−八1a−Glu−Thr−TyrLeu−^rg
−Vat−Met−Lys−Cys−八rg−Arg−
Phe−Va1Glu−5er−5er−Cys−Al
a−Phe第5の発明に係る組換え型ミンクプレ成長ホ
ルモン構造遺伝子は、第4の発明のアミノ酸配列をコー
ドするものである。
第6の発明に係る組換えプラスミドは、第2の発明のア
ミノ酸配列の全部又は一部をコードする組換え型ミンク
成長ホルモン構造遺伝子を含有するものである。
第7の発明に係る組換えプラスミドは、第4の発明のア
ミノ酸配列の全部又は一部をコードする組換え型ミンク
プレ成長ホルモン構造遺伝子を含有するものである。
第8の発明に係る微生物は第6又は第7の発明に記載の
組換えプラスミドを含むものである。
第9の発明に係る組換え型ミンク成長ホルモン及び組換
え型ミンクプレ成長ホルモンの製造法は、第1の発明に
記載の組換え型ミンク成長ホルモン又は組換え型ミンク
プレ成長ホルモンをコードする遺伝子を組み込んた組換
えプラスミドを含有する微生物を培養基中にて培養し、
該培養基中に蓄積された請求項1の組換え型ミンク成長
ホルモン又は組換え型ミンクプレ成長ホルモンを分離精
製するものである。
本発明をさらに詳しく説明すると、ミンクから摘出した
脳下垂体組織をグアニジウムチオシア床−ト溶液中で破
砕し、遠心分離によりRNA分画を集め、得られたRN
A分画をオリゴテックス・dT30 (日本合成ゴム社
製)にてポリ(^)末端を有するポリ(A)″RNA 
(mRNA)を濃縮した。このmRNAから、cDNA
合成キット(ファルマシア社製)を用いて、cDNAを
得た。次に、得られたcDNAを脱リン酸化されたEc
oRI末端を持つプラスミドpUc19に連結して、ミ
ンク成長ホルモン構造遺伝子(cDNA)を含むDNA
釦を完全な環状DNA構造のプラスミドとして完成した
本発明者らは、得られたプラスミドpKS−mGH59
を大腸菌JM109株に導入して、37℃で培養し、ア
ンピシリンを含む寒天培地上に育成したコロニーに対し
て、ブタ成長ホルモンのcDNAの制限酵素Rsa I
及びPvul+処理によって得られる 435塩基対の
DNA断片をプローブとしてコロニーパイプリダイセイ
ションを行うことにより複数個の陽性コロニーを得た。
第1図に示されているのは本発明によって初めて明らか
にされたミンク成長ホルモン構造遺伝子の全塩基配列で
あり、請求項4で示したアミノ酸配列をコードする領域
を含んでいる。その構造から、N末端側にシグナルベブ
チト部分と思われるアミノ酸26残基が存在し、本発明
において初めてミンク成長ホルモンの構造が解明された
なお、形質転換体として本プラスミドpKSmGH59
を導入した大腸菌(JM109株)は寄託番号 徴工研
菌寄第11643号として、工業技術院微生物工業技術
研究所に寄託済みである。
さらに付言すると、本発明のミンク成長ホルモン構造遺
伝子及びミンクプレ成長ホルモン構造遺伝子は、これを
利用することにより、適当な宿主(例えば大腸菌、枯草
菌、酵母等)において、ミンク成長ホルモンあるいはミ
ンク成長ホルモン様ポリペプチドが生産可能であること
を意味するものである。すなわち、本発明で得られた遺
伝子を適当な宿主内で調節可能な遺伝子配列(例えばt
ac 、 trp 、λPLと呼ばれるプロモーター)
を含んだ組換えプラスミドを導入し形質転換すれば、そ
のポリペプチドの生産はプロモーターの支配下におかれ
、人為的にその生産を調節することが可能となるという
ことである。
[作用] 本発明における成長ホルモン及びその誘導体によって養
殖ミンクの成長を促進させることが可能となる。
[実施例] 以下に本発明の具体的な実施例を示す。
実施例1 ミンク脳下垂体からの全ポリ(^)・RNA
の単離 ミンク脳下垂体からポリ(八)+RNへのIlmは、グ
アニジウム・チオシアネート法(モレキュラー・クロー
ニング(Molecular Cloning)、2n
d ed。
1989)  に従い下記のごとく調整した。
ミンクの凍結脳下垂体870mg (約40個体分)を
4 Mグアニジウム・チオシアネート(和光紬薬工業社
製(以下「和光」と略記) ) 、 O,1M Tri
sHCI (pH7,5)、1%β−メルカプトエタノ
ール熔液5Illl中で、ホモゲナイザーにて破砕、可
溶化した。このホモゲネートを18G注射針に数回通し
、染色体由来のDNAを分断した。この溶液を57Mセ
シウムクロライド(和光) 、 0.OIM E DT
A(pH7,5)の溶液上に、この溶液の約2倍量とな
るように静かに重層し、日立王様社製RPS27−30
−ターで26.000回転で12時間遠心することによ
りRNAの沈殿を得た。この沈殿を70にエタノールで
注意深く洗浄し、10mM  Tris−HCI (p
H8,0)。
mM  EDTAi液に懸濁した後、エタノール沈殿を
行った。得られた沈殿を蒸留水40μlに懸濁し、その
内の20μlを10mM  Tris−HCI、  1
 mM  EDTA、0.1!ksDs溶液100μl
と混合した後、オリゴテックス・dT30 (日本合成
ゴム社製)ゲル溶液100μlと混合した。
この溶液を65℃、5分間加熱後、水中にて急冷し、5
MNaC1を22μl加えた。さらに、この溶液を37
℃、10分間保温した後、ポリ(A)+RNAか吸着し
たゲルを遠心にて沈殿させ、上清を取り除いた後、10
+IIMTris−)ICI (pH7,5) 、  
1 mM  E  D  TA、0.1零 SDS溶液
iooμlに再懸濁し65℃、5分加熱後、遠心により
mRNAを上清中に解離させた。得られたmRNAはエ
タノール沈殿後、20μlの蒸留水に溶解しc DNA
の合成に用いた。
実施例2.cDNA合成とベクタープラスミドへの組み
込み。
cDNAの合成とへフタ−への組み込みは、ファルマシ
ア社製のcDNA合成キットを用い下記のごとく行った
実施例1て調整したmRNA (2μg)溶液20μl
を65℃、10分間加熱した後、水中にて急冷し、ファ
ーストストランド・リアクションミックス溶液にlμI
のDDT i液とともに加え、37℃、1時間反応させ
た。この溶液をセカンドストランド・リアクションミッ
クス溶液に加え12℃で1時間、続いて22℃で1時間
反応させた。次に、1μlのフレノウ・フラグメントを
加え、37℃で30分間反応させた後、フェノール/ク
ロロフォルム処理を行い、その上層をスパンカラムにて
精製した。得られたcDNA溶液にEcoR[/ No
t Iアダプター溶液2μl、ATP溶液1μl、T4
  DNAリガーゼ溶液3μIを加え12℃にて一晩反
応させた後、フェノール/クロロホルム処理とスパンカ
ラムにて精製した。
上記のごとく調整したcDNAを05μgの脱リン酸化
されたEcoRT末端を持つプラスミドpUC19に連
結し、ミンク成長ホルモン遺伝子を含むプラスミド・ラ
イブラリーを作製した。
実施例3 ミンク成長ホルモンcDNA組換えプラスミ
ドの選択とc DNA部分の塩基配列上記のごとく得ら
れた組換えプラスミド・ライブラリーを大腸菌JM10
9株に、PEG法(Chungら、プロシーディング・
オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(P
roc、 Natl、 AcadSci、)、 US八
、 86.2172(1989)に従い形質転換し、ア
ンピシリン耐性を示す約1,200個のコロニーをニト
ロセルロース・メンプラン(アマジャム社製)に固定し
た。そして、ブタ成長ホルモンcDNAを制限酵素Rs
al及びpvul+処理によって得られる435塩基対
よりなるDNA断片をポースラディシュ・ペルオキシダ
ーゼ(アマジャム社製)で標識し、これをプローブとし
てコロニー・ハイブリダイセイションを行った所、4個
の陽性コロニーか得られた。
これらのコロニーより組換えプラスミドを抽出し制限酵
素による分析を行った所、その全てについて、同じよう
なりNA断片の挿入が認められた。その結果を第2図に
示す。そして、はぼ完全長のcDNA部分の長さと推定
されたクローンであったpKS−mGH59について、
ジブオキシン去(Sangerら、プロシーディング・
オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(P
rocNatl、 Acad、 Sci、)、υS^、
 74.5463(1977))に従いミンク成長ホル
モンの塩基配列を決定した。第1図にcDNA部分の塩
基配列とアミノ酸配列を示す。
[発明の効果コ 本発明は以上説明したとおり、本発明によって初めて解
明されたミンク成長ホルモンのアミノ酸配列をもとにし
て、その全部または一部のアミノ酸配列をコードするデ
オキシリボヌクレオチド連鎖を含む種々の発現ベクター
を構築し、それぞれを適切な形質転換体として大腸菌、
枯草菌、光合成細菌、酵母または動物細胞等に導入して
のち培養することにより各種の形質転換体より組換え型
ミンク成長ホルモンを容易にしかも大量に得ることが出
来るという効果がある。
へ丁0OCTOCTCOTCCT Llet ^1m Ala Gly Pr。
【図面の簡単な説明】
$1図はミンク成長ホルモンを含む相補i1 D NA
部分の全塩基配列とその配列から明らかとなったアミノ
酸配列図、第2図はミンク成長ホルモン相補MDNAを
含む部分の制限酵素切断地図である。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 0CcaCGAATTc  3’ 第1図 手続補正書(自発) 平成2年10月11日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ミンク脳下垂体より分泌されるmRNA由来の組
    換え型ミンク成長ホルモン又は組換え型ミンクプレ成長
    ホルモン。
  2. (2)下記のアミノ酸配列の全部又は一部を有するポリ
    ペプチドである組換え型ミンク成長ホルモン。 【遺伝子配列があります。】
  3. (3)請求項2のアミノ酸配列をコードする組換え型ミ
    ンク成長ホルモン構造遺伝子。
  4. (4)下記のアミノ酸配列の全部又は一部を有するポリ
    ペプチドである組換え型ミンクプレ成長ホルモン。 【遺伝子配列があります。】 【遺伝子配列があります。】
  5. (5)請求項4のアミノ酸配列をコードする組換え型ミ
    ンクプレ成長ホルモン構造遺伝子。
  6. (6)請求項2のアミノ酸配列の全部又は一部をコード
    する組換え型ミンク成長ホルモン構造遺伝子を含有する
    組換えプラスミド。
  7. (7)請求項4のアミノ酸配列の全部又は一部をコード
    する組換え型ミンクプレ成長ホルモン構造遺伝子を含有
    する組換えプラスミド。
  8. (8)請求項6又は7に記載の組換えプラスミドを含む
    微生物。
  9. (9)前記微生物が大腸菌(Escherichiac
    oli)に属することを特徴とする請求項8に記載の組
    換えプラスミドを含む微生物。
  10. (10)請求項1に記載の組換え型ミンク成長ホルモン
    又は組換え型ミンクプレ成長ホルモンをコードする遺伝
    子を組み込んだ組換えプラスミドを含有する微生物を培
    養基中にて培養し、該培養基中に蓄積された請求項1の
    組換え型ミンク成長ホルモン又は組換え型ミンクプレ成
    長ホルモンを分離精製することを特徴とする組換え型ミ
    ンク成長ホルモン及び組換え型ミンクプレ成長ホルモン
    の製造法。
JP2203846A 1990-08-02 1990-08-02 組換え型ミンク成長ホルモン遺伝子、組換え型ミンクプレ成長ホルモン遺伝子、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換プラスミド、及び、ミンク成長ホルモン又はミンクプレ成長ホルモン形質転換大腸菌 Expired - Lifetime JP2787729B2 (ja)

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