JPS59144743A - 組換dna技術によつて産生されるブタ成長ホルモン - Google Patents

組換dna技術によつて産生されるブタ成長ホルモン

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JPS59144743A
JPS59144743A JP58208903A JP20890383A JPS59144743A JP S59144743 A JPS59144743 A JP S59144743A JP 58208903 A JP58208903 A JP 58208903A JP 20890383 A JP20890383 A JP 20890383A JP S59144743 A JPS59144743 A JP S59144743A
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JP
Japan
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growth hormone
gene
sequence
dna
cell culture
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JP58208903A
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English (en)
Inventor
ジヨン・ピ−・アデルマン
ピ−タ−・エイチ・シ−バ−グ
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Genentech Inc
Original Assignee
Genentech Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/61Growth hormone [GH], i.e. somatotropin

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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に組換DNA技術に係る。本発明は、基
本的な動物タンパクたるブタ成長ホルモンのこれまで未
知のアミノ酸配列をコードするこれまで未知のDNA配
列の製造に組換DNA技術を利用し得るという進歩に基
(。本発明は、このタンパクをコードする遺伝子のDN
A配列の解明に基くものであり、推定された該タンパク
の完全アミノ酸配列に係り、また、前記の如き情報の利
用、即ちセルカルチャー中で発現可能な組換DNA配列
を含む遺伝的に変容(改変)したセルカルチャーからブ
タ成長ホルモンを高レベルで産生する方法に係る。
ヒト成長ホルモンも含めて種々のポリペプチドを遺伝的
変容セルカルチャーにより産生ずるための手段及び方法
は、C)oeddel等のU、8.S、N。
!55126(1979年7月5日出願)即ち米国特許
第4914ヱ22B 32号(1982年8月3日発行
)に開示されている。この文献は本明細書に含まれるも
のとする。また、成る種のヒト成長ホルモン変異体の製
造は、U、S、S、N、06/360,517(198
2年3月22日出願)に開示されている。
この出願も本明細書に含まれるものとする。更に、ウシ
成長ホルモンは、外来遺伝子発現の翻訳過程に臨むメツ
センジャーRNA転写体中の成る種の二次/三次立体構
造的障害の修復を利用し、該ホルモンをコードするDN
A配列の発現によってセルカルチャー中で産生された。
これに関しては、U、S、S、N、06/303.68
7  (1981年9月18日出願)を参照されたい。
この出願もまた、本明細書に含まれるものとする、 次のことに注目すべぎである。即ち、現在の情況でヲ工
、ヒト成長ホルモン及びウシ成長ホルモンなる2種のタ
ンパクの産生プロセスに於いては、各タンパクをコード
するハイブリッドDNA配列を調製するステップが含ま
れる。前記の如く調製されたハイブリッドDNA配列が
発現ベクターに組 3− 込まれ、この発現ベクターが宿主細胞にトランスフェク
トされ、該宿主細胞が所望の各タンパクの産生を行なう
。このようなハイブリッドDNA配列の調製は、5′−
末端の一部を合成することによって可能になった。これ
により、極めて好ましくはメツセンジャRNAソース組
織から誘導されたcDNAから得られる残りのDNA配
列と適正読取りフレームで結合することが容易になった
。前記の如とハイブリッド遺伝子を使用すると、適正な
読取り過程の実行を確保するように発現ベクター内に遺
伝子を適正に組込むことが容易になり、またウシ成長ホ
ルそンの場合には、翻訳の障害になる二次/三次立体構
造が除去される。
組換DNA技術の応用により遺伝的変容セルカルチャー
からブタ成長ホルモンを産生ずるための本発明方法では
、前記の如きハイブリッドDNA配列を構築する必要が
ない。更に本発明は、ブタ成長ホルモンのDNA配列及
びその結果として推 4一 定された該タンパクの完全アミノ酸配列の解明に基くも
のであり、また、その結果得られた認識、即ち大きな障
害になる二次/三次立体構造を含まない前記の如きDN
A配列は、タンパク産生用セルカルチャーにより遺伝子
発現を介して有効にタンパクを産生ずることを確保する
ように有効に作用し得るプロモータ配列に直接結合され
得ろという認識に基く。
従って、本発明に於けるブタ成長ホルモンのDNA及び
アミノ酸配列の解明に基いて組換DNA技術を更に精巧
に改良することが可能になり、この改良技術を同様の条
件下で更に別の所望の外来タンパクを産生ずるため罠使
用することも可能である。
本発明の第一の目的は、特に第2図に示すようなブタ成
長ホルモンをコードするDNA配列であり、このような
りNA配列には遺伝コードの既知の縮退に基くヌクレオ
チド変異、更にブタ成長ホルモンの対立遺伝子型(al
lelic version )をコードするヌクレオ
チド配列も含まれるものとする。本発明の第二の目的は
、実質的に第2図に示すブタ成長ホルモンのアミノ酸配
列、即ち、その対立遺伝子型をも含めたブタ成長ホルモ
ンのアミノ酸配列である。本発明の目的はまた、前記D
NA配列を担持する複製可能な種々のクローニングベヒ
クルの構築方法、及び、前記DNA配列を担持しており
トランスフェクトされたセルカルチャー中でのブタ成長
ホルモンの産生に使用し得る発現ベヒクルの構築方法を
提供することである。従って、本発明のブタ成長ホルモ
ンは、発現人為構造たるいかなるプレ配列もしくは別の
配列をも含まない成熟形で産生されるか、又は、合成的
に誘導された宿主細胞培養物タンパクもしくはそれ自体
のシグナルプレ配列もしくはその一部分との融合タンパ
クとして産生され得る。本発明はまた。トランスフェク
トされたセルカルチャーを用いてブタ成長ホルモン又は
その誘導体を産生せしめるに必要な変容遺伝情報を担う
種々の複製可能なりローニンクヘヒクルと発現ベヒクル
トトランスフエクトされたセルカルチャーとに係る。
本発明のブタ成長ホルモンハ、(もはや時代遅れの)天
然ソースからの抽出により得られる結果とは対照的に、
実質的に純粋な形で産生され、このため、ブタ由来の別
のタンパクを実質的に含まない。本発明のタンパクは、
このように従来では得られなかった純度レベルで産生さ
れるが、宿主動物へ有効に受容され易(するために従来
の担体及びアジュバントと配合してもよい。これらの担
体及びアジュバントには血清アルブミンの如き別のタン
パクも含まれる。
好ましい特定具体例に基いて本発明を説明するが、本発
明は遺伝的変容セルカルチャーを用いたブタ成長ホルモ
ンの産生を全ての角度に於いて包含しており、後記の好
ましい特定具体例に全(限 7一 定されるものではなく特許請求の範囲に基づいて定めら
れるものであると解釈すべ針である。
A、ブタ成長ホルモン 本発明は、遺伝的変容セルカルチャーを用いたブタ成長
ホルモン(pGH)の産生を示す。pGHはブタ内因性
タンパクであ゛り動物の連出な身体的成熟を支配する。
このホルモンの作用はほぼ種特異的であり、哺乳動物の
下垂体により産生される。
訪ホルそンは、直線生長(1inear growth
 )を支配しており種々の同化プロセスの調節に関与す
る。
ratiりを増大させる機能を果す。これまで天然ソー
スから単離して得られた量は、動物育種学の分野で使用
される投与量を与えるどころかタンパクのアミノ酸配列
の決定を行なうためにさえ十分ではなかった。今や本発
明によって、このタンパク及びその対立遺伝子型のアミ
ノ酸配列と対応す 8− るDNA配列との正確な同定が可能になり、その結果と
して、該化合物を商業規模の量で産生ずることができ動
物育種学の分野に大規模に利用することがで針るように
なった。
ブタ成長ホルモンのDNA配列とアミノ酸配列との解明
によって、該タンパクが、遺伝的変容セルカルチャーか
ら成熟形で産生され得る、即ち、適正アミノ酸配列をコ
ードするDNA配列に達し得るような合成りNAを構築
するか又はCDNAを単独使用し組換DNA技術を介し
て適当な発現ベクターに挿入しセルカルチャー中で産生
し得るとの結論が得られた。
本文に記載の操作では特に、参考文献+11に記載の如
く微生物として大腸菌(旦。coll)k−12株29
4 (end A、 thi”−、Mr−、kham”
)を使用した。この菌株はアメリカン・タイプ・カルチ
ャー・コレクション、ATCC! 受託番号/%314
46として1978年10月28日に寄託されている。
しかし乍ら種々の別の微生物菌株の使用も可能であり、
例えば旦1皿B、旦、立艶i、1X1776(ATCC
腐31537.1979年7月3日寄託)及びE、C0
11W3110 (r 、λ−1rw栄養性)□(AT
CC腐27325 )  の如き公知の皿、竺迂株、又
は、多くのものがアメリカンΦタイプ・カルチャー拳コ
レクション(ATCC)の如き認可された微生物寄託機
関から(潜在的に)入手可能な別の微生物菌株(ATC
Cカタログリスト、参考文献(2)参照)を挙げること
ができる。これらの別の微生物として例えば桿菌類(B
acilli)例えば枯草菌(Bacillus 5u
btilis)並びに別の腸内細菌類例えばネズミチフ
ス菌8a1monella typhimurium)
及び5erratia marcesansがあり、こ
れらはいずれも内部に組み込まれた外来遺伝子配列を複
製発現し得るプラスミドを利用する。
有用なプロモータとして(工、例えばβ−ラクタマーゼ
及びラクトースプロモータ系が外来ポリペプチドの微生
物による産生を開始維持すべく有利に使用された。これ
らのプロモータ系の組立構築の細部に関しては参考文献
(3,4,5)を参照し得る。より最近では、トリプト
ファンに基く系所謂trpプロモータ系が開発された。
この系の組立構築の細部に関しては参考文献(6)及び
(7)を参照し得る。多数の他の微生物プロモータが発
見され利用された。これらのプロモータについて、当業
者がプラスミドベクター内で機能的に結合させ得るため
のヌクレオチド配列の細部に関してはすでに発表されて
いる(参考文献(8)参照)。
?−酵母菌/酵母プロモータ 本発明に於ける発現系として例えば、Fzcoliと酵
母5acch*romyc6s cerevisiae
との双方中で選択複製し得るプラスミドYRp7(参考
文献9.10.11)をも使用し得る。酵母中での選択
のためにはプラスミドがTRPI遺伝子を含んでおり、
該遺伝子は該遺伝子の突然変異を染色体■上に含む酵母
を補充する(トリプトファンの非存在下で成長させ得る
)(参考文献12)。有用な菌株ハ、アメリカンφタイ
プ・カルチャー舎コレクションに無制限に寄託された(
ATCC,%44076 )  菌株RT(218であ
るaLt、かし乍ら、細胞をtrp 1にする突然変異
を含むならばいかなるシ副帥Σ1ヨμソcerθVis
iae菌も発現系を含むプラスミドを発現すべく有効な
環境になり得ろことが理解されよう。使用可能な別の菌
株の例としてpep 4−1がある04)。このトリプ
トファン栄9要求株もまた工旦ヱ1遺伝子中に点突然変
異を有する。
(アルコール脱水素酵素1に対する)酵母遺伝子由来の
5′−フランキングDNA配列(プロモータ)は、非酵
母遺伝子の5′−側に配置されると、酵母力形質転換に
使用されるプラスミド内に置かれた外来遺伝子の酵母中
での発現を促進(プロモート)し得る。酵母中で非酵母
遺伝子が適正発現するためには、プロモータに加えて、
酵母中での適正な転写終了とポリアデニル化とを与えろ
ようにプラスミド上の非酵e遺伝子の3′−末端に配置
された第2の酵母配列が必要である。6を乙プロ千−夕
は、後述する他のプロモータ同様に本発明での使用に適
している。好まI7い具体例に於いては、酵母3−ホス
ホグリセレートキナーゼ遺伝子ODの5′−フランキン
グ配列が構造遺伝子の上流側に配置されており、構造遺
伝子の後には終了−ポリアデニル比信号がある。この5
′−フランキング配列は、例えばコリ1遺伝子又はPC
)K遺伝子から得られろ0 1セルカルチヤー系/セルカルチヤーベクター培養(組
織培養)による背椎動物細胞の増殖は、近年ではもはや
慣例化した手順である(16参照)。外来タンパクの産
生に有用な宿主はサルの腎線維芽細胞C08−7ライン
である(lη。しかし乍ら本発明の実施にを工、適合性
ベクターを複製発現し得るいかなるセルラインの使用も
可能である。このようなセルラインとして例えば、WI
38、BHK、3T3、CHO,VERO及びHe’L
aセルラインがある。更に、発現ベクターは、任意の必
要なり、ボーソーム結合部位とRNAスプライス部位と
ポリアデニル化部位と転写終了配列と共に発現すべき遺
伝子の手前側に位置するプロモータと複製オリジンとを
含むことが必要である。本文中では好ましい具体例に基
いて本発明を説明しているが、本発明が本明細書中に記
載の配列に限定されると解釈されてはならないことが理
解されよう。例えば、別のウィルス(例えばPa ly
oma 。
Adeno、 V 8 V、 B P V等)ベクター
の複製オリジンを使用してもよ(、また、完全体でない
状態で機能し得る細胞性のDNA複製オリジンを使用し
てもよい。
C,ベクター系 般に、ベクターとしてpBR322(l[Dを使用し翻
訳の開始及び停止のシグナルを伴なう外来遺伝子配列を
適当に挿入することによって誘導される。この際挿入は
、共通制限部位又は合成的に創成され−も た制限部位を利用して、機能プロモータに対して読取過
程が実行され得る結合状態が得られるように行なわれる
。ベクターは、1つ以上の表現型選択形質遺伝子と宿主
内での増幅を確保する複製オリジンとを含むであろう。
また、外来インサートは、例えばtrp系遺伝子から誘
導され得る融合プレ配列と共に発現され得るように配列
結合される。
2酵母中での発現 pGH17) cD N Aの如鎗外来遺伝子を酵母中
で発現させるには、4成分を含むプラスミドベクターを
構築する必要がある。第1成分は、E、coliと酵母
との双方を形質転換し得る部分であり従って各微生物か
ら選択し得る遺伝子を含んでいなけ15− ればならない。このような遺伝子としてE、coli由
来のアンピシリン耐性遺伝子及び酵母由来の1旦」!遺
伝子が使用され得る。この成分に於いては更に、双方の
微生物中でプラスミドDNAとして維持されるべ(双方
の微生物由来の複製オリジン、例えばpBR322由来
のE 、 coliオリジン及び酵母の染色体■由来の
411オリジンが含まれることが必要である。
プラスミドの第2成分は、下流の構造遺伝子の転写を促
進するために高度に発現された酵母遺伝子から得られた
5p−yランキング配列である。この5′−フランキン
グ配列は酵母の3−ホスホグリセレートキナーゼ(P(
)K)  遺伝子から得られたものでよい。断片は、P
GK構造配列のATGが除去され、代りにXba I及
びEco RI制限部位の如き構造遺伝子と5′−フラ
ンキング配列との結合を助ける別の制限部位を含む配列
を入れて構築される。
16− 系の第3成分は、ATG翻訳開始シグナルと翻訳停止シ
グナルとの双方を含むように構築された構造遺伝子であ
る。このような遺伝子の単離及び構築については後述す
る。
第4成分は、酵母遺伝子の3′−フランキング配列を含
む酵母DNA配列であり、転写終了及びポリアデニル化
のための適当なシグナルを含む。
3、哺乳動物セルカルチャーに於ける発現哺乳動物セル
カルチャー中での外来ペプチド合成プロセスの設計に於
いては、外来転写ヱニットのコントロール下で外来遺伝
子の自律的複製及び発現の双方を可能にし得るベクター
の開発が極めて重要である。組織培養物中でベクターの
複製を達成するには、(例えば8V40ウイルスから得
られる)DNAlI製オリジンとヘルパー機能(T抗原
)とを与えるとよい。ヘルパー・機能は、該抗原を内因
的に発現するセルラインにベクターを導入することによ
って得られる(19.20)。
SV40ウィルスの後期プロモータに構造遺伝子に先行
しており遺伝子の転写を確保する。
発現を得るために有用なベクターは、旦、旦へリュ中で
選択し得る選択マーカー(アンピシリン耐性)と旦1皿
具のDNA複製オリジンとを与えるpBR322配列か
ら成る。これらの配列は、プラスミドpML−1から誘
導され得ろCI)。SV40オリジンは、この領域を含
む342 bpのヱvu n−且幻痙■断片から誘導さ
れ得る(22.23゜両端はEcoRI  末端に変換
可能である)。これらの配列は、DNA複製のウィルス
性オリジンを含んでおり同時に早期及び後期の双方の転
写ユニットプロモータをコードしている。BV40オリ
ジン領域は、後期転写ユニットプロモータがインターフ
ェロンをコードする遺伝子の近位に位置するように配向
される。
詳細な親切 材料 制限エンドヌクレアーゼはBethesda Re5e
archLuboratorfes + D N Aポ
リメラーゼI(大断片)はBoehringer Ma
、nheim 、 T 4  D N AリガーゼはN
ew Engla、nd Bio]、abs 、 T 
4ポリヌクレオチドキナーゼはP L −Bioche
micalsから夫々入手した。〔α−32P]dCT
P及び〔γ−32P〕ATPはAmershamから購
入した。
RNAの調製とCD N Aのクローニング(地方屠殺
場から入手した)ブタ下垂体から全RNAを単離した。
これにはグアニジニウムチオシアネートの使用を含む公
知の手順QtJを用いた。
オリゴ−dTセルロースクロマトグラフィを用い全RN
Aからポリアデニル化RNAを得た。このRNAから二
本鎖cDNAを調製し、cDNAの(約600−100
0 bpの)サイズ画分を、プラスミドpB R322
を使用し旦、二zli294中で標準法及び(5)に記
載のホモポリマーアニーリング法によりクローニングし
た。
19− ブタcDNA含有プラヌミドで形質転換されたコロニー
を10個の96ウ工ルマイクロタイター皿に移し、所定
の序列でニトロセルロースフィルターに押付けた。増殖
コロニーを含むフィルターをGrun8tein及びH
ognessの手順(ハ)でハイブリダイゼーション処
理した。ラットGHmRNA(イ)からのクローンcD
 N Aを、〔α−32P〕dCTPとDNAポリメラ
ーゼI、大断片(イ)とを使用し;L108cpm/μ
μの特異活性にラベルし、クローンPGHcDN人検出
用のプローブ(10’ cnm/フィルタ)として使用
した。ハイブリダイズするコロニーを増殖させ(5+n
Aり、プラスミドDNAを抽出した。制限エンドヌクレ
アーゼによる開裂とDNA断片の8係ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動とを順次用いてクローン配列を特性決定
した。
20− プラスミドpP()H−1及びpPGH−2からクロー
ンcDNAをポリアクリルアミドゲルで単離し、ジデオ
キシ法(28,29)で配列決定した。この方法では、
t3+)に記載の如(組換ファージM13クローニング
ベクターmp8及びmp9翰に於けるプライムされたD
NA合成を使用する。
化学合成りNAの組立、分子クローニング及び解翌 PC)H発現用細菌遺伝子の5′−末端を構築するため
に、12個のオリゴヌクレオチドの合成が必要であった
(第3図参照) 03゜これらのオリゴヌクレオチドの
部分標本(0,010D26o)をT4ポリヌクレオチ
ドキナーゼを用いて37℃でリン酸化し、50mMのト
リx −MCI(pH7,5)と10mMのJCI2と
10mMのジチオトレイトールと0.5mMのA’rP
とを含む200μh中で4℃で1晩維持して10ユニツ
トのT4DNAリガーゼを用いて互いに結合した。結合
産物を過剰量のエンドヌクレアーゼ−RI及び旦幻色■
で開裂し、開裂産物を10係ポリアクリルアミドゲル電
気泳動にかけた。〜s o bpで泳動するDNAをゲ
ルから薄切し、溶出し、同じエンドヌクレアーゼで開裂
したプラスさドpBR322にクローニングした。21
個のヌクレオチドを含む長さの2つの相補オリゴヌクレ
オチド(第5図参照)をプラスミドpBR322にクロ
ーニングして細菌PGH遺伝子の新しい3′−末端配列
を得た。クローニングされた合成りNAをプラスミドD
NAから開裂し前記の如(配列決定した。
PGHの細菌発現ベクターの構築 最終発現ベクターpPGHex−1を構築するために一
連のDNA断片を種々のプラスミドに移した。全ステッ
プが第4図乃至第6図に示されている。一般的に、DN
A断片をゲル電気泳動法で単離し、2ユニツトのT4D
NAリガーゼを用いて50 mMのトリス−MCI (
pH7,+5 )と10mMオドレイトールと0.5m
MのATPとを含む20乃至50μm中で別の断片又は
プラスミドDNAに結合した。制限エンドヌクレアーゼ
によるDNAの部分消化が必要な場合、至適開裂時間は
実験的に確定された。
細菌中で産生されたPC)Hの同定 プラスミドpPGHex−1を含む細菌カルチャーをL
Bプロス中で1晩増殖した。部分標本を(Trpプロモ
ータ誘発のためには)M9培地、(マイナスコントロー
ルのためには)LBプロスで1:100に希釈し、振盪
フラスコ内で0D6o0が1.0になるまで増殖した。
これらのカルチャーの1m7部分標本からの細胞ペレッ
トを2係の8DBと1憾のβ−メルカプトエタノールと
に溶解し、タンパクを10倍容の低温アセトンで沈殿さ
せた。
沈殿タンパクを8DSサンプルバツフアに再溶解し、部
分標本を124’18DB−ボリアクリルア23− ミドゲル01の電気泳動にかけた。ラジオイムノアッセ
イのためには同様のセルベレットを超音波処理し、タン
パク抽出物についてPC))(の存在を検定した。
PGHcDNAのクローニング及び配列解析ブタ丁岳体
から調製されたポリアデニル化RNAを酵素的に二本鎖
cDNAに変換した。双方のDNAの600−1000
 bpのサイズ画分をプラスミドpBR322DNAの
l已1部位に挿入し、標皐法(5)でE 、 coli
にクローニングした8各cDNAバンクから得た約10
00個のコロニーヲマイクロタイターウエルに於いズ増
殖し、カルチャーの部分標本を所定の順序でニトロセル
ロースフィルタに押付W、in 5ttuコロニーハイ
ブリダイゼーシヨン(至)すぺ(処理した。クローン成
長ホルモンcDNA配列を含むコロニーを、これらの配
列に於ける既知の進化保存(財)を利用して同定した。
ラジオラベルしたラット成長ホルモン24− cDNAクローンをウシバンク内の12のコロニー及び
ブタバンク内の4つのコロニーにハイブリダイズした。
プラスミドDNAを対応するカルチャーから調製し、い
くつかの制限エンドヌクレアーゼによる開裂とボリアク
リルア々ドゲル電気泳動とで順次処理して解析した。解
析によれば、推定PC)HcDNAクローンについて、
最大インサートを持つ2つのクローンpPGH−1と−
2(双方共約700bp)とは、約50obpfeげオ
ーバーラツプすることが知見された。4つの推定BGH
cDNAクローンはl’l OObpより大佐いインサ
ートを含んでおり、これは完全長cDN6体を予想させ
る。これらは、2つの内部PstI部位と2つのPvu
II部位と1つの8ma I部位とを含んでいた。これ
らの2つのクローンの制限マツプを第1図に示す。
クローンcDNAのI)NA配列解析には、バクテリオ
ファージM13ベクター(30,31)を使用し一本鎖
DNA鋳凰に対するチェーンターミネーション法(至)
を用いた。結果によれば、クローンcDNAが真にブタ
成長ホルモンmRNAに由来していることが判明した。
cDNAの一次構造とシグナル配列の殆んどを含むプレ
PC)I(のヌクレオチド配列から推定されたアミノ酸
配列とを第2図に示す。P()Hのアミノ酸配列の大部
分はこれまで未知であり鏝、ここで初めて明らかにされ
た。
PGHは18個の位置でBC)Hと異なっている(第2
図参照)。これらの成熟ホルモンは双方共フェニルアラ
ニンで始まる。但し、ある種の下垂体成長ホルモンでは
フェニルアラニンの手前にアラニン残基が存在しこのた
めBGHにN−末端不均質性が生じることが公知である
(3)。この不均質性は、遺伝的冬型よりもむしろシグ
ナルペプチドの特異除去を反映していると考えられてい
る0?)。
この説は、アラニン(残基−1)がフェニルアラニン(
残基+1)に先行する第2図のアミノ酸配列と一致する
。更に、アラニンに先行してグリシンが存在しており、
シグナルペプチドの除去が主として疎水性小側鎖を有す
るアミノ酸残基に隣接して生じろことが知られている(
7)。
発現ベクターの構築 PGHの有効な細菌産生を達成すべく設計されたプロセ
スは、HGHの産生に使用されたプロセス(5)と似て
いる。このプロセスは、ホルモンのN−末端部分をコー
ドするセクションが合成的に作られたハイブリッド遺伝
子の構築を含む。このような方法によると、第1アミノ
酸をコードするトリブレットの前にAT()タンパク合
成開始コドンを導入して成熟ホルモンを直接発現させる
ことがでとる。
最終産物の各鎖に各6個のオリゴヌクレオチドが含まれ
るように、長さ11−16塩基の12個の一本鎖オリゴ
ヌクレオチドから合成二本鎖DNAを組立てた。DNA
は、アミノ酸配列と所望のハ27− イブリッド遺伝子の組立てに使用される制艮エンドヌク
レアーゼの認識部位とが、同程度に配列的に合成HGH
コドン(5)に似るように選択された24個のコドンな
含んでいた。プラスミドpBR322DNAK挿入し易
いように、2つの遺伝子の合成部は、エンドヌクレアー
ゼEcoRT及びHind mにより生じた接着末端に
配列的に対応する5′−末端に4塩基の一本鎖延長部を
含むように設計された。
2組912個のリン酸化オリゴデオキシヌクレオチドの
結合産物をEcoRI及び且1ndmで開裂し、所望の
結合産物を約80 bpのバンドとしてポリアクリルア
ミドゲルから単離した。次に適切に開裂されたpBR3
22にこのDNAを挿入し、正確さを確認するために合
成りNAクローンを配列決定によって解析した。
先駆物質BGMハイブリッド遺伝子及び発現ベクターを
構築するために使用される実験ステップ−2、s− が第4図及び第5図に夫々示されている。先ず、シグナ
ルペプチドと成熟ホルモンの最初の22個のアミノ酸と
をコードするpBGH−1の領域が、第3図の遺伝子の
合成部分で置換された。要約すると、BGHアミノ酸2
3−186のコード配列を含む490 bpのPvuT
I断片が単離され、最初の22個のアミノ酸とN−末端
メチオニンとをコードする配列を含むpBsynから単
離された合成Iで開裂し、260 bpのDNA断片を
、前記の2つのエンドヌクレアーゼで直線化したpBR
322に挿入して、pB G Hsyn 1−5oを得
た。ハイブリッド遺伝子の構築を完結するために、BG
H残基9l−190(及びBGHcDNAの3′−非翻
訳部分)のコード配列を含むpBG)!−1からの45
0 bpのPstI断片をpB G H8Yn+−90
の唯一のPst1部位に挿入した。プラスミドpBGH
synを制限マツプによって同定した。
E 、 coli中でのT(GHの産生に使用したベク
ター (5,39)に極め【よく似たBGM発現ペター
を構築した。これは、同等の高い発現効率を得るためで
ある。プラスミドpHGH207−1に於いて、H()
Hの発現は且、二色すュtrpプロモータのコントロー
ル下にあり、転写はpBR322(至)のT E TR
遺伝子の方向である。B()!(発現ベクターの構築を
開始するために、相同H()I(ハイブリッド遺伝子セ
クション(及びtrpプロモータ領域)を除去したpH
GH207−1(第5図上部)内にpB GHsynか
らの5615 bpのBco RI −Pvu■(部分
)DNA断片を移動させた。得られたプラスミドpBG
Hsyn 0189に次に、300 bpのシュR1断
片に担持されたプロモータ領域を移入した。このプラス
ミドによって合成されるタンパクは、終りから2番目の
アミノ酸残基として、BGMの場合のアラニン残基(第
2図)に代えてグリシンを含むと予想される。これは、
(アミノ酸コドン187−188のPvuIIから下流
側の)pBGHsyn C)189内のハイブリッド遺
伝子の端部がpHGH207−1から誘導されるためで
ある。
正しいタンパクを発現するためにBGMのC−末端をコ
ードする合成りNA片をpBR322にクローニングし
た(第5図)。この合成りNAクローンとpBGHsy
nG189から誘導された2つのDNA断片とから、第
5図の下部に示すように最終発現プラスミドpB()H
ex−1を組立てた。
PGH発現ベクターの構築プロセスを第6図に概略的に
示す。P()I(のアミノ酸残基22 、23をコード
する領域にPvuTI部位が存在しないので。
PGT(ハイブリッド遺伝子の合成5′一部は、pPG
H−1のコドン16,17に生じる涛旦旦■部位を介し
てcDNAクローンから誘導されたコード配列に接合さ
れた。PGH5’−領域をコードする合成り N Aの
対応する位置にも、心すエ■部位が取込ま31− れた(第3図参照)。cDNAクローン中に付加的As
u I部位が存在するので、3つのDNA断片からPG
Hハイブリッド遺伝子が組立てられた(第6図)。
pPGH−1から単離された700bp17)ヱ!1!
断片をendo  Rsa Iで開裂し、得られた20
0bpのシ1■一旦」」、■断片を更に〜iuIで消化
した・53 bqの合成EcoRI−AsuI断片クロ
ーンと75bpの込互旦I一旦且aI断片と480bp
 (7)Rsa T−シュR1断片とを互いに結合して
ハイブリッド遺伝子を構築した。この3部結合産物をE
co RI及びPvuTlで開裂し、サイズ600対に
対応するDNAをポリアクリルアミドゲルから単離した
。次にこのDNAを、BGMハイブリット遺伝子のEc
oRI−PvulI断片が除去された後のpBGHex
−1に挿入して、pPGH−11を得た。PGI(とB
C)Hとが同じC−末端アミノ酸配列を有するのでプラ
スミドpPG)!−11はPG)I32− の正しいコード配列を含む。trp  プロモータを含
む300 bpのμ狂R■断片をプラスミドpPGH−
11に挿入してこのプラスミドから発現ベクターを得た
PGHの細菌産生 新しく構築された発現ベクターについて、PGI(を細
菌産生せしめる能力を測定した。trp−プロモータに
より発現を誘発するための公知の条件下で、プラスミド
pPGH++eM−1で形質転換した細菌カルチャーを
増殖させた。第7図は、8D8−ポリアクリルアミドゲ
ル上で前記カルチャーから溶出したタンパク抽出物を示
す。約22.000ダルトンのタンパクに対応する顕著
なバンドが見られる。trpプロモータからの転写が遮
断される条件下で増殖された細菌の抽出物では前記バン
ドが存在しない。22,000ダルトンのタンパクの出
現は、BGM及びPGHについてプラスのRIAデータ
と相関関係があり、これらのタンパクが真に下垂体成長
ホルモンであることを示す。高密度発酵を用いるバ・l
ロットテストによれば、pPGHex−1の発現ベクタ
ーにより細菌カルチャー1σ当りPGH約1.5gとい
う収量が得られることが証明された・ 参考文献 1英国特許出願公開腐2055382A2西独特許出願
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【図面の簡単な説明】
第1図は、ウシ及びブタの成長ホルモンのコード配列を
含む3種のクローンcDNAの制限エンドヌクレアーゼ
マツプを示す。点線は共通開裂部位を示す。インサート
の1つに示されたAsu T部位は特有ではない。pP
GH−1とpP()H−2の潜在コード能力に関しては
第2図を参照されたい。 第2図は、PC)HのcD N Aヌクレオチド配列及
びタンパクアミノ酸配列を示す図である。PGHcDN
A配列は、(シグナルペプチドをコードする配列で始ま
り3′−非翻訳領域のヌクレオチド40で終る)pPG
H−1と(アミノ酸残基38のコドンで始まり3′−非
コード領域全部を含む)pPGH−2とから組立てられ
たものである。マイナス数字はシグナルペプチド中のア
ミノ酸残基を示し、プラスの数字は成熟ホルモン中のア
ミノ酸残基を示す。比較のために、BGHのcDNAヌ
クレオチド配列及びタンパクアミノ酸配列を示す(下線
を引いたアミノ酸残基は、B()HとPGHとに於いて
異なる)。 第3図は、BGH及びPC)HのN−末端部をコードす
る合成りNA配列を示す図である。数字は、個々に合成
されたオリゴデオキシリボヌクレオチドを示しており、
各々の長さは矢印で示される。 オーバーラツプ構造により自己組立が保証され接着末端
はプラスミドpBR322中でのクローニングを可能に
した。点線で示す制限部位は、合成りNAをCDNA配
列に接合するために使用された。 第4図及び第5図は、PGHの発現ベクター構築(第6
図参照)のための前駆物質としてBGHをコードする合
成−天然ハイブリッド遺伝子を得るための構築チャート
を示す。pBGH−1は、39− pBR322中のAp  遺伝子中にクローニングされ
たBGHcDNA配列(淡い点彩部分)を含む。pB 
synはpBR322のEco RI部位とHlnd 
m部位とにクローニングされたBGHの新しいN−末端
部をコードする合成りNA(濃い点彩部分)を含む。p
BGHsynx=90は新しく構築されたハイブリッド
遺伝子の(アミノ酸1乃至90をコードする)5′−ハ
ーフを含んでおり、pBGHsyn は完全遺伝子を含
む。矢印は、5′→3′の配列コード方向を示す。 pHGH207−1は、プロモータP trp を備え
た成熟HGH(4,ts、as)の細菌発現用遺伝子を
含む。プラスミドpBGHsynG 189とpB()
Hsyn() 189 ex とに於いて、HGH遺伝
子中のE!co RI部位と遠位のヱvuI[部位との
間の領域は、pBGHsynからの相同DNA片で置換
されている(第4図参照)。pBR322−02はBG
I(の正しいC−末端部をコードする合成4O− DNA片(点彩部分)を含む。このDNA片は、pBG
HsynG189exに組込まれ、BGMを細菌産生ず
るための機能遺伝子を含むpBGHex−1を生じる。 矢印は5′→3′の配列コード方向を示す。 (プラスミドpBGH5ynG 189 ex及びpB
GHex−1は内部で最初は夫々T)BGH33−3及
びpBGH33−4と相称されていた)。 第6図は、PGHの細菌発現ベクターの構築チャートを
示す。pPGH−1は、成熟PGHとシグナル配列の2
0個のアミノ酸残基とをコードするcDNA断片(第1
図参照)を含む。このcDNA断片は、プラスミドpB
R3220ApR遺伝子のPst I部位にクローニン
グされている。 pPsynは細菌PC)H遺伝子の新しい前端をコード
する合成りNAを含む、クローンされた合成11)NA
とcDNAとの適当な組立が行なわれ、pBGHex−
1中の相同DNAを置換してプラスミドT)PGH−1
1を生じた。pPGH−11KpB()Hex−1から
の300 bp EcoRI  断片上のプロモータ領
域P″11.rpを導入して細菌性産生ベクターpPG
Hex−1に変換した。矢印は5′→3′の配列コード
方向を示す。 第7図は、ベクターpBGHex−1とpPG’Hex
−1とによる細菌性タンパク産生の結果を示す図である
。E、coli から得たタンパクリゼート全部を、1
2.5911の8D3−ポリアクリルアミド平板ゲル電
気泳動にかけた。ベクターpBGHex−1(レーンa
、b)、pPGI(ex−1(レーンC1d)及びpH
GT(207−1(レーンe)で細菌を形質転換した@
細菌のトリブトファン飢餓によってtrp  プロモー
タからの転写を誘発した(レーンa、c、e)。レーン
fとgとは分子サイズスタンダードを含む。矢印は、B
GH,PC)E及びHGHの細菌性発現ベクターにより
trilP  コントロール下で発現された22,00
0  ダルトンのタン43− 黛   8 2    冨  g    絽  y  
  冨  2     bt     mz7ay2 
  百5イ5E  狂 C 沼  t     iil  x     日  t(
C12N  15100 C12R1/19 ) ■発 明 者 ピータ−・エイチ・シーバーブアメリカ
合衆国カリフォルニア 94122ザン・フランシスコ・カ ークハム800 手続補正書く方式) %式% 2、発明の名称   組換DNA技術によって産生され
るブタ成長ホルモン 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称    ジエネンテツク・イン]−ボレイテツド
4、代 埋 人   東京都新宿区新宿1−J目1番1
4号 山田ビル(郵便番8160)電話(03>  3
54−86238、補止の内容   適正な図面(第2
図)を別紙の通り補充する。 (内容に変更なし) PGHphe cys phe ser glu th
r lie pro ala pro thr60 CAGGGTCCTGTGGACAGCTCACCAG
C丁ATGATI’;etmej

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  実質的に第2図に示す如きアミノ酸配列を含
    む実質的に純粋なブタ成長ホルモン。
  2. (2)  遺伝的変容セルカルチャーの産生物たる特許
    請求の範囲第1項に記載のブタ成長ホルモン。
  3. (3)  天然グリコシレージョンを伴なわない特許請
    求の範囲第1項に記載のブタ成長ホルモン。
  4. (4)実質的に第2図に示す如きブタ成長ホルモンをコ
    ードする配列を含むDNA配列。
  5. (5)画成DNA配列を発見させ得るDNA配列に有効
    に結合された特許請求の範囲第4項に記載のDNA配列
  6. (6)トランスフェクトセルカルチャー中で特許請求の
    範囲第5項に記載のDNA配列を発現し得る発現ベヒク
    〃。
  7. (7)特許請求の範囲第6項に記載のベヒクルでトラン
    スフェクトされたセルカルチャー。
  8. (8)  大腸菌(Jc○11)株のトランスフェクト
    によって得られる特許請求の範囲第7項に記載の微生物
    。 +9+  lW乳動物セルカルチャーのトランスフェク
    トによって得られる特許請求の範囲第7項に記載のセル
    カルチャー。 開 プラスミドpPGHex−1゜ +111  特許請求の範囲第10項に記載のプラスミ
    ドでトランスフェクトされたセルカルチャー。 Hブタ成長ホルモンの産生を行なうぺ(遺伝的に変容さ
    れたセルカルチャー。 (l湯  本質的にブタ由来の他のタンパクを含まない
    ブタ成長ホルモンを含む物質。
JP58208903A 1982-11-08 1983-11-07 組換dna技術によつて産生されるブタ成長ホルモン Pending JPS59144743A (ja)

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