JPH10500829A - 伝送システム、信号処理装置およびそれらの動作方法 - Google Patents

伝送システム、信号処理装置およびそれらの動作方法

Info

Publication number
JPH10500829A
JPH10500829A JP8519380A JP51938096A JPH10500829A JP H10500829 A JPH10500829 A JP H10500829A JP 8519380 A JP8519380 A JP 8519380A JP 51938096 A JP51938096 A JP 51938096A JP H10500829 A JPH10500829 A JP H10500829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
vselp
digital
message
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8519380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3638609B2 (ja
Inventor
ポン・ハーモン
ラビプール・ラフィ
チュー・チュン・チェン
Original Assignee
ノーザン・テレコム・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノーザン・テレコム・リミテッド filed Critical ノーザン・テレコム・リミテッド
Publication of JPH10500829A publication Critical patent/JPH10500829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638609B2 publication Critical patent/JP3638609B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/18Service support devices; Network management devices
    • H04W88/181Transcoding devices; Rate adaptation devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/40Applications of speech amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2207/00Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place
    • H04M2207/18Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place wireless networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2207/00Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place
    • H04M2207/20Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place hybrid systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/002Applications of echo suppressors or cancellers in telephonic connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/12Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13031Pulse code modulation, PCM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13034A/D conversion, code compression/expansion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13098Mobile subscriber
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/1319Amplifier, attenuation circuit, echo suppressor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13292Time division multiplexing, TDM

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 TDMA移動局間接続において、ディジタル信号処理装置が自動的に構成を切り換えて、移動局間通信の接続をしている各ディジタル信号処理装置が、自動的にTDMA移動局間接続を識別し、ディジタル信号処理装置内の音声符号化および復号化処理をバイパスできるようにすることによって、システム性能のみならず、端末相互間の音声信号品質を改善できる。2つのディジタル信号処理装置が、チャネル・コーデックにおいて仮想的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 TDMA移動局間VSELPコーデック・バイパス・システム発明の分野 本発明は、ディジタル・セルラ・システムにおける信号処理に関し、特に、T DMA(時分割多重アクセス)移動局間接続において、縦続(タンデム)接続か ら単一のベクトル和励振線形予測(VSELP)音声符号器/復号器構成へ自動 的に切替える機能を提供する方法に関するものである。発明の背景 ディジタル信号処理装置(DSP)はディジタル移動セルラ無線システム中で 用いられ、エコー消去、音声符号器/復号器(コーデック)機能、および、TD MAチャネル用のチャネル符号器/復号器機能を実現している。ある装置では、 これらのディジタル信号処理装置が、セルラの基本構成の交換機側でエコー消去 を行っている。また、装置製造業者の中には、これらの機能をセルラ・システム のセル・サイト側で提供する者もいる。いずれの場合にも、音声およびチャネル 符号器/復号器(コーデック)の設計ならびに実施化は、電気通信技術工業連合 (CTIA)のディジタル・セルラ暫定標準(IS−54)仕様に従って行われ る。 TDMA移動局−固定局間接続では、地上の発信元からディジタル信号処理装 置に達する音声信号には、最初にエコー消去処理が施される。エコーが消去され た信号は、次に、8:1の比率を有するIS−54 VSELP信号形式に圧縮 され、圧縮された信号は、チャネル符号化の後、大気中を移動局に向けて送られ る。移動局に到達したVSELP信号は、チャネル復号化され、また、この信号 は、音声復号器によって、もとの音声信号への再生用に使用される。音声符号化 と復号化の処理全体により、再生された音声には、知覚できる符号化雑音が発生 する。逆方向(移動局から固定局へ)に伝搬する音声信号に対しても、同様な符 号化および復号化処理が施されるが、ディジタル信号処理装置によるエコー消去 は行わない。 TDMA移動局間接続は、基本的には、2つのディジタル信号処理装置間で、 2つのTDMA移動局−固定局間通話を連続して接続することによって実現され る。このように、いずれの方向に伝搬する音声信号に対しても、縦続接続で動作 する2つの音声符号化/復号化処理が施される。よって、各々の箇所で発生する 符号化雑音は、各加入者が受信する音声信号の品質を低下させることになる。 従って、移動局間で通信を行っている間に発生する符号化雑音の量を減らした いという要求がある。発明の概要 本発明により、2つのディジタル信号処理装置が自動的にTDMA移動局間接 続を識別して、このディジタル信号処理装置内での音声符号化および復号化処理 をバイパスできるよう、自動的に構成を切り替える機能を有するディジタル信号 処理装置が提供される。これら2つのディジタル信号処理装置は、チャネル・コ ーデックにおいて仮想的に接続されており、システム性能の改善とともに、エン ド・ツー・エンドの音声信号の質を向上できる。 本発明の態様によれば、ディジタル移動無線装置が相互に通信したり、無線セ ル・サイトを介して公衆電話通信網と通信したり、また、移動交換局と通信する ことを可能にし、音声信号のエコー消去、音声符号化/復号化、およびチャネル 符号化/復号化を行うディジタル・セルラ無線システムにおいて、 ローカル・ディジタル移動電話からの音声信号のエコー消去、音声符号化/復 号化、およびチャネル符号化/復号化を行う第1のディジタル信号処理装置と、 リモート・ディジタル移動電話からの音声信号のエコー消去、音声符号化/復 号化、およびチャネル符号化/復号化を行う第2のディジタル信号処理装置と、 帯域内信号情報をリモート・ディジタル信号処理装置に送信するメッセージ送 信機と、 ローカル・ディジタル信号処理装置で帯域内信号情報を検出するメッセージ受 信機と、 リモート・メッセージ送信機からローカル・メッセージ受信機への個別線信号 情報の送信を監視する制御装置であって、ローカル・メッセージ受信機によって 、リモート・メッセージ送信機からの帯域内信号情報の検出が行われ、ディジタ ル移動局間の接続が確立した場合、第1および第2のディジタル信号処理装置が バイパス・モードへの切り換えを行い、音声符号化/復号化、およびエコー消去 機能をバイパスすることによって、ディジタル移動無線装置各々が相互に直接、 チャネル符号化/復号化機能により、VSELP形式で音声信号をやり取りする 制御装置とを備える。図面の簡単な説明 図1は、ネットワークの交換機側における、2つのディジタル音声処理装置を 介した移動局間接続を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に従って駆動されるコーデック・バイパス機能に よる移動局間接続を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る移動局間プロトコル・ビット・スチーリン グを有する8ビットのPCMサンプルのフレームを示す図である。 図4は、本発明の他の実施の形態に係るVSELP信号のフレームを示す図で ある。 図5は、受信部状態を図示したものである。 図6は、送信部状態を図示したものである。 図7は、図6に対する送信部状態機構の出力を示す表である。 図8a〜図8gは、制御部、メッセージ受信部および送信部の動作を示すフロ ーチャートである。 図8hおよび図8iは、PCMおよびVSELP入力ハンドラのフローチャー トである。 図9は、PCMおよびVSELP信号転送に対する相互アプリケーション通信 のスケジュールを示す図である。 図10は、音声復号器の入力情報を示す表である。 図11は、エコーキャンセラと音声コーデック間におけるTDMAフレームの 構成を示す図である。 図12は、移動局間通信に対する異なる信号経路とTDMA接続を示すブロッ ク図である。実施の形態 図1は、2人のセルラ加入者間のネットワーク接続を示すブロック図である。 本実施の形態では、加入者は、個別の電話交換機を経由して、公衆電話回線網( PSTN)を介して通信する。しかし、場合によっては、2人の加入者が、同一 の電話交換機を介して、相互に通信が可能となる。例えば、ノーザン・テレコム 社のDMS−MTXのような移動電話交換機は、250ほどのセルサイトに接続 することができる。従って、小都市では、すべてのセルが、同一の移動交換機に よってサービスの提供を受けることができる。よって、単一の移動交換機が、互 いに通信リンクを必要としている2人の加入者に対して実際にサービスを提供で きる。 図1において、第1の加入者100は、第1のセルサイト110と移動電話交 換機112、および、第2のセルサイト121と移動電話交換機122を介して 、第2の加入者120と通信を行っている。これら第1および第2の移動電話交 換機は、PSTN130を介して、相互に通信を行う。 上述のように、ディジタル信号処理装置113,123は、この交換機に接続 された周辺機器の一部、あるいは、セルサイトの基本構成の一部となることがで きる。このディジタル信号処理装置は、μ−法(あるいは、A−法のPCM)か らVSELP(ベクトル和励振線形予測)へ、あるいはその逆へ音声相互接続す る能力を持っている。また、複数のDS−1搬送波インタフェース回路を使用し て、中継線114,124を介したセルサイト相互間の音声および制御メッセー ジの配信を行っている。 ディジタル信号処理装置は、一般的には、多くの供給業者より市販されている 複数の信号処理装置によって構成される。そのような処理装置として、モトロー ラ社の560001 DSPがある。 TDMA移動局−固定局間接続において、固定局の発信元、すなわちPSTN 130、からディジタル信号処理装置に達する音声信号には、最初にエコー・キ ャンセラ115でエコー消去が行われる。エコーが消去された信号は、次に、音 声コーデック116で、8:1の比率を有するIS−54 VSELP信号形式 に圧縮され、圧縮された信号は、チャネル・コーデック117でチャネル符号化 処理された後、無線ユニットあるいはセルサイト110経由で、空間を介して移 動加入者100に送信される。この移動局に達したVSELP信号は、チャネル 符号化され、その信号は、音声復号器による、もとの音声信号への再生に使用さ れる。音声符号化と復号化の処理全体により、再生された音声には知覚できる符 号化雑音が発生する。逆方向(移動局から固定局へ)に伝搬する音声信号に対し ても、同様な符号化および復号化処理が施されるが、ディジタル信号処理装置に よるエコー消去は行わない。接続が行われているPSTN側においてエコー消去 を提供することによって、音声符号化およびTDMA伝送処理によって発生する 遅れの影響が除去される。このディジタル信号処理装置から移動局への接続は、 音声符号化とTDMA伝送に起因する実質的な遅延を有する4線接続と等価であ る。エコーは網側で発生し、ディジタル信号処理装置内で消去される。 図1に示すようなTDMA移動局間接続が実現される際、TDMA移動局−固 定局間の2つの通話は、この場合、交換機側の2つのディジタル信号処理装置間 で、基本的に連続して接続される。いずれの方向に伝搬する音声信号にも、縦続 接続で動作する2つの音声符号化および復号化処理が行われる。よって、各々の 箇所で発生する符号化雑音により、各加入者の受信する音声信号の品質が低下す る。 本発明に係るコーデック・バイパス機能は、TDMA移動局間通信用に設計さ れたものであり、交換機側で接続されたバイパス機能を有する2つのディジタル 信号処理装置によって実現される。ここで、交換機側で接続されているとは、そ のディジタル信号処理装置の動作が、セルラの基本構成としてのセルサイトでは なく、その交換機側で行われることを意味するものと定義する。上述のように、 セルラの基本構成には、リンクの基地局側において接続されたディジタル信号処 理装置を有するものがあり、エコー消去や、音声符号化とチャネル符号化をセル サイトで行っている。 コーデック・バイパスの実現は、1つのディジタル信号処理装置が、移動局間 接続において、他の処理装置(あるいは、それ自身)と直接、リンクが張られて いることを確認することに基礎を置くものである。このバイパス機能は、2つの 要素からなる。すなわち、ディジタル信号処理装置の通信プロトコルと音声コー デック・バイパス機構である。 図2に示すように、本ディジタル信号処理装置の通信プロトコルは、同一の移 動局間接続における、改良した2つのディジタル信号処理装置210,211間 の通信を確立するのに使用される。初期接続に成功すると、各ディジタル信号処 理装置はバイパス機構を起動して、VSELP形式の移動局音声信号を他のディ ジタル信号処理装置に送信し、音声コーデック・バイパスを完了する。なお、破 線212は、2つのディジタル信号処理装置間の物理的な経路ではなく、仮想的 あるいは論理的な経路を示している。 この通信プロトコルは、常時、活動状態にあり、リモート・ディジタル信号処 理装置との通信を確立し、それを維持する。図2に示す実施の形態では、ローカ ル・ディジタル信号処理装置は、参照番号210で示されており、リモート・デ ィジタル信号処理装置は、参照番号211で示されている。通信処理は、帯域内 信号を介して行われ、エコー消去、音声符号化/復号化、およびチャネル符号化 /復号化アプリケーションとは無関係である。この通信プロトコルの動作は、全 てのTDMA接続、つまり、移動局−固定局間接続と移動局間接続において、シ ステム・ユーザに対してトランスペアレントである。 後に詳細に説明するように、このプロトコルの設計は、3つの機能モジュール (メッセージ受信部、制御部、メッセージ送信部)からなっている。これらのモ ジュール各々が、帯域内信号の検出、通話およびバイパス制御、そして、帯域内 信号の伝送を担っている。メッセージ受信部とメッセージ送信部の動作は、互い に独立している。また、メッセージ制御部は、これらを相互に連結する役目を果 たしており、メッセージ受信部の出力上におけるメッセージ送信部状態を更新す る。 TDMAチャネルに対する、バイパス機能を有するディジタル信号処理装置の 出力信号は伝送設備215を介して、PCMあるいはコーデック・バイパス・モ ードで、64kbpsの速度で交換機に送信される。この信号は、2種類の情報 信号(ローカル・移動局ユーザ音声信号および帯域内信号情報)からなる。ユー ザ音声信号および帯域内信号の信号形式は、処理装置相互の通信処理の種々の段 階で切り換え/変更される。 ローカル・移動局の音声信号は、2つの形式の内のいずれかによって、リモー ト・移動局へ送信される。非VSELPバイパス・モードでは、情報は、連続し た8ビットのPCMサンプルとして送信される。コーデック・バイパス・モード では、64kbpsのデータ・ストリームに増大された、VSELP信号のフレ ームが送信される。 2種類のプロトコル・メッセージを定義する。特に、PCMサンプル・シーケ ンス用として、音声復号器出力216からの長さの等しい2つのメッセージが使 用でき、また、VSELPバイト・ストリーム用として、音声復号器入力217 からの1つのメッセージが使用できる(図2参照)。 PCMシーケンス用に定義された第1のメッセージは、ディジタル信号処理装 置の識別子であり、第2のメッセージは、リモート・DSP識別子に対する応答 である。デフォルトでは、ローカル・ディジタル信号処理装置210は、交換機 に対して逆方向に、DSP識別子とともに音声復号器の出力を送信する。これら のメッセージは、64kbpsのディジタル・リンク上を毎秒400ビットの速 度で送信される。PCM伝送のチャネル・バンド幅に制限があるため、帯域内信 号の実現には、ビット・スチーリングが適している。各PCMメッセージのビッ トは、8ビットのPCMサンプルからのユーザ音声信号ビットを1つ置き換える ことによって送信される。このビット・スチーリングは、規則的な間隔で発生す る。PCMバイト中のビット・ロケーション、およびビット・スチーリングの間 隔は、受信側でのPCM信号に対する知覚的な影響が最小となるように選択され る。 バイパス・モードでは、20ミリ秒のVSELP信号の各フレームもまた、6 4kbpsの速度で送信される。本プロトコルにより、20ミリ秒のフレームに 対する159ビットの発信VSELP情報の初めには、VSELP信号識別用の VSELPメッセージが付けられる。図10の表では、159ビットのフレーム にCRCの3ビットが付加されて、合計162ビットとなる様子が示されている 。VSELPデータのフレームが、ディジタル・チャネルによって与えられるバ ンド幅の一部分を占有するとした場合、本プロトコルは、VSELPチェックサ ムのようなVSELPフレームに関係する情報を付加して、VSELPバイト・ ストリームを増大させる。 図3は、PCMメッセージ情報が重畳された、8ビットのPCMサンプルのフ レームを示す。ここで、XはPCM情報ビットを表し、Oはメッセージ・ビット である。同図において、ビット・スチーリングは、PCMサンプル3個ごとに発 生する。しかしながら、実際の通話が行われている間は、PCMビット・スチー リングは、20個のサンプルごとに1ビットの割合で行われる。この割合は、言 うまでもなく、そのシステムの動作パラメータに依存する。 後に規定するように、図4は、VSELPメッセージおよびVSELP信号を 含む、VSELPフレームの構成を示す。 受信部状態マシーンと送信部状態マシーンは、プロトコルの動作を支配するも のである。この受信部状態マシーンは、図5に示すように、交換機からのPCM およびVSELP入力それぞれに対して、2つの状態を持っている。状態遷移は 、20ミリ秒のフレームをもとにして発生する。本システムは、入力フレームの 初めにVSELPメッセージがないときには、状態R1に入り、20ミリ秒の間 、その状態にとどまる。VSELPメッセージが検出されると、直ちに状態R2 に入り、20ミリ秒の間、そのままの状態でいる。通常のTDMA移動局−固定 局間通信の下では、このマシーンは、常に状態R1で動作する。TDMA移動局 間通信におけるコーデック・バイパスの間は、状態R2で動作する。 図6に示す送信部状態マシーンは、T1〜T4の4つの状態を有する。各状態 は、リモート・ディジタル信号処理装置に対するローカル・移動局信号の種類お よび形式を規定する。各状態はまた、出力ストリームへの書込みを行うために、 DSP識別子、DSP応答、すなわちVSELPメッセージといったメッセージ の種類を決定する。受信したリモート・DSPメッセージによって、状態遷移が 起こる。 図7の表は、ディジタル信号処理装置の出力の定義を示す。各状態は、単一の ユーザ信号形式とプロトコル・メッセージの種類を送信することによって特徴づ けられる。プロトコル・メッセージは、常に出力216(図2参照)へ書き込ま れる。状態T1は、本システムの初期およびデフォルト動作状態である。リモー ト・DSPメッセージとの同期がとれなくなった場合、送信部状態マシーンは、 現在の状態とは無関係に、状態T1に戻る。この状態T1では、メッセージ送信 部223が、出力PCMサンプル・シーケンス上にPCMメッセージである「D SP識別子」を重畳する。これは、リモート・バイパス機能を有するディジタル 信号処理装置がない場合でも、同様である。本プロトコルは、受信部214にお いて、着信「DSP識別子」、あるいは複数の「DSP応答」によって、リモー ト・ディジタル信号処理装置211の存在が確認されるまで、状態T2への切り 換えを行わない。送信部が、この「DSP応答」メッセージを状態T2で送信す ることによって、リモート・「DSP識別子」の受信が確認される。送信部は、 状態T3,T4の両方で、VSELP形式のユーザ信号を送信する。 本プロトコルは、リモート・ディジタル信号処理装置から、それ自身の識別に 対する「DSP応答」を受信したときに、状態T3への切換えを行う。この初期 接続処理の目的は、VSELPバイパス・モードでの接続を確立する前に、正常 な双方向通信と円滑な遷移を保証することである。状態T4は最終状態であり、 この状態においてTDMA移動局間通信は、全二重のコーデック・バイパス・モ ードである。状態T3,T4の双方が、VSELP信号の送信を特定するが、デ ィジタル信号処理装置への入力がVSELP形式で行われるときにのみ、状態T 4へ入る。図6には示されていないが、特別なシステム・メッセージを受信した ときには、第5の状態に入る。この状態では、音声復号器出力は、そのままエコ ーキャンセラ225およびPSTN130に送られる。 特別なメッセージ処理の除去、あるいは同期を失うことがあるときには、いつ でも、状態T1に再移行する'。 このようにすることは、移動局により起動されるDTMF(Dual Tone Multif requency)音発生アプリケーションにおいて必要となるものであり、そこでは、 音声符号器上でDTMF音を生成し、それがPCM形式でのみ利用可能となる。 この設計では、交換機に対して手動でコーデック・バイパス機能を働かなくする こともできる。図8a〜図8iは、送信部および受信部状態マシーン、メッセー ジ送信部と受信部、そして、PCMとVSELP入力ハンドラの動作命令を示す フローチャートである。図8aは、制御部のフローチャートを示す。状態遷移は 、20ミリ秒を基準として起こるので、制御部は、20ミリ秒ごとに呼び出され る。図8bは、同様に制御部によって開始される、受信部の更新フローチャート を示す。すなわち、VSELPメッセージが受信されたかどうかによって、受信 部状態がR1あるいはR2に設定される。送信部状態マシーンは、図8cおよび 図8dに示すように、4つの別々の状態を通して更新され、そこでは、状態T1 は、システムの初期およびデフォルト動作状態である。図8eは、図2に示すメ ッセージ送信部223の動作フローチャートである。送信部は、20ミリ秒に1 回、呼び出される。各PCMメッセージは、PCMサンプルの複数の20ミリ秒 フレームを介して送信される。VSELP信号は分割され、出力バッファ・エン トリの最下位部に書き込まれる。このエントリの最上位部は、低振幅PCMサン プルに似たビット・パターンを持っている。このようにするのは、VSELP信 号がPCMサンプルとして誤って受信されたときに、知覚的な影響を軽減するた めである。図8f,図8gに、図2のメッセージ受信部214の動作フローチャ ートを示す。このメッセージ受信部は、全入力サンプルに対して1回、呼び出さ れる。発信PCMあるいはVSELPメッセージの最初の部分は、メッセージ送 信部による20ミリ秒フレームの始まりと同期が取られる。従って、リモート・ PCMあるいはVSELPメッセージの検出が、ローカル・ディジタル信号処理 装置によって監視されるリモート・フレーム構成の始まりを規定する。 図8h,図8iは、交換機からの線形化されたPCMサンプルあるいはVSE LP信号を扱うのに使用されるルーチンを示す。このPCMおよびVSELPハ ンドラ・ルーチンは、異なる動作モードにおいても、PCMあるいはVSELP 入力データを正しく読むように設計されている。このPCMおよびVSELPハ ンドラ・ルーチンは、音声符号器の入力部において処理される。なお、図8iで は、デフォルトで、半サイクル二乗コサイン・ウィンドウがオフとなっている。 これは、遷移後の最初の完全なPCMサンプル・フレームに対してVSELPか らPCMへの遷移があるときにオンとなる。PCMサンプルは、ゼロから固定値 の範囲にある重み付けを有するコサイン・ウィンドウによる減衰を受けることに よって、初期状態0での円滑な遷移が効果的に行われる。このルーチンへのPC M入力サンプルは、16ビットの線形形式となっている。 上述のように、本プロトコルの設計は、メッセージ受信部214、制御部21 3、メッセージ送信部223の3つの機能モジュールからなっている。これらは 、それぞれ帯域内信号検出、通話制御、帯域内信号送信を担っている。メッセー ジ受信部とメッセージ送信部の動作は、互いに独立している。メッセージ制御部 は、これらを結ぶ役目を果たすことによって、メッセージ受信部の出力上におけ るメッセージ送信部状態を更新する。 メッセージ受信部214の機能は、リモート・ディジタル信号処理装置211 からの入力中にある帯域内信号情報を検出し、それを識別することである。この 機能は、ローカル・ディジタル信号処理装置のTDMAフレーム構成には非同期 であり、サンプルごとに動作する。 デフォルトでは、ローカル・ディジタル信号処理装置210は、交換機側から PCM入力信号を受信し、メッセージ受信部214は、着信プロトコル・メッセ ージとの同期を要求しようとする。PCM信号を受信している間、メッセージ受 信部214は、各入力バイトの指定ビットを監視する。リモート・ディジタル信 号処理装置211と明白なディジタル接続があることが確認されるのは、複数の DSP識別子が受信された後のみである。DSP識別子の有効性を確認すると、 メッセージ受信部は、リモート・ディジタル信号処理装置211のフレーム構成 に同期して動作する。メッセージ受信部は、新規のプロトコル・メッセージ用の 入力バイト・ストリームを監視し続ける。仮想的あるいは論理的な経路212上 のリモート・ディジタル信号処理装置からローカル・ディジタル信号処理装置へ のコーデック・バイパスは、リモート・着信フレームの初めにおいてVSELP メッセージを受信することで確認される。メッセージ受信部が、入力の中に新規 のPCMあるいはVSELPメッセージを検出できないときは、リモート・ディ ジタル信号処理装置との同期は失なわれ、メッセージ受信部は、同期取得モード の動作に戻る。 制御部213は、送信部および受信部状態マシーンをメッセージ受信部の出力 、および特別なメッセージの存在に対して動作させることによって、その状態マ シーンの適正な動作モードを決定する。 メッセージ送信部223は、ローカル・移動局の音声信号とプロトコル・メッ セージを適当な形式で出力バッファに書き込む。それは、DSP PCM出力シ ーケンス上に「DSP識別子」あるいは「DSP応答」メッセージを重畳する。 すなわち、VSELPメッセージと情報バイトを有するVSELP出力フレーム を組み立てる。図7の表は、異なる送信部状態に対する、送信部出力の形式と対 応するメッセージの種類を示す。 このメッセージ送信部の動作は、制御部213によって駆動され、この動作は また、ローカル・TDMAフレーム構成に同期している。図3と図4に示すよう に、各メッセージ・ビットは、明確に定義された位置に20ミリ秒(160バイ ト)の出力バイト・シーケンスで書き込まれる。各々の選択されたメッセージは 、全部の長さで送信される。この送信部は、現在のメッセージの最後のビットが 送信されるまで、出力ストリームには新たなメッセージを書き込まない。 プロトコル設計としてメッセージ受信部と送信部とを疎結合にすることによっ て、2つの利点がある。第1にメッセージ受信部が、ローカル・TDMAフレー ム構成に同期する必要がない。伝送遅延による影響で、リモート・ディジタル信 号処理装置からの20ミリ秒フレームは、到着時、必ずしもローカル・TDMA フレームに同期する必要はない。本プロトコルは、ローカル・TDMAタイミン グとは無関係に、メッセージ受信部が入力メッセージを自動追跡できるように設 計されている。第2の利点は、DSP/DSPディジタル・リンク上を反対方向 に移動するデータ・タイプを非対称にできる、ということである。信号形式は、 PCM/PCMあるいはVSELP/VSELPである必要はない。ローカル・ ディジタル信号処理装置が、VSELP形式でローカル・移動局ユーザ情報を送 信していても、それに対してリモート・ディジタル信号処理装置が、PCMサン プルで応答することもある。エコーキャンセラの適用 バイパス機能を有するディジタル信号処理装置が非バイパス・モードにある間 、音声コーデック224は、20ミリ秒ごとに160個のサンプルを、8ビット のPCM形式で、エコーキャンセラ225に直接、送信する。線形からPCMへ の変換動作は、音声コーデック上の音声復号器の出力に対して直接、実行される 。その結果生ずるPCMバイトは、音声コーデックのエコーキャンセラ225に 配信され、そのエコーキャンセラ上で、それ以上信号処理されることなく、指定 されたTDMAチャネル用に、交換機側のディジタル信号処理装置の出力215 に書き込まれる。 ローカル・ディジタル信号処理装置210からリモート・ディジタル信号処理 装置211方向へのコーデック・バイパスの間、ユーザ音声信号データは、音声 復号器の入力(=チャネル復号器の出力)217より、VSELPメッセージで フレーム化された、VSELP圧縮信号形式で直接、取り出される。これは、エ コーキャンセラ225を介して、ディジタル信号処理装置の出力側に送信される 。エコーキャンセラ225の入出力バッファは、各TDMA音声チャネルに対し て20ミリ秒ごとに、PCMあるいはVSELPのいずれかの形式で、合計16 0バイトを受信する。 バイパス機能を有するエコーキャンセラ・ソフトウェアによって、エコー消去 されたサンプルは、16ビット(2バイト)の線形形式で、入出力バッファを介 して音声コーデックに送信される。さらに、エコーキャンセラ上のメッセージ受 信部からの個別線信号情報は、音声コーデック上の制御部に送信される。この情 報には、入出力バッファ・フレーム中のリモートVSELPバイトの数、リモー ト・メッセージの種類、そして、リモート・メッセージのエラー・カウント値が 含まれる。 メッセージ受信部214によってリモート・ディジタル信号処理装置211の 存在が確認されるとすぐ、TDMAチャネル用のエコーキャンセラ225はスキ ップされる。また、ディジタル信号経路に直にハイブリッド部がなければ、この キャンセラは不要である。リモート・ディジタル信号処理装置が確認された後、 このリモート・ディジタル信号処理装置からエコーキャンセラへの入力サンプル は、PCMから線形への変換のみを受ける。その結果得られる16ビットの線形 サンプルは、それらがエコー消去されたサンプルであるかのごとく、音声コーデ ック用のエコーキャンセラ入出力バッファに書き込まれる。 リモート・ディジタル信号処理装置からのVSELP入力バイトには、異なっ た処理がなされる。メッセージ受信部214によって、VSELP信号の20ミ リ秒の着信フレーム(160バイト)が確認されると、リモート・ディジタル信 号処理装置211からの有効性が確認されたVSELPバイトはすべて、対応す る音声コーデック用の入出力バッファに直接、0バイトを伴って書き込まれる。 このようにエコーキャンセラによって、同一バッファを介して20ミリ秒ごと に、計320バイトが音声コーデックに送信される。リモート・ディジタル信号 処理装置がないとき、その信号のエコー消去が行われる。そうでない場合には、 その信号は、直接、エコーキャンセラから音声コーデック用の入出力バッファに 送信される。音声コーデックの適用 音声コーデック上の制御部とメッセージ送信部は、20ミリ秒ごとに呼び出さ れる。この制御部は、メッセージ受信部からの入力を各入出力バッファに取り入 れ、状態マシーンを実行して、次の送信部状態を決定する(図8a〜8g参照) 。このメッセージ送信部は、制御部のスレーブとして機能し、20ミリ秒、入出 力バッファに、エコーキャンセラ用の適正なデータおよびメッセージを書き込む 。 図9は、エコーキャンセラおよびチャネル符号器との音声コーデック通信のス ケジュール例を示す。図2および図9を参照すると、チャネル・コーデック(信 号形式変換器)226から音声コーデック224へのVSELP信号の送信完了 後は、音声コーデック224とメッセージ送信部223が、この順で駆動される ことに気がつく。コーデック・バイパスの場合、ローカル・ディジタル信号処理 装置からリモート・ディジタル信号処理装置の方向には、その復号器は駆動され ない。この処理による出力は、タイムスロット「X」において入出力バッファへ ロードされ、同じく20ミリ秒のTDMAフレーム(図9)内にエコーキャンセ ラへ送信される。 制御部は、音声コーデックがエコーキャンセラから入出力バッファの内容を受 信した後に駆動され、メッセージ受信部からの新規情報に基づいて、状態マシー ンが更新される。必要ならば、線形入力サンプルを圧縮するために音声復号器が 呼び出される。圧縮された音声信号は、次の20ミリ秒のフレーム中のタイムス ロット「x」において、チャネル・コーデックに送信される。 音声コーデックからエコーキャンセラへは、2種類のデータを送信することが できる。このデータは、ローカル・メッセージ送信部の状態によっては、音声復 号器の出力、あるいは音声復号器の入力となることができる。いずれにしても、 エコーキャンセラ用の入出力バッファには、160バイトの書込みが行われる。 バイパス機能を有するディジタル信号処理装置のソフトウェア設計において、 線形から8ビットのμ−法/A−法 PCMへの変換は、音声復号器の出力サン プルに対して、非VSELPバイパス・モードで駆動される。その結果として生 ずるPCMサンプル(8ビット構成のバイトのシーケンス)は、図3に示すよう に、PCMメッセージとともに重畳される。 コーデック・バイパスの間、メッセージ送信部は、入出力バッファに直接、V SELP形式で音声復号器の入力を書き込む。音声復号器の入力に対するVSE LP信号の20ミリ秒フレーム各々は、159ビットの圧縮音声信号と3ビット のCRC状態情報からなる。この情報は、図10の表中に示した順序で、28バ イト構成で音声復号器の入力側に提供される。 メッセージ送信部は、これら28バイトのVSELP情報を4ビット単位に分 解し、最上位の単位が最初になるように、全ての単位を別々の入出力バッファ・ エントリに書き込む。特に4ビット単位各々を、2番目に重要度の低いビット、 すなわち「1」ビット目から始まる入出力バイトに書き込むことによって、移動 局間での通話中に、2つのディジタル信号処理装置の間において、起こりうる、 T1トランク上でのT1個別線信号情報との衝突を防止している。各入出力バッ ファ・バイトの残りの最上位ビットは、固定パターンで満たされており、完成さ れたバイトは、小振幅のμ−法/A−法 PCMコードのように見える。これは 、VSELP信号がPCM信号として誤って認識されたり、受信されたときに、 望ましくない知覚的な影響を軽減するために行われる。 このように、入出力バッファは、28×2の大きさのVSELP情報バイトに 続くVSELPメッセージ・バイトを含む。この情報バイトには、さらにチェッ クサム・バイトが追加されている。残りの入出力バッファ・エントリもまた、同 一目的の同一固定パターンによって満たされている。 リモート・ディジタル信号処理装置より受信した2種類のデータの送信が行わ れる。すなわち、16ビットの線形サンプル・シーケンスとVSELPバイト・ ストリームである。 伝送遅延の影響により、リモート・ディジタル信号処理装置からのVSELP 圧縮信号のフレームは、TDMA移動局間を直接、接続した場合における、ロー カル・20ミリ秒フレーム構成には一致しない。 図11に示すように、エコーキャンセラから音声コーデックへのローカル・2 0ミリ秒フレームのデータ内容は、以下の組合せを持つ。 − すべてが線形サンプル(フレームi) − PCMからVSELPへの遷移のように、線形サンプルの後にVSELP 信号が続く(フレームj) − 2つの隣接する20ミリ秒フレームからのVSELP信号(フレームk、 以下のC節を参照) − 1つの単一20ミリ秒フレームからのVSELP信号(フレームk、以下 のC節を参照) − VSELPからPCMへの遷移のように、VSELP信号の後に線形サン プルが続く(フレームl) 上述のように、本エコーキャンセラは、ユーザ音声信号だけでなく信号情報を 音声コーデックへ送信する。この信号情報は、20ミリ秒の入出力バッファ転送 各々における、VSELPバイト・カウントを含む。カウント値がゼロとは、全 線形サンプルの転送を示しており、ゼロではないカウント値は、転送において利 用できる有効VSELPバイト数を示している。各入出力バッファの内容は、V SELP信号が存在する場合、特別な注意を払って読み取られる。以下に、バイ パス機能を有するディジタル信号処理装置の負荷において実行される、PCMお よびVSELP信号の転送と管理の例を示す。 A.全線形サンプル転送 VSELPバイト・カウントがゼロのとき、完了した線形サンプルの20ミリ 秒フレームは、音声符号器によって、通常通り処理される。リモート・20ミリ 秒フレーム構成は、ローカル・符号化処理には影響を及ぼさない。 B.全線形サンプル転送に続く非ゼロVSELPバイト・カウント この組合せは、PCMからVSELPへ(非VSELPからコーデック・バイ パスへ)の遷移を示すものである。チャネル符号器に対するVSELP情報のフ レームを再構築するために、2つの動作の内の1つが行われる。この選択は、各 入出力バッファ転送におけるVSELP情報の完全さをもとに決定される。 ローカル・フレーム構成とリモート・フレーム構成について、20ミリ秒の音 声フレーム再構築に対する全リモート・VSELP情報が、ただ1つの入出力バ ッファ転送となる、という関係にある場合、そのVSELP情報は再フォーマッ ト化され、音声符号器を呼び出すことなく、直接、チャネル・コーデック(CC )に送られる。この再フォーマット処理には、4ビット単位の最上位の単位を最 初に抽出、連結する処理が含まれ、これにより、28バイトのVSELP情報が 再構築される。 フレーム構成について、20ミリ秒の音声フレーム用のリモートVSELP情 報が、2つの隣接するローカル・フレームの境界と交差する関係にある場合、そ のVSELP情報は、2つの入出力バッファ転送において利用可能となる。現在 のローカル・フレーム中で利用できる、このVSELP情報は、メモリに格納さ れ、次の転送において利用できる残りのVSELP情報と組み合わされる。メモ リへの複写の後、この部分的な、入出力バッファ中のVSELP情報は、振幅が ゼロの線形サンプルによって置き換えられる。この入出力バッファ中のフレーム 全体は、全ての線形サンプルを含むものとみなされ、音声符号器に送られて圧縮 される。 C.非ゼロVSELPバイト・カウントを有する連続フレーム リモート・ディジタル信号処理装置からローカル・ディジタル信号処理装置へ のバイパスの間、エコーキャンセラから音声コーデックへの連続的な入出力バッ ファ・フレームは、VSELP信号で満たされる。VSELPバイト・カウント は、その最大値に等しく、ローカル・ディジタル信号処理装置がリモート・VS ELP信号との同期を失うまで、そのままの値を保つ。VSELPからPCMへ (VSELPから非VSELPバイパスへ)の遷移の間、ローカル・20ミリ秒 フレームは、部分的にVSELP信号を含み、また、カウント値の最大値より小 さいVSELPバイト・カウントを有するPCM線形サンプルを部分的に含む。 安定コーデック・バイパス:全VSELP転送 20ミリ秒の音声再生に十分なVSELP情報があれば、VSELPバイトは 、再フォーマット化され、送信される。そうでない場合には、バッファは、2つ の隣接する20ミリ秒フレームからの、2組の部分的なVSELP情報を有する ことになる。この場合、VSELP情報に相当するフレームは、メモリに格納さ れた、前回の入出力バッファ転送による部分的なVSELP情報と、現在の入出 力バッファ転送において利用できる第1の組のVSELP情報と 本発明により 、2つのディジタル信号処理装置がともに再構築される。再構築されたVSEL P情報は再フォーマット化され、チャネル・コーデックに送られる。そこで、こ のメモリは、次のフレーム中で使用される、第2の組のVSELP情報で更新さ れる。 VSELP同期損失:部分的VSELP転送 前回の入出力バッファ転送において、20ミリ秒の音声再生に十分なVSEL P情報があった場合、音声符号器によって、入出力バッファ転送全体が全線形サ ンプルとして処理される。そのメモリ中に部分的なVSELP情報が格納されて いるならば、それを現在のフレーム中の部分的なVSELP情報と結合させて、 上記の「全VSELP転送」における場合と同様、VSELP情報に相当するフ レームを再構築する。 このように、20ミリ秒の音声フレームの再生に十分なVSELP情報がある ときはいつでも、音声符号器はスキップされる。そうでない場合は、エコーキャ ンセラからの全ての線形サンプルが、音声符号器によって処理される。いずれに しても、音声コーデックは、同一形式でチャネル・コーデックにVSELP圧縮 情報を提供する。音声符号器/復号器が再駆動される前に、符号器の状態はリセ ットされる。これにより、その符号器が未知の状態から開始することがなくなる 。バイパスから非バイパスへの遷移の後、リモート処理装置から到達する第1の P CMフレームには、平滑化コサイン重み関数が適用され、いかなる遷移ノイズも 抑制される。巡回冗長検査(CRC) 図12に示すように、移動局間のTDMA通話は、3つの信号経路からなって いる。それらの内、2つの経路は、移動局とそれぞれのディジタル信号処理装置 と間の、空間を介した経路であり、3番目は、2つのディジタル信号処理装置間 の経路である。移動局間のTDMA通話には、これらの3つの経路上でチャネル ・エラーが生じる、そのエラー率は同じではない。 IS−54仕様によれば、各VSELP音声復号器は、移動局と地上端末間の チャネルのCRC条件により駆動される状態マシーンを動作させる。連続するC RCエラーがあれば、音声復号器は、以前に受信したCRCエラーなしの伝送に よる線形予測係数(LPC)情報およびフレーム・エネルギを複製する。後者の 場合、減衰率が適用される。バイパス機能を有するディジタル信号処理装置の負 荷は、移動局間の機能がその移動局にトランスペアレントとなるように設計され る。この設計の主要な点は、エンドユーザには、タンデム・リンクが単一のTD MAチャネルに見えるようにすることである。移動局間の接続において、IS− 54で規定された状態マシーンは、経路「L1」および/または経路「L3」上 のCRCエラーに応じて、受信側の移動局のみによって1回、駆動される。以下 の説明は、CRCエラーに応じた、関連する動作を詳述するものである。 経路「L1」上で逆方向において、「S1」のチャネル復号器によってCRC エラーが検出されたと仮定する。TDMA移動局−固定局間の接続におけると同 様、LPCとフレーム・エネルギを複製するために状態マシーンを動作させる代 わりに、コーデック・バイパス・モードで動作している「S1」は、受信したV SELP信号とともに3ビットのCRC状態情報を、「S2」内のチャネル符号 器に渡す。音声符号器はまた、IS−54で規定されたVSELP信号に加えて 、受信したCRC状態を「S2」内のチャネル符号器に送る。このチャネル符号 器 内のフラグは、「S1」からの非ゼロCRC状態に設定される。そうでない場合 にはクリアされる。このチャネル符号器は、このフラグがセットされていれば、 受信したVSELP信号に対するCRC値を計算する。 チャネル符号器は、計算されたCRCをVSELP信号とともに移動局「M2 」へ送信する代わりに、最初の連続する6つのCRC障害に対して、VSELP 信号とともに、計算されたCRCの1の補数を送る。CRCの不一致は、事実上 、移動局「M2」へ強制的に働く。実際には、経路「L1」上のCRCエラーは 、移動局「M2」からは経路「L3」上のCRCエラーに見え、移動局は、それ に従って動作する。「S2」内の音声符号器によって受信された、「S1」から の3ビットのCRC状態情報の値は、重要ではなく、その後、廃棄される。 コーデック・バイパスが行われている間における「L2」上での伝送エラーは 、VSELPチェックサム測定とともに監視される。コーデック・バイパスの間 、メッセージ送信部によって、3ビットの発信CRC状態情報、および、知覚的 に最も重要なVSELPビットについてのVSELPチェックサムが計算される 。このチェックサムの数値は、VSELPフレームで、リモート・ディジタル信 号処理装置に送信される。リモート・ディジタル信号処理装置は、VSELP情 報のフレームを受信すると、受信した3ビットのCRC状態情報と受信したVS ELPビットについて、新たにVSELPチェックサムを計算する。計算された VSELPチェックサムは、受信した同一フレームのVSELPチェックサムと 比較される。これら2つのチェックサムが異なる場合、経路「L2」上における 「CRCエラー」が検出され、リモート・チャネル符号器へは、前のパラグラフ で説明したような通知がなされる。 エンド・ツー・エンドのTDMA移動局間接続の各々において、VSELP信 号の複製のために1つの状態マシーンだけが駆動される。これにより、信号複製 のために、継続した状態マシーンの動作が保証される。1つ以上の経路上でCR Cエラーが発生した場合には、再構築された信号フレーム・エネルギは、それが 完全になくなるまで、IS−54で規定されているように、徐々に減衰される。 2つの独立した状態マシーンが、連続的にあるいは同時に発生するCRCエラー に応じて駆動されるならば、再構築された信号フレーム・エネルギには変動が見 られる。 計算されたCRCは、7番目あるいは次の連続的なCRC障害に修正なしで送 られる。その代わり、フレーム・エネルギ『R0』をゼロに設定することによっ て、移動局『M2』上の移動局音声信号が、強制的に完全になくなる。
【手続補正書】 【提出日】1997年6月17日 【補正内容】 (1)発明の名称を「伝送システム、信号処理装置およびそれらの動作方法」と 補正する。 (2)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (3)明細書第2頁第13行の「たいという要求がある。」の後に、改行をして 以下の文を挿入する。 「 第44回、IEEE車両技術会議(1994年6月8〜10日)プロシーデ ィング、第1巻、306〜310ページには、Yasuda等が、コーデック・ バイパス接続によって、2つの移動局間接続における音声品質の劣化軽減を行っ ているデジタル・セルラシステムを開示している。このコーデック・バイパス接 続を設定するために2つの方法が開示されており、その第1の方法では、発信側 の移動交換機センタが、着信側の移動交換機のホーム・メモリに問い合わせを行 って、コーデック・バイパスが可能かどうかを判断している。コーデック・バイ パスが可能であれば、発信側の移動交換機センタが、そのコーデックをバイパス し、着信側の移動交換局に適正な信号を送って、そのコーデックをバイパスさせ ることによって、接続を完了している。第2の方法では、発信側の移動交換機セ ンタが、呼に対するコーデック・バイパス・チャネルの割当てを行い、着信側の 移動交換機センタに適正な個別線信号を送信して、そこでもコーデック・バイパ ス・チャネルを割り当てる。着信側の移動交換機センタは、コーデック・バイパ ス・チャネルの割当てができない場合には、発信側の移動交換機センタにハンド オフ要求を送り、非バイパス・チャネルへのハンドオフを起動させる。いずれの 場合も、信号は共通信号チャネルを経由して、ネットワーク信号レベルでの重要 な修正を要求している。 欧州特許出願0,490,509には、Plett等によって、加入者端末と 基地局との間で使用可能なユーザ・スタンバイ・トラヒックに関する情報を交換 するのに利用される帯域内信号システムが開示されている。この情報は、ハンド オフが必須となったときにチャネル選択を容易にするため、後に使われることに なる。コーデック・バイパスの実行には、この帯域内信号システムは使われてい ない。」 (4)明細書第2頁第15行〜第3頁第15行の 「発明の概要 本発明により、2つのディジタル信号処理装置が・・・VSELP形式で音声 信号をやり取りする制御装置とを備える。」 を、以下のように補正する。 「発明の概要 本発明により、2つのディジタル信号処理装置が自動的にTDMA移動局間接 続を識別して、このディジタル信号処理装置内で音声符号化および復号化処理を バイパスできるよう、自動的に構成を切り替える機能を有するディジタル信号処 理装置が提供される。これら2つのディジタル信号処理装置は、チャネル・コー デックにおいて仮想的に接続されており、システム性能を改善させるとともに、 エンド・ツー・エンドの音声信号の質を向上できる。 本発明の一態様によれば、第1の信号処理装置、第2の信号処理装置、および 、第1の信号処理装置を第2の信号処理装置に連結する伝送設備を備える伝送シ ステムにおいて、 第1の信号処理装置は、伝送設備上で第2の信号処理装置への伝送を行うため 、トラヒック信号を第1の信号形式から第2の信号形式に変換するよう動作し、 第2の信号処理装置は、トラヒック信号を第2の信号形式から第1の信号形式 に再変換するよう動作し、 第1の信号処理装置はさらに、第1の制御信号を第2の信号処理装置へ送信す るよう動作し、 第2の信号処理装置は、第1の制御信号に応答して、第1の信号処理装置に第 2の制御信号を送信するものであり、 第1の信号処理装置は第2の制御信号に応答して、第1の信号形式から第2の 信号形式へのトラヒック信号の変換を中断することによって、このトラヒック信 号が、第1の信号形式で第1の信号処理装置から第2の信号処理装置へ送信され るようにし、また、第3の制御信号を第2の信号処理装置へ送信し、 第2の信号処理装置は、第3の制御信号に応答して、第2の信号形式から第1 の信号形式へのトラヒック信号の再変換を中断する伝送システムを提供する。 本発明の他の態様によれば、第1の信号形式から第2の信号形式にトラヒック 信号を変換する信号形式変換器と、 制御信号を送信するメッセージ送信機と、 制御信号を受信するメッセージ受信機と、 信号形式変換器とメッセージ送信機を制御する制御装置とを備え、 制御装置はメッセージ送信機を動作して、信号形式変換器が、トラヒック信号 を第1の信号形式から第2の信号形式へ変換できるようになっているとき、第1 の制御信号を送信し、また、メッセージ受信機による第2の制御信号の受信に応 答して、信号形式変換器を動作不能にし、そして、メッセージ送信機を動作させ て第3の制御信号を送信する信号処理装置を提供する。 本発明の他の態様によれば、伝送システムの動作方法において、この伝送シス テムは、第1の信号処理装置、第2の信号処理装置、および、第1の信号処理装 置を第2の信号処理装置に連結する伝送設備を備え、第1の信号処理装置は、伝 送設備上で第2の信号処理装置への伝送を行うため、トラヒック信号を第1の信 号形式から第2の信号形式に変換するよう動作し、第2の信号処理装置は、トラ ヒック信号を第2の信号形式から第1の信号形式に再変換するよう動作し、当該 方法は、 第1の信号処理装置から第2の信号処理装置へ第1の制御信号を送信し、 第2の信号処理装置による第1の制御信号の受信に応答して、第2の信号処理 装置から第1の信号処理装置へ第2の制御信号を送信し、 第1の信号処理装置は、この第1の信号処理装置による第2の制御信号の受信 に応答して、第1の信号形式から第2の信号形式へのトラヒック信号の変換を中 断することによって、このトラヒック信号が、第1の信号形式で第1の信号処理 装置から第2の信号処理装置へ送信されるようにし、また、第3の制御信号を第 2の信号処理装置へ送信し、 第2の信号処理装置は、この第2の信号処理装置による第3の制御信号の受信 に応答して、第2の信号形式から第1の信号形式へのトラヒック信号の再変換を 中断する伝送システムの動作方法を提供する。 本発明の別の態様によれば、信号処理装置の動作方法において、この信号処理 装置は、第1の信号形式から第2の信号形式にトラヒック信号を変換する信号形 式変換器と、制御信号を送信するメッセージ送信機と、制御信号を受信するメッ セージ受信機と、信号形式変換器とメッセージ送信機を制御する制御装置とを備 え、当該方法では、 制御装置はメッセージ送信機を動作して、信号形式変換器が、トラヒック信号 を第1の信号形式から第2の信号形式へ変換できるようになっているとき、第1 の制御信号を送信し、また、メッセージ受信機による第2の制御信号の受信に応 答して、信号形式変換器を動作不能にし、そして、メッセージ送信機を動作させ て第3の制御信号を送信する信号処理装置の動作方法を提供する。」 特許請求の範囲 『1. 第1の信号処理装置、第2の信号処理装置、および、前記第1の信号処 理装置を前記第2の信号処理装置に連結する伝送設備を備える伝送システムにお いて、 前記第1の信号処理装置は、前記伝送設備上で前記第2の信号処理装置への伝 送を行うため、トラヒック信号を第1の信号形式から第2の信号形式に変換する よう動作し、 前記第2の信号処理装置は、前記トラヒック信号を前記第2の信号形式から前 記第1の信号形式に再変換するよう動作し、 前記第1の信号処理装置はさらに、第1の制御信号を前記第2の信号処理装置 へ送信するよう動作し、 前記第2の信号処理装置は、前記第1の制御信号に応答して、前記第1の信号 処理装置に第2の制御信号を送信するものであり、 前記第1の信号処理装置は前記第2の制御信号に応答して、前記第1の信号形 式から前記第2の信号形式への前記トラヒック信号の変換を中断することによっ て、このトラヒック信号が、前記第1の信号形式で前記第1の信号処理装置から 前記第2の信号処理装置へ送信されるようにし、また、第3の制御信号を前記第 2の信号処理装置へ送信し、 前記第2の信号処理装置は、前記第3の制御信号に応答して、前記第2の信号 形式から前記第1の信号形式への前記トラヒック信号の再変換を中断することを 特徴とする伝送システム。 2. 前記伝送設備は、前記第1の信号処理装置と前記第2の信号処理装置との 間の双方向伝送を支援し、 前記第2の信号処理装置は、前記伝送設備上で前記第1の信号処理装置への伝 送を行うため、前記第1の信号形式から他のトラヒック信号を変換するよう動作 し、 前記第1の信号処理装置は、この送信されてきた他のトラヒック信号を前記第 2の信号形式から前記第1の信号形式に再変換するよう動作し、 前記第2の信号処理装置は、前記第1の制御信号を前記第1の信号処理装置に 送信するよう動作し、 前記第1の信号処理装置は、前記第1の制御信号に応答して、前記第2の制御 信号を前記第2の信号処理装置へ送信し、 前記第2の信号処理装置は前記第2の制御信号に応答して、前記第1の信号形 式から前記第2の信号形式への前記他のトラヒック信号の変換を中断することに よって、このトラヒック信号が、前記第1の信号形式で前記第2の信号処理装置 から前記第1の信号処理装置に送信されるようにし、また、前記第3の制御信号 を前記第1の信号処理装置へ送信し、 前記第1の信号処理装置は、前記第3の制御信号に応答して、前記第2の信号 形式から前記第1の信号形式への前記他のトラヒック信号の再変換を中断するこ とを特徴とする請求項1記載の伝送システム。 3. 前記第1,第2,第3の制御信号は、前記伝送設備を介して送信される帯 域内信号であることを特徴とする請求項1記載の伝送システム。 4. 信号処理装置において、 第1の信号形式から第2の信号形式にトラヒック信号を変換する信号形式変換 器と、 制御信号を送信するメッセージ送信機と、 制御信号を受信するメッセージ受信機と、 前記信号形式変換器と前記メッセージ送信機を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は前記メッセージ送信機を動作して、前記信号形式変換器が、前 記トラヒック信号を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式へ変換できるよ うになっているとき、第1の制御信号を送信し、また、前記メッセージ受信機に よる第2の制御信号の受信に応答して、前記信号形式変換器を動作不能にし、そ して、前記メッセージ送信機を動作させて第3の制御信号を送信することを特徴 とする信号処理装置。 5. 前記第1の制御信号を送信し、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式 から前記第2の信号形式に変換する第1の状態(T1)と、 前記第2の制御信号を送信し、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式から 前記第2の信号形式に変換する第2の状態(T2)と、 前記第3の制御信号を送信し、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式から 前記第2の信号形式に変換しない第3の状態(T3)とを有し、 前記第1の制御信号の受信に応答して、前記第1の状態から前記第2の状態へ 変化し、 前記第2の制御信号の受信に応答して、前記第2の状態から前記第3の状態へ 変化することを特徴とする請求項4記載の信号処理装置。 6. 前記第1の状態にあるとき、前記第2の制御信号の受信に応答して、前記 第1の状態から前記第2の状態へ変化することを特徴とする請求項5記載の信号 処理装置。 7. 前記信号形式変換器は、また、前記信号処理装置の前記第1の状態、前記 第2の状態、および前記第3の状態において、他のトラヒック信号を前記第2の 信号形式から前記第1の信号形式に変換するよう動作し、 前記信号処理装置は、前記第3の制御信号を送信する第4の状態(T4)を有 しており、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式へ 変換せず、また、前記他のトラヒック信号を前記第2の信号形式から前記第1の 信号形式に変換せず、 前記信号処理装置は、前記第3の状態にあるとき、前記第3の制御信号の受信 に応答して、前記第3の状態から前記第4の状態へ変化することを特徴とする請 求項6記載の信号処理装置。 8. 前記第2の状態にあるとき、前記第3の制御信号の受信に応答して、前記 第2の状態から前記第4の状態へ変化することを特徴とする請求項7記載の信号 処理装置。 9. 前記第3の状態にあるとき、前記第1の制御信号の受信に応答して、前記 第3の状態から前記第1の状態へ変化することを特徴とする請求項5記載の信号 処理装置。 10.前記第4の状態にあるとき、前記第1の制御信号と前記第2の制御信号の いずれかの受信に応答して、前記第4の状態から前記第1の状態に変化すること を特徴とする請求項7記載の信号処理装置。 11.制御信号の受信がないことに応答して前記第1の状態に復帰することを特 徴とする請求項5記載の信号処理装置。 12.伝送システムの動作方法において、この伝送システムは、第1の信号処理 装置、第2の信号処理装置、および、前記第1の信号処理装置を前記第2の信号 処理装置にリンクする伝送設備を備え、前記第1の信号処理装置は、前記伝送設 備上で前記第2の信号処理装置への伝送を行うため、トラヒック信号を第1の信 号形式から第2の信号形式に変換するよう動作し、前記第2の信号処理装置は、 前記トラヒック信号を前記第2の信号形式から前記第1の信号形式に再変換する よう動作し、当該方法は、 前記第1の信号処理装置から前記第2の信号処理装置へ第1の制御信号を送信 し、 前記第2の信号処理装置による前記第1の制御信号の受信に応答して、前記第 2の信号処理装置から前記第1の信号処理装置へ第2の制御信号を送信し、 前記第1の信号処理装置は、この第1の信号処理装置による前記第2の制御信 号の受信に応答して、前記第1の信号形式から前記第2の信号形式への前記トラ ヒック信号の変換を中断することによって、このトラヒック信号が、前記第1の 信号形式で前記第1の信号処理装置から前記第2の信号処理装置へ送信されるよ うにし、また、第3の制御信号を前記第2の信号処理装置へ送信し、 前記第2の信号処理装置は、この第2の信号処理装置による前記第3の制御信 号の受信に応答して、前記第2の信号形式から前記第1の信号形式への前記トラ ヒック信号の再変換を中断することを特徴とする伝送システムの動作方法。 13.前記伝送設備は、前記第1の信号処理装置と前記第2の信号処理装置との 間の双方向伝送を支援し、前記第2の信号処理装置は、前記伝送設備上で前記第 1の信号処理装置への伝送を行うため、他のトラヒック信号を前記第1の信号形 式より変換するよう動作し、前記第1の信号処理装置は、この送信されてきた他 のトラヒック信号を前記第2の信号形式から前記第1の信号形式に再変換するよ う動作し、 前記第2の信号処理装置は、前記第1の制御信号を前記第1の信号処理装置に 送信し、 前記第1の信号処理装置は、この第1の信号処理装置による前記第1の制御信 号の受信に応答して、前記第2の制御信号を前記第2の信号処理装置へ送信し、 前記第2の信号処理装置は、この第2の信号処理装置による前記第2の制御信 号の受信に応答して、前記第1の信号形式から前記第2の信号形式への前記他の トラヒック信号の変換を中断することによって、このトラヒック信号が、前記第 1の信号形式で前記第2の信号処理装置から前記第1の信号処理装置に送信され るようにし、また、この第2の信号処理装置は、前記第3の制御信号を前記第1 の信号処理装置へ送信し、 前記第1の信号処理装置は、この第1の信号処理装置による前記第3の制御信 号の受信に応答して、前記第2の信号形式から前記第1の信号形式への前記他の トラヒック信号の再変換を中断することを特徴とする請求項12記載の伝送シス テムの動作方法。 14.前記第1,第2,第3の制御信号は、前記伝送設備を介して送信される帯 域内信号であることを特徴とする請求項12記載の伝送システムの動作方法。 15.信号処理装置の動作方法において、この信号処理装置は、第1の信号形式 から第2の信号形式にトラヒック信号を変換する信号形式変換器と、制御信号を 送信するメッセージ送信機と、制御信号を受信するメッセージ受信機と、前記信 号形式変換器と前記メッセージ送信機を制御する制御装置とを備え、 当該方法では、 前記制御装置は前記メッセージ送信機を動作して、前記信号形式変換器が、前 記トラヒック信号を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式へ変換できるよ うになっているとき、第1の制御信号を送信し、また、前記メッセージ受信機に よる第2の制御信号の受信に応答して、前記信号形式変換器を動作不能にし、そ して、前記メッセージ送信機を動作させて第3の制御信号を送信することを特徴 とする信号処理装置の動作方法。 16.前記信号処理装置は、前記第1の制御信号を送信し、前記トラヒック信号 を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式に変換する第1の状態(T1)と 、前記第2の制御信号を送信し、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式から 前記第2の信号形式に変換する第2の状態(T2)と、前記第3の制御信号を送 信し、前記トラヒック信号を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式に変換 しない第3の状態(T3)とを有し、 前記第1の制御信号の受信に応答して、前記信号処理装置を前記第1の状態か ら前記第2の状態へ変化させ、 前記第2の制御信号の受信に応答して、前記信号処理装置を前記第2の状態か ら前記第3の状態へ変化させることを特徴とする請求項15記載の信号処理装置 の動作方法。 17.前記第1の状態にあるとき、前記第2の制御信号の受信に応答して、前記 信号処理装置を前記第1の状態から前記第2の状態へ変化させることを特徴とす る請求項16記載の信号処理装置の動作方法。 18.前記信号形式変換器は、また、前記信号処理装置の前記第1の状態、前記 第2の状態、および前記第3の状態において、他のトラヒック信号を前記第2の 信号形式から前記第1の信号形式に変換するよう動作し、前記信号処理装置は、 前記第3の制御信号を送信する第4の状態(T4)を有しており、前記トラヒッ ク信号を前記第1の信号形式から前記第2の信号形式へ変換せず、また、前記他 のトラヒック信号を前記第2の信号形式から前記第1の信号形式に変換せず、 前記第3の状態にあるとき、前記第3の制御信号の受信に応答して、前記信号 処理装置を前記第3の状態から前記第4の状態へ変化させることを特徴とする請 求項17記載の信号処理装置の動作方法。 19.前記第2の状態にあるとき、前記第3の制御信号の受信に応答して、前記 信号処理装置を前記第2の状態から前記第4の状態へ変化することを特徴とする 請求項18記載の信号処理装置の動作方法。 20.前記第3の状態にあるとき、前記第1の制御信号の受信に応答して、前記 信号処理装置を前記第3の状態から前記第1の状態へ変化することを特徴とする 請求項16記載の信号処理装置の動作方法。 21.前記第4の状態にあるとき、前記第1の制御信号と前記第2の制御信号の いずれかの受信に応答して、前記信号処理装置を前記第4の状態から前記第1の 状態に変化することを特徴とする請求項18記載の信号処理装置の動作方法。 22.制御信号の受信がないことに応答して前記第1の状態に復帰させることを 特徴とする請求項16記載の信号処理装置の動作方法。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラビプール・ラフィ カナダ国,エイチ4ダブリュー 2ティー 2,ケベック,コート エスティー ルー ク,ブロッサム 5745 (72)発明者 チュー・チュン・チェン カナダ国,ジェイ4エックス 2エム3, ケベック,ブロサード,ラモー 9370

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ディジタル移動無線装置が相互に通信したり、無線セル・サイトを介して 公衆電話通信網と通信したり、また、移動交換局と通信することを可能にし、音 声信号のエコー消去、音声符号化/復号化、およびチャネル符号化/復号化を行 うディジタル・セルラ無線システムにおいて、 ローカル・ディジタル移動電話からの音声信号のエコー消去、音声符号化/復 号化、およびチャネル符号化/復号化を行う第1のディジタル信号処理装置と、 リモート・ディジタル移動電話からの音声信号のエコー消去、音声符号化/復 号化、およびチャネル符号化/復号化を行う第2のディジタル信号処理装置と、 帯域内信号情報をリモート・ディジタル信号処理装置に送信するメッセージ送 信機と、 ローカル・ディジタル信号処理装置で帯域内信号情報を検出するメッセージ受 信機と、 前記リモート・メッセージ送信機からローカル・メッセージ受信機への個別線 信号情報の送信を監視する制御装置であって、前記ローカル・メッセージ受信機 によって、前記リモート・メッセージ送信機からの帯域内信号情報の検出が行わ れ、ディジタル移動局間の接続が確立した場合、前記第1および第2のディジタ ル信号処理装置がバイパス・モードへの切り換えを行い、前記音声符号化/復号 化、およびエコー消去機能をバイパスすることによって、前記ディジタル移動無 線装置各々が相互に直接、前記チャネル符号化/復号化機能により、VSELP 形式で音声信号をやり取りする制御装置とを備えることを特徴とするディジタル ・セルラ無線システム。 2. 前記第1および第2のディジタル信号処理装置間の通信は、移動局ユーザ 音声信号、および帯域内信号情報を含むことを特徴とする請求項1記載のディジ タル・セルラ無線システム。 3. 前記音声信号、および帯域内信号情報は、非VSELPモードのときには 、 PCM・シーケンスとして送信され、エコー消去および音声コーデック・バイパ ス・モードのときには、VSELP信号フレームの形式で送信されることを特徴 とする請求項2記載のディジタル・セルラ無線システム。 4. 前記PCM・シーケンスは、8ビットのPCM・シーケンスを含み、前記 VSELP信号フレームは、64kbsのデータ・ストリームに拡大したVSE LP信号を含むことを特徴とする請求項3記載のディジタル・セルラ無線システ ム。 5. 複数の音声信号フレームを介して、ユーザ音声信号ビットをPCM・メッ セージのビットに置き換えることによって、PCM帯域内信号が得られることを 特徴とする請求項3記載のディジタル・セルラ無線システム。 6. 前記PCM帯域内信号情報は、少くとも、ディジタル信号処理装置の識別 子メッセージ、およびディジタル信号処理装置応答メッセージの内の1つを含む ことを特徴とする請求項5記載のディジタル・セルラ無線システム。 7. 前記ユーザ音声信号ビットの置き換えは、あらかじめ選択した間隔で行わ れ、その間隔は、バイパス・モードへの切り換えに要する時間遅延を減らすよう 十分小さく、また、受信側でのPCM信号への知覚的な影響を最小にするよう十 分大きいことを特徴とする請求項6記載のディジタル・セルラ無線システム。 8. 前記あらかじめ選択した間隔は、20個のサンプルごとに1ビットの間隔 であることを特徴とする請求項7記載のディジタル・セルラ無線システム。 9. 前記DSP識別子とDSP応答メッセージは、複数の音声信号フレームを 介して、16個のユーザ音声信号ビットをメッセージ・ビットに置き換えること によって作成されることを特徴とする請求項8記載のディジタル・セルラ無線シ ステム。 10.リモート・ディジタル信号処理装置の存在は、前記メッセージ受信機にお いて、着信DSP識別子を受信することで確認されることを特徴とする請求項2 記載のディジタル・セルラ無線システム。 11.リモート・メッセージ送信機から送信されたDSP応答メッセージが、ロ ーカル・メッセージ受信機で繰り返して受信されたときに、前記音声復号化機能 がバイパスされ、また、前記ローカル・メッセージ受信機で前記VSELP情報 が受信されたときに、前記音声符号化機能がバイパスされることを特徴とする請 求項10記載のディジタル・セルラ無線システム。 12.前記音声符号化/復号化機能は、リモート・メッセージ送信機より送信さ れたVSELP情報が、ローカル・メッセージ受信機で受信されたときにバイパ スされることを特徴とする請求項10記載のディジタル・セルラ無線システム。 13.VSELPバイパス・モードから非VSELPバイパス・モードへの移行 があると、二乗コサイン・ウィンドウによってPCMサンプルを換算することに よって、円滑な遷移を達成することを特徴とする請求項11記載のディジタル・ セルラ無線システム。 14.VSELPバイパス・モードから非VSELPバイパス・モードへの移行 があると、前記音声符号化/復号化機能をリセットすることによって、円滑な遷 移を達成することを特徴とする請求項13記載のディジタル・セルラ無線システ ム。 15.メッセージ送信機が動作しないよう前記制御装置に指示を送ることによっ て、バイパス・モードを終了できることを特徴とする請求項11記載のディジタ ル・セルラ無線システム。 16.VSELP信号の各フレームは、VSELP信号の識別用にフレームごと に繰り返されるVSELPメッセージ、VSELP符号化されたユーザ情報、チ ェックサム、そして、劣性PCMサンプルの固定パターンを含むことを特徴とす る請求項4記載のディジタル・セルラ無線システム。 17.前記VSELP符号化されたユーザ情報は、入出力バッファの重要度が最 小のエントリに書き込まれることを特徴とする請求項16記載のディジタル・セ ルラ無線システム。 18.前記第2のディジタル信号処理装置に、CRCの状態情報を有する前記V SELP信号を送信し、続いて、CRCの連続的な失敗の最初の番号に対応する 前記リモート・ディジタル移動電話に、計算されたCRCの1の補数を有する前 記VSELP信号を送信して、リモート・ディジタル移動電話にCRCエラーの 警告をすることによって、前記ローカル・ディジタル移動電話から到着する信号 より、前記リモート・ディジタル移動電話に、前記第1のDSPにおけるCRC エラーの発生を警告することを特徴とする請求項3記載のディジタル・セルラ無 線システム。
JP51938096A 1994-12-19 1995-12-13 デジタル信号処理装置 Expired - Lifetime JP3638609B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/358,949 1994-12-19
US08/358,949 US5768308A (en) 1994-12-19 1994-12-19 System for TDMA mobile-to-mobile VSELP codec bypass
PCT/CA1995/000704 WO1996019907A1 (en) 1994-12-19 1995-12-13 System for tdma mobile-to-mobile vselp codec bypass

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000020587A Division JP2000232409A (ja) 1994-12-19 2000-01-28 伝送システムおよびその動作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10500829A true JPH10500829A (ja) 1998-01-20
JP3638609B2 JP3638609B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=23411692

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51938096A Expired - Lifetime JP3638609B2 (ja) 1994-12-19 1995-12-13 デジタル信号処理装置
JP2000020587A Pending JP2000232409A (ja) 1994-12-19 2000-01-28 伝送システムおよびその動作方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000020587A Pending JP2000232409A (ja) 1994-12-19 2000-01-28 伝送システムおよびその動作方法

Country Status (8)

Country Link
US (3) US5768308A (ja)
EP (1) EP0799554B1 (ja)
JP (2) JP3638609B2 (ja)
CN (2) CN1487679A (ja)
CA (2) CA2207550C (ja)
DE (1) DE69528847T2 (ja)
MX (1) MX9704512A (ja)
WO (1) WO1996019907A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316578B1 (ko) * 1998-05-08 2001-12-12 가네꼬 히사시 반도체 장치 및 그 반도체 장치의 제조 방법

Families Citing this family (84)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5768308A (en) * 1994-12-19 1998-06-16 Northern Telecom Limited System for TDMA mobile-to-mobile VSELP codec bypass
GB9514956D0 (en) * 1995-07-21 1995-09-20 British Telecomm Transmission of digital signals
DE19544367A1 (de) * 1995-11-29 1997-06-05 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Übertragen von Daten, insbesondere von GSM-Daten
GB2316277B (en) * 1996-08-09 2001-03-14 Motorola Ltd Transcoder and method for a non-tandem coding operation
FR2756443B1 (fr) * 1996-11-28 1998-12-24 Nortel Matra Cellular Dispositif de transcodage pourvu d'une derivation
US6038458A (en) * 1996-12-30 2000-03-14 Nokia Telecommunications Oy Method for selecting a signal, and a cellular radio system
FI105864B (fi) * 1997-04-18 2000-10-13 Nokia Networks Oy Kaiunpoistomekanismi
US5970086A (en) * 1997-05-22 1999-10-19 Itt Manufacturing Enterprises Radio remote interface for modulating/demodulating data in a digital communication system
US5995923A (en) * 1997-06-26 1999-11-30 Nortel Networks Corporation Method and apparatus for improving the voice quality of tandemed vocoders
KR100248272B1 (ko) * 1997-06-30 2000-03-15 김영환 보코더의 pcm데이터형식에 따른 바이패스모드 동작시기의 제어방법
US5857167A (en) * 1997-07-10 1999-01-05 Coherant Communications Systems Corp. Combined speech coder and echo canceler
US6138022A (en) * 1997-07-23 2000-10-24 Nortel Networks Corporation Cellular communication network with vocoder sharing feature
JPH1155716A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nec Corp コーデックスルーシステム
US6363339B1 (en) * 1997-10-10 2002-03-26 Nortel Networks Limited Dynamic vocoder selection for storing and forwarding voice signals
JPH11136710A (ja) * 1997-10-28 1999-05-21 Fujitsu Ltd セル伝送ネットワークにおける通信データのディジタル1リンク中継システム
US6009383A (en) * 1997-10-30 1999-12-28 Nortel Networks Corporation Digital connection for voice activated services on wireless networks
US6172974B1 (en) * 1997-10-31 2001-01-09 Nortel Networks Limited Network element having tandem free operation capabilities
US5995849A (en) * 1997-11-26 1999-11-30 Direct Wireless Communication Corp. Direct wireless communication system and method of operation
US6078809A (en) * 1998-02-27 2000-06-20 Motorola, Inc. Method and apparatus for performing a multi-party communication in a communication system
JPH11261566A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Fujitsu Ltd 画像伝送装置
US6295302B1 (en) 1998-04-24 2001-09-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Alternating speech and data transmission in digital communications systems
US6353666B1 (en) 1998-05-21 2002-03-05 Conexant Systems, Inc. System and method for providing an enhanced audio quality telecommunication session
US6324515B1 (en) 1998-06-02 2001-11-27 Nortel Networks Limited Method and apparatus for asymmetric communication of compressed speech
DE19833318C2 (de) * 1998-07-24 2001-08-02 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Übertragung von digitalen Nutzdaten
JP4271862B2 (ja) * 1998-08-21 2009-06-03 モトローラ・インコーポレイテッド 帯域内シグナリングを利用するボコーダ・バイパスの制御のための方法および装置
US6091969A (en) * 1998-08-21 2000-07-18 Motorola, Inc. Method and apparatus for inband signaling control of vocoder bypass
US7047185B1 (en) * 1998-09-15 2006-05-16 Skyworks Solutions, Inc. Method and apparatus for dynamically switching between speech coders of a mobile unit as a function of received signal quality
US6377807B1 (en) * 1998-10-20 2002-04-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Hierarchical message addressing scheme
FI107109B (fi) 1998-10-21 2001-05-31 Nokia Networks Oy Digitaalinen tietoliikennejärjestelmä
CA2290307A1 (en) * 1998-12-22 2000-06-22 Nortel Networks Corporation A method and apparatus for efficient bandwidth usage in a packet switching network
US6657996B1 (en) * 1999-04-21 2003-12-02 Telogy Networks, Inc. Apparatus and method for improving voice quality by removing tandem codecs in a voice communication link
US6483857B1 (en) 1999-05-07 2002-11-19 Nortel Networks Limited Method and apparatus for transmitting control information over an audio data stream
US6721707B1 (en) * 1999-05-14 2004-04-13 Nortel Networks Limited Method and apparatus for controlling the transition of an audio converter between two operative modes in the presence of link impairments in a data communication channel
US6766291B2 (en) * 1999-06-18 2004-07-20 Nortel Networks Limited Method and apparatus for controlling the transition of an audio signal converter between two operative modes based on a certain characteristic of the audio input signal
FI107211B (fi) 1999-07-09 2001-06-15 Nokia Networks Oy Menetelmä koodaustiedon välittämiseksi pakettiverkon yli
US6868385B1 (en) * 1999-10-05 2005-03-15 Yomobile, Inc. Method and apparatus for the provision of information signals based upon speech recognition
EP1157498A4 (en) * 1999-12-27 2002-04-17 Telogy Networks Inc DIGITAL EXTENSION OF THE MODULE'S ECHO CANCELLATOR
US7177287B1 (en) * 2000-01-05 2007-02-13 Advanded Micro Devices, Inc. System and method for concurrent wireless voice and data communications
EP1124386A1 (en) * 2000-02-11 2001-08-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Tone signalling with TFO communication links
EP1126651A1 (en) * 2000-02-16 2001-08-22 Lucent Technologies Inc. Link adaptation for RT-EGPRS
AU2000244000A1 (en) * 2000-04-11 2001-10-23 Nokia Corporation Application of rtp and rtcp in the amr transport in voice over ip networks
US7050575B1 (en) * 2000-06-16 2006-05-23 Ericsson Inc. Echo canceler coefficient update apparatus and method
US20150117441A1 (en) * 2013-10-28 2015-04-30 Michael Pascazi System and method for cell phone to cell phone signal transmission via the internet
US6785339B1 (en) 2000-10-31 2004-08-31 Motorola, Inc. Method and apparatus for providing speech quality based packet enhancement in packet switched networks
US7076316B2 (en) * 2001-02-02 2006-07-11 Nortel Networks Limited Method and apparatus for controlling an operative setting of a communications link
US7006456B2 (en) * 2001-02-02 2006-02-28 Nortel Networks Limited Method and apparatus for packet-based media communication
US7289461B2 (en) 2001-03-15 2007-10-30 Qualcomm Incorporated Communications using wideband terminals
US7593432B2 (en) * 2001-03-31 2009-09-22 Redback Networks Inc. Method and apparatus for deframing signals
US6941381B2 (en) * 2001-03-31 2005-09-06 Redback Networks Inc. Method and apparatus for sync hunting signals
US6950446B2 (en) * 2001-03-31 2005-09-27 Redback Networks Inc. Method and apparatus for simultaneously sync hunting signals
CA2344904A1 (en) * 2001-04-23 2002-10-23 Bruno Richard Preiss Interactive voice response system and method
JP4149143B2 (ja) 2001-06-13 2008-09-10 富士通株式会社 移動通信システムのシグナリング通信方法
JP4362261B2 (ja) 2002-01-17 2009-11-11 日本電気通信システム株式会社 音声符号制御方法
US7522586B2 (en) * 2002-05-22 2009-04-21 Broadcom Corporation Method and system for tunneling wideband telephony through the PSTN
US20040131051A1 (en) * 2002-09-06 2004-07-08 Rafi Rabipour Methods and apparatus for data communication
US7639601B2 (en) * 2002-07-05 2009-12-29 Nortel Networks Limited Methods and apparatus for data communication
US6865391B1 (en) * 2002-07-11 2005-03-08 Sprint Spectrum L.P. Method and system for vocoder bypass using electronic serial numbers
US6879833B2 (en) * 2002-07-11 2005-04-12 Sprint Spectrum L.P. Method and system for vocoder bypass using differentiated telephone numbers
US20040037314A1 (en) * 2002-08-23 2004-02-26 Spear Stephen L. Method and communication network for cross coding between codecs
US7203226B1 (en) 2002-11-14 2007-04-10 Nortel Networks Limited Methods and apparatus for data communication
US7406096B2 (en) * 2002-12-06 2008-07-29 Qualcomm Incorporated Tandem-free intersystem voice communication
US7251480B1 (en) * 2003-02-05 2007-07-31 Sprint Spectrum L.P. Method and system of sending a voice message in a wireless communication network
WO2004075582A1 (en) * 2003-02-21 2004-09-02 Nortel Networks Limited Data communication apparatus and method for establishing a codec-bypass connection
US8059663B1 (en) 2003-07-10 2011-11-15 Sprint Spectrum L.P. Gateway-based system and method for tandem free operation
US7586868B2 (en) * 2003-07-14 2009-09-08 Motorola, Inc Method and apparatus for controlling distributed transcoders
CN100382551C (zh) * 2003-09-08 2008-04-16 大唐移动通信设备有限公司 一种对通信系统消息进行编解码的方法
FR2866499B1 (fr) * 2004-02-12 2006-05-26 Cit Alcatel Procede pour le transport de parole compressee en mode paquet dans le reseau coeur d'infrastructures de communication avec des mobiles
US8027265B2 (en) * 2004-03-19 2011-09-27 Genband Us Llc Providing a capability list of a predefined format in a communications network
WO2005089055A2 (en) * 2004-03-19 2005-09-29 Nortel Networks Limited Communicating processing capabilites along a communications path
US7328027B1 (en) 2004-05-11 2008-02-05 Sprint Spectrum L.P. Method for vocoder selection based on loads in coverage areas of a wireless wide area network
US7089011B1 (en) 2004-05-11 2006-08-08 Sprint Spectrum L.P. Method and system for selective call routing for transcoder free operation
ATE413769T1 (de) * 2004-09-03 2008-11-15 Harman Becker Automotive Sys Sprachsignalverarbeitung für die gemeinsame adaptive reduktion von störgeräuschen und von akustischen echos
DE102005005561A1 (de) * 2005-02-07 2006-08-10 Siemens Ag Verfahren zur Übertragung von Sprachsignalen, zugehöriges Kommunikationssystem sowie zugehörige Netzwerkeinheit
CN100484304C (zh) * 2006-03-29 2009-04-29 华为技术有限公司 实现分组-分组模型会话的方法和媒体网关
US8300781B1 (en) * 2006-04-28 2012-10-30 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Method and apparatus for retrieving all voicemail messages at the same time
KR100744567B1 (ko) * 2006-09-29 2007-08-01 한국전자통신연구원 멀티 네트워크 멀티 코덱 환경에서 트랜스코딩 횟수를최소화하는 장치 및 방법
CN100456893C (zh) * 2006-09-30 2009-01-28 华为技术有限公司 一种语音数据的承载方法及系统
US8346239B2 (en) 2006-12-28 2013-01-01 Genband Us Llc Methods, systems, and computer program products for silence insertion descriptor (SID) conversion
US8908541B2 (en) * 2009-08-04 2014-12-09 Genband Us Llc Methods, systems, and computer readable media for intelligent optimization of digital signal processor (DSP) resource utilization in a media gateway
US8462193B1 (en) * 2010-01-08 2013-06-11 Polycom, Inc. Method and system for processing audio signals
US8548460B2 (en) * 2010-05-25 2013-10-01 Qualcomm Incorporated Codec deployment using in-band signals
US9237172B2 (en) 2010-05-25 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Application notification and service selection using in-band signals
US10499229B2 (en) * 2016-01-24 2019-12-03 Qualcomm Incorporated Enhanced fallback to in-band mode for emergency calling
CN111325957B (zh) * 2018-12-13 2021-09-03 比亚迪股份有限公司 微控制单元及dtmf报警信号输出方法和系统

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2032325C (en) * 1990-12-14 1998-07-07 Leo Strawczynski Intra-cell call hand-over in radio communication systems with dynamic channel allocation
JPH04216265A (ja) 1990-12-17 1992-08-06 Tokyo Electric Co Ltd ファクシミリ装置のモード切替え方式
JP2680198B2 (ja) * 1991-02-08 1997-11-19 三菱電機株式会社 音声ディジタル1リンク接続方式
US5499240A (en) * 1994-03-09 1996-03-12 British Telecommunications Public Limited Company Switched communication network with bandwidth managers for achieving end-to-end data compression during transport
US5608779A (en) * 1994-11-08 1997-03-04 Motorola, Inc. Method for communications between mobile units using single and multiple switching center configurations
FI98972C (fi) * 1994-11-21 1997-09-10 Nokia Telecommunications Oy Digitaalinen matkaviestinjärjestelmä
US5768308A (en) * 1994-12-19 1998-06-16 Northern Telecom Limited System for TDMA mobile-to-mobile VSELP codec bypass
US5956673A (en) * 1995-01-25 1999-09-21 Weaver, Jr.; Lindsay A. Detection and bypass of tandem vocoding using detection codes
US5563912A (en) * 1995-02-27 1996-10-08 Nec Corporation High efficiency speech coding apparatus and transit switching system employing the same
US5987327A (en) * 1996-09-16 1999-11-16 Motorola, Inc. Method for establishing communications in wireless communication systems having multiple switching centers
US5995923A (en) * 1997-06-26 1999-11-30 Nortel Networks Corporation Method and apparatus for improving the voice quality of tandemed vocoders
US6138022A (en) * 1997-07-23 2000-10-24 Nortel Networks Corporation Cellular communication network with vocoder sharing feature
US6363339B1 (en) * 1997-10-10 2002-03-26 Nortel Networks Limited Dynamic vocoder selection for storing and forwarding voice signals
US6172974B1 (en) * 1997-10-31 2001-01-09 Nortel Networks Limited Network element having tandem free operation capabilities
US6272358B1 (en) * 1998-06-04 2001-08-07 Lucent Technologies Inc. Vocoder by-pass for digital mobile-to-mobile calls
US6657996B1 (en) * 1999-04-21 2003-12-02 Telogy Networks, Inc. Apparatus and method for improving voice quality by removing tandem codecs in a voice communication link
US6766291B2 (en) * 1999-06-18 2004-07-20 Nortel Networks Limited Method and apparatus for controlling the transition of an audio signal converter between two operative modes based on a certain characteristic of the audio input signal
FI20000212A (fi) * 2000-02-01 2001-08-02 Nokia Networks Oy Yhteydenmuodostusneuvottelu tietoliikennejärjestelmässä

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316578B1 (ko) * 1998-05-08 2001-12-12 가네꼬 히사시 반도체 장치 및 그 반도체 장치의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN1170492A (zh) 1998-01-14
CA2207550A1 (en) 1996-06-27
DE69528847D1 (de) 2002-12-19
US5768308A (en) 1998-06-16
CA2732583A1 (en) 1996-06-27
WO1996019907A1 (en) 1996-06-27
CN1487679A (zh) 2004-04-07
EP0799554A1 (en) 1997-10-08
US7023819B2 (en) 2006-04-04
CN1123253C (zh) 2003-10-01
CA2732583C (en) 2012-09-04
CA2207550C (en) 2011-05-03
JP3638609B2 (ja) 2005-04-13
JP2000232409A (ja) 2000-08-22
MX9704512A (es) 1997-10-31
DE69528847T2 (de) 2003-03-20
US6185424B1 (en) 2001-02-06
EP0799554B1 (en) 2002-11-13
US20020054571A1 (en) 2002-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3638609B2 (ja) デジタル信号処理装置
US6272358B1 (en) Vocoder by-pass for digital mobile-to-mobile calls
EP0637179B1 (en) TDMA on a cellular communications system PCM link
US7221662B2 (en) Tone detection elimination
JP2596388B2 (ja) ディジタルコードレス電話システム
JPH0738617B2 (ja) コーデックとその操作方法、及び通信システム
JPH04257199A (ja) 音声ディジタル1リンク接続方式
KR19990035852A (ko) 통신네트워크를 통한 디지털 신호의 전송 방법 및 장치
JP2000312229A (ja) 音声ゲートウェイ装置及びその制御方法
JP2000216882A (ja) コ―ド化されたテレコミュニケ―ション用の信号を送信する方法、システムおよび装置
JPH0120822B2 (ja)
JPH036705B2 (ja)
JP2782390B2 (ja) 音声処理装置
JPH08331644A (ja) 移動通信システム
Dean et al. Toward a North American Standard for mobile data services
JPH04104529A (ja) ディジタルセルラにおけるデータ通信方式
JPS60105344A (ja) 複合交換方式
JPS6234449A (ja) デイジタル交換システムにおける局間信号方式
JP2001007932A (ja) 音声符号化装置
JPH07250174A (ja) 情報信号伝送方法及び情報信号伝送装置
JPH04255151A (ja) 打ち合せ用音声通話方式
JPH03262343A (ja) Dsi装置
JPH05300118A (ja) 監視信号の分離多重システム
JPH07336394A (ja) ディジタル通信網における音声通信制御方式
JPH03107248A (ja) Isdn通話方式

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040615

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term