JPH1043180A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH1043180A
JPH1043180A JP8223134A JP22313496A JPH1043180A JP H1043180 A JPH1043180 A JP H1043180A JP 8223134 A JP8223134 A JP 8223134A JP 22313496 A JP22313496 A JP 22313496A JP H1043180 A JPH1043180 A JP H1043180A
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Hiroshi Iino
博司 飯野
Yasushi Hiraoka
康 平岡
Masahiro Takase
正広 高瀬
Mitsuhiro Takeda
光弘 武田
Kozo Tokuyama
浩三 徳山
Atsushi Kajiwara
厚 梶原
Kazuhiko Nobunaga
一彦 信長
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Furuno Electric Co Ltd
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    • A61B8/0875Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings for diagnosis of bone
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性、安全性に優れており、信頼性の高い
診断結果を得ることができる超音波診断装置を提供す
る。 【解決手段】 被検体が載る基台9に、前記被検体の大
きさに応じて相互の間隔を可変にするため少なくとも一
方が可動とされ、前記被検体に対して超音波透過可能且
つ押し付け可能な一対の測定体2,3を有し、可動とさ
れた測定体2の中に超音波透過性液体を溜め、この液体
内に超音波送受波器4を収納して前記基台9の側に支持
し、前記測定体2,3の超音波送受波器4,5の間隔を
一定としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨粗鬆症(こつそ
しょうしょう)の診断等に利用される超音波診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】骨粗鬆症はカルシウム不足等により骨組
織の密度が低下する症状であるが、その診断のため、骨
中に超音波を透過させ、骨中における伝播速度(SO
S:Speed Of Sound) を測定することにより、骨の特性
(骨塩密度等)を定量測定するという方法が既に提案さ
れている。このような超音波検査は通常、軟組織の薄い
足の踵(かかと)に対して行われる。
【0003】上記のように骨の特性を測定するための従
来の装置(超音波骨塩定量装置とよばれる)は、基台上
に可動自在にされ、各々の内壁に超音波発生と超音波検
出器とを対向するように取付けられた一対の可動片を使
用する。そして、この各可動片間に、踵が超音波発生・
検出器間を遮るように挿入し、さらに、超音波の伝播を
可能とするために各可動片の可動を介して超音波発生・
検出器を踵に密着する。その状態で発生器から超音波を
発射すると、超音波は踵骨を透過する際に、その骨塩量
に応じた速度で伝播する。従って、検出器により超音波
の伝播速度(SOS)を測定することにより、被検体で
ある踵の骨塩量に相当する量を測定することができる。
【0004】すなわち、上記のように超音波を被検体
(踵)に透過することで得られる超音波発生・検出器間
の距離Lと、踵を伝播した音波信号の到達時間Tから、
被検体(踵)の伝播速度(SOS)〔SOS=L/T
(m/s)〕を求め、この伝播速度(SOS)に相当す
る被検体(踵)の骨塩量に変換して、上記骨粗鬆症の有
無を診断するものである。以下、このように診断するも
のを乾燥式の超音波診断装置という。
【0005】しかしながら、上記乾燥式の超音波診断装
置では、被検体(踵)に超音波発生・検出器を密着させ
る必要性から一対の可動片を使用するが、このようにす
ると被検体(踵)に超音波を透過して測定する毎に上記
距離L(超音波発生・検出器間の距離L)を測る必要が
あった。また、上記距離Lを高精度に測るには、各可動
片を丈夫で精密な機構で可動させると共に、直線性がよ
く高分解能の電気信号処理系が必要であり、実際は精度
良く測ることが困難で、装置自体のコストの上昇も招い
ていた。従って、上記のように超音波発生・検出器間の
距離Lを精度良く測ることが困難なため、求めるべき伝
播速度(SOS)は測定毎にばらついたり、大きな誤差
を含んだりして、信頼性に欠け易いものであった。
【0006】上記のような問題を解決するものとして、
特開平5−228148号公報に記載した超音波診断装
置が提案されている。この種の装置は、内側に超音波発
生・検出器とが対向するように取り付けられた枠と、枠
の内側に設けられた液包体(ボーラス)を使用する。そ
して、このポーラス内に整合液を満たして被検体(踵)
の周囲を隙間なく整合液で囲むようにする。この状態
で、発生器から超音波を発射すると、超音波は踵骨を透
過する際に、その骨塩量に応じた速度で伝播する。従っ
て、検出器により超音波の伝播速度(SOS)を測定す
ることにより、被検体である踵の骨塩量に相当する量を
測定して、上記骨粗鬆症の有無を診断するものである。
以下、このように診断するものをボーラス式の超音波診
断装置という。
【0007】このように、枠の内側に超音波発生・検出
器を取り付けて、各超音波発生・検出器間の上記距離L
を一定とすることで、上記の乾燥式の超音波診断装置で
示したような、求めるべき伝播速度(SOS)の測定毎
にばらついたり、大きな誤差を解消できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ボーラス式の超音波診断装置では、液包体(ボーラス)
に整合液を供給してその容積を増大させることで、被検
体(踵)までの超音波の透過を確保するようにしている
ので、この液包体(ボーラス)の弾性疲労は測定・診断
の回数(液包体の容積を増減する回数)に比例して著し
くなり耐久性に問題があると考えられる。特に、液包体
は、被検体(踵)の大きさに係わらずに包含する必要性
から、その材質を柔軟なものとして大きな自由度をもた
し、また超音波の透過の可容性も必須なのでそれだけ薄
くする必要がある。
【0009】従って、短期間で液包体(ボーラス)が劣
化して破裂するようなものでは、利用価値がないばかり
か、液包体(ボーラス)内から整合液がこぼれて被検体
(踵)に付いてしまう。このとき、整合液が水であるな
らば、人体の踵についても問題ないが、超音波の音速の
温度特性を変えたり、物質変化を防ぐために水以外の薬
品等を混ぜる可能性もあって、危険性がある。
【0010】また、液包体(ボーラス)は柔軟且つ丈夫
な材質で形成されるため、使用時に必然的にしわがよる
可能性がある。被検体(踵)との接触面に、このような
しわがよると、超音波の透過や反射が極端に不正常にな
り、測定が出来なくなる。
【0011】そこで、本発明は、耐久性、安全性に優れ
ており、且つ信頼性の高い診断結果を得る超音波診断装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明のうちで請求項1の発明は、被検体に超音
波を透過させ、この被検体の特性を診断する超音波診断
装置であって、前記被検体が載る基台と、前記基台に設
けられ、前記被検体の大きさに応じて相互の間隔を可変
するため少なくとも一方が可動とされ、前記被検体に対
して超音波透過可能且つ押し付け可能な一対の測定体
と、前記一対の測定体のうち可動とされたものの中に溜
められた超音波透過性流体と、前記一対の測定体のそれ
ぞれに設けられ、可動とされた前記測定体にあっては前
記超音波透過性流体内に収納されるとともに前記基台側
に支持され、相互の間隔が固定された一対の超音波送受
波器とを備えてなるものである。これにより、各測定体
を被検体の大きさに応じて可変させて、この被検体に押
し付けることで、各超音波送受波器から発生されて被検
体を透過する超音波、被検体で反射される超音波の伝播
時間を測定し、この伝播時間と透過流体の温度などに基
づく超音波の音速により、被検体を透過する超音波の伝
播速度を検出することができる。また、各測定体の可動
により各超音波送受波器の相互の間隔も変動されること
がない。
【0013】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記可動された測定体は、前記被検体に押し付けら
れる超音波透過性固体のスタンドオフと、このスタンド
オフを先端に有し、前記超音波透過性流体を溜めるとと
もに前記超音波送受波器が収納される可動タンクとから
なり、前記スタンドオフの前記可動タンク側の面が、前
記超音波送受波器からの超音波の反射面に形成されてい
るものである。
【0014】これにより、超音波透過性流体中に超音波
送受波器を固定すると、この超音波透過性流体、超音波
透過性固体のスタンドオフを介して被検体に超音波を確
実、且つ精度良く透過、又は反射させることができる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2において、前
記基台に前記可動タンクの可動方向に延在するガイド機
構を設け、このガイド機構が、前記可動タンクを可動に
支持するとともに前記超音波送受波器を固定的に支持す
るものである。ガイド機構が可動タンクの可動自在な支
持と超音波送受波器の固定的な支持との兼用になる。
【0016】請求項4の発明は、請求項3において、前
記ガイド機構は前記可動タンクの少なくとも2か所の支
持部にシール部材を有し、このシール部材で密封された
空間内に前記超音波送受波器の支持点があり、前記可動
タンク内の前記超音波透過性流体が外気に対して密封さ
れているものである。可動タンク内の超音波透過性液体
が封じ込められる。
【0017】請求項5の発明は、請求項4において、前
記シール部材で密封された前記空間内に前記超音波透過
性流体が充満しているものである。前記ガイド機構を超
音波透過性流体の液面位置に関係なく配置できる。
【0018】請求項6の発明は、請求項2において、前
記可動タンクの後端に、第3の超音波送受波器が、前記
スタンドオフの反射面に向かって送受波可能に取り付け
られているものである。これにより、可動側の測定体内
の超音波透過性流体の温度に基づいて導き出される超音
波の音速を用いることなく、第3の各超音波送受波器と
前記反射面との送受波と可動タンクとの位置関係が変わ
る超音波送受波器と前記反射面との送受波の比較によっ
て、可動タンクと超音波送受波器の位置関係が算出でき
る。
【0019】請求項7の発明は、請求項1又は2におい
て、前記一対の測定体のうち、一方が固定され、他方が
可動とされているものである。これにより、固定側の測
定体に対して可動側の測定体を可動させるだけで、被検
体に測定体を押しつけることができる。
【0020】請求項8の発明は、請求項7において、前
記固定される測定体は、前記被検体に押し付けられる超
音波透過性固体のスタンドオフで形成され、このスタン
ドオフに前記超音波送受波器が固定されているものであ
る。これにより、スタンドオフと超音波送受波器を密着
させることができる。
【0021】請求項9の発明は、請求項1において、前
記一対の超音波送受波器を制御する制御部が備えられ、
前記制御部は、前記被検体を通過する超音波の時間と前
記被検体の幅とから前記被検体のを透過する超音波の伝
播速度を求める測定モードの他に、前記被検体に対する
伝播速度の検出前に、この被検体に透過される超音波の
良否の判定する判定モードと、前記一対の測定体の間に
間隔が既知の超音波透過体を挟むか、又は前記一対の測
定体同士を当接させ、可動とされた測定体とその内部の
超音波送受波器の位置関係を測定する較正モードとの少
なくとも一つを有するものである。判定モードを自動又
は手動により選定して実行すると、被検体に透過される
超音波を、少なくとも強度、波形および時間的安定度の
物理量と比較することで、測定体と被検体との接触異常
などを検出して知らせることができる。また、較正モー
ドを手動により選択して実行すると、被検体の幅が既知
の超音波透過体との比較により算出できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の超音波診断装置の
具体的な実施形態における超音波診断方法について、図
1ないし図8を参照して説明する。
【0023】先ず、図1ないし図3に基づいて、本実施
形態の超音波診断装置について説明する。尚、図1は本
実施形態の超音波診断装置を示す一部断面正面図、図2
は図1のA−A矢視図、図3は図1のB−B矢視図であ
る。
【0024】図1ないし図3において、1は超音波診断
装置であって、一対の測定体2,3と、各測定体2,3
内に配される一対の超音波送受波器4,5および後述す
る制御部6(図4に示す)とを主要部として構成されて
いる。
【0025】測定体2は、相対される測定体3との間隔
を可変するために可動自在にされた円筒状の可動タンク
7を有している。可動タンク7は、相対する測定体3側
に後述する被検体となる踵に押し付けられるスタンドオ
フ8を先端に圧入して密閉状態にされている。測定体3
の密閉された内部に各超音波送受波器4,5から発生さ
れる超音波信号を透過するに優れた超音波透過物質とな
る超音波透過性流体(例えば、水)が注入されている。
スタンドオフ8は測定体3に向かって段々に縮径突出す
る断面台形を呈しており、可動タンク7の軸方向に直交
する2つの反射平面8A,8Bを有している。また、ス
タンドオフ8は、超音波信号を透過させるに優れ、超音
波透過性流体(水)と異なる音響インピーダンスを有す
るアクリル、エポキシ、ウレタンおよびシリコン等の各
種樹脂で成形されるが、上記被検体(踵)への押し付け
に際して各反射平面8A,8Bの変形が少ない硬質材料
たるアクリル樹脂で成形することが好ましい。
【0026】そして、測定体2の可動タンク7は、被検
体(以下、単に被検体を「踵」という)が載せられる診
断台9に可動機構10を介して可動自在にされて、診断
台9との間に配されV溝を形成する一対のタンク支え1
1で支持されている。この可動機構10は、可動タンク
6に固設されたラック10Aに噛み合うピニオン10B
を有し、ラック10Aは可動タンク7の軸方向に延びて
いる。ピニオン10Bは可動ダイヤル12に配置されて
いる。可動ダイヤル12は、診断台9に立設された支持
部材13のオイルレスブッシュ内に回転自在に嵌合され
たダイヤルシャフト12Aを有し、ダイヤルシャフト1
2Aにピニオン10Bがラック10Aに噛み合うように
固設されている。また、可動機構10にはピニオン10
Bの回転を規制する固定ピン(図示しない)を備えてい
る。これにより、可動ダイヤル12を正逆回転すると、
ピニオン10Bの回転がラック10Aに伝達されて可動
タンク7(スタンドオフ8を含む)が相対する測定体3
に近接、又は離間するように直線可動されて測定体3と
の間隔を可変できるとともに、上記固定ピンによるピニ
オン10Bの回転規制で各測定体2,3の上記間隔を保
持できるようになっている。
【0027】上記の可動タンク7には、図2および図3
に示すように、その軸方向に並行して延びるタンクガイ
ド(ガイド機構)15を有している。タンクガイド15
は、基台(診察台)9に固設されたガイドシャフト16
と、このガイドシャフト16に案内されたガイド蓋18
と、ダイド蓋18の両端のシール16,19を主要部分
として構成される。ガイドシャフト16は両端側で基台
(診断台)9に立設された一対の固定台に軸支されてい
る。また、ガイド蓋18は、可動タンク7の外周に固設
されたガイド板17に対してシール材を介して気密に一
体化され、全体としてガイド筒体を構成するものであ
る。上記ガイド筒体は、上記ガイド板17とガイド蓋1
8とで区画するガイド孔C内に上記ガイドシャフト16
を貫通させ、ガイド蓋18の両端の軸受部でガイドシャ
フト16に軸方向摺動自在に支持されている。このガイ
ド孔Cは、ガイドシャフト16の軸方向に延びると共に
各部材18,17の側面を貫通しておる。またガイド孔
Cの軸方向の両端部にシール19,密閉板20とをこの
順にガイドシャフト16に摺動自在に外嵌することで、
外気と密閉されている。また、ガイド孔Cは、ガイド板
17に形成された連絡長孔21を通して可動タンク7内
に連通しており、連絡長孔21はガイドシャフト16の
軸方向に延びている。したがって、ガイド孔C内には超
音波透過性液体が充満する構造になっている。これによ
り、上記のように可動機構10(ラック10Aとピニオ
ン10B)により可動タンク7を可動すると、ガイドシ
ャフト16をオイルシール19,密閉部材20が摺動し
て案内されながら安定して、測定体3に近接、又は離間
されるようになっている。また、各オイルシール19,
密閉板20とで、可動タンク7内から透過性流体(水)
が漏れないようになっている。
【0028】尚、可動タンク7を案内するタンクガイド
15において、可動タンク7内に注入された超音波透過
性流体(水)が、連通孔21を介してガイド筒体のガイ
ド孔Cに達しない程度の注入量であれば、このガイド孔
Cの両端側をオイルシール19,密閉板20で密閉しな
くても、透過性流体が装置1の外部に漏れることもな
い。また、タンクガイド15の構成は、図1ないし図3
に示されるものに限定されない。例えば、図4に示すよ
うに、可動タンク7の上側にその可動方向に延びるガイ
ド長孔24を形成し、このガイド長孔24から可動タン
ク7内に挿入される連結部材26に超音波送受波器4を
連結する。そして、ガイド長孔24から可動タンク7の
外部に突出する連結部材26を図示しない固定部材に固
定することで、超音波送受波器4は、可動タンク7の可
動を許容しつつこの超音波透過性流体(水)の中に配置
(固定)される。なお、超音波透過性流体は可動タンク
7内の全てに充満されておらず、可動タンク7の上側の
液面を有する。
【0029】また、測定体3は、可動タンク7のスタン
ドオフ8に相対して配され、各超音波送受波器4,5か
ら発生される超音波信号を透過するに優れた超音波透過
性固体からなるスタンドオフ25である。スタンドオフ
25は可動タンク7のスタンドオフ8側に向かって段々
に縮径突出する断面台形を呈しており、スタンドオフ8
端側の反射面8Aに並行する反射面25Aを有してい
る。また、スタンドオフ25は、可動タンク7のスタン
ドオフ8と同様に、上記超音波を透過するに優れた、ア
クリル、エポキシ、ウレタンおよびシリコン等の各種樹
脂で成形されるが、踵への押し付けに際して反射平面2
5Aの変形が少ない硬質材料たるアクリル樹脂で成形す
ることが好ましい。そして、測定体3は、スタンドオフ
25の軸心を可動タンク7のスタンドオフ8の軸心に一
致させて、且つ各反射面25Aを並行にして、上記基台
(診断台)9に立設された固定台28に固設されてい
る。これにより、上記のように可動機構10による可動
タンク7の直線可動で、踵の大きさに応じて(幅寸法の
違いに応じて)、各スタンドオフ8,25を押し付けて
踵を診断台9上に挟持して固定することができる。
【0030】ところで、上記のように可動タンク7のス
タンドオフ8および、固定タンク26のスタンドオフ2
5の形状を先端側に向かって縮径する断面台形としたの
は、各スタンドオフ8,25で局部的に踵を挟持して固
定するためにである。従って、踵等の形状が一定となら
ない被検体であっても、各スタンドオフ8,25を被検
体に密着させて固定することが容易となる。
【0031】一方、各超音波送受波器4,5は、通常、
超音波トランスデユーサと呼ばれる(以下、「トランス
デユーサ4,5」という。)、超音波信号の発生および
検出を1台で行うことができる装置が用いられ、相互間
の距離L0を固定されて各測定体2,3内に配置されて
いる。
【0032】トランスデユーサ4はスタンドオフ8に向
かって超音波信号を送信可能且つ受信可能に可動タンク
8内の透過流体(水)中に固定されている。このトラン
スデユーサ4の固定は、上記ガイドシャフト16に固定
された連結部材27により行われる。連結部材27はガ
イドシャフト16の軸方向に直交して連絡長孔21を通
して可動タンク7内に突出して、トランスデユーサ4に
固定されている。そして、トランスデユーサ4をガイド
シャフト16に固定した状態で、上記のように可動タン
ク7(スタンドオフ8を含む)の直線可動が許容される
ようになっている。また、トランスデユーサ5は、スタ
ンドオフ25の反射平面25A側に向かって、超音波信
号を送信可能且つ受信可能にスタンドオフ25内に気密
に配置されている。そして、トランスデユーサ5の一端
側は固定台に固定されている。上記のように各トランス
デユーサ4,5を配置すると、各々に発せられ、超音波
透過性流体(水)および各スタンドオフ8,25を透過
する超音波信号を各トランスデユーサ4,5の各々で検
出できると共に、各スタンドオフ8,25の反射面8
A,8Bおよび25Aで反射される超音波信号の受信も
可能となる。
【0033】つぎに、図5により、各トランスデユーサ
4,5に対する制御部を説明する。制御部30は中央演
算装置(CPU)31を有しており、トランスデユーサ
4,5の作動を制御するとともに、後述する測定モー
ド、判定モード、較正モードを所定のプログラムに基づ
いて実行する機能を有する。トランスデユーサ4,5を
送信又は受信に切り換えるために、送信回路32と受信
回路33が設けられている。送信回路33は、分周器3
4、所望の信号波形に整形するフィルタ35および増幅
させるアンプ36を介して、各トランスデユーサ4,5
の各々に出力するものである。これにより、CPU31
で選択されたトランスデユーサ4,5は、超音波信号を
発信する。
【0034】また、各トランスデユーサ4,5は、受信
回路36に切換え可能に接続されている。受信回路36
は、各トランスデユーサ4,5から選択的に入力される
超音波検出信号を増幅するアンプ37、ノイズを除去す
るフィルタ38および増幅させるアンプ39を介してコ
ンバータ44に接続されている。コンバータ44は、受
信回路36から出力される超音波検出信号をデジタル化
して、超音波検出データとしてCPU31に取り込ませ
るA/Dコンバータ44aと、受信回路36のアンプ3
9の増幅率を補正する信号を出力するD/Aコンバータ
44bとを備えている。
【0035】CPU31はそれ自体がマイコンとして機
能するように、コントロールバス41を介して、フラッ
シュメモリ42、RAM43、コンバータ44、コンバ
ータ45、プリンタ46及びリアルタイムクロック47
が接続されている。フラッシュメモリ42には、被検体
を透過する超音波の伝播速度を求めるための手順に関す
るプログラムが格納されている。RAM43は必要なデ
ータを一時的に記憶し、伝搬速度の演算時等に必要に応
じて読み出し可能とするものである。コンバータ44は
必要な超音波検出データを得るためのものであり、特に
伝搬時間は時間設定器48を用いて計られる。コンバー
タ45は超音波送受波器4,5の超音波透過物質の温度
を測定する温度センサ49,50からのセンサ出力をA
/D変換するものである。リアルタイムクロック47は
プリンタ46に日付等を入れるためのものである。
【0036】また、CPU31は、オペレータによる測
定の開始を指令するスタートスィッチ53、オペレータ
に測定可能を知らせる測定可能ランプ54、オペレータ
に測定の実行中を知らせる測定ランプ55、オペレータ
に測定終了、モード変更、異常などを知らせるブザー5
6と、前述した時間設定器48、患者データの取り込み
等の付加的機能を果たすときに使用されるパソコン52
に接続されている。
【0037】つぎに、フラッシュメモリ42に格納され
たプログラムであって、CPU31のコントロールによ
って実行される具体的手順を図6のフローチャート図に
基づいて説明する。まずフローの全体の考え方について
説明する。
【0038】図6のフローには4つのモードが組み込ま
れている。第1のモードは、アイドル状態を保つスリー
ピングモードであり、第2のモードは、間隔が判ってい
る超音波透過体(ファントム)を挟んで経年変化し易い
スタンドオフ8,25の合計距離を計るための較正モー
ドであり、第3のモードは、スタンドオフ8,25が踵
に対して正しい状態で押しつけられたかどうかを判定す
る判定モードであり、第4のモードは、SOS算出の測
定モードである。
【0039】第2モードでの較正モードは必要に応じて
実行されるが、その他のモードは普通の測定で繰り返さ
れるモードである。そこで、第1モードのスリーピング
モードと第3モードの判定モードと、第4モードの測定
モードとの間には、自動遷移機能が組み込まれている。
各モードの状態を検知することで、スリーピングモード
から判定モードへ測定モードへと自動的に遷移する。
【0040】つぎに、図6のフローに基づいて手順の詳
細を説明する。まず、人の操作によってモードを決定す
る(S1)。第2モードの較正モードを選定する場合は
人の入力によって較正モードの選択が決定される。通常
は、ハンドル10が測定体の間隔を狭める方向に操作
されたことをセンサで検知するか、可動タンク7のス
タンドオフ8の移動を反射波到達時間でモニタし、スタ
ンドオフ8,25の間隔が所定になったことを検知する
か、基台(診察台)9の上に足が載ったことを検知す
るかで、前述した自動遷移機能が働き判定モード選択さ
れる。
【0041】較正モードが選定されるか、又は上述した
〜の状態を検知してモードの自動遷移が選定される
と、スリーピングモードが自動的に解除される(S2,
NO)。そして、較正モードを実行するかどうかの判断
が行われる(S3)。較正モードを実行する場合には
(S3,YES)、スタンドオフ8,25の合計距離に
相当するデータを取得するため、図8(a)の如くファ
ントムを挟んでt1時間が計測される(S4)、TOP
へ戻る。
【0042】較正モードを実行しない場合には(S3,
NO)、判定モードの実行に移る(S5,YES)。そ
して、波形判定モジュールで波形の良否が判定される
(S6)。通常、踵にはゼリーが塗布され、スタンドオ
フ8,25を介しての超音波の透過が確保される。しか
し、ゼリー塗布が不十分であったり、踵に対するスタン
ドオフ8,25の当たり具合が不十分であると、波形異
常が発生する。この波形異常を、図7に示されるよう
に、少なくとも超音波信号の信号強度、信号波形および
信号の時間的安定度等の判定項目で検出する。超音波信
号サンプルの振幅の極大値が一定のレベル以上にあると
きは信号強度が良好、この振幅の極大値が一定のレベル
より小さいときは信号強度が不足と判定する。また、
上記超音波サンプルの振幅の極大値の周期や間隔が一定
の基準を満たすときは信号波形が良好、この振幅の極大
値の周期や間隔が一定の基準を満たさないときは信号波
形が不良と判定する。更に、上記超音波サンプルの電
圧3つに対して、それを与える時刻の列が一定の安定を
示しておれば信号が安定(良好)、変動する場合には信
号が不良と判定する。
【0043】波形の良否の結果は、プリンタ46に記録
して表示するか、ブザー56で報知するか、測定可能ラ
ンプ54で報知するかの少なくとも一つ以上で報知を行
い(S7)、続いてモード遷移モジュールへと進む(S
8)。このモード遷移モジュールでは、図7の項目の全
てをクリアすると、次の測定モードを移ること許容し
(S5,NO)、一定時間内に図7の項目の全てをクリ
アすることに失敗したら、異常を報知しスリーピングモ
ードに復帰する(S2,YES)。そして、操作者は、
異常の原因を追求し再びフローをやり直すことになる。
【0044】信号波形が良好であると、自動的に測定モ
ードに移る(S9,YES)。なお、モード遷移モジュ
ール(S8)が組み込まれていない場合には、人の操作
で測定モード(S9)が選定される。測定モードでは、
踵を挟んだ状態での反射時間や透過時間等のデータのサ
ンプリングが行われ(S11)、このデータに基づいて
足幅計算が行われ(S12)、続いてSOS算出が行わ
れる(S13)。このSOS算出が終了すると、その結
果をプリンタ46に記録して表示するとともに、測定の
終了をブザー56又は測定可能ランプ54で報知し(S
15)、続いてモード遷移モジュールへと進む(S1
6)。このモード遷移モジュールにより自動的にスリー
ピングモードに戻る。
【0045】つぎに、較正モード(S3)と測定モード
(S9)における、SOS算出の具体例を図8により説
明する。図8(a)は較正モードでの状態を示し、同図
(b)は測定モードでの状態を示している。図8(a)
のように、スタンドオフ8,25の間に間隔Fが既知の
ファントム(超音波透過体)61をゼリーを介して挟み
込み、可動側の超音波送受波器4によってスタンドオフ
8の内側の反射面8Bにおける反射波の反射時間t1を
計測する。図8(b)のように、スタンドオフ8,25
の間にゼリーを塗った踵62を挟み、可動側の超音波送
受波器4によってスタンドオフ8の内外の反射面8B,
8Aにおける反射波の反射時間t3,t5と、固定側の
超音波送受波器5によってスタンドオフ25の外側の反
射面25Aにおける反射波の反射時間t4と、超音波送
受波器4,5による透過波の透過時間t2を計測する。
【0046】 SOS(speed of sound)=足幅/通過時間 =較正時のスタンドオフの位置−測定時のスタンドオフ位置+較正ファントムの 幅)/(透過時間−両側の反射時間/2) =(F+V(Cr )・t1 −V(C)・t3 )/(t2 −(t4 +t5 )/2) ・・・(1)式 但し、F:ファントムの距離 V(C):温度Cに対する液体中音速 C:測定時の温度 Cr :較正時の温度 によって算出できる。ファントムを使ってスタンドオフ
8,25の合計幅を知る較正モードを組み込むと、検査
手順が面倒になるものの、スタンドオフ8,25の経年
変化によって幅が変化した場合であっても正確に検査を
行うことができる。なお、ファントムを使わずスタンド
オフ8,25の先端同志をゼリーを介して密着させる場
合でも、(1)式のFがゼロになるだけで較正可能であ
る。ただし、可動タンク7の移動距離が長くなる。
【0047】しかし、温度Cに対する液体中音速V
(C)を必要とするため、超音波透過性液体の温度を正
確に測定するとともに、温度で音速が正確に計算できる
特性を有する液体を使用する必要がある。そこで、液体
中音速V(C)を必要としない測定方法を図9により説
明する。図9(a)は較正モードでの状態を示し、同図
(b)は測定モードでの状態を示している。図8と異な
る点は、可動タンク7の後端に第3の超音波送受波器2
9が取り付けられた点である。図8(a)の如くスタン
ドオフ8,25の間に間隔Fが既知のファントム61を
ゼリーを介して挟み込み、可動側の超音波送受波器4に
よってスタンドオフ8の内側の反射面8Bにおける反射
波の反射時間t1を計測する。図8(b)の如くスタン
ドオフ8,25の間にゼリーを塗った踵62を挟み、可
動側の超音波送受波器4によってスタンドオフ8の内外
の反射面8B,8Aにおける反射波の反射時間t6,t
10と、固定側の超音波送受波器5によってスタンドオ
フ25の外側の反射面25Aにおける反射波の反射時間
t9と、超音波送受波器4,5による透過波の透過時間
t8と、超音波送受波器29によってスタンドオフ8の
内側の反射面8Bにおける反射波の反射時間t7を計測
する。前述の(1)式と同様に、 SOS(speed of sound)=足幅/通過時間 =較正時のスタンドオフの位置−測定時のスタンドオフ位置+較正ファントムの 幅)/(透過時間−両側の反射時間/2) =(F+L・t1 /t70−L・t6 /t7 )/(t8 −(t9 +t10)/2)・ ・・(2)式 但し、F:ファントムの距離(既知) L:可動タンク(シリンダ)の長さ(既知) によって算出できる。このように、可動タンク7の長さ
Lを厳密に製作しておき、第3の超音波送受波器29を
設けると、回路が多少複雑になるものの、超音波透過性
液体の温度測定の必要がなく、正確な検査が可能にな
る。
【0048】以上の実施形態の説明では、較正モード
(S3)を必須とするものを説明したが、スタンドオフ
8,25の幅が測定できると、較正モード(S3)を省
略できる。その場合の測定手順を図10及び図11によ
り説明する。図11は図10に第3の超音波送受波器2
9が付加されたものである。図10,11において、ス
タンドオフ8,25のウレタン等の温度特性を知ること
ができると、スタンドオフ8,25の幅D2,D1は下
記の式で理論的に求めることができる。 D1=U(C)・t4/2・・・・(3)式 D2=U(C)・(t5−t3)/2・・・・(4)式 但し、U(C):温度Cに対するスタンドオフ内音速 C:温度センサで求めたり、第3の超音波送受波器29
があるときは、L/t7で求めるもの
【0049】図10の場合、スタンドオフ8,25の間
にゼリーを塗った踵62を挟み、可動側の超音波送受波
器4によってスタンドオフ8の内外の反射面8B,8A
における反射波の反射時間t3,t5と、固定側の超音
波送受波器5によってスタンドオフ25の外側の反射面
25Aにおける反射波の反射時間t4と、超音波送受波
器4,5による透過波の透過時間t2とを計測する。す
ると下記の式でSOSが算出可能である。 SOS(speed of sound)=足幅/通過時間 =(プローブ間距離−スタンドオフの幅−液体通過分の距離)/(透過時間−両 側の反射時間/2) =SOS=(Dist −D1 −D2 − V(C)・t3 /2)/(t2 −(t4 + t5 )/2)・・・・(5)式 但し、Dist :プローブ間距離 D1 :スタンドオフ25の幅 D2 :スタンドオフ8の幅 V(C):温度Cに対する液体中音速 C:測定時の温度
【0050】図11の場合、スタンドオフ8,25の間
にゼリーを塗った踵62を挟み、可動側の超音波送受波
器4によってスタンドオフ8の内側の反射面8Bにおけ
る反射波の反射時間t6と、固定側の超音波送受波器5
によってスタンドオフ25の外側の反射面25Aにおけ
る反射波の反射時間t9と、超音波送受波器4,5によ
る透過波の透過時間t8と、超音波送受波器29によっ
てスタンドオフ8の内側の反射面8Bにおける反射波の
反射時間t7を計測する。すると(5)式と同様にSO
Sが下記の式で算出可能である。 SOS=(Dist −D1 −D2 − L・t6 /t7 )/(t8 −(t9 +t10 )/2)・・・・(6)式 但し、Dist :プローブ間距離(既知) L:可動タンク(シリンダ)の長さ(既知)
【0051】前述のSOSは、ヤング率と物質の密度に
よって規定されるから、一般に骨密度の増加に伴ってヤ
ング率が増加し、音波は弾性の低い骨ではより速い伝播
速度を示す。このことから、より骨量の多い骨ではより
高いSOSを得ることになる。従って、SOSは骨の密
度と弾性力の両方を加味した指標になる。なお、以上の
実施の形態ではSOSから骨量を測定する場合について
以下の説明したが、透過スペクトルのスロープの傾きか
ら定める超音波減衰係数(BUA(BroadUltr
asound Attenuation))から骨量を
求めても良いし、或いはSOSとBUAの組み合わせか
ら求められる数学的指標であるLunar Stitt
ness Indexから骨量を求めても良い。
【0052】尚、本実施形態における超音波診断方法で
は、各トランスデユーサ4,29から照射され、スタン
ドオフ8の内側の反射面8Bで反射され超音波信号の送
受信時間の伝播時間データを測定するようにしたが、こ
れは踵に押し付けられる各スタンドオフ8の変形を考慮
して、その影響を受けにくい部分で反射させるようにし
たからである。従って、各トランスデユーサ4,50か
ら照射される超音波信号をスタンドオフ8の外側の反射
面8Aで反射させるようにしてもよい。また、本実施形
態における超音波診断装置では、測定体3を固定したも
のとしたが、これに限定されるものでなく、測定体3も
測定体2の如く、スタンドオフ8と可動タンク7とで構
成して可動自在にしたものであってもよい。さらに、可
動側の測定体に溜められる超音波透過性液体は、一種類
に限らず、透過方向に複数槽に仕切られた多層構造にす
ることもできる。この場合、温度変化に係わらず、音速
を一定にする液体の組み合わせを採用することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、測定体の間隔を被検体の大きさに応じて可変さ
せて、被検体に押し付けることができ、しかも測定体の
可動により各超音波送受波器の相互の間隔も変動される
ことがない。この結果、従来技術のように、被検体の特
性を検出する毎に、各超音波送受波器の間の距離を測定
する必要もなく、被検体に接触する部分を柔軟なものと
する必要がないので、各測定体が破損して超音波透過性
の流体がこぼれる危険性もない。また、被検体と超音波
透過性の流体の整合を必要としないので、被検体の特性
の検出時間が短時間で済み、且つメインテナンスが容易
で、小型化を図ることが可能となる。
【0054】請求項2発明によると、前記スタンドオフ
の前記可動タンク側の面が、前記超音波送受波器からの
超音波の反射面に形成され、スタンドオフと超音波送受
波器との位置関係が正確に測定できる。
【0055】請求項3の発明によると、ガイド機構が可
動タンクの可動自在な支持と超音波送受波器の固定的な
支持との兼用になるので、ガイド機構が簡単になる。
【0056】請求項4の発明によると、可動タンク内の
超音波透過性液体が封じ込められるので、装置全体が取
り扱いやすくなり、且つ液体の劣化などを防止すること
ができる。
【0057】請求項5の発明によると、ガイド機構を超
音波透過性流体の液面位置に関係なく配置できるので、
可動タンクにガイド機構を並設する構造が可能になり、
装置全体を小型化できる
【0058】請求項6の発明によると、第3の各超音波
送受波器によって、超音波透過性流体の温度を計る必要
がなくなり、可動タンク側のスタンドオフと超音波送受
波器の位置関係が正確に算出でき、検査結果の精度を高
めることができる。
【0059】請求項7の発明によると、固定側の測定体
に対して可動側の測定体を可動させるだけで、被検体に
測定体を押しつけることができ、装置の小型化と簡略化
を可能にする。
【0060】請求項8の発明によると、スタンドオフと
超音波送受波器を密着させることができ、固定側のスタ
ンドオフの構造が簡単になる。
【0061】請求項9の発明によると、種々のモードの
選択により適切な検査が可能になる。例えば判定モード
により、測定体と被検体との正しい接触が確認され、信
頼できる測定結果を得ることができる。また、較正モー
ドにより、被検体の幅が間隔が既知の超音波透過体との
比較により算出でき、被検体に押し当てられるスタンド
オフの経年変化に係わらず正確な測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波診断装置の全体構成を示す側面図であ
る。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】超音波診断装置の変形例を示す要部拡大側面図
である。
【図5】超音波診断装置の制御の構成を示すブロック図
である。
【図6】超音波診断装置の測定手順を示すフローチャー
ト図である。
【図7】被検体への測定体の押しつけの良否を判定する
項目を示す表図である。
【図8】較正モードと測定モードでの測定状態を示す模
式図である。
【図9】第3の超音波送受波器を用いた場合における較
正モードと測定モードでの測定状態を示す模式図であ
る。
【図10】較正モードを用いない測定モードでの測定状
態を示す模式図である。
【図11】第3の超音波送受波器を用いた場合であって
較正モードを用いない測定モードでの測定状態を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 超音波診断装置 2,3 測定体 4,5 超音波送受波器 8 スタンドオフ(超音波透過体) 8A,8B 反射面 10 可動機構 15 タンクガイド(ガイド機構) 19 シール 20 密閉板 25 スタンドオフ(超音波透過体) 25A 反射面 27 連結部材 29 第3の超音波送受波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 光弘 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 徳山 浩三 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 梶原 厚 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 信長 一彦 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波を透過させ、この被検体
    の特性を診断する超音波診断装置であって、 前記被検体が載る基台と、 前記基台に設けられ、前記被検体の大きさに応じて相互
    の間隔を可変するため少なくとも一方が可動とされ、前
    記被検体に対して超音波透過可能且つ押し付け可能な一
    対の測定体と、 前記一対の測定体のうち可動とされたものの中に溜めら
    れた超音波透過性流体と、 前記一対の測定体のそれぞれに設けられ、可動とされた
    前記測定体にあっては前記超音波透過性流体内に収納さ
    れるとともに前記基台側に支持され、相互の間隔が固定
    された一対の超音波送受波器とを備えてなる超音波診断
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記可動された測定
    体は、前記被検体に押し付けられる超音波透過性固体の
    スタンドオフと、このスタンドオフを先端に有し、前記
    超音波透過性流体を溜めるとともに前記超音波送受波器
    が収納される可動タンクとからなり、 前記スタンドオフの前記可動タンク側の面が、前記超音
    波送受波器からの超音波の反射面になるように形成され
    ている超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記基台に前記可動
    タンクの可動方向に延在するガイド機構を設け、このガ
    イド機構が、前記可動タンクを可動に支持するとともに
    前記超音波送受波器を固定的に支持する超音波診断装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ガイド機構は前
    記可動タンクの少なくとも2か所の支持部にシール部材
    を有し、このシール部材で密封された空間内に前記超音
    波送受波器の支持点があり、前記可動タンク内の前記超
    音波透過性流体が外気に対して密封されている超音波診
    断装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記シール部材で密
    封された前記空間内に前記超音波透過性流体が充満して
    いる超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記可動タンクの後
    端に、第3の超音波送受波器が、前記スタンドオフの反
    射面に向かって送受波可能に取り付けられている超音波
    診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2において、前記一対の測
    定体のうち、一方が固定され、他方が可動とされている
    超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記固定される測定
    体は、前記被検体に押し付けられる超音波透過性固体の
    スタンドオフで形成され、このスタンドオフに前記超音
    波送受波器が固定されている超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記一対の超音波送
    受波器を制御する制御部が備えられ、 前記制御部は、 前記被検体を通過する超音波の時間と前記被検体の幅と
    から前記被検体のを透過する超音波の伝播速度を求める
    測定モードの他に、 前記被検体に対する伝播速度の検出前に、この被検体に
    透過される超音波の良否の判定する判定モードと、 前記一対の測定体の間に間隔が既知の超音波透過体を挟
    むか、又は前記一対の測定体同士を当接させ、可動とさ
    れた測定体とその内部の超音波送受波器の位置関係を測
    定する較正モードとの少なくとも一つを有する超音波診
    断装置。
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