JPH07204205A - 超音波骨評価装置 - Google Patents

超音波骨評価装置

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JPH07204205A
JPH07204205A JP701094A JP701094A JPH07204205A JP H07204205 A JPH07204205 A JP H07204205A JP 701094 A JP701094 A JP 701094A JP 701094 A JP701094 A JP 701094A JP H07204205 A JPH07204205 A JP H07204205A
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Naoki Otomo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響整合材の取扱いを簡便にし、音響整合材
の管理を必要とせず、生体に対して超音波振動子を自由
に走査させることができる超音波骨評価装置を提供す
る。 【構成】 底面フレーム46が整合材収納部42の変形
自在な生体接触面44を生体表面に押圧する。また、前
記整合材収納部42は側壁部43が蛇腹形状を呈し、走
査機構によって走査される超音波振動子24が取り付け
られた振動子取付け部と前記生体接触面44とを有し、
内部空間に音響整合材を収納している。従って、超音波
振動子24が走査機構によって任意の方向に走査された
場合、整合材収納部42の側壁部43が走査に伴う超音
波振動子24の動きに応じて変形して走査を円滑にする
と共にその動きを吸収し、生体接触面44の生体表面に
対する密着性を維持すると共に、超音波伝搬経路に常に
音響整合材を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨評価装置、特に生体
と音響整合材が非接触状態で骨評価を行う骨評価装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】老年人口の急激な増加と相俟って、骨粗
鬆症、骨軟化症等の骨疾患を持つ人が増加しており、そ
の診断や予防の必要性が強く要望されている。骨は、そ
の組成でみると、大別して骨塩(カルシウムなどのミネ
ラル)と骨基質(骨組織の細胞間にある物質)とで構成
されている。
【0003】ここで、「骨粗鬆症」とは、一般に骨基質
と骨塩との比率は正常であるが骨の量自体が減少した病
態をいう。また、「骨軟化症」とは、一般に骨石灰化障
害により骨塩のみが減少した病態をいう。つまり、骨疾
患といっても、その病態における骨の組成は一様ではな
い。
【0004】いずれにしても、骨の強度が弱まると骨折
しやすくなり、特に老年の人はいわゆる寝たきりになる
おそれがある。従って、定期的に骨の検査をすることが
骨折の予防等のためには望ましい。
【0005】ところで、骨は、その構造上、海綿骨と皮
質骨とで構成され、海綿骨は皮質骨より代謝速度がおよ
そ8倍速いといわれている。それゆえ骨の量の減少ある
いは骨の強度の低下は、まず海綿骨に現れると考えられ
る。そこで、骨の評価を行うにあたっては、その海綿骨
の割合が多い、例えば踵骨や前腕骨を測定することが好
適であり、診断精度を向上させることができる。
【0006】骨評価装置として本出願人は、特願平4−
127551号でX線と超音波を利用した骨評価装置を
提案している。
【0007】また、本出願人は特願平5−124495
号や特願平5−278437号で測定位置を正確に決め
ることのできる骨評価における測定方法及び装置を開示
している。
【0008】上述した骨評価装置及び方法においては、
超音波振動子と生体表面との間に空気層が介在すること
を回避し、生体内へ超音波を効率的に放射して、骨評価
精度の向上を図るため、音響整合材として界面活性材等
を入れた水を使用している。従って、前記水を入れた水
槽中に超音波振動子を配置し、その水槽内に測定部位を
沈めた状態で、超音波診断を行ってる。
【0009】しかし、被検者が水槽内の音響整合材中に
測定部分の生体を沈め直接音響整合材と生体表面とを接
触させるため、音響整合材の衛生面での管理が煩雑であ
ったり、被検者が違和感を感じることがあり、水槽を用
いない手法が要望されていた。
【0010】水槽を用いない手法として例えば、米国特
許3847141には超音波振動子を直接、踵骨部に接
触させて骨評価を行う装置や、本出願人が提案する特願
平5−162903号のように、被検者の測定部分を密
着的に包み込む第2の測定槽を用いて音響整合材と生体
表面とを非接触として、音響整合材の交換を不要とする
骨評価装置がある。これらによって、音響整合材の衛生
面の管理の煩雑性を緩和し、測定装置の使い勝手の向上
を図っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、米国特許38
47141は超音波振動子を直接生体表面に接触させる
ため、音響整合材を満たした水槽を用いた超音波骨評価
装置のように踵骨等の測定対象の両側の平行平面内で超
音波振動子を自由に走査することができなかった。
【0012】従って、適切な測定位置を自動的に設定す
ることが困難であり、測定のたびに測定位置がばらつい
て信頼性に欠けるという問題があった。
【0013】また、第2の測定層を用いた超音波骨評価
装置においては、測定位置の自動設定はできるが第2の
測定槽の着脱が煩雑であるという問題があった。
【0014】更に、第2の測定槽を生体に良好に密着さ
せるために測定部位毎に第2の測定槽を準備する必要が
あったり、第2の測定槽をディスポーザブルタイプとし
た場合には第2の測定槽を大量に準備する必要があり、
ランニングコストが上昇するという問題があった。
【0015】また、上述したランニングコストの問題か
ら測定部位の選択が制限されるという問題があった。つ
まり、測定部位は最小限の数に制限され、状況に応じて
踵部や前腕部のように骨評価にとって有効な測定部位の
選択ができないという問題があった。
【0016】本発明は、上記従来の問題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、音響整合材の取扱いを簡便に
し、音響整合材の管理を必要とせず、生体に対して超音
波振動子を自由に走査させることのできる超音波骨評価
装置を提供することを目的とする。
【0017】また、ランニングコストを上昇させること
なく所望の測定位置の骨評価を行うことのできる超音波
骨評価装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の超音波骨評価装置は、生体に対して
超音波の送受波を行って骨評価を行う超音波骨評価装置
において、一対の超音波振動子と、前記超音波振動子を
走査する走査機構と、生体表面に接触する変形自在な生
体接触面と前記超音波振動子が取り付けられる振動子取
付け部とを有し、生体表面と前記超音波振動子との間の
空間に音響整合材を収納する整合材収納部であって、前
記超音波振動子を任意の方向に走査した時に走査に応じ
て変形することにより前記超音波振動子の動きを吸収し
前記生体接触面の生体表面に対する接触性を維持する可
変部を有する整合材収納部と、前記生体接触面を生体表
面に押圧する接触面押圧手段と、を含み、前記超音波振
動子の走査にかかわらず常に生体表面に前記生体接触面
を密着させると共に超音波伝搬経路に前記音響整合材を
満たすことを特徴とする。
【0019】また、請求項2記載の超音波骨評価装置
は、請求項1記載の超音波骨評価装置において、前記整
合材収納部の可変部が蛇腹形状を有することを特徴とす
る。
【0020】また、請求項3記載の超音波骨評価装置
は、請求項1又は請求項2記載の超音波骨評価装置にお
いて、前記整合材収納部に連通され該整合材収納部に入
れられた前記音響整合材の過不足量を調節するリザーバ
を有することを特徴とする。
【0021】また、請求項4記載の超音波骨評価装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の超音波骨
評価装置において、前記整合材収納部が錐体形状を呈
し、底面部に前記生体接触面を形成し、頂点部に前記超
音波振動子を有することを特徴とする。
【0022】また、請求項5記載の超音波骨評価装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記
載の超音波骨評価装置において、前記生体接触面が生体
表面に密着可能な柔軟性を有する薄膜で形成されている
ことを特徴とする。
【0023】また、請求項6記載の超音波骨評価装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5記載の超音波骨評価装置において、少なくと
も超音波振動子と走査機構と整合材収納部と接触面押圧
手段とを有する測定ユニットと、前記測定ユニットに載
置され生体の測定位置の位置決めをする着脱自在なアタ
ッチメントと、を含み、前記測定ユニットと前記アタッ
チメントは互いに係合する係合部を有していることを特
徴とする。
【0024】また、請求項7記載の超音波骨評価装置
は、請求項6記載の超音波骨評価装置において、前記ア
タッチメントは、生体の足部を上から載せるために所定
角度開いて形成された足置き台であって、足部を載せた
時に踵が所定位置に配置される谷部を有する足置き台で
あることを特徴とする。
【0025】また、請求項8記載の超音波骨評価装置
は、請求項6記載の超音波骨評価装置において、前記ア
タッチメントは、生体の腕部を上から載せる腕置き台で
あって、腕部を所定位置に位置決めするための把持可能
なグリップを有する腕置き台であることを特徴とする。
【0026】また、請求項9記載の超音波骨評価装置
は、請求項6又は請求項7又は請求項8記載の超音波骨
評価装置において、測定ユニットが昇降機構によって昇
降自在であることを特徴とする。
【0027】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、接触面押圧
手段が整合材収納部の変形自在な生体接触面を生体表面
に押圧する。また、可変部を有する整合材収納部が走査
機構によって走査される超音波振動子が取り付けられた
振動子取付け部と前記生体接触面とを有し、内部空間に
音響整合材を収納している。従って、超音波振動子が走
査機構によって任意の方向に走査された場合、整合材収
納部の可変部が走査に伴う超音波振動子の動きに応じて
変形して走査を円滑にすると共に動きを吸収し、生体接
触面の生体表面に対する密着性を維持すると共に、超音
波伝搬経路に常に音響整合材を満たす。
【0028】また、請求項2記載の構成によれば、整合
材収納部の可変部が蛇腹形状を呈しているので、走査に
伴う超音波振動子の動きを更に円滑に行うことが可能で
あり、超音波振動子の動きを効率よく吸収し生体接触面
の生体表面に対する密着性を維持することができる。
【0029】また、請求項3記載の構成によれば、整合
材収納部が音響整合材の過不足量を調整するリザーバを
有しているので、整合材収納部が変形して、その内部容
積が変化した場合でも、常に整合材収納部を音響整合材
で満たすことが可能であり、生体接触面と超音波振動子
との間に空気層が形成されることを確実に防止すること
ができる。
【0030】また、請求項4記載の構成によれば、整合
材収納部が錐体形状を呈し、底面部に前記生体接触面を
形成し、頂点部に前記超音波振動子を有しているので、
整合材収納部を小型化することができる。
【0031】また、請求項5記載の構成によれば、生体
接触面が柔軟性を有する薄膜で形成されているので、生
体接触面を生体表面に確実に密着させることが可能であ
り、生体接触面と生体表面との間に空気層が形成される
ことを確実に防止することができる。
【0032】更に、請求項6記載の構成によれば、生体
の測定位置の位置決めをする着脱自在なアタッチメント
の係合部が、超音波振動子と走査機構と整合材収納部と
接触面押圧手段とを有する測定ユニットの係合部と係合
し位置決め配置される。従って、アタッチメントを取り
替えて、生体の測定位置を変えた場合でも測定位置の位
置決めを正確に行うことができる。
【0033】また、請求項7記載の構成によれば、アタ
ッチメントが足部を載せた時に踵が所定位置に配置され
る所定角度開いた谷部を有する足置き台であるため、踵
の位置決めを容易に行うことができる。
【0034】また、請求項8記載の構成によれば、アタ
ッチメントが上腕を載せた時に腕部を所定位置に位置決
めする把持可能なグリップを有する腕置き台であるた
め、前腕の位置決めを容易に行うことができる。
【0035】また、請求項9記載の構成によれば、測定
ユニットが昇降機構によって昇降自在であるので、測定
ユニットが測定位置に適した高さに移動する。従って、
被検者に無理な姿勢を取らせることなく、測定を行うこ
とができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0037】図1には、本実施例の超音波骨評価装置の
全体的な外観図が示されている。この超音波骨評価装置
は大別して、測定装置10と制御装置12とで構成され
ている。
【0038】図示されるように、制御装置12は、コン
ピュータ等で構成され、ケーブル14によって測定装置
10に接続されている。
【0039】測定装置10は、測定ユニット16と、該
測定ユニット16と一体又は分離した椅子18とで構成
されている。この測定ユニット16は、開口部20の下
方に後述する被検者の踵を載せる図示しない足置き台が
配置され、その両側、すなわち、踵を挟んで両側に骨評
価のための物理量を測定する一対の超音波振動子が配置
されている。超音波振動子は後述する走査機構によって
走査される。
【0040】測定を行う場合には、被検者100は椅子
18に腰掛け、足100aを開口部20から入れて足置
き台に載せ、その状態で超音波の送受波が行われ、制御
装置12にて所定の演算処理が行われた後、測定結果が
表示される。
【0041】図2は、図1の測定ユニット16内部に配
置される測定機構22の概念斜視図である。なお、以下
の図において超音波振動子やモータ等の配線は省略して
ある。
【0042】一対の超音波振動子24a,24bは、そ
れぞれ振動子ブラケット26a,26bによってY軸基
台28(Y軸:図中左右方向)に固定されている。超音
波振動子24aと超音波振動子24bとは所定間隔を保
って、以下に示すサーボモータ及び送りネジ等から構成
される走査機構によって走査される。つまり、超音波振
動子24a,24bを搭載するY軸基台28の一端に
は、サーボモータ等の精密制御可能なZ軸モータ30
(Z軸:図中上下方向)によって回転駆動するZ軸送り
ネジ32が螺合している。また、Z軸モータ30とZ軸
送りネジ32及びY軸基台28を含むZ軸基台34は、
X軸基台36(X軸:図中前後方向)上で精密制御可能
なX軸モータ38によって回転駆動するX軸送りネジ4
0によって、X軸方向に摺動する。従って、Y軸基台2
8上に配置された一対の超音波振動子24a,24b
は、Z軸モータ30及びX軸モータ38を制御駆動する
ことによって、X−Z平面内の任意の方向に走査するこ
とができる。
【0043】本実施例の特徴的事項は、超音波振動子の
走査にかかわらず常に生体表面に生体接触面を密着させ
ると共に超音波伝搬経路に音響整合材を満たすことであ
る。超音波振動子24a,24bには、それぞれ変形自
在な整合材収納部42a,42bが装着されている。
【0044】図2及び整合材収納部42bの拡大図であ
る図3を用いて、整合材収納部周辺について詳細に説明
する。本実施例において、整合材収納部42a,42b
は側壁部43a,43bが蛇腹形状を呈する可変部を有
し、全体の形状は、ほぼ四角錐形状をしており、その頂
点部には超音波振動子24a,24bが図示しない振動
子取付け部を介して取り付けられている。また、整合材
収納部42a,42bの底面部には変形自在な生体接触
面44a,44bが形成されている。従って、整合材収
納部42a,42bは内部空間に音響整合材を保持する
ことができる。音響整合材としては、例えば、界面活性
材を含む水やシリコンオイル等が用いられる。音響整合
材は生体に直接触れることがないため極端な温度変化を
起こすことはないが、周知の方法により温度管理や測定
値に対する温度補正を行ってもよい。また、前記側壁部
43a,43bは、例えばシリコンゴム等の伸縮性に富
んだ材料で構成され、適当な厚み(好適には2mm程
度)を持たせて、自らの形状維持機能を持たせることが
好ましい。一方、生体接触面44a,44bは、例え
ば、ポリウレタンシートのように超音波透過性に優れ、
柔軟性に富んだ薄膜(好適には0.5mm程度)で形成
することが望ましい。この生体接触面44a,44b
は、通常の状態において、内部の音響整合材によって外
方向にドーム状に突出できる程度の余裕を持って設ける
ことが望ましく、生体接触面44を盛り上げることによ
って、生体接触面44を生体表面に押し当てた時に生体
表面の形状に良好に密着させることができる。
【0045】このように、整合材収納部の可変部が蛇腹
形状を呈しているので、走査に伴う超音波振動子の動き
を円滑に行うことが可能であり、超音波振動子の動きを
効率よく吸収し生体接触面の生体表面に対する密着性を
維持することができる。更に、整合材収納部が錐体形状
を呈し、底面部に前記生体接触面を形成し、頂点部に前
記超音波振動子を有しているので、整合材収納部を小型
化することができる。
【0046】更に、生体接触面44a,44bの周辺部
には該生体接触面の周囲形状を維持する底面フレーム4
6a,46bが設けられている。この底面フレーム46
a,46bは測定ユニット16(図1参照)の内壁に固
定されたガイド47(図2では省略している)(図3参
照)によってガイドされ、Y軸方向のみに移動すること
ができる。このガイド47は底面フレーム46のY軸方
向の移動をスムーズに行うために、例えばエアーバンパ
やレール状のものを用いてもよい。また、底面フレーム
46a,46bには互いに相反する方向のネジ部を有す
るY軸送りネジ48が螺合している。例えば、底面フレ
ーム46aに螺合するY軸送りネジ48のネジ部48a
に右ネジが形成されている場合には、底面フレーム46
bに螺合するネジ部48bには左ネジが形成され、Y軸
送りネジ48の先端に形成されたハンドル50を図中矢
印A方向に回すと、底面フレーム46aと底面フレーム
46bとは互いに近づく方向に移動し、ハンドル50を
逆A方向に回すと互いに遠ざかる方向に移動する。従っ
て、Y軸送りネジ48は生体接触面を生体表面に押圧す
る押圧手段として機能する。つまり、骨評価のための超
音波の送受波を行う場合、生体接触面44aと生体接触
面44bとの間に生体、例えば、踵を挿入して、ハンド
ル50を図中矢印A方向に回すことによって底面フレー
ム46aと底面フレーム46bとを接近させ、踵に生体
接触面44a,44bを密着させることができる。
【0047】この時、整合材収納部42の頂点部に装着
されている超音波振動子24は振動子ブラケット26を
介してY軸基台28に固定されているが、整合材収納部
42の側壁部43の蛇腹によるY軸方向の伸縮の許容範
囲内であれば、底面フレーム46の移動を妨げることは
ない。
【0048】また、図4(a),(b)に示すように走
査機構によって、超音波振動子24がX−Z平面内の任
意の方向に走査された場合でも、整合材収納部42の側
壁部43の蛇腹のX方向及びZ方向の可撓許容範囲内で
あれば、超音波振動子24の走査を円滑に行うことがで
きる。また、超音波振動子24の走査に伴う動きを側壁
部43の蛇腹部分で吸収し、生体接触面44に外力が及
ぶのを防止することができる。
【0049】従って、生体接触面44の生体表面に対す
る密着を維持したままの状態で、超音波振動子24を任
意の方向に走査させることが可能となる。
【0050】また、生体接触面44を生体表面に密着さ
せるため底面フレーム46を移動させると、整合材収納
部42の容積が変化して音響整合材の過不足を生じる
が、図2に示すようなリザーバ52a,52bを整合材
収納部42a,42bに接続すれば、容易に音響整合材
の過不足量を調整することができる。このリザーバ52
a,52bは、連通パイプ54a,54bによって整合
材収納部42a,42bの内部と連通し、底面フレーム
46a,46bが接近する方向に移動して、整合材収納
部42の容積が増加した時には、リザーバ52内の音響
整合材が整合材収納部42に供給され、逆に底面フレー
ム46a,46bが遠ざかる方向に移動して整合材収納
部42の容積が減少した時には、整合材収納部42の余
剰な音響整合材がリバーザ52に押し戻される。従っ
て、整合材収納部42の容積が変化した場合でも整合材
収納部42は、常に音響整合材で満たされており、超音
波振動子24と生体接触面44との間に空気層を形成す
ることはなく、良好な超音波の伝搬を実現することがで
きる。リザーバ52から整合材収納部42への音響整合
材の移動は重力作用によって十分に実現することができ
るが、リザーバ52内部を僅かに加圧することにより、
整合材収納部42に音響整合材を供給することによっ
て、整合材収納部42内部に空気槽が形成されることを
確実に防止することができる。
【0051】本実施例においては、構成を明確にするた
めに主要部のみを示しているが、例えば、図2において
超音波振動子24の走査を円滑に行うためにY軸基台2
8やZ軸基台34等の可動部分にガイドレール等を設け
てもよい。また、リザーバ52は底面フレーム46に固
定したり、測定ユニット16(図1参照)の内壁面に摺
動可能に設けてもよい。
【0052】更に、本実施例においては押圧手段を互い
に相反する方向のネジ部を有するY軸送りネジ48を用
いて、底面フレーム46a及び46bを同時に移動させ
る構成を示したが、各底面フレーム46をモータ等を用
いてそれぞれ独立に駆動してもよい。同様に、走査機構
に関しても実施例の走査機構以外の周知の走査機構を用
いてもよい。
【0053】次に、図2に示す測定機構22を有する超
音波骨評価装置の構成及び動作について説明する。
【0054】図5に示すように、測定ユニット16の開
口部20には測定機構22(走査機構等は省略してあ
る)の生体接触面44a,44bのみが露出し、前述し
たように、その表面はドーム状に対向方向に盛り上がっ
ている。生体接触面44は、後述する測定位置の位置決
めをする着脱自在なアタッチメントの着脱の際に邪魔に
ならないように開口側面20aに埋没可能に配置しても
よい。また、開口底面20bには前記アタッチメントの
位置を決める係合部としてのボス56が複数個形成され
ている(本実施例では2個)。
【0055】図6に踵骨用アタッチメントとして、足置
き台58及び測定機構22の一部を示す。
【0056】足置き台58は被検者の足100aが上か
ら載せられるように所定の角度開いたほぼV字状の谷形
状を呈している。足100aは、図6に示されるよう
に、谷形状の一面側に足100aの裏が、他面側に踵か
らふくらはぎにかけての部分が接するように置かれてい
るので、踵は足置き台58の谷部に配置される。そし
て、人間の足首の構造上足置き台58に足100aを自
然に載せるためには、足置き台58の角度は、およそ9
0°程度が望ましい。また、足置き台58の底面側に
は、図5に示されるボス56が嵌合する係合部としての
係合孔60が設けられている。
【0057】図5、図6を用いて踵骨の骨評価を行う場
合の手順を説明する。
【0058】前述したように、足置き台58を測定ユニ
ット16に装着するために、ハンドル50を回転して底
面フレーム46a,46bを遠ざかる方向に移動する。
次に、足置き台58の係合孔60と測定ユニット16の
ボス56とを合わせるように足置き台58を測定ユニッ
ト16に装着する。続いて、図6に示すように被検者の
足100aを足置き台58に載置する。次に、ハンドル
50を回転して底面フレーム46a,46bを近づく方
向に移動させて、足100aの踵の両側から生体接触面
44a,44bを押圧する。これで測定準備が終了す
る。この後、周知の測定方法(特願平5−278437
号で開示する方法等)によって測定位置を決定し骨評価
に必要な物理量の測定を超音波振動子24によって行
う。
【0059】図7に前腕100bの骨評価を行うための
前腕骨用アタッチメントとして、腕置き台62を示す。
【0060】腕置き台62の底面側には足置き台58と
同様に、図5に示されるボス56が嵌合する係合部とし
ての係合孔(図示せず)が設けられ、測定ユニット16
の開口部20に対する位置決めを行うことができる。ま
た、腕置き台62の上面側は該腕置き台62に対して、
前腕100bの位置を決めるためのグリップ64が設け
られている。被検者は前腕100bを腕置き台62の上
に載せ、グリップ64を握ることによって、測定位置を
決めることができる。また、腕置き台62の上面側の肘
当接部分66のように、滑らかな凹部を設けることによ
って平面に前腕100bを載置する時の違和感を低減さ
せてもよい。同様な凹部を足置き台58のふくらはぎ当
接部に設けてもよい。
【0061】このように、アタッチメントに生体の位置
決め手段、すなわち足置き台58の谷形状や腕置き台6
2のグリップ64等を設けることにより、被検者は超音
波骨評価装置に対して診断のたびに生体を同じ位置に容
易に載置することができる。従って、超音波骨評価装置
の操作者は被検者固有の測定ポイントを初回のみ設定す
れば、毎回同じ測定ポイントで測定することができるの
で、測定効率を向上させると共に、測定の信頼性を向上
させることができる。
【0062】本実施例においては、測定ユニットとアッ
タチメントに係合部として、ボスと係合孔を設けたが、
係合部としては他の形状、例えば凹条と凸条の組合せや
側壁同士の突き当てによるものでもよい。
【0063】図8は、超音波骨評価装置の測定装置20
0において、踵骨の測定状態を示す斜視図であり、図9
は前腕骨の測定状態を示す斜視図である。
【0064】図8及び図9において、測定ユニット16
は前述した測定機構22(図2参照)と足置き台58又
は腕置き台62を有する。また、測定ユニット16を昇
降機構を有するエレベータユニット68によって昇降さ
せる。従って、所望の位置の測定を行う時に、被検者は
測定時に無理な姿勢を取る必要がなくなる。
【0065】つまり、踵骨の測定を行う場合、図8に示
すようにエレベータユニット68を駆動して、測定ユニ
ット16を下方に移動し、被検者100は足100aを
足置き台58に載置し、骨評価のための所定の測定を行
う。
【0066】また、前腕骨の測定を行う場合、図9に示
すようにエレベータユニット68を駆動して、測定ユニ
ット16を上方に移動し、被検者100は前腕100b
を腕置き台62に載置し、骨評価のための所定の測定を
行う。
【0067】このように、測定位置や被検者の体格等に
合わせて測定ユニット16の位置を上下させることが可
能であるため、被検者の測定時の負担を軽減することが
できると共に、測定効率を向上させることができる。
【0068】本実施例においては、エレベータによる昇
降機構を用いたが、周知の他の昇降機構によって測定ユ
ニットの昇降を行ってもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波骨
評価装置によれば、接触面押圧手段が整合材収納部の変
形自在な生体接触面を生体表面に押圧すると共に、可変
部を有する整合材収納部が走査機構によって走査される
超音波振動子が取り付けられた振動子取付け部と前記生
体接触面とを有し、内部空間に音響整合材を収納してい
る。
【0070】従って、超音波振動子が走査機構によって
任意の方向に走査された場合、整合材収納部の可変部が
走査に伴う超音波振動子の動きに応じて変形して走査を
円滑にすると共に動きを吸収し、生体接触面の生体表面
に対する密着性を維持すると共に、超音波伝搬経路に常
に音響整合材を満たすことができるので、音響整合材の
管理を必要とせず、生体に対して超音波振動子を自由に
走査させて、信頼性の高い測定を容易に行うことができ
る。
【0071】また、本発明の超音波骨評価装置によれ
ば、生体の測定位置の位置決めをするアタッチメントを
測定部位毎に正確に装着することができるので、アタッ
チメントを取り替えて、生体の測定位置を変えた場合で
も測定位置の位置決めを正確に行うことができる。
【0072】従って、超音波骨評価装置の操作者は被検
者固有の測定ポイントを初回のみ設定すれば、毎回同じ
測定ポイントで測定することができるので、測定効率を
向上させると共に、測定の信頼性を向上させることがで
きる。
【0073】更に、超音波骨評価装置によれば、測定ユ
ニットが昇降機構によって測定位置に応じた高さに移動
可能なので、被検者は無理な姿勢で測定をする必要がな
く測定の負担を軽減することができると共に、測定効率
を向上させることができる。また、生体を載置するアタ
ッチメントを数種類準備するのみで様々な位置の測定を
行うことができるので、ランニングコストを上昇させる
ことなく所望の測定位置の骨評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波骨評価装置の全体的な外観
図である。
【図2】本発明に係る超音波骨評価装置の測定機構を示
す概念斜視図である。
【図3】本発明に係る超音波骨評価装置の測定機構の整
合材収納部の拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る超音波骨評価装置の超音波振動子
の走査時における整合材収納部の変形状態を示す説明図
である。
【図5】本発明に係る超音波骨評価装置の測定機構を有
する測定ユニットの外観斜視図である。
【図6】本発明に係る超音波骨評価装置の足置き台及び
測定機構の一部を示す説明斜視図である。
【図7】本発明に係る超音波骨評価装置の腕置き台の斜
視図である。
【図8】本発明に係る超音波骨評価装置の踵骨測定状態
を示す説明斜視図である。
【図9】本発明に係る超音波骨評価装置の前腕骨測定状
態を示す説明斜視図である。
【符号の説明】
22 測定機構 24 超音波振動子 42 整合材収納部 43 側壁部 44 生体接触面 46 底面フレーム 52 リザーバ 54 連通パイプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に対して超音波の送受波を行って骨
    評価を行う超音波骨評価装置において、 一対の超音波振動子と、 前記超音波振動子を走査する走査機構と、 生体表面に接触する変形自在な生体接触面と前記超音波
    振動子が取り付けられる振動子取付け部とを有し、生体
    表面と前記超音波振動子との間の空間に音響整合材を収
    納する整合材収納部であって、前記超音波振動子を任意
    の方向に走査した時に走査に応じて変形することにより
    前記超音波振動子の動きを吸収し前記生体接触面の生体
    表面に対する接触性を維持する可変部を有する整合材収
    納部と、 前記生体接触面を生体表面に押圧する接触面押圧手段
    と、を含み、 前記超音波振動子の走査にかかわらず常に生体表面に前
    記生体接触面を密着させると共に超音波伝搬経路に前記
    音響整合材を満たすことを特徴とする超音波骨評価装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波骨評価装置におい
    て、 前記整合材収納部の可変部が蛇腹形状を有することを特
    徴とする超音波骨評価装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の超音波骨評
    価装置において、 前記整合材収納部に連通され該整合材収納部に入れられ
    た前記音響整合材の過不足量を調節するリザーバを有す
    ることを特徴とする超音波骨評価装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の超音波骨評価装置において、 前記整合材収納部が錐体形状を呈し、底面部に前記生体
    接触面を形成し、頂点部に前記超音波振動子を有するこ
    とを特徴とする超音波骨評価装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の超音波骨評価装置において、 前記生体接触面が生体表面に密着可能な柔軟性を有する
    薄膜で形成されていることを特徴とする超音波骨評価装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4又は請求項5記載の超音波骨評価装置におい
    て、 少なくとも超音波振動子と走査機構と整合材収納部と接
    触面押圧手段とを有する測定ユニットと、 前記測定ユニットに載置され生体の測定位置の位置決め
    をする着脱自在なアタッチメントと、 を含み、 前記測定ユニットと前記アタッチメントは互いに係合す
    る係合部を有していることを特徴とする超音波骨評価装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の超音波骨評価装置におい
    て、 前記アタッチメントは、生体の足部を上から載せるため
    に所定角度開いて形成された足置き台であって、足部を
    載せた時に踵が所定位置に配置される谷部を有する足置
    き台であることを特徴とする超音波骨評価装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の超音波骨評価装置におい
    て、 前記アタッチメントは、生体の腕部を上から載せる腕置
    き台であって、腕部を所定位置に位置決めするための把
    持可能なグリップを有する腕置き台であることを特徴と
    する超音波骨評価装置。
  9. 【請求項9】 請求項6又は請求項7又は請求項8記載
    の超音波骨評価装置において、 測定ユニットが昇降機構によって昇降自在であることを
    特徴とする超音波骨評価装置。
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