JP2002186621A - 超音波組織評価装置およびこれを使用した組識内音速測定方法 - Google Patents

超音波組織評価装置およびこれを使用した組識内音速測定方法

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JP2002186621A JP2000389419A JP2000389419A JP2002186621A JP 2002186621 A JP2002186621 A JP 2002186621A JP 2000389419 A JP2000389419 A JP 2000389419A JP 2000389419 A JP2000389419 A JP 2000389419A JP 2002186621 A JP2002186621 A JP 2002186621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の構成や測定の操作が単純な超音波組織評
価装置およびそれを使用した組識内音速測定方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】両超音波振動子11a、11bの間隔が一
定に、接触子12a、12bの間隔が変更可能に構成さ
れた一対の振動子ユニット10a、10bによって被検
体挿入部20に挿入された被検体を挟持し、各超音波振
動子11a、11bと、接触子12a、12bとの間隔
をパルスエコー法によって求め、それらの値に基づいて
被検体の幅および被検体中を通過する超音波の音速を測
定する超音波組織評価装置1aまたは1bを用いる。な
お、測定の度に音響整合材14aまたは14b内を伝搬
する超音波の音速を測定し、その値に基づいて演算を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を利用して
生体組織の状態を評価する超音波組織評価装置およびそ
のような超音波組織評価装置を使用した組織内音速測定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、踵骨等の生体組織に超音波を放射
し、生体組織内を伝搬する超音波の音速や、減衰度合い
などを測定することにより、生体組織の状態を評価する
超音波組織評価装置が一般に使用されている。
【0003】現在一般に使用されている超音波組織評価
装置の多くは、互いに向かい合った一対の超音波振動子
の間に生体組織を位置させ、一方の超音波振動子から超
音波パルスを送信し、他方の超音波振動子が、これを受
信する構成となっている。
【0004】このような超音波組織評価装置を使用する
場合、送信側の超音波振動子から受信側の超音波振動子
までの経路上に空気が介在すると、超音波の反射・減衰
が生じるため、音速や減衰度合いの正確な測定・評価が
行えなくなる。
【0005】そのため、超音波組織評価装置は、超音波
振動子と生体組織との間に音響整合材を介在させること
により、超音波振動子と生体組識との間に空気が介在し
ないよう構成されている。
【0006】超音波振動子と生体組織との間に音響整合
材を設置する方法としては、従来より様々な方法が用い
られている。現在では、使用時の利便性から、超音波振
動子の振動面の前方に接触子を設け、さらに超音波振動
子と接触子との間に音響整合材を充填することにより構
成された一対の振動子ユニットを対向配置するととも
に、これらの振動子ユニットの間隔を生体組織の形状に
合わせて変更可能に構成し、生体組織を所定圧力にて挟
持することによって接触子と生体組織とを接触させる方
法が広く用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の組織評価装置のように、対向配置された一対の
振動子ユニットの間隔を変更することによって生体組識
を挟持する構造の組織評価装置は、測定の際に両超音波
振動子間の距離を測定しなくてはならない。そのため、
従来の組織評価装置には、たとえばレーザー測長器など
の測距手段が設けられていた。しかし、このレーザー測
長器は、超音波振動子とは別系統の測距手段であるた
め、装置の構成が複雑になるとともに、測定の操作が煩
雑になる。
【0008】上記問題点に鑑み、本発明は、装置の構成
や測定の操作が単純な超音波組織評価装置およびそれを
使用した組識内音速測定方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0010】(1) 被検体に対して超音波の送受信を
行って組織評価を行う超音波組識評価装置であって、超
音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面とを
有する接触子とを備えた少なくとも一つの振動子ユニッ
トと、前記振動子ユニットを支持する基台とを有してお
り、前記超音波振動子は、当該超音波振動子が発信した
送信波の前記被検体接触面での反射波を受信することに
より当該超音波振動子と被検体接触面との距離を求める
ことを特徴とする超音波組織評価装置。
【0011】(2) 被検体に対して超音波の送受信を
行って組織評価を行う超音波組織評価装置であって、超
音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面を有
する接触子とを備えており、被検体挿入部を挟んで対向
する一対の振動子ユニットと、前記一対の振動子ユニッ
トを支持する基台とを有しており、前記一対の振動子ユ
ニットの両接触子のうちの少なくとも一方は、前記超音
波振動子に対して移動可能に設置されており、前記超音
波振動子は、当該超音波振動子が発信した送信波の前記
被検体接触面での反射波を受信することにより当該超音
波振動子と被検体接触面との距離を求める機能を有する
ことを特徴とする超音波組織評価装置。
【0012】(3) 被検体に対して超音波の送受信を
行って組織評価を行う超音波組織評価装置であって、超
音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面を有
する接触子と、該接触子および前記超音波振動子の間の
空間に充填された音響整合材とを有し、被検体挿入部を
挟んで対向する一対の振動子ユニットと、前記一対の振
動子ユニットを支持する基台とを有しており、前記一対
の振動子ユニットの両接触子のうちの少なくとも一方の
接触子の前記超音波振動子に対する移動によって、前記
一対の振動子ユニットの両被検体接触面の距離を変更す
る接触面間距離変更手段と、前記超音波振動子から送信
波を送信すると共に、当該送信波の前記被検体接触面で
の反射波を前記超音波振動子によって受信し、前記接触
子内の音響整合材中を伝搬する超音波の伝搬時間を測定
する機能と、前記一対の振動子ユニットの両超音波振動
子間の超音波の伝搬時間を測定する機能とを有する伝搬
時間測定手段と、前記伝搬時間測定手段によって測定さ
れた伝搬時間から、前記超音波振動子と前記被検体接触
面との距離を求める測距手段とを備えており、前記一対
の振動子ユニットの両接触子によって被検体を所定圧力
で挟持した際の前記両超音波振動子間の超音波伝搬時間
と、各振動子ユニットの前記超音波振動子と前記被検体
接触面との距離とを測定し、これらの測定値から被検体
組織内の音速を求め、この被検体組識内の音速を用いて
被検体組織の評価を行うことを特徴とする超音波組織評
価装置。
【0013】(4) 前記接触面間距離変更手段は、伸
縮可能な部材であり、当該部材の伸縮によって前記被検
体接触面と前記超音波振動子との距離が変更されるよう
になっていることを特徴とする上記(1)ないし(3)
のいずれかに記載の超音波組識評価装置。
【0014】(5) 前記部材は、蛇腹状に形成されて
いることを特徴とする上記(4)に記載の超音波組織評
価装置。
【0015】(6) 前記一対の超音波振動子は、当該
両超音波振動子間の距離が一定に保持されるように固定
されていることを特徴とする上記(1)ないし(5)の
いずれかに記載の超音波組織評価装置。
【0016】(7) 前記一対の振動子ユニットの少な
くとも一方に、前記音響整合材の温度を測定するための
測温手段が設けられていることを特徴とする上記(1)
ないし(6)のいずれかに記載の超音波組織評価装置。
【0017】(8) 上記(3)ないし(7)のいずれ
かに記載の超音波組織評価装置を使用した組織内音速測
定方法であって、前記接触子を予め規定された位置に設
置した初期状態において、前記伝搬時間測定手段によっ
て測定された前記接触子内の音響整合材中を伝搬する超
音波の伝搬時間と、前記初期状態において予め規定され
た前記超音波振動子と前記被検体接触面との距離と、に
基づいて前記接触子内の音響整合材中を伝搬する超音波
の音速を測定する整合材内音速演算工程と、前記一対の
接触子により被検体を所定圧力で挟持し、その状態にお
ける各振動子ユニットの超音波振動子と被検体接触面と
の距離を前記測距手段で測定する測距工程と、前記伝搬
時間測定手段によって前記両超音波振動子間の超音波の
伝搬時間を測定する振動子間伝搬時間測定工程と、前記
測距工程で測定された各振動子ユニットの超音波振動子
と被検体接触面との距離と、前記振動子間伝搬時間測定
工程で測定された伝搬時間と、に基づいて被検体組織内
の音速を演算する組織内音速演算工程と、を有すること
を特徴とする組織内音速測定方法。
【0018】(9) 上記(3)ないし(7)のいずれ
かに記載の超音波組織評価装置であって、前記一対の振
動子ユニットに取り付けられた接触子の被検体接触面と
超音波振動子との距離が、一方は変更可能となってお
り、他方は固定されている超音波組織評価装置を使用し
た組識内音速測定方法であって、前記伝搬時間測定手段
によって測定された前記距離が固定された接触子内の音
響整合材中の超音波の伝搬時間と、前記距離が固定され
た接触子側の予め規定された超音波振動子および被検体
接触面の間の距離と、によって前記距離が固定された接
触子内の音響整合材中を伝搬する超音波の音速を測定す
る整合材内音速演算工程と、前記一対の接触子により被
検体を所定圧力で挟持し、その状態における各振動子ユ
ニットの超音波振動子と被検体接触面との距離を前記測
距手段で測定する測距工程と、前記伝搬時間測定手段に
よって前記両超音波振動子間の超音波の伝搬時間を測定
する振動子間伝搬時間測定工程と、を含むことを特徴と
する組識内音速測定方法。
【0019】(10) 上記(7)に記載の超音波組織
評価装置を使用した組識内音速測定方法であって、前記
測温手段によって測定された音響整合材の温度から当該
音響整合材中を伝搬する超音波の音速を演算する整合材
内音速演算工程と、前記一対の接触子により被検体を所
定圧力で挟持し、その状態における各振動子ユニットの
超音波振動子と被検体接触面との距離を前記測距手段で
測定する測距工程と、前記伝搬時間測定手段によって前
記両超音波振動子間の超音波の伝搬時間を測定する振動
子間伝搬時間測定工程と、前記測距工程で測定された各
振動子ユニットの超音波振動子と被検体接触面との距離
と、前記振動子間伝搬時間測定工程で測定された伝搬時
間と、に基づいて被検体組織内の音速を演算する組織内
音速演算工程と、を含むことを特徴とする組識内音速測
定方法。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の超音波組織評価装
置およびこれを使用した組織内音速測定方法を添付図面
に示す好適実施形態に基づいて詳述する。以下、本発明
の第1実施形態の超音波組織評価装置について説明す
る。
【0021】図1は、本発明の第1実施形態の超音波組
織評価装置を示す側面図である。図2は、図1に示す超
音波組織評価装置の初期状態を示す断面側面図である。
図3は、図1に示す超音波組織評価装置の作動状態を示
す断面側面図である。
【0022】本発明の超音波組織評価装置の第1実施形
態1aは、図1に示すように、基台20と、基台20に
固定された一対の振動子ユニット10a、10bとを有
している。
【0023】振動子ユニット10a、10bは、図1に
示すように、評価対象となる被検体が挿入される被検体
挿入部20を挟んで対向するように配置されており、脚
部23a、23bを介して基台20に固定されている。
【0024】また、振動子ユニット10a、10bは、
図2に示すように、それぞれの振動面15a、15bが
対向するように配置された超音波振動子11a、11b
を備えている。
【0025】超音波振動子11a、11bの各振動面1
5a、15bの前方には、ポリウレタンなどの超音波透
過性に優れた材質によって形成された接触子12a、1
2bが設けられている。また、超音波振動子11a、1
1bの振動面15a、15bと接触子12a、12bと
の間には、ひまし油などの液体の音響整合材14a、1
4bが充填されている。
【0026】また、超音波振動子11a、11bは両超
音波振動子11a、11b間の距離が一定に保持される
ように振動子ユニット10a、10bに固定されてい
る。超音波振動子11a、11bのそれぞれの後端から
はコード16a、16bが延出しており、後に詳述する
送受信ユニット(図示せず)等に接続されている。
【0027】振動子ユニット10aの接触子12aに
は、図1に示すように、超音波振動子11aの振動面1
5aに垂直な方向に伸縮可能な蛇腹状の伸縮部材17が
取り付けられている。そして、それによって接触子12
aが超音波振動子11aに対して移動可能になってい
る。
【0028】また、振動子ユニット10aの上方には、
整合材貯留容器18が設けられている。整合材貯留容器
18は、前記伸縮部材17の収縮時に前記超音波振動子
11aの振動面15aと接触子12aの間に収容しきれ
なくなった音響整合材14aをその内部に貯留する機能
を有しており、音響整合材14aが当該整合材貯留容器
18から接触子12aへと移動するか、あるいは反対に
接触子12aから整合材貯留容器18へと移動すること
により、接触子12aは、当該接触子12aや伸縮部材
17の内部に音響整合材14aが常に充填された状態
で、超音波振動子11aに対して移動するようになって
いる。
【0029】なお、振動子ユニット10bは、上述した
振動子ユニット10aと異なり、前記伸縮部材17や整
合材貯留容器18などを備えておらず、接触子12bと
超音波振動子11bの振動面15bとの距離が固定され
ている。また、本実施形態では、接触子12a、12b
の被検体22との接触面を被検体接触面13a、13b
として説明する。
【0030】次に、本発明の第1実施形態の超音波組織
評価装置の内部構成について説明する。
【0031】図5は、本発明の第1実施形態の超音波組
識評価装置の内部構成を示すブロック図である。
【0032】図中、超音波振動子11a、11bは、送
受信ユニット30a、30bにそれぞれ接続されてお
り、超音波振動子11a、11bのそれぞれが送信、受
信のいずれにも使用することができるようになってい
る。また、送受信ユニット30a、30bは、制御部3
1と接続されている。
【0033】制御部31には、前記送受信ユニット30
a、30bのほかに操作部32、記憶部33、演算部3
4、表示部35、温度センサー19などが接続されてい
る。以下、これらの動作を詳述する。
【0034】操作部32に対する指示の入力によって検
査が開始すると、制御部31は、送受信ユニット30a
(あるいは30b)に対してトリガーを送信する。この
トリガーを受信した送受信ユニット30a(あるいは3
0b)は、所定のパルスを超音波振動子11a(あるい
は11b)に送信する。そして、このパルスを受信した
超音波振動子11aは、その振動面から送信波を発信す
る。超音波振動子11aから発信された送信波は、音響
整合材や被検体などを通過した後、対向配置された超音
波振動子11bに受信されるか、あるいは、接触子12
aの被検体接触面13aを境界とした反射波となって超
音波振動子11aに受信される。
【0035】超音波振動子11aまたは11bによって
受信された信号は、送受信ユニット30aまたは30b
に設けられた受信アンプ(図示せず)等によって増幅さ
れた後に制御部31へと送信される。そして制御部31
は、この受信された信号に基づいて伝搬時間や減衰度合
い等の測定値を算出する。
【0036】また、制御部31は、これらの測定値を演
算部34に入力し、演算を行う。演算部34は、組識内
の音速を求めるために必要な演算処理を行う機能を有し
ている。また、記憶部33は、後に詳述する各種工程で
求められた測定値を記憶する機能を有しており、記憶部
33に記憶された測定値は、組識内の音速を求める演算
の際に使用される。
【0037】このようにして、制御部31および演算部
34の演算によって求められた音速や減衰度合い等の測
定値は、被検体組識の評価に使用される。
【0038】次に、本発明の第1実施形態の超音波組織
評価装置を使用した組識内音速測定方法の一例を説明す
る。
【0039】本発明の第1実施形態の超音波組織評価装
置1aでの処理は、整合材内音速演算工程と、測距工程
と、振動子間伝搬時間測定工程と、組識内音速演算工程
とを有している。
【0040】整合材内音速演算工程とは、振動子ユニッ
ト10a、10b内にそれぞれ設けられている音響整合
材14a、14bの音速Vをパルスエコー法によって
測定する工程である。この工程は、温度の変化によって
音響整合材の音速、減衰度合い等の特性が変化すること
から、測定時の音響整合材の正確な音速Vを求めるた
めに行われる。なお、音響整合材として、たとえばひま
し油を使用した場合、室温付近ではひまし油の温度が1
℃変化すると、ひまし油の内部を伝搬する超音波の音速
が3m/s程度変化する。
【0041】この整合材内音速演算工程を行うことによ
って、音響整合材14a、14bの内部を通過する超音
波の正確な音速を後の工程の演算に使用することがで
き、周囲の環境の変化などに関わらず安定した測定結果
を得られるようになっている。
【0042】より詳しくは、まず、振動子ユニット10
aに接続された伸縮部材17を収縮させ、図2に示すよ
うに接触子12aを初期位置に設置する。なお、この状
態を初期状態とする。
【0043】この初期状態において、超音波振動子11
aの振動面15aからパルス等の送信波を発信する。こ
の送信波は、接触子12aの被検体接触面13aを境界
とした反射波となり、当該超音波振動子11aの振動面
15aから受信される。
【0044】そして、前記送信波が超音波振動子11a
の振動面15aから送信され、同振動面15aに受信さ
れるまでの間の伝搬時間tを制御部31によって測定
する。
【0045】本実施形態においては、この初期状態にお
ける超音波振動子11aと被検体接触面13aとの距離
が予め規定された一定値になるように設定されてい
る。そして、この工程で測定された伝搬時間tと、前
記距離Lとから、演算部34によって、次式(1)に
よって音響整合材14a、14bの内部を伝搬する超音
波の音速Vを算出する。 V=2L/t …(1)
【0046】この工程にて測定・算出された伝搬時間t
および音速Vは、記憶部33に記憶され、後の工程
の演算の際に使用される。
【0047】測距工程とは、振動子ユニット10a、1
0bに設けられた接触子12a、12bによって被検体
22を所定圧力で挟持し、その状態における各振動子ユ
ニット10a、10bの超音波振動子11a、11bと
被検体接触面13a、13bとの距離L、Lを前記
整合材内音速演算工程と同様にパルスエコー法によって
測定する工程である。
【0048】より詳しくは、まず、伸縮部材17を伸長
させ、各接触子12a、12bの被検体接触面13a、
13bを被検体22の両側面に所定圧力で接触させる。
なお、この状態を作動状態とする。この作動状態におい
て、まず、超音波振動子11aからパルス等の送信波を
発信し、その送信波が、接触子12aの被検体接触面1
3aを境界とした反射波となり、当該超音波振動子11
aに受信されるまでの伝搬時間tを測定する。
【0049】次に、超音波振動子11bから送信波を発
信し、その送信波が、接触子12bの被検体接触面13
bを境界とした反射波となり、当該超音波振動子11b
に受信されるまでの伝搬時間tを測定する。そして、
前記整合材内音速演算工程において求められた音速V
と、この工程において測定された伝搬時間t、t
と、次式(2)、(3)とから、演算部34によって
超音波振動子11aと被検体接触面13aとの距離
、Lを求める。 L=V/2 …(2) L=V/2 …(3)
【0050】また、本発明の超音波組織評価装置におい
ては、両超音波振動子11a、11bの距離Lが一定値
となることから、この距離Lと前記距離L、Lとか
ら、次式(4)によって図3に示した被検体22の幅L
が求められる。 L=L−(L+L) …(4)
【0051】なお、この工程においては、音響整合材1
4aと、音響整合材14bの特性が同一であるものとし
て測定を行っている。これは後述する測定方法について
も同様である。
【0052】振動子間伝搬時間測定工程とは、図3に示
すように、被検体22を接触子12a、12bで挟持し
た作動状態において両超音波振動子11a、11bの間
を伝搬する超音波の伝搬時間tを測定する工程である。
【0053】より詳しくは、前記測距工程と同様に、被
検体22の両側面を接触子12a、12bによって所定
圧力で挟持した作動状態で、超音波振動子11aの振動
面15aからパルス等の送信波を発信する。そして、そ
の送信波が、両超音波振動子11a、11bの間、すな
わち音響整合材14a、被検体22および音響整合材1
4bの内部を通過し、超音波振動子11bの振動面15
bに受信されるまでの伝搬時間tを測定する。
【0054】組識内音速演算工程とは、前記測距工程で
測定された各振動子ユニット10a、10bの超音波振
動子11a、11bと被検体接触面13a、13bとの
距離L、Lと、前記振動子間伝搬時間測定工程で測
定された伝搬時間tと、に基づいて被検体22の組識内
の音速Vを演算する工程である。
【0055】より詳しくは、被検体22の組識内の音速
Vを被検体22の幅Lと、前記振動子間伝搬時間測定
工程において被検体22の組識内を伝搬する被検体内伝
搬時間tとから、次式(5)によって算出する。 V=L/t …(5)
【0056】なお、被検体内伝搬時間tは、前記振動
子間伝搬時間測定工程において測定された振動子間伝搬
時間tと、前記測距工程において測定された音響整合材
14a、14bの内部を通過する超音波の伝搬時間
、tとから、次式(6)によって求められる。 t=t−{(t+t)/2} …(6)
【0057】また、この工程において算出された音速V
は、被検体内を伝搬する超音波の減衰率などとともに被
検体組識の評価に使用される。
【0058】本実施形態の超音波組織評価装置の接触子
12a、12bは、一方は移動可能に設置され、他方は
固定されているが、上述した操作によって被検体組識内
の音速を測定するのであれば、両接触子を移動可能に設
置することが可能である。
【0059】以下、本発明の第1実施形態の超音波組織
評価装置1aを使用した組識内音速測定方法の他の例を
説明する。
【0060】本発明の第1実施形態の超音波組織評価装
置1aを使用した組識内音速測定方法の他の例は、上述
した測定方法と同様に、整合材内音速演算工程と、測距
工程と、振動子間伝搬時間測定工程と、組識内音速演算
工程とを有する。
【0061】この方法の整合材内音速演算工程は、上述
した測定方法と異なり、超音波振動子11aに対して接
触子12aが移動可能となっている振動子ユニット10
aの音響整合材14aの音速を演算するのではなく、超
音波振動子11bに対して接触子12bが固定されてい
る振動子ユニット10bの音響整合材14bの音速をパ
ルスエコー法によって求める工程となっている。
【0062】より詳しくは、超音波振動子11bの振動
面15bからパルス等の送信波を発信する。そして、そ
の送信波が接触子12bの被検体接触面13bを境界と
した反射波となり、当該超音波振動子11bの振動面1
5bに受信されるまでの間の伝搬時間tを制御部31
によって測定する。本実施形態においては、超音波振動
子11bと被検体接触面13bとの距離Lが一定値と
なることから、この工程で測定された伝搬時間tと、
前記距離Lと、次式(7)とから、演算部34によっ
て音響整合材14a、14bの内部を伝搬する超音波の
音速Vを演算する。 V=2L/t …(7)
【0063】なお、測距工程、振動子間伝搬時間測定工
程、および組識内音速演算工程は、上述した測定方法と
同一なので説明を省略する。
【0064】なお、本実施形態においては、被検体22
を接触子12a、12bによって挟持するか否かに関わ
らず、超音波振動子11bと被検体接触面13bとの距
離L が一定値になるため、どちらの状態で伝搬時間t
を測定してもよい。また、本実施形態は、上述した測
定方法のように接触子12aを初期位置に設置する作業
を省略できることから、整合材内音速演算工程を簡略化
できる利点がある。
【0065】次に、本発明の第2実施形態の超音波組織
評価装置について説明する。図4は、本発明の超音波組
織評価装置の第2実施形態を示す断面側面図である。図
6は、本発明の第2実施形態の超音波組織評価装置の内
部構成を示すブロック図である。
【0066】本発明の第2実施形態の超音波組織評価装
置1bは、図4に振動子ユニット10aの音響整合材1
4aの温度を測定するための温度センサー19を有して
いる。また、この温度センサー19は、図6に示すよう
に、制御部31に接続されている。なお、その他の構成
については、上述した第1実施形態の超音波組織評価装
置1aと同一であるので説明を省略する。
【0067】以下、本発明の第2実施形態の超音波組識
評価装置1bを使用した組識内音速測定方法を説明す
る。
【0068】本発明の第2実施形態の超音波組織評価装
置1bを使用した組識内音速測定方法は、上述した2つ
の測定方法と同様に、整合材内音速演算工程と、測距工
程と、振動子間伝搬時間測定工程と、組識内音速演算工
程とを有する。
【0069】この方法の整合材内音速演算工程は、上述
した第1実施形態の超音波組織評価装置1aの組識内音
速測定方法と異なり、図4に示すように、振動子ユニッ
ト10aに設けられた温度センサー19によって音響整
合材14aの温度rを測定し、その温度rに基づいて音
響整合材14a、14b内を伝搬する超音波の音速V
を求める工程となっている。
【0070】より詳しくは、振動子ユニット10aに設
けられた温度センサー19によって音響整合材14aの
温度rを測定し、この温度rと、次式(8)とから演算
部34によって音速Vを算出する。 V=αr+β …(8)
【0071】この式(8)において、αは、音響整合材
内の音速Vの温度勾配、すなわち当該音速Vの関数
の比例定数であり、βはその切片、すなわちr=0の場
合の音速である。なお、前記αおよびβの値は、予め実
験等によって規定された値であり、記憶部33に記憶さ
れている。また、式(8)は一例であり、音速Vは温
度rを用いた他の関数によって求めることもできる。
【0072】なお、測距工程、振動子間伝搬時間測定工
程、および組識内音速演算工程は、上述した2つの測定
方法と同一なので説明を省略する。
【0073】なお、上記第1実施形態および第2実施形
態の超音波組織評価装置1aおよび1bの振動子ユニッ
ト10aの整合材貯留容器18に音響整合材14aを接
触子12aおよび伸縮部材17に圧送するためのポンプ
等を設けることが可能であり、そのポンプを制御部31
で制御することによって上記各操作を自動化することが
可能である。
【0074】最後に、本発明は、上述した実施形態に限
定されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲
で、種々の変更および改良が可能であることは言うまで
もない。たとえば、温度センサーを使用して室温など周
囲の環境の変化を測定結果に反映させることが可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、測
距手段としてレーザー測長器等の別系統の測距手段を設
ける必要がなく、当該装置に本来備わっている超音波振
動子などの測距手段のみで測定を行うことができること
から、装置の構成を簡素化することができ、測定の操作
を簡単に行うことができる。また、当該超音波組織評価
装置を音響整合材中を伝搬する超音波の音速を測定の度
に求める構成とすることで、音響整合材の温度等の特性
の変化に関わらず、常に安定した測定結果が得られるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波組織評価装置の第1実施形態を
示す側面図である。
【図2】図1に示す超音波組織評価装置の初期状態を示
す断面側面図である。
【図3】図1に示す超音波組織評価装置の作動状態を示
す断面側面図である。
【図4】本発明の超音波組織評価装置の第2実施形態を
示す断面側面図である。
【図5】本発明の超音波組織評価装置の第1実施形態の
内部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の超音波組織評価装置の第2実施形態の
内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b 超音波組織評価装置 10a、10b 振動子ユニット 11a、11b 超音波振動子 12a、12b 接触子 13a、13b 被検体接触面 14a、14b 音響整合材 15a、15b 振動面 16a、16b コード 17 伸縮部材 18 整合材貯留容器 19 温度センサー 20 被検体挿入部 21 基台 22 被検体 23a、23b 脚部 30a、30b 送受信ユニット 31 制御部 32 操作部 33 記憶部 34 演算部 35 表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対して超音波の送受信を行って
    組織評価を行う超音波組識評価装置であって、 超音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面と
    を有する接触子とを備えた少なくとも一つの振動子ユニ
    ットと、 前記振動子ユニットを支持する基台とを有しており、 前記超音波振動子は、当該超音波振動子が発信した送信
    波の前記被検体接触面での反射波を受信することにより
    当該超音波振動子と被検体接触面との距離を求めること
    を特徴とする超音波組織評価装置。
  2. 【請求項2】 被検体に対して超音波の送受信を行って
    組織評価を行う超音波組織評価装置であって、 超音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面を
    有する接触子とを備えており、被検体挿入部を挟んで対
    向する一対の振動子ユニットと、 前記一対の振動子ユニットを支持する基台とを有してお
    り、 前記一対の振動子ユニットの両接触子のうちの少なくと
    も一方は、前記超音波振動子に対して移動可能に設置さ
    れており、 前記超音波振動子は、当該超音波振動子が発信した送信
    波の前記被検体接触面での反射波を受信することにより
    当該超音波振動子と被検体接触面との距離を求める機能
    を有することを特徴とする超音波組織評価装置。
  3. 【請求項3】 被検体に対して超音波の送受信を行って
    組織評価を行う超音波組織評価装置であって、 超音波振動子と、被検体表面に接触する被検体接触面を
    有する接触子と、該接触子および前記超音波振動子の間
    の空間に充填された音響整合材とを有し、被検体挿入部
    を挟んで対向する一対の振動子ユニットと、 前記一対の振動子ユニットを支持する基台とを有してお
    り、 前記一対の振動子ユニットの両接触子のうちの少なくと
    も一方の接触子の前記超音波振動子に対する移動によっ
    て、前記一対の振動子ユニットの両被検体接触面の距離
    を変更する接触面間距離変更手段と、 前記超音波振動子から送信波を送信すると共に、当該送
    信波の前記被検体接触面での反射波を前記超音波振動子
    によって受信し、前記接触子内の音響整合材中を伝搬す
    る超音波の伝搬時間を測定する機能と、前記一対の振動
    子ユニットの両超音波振動子間の超音波の伝搬時間を測
    定する機能とを有する伝搬時間測定手段と、 前記伝搬時間測定手段によって測定された伝搬時間か
    ら、前記超音波振動子と前記被検体接触面との距離を求
    める測距手段とを備えており、 前記一対の振動子ユニットの両接触子によって被検体を
    所定圧力で挟持した際の前記両超音波振動子間の超音波
    伝搬時間と、各振動子ユニットの前記超音波振動子と前
    記被検体接触面との距離とを測定し、これらの測定値か
    ら被検体組織内の音速を求め、この被検体組識内の音速
    を用いて被検体組織の評価を行うことを特徴とする超音
    波組織評価装置。
  4. 【請求項4】 前記接触面間距離変更手段は、伸縮可能
    な部材であり、当該部材の伸縮によって前記被検体接触
    面と前記超音波振動子との距離が変更されるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の超音波組識評価装置。
  5. 【請求項5】 前記部材は、蛇腹状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の超音波組織評価装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の超音波振動子は、当該両超音
    波振動子間の距離が一定に保持されるように固定されて
    いることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載の超音波組織評価装置。
  7. 【請求項7】 前記一対の振動子ユニットの少なくとも
    一方に、前記音響整合材の温度を測定するための測温手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれかに記載の超音波組織評価装置。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし7のいずれかに記載の超
    音波組織評価装置を使用した組織内音速測定方法であっ
    て、 前記接触子を予め規定された位置に設置した初期状態に
    おいて、前記伝搬時間測定手段によって測定された前記
    接触子内の音響整合材中を伝搬する超音波の伝搬時間
    と、前記初期状態において予め規定された前記超音波振
    動子と前記被検体接触面との距離と、に基づいて前記接
    触子内の音響整合材中を伝搬する超音波の音速を測定す
    る整合材内音速演算工程と、 前記一対の接触子により被検体を所定圧力で挟持し、そ
    の状態における各振動子ユニットの超音波振動子と被検
    体接触面との距離を前記測距手段で測定する測距工程
    と、 前記伝搬時間測定手段によって前記両超音波振動子間の
    超音波の伝搬時間を測定する振動子間伝搬時間測定工程
    と、 前記測距工程で測定された各振動子ユニットの超音波振
    動子と被検体接触面との距離と、前記振動子間伝搬時間
    測定工程で測定された伝搬時間と、に基づいて被検体組
    織内の音速を演算する組織内音速演算工程と、を有する
    ことを特徴とする組織内音速測定方法。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし7のいずれかに記載の超
    音波組織評価装置であって、前記一対の振動子ユニット
    に取り付けられた接触子の被検体接触面と超音波振動子
    との距離が、一方は変更可能となっており、他方は固定
    されている超音波組織評価装置を使用した組識内音速測
    定方法であって、 前記伝搬時間測定手段によって測定された前記距離が固
    定された接触子内の音響整合材中の超音波の伝搬時間
    と、前記距離が固定された接触子側の予め規定された超
    音波振動子および被検体接触面の間の距離と、によって
    前記距離が固定された接触子内の音響整合材中を伝搬す
    る超音波の音速を測定する整合材内音速演算工程と、 前記一対の接触子により被検体を所定圧力で挟持し、そ
    の状態における各振動子ユニットの超音波振動子と被検
    体接触面との距離を前記測距手段で測定する測距工程
    と、 前記伝搬時間測定手段によって前記両超音波振動子間の
    超音波の伝搬時間を測定する振動子間伝搬時間測定工程
    と、を含むことを特徴とする組識内音速測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の超音波組織評価装置
    を使用した組識内音速測定方法であって、 前記測温手段によって測定された音響整合材の温度から
    当該音響整合材中を伝搬する超音波の音速を演算する整
    合材内音速演算工程と、 前記一対の接触子により被検体を所定圧力で挟持し、そ
    の状態における各振動子ユニットの超音波振動子と被検
    体接触面との距離を前記測距手段で測定する測距工程
    と、 前記伝搬時間測定手段によって前記両超音波振動子間の
    超音波の伝搬時間を測定する振動子間伝搬時間測定工程
    と、 前記測距工程で測定された各振動子ユニットの超音波振
    動子と被検体接触面との距離と、前記振動子間伝搬時間
    測定工程で測定された伝搬時間と、に基づいて被検体組
    織内の音速を演算する組織内音速演算工程と、を含むこ
    とを特徴とする組識内音速測定方法。
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