JP2002136518A - 超音波生体組織評価装置 - Google Patents

超音波生体組織評価装置

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JP2002136518A
JP2002136518A JP2000336355A JP2000336355A JP2002136518A JP 2002136518 A JP2002136518 A JP 2002136518A JP 2000336355 A JP2000336355 A JP 2000336355A JP 2000336355 A JP2000336355 A JP 2000336355A JP 2002136518 A JP2002136518 A JP 2002136518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】品質管理や校正の精度を向上させることができ
る超音波生体組織評価装置を提供する。 【解決手段】超音波骨評価装置2は、装置本体4と、こ
の装置本体4に対して着脱自在に装着され、装置本体4
の底面を除く上面および側面の全体を覆うカバーの役割
をも果たし、規定温度に調節する温度制御装置(温度調
節手段)76とを有している。温度制御装置76は、下
側が開放された中空の直方体形状のカバー部材(蓋部
材)82を有している。このカバー部材82の上面の表
面側には、コントローラ84が設置され、カバー部材8
2の上面の裏面側には、加熱冷却部86が設置されてい
る。この温度制御装置76を装置本体4の上面側に覆い
被せることにより、装置本体4の上面および側面全体が
温度制御装置76によって覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波により生体
組織の評価を行う超音波生体組織評価装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】超音波生体組織評価装置として、例えば
人間の踵骨を関心部位とした超音波骨評価装置等が知ら
れている。この超音波骨評価装置では、人間の踵骨に対
して超音波を照射し、骨を通過した超音波の音速や減衰
度合いの測定値を骨の健常さの評価値としている。
【0003】しかしながら、超音波骨評価装置では、各
計測機構の経時変化等により測定結果に誤差が生じる可
能性がある。
【0004】このため、被測定者を測定する前に、測定
結果に誤差が生じていないかをチェックしたり、誤差が
生じている場合には、誤差を修正するように校正が行わ
れている。
【0005】このような超音波骨評価装置の品質管理や
校正には、通常、ファントムと呼ばれるテスト用の被測
定部材が用いられ、このファントムに対して測定を行
う。
【0006】しかしながら、どのような構成材料で形成
されたファントムであっても、その温度が変化すると、
超音波の音速や減衰度合いが変化してしまうという問題
がある。
【0007】例えば、ファントムをアクリル樹脂で形成
した場合、その温度が10℃の時と40℃の時とでは、
超音波の音速が80m/sも異なる。これは、アクリル
樹脂を通過する超音波の音速が約2700m/s程度で
あるとすると、約3%の誤差となる。
【0008】また、超音波の減衰度合いについても、音
速ほどではないにしろ、温度差による誤差が生じる。
【0009】従来の超音波骨評価装置では、ファントム
を用いてその品質管理や校正を行う場合、前記温度変化
によるファントムの特性変化をやむを得ないものとして
扱っており、このことは、超音波骨評価装置の測定精度
の向上を阻害する要因の1つとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、品質
管理や校正の精度を向上させることができる超音波生体
組織評価装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(15)の本発明により達成される。
【0012】(1) 被検体に対し超音波の送受信を行
う測定部を有し、該測定部からの情報に基づいて生体組
織の評価を行う超音波生体組織評価装置であって、当該
超音波生体組織評価装置の校正を行う際、前記測定部の
周囲の温度が単一または複数の規定温度になるよう調節
する温度調節手段を有することを特徴とする超音波生体
組織評価装置。
【0013】(2) 被検体に対し超音波の送受信を行
う測定部を有し、該測定部からの情報に基づいて生体組
織の評価を行う超音波生体組織評価装置であって、当該
超音波生体組織評価装置の校正を行う際、テスト用の被
測定部を前記測定部に装着した状態で、前記測定部の周
囲の温度が単一または複数の規定温度になるよう調節す
る温度調節手段を有することを特徴とする超音波生体組
織評価装置。
【0014】(3) 当該超音波生体組織評価装置は、
前記測定部を有する装置本体を備え、前記温度調節手段
は、前記装置本体に対し、着脱自在に装着され、少なく
とも前記測定部を覆うカバー部材を有する上記(1)ま
たは(2)に記載の超音波生体組織評価装置。
【0015】(4) 前記温度調節手段は、前記測定部
の周囲を加熱する加熱手段と、前記測定部の周囲を冷却
する冷却手段とを有する上記(1)ないし(3)のいず
れかに記載の超音波生体組織評価装置。
【0016】(5) 前記温度調節手段は、前記カバー
部材に設けられ、前記測定部の周囲を加熱する加熱手段
と、前記測定部の周囲を冷却する冷却手段とを有する上
記(3)に記載の超音波生体組織評価装置。
【0017】(6) 前記温度調節手段は、ぺルチェ素
子を有し、該ぺルチェ素子により、前記測定部の周囲を
加熱または冷却するよう構成されている上記(1)ない
し(3)のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
【0018】(7) 前記温度調節手段は、前記カバー
部材に設けられたぺルチェ素子を有し、該ぺルチェ素子
により、前記測定部の周囲を加熱または冷却するよう構
成されている上記(3)に記載の超音波生体組織評価装
置。
【0019】(8) 前記測定部の周囲の温度を検出す
る温度検出手段を有する上記(1)ないし(7)のいず
れかに記載の超音波生体組織評価装置。
【0020】(9) 前記測定部の周囲の温度が規定温
度である場合、その旨を報知する報知手段を有する上記
(1)ないし(8)のいずれかに記載の超音波生体組織
評価装置。
【0021】(10) 当該超音波生体組織評価装置の
校正を行う際、前記測定部の周囲の温度が規定温度であ
る場合に、前記校正を開始するよう構成されている上記
(1)ないし(9)のいずれかに記載の超音波生体組織
評価装置。
【0022】(11) 前記測定部の周囲の温度が規定
温度のときの固有値と、当該超音波生体組織評価装置に
より測定された測定値とに基づいて、該超音波生体組織
評価装置の校正を行うよう構成されている上記(1)な
いし(10)のいずれかに記載の超音波生体組織評価装
置。
【0023】(12) 前記固有値は、超音波の音速お
よび/または減衰度合いに対応する値である上記(1
1)に記載の超音波生体組織評価装置。
【0024】(13) 当該超音波生体組織評価装置の
校正結果を記憶する記憶手段を有する上記(1)ないし
(12)のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
【0025】(14) 当該超音波生体組織評価装置の
校正結果は、温度の関数である上記(1)ないし(1
3)のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
【0026】(15) 当該超音波生体組織評価装置に
よりテスト用の被測定部を測定して該超音波生体組織評
価装置の校正を行うよう構成されている上記(1)ない
し(14)のいずれかに記載の超音波生体組織評価装
置。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の超音波生体組織評
価装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細
に説明する。
【0028】図1は、本発明の超音波生体組織評価装置
を超音波骨評価装置に適用した場合の第1実施形態を示
す斜視図、図2は、図1に示す超音波骨評価装置の温度
制御装置の加熱冷却部を示す斜視図、図3は、図1に示
す超音波骨評価装置の温度制御装置の回路構成を示すブ
ロック図、図4は、図1に示す超音波骨評価装置の装置
本体の回路構成を示すブロック図である。
【0029】これらの図に示す超音波骨評価装置(超音
波生体組織評価装置)2は、被験者の踵(かかと)の部
分(被検体)に対して超音波の送受信を行い、踵骨(生
体組織)を伝搬(通過)する超音波の音速および減衰度
合いを測定し、その測定値に基づいて骨評価(生体組織
の評価)を行うものである。
【0030】図1に示すように、超音波骨評価装置(超
音波生体組織評価装置)2は、装置本体4と、この装置
本体4に対して着脱自在に装着され、装置本体4の底面
を除く上面および側面の全体を覆うカバーの役割をも果
たす温度制御装置(温度調節手段)76とを有してい
る。
【0031】図1は、超音波骨評価装置2の装置本体4
に、その校正(品質管理)に用いるテスト用のファント
ム(被測定部)80を装着した状態を示す。
【0032】ファントム80は、中実の直方体形状をな
している。このファントム80の構成材料としては、例
えば、アクリル樹脂等の各種樹脂等が挙げられる。
【0033】超音波骨評価装置2の装置本体4は、前述
したように、被測定者の踵の部分(被検体)に対して超
音波の送受信を行い、踵骨(生体組織)を伝搬(通過)
する超音波の音速および減衰度合いを測定し、その測定
値に基づいて骨評価(生体組織の評価)を行うものであ
る。
【0034】装置本体4は、筺体40を有し、この筺体
40の図1中上面には、被測定者の足を載置するための
載置台42が傾斜した状態で設置されている。
【0035】この載置台42の手前側の筺体突出部78
の両側面には、超音波を送受信するための一対の振動子
(測定部)44が設置されている。
【0036】また、筺体40の図1中上面には、一対の
振動子44の間の間隔を調整するためのハンドル46が
設置されている。
【0037】また、図4に示すように、装置本体4は、
送信用の振動子44に接続された送信ユニット58と、
受信用の振動子44に接続された受信ユニット60と、
MPU部62と、校正結果等が記憶される記憶部(記憶
手段)64と、装置本体2を操作する操作部65と、電
源スイッチ68を介して電源ケーブル70に接続された
電源部72とを有している。なお、図示を省略している
が、電源部72からは、装置本体4を構成する各部位に
電力が供給される。
【0038】装置本体4のMPU部62には、送信ユニ
ット58、受信ユニット60、記憶部64および操作部
65が接続されている。
【0039】図1に示すように、温度制御装置76は、
図1中下側が開放された中空の直方体形状のカバー部材
(蓋部材)82を有している。
【0040】このカバー部材82の図1中上面の表面側
にはコントローラ84が設置され、カバー部材82の上
面の裏面側には加熱冷却部86が設置されている。この
温度制御装置76を装置本体4の図1中上面側に覆い被
せることにより、装置本体4の上面および側面全体が温
度制御装置76によって覆われる。
【0041】コントローラ84は、中空の直方体形状の
筺体(ケーシング)85を有し、その筺体85の図1中
上面には、電源スイッチ26および準備完了ランプ(報
知手段)28が設置されている。また、コントローラ8
4には電源ケーブル30が接続されている。
【0042】また、筺体85には、赤外線温度センサー
(温度検出手段)8が温度制御装置76のカバー部材8
2の内部へ突出するように設置されており、この赤外線
温度センサー88により、温度制御装置76によって覆
われた部分(カバー部材82内部)の温度、すなわち、
一対の振動子44の周囲の温度やファントム80の温度
を非接触で測定(検出)できるようになっている。
【0043】図2に示すように、加熱冷却部86は、直
方体形状のヒートシンク90を主体とするものであり、
そのヒートシンク90の図2中上面(フィンがない側の
面)にはペルチェ素子(加熱手段および冷却手段)92
が貼り付けられている。
【0044】また、ヒートシンク90の側面には、ヒー
トシンク90のフィンに向って送風するファン94が設
置されている。
【0045】図1に示すように、加熱冷却部86のヒー
トシンク90は、カバー部材82の内部側に配置され、
ペルチェ素子92が貼り付けられた加熱冷却部86の上
面全面が温度制御装置76の外側に露出している。
【0046】また、図3に示すように、コントローラ8
4は、電源スイッチ26を介して電源ケーブル30に接
続された電源部32と、ペルチェ素子18を制御するペ
ルチェ素子ドライブ部34と、赤外線温度センサー88
を制御する温度センサードライブ部96と、制御部36
とを有している。
【0047】コントローラ84の制御部36には、準備
完了ランプ28、ペルチェ素子ドライブ部34、ファン
94および温度センサードライブ部96が接続されてい
る。ペルチェ素子92は、コントローラ84のペルチェ
素子ドライブ部34に接続され、赤外線温度センサー8
8は、コントローラ84の温度センサードライブ部96
に接続されている。なお、図示を省略しているが、電源
部32からは、温度制御装置76を構成する各部位に電
力が供給される。
【0048】電源スイッチ26をオンにすると、温度制
御装置76のカバー部材82の内部の温度情報が赤外線
温度センサー88から温度センサードライブ部96を介
して制御部36に供給される。
【0049】制御部36は、入力された温度情報に基づ
いて、温度制御装置76のカバー部材82の内部の温度
が規定温度となるように加熱冷却部86のファン94お
よびペルチェ素子ドライブ部34を制御する。ペルチェ
素子18は、ペルチェ素子ドライブ部34の制御によ
り、温度制御装置76のカバー部材82の内部を加熱ま
たは冷却するよう作用し、その結果、温度制御装置76
のカバー部材82の内部の温度が規定温度となる。
【0050】すなわち、赤外線温度センサー88から供
給される温度情報が規定温度よりも低い温度であれば、
制御部36は、ペルチェ素子ドライブ部34を介して、
温度制御装置76のカバー部材82の内部を加熱するよ
うにペルチェ素子92を制御する。これに対し、赤外線
温度センサー88から供給される温度情報が規定温度よ
りも高い温度であれば、制御部36は、ペルチェ素子ド
ライブ部34を介して、温度制御装置76のカバー部材
82の内部を冷却するようにペルチェ素子92を制御す
るとともに、ファン94を作動させる。
【0051】以上のようにして、制御部36により、ペ
ルチェ素子92およびファン94を制御し、温度制御装
置76のカバー部材82の内部を加熱または冷却して、
赤外線温度センサー88から供給される温度情報が規定
温度になると、制御部36の制御により準備完了ランプ
28が点灯される。これにより、使用者は、温度制御装
置76のカバー部材82の内部の温度、すなわち、ファ
ントム80、一対の振動子44およびその周囲の温度が
規定温度になり、準備が完了したことを把握することが
できる。
【0052】次に、超音波骨評価装置2の作用(使用方
法)について説明する。まず、ファントム80のテスト
測定の場合について説明する。
【0053】図1に示すように、まず、一対の振動子4
4の間にファントム80を位置させ、ハンドル46を回
して、一対の振動子44でファントム80を挟持する。
【0054】次に、装置本体4に温度制御装置76を装
着し、その温度制御装置76で装置本体4を覆う。
【0055】次に、この状態で温度制御装置76および
装置本体4の電源を入れる。温度制御装置76の電源を
入れると、前述のように、温度制御装置76のカバー部
材82の内部の温度が規定温度になるように制御され、
温度制御装置76のカバー部材82の内部の温度が規定
温度になると、準備完了ランプ28が点灯する。
【0056】準備完了ランプ28が点灯した後、操作部
65を操作してテスト測定を行う。この場合、送信側の
振動子44から超音波パルス(送信波)が送出され、そ
の超音波パルスは、被測定部12を通過した後、受信側
の振動子44で受信される。
【0057】受信側の振動子44で受信された信号は、
MPU62へ送信される。そしてMPU62は、この受
信された信号に基づいて超音波の伝搬時間や減衰度合い
等の測定値を算出する。
【0058】さらに、MPU62は、別途に求められた
ファントム80の幅(両振動子44、44間の距離)を
も利用して所定の演算を行い、ファントム80内を伝搬
した超音波の音速を算出する。
【0059】装置本体4は、このようにして、ファント
ム80内を伝搬した超音波の音速および減衰度合いを測
定する。これにより、テストデータが得られる。
【0060】一方、ファントム80の温度が規定温度の
ときの超音波の音速および減衰度合いは、既知であるの
で、これらの既知のデータ(固有値)(以下、「規定デ
ータ」と言う)と、前記テストデータとを比較すること
により、装置本体4の測定結果の正確性を判断すること
ができ、また、測定結果に誤差が含まれていると判断さ
れた場合、規定データとテストデータとに基づいて、装
置本体4の校正を行うこともできる。
【0061】前記校正結果(例えば、誤差補正関数等)
は、記憶部64に記憶され、被測定者の踵骨の測定の際
に、利用される。これにより、被測定者の測定、評価を
正確に行うことができる。
【0062】この超音波骨評価装置2では、温度制御装
置76のカバー部材82の内部の温度が常に規定温度に
保持されているので、超音波骨評価装置2の測定結果の
正確性について高い精度で判定することができ、超音波
骨評価装置2の校正を行う場合には、その校正を適正か
つ正確に行うことができる。
【0063】特に、ファントム80のみならず装置本体
4全体が規定温度に保たれているため、装置本体4自体
の温度変動要因も規定温度のときの状態に固定して評価
することができる。
【0064】また、温度制御装置76が、装置本体4全
体を簡単に覆うことができるカバー態様であるため、容
易に取り扱うことができる。
【0065】なお、赤外線温度センサー88は、ファン
トム80の温度を測定するようにしてもよいし、超音波
骨評価装置2の他の箇所の温度を測定するようにしても
よい。
【0066】また、赤外線温度センサー88は、複数の
位置の温度を測定するようにしてもよい。
【0067】また、テストデータを収集するためにファ
ントム80を使用しているが、ファントム80を使用せ
ずに、一対の振動子44同士を接触させた状態でテスト
データを収集して、超音波骨評価装置2の品質管理や校
正を行うようにしてもよい。
【0068】次に、被測定者の踵骨の状態の測定(検
査)の場合について説明する。まず、一対の振動子44
の間の載置台42の上に被測定者の足を載置し、ハンド
ル46を操作して、一対の振動子44の先端を被測定者
の足の踵部に当接させる。
【0069】次いで、操作部65を操作して測定を行
う。この場合、送信側の振動子44から超音波パルス
(送信波)が送出され、その超音波パルスは、被測定者
の踵部を通過した後、受信側の振動子44で受信され
る。
【0070】受信側の振動子44で受信された信号は、
MPU62へ送信される。そしてMPU62は、この受
信された信号に基づいて超音波の伝搬時間や減衰度合い
等の測定値を算出する。
【0071】さらに、MPU62は、別途に求められた
踵部の幅(両振動子44、44間の距離)をも利用して
所定の演算を行い、被測定者の踵部内を伝搬した超音波
の音速を算出する。
【0072】装置本体4は、このようにして、被測定者
の踵部内を伝搬した超音波の音速および減衰度合いを測
定する。この音速が速いほど、骨密度が高いと考えられ
る。また、減衰度合いによって、骨量の多少が推定でき
る。
【0073】すなわち、装置本体4は、音速および減衰
度合いの測定値(測定データ)を評価指標として、被験
者の骨評価を行う。
【0074】また、評価指標とするものは、音速または
減衰度合いの測定値そのものに限らず、音速の測定値と
減衰度合いの測定値とに対して所定の演算を施して得ら
れた演算値であってもよい。このような演算値によれ
ば、音響的に骨を診た場合の総合的な評価指標が得られ
る。
【0075】次に、本発明の超音波生体評価装置の第2
実施形態について説明する。図5は、本発明の超音波生
体組織評価装置を超音波骨評価装置に適用した場合の第
2実施形態であって、その回路構成を示すブロック図で
ある。
【0076】以下、第2実施形態の超音波骨評価装置2
について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0077】同図に示す超音波骨評価装置(超音波生体
組織評価装置)2は、テストデータを使用して自動的
に、その装置本体4の校正を行うものであり、さらに、
パーソナルコンピューター(以下、パソコンという)5
0を有している。なお、本発明では、パソコン50に限
らず、同等の機能を備える他の制御手段を用いてもよ
い。
【0078】第2実施形態における温度制御装置76の
コントローラ84は、MPU部52およびインターフェ
ース部56で構成された制御部36を有している。
【0079】コントローラ14のMPU部52には、フ
ァン94、温度センサードライブ部96、準備完了ラン
プ28、ペルチェ素子ドライブ部34およびインターフ
ェース部56が接続されている。
【0080】また、第2実施形態における装置本体4
は、MPU部62に接続されたインターフェース部66
を有している。
【0081】また、温度制御装置76は、インターフェ
ース部56を介して、装置本体4は、インターフェース
部66を介して、いずれもパソコン50に接続されてい
る。
【0082】次に、第2実施形態の超音波骨評価装置2
の作用(使用方法)について説明する。
【0083】まず、装置本体4の校正を行う場合につい
て説明する。図1に示すように、まず、一対の振動子4
4の間にファントム80を位置させ、ハンドル46を回
して、一対の振動子44でファントム80を挟持する。
【0084】次に、装置本体4に温度制御装置76を装
着し、その温度制御装置76で装置本体4を覆う。
【0085】次に、この状態で温度制御装置76および
装置本体4の電源を入れ、パソコン50からコントロー
ラ84へ校正開始の指示を与える。これにより、温度制
御装置76のカバー部材82の内部の温度が規定温度に
なるように制御される。
【0086】温度制御装置76のカバー部材82の内部
の温度が規定温度になると、準備完了ランプ28が点灯
するとともに、コントローラ84のMPU部52からイ
ンターフェース部56を介して、パソコン50へ準備完
了を示す信号が送信される。
【0087】パソコン50は、コントローラ84から準
備完了の信号を受け取ると、装置本体4に対して、ファ
ントム80のテスト測定開始の指示を与える。
【0088】装置本体4では、パソコン50からのテス
ト測定開始の指示を受け取ると、前述したように、ファ
ントム80が測定され、得られた超音波の音速や減衰度
合いのテストデータは、MPU部62からインターフェ
ース部66を介してパソコン50へ送信される。
【0089】パソコン50では、装置本体4からテスト
データを受け取ると、ファントム80の温度がこの規定
温度のときにファントム80を測定して得られるべき超
音波の音速および減衰度合い等の規定データ(被測定部
12に関する固有値)と、装置本体4から送信されたテ
ストデータとが比較され、その差を補正(是正)するた
めの誤差補正関数が作成される。パソコン50で作成さ
れた誤差補正関数は、校正結果として、装置本体4へ送
信され、そのインターフェース部66およびMPU部6
2を介して記憶部64に記憶される。
【0090】次に、被測定者の踵骨の状態の測定(検
査)の場合について説明する。装置本体4では、前述し
た第1実施形態の場合と同じようにして、被測定者の踵
部内を伝搬した超音波の音速および減衰度合いの測定値
(測定データ)を得た後、記憶部64に記憶されている
誤差補正関数を使用して、測定値が補正され、その補正
後の測定値を評価指標として、被験者の骨評価を行う。
【0091】この第2実施形態の超音波骨評価装置2に
よれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られ
る。そして、この超音波骨評価装置2では、校正の際の
操作が容易である。
【0092】なお、赤外線温度センサー88は、ファン
トム80の温度を測定するようにしてもよいし、超音波
骨評価装置2の他の箇所の温度を測定するようにしても
よい。
【0093】また、赤外線温度センサー88は、複数の
位置の温度を測定するようにしてもよい。
【0094】また、テストデータを収集するためにファ
ントム80を使用しているが、ファントム80を使用せ
ずに、一対の振動子44同士を接触させた状態でテスト
データを収集して、超音波骨評価装置2の品質管理や校
正を行うようにしてもよい。
【0095】次に、本発明の超音波生体評価装置の第3
実施形態について説明する。図6は、本発明の超音波生
体組織評価装置を超音波骨評価装置に適用した場合の第
3実施形態であって、その回路構成を示すブロック図で
ある。
【0096】以下、第3実施形態の超音波骨評価装置2
について、前述した第2実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0097】同図に示す超音波骨評価装置(超音波生体
組織評価装置)2は、前述した第2実施形態において、
温度制御装置76により、温度制御装置76のカバー部
材82の内部の温度を複数の規定温度に調節し、校正を
行い、温度の関数としての誤差補正関数を作成するよう
に構成されている。
【0098】第3実施形態における装置本体4は、その
周辺温度や特定部分の温度を測定する温度センサー10
2を有している。この温度センサー102は、MPU部
62に接続されている。
【0099】次に、第3実施形態の超音波骨評価装置2
の作用(使用方法)について説明する。
【0100】まず、装置本体4の校正を行う場合につい
て説明する。まず、ハンドル46を回して、一対の振動
子44同士を接触させ、装置本体4に温度制御装置76
を装着し、その温度制御装置76で装置本体4を覆う。
【0101】次に、この状態で温度制御装置76および
装置本体4の電源を入れ、校正開始の指示を与えると、
パソコン50により、図7に示すフローチャートに従っ
て、10〜40℃の間で5℃ずつ規定温度を変化させ
て、各規定温度でのバックグランド関数が算出される。
【0102】すなわち、図7のフローチャートに示すよ
うに、まず、規定温度tを10℃に設定する(ステップ
S1)。
【0103】次いで、温度制御装置76のカバー部材8
2内部の温度がt℃になるように調節(制御)する(ス
テップS2)。
【0104】次いで、温度制御装置76のカバー部材8
2内部の温度がt℃であるか否かを判断する(ステップ
S3)。
【0105】ステップS3において、温度制御装置76
のカバー部材82内部の温度がt℃であると判断した場
合には、温度制御装置76のカバー部材82内部の温度
がt℃に制御され、装置本体4の一対の振動子44同士
が接触された状態で、超音波の送受信を行ってテストデ
ータを収集する(ステップS4)。
【0106】次いで、パソコン50の図示しない記憶部
に、温度がt℃の状態での超音波の音速および減衰度合
いのバックグランドを記憶する(ステップS5)。
【0107】次いで、規定温度tが40℃であるか否か
を判断する(ステップS6)。ステップS6において、
規定温度tが40℃ではないと判断した場合には、規定
温度tを5℃増大させ(t=t+5℃)(ステップS
7)、前記ステップS2に戻り、再度、ステップS2以
降を実行する。
【0108】そして、ステップS6において、規定温度
tが40℃であると判断した場合、すなわち、規定温度
t=40℃でのテストデータの収集、バックグランドの
記憶が終了すると、各規定温度での超音波の音速および
減衰度合いのバックグランド関数を作成する(ステップ
S8)。
【0109】次いで、装置本体4の記憶部64にバック
グランド関数を記憶する(ステップS9)。以上で、装
置本体4の校正を終了する。
【0110】次に、被測定者の踵骨の状態の測定(検
査)の場合について説明する。装置本体4では、被測定
者の踵部内を伝搬した超音波の音速および減衰度合いの
測定値(測定データ)を得た後、装置本体4の温度セン
サー102からの温度情報に基づいて、記憶部64に記
憶されているバックグランド関数を使用して、測定値が
補正され、その補正後の測定値を評価指標として、被験
者の骨評価を行う。
【0111】このように第5実施形態の超音波骨評価装
置2では、被測定者の測定の際、装置本体4の周辺温度
が変化したとしても、これに起因する誤差要因を排除す
ることができ、正確に、被験者の骨評価を行うことがで
きる。
【0112】また、この第3実施形態の超音波骨評価装
置2によれば、前述した第2実施形態と同様の効果が得
られる。
【0113】なお、この第3実施形態ではファントムを
使用していないが、これに限定されず、ファントムを使
用してもよい。
【0114】以上、本発明を、図示の各実施形態に基づ
いて説明したが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成の
ものに置換することができる。
【0115】例えば、本発明では、前記各実施形態の任
意の2以上の構成を適宜組み合わせてもよい。
【0116】また、本発明の超音波生体組織評価装置
は、前述した骨評価を行う超音波骨評価装置に限らず、
骨以外の生体組織の評価を行う装置に適用してもよい。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波生体組織評価装置の測定部の周囲の温度が常に規
定温度に保持されているので、超音波生体組織評価装置
による被測定者の生体組織の測定結果の正確性について
高い精度で判定することでき、また、超音波生体組織評
価装置の校正を高い精度で行うことができる。すなわ
ち、超音波生体組織評価装置の品質管理を高い精度で行
うことができる。
【0118】また、超音波生体組織評価装置の測定部の
周囲の温度が規定温度である場合に校正を開始するよう
構成されている場合には、使用者の手を煩わせることな
く、超音波生体組織評価装置の校正を高い精度で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波生体組織評価装置を超音波骨評
価装置に適用した場合の第1実施形態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す超音波骨評価装置の温度制御装置の
加熱冷却部を示す斜視図である。
【図3】図1に示す超音波骨評価装置の温度制御装置の
回路構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す超音波骨評価装置の装置本体の回路
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の超音波生体組織評価装置を超音波骨評
価装置に適用した場合の第2実施形態であって、その回
路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の超音波生体組織評価装置を超音波骨評
価装置に適用した場合の第3実施形態であって、その回
路構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す超音波骨評価装置の制御動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2 超音波骨評価装置 4 装置本体 26、68 電源スイッチ 28 準備完了ランプ 30、70 電源ケーブル 32、72 電源部 34 ペルチェ素子ドライブ部 36 制御部 42 載置台 44 振動子 46 ハンドル 50 パーソナルコンピューター 52、62 MPU部 54、64 記憶部 56、66 インターフェース部 58 送信ユニット 60 受信ユニット 65 操作部 76 温度制御装置 78 筺体突出部 80 ファントム 82 カバー部材 84 コントローラ 85 筺体 86 加熱冷却部 88 赤外線温度センサー 90 ヒートシンク 92 ペルチェ素子 94 ファン 96 温度センサードライブ部 102 温度センサー S1〜S9 ステップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対し超音波の送受信を行う測定
    部を有し、該測定部からの情報に基づいて生体組織の評
    価を行う超音波生体組織評価装置であって、 当該超音波生体組織評価装置の校正を行う際、前記測定
    部の周囲の温度が単一または複数の規定温度になるよう
    調節する温度調節手段を有することを特徴とする超音波
    生体組織評価装置。
  2. 【請求項2】 被検体に対し超音波の送受信を行う測定
    部を有し、該測定部からの情報に基づいて生体組織の評
    価を行う超音波生体組織評価装置であって、 当該超音波生体組織評価装置の校正を行う際、テスト用
    の被測定部を前記測定部に装着した状態で、前記測定部
    の周囲の温度が単一または複数の規定温度になるよう調
    節する温度調節手段を有することを特徴とする超音波生
    体組織評価装置。
  3. 【請求項3】 当該超音波生体組織評価装置は、前記測
    定部を有する装置本体を備え、 前記温度調節手段は、前記装置本体に対し、着脱自在に
    装着され、少なくとも前記測定部を覆うカバー部材を有
    する請求項1または2に記載の超音波生体組織評価装
    置。
  4. 【請求項4】 前記温度調節手段は、前記測定部の周囲
    を加熱する加熱手段と、前記測定部の周囲を冷却する冷
    却手段とを有する請求項1ないし3のいずれかに記載の
    超音波生体組織評価装置。
  5. 【請求項5】 前記温度調節手段は、前記カバー部材に
    設けられ、前記測定部の周囲を加熱する加熱手段と、前
    記測定部の周囲を冷却する冷却手段とを有する請求項3
    に記載の超音波生体組織評価装置。
  6. 【請求項6】 前記温度調節手段は、ぺルチェ素子を有
    し、該ぺルチェ素子により、前記測定部の周囲を加熱ま
    たは冷却するよう構成されている請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
  7. 【請求項7】 前記温度調節手段は、前記カバー部材に
    設けられたぺルチェ素子を有し、該ぺルチェ素子によ
    り、前記測定部の周囲を加熱または冷却するよう構成さ
    れている請求項3に記載の超音波生体組織評価装置。
  8. 【請求項8】 前記測定部の周囲の温度を検出する温度
    検出手段を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の
    超音波生体組織評価装置。
  9. 【請求項9】 前記測定部の周囲の温度が規定温度であ
    る場合、その旨を報知する報知手段を有する請求項1な
    いし8のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
  10. 【請求項10】 当該超音波生体組織評価装置の校正を
    行う際、前記測定部の周囲の温度が規定温度である場合
    に、前記校正を開始するよう構成されている請求項1な
    いし9のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
  11. 【請求項11】 前記測定部の周囲の温度が規定温度の
    ときの固有値と、当該超音波生体組織評価装置により測
    定された測定値とに基づいて、該超音波生体組織評価装
    置の校正を行うよう構成されている請求項1ないし10
    のいずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
  12. 【請求項12】 前記固有値は、超音波の音速および/
    または減衰度合いに対応する値である請求項11に記載
    の超音波生体組織評価装置。
  13. 【請求項13】 当該超音波生体組織評価装置の校正結
    果を記憶する記憶手段を有する請求項1ないし12のい
    ずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
  14. 【請求項14】 当該超音波生体組織評価装置の校正結
    果は、温度の関数である請求項1ないし13のいずれか
    に記載の超音波生体組織評価装置。
  15. 【請求項15】 当該超音波生体組織評価装置によりテ
    スト用の被測定部を測定して該超音波生体組織評価装置
    の校正を行うよう構成されている請求項1ないし14の
    いずれかに記載の超音波生体組織評価装置。
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