JPH09192129A - 超音波骨解析装置のキャリブレイション及び品質保証装置及び方法 - Google Patents
超音波骨解析装置のキャリブレイション及び品質保証装置及び方法Info
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- JPH09192129A JPH09192129A JP8254900A JP25490096A JPH09192129A JP H09192129 A JPH09192129 A JP H09192129A JP 8254900 A JP8254900 A JP 8254900A JP 25490096 A JP25490096 A JP 25490096A JP H09192129 A JPH09192129 A JP H09192129A
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/103—Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
- A61B5/107—Measuring physical dimensions, e.g. size of the entire body or parts thereof
- A61B5/1074—Foot measuring devices
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61B8/08—Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/58—Testing, adjusting or calibrating the diagnostic device
- A61B8/587—Calibration phantoms
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- Dentistry (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファントムを使用することによって超音波骨
解析装置のキャリブレイション及び品質保証を改善させ
る。 【解決手段】 第一のファントム(260)を介して通
過した受信超音波信号をBUAを計算するためのベース
ラインとして使用する。この第一のファントムは、20
0乃至1000kHzの周波数範囲において実質的に平
坦な減衰−周波数特性を有し且つ柔らかい人間組織のも
のに近似した音響インピーダンスを有している。第二の
ファントム(270)は200乃至600kHzの周波
数範囲において実質的に線形であり且つ1mm当たり1
dB/MHzである減衰−周波数特性を含む人間の足の
ものに近似した200−1000kHzの周波数範囲に
おける減衰を有している。第三のファントム(280)
は実質的に温度に対して独立性の所定のSOSを有して
いる。
解析装置のキャリブレイション及び品質保証を改善させ
る。 【解決手段】 第一のファントム(260)を介して通
過した受信超音波信号をBUAを計算するためのベース
ラインとして使用する。この第一のファントムは、20
0乃至1000kHzの周波数範囲において実質的に平
坦な減衰−周波数特性を有し且つ柔らかい人間組織のも
のに近似した音響インピーダンスを有している。第二の
ファントム(270)は200乃至600kHzの周波
数範囲において実質的に線形であり且つ1mm当たり1
dB/MHzである減衰−周波数特性を含む人間の足の
ものに近似した200−1000kHzの周波数範囲に
おける減衰を有している。第三のファントム(280)
は実質的に温度に対して独立性の所定のSOSを有して
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間における骨組
織の超音波解析の技術分野に関するものであって、更に
詳細には、例えばファントムを使用することによって超
音波骨解析装置のキャリブレイション及び品質保証を改
良する技術に関するものである。
織の超音波解析の技術分野に関するものであって、更に
詳細には、例えばファントムを使用することによって超
音波骨解析装置のキャリブレイション及び品質保証を改
良する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】骨特性における変化を検知するために超
音波を使用する方法は公知である。特に、超音波骨解析
装置は、踵の骨即ち踵骨の特性を解析するために使用さ
れている。超音波は非侵略的なものであり且つイオン化
照射を使用しないので薬物治療期間中における研究又は
繰返し測定のためによく適しているので、超音波を使用
することが得策である。
音波を使用する方法は公知である。特に、超音波骨解析
装置は、踵の骨即ち踵骨の特性を解析するために使用さ
れている。超音波は非侵略的なものであり且つイオン化
照射を使用しないので薬物治療期間中における研究又は
繰返し測定のためによく適しているので、超音波を使用
することが得策である。
【0003】その他の医学的な診断装置と同じく、超音
波骨解析装置の精度及び信頼性はかなり重要な事項であ
る。従って、該装置はその寿命期間中においてキャリブ
レイション(較正)及び品質保証が規則的に行なわれ
る。人間を使用する代わりに、キャリブレイション及び
品質保証は特定の超音波特性を持った代替媒体を使用し
て行なわれる。このようなキャリブレイション及び品質
保証は、装置の仕様に従って装置を調節することを容易
とさせる。
波骨解析装置の精度及び信頼性はかなり重要な事項であ
る。従って、該装置はその寿命期間中においてキャリブ
レイション(較正)及び品質保証が規則的に行なわれ
る。人間を使用する代わりに、キャリブレイション及び
品質保証は特定の超音波特性を持った代替媒体を使用し
て行なわれる。このようなキャリブレイション及び品質
保証は、装置の仕様に従って装置を調節することを容易
とさせる。
【0004】超音波骨解析装置は、典型的に、200乃
至600kHzの範囲内における周波数に関しての超音
波の減衰変化割合を測定し(「ブロードバンド超音波減
衰」即ち「BUA」)、且つ骨を介しての音波の通過速
度(「音速」即ち「SOS」)を測定する。BUAは、
骨に入る送信信号の基準としてベースライン信号を使用
して計算される相対的な量である。
至600kHzの範囲内における周波数に関しての超音
波の減衰変化割合を測定し(「ブロードバンド超音波減
衰」即ち「BUA」)、且つ骨を介しての音波の通過速
度(「音速」即ち「SOS」)を測定する。BUAは、
骨に入る送信信号の基準としてベースライン信号を使用
して計算される相対的な量である。
【0005】このベースラインは、典型的に、基準媒体
を介して通過した後の信号を測定することによって得ら
れる。この基準信号は送信信号を評価するために使用さ
れるので、該基準媒体は超音波信号に与える影響が最小
のものとすべきである。
を介して通過した後の信号を測定することによって得ら
れる。この基準信号は送信信号を評価するために使用さ
れるので、該基準媒体は超音波信号に与える影響が最小
のものとすべきである。
【0006】ある既存の超音波骨解析システムでは、患
者の足を水中に浸漬させることを必要とする。これらと
同様の「ウエットシステム」の幾つかは基準媒体として
水を使用する。水自身は、通常、超音波信号に対して歪
を発生させる効果は最小のものであるが、それを使用す
ることはそのための準備と掃除とを必要とし、少なくと
もこれらの理由のために不便である。
者の足を水中に浸漬させることを必要とする。これらと
同様の「ウエットシステム」の幾つかは基準媒体として
水を使用する。水自身は、通常、超音波信号に対して歪
を発生させる効果は最小のものであるが、それを使用す
ることはそのための準備と掃除とを必要とし、少なくと
もこれらの理由のために不便である。
【0007】ある市販されているファントムはスキャナ
性能における時間的変化をモニタするのに適したもので
あるが、これらのファントムの音響的特性は、典型的
に、例えば踵骨等の骨とは著しく異なったものである。
従って、これらのファントムは人間の足を適切に擬製す
るものではない場合がある。
性能における時間的変化をモニタするのに適したもので
あるが、これらのファントムの音響的特性は、典型的
に、例えば踵骨等の骨とは著しく異なったものである。
従って、これらのファントムは人間の足を適切に擬製す
るものではない場合がある。
【0008】従来、Clarke et al.は「ト
ラベキュラ骨の定量的超音波用ファントム(A Pha
ntom for Quantitative Ult
rasound of Trabecular Bon
e)」、39フィジックス・オブ・メディカル・バイオ
ロジィ、1977−87においてウエットシステムにお
ける代替媒体としてファントムを使用することを提案し
ている。提案されたファントムは液体エポキシとゼラチ
ン粒子の混合物から製造した矩形状のブロックから構成
されている。この提案されたファントムは骨に類似した
音響特性を有するものであり且つ実験的な目的のために
は適切なものであるかもしれないが、Clarke e
t al.が認めているように、その提案されたファン
トムは例えば耐久性等の多数の未解決の実際的な問題を
有している。
ラベキュラ骨の定量的超音波用ファントム(A Pha
ntom for Quantitative Ult
rasound of Trabecular Bon
e)」、39フィジックス・オブ・メディカル・バイオ
ロジィ、1977−87においてウエットシステムにお
ける代替媒体としてファントムを使用することを提案し
ている。提案されたファントムは液体エポキシとゼラチ
ン粒子の混合物から製造した矩形状のブロックから構成
されている。この提案されたファントムは骨に類似した
音響特性を有するものであり且つ実験的な目的のために
は適切なものであるかもしれないが、Clarke e
t al.が認めているように、その提案されたファン
トムは例えば耐久性等の多数の未解決の実際的な問題を
有している。
【0009】エポキシとガラスビード混合物から製造し
たファントムもウエットシステムで使用されている。然
しながら、このようなファントムの製造は複雑であり且
つかなりの管理及び制御を必要とするものと考えられ
る。
たファントムもウエットシステムで使用されている。然
しながら、このようなファントムの製造は複雑であり且
つかなりの管理及び制御を必要とするものと考えられ
る。
【0010】SOSの測定は環境条件に依存する。SO
Sデータを正確に測定し且つ比較することは、可能な条
件が広範囲にわたるために困難なものである場合があ
り、且つこのような困難性は測定条件の不正確な制御及
び決定によって悪化される場合がある。
Sデータを正確に測定し且つ比較することは、可能な条
件が広範囲にわたるために困難なものである場合があ
り、且つこのような困難性は測定条件の不正確な制御及
び決定によって悪化される場合がある。
【0011】SOS測定をテストするために種々の媒体
が使用されている。純粋な水及び種々の塩化ナトリウム
濃度の塩水溶液が使用されている。然しながら、これら
の物質の各々に対するSOSは温度に従って変化し、各
物質は正の温度係数を有している。従って、SOS測定
のテストにおいてこれらの物質のうちの1つを使用する
ことは、温度が付加的な変数であるという欠点を有して
いる。
が使用されている。純粋な水及び種々の塩化ナトリウム
濃度の塩水溶液が使用されている。然しながら、これら
の物質の各々に対するSOSは温度に従って変化し、各
物質は正の温度係数を有している。従って、SOS測定
のテストにおいてこれらの物質のうちの1つを使用する
ことは、温度が付加的な変数であるという欠点を有して
いる。
【0012】エチルアルコールは音波の伝搬に対し負の
温度係数を有するものであることが知られているが、エ
チルアルコールを水と混合させると、水中での音波の伝
搬の正の温度係数を相殺する傾向となる。17重量%の
エチルアルコールの混合物は広範囲の温度にわたり音波
の伝搬に対し実質的にゼロの温度係数を有している。
温度係数を有するものであることが知られているが、エ
チルアルコールを水と混合させると、水中での音波の伝
搬の正の温度係数を相殺する傾向となる。17重量%の
エチルアルコールの混合物は広範囲の温度にわたり音波
の伝搬に対し実質的にゼロの温度係数を有している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、超音波骨解析装置のキャリブレイション及
び品質保証における改良技術を提供することを目的とす
る。
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、超音波骨解析装置のキャリブレイション及
び品質保証における改良技術を提供することを目的とす
る。
【0014】本発明の別の目的とするところは、特にキ
ャリブレイション及び品質保証のために使用することの
可能な基準信号を採取する方法を提供することである。
ャリブレイション及び品質保証のために使用することの
可能な基準信号を採取する方法を提供することである。
【0015】本発明の更に別の目的とするところは、超
音波信号に与える影響が最小であり、従ってファントム
を介して送信した超音波信号を、結合用パッドの間に足
を介挿させた場合に得られる信号に対して時間及び周波
数ドメインの両方において比較することの可能な超音波
骨解析装置用のファントムを提供することである。
音波信号に与える影響が最小であり、従ってファントム
を介して送信した超音波信号を、結合用パッドの間に足
を介挿させた場合に得られる信号に対して時間及び周波
数ドメインの両方において比較することの可能な超音波
骨解析装置用のファントムを提供することである。
【0016】本発明の更に別の目的とするところは、便
利であり且つ使用が容易なファントムを提供することで
ある。
利であり且つ使用が容易なファントムを提供することで
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、超音波
骨解析装置用のファントムが提供され、該ファントム
は、硬質のプラスチックハウジング内側にキャスティン
グ成形された白色円筒状のプラグを有している。該プラ
グは実質的に平坦な減衰−周波数特性を持った柔らかい
弾性物質から構成されている。更に、夫々のトランスデ
ューサパッドと相補的な形状を有するインデンテーショ
ン即ち凹みが該プラグの夫々の両側に設けられている。
骨解析装置用のファントムが提供され、該ファントム
は、硬質のプラスチックハウジング内側にキャスティン
グ成形された白色円筒状のプラグを有している。該プラ
グは実質的に平坦な減衰−周波数特性を持った柔らかい
弾性物質から構成されている。更に、夫々のトランスデ
ューサパッドと相補的な形状を有するインデンテーショ
ン即ち凹みが該プラグの夫々の両側に設けられている。
【0018】本発明によれば、人間の足の超音波特性に
近似した超音波骨解析装置用のファントムが提供され
る。
近似した超音波骨解析装置用のファントムが提供され
る。
【0019】更に、本発明によれば、複雑でなく且つ容
易に製造可能なファントムが提供される。
易に製造可能なファントムが提供される。
【0020】本発明によれば、超音波骨解析装置用のフ
ァントムが提供され、それは人間の足とほぼ同一の20
0−1000kHzの周波数範囲における減衰を持った
ポリウレタンからなるブロックを有している。夫々のト
ランスデューサパッドと相補的な形状を有する凹みが該
ブロックの夫々の両側に設けられている。
ァントムが提供され、それは人間の足とほぼ同一の20
0−1000kHzの周波数範囲における減衰を持った
ポリウレタンからなるブロックを有している。夫々のト
ランスデューサパッドと相補的な形状を有する凹みが該
ブロックの夫々の両側に設けられている。
【0021】更に、本発明によれば、通常の大気温度の
範囲にわたり温度独立性の所定のSOSを有する超音波
骨解析装置用のファントムが提供される。
範囲にわたり温度独立性の所定のSOSを有する超音波
骨解析装置用のファントムが提供される。
【0022】本発明によれば、超音波骨解析装置用のフ
ァントムが提供され、該ファントムは、内壁を具備する
ポリウレタンハウジング及び該ハウジングの夫々の両側
に位置させた凹みを有している。エチルアルコールが1
7重量%であるエチルアルコールと水との混合物が該ハ
ウジングの内壁によって形成される気密容器に充填され
ており、該容器はアルコールの蒸発か又は該混合物の水
の吸収によってアルコール濃度における変化を防止して
いる。夫々の凹みに隣接する内壁は、該内壁の間の距離
と比較して比較的薄い。
ァントムが提供され、該ファントムは、内壁を具備する
ポリウレタンハウジング及び該ハウジングの夫々の両側
に位置させた凹みを有している。エチルアルコールが1
7重量%であるエチルアルコールと水との混合物が該ハ
ウジングの内壁によって形成される気密容器に充填され
ており、該容器はアルコールの蒸発か又は該混合物の水
の吸収によってアルコール濃度における変化を防止して
いる。夫々の凹みに隣接する内壁は、該内壁の間の距離
と比較して比較的薄い。
【0023】更に、本発明によれば、温度及び時間に関
しての超音波及び電気的特性における変動を考慮に入れ
るキャリブレイション方法が提供される。
しての超音波及び電気的特性における変動を考慮に入れ
るキャリブレイション方法が提供される。
【0024】更に、本発明によれば、相互に接触状態に
ある結合用パッドを介して送信された超音波信号を測定
するキャリブレイション方法が提供され、その測定値
は、パッド間に介挿させた踵又はファントムを介して通
過する信号の測定値に対して時間的に比較的近接してい
る。該相互に接触したパッドを介して通過する受信信号
は、BUA測定用の基準として使用することが可能であ
る。相互に接触状態にあるパッドを介しての超音波信号
の伝搬時間の測定値は、踵を介して通過する信号と比較
するための基準時間として使用することが可能であり、
その場合に踵を介しての伝搬時間を計算するために使用
することが可能である。夫々の測定値に対する雰囲気温
度における近接性によって推定的に時間における近接性
が達成されるので、測定値間の時間又は温度ドリフトに
対する補正は必要ではない。
ある結合用パッドを介して送信された超音波信号を測定
するキャリブレイション方法が提供され、その測定値
は、パッド間に介挿させた踵又はファントムを介して通
過する信号の測定値に対して時間的に比較的近接してい
る。該相互に接触したパッドを介して通過する受信信号
は、BUA測定用の基準として使用することが可能であ
る。相互に接触状態にあるパッドを介しての超音波信号
の伝搬時間の測定値は、踵を介して通過する信号と比較
するための基準時間として使用することが可能であり、
その場合に踵を介しての伝搬時間を計算するために使用
することが可能である。夫々の測定値に対する雰囲気温
度における近接性によって推定的に時間における近接性
が達成されるので、測定値間の時間又は温度ドリフトに
対する補正は必要ではない。
【0025】相互に接触状態にあるパッドを介して通過
する受信信号は、既知の温度において測定した超音波信
号と比較させることが可能であり、且つこれら2つの到
着時間を使用して該パッドの実効温度を計算することが
可能である。該実効温度は、踵又はファントムを介して
通過する信号の時間的に近接した測定に対しBUAの温
度依存性係数を調節するために使用することが可能であ
る。
する受信信号は、既知の温度において測定した超音波信
号と比較させることが可能であり、且つこれら2つの到
着時間を使用して該パッドの実効温度を計算することが
可能である。該実効温度は、踵又はファントムを介して
通過する信号の時間的に近接した測定に対しBUAの温
度依存性係数を調節するために使用することが可能であ
る。
【0026】更に、本発明によれば、パッド間の界面、
該パッド内に配置させた反射性物体、又は非送信性トラ
ンスデューサ面のうちのいずれかによる反射から、相互
に接触状態にある結合用パッドを介しての超音波信号の
送信によって発生される反射信号を測定するキャリブレ
イション方法が提供される。反射信号は、更に、パッド
と空気との間の界面、該パッド内に配置させた反射性物
体、又はパッド間に挿入した物体のいずれかによる反射
から、非接触状態にある結合用パッドからの超音波信号
の送信によって発生される。いずれの場合においても、
該反射信号は、送信媒体の全て又は一部を介しての伝搬
時間を決定するために使用することが可能であり、且つ
踵又はファントムを介して通過する信号の時間的に近接
した測定に対する比較のためにスケーリングすることが
可能である。
該パッド内に配置させた反射性物体、又は非送信性トラ
ンスデューサ面のうちのいずれかによる反射から、相互
に接触状態にある結合用パッドを介しての超音波信号の
送信によって発生される反射信号を測定するキャリブレ
イション方法が提供される。反射信号は、更に、パッド
と空気との間の界面、該パッド内に配置させた反射性物
体、又はパッド間に挿入した物体のいずれかによる反射
から、非接触状態にある結合用パッドからの超音波信号
の送信によって発生される。いずれの場合においても、
該反射信号は、送信媒体の全て又は一部を介しての伝搬
時間を決定するために使用することが可能であり、且つ
踵又はファントムを介して通過する信号の時間的に近接
した測定に対する比較のためにスケーリングすることが
可能である。
【0027】更に、本発明によれば、超音波測定の環境
をモニタし且つ制御する技術が提供される。
をモニタし且つ制御する技術が提供される。
【0028】更に、本発明によれば、該装置のトランス
デューサ組立体はヒータが設けられており、且つ送信媒
体の環境は約所望の環境温度を維持するために制御され
る。例えば該所定温度はほぼ人体の温度とすることが可
能である。結合用パッド内に温度センサが埋設されてお
り、その際にパッドの温度をモニタすることが可能であ
る。
デューサ組立体はヒータが設けられており、且つ送信媒
体の環境は約所望の環境温度を維持するために制御され
る。例えば該所定温度はほぼ人体の温度とすることが可
能である。結合用パッド内に温度センサが埋設されてお
り、その際にパッドの温度をモニタすることが可能であ
る。
【0029】本発明によれば、ファントム内にヒータが
設けられており、その際にファントムを介して通過する
信号の超音波測定を行なう温度を制御することを可能と
している。該ファントムは、例えば人体の温度等の所定
の温度を維持すべく制御することが可能である。ファン
トム内に温度センサが埋設されており、それは、本発明
に基づくキャリブレイション又は品質保証のために使用
することが可能であり、且つファントムの温度をモニタ
することが可能である。
設けられており、その際にファントムを介して通過する
信号の超音波測定を行なう温度を制御することを可能と
している。該ファントムは、例えば人体の温度等の所定
の温度を維持すべく制御することが可能である。ファン
トム内に温度センサが埋設されており、それは、本発明
に基づくキャリブレイション又は品質保証のために使用
することが可能であり、且つファントムの温度をモニタ
することが可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に基づ
くファントムを使用することの可能な超音波骨解析装置
が足穴組立体3を有している。足穴組立体3は、足支持
体39と足穴底部37とを具備する箱被覆体38を有し
ている。足支持体39は、人間の足よりも僅かに大きな
面積を有している。トランスデューサポート36が足支
持体39の側部で後方に向かって位置されている。足支
持体39の側部に沿って位置されている夫々のチャンネ
ル31を具備するブリッジブラケット30が、足及び脚
部下側を拘束するための向こう脛案内組立体(不図示)
の装着を容易としている。
くファントムを使用することの可能な超音波骨解析装置
が足穴組立体3を有している。足穴組立体3は、足支持
体39と足穴底部37とを具備する箱被覆体38を有し
ている。足支持体39は、人間の足よりも僅かに大きな
面積を有している。トランスデューサポート36が足支
持体39の側部で後方に向かって位置されている。足支
持体39の側部に沿って位置されている夫々のチャンネ
ル31を具備するブリッジブラケット30が、足及び脚
部下側を拘束するための向こう脛案内組立体(不図示)
の装着を容易としている。
【0031】次に、図2を参照すると、超音波骨解析装
置のトランスデューサ駆動機構が一対のトランスデュー
サ組立体110を有している。トランスデューサ組立体
110は夫々のトランスデューサ101、夫々の音響遅
延線109及び夫々の結合用パッド102を有してい
る。
置のトランスデューサ駆動機構が一対のトランスデュー
サ組立体110を有している。トランスデューサ組立体
110は夫々のトランスデューサ101、夫々の音響遅
延線109及び夫々の結合用パッド102を有してい
る。
【0032】トランスデューサ組立体110は、横中間
軸に沿って摺動する夫々のキャリッジ103に装着され
ている。キャリッジ103は、夫々の結合用パッド10
2を相互に接触状態とさせることが可能であるように、
充分なる移動の自由度が与えられている。キャリッジ1
03に取りつけられた夫々の圧縮スプリング104が足
又はファントムの中心に向かって対向する横方向の力を
付与する。キャリッジ/スプリング組立体は自由なフロ
ーティング状態にあり且つ足又はファントムの両側に等
しい力を与えてそれ自身中心位置決めを行なう。
軸に沿って摺動する夫々のキャリッジ103に装着され
ている。キャリッジ103は、夫々の結合用パッド10
2を相互に接触状態とさせることが可能であるように、
充分なる移動の自由度が与えられている。キャリッジ1
03に取りつけられた夫々の圧縮スプリング104が足
又はファントムの中心に向かって対向する横方向の力を
付与する。キャリッジ/スプリング組立体は自由なフロ
ーティング状態にあり且つ足又はファントムの両側に等
しい力を与えてそれ自身中心位置決めを行なう。
【0033】結合用パッド102がファントム又は患者
の足に到達した場合に、初期的に引っ張りスプリング1
05が力を付与する。この力を小さな増分で調節するた
めに、ラック・ピニオン機構106を具備するステッパ
モータが有限個のステップ移動し且つ夫々のキャリッジ
103へ取付けられている圧縮スプリング104を圧縮
させる。圧縮スプリング104は夫々のトランスデュー
サ101及びパッド102をスプリング率及び並進運動
された距離に比例する力で内側に押し付ける。トランス
デューサ101間の距離は、トランスデューサ101の
運動と機械的に連結されている位置エンコーダ120に
よって継続して測定される。図3A及び3Bは位置エン
コーダ120の正面図及び側面図を夫々示している。こ
の位置エンコーダはキャリッジ103の1つに装着した
コードストリップ121を有すると共にキャリッジ10
3の他方に装着した光学的エンコーダ読取器122を有
している。トランスデューサ101間の距離が変化する
と、コードストリップ121が光学的エンコーダ読取器
122のスロット間で移動し、且つ光学的読取器122
はライン123が横断される場合にコードストリップ1
21のライン123を読取る。
の足に到達した場合に、初期的に引っ張りスプリング1
05が力を付与する。この力を小さな増分で調節するた
めに、ラック・ピニオン機構106を具備するステッパ
モータが有限個のステップ移動し且つ夫々のキャリッジ
103へ取付けられている圧縮スプリング104を圧縮
させる。圧縮スプリング104は夫々のトランスデュー
サ101及びパッド102をスプリング率及び並進運動
された距離に比例する力で内側に押し付ける。トランス
デューサ101間の距離は、トランスデューサ101の
運動と機械的に連結されている位置エンコーダ120に
よって継続して測定される。図3A及び3Bは位置エン
コーダ120の正面図及び側面図を夫々示している。こ
の位置エンコーダはキャリッジ103の1つに装着した
コードストリップ121を有すると共にキャリッジ10
3の他方に装着した光学的エンコーダ読取器122を有
している。トランスデューサ101間の距離が変化する
と、コードストリップ121が光学的エンコーダ読取器
122のスロット間で移動し、且つ光学的読取器122
はライン123が横断される場合にコードストリップ1
21のライン123を読取る。
【0034】図4を参照すると、制御器200の制御下
にあるラック・ピニオン機構106を具備するステッパ
モータは、超音波結合を確保するのに充分な圧力で患者
の踵又はファントムに対してトランスデューサ101を
自動的に位置決めさせる。受信用トランスデューサ10
1によって受信される信号は制御器200へ供給され
る。マイクロプロセサをベースとした制御器200は、
システム及びアプリケーションソフトウエアの実行を制
御し、且つユーザ入力220及びディスプレイ装置21
0とインターフェースするための入力/出力回路25及
びタイマ203を有している。データ及びシステム及び
アプリケーションソフトウエアはメモリ201(例え
ば、RAM及びROM)内に格納されている。
にあるラック・ピニオン機構106を具備するステッパ
モータは、超音波結合を確保するのに充分な圧力で患者
の踵又はファントムに対してトランスデューサ101を
自動的に位置決めさせる。受信用トランスデューサ10
1によって受信される信号は制御器200へ供給され
る。マイクロプロセサをベースとした制御器200は、
システム及びアプリケーションソフトウエアの実行を制
御し、且つユーザ入力220及びディスプレイ装置21
0とインターフェースするための入力/出力回路25及
びタイマ203を有している。データ及びシステム及び
アプリケーションソフトウエアはメモリ201(例え
ば、RAM及びROM)内に格納されている。
【0035】好適には、制御器200は、位置エンコー
ダ120によって供給される位置データに従ってステッ
パモータ106の動作を制御する。制御器200は測定
全体にわたり位置エンコーダ120をモニタして、測定
に関して悪影響を与える場合のあるトランスデューサ1
01の運動を検知する。
ダ120によって供給される位置データに従ってステッ
パモータ106の動作を制御する。制御器200は測定
全体にわたり位置エンコーダ120をモニタして、測定
に関して悪影響を与える場合のあるトランスデューサ1
01の運動を検知する。
【0036】一方、制御器200は、信号の減衰に従っ
て少なくとも部分的に受信用トランスデューサ101に
よって受信される信号の品質を決定し、且つ受信用トラ
ンスデューサ101によって受信される信号及び位置エ
ンコーダ120によって供給される位置データの品質に
従ってステッパモータ106の動作を制御する。これら
のステップは、受信用トランスデューサ101によって
受信される信号が所定の品質を達成するまで、制御器2
00によって繰返し行なわれる。
て少なくとも部分的に受信用トランスデューサ101に
よって受信される信号の品質を決定し、且つ受信用トラ
ンスデューサ101によって受信される信号及び位置エ
ンコーダ120によって供給される位置データの品質に
従ってステッパモータ106の動作を制御する。これら
のステップは、受信用トランスデューサ101によって
受信される信号が所定の品質を達成するまで、制御器2
00によって繰返し行なわれる。
【0037】制御器200は、例えばBUA及び骨速度
等のその他の興味のあるパラメータを決定する。又、制
御器200は、タイマ203によって供給されるタイミ
ングデータを使用して、メモリ内に格納されている基準
信号に対してタイミングデータと結合された受信された
超音波信号の到着時間を決定すると共に位置エンコーダ
120によって決定されたトランスデューサ間の距離を
決定し、足又はファントムを介しての超音波信号の速度
を計算する。
等のその他の興味のあるパラメータを決定する。又、制
御器200は、タイマ203によって供給されるタイミ
ングデータを使用して、メモリ内に格納されている基準
信号に対してタイミングデータと結合された受信された
超音波信号の到着時間を決定すると共に位置エンコーダ
120によって決定されたトランスデューサ間の距離を
決定し、足又はファントムを介しての超音波信号の速度
を計算する。
【0038】制御器200は温度センサ250からの温
度の読みを使用して、位置エンコーダ測定値の精度を改
良し且つ超音波測定における温度に依存する不正確性を
補正する。例えば、制御器200は、位置エンコーダ1
20によって供給されたデータに対して温度依存性の項
を適用することによってエンコーダストリップ121の
線膨脹を考慮する。更に、制御器200は、温度依存性
の項を適用して、遅延線109及び結合用パッド102
を介しての時間遅延の推定値を補正する。制御器200
は、更に、温度依存性の項を適用して、結合用パッド1
02の周波数依存性の減衰の推定値を補正する。更に、
制御器200は、温度の読みを使用して、該装置が特定
されている許容環境範囲内で動作しているか否かを判別
し、且つ、範囲外である場合には、該装置が使用する準
備がされていないことをオペレータへ通知する。
度の読みを使用して、位置エンコーダ測定値の精度を改
良し且つ超音波測定における温度に依存する不正確性を
補正する。例えば、制御器200は、位置エンコーダ1
20によって供給されたデータに対して温度依存性の項
を適用することによってエンコーダストリップ121の
線膨脹を考慮する。更に、制御器200は、温度依存性
の項を適用して、遅延線109及び結合用パッド102
を介しての時間遅延の推定値を補正する。制御器200
は、更に、温度依存性の項を適用して、結合用パッド1
02の周波数依存性の減衰の推定値を補正する。更に、
制御器200は、温度の読みを使用して、該装置が特定
されている許容環境範囲内で動作しているか否かを判別
し、且つ、範囲外である場合には、該装置が使用する準
備がされていないことをオペレータへ通知する。
【0039】結合用パッド102は部分的に足の形状に
適合することの可能な充分に柔軟性を有する導波管に対
応するジュロメータの読みを有している。パッド102
の形状は足とパッドとの間の間隙を取除くために踵に適
合している。トランスデューサ101、遅延線109又
は患者の皮膚と接触するパッド102の表面は、伝搬軸
に対して角度を有する形状とされており、それにより反
射エネルギを時間及び位置に関して拡散させることによ
ってパッドと皮膚との間の界面においての音響反射を減
少させている。
適合することの可能な充分に柔軟性を有する導波管に対
応するジュロメータの読みを有している。パッド102
の形状は足とパッドとの間の間隙を取除くために踵に適
合している。トランスデューサ101、遅延線109又
は患者の皮膚と接触するパッド102の表面は、伝搬軸
に対して角度を有する形状とされており、それにより反
射エネルギを時間及び位置に関して拡散させることによ
ってパッドと皮膚との間の界面においての音響反射を減
少させている。
【0040】結合用パッド102及び遅延線109は単
一のパッド・遅延ユニット150内に集積化されてお
り、パッドと遅延線との界面における無関係な反射を減
少させている。図5A及び5Bはパッド・遅延ユニット
150の平面図及び側面図を夫々示している。患者の皮
膚と接触するパッドの表面は、圧力を付与した場合に接
触面からの気泡を排除させる形状とされている。図5C
は患者の皮膚と接触するパッド・遅延ユニット150の
表面の輪郭を示している。
一のパッド・遅延ユニット150内に集積化されてお
り、パッドと遅延線との界面における無関係な反射を減
少させている。図5A及び5Bはパッド・遅延ユニット
150の平面図及び側面図を夫々示している。患者の皮
膚と接触するパッドの表面は、圧力を付与した場合に接
触面からの気泡を排除させる形状とされている。図5C
は患者の皮膚と接触するパッド・遅延ユニット150の
表面の輪郭を示している。
【0041】第一のファントム キャリブレイション又は品質保証のためのソフトウエア
を実行する場合には、制御器200はディスプレイ装置
210を介して、足穴組立体3の足支持体39内にファ
ントムを挿入すべくオペレータに対してプロンプトを発
生する。
を実行する場合には、制御器200はディスプレイ装置
210を介して、足穴組立体3の足支持体39内にファ
ントムを挿入すべくオペレータに対してプロンプトを発
生する。
【0042】図6A及び6Bは硬質のプラスチックハウ
ジング264の内側にキャスティング成形した円筒状の
プラグ262を有するファントム260を示している。
円筒状のプラグ262は、非常に低い減衰係数を持った
柔らかい弾性物質である。この柔らかい弾性物質の音響
インピーダンスは柔らかい人間の組織の音響インピーダ
ンスに比較的近いものである。200−1000kHz
の周波数範囲におけるこの物質の減衰−周波数特性は実
質的に平坦である。この柔らかい弾性物質は、超音波及
び所定のSOSに関して与える影響は最小である。
ジング264の内側にキャスティング成形した円筒状の
プラグ262を有するファントム260を示している。
円筒状のプラグ262は、非常に低い減衰係数を持った
柔らかい弾性物質である。この柔らかい弾性物質の音響
インピーダンスは柔らかい人間の組織の音響インピーダ
ンスに比較的近いものである。200−1000kHz
の周波数範囲におけるこの物質の減衰−周波数特性は実
質的に平坦である。この柔らかい弾性物質は、超音波及
び所定のSOSに関して与える影響は最小である。
【0043】この柔らかい物質は、好適には、ジュロメ
ータの読みが10乃至50ショアAに設定されているエ
ラストマ白色キャスティング成形可能なポリウレタンで
ある。このような物質の一例はチバガイギー社のTDT
178−34であり、それはジュロメータの読みが15
ショアAであり、それは、又、トランスデューサパッド
150の好適な物質である。
ータの読みが10乃至50ショアAに設定されているエ
ラストマ白色キャスティング成形可能なポリウレタンで
ある。このような物質の一例はチバガイギー社のTDT
178−34であり、それはジュロメータの読みが15
ショアAであり、それは、又、トランスデューサパッド
150の好適な物質である。
【0044】インデンテーション即ち凹み266が、夫
々のトランスデューサパッド150を受付けるために円
筒状プラグ262の両側に設けられている。凹み266
の形状は、夫々のトランスデューサパッド150の形状
と相補的である。硬質のプラスチックハウジング264
は、該装置のトランスデューサパッド150と相対的に
適切に円筒状プラグ262を位置決めする。パッド15
0及び円筒状プラグ262の夫々の凹み266の相補的
な形状は、パッド150をプラグ262と結合させるこ
とを容易としている。
々のトランスデューサパッド150を受付けるために円
筒状プラグ262の両側に設けられている。凹み266
の形状は、夫々のトランスデューサパッド150の形状
と相補的である。硬質のプラスチックハウジング264
は、該装置のトランスデューサパッド150と相対的に
適切に円筒状プラグ262を位置決めする。パッド15
0及び円筒状プラグ262の夫々の凹み266の相補的
な形状は、パッド150をプラグ262と結合させるこ
とを容易としている。
【0045】ファントム260は、ほぼ、典型的な女性
の踵の幅を有しており、その際に踵が測定される場合の
条件を擬制している。その結果、基準信号は、踵の超音
波測定におけるものと同様のパターンで展開する。
の踵の幅を有しており、その際に踵が測定される場合の
条件を擬制している。その結果、基準信号は、踵の超音
波測定におけるものと同様のパターンで展開する。
【0046】ファントム260を該装置に挿入すると、
該ファントムを介して信号が送信(伝達)される。制御
器200が、エンコーダ120からのフィードバックを
使用して、トランスデューサ組立体110の移動を制御
する。ファントム260を介して通過した受信信号を使
用して該装置のキャリブレイションを行なう。タイマ2
03によって供給されるタイミングデータを使用して、
制御器200は、ファントム260を介して伝達された
通信信号の伝搬時間を計算する。制御器200は受信信
号のデータをメモリ201内に格納し且つその格納した
データを後のBUA及びSOSの計算に使用する。ファ
ントム260を介しての伝搬時間を使用して該装置の零
点のキャリブレイションを行ない、従って後の時間にお
いて足を介しての伝搬時間を計算することが可能であ
る。この零点は、温度に対する調節を含むファントム2
60を介して所定の伝搬時間と、ファントム260を介
しての伝達された超音波信号の測定された伝搬時間との
間の差である。
該ファントムを介して信号が送信(伝達)される。制御
器200が、エンコーダ120からのフィードバックを
使用して、トランスデューサ組立体110の移動を制御
する。ファントム260を介して通過した受信信号を使
用して該装置のキャリブレイションを行なう。タイマ2
03によって供給されるタイミングデータを使用して、
制御器200は、ファントム260を介して伝達された
通信信号の伝搬時間を計算する。制御器200は受信信
号のデータをメモリ201内に格納し且つその格納した
データを後のBUA及びSOSの計算に使用する。ファ
ントム260を介しての伝搬時間を使用して該装置の零
点のキャリブレイションを行ない、従って後の時間にお
いて足を介しての伝搬時間を計算することが可能であ
る。この零点は、温度に対する調節を含むファントム2
60を介して所定の伝搬時間と、ファントム260を介
しての伝達された超音波信号の測定された伝搬時間との
間の差である。
【0047】制御器200は、更に、BUAの計算にお
いて使用する受信信号の周波数スペクトルを決定する。
ファントム260を介して通過した受信信号は、足を介
して通過する信号と比較されるベースラインとして使用
される。BUAの計算は、以下に更に詳細に説明する。
いて使用する受信信号の周波数スペクトルを決定する。
ファントム260を介して通過した受信信号は、足を介
して通過する信号と比較されるベースラインとして使用
される。BUAの計算は、以下に更に詳細に説明する。
【0048】ファントム260は、更に、該装置の品質
保証のために使用される。このモードにおいては、制御
器200は、ファントム260を介して通過した現在の
受信信号の測定値及びメモリ201内に格納されている
ファントム260を介して通過した過去の受信信号の記
録されている測定値を使用することによって該装置のド
リフトを計算する。該ドリフトは温度依存性である。従
って、人間の足は、典型的に、98.6°Fであり且つ
ファントム260は室温(通常、60−90°Fの間)
であるので、該測定値は温度センサ250からの温度の
読みに従って温度補正が行なわれる。
保証のために使用される。このモードにおいては、制御
器200は、ファントム260を介して通過した現在の
受信信号の測定値及びメモリ201内に格納されている
ファントム260を介して通過した過去の受信信号の記
録されている測定値を使用することによって該装置のド
リフトを計算する。該ドリフトは温度依存性である。従
って、人間の足は、典型的に、98.6°Fであり且つ
ファントム260は室温(通常、60−90°Fの間)
であるので、該測定値は温度センサ250からの温度の
読みに従って温度補正が行なわれる。
【0049】第二のファントム 図7A及び7Dを参照すると、人間の足のBUAを擬制
するためのファントム270が提供されている。このフ
ァントム270は人間の足とほぼ同じ量だけ200−1
000kHzの周波数範囲において超音波を減衰させ
る。ファントム270の減衰−周波数特性は200−6
00kHzの周波数範囲において実質的に線形即ち直線
的であり、且つ1mm当たり約1dB/MHzである。
この特性は人間の足の減衰−周波数特性と非常に類似し
ている。
するためのファントム270が提供されている。このフ
ァントム270は人間の足とほぼ同じ量だけ200−1
000kHzの周波数範囲において超音波を減衰させ
る。ファントム270の減衰−周波数特性は200−6
00kHzの周波数範囲において実質的に線形即ち直線
的であり、且つ1mm当たり約1dB/MHzである。
この特性は人間の足の減衰−周波数特性と非常に類似し
ている。
【0050】ファントム270は切削、キャスティング
成形又はその他の方法で製造される所定の物質からなる
ブロック272を有しており、それは夫々のトランスデ
ューサパッド150を受付けるために両側に凹み276
が形成されている。凹み276の形状は夫々のトランス
デューサパッド150の形状と相補的である。パッド1
50及び夫々の凹み276が相補的な形状であること
は、パッド150とブロック272とを結合させること
を容易とさせている。
成形又はその他の方法で製造される所定の物質からなる
ブロック272を有しており、それは夫々のトランスデ
ューサパッド150を受付けるために両側に凹み276
が形成されている。凹み276の形状は夫々のトランス
デューサパッド150の形状と相補的である。パッド1
50及び夫々の凹み276が相補的な形状であること
は、パッド150とブロック272とを結合させること
を容易とさせている。
【0051】ファントム270は、更に、ほぼ典型的な
女性の踵の幅を有しており、その際に踵が測定される条
件を擬制している。ブロック272は、ファントム27
0を該装置の足支持体39内に配置させた場合に、トラ
ンスデューサパッド150と相対的にファントム270
を適切に位置決めすべく形状とされている。
女性の踵の幅を有しており、その際に踵が測定される条
件を擬制している。ブロック272は、ファントム27
0を該装置の足支持体39内に配置させた場合に、トラ
ンスデューサパッド150と相対的にファントム270
を適切に位置決めすべく形状とされている。
【0052】ブロック272は、好適には、キャスティ
ング成形可能なポリウレタンである。このようなポリウ
レタンの1つは黒色であり且つ約80ショアAのジュロ
メータの読みを有している。このポリウレタンのブロッ
クは、製造が簡単であり且つ人間の足を擬制するのに適
している。
ング成形可能なポリウレタンである。このようなポリウ
レタンの1つは黒色であり且つ約80ショアAのジュロ
メータの読みを有している。このポリウレタンのブロッ
クは、製造が簡単であり且つ人間の足を擬制するのに適
している。
【0053】キャリブレイション及び品質保証用のソフ
トウエアもファントム270を介して通過した受信信号
を測定する。この測定値を採取するステップは、前述し
た如く、ファントム260を介して通過した信号の測定
値を採取するステップと同様である。
トウエアもファントム270を介して通過した受信信号
を測定する。この測定値を採取するステップは、前述し
た如く、ファントム260を介して通過した信号の測定
値を採取するステップと同様である。
【0054】ファントム270を介して通過した受信信
号は、BUA測定用装置の品質保証のために使用され
る。測定された信号のBUAは周波数ドメインにおいて
計算される。時間ドメインにおける測定信号及び基準信
号は、フーリエ変換及びフーリエ級数計算を実行するこ
とによって夫々の周波数ドメインにおいて対応するもの
|B(f)|及び|R(f)|へ転送される。このBU
Aは特定の周波数範囲においての関数A(f)に対して
当てはめた直線の勾配である。A(f)は以下の如くに
定義される。
号は、BUA測定用装置の品質保証のために使用され
る。測定された信号のBUAは周波数ドメインにおいて
計算される。時間ドメインにおける測定信号及び基準信
号は、フーリエ変換及びフーリエ級数計算を実行するこ
とによって夫々の周波数ドメインにおいて対応するもの
|B(f)|及び|R(f)|へ転送される。このBU
Aは特定の周波数範囲においての関数A(f)に対して
当てはめた直線の勾配である。A(f)は以下の如くに
定義される。
【0055】 A(f)=20×log10(|B(f)|/|R(f)|) 通常使用される周波数範囲は0.2乃至0.6MHzで
ある。
ある。
【0056】前述したように、ファントム260を介し
て通過した信号を測定することによって基準信号を得る
ことが可能である。この基準信号の夫々の周波数成分の
大きさは基準|R(f)|として使用される。
て通過した信号を測定することによって基準信号を得る
ことが可能である。この基準信号の夫々の周波数成分の
大きさは基準|R(f)|として使用される。
【0057】同一の基準信号は、ファントム270を介
して通過した信号のBUAを計算するための基準として
使用することが可能である。このような計算において
は、ファントム270を介して通過した信号の夫々の周
波数成分の大きさは測定された信号の|B(f)|であ
る。
して通過した信号のBUAを計算するための基準として
使用することが可能である。このような計算において
は、ファントム270を介して通過した信号の夫々の周
波数成分の大きさは測定された信号の|B(f)|であ
る。
【0058】ファントム270を介して通過した受信信
号の測定値は、装置ドリフトを決定するために品質保証
ソフトウエアによって使用される。ファントム270は
人間の足を擬制するので、決定されたドリフトは、人間
の足が本装置を使用して解析される場合に予測されるド
リフトを反映する。ドリフトは温度依存性であるので、
この計算は温度補正項を有している。
号の測定値は、装置ドリフトを決定するために品質保証
ソフトウエアによって使用される。ファントム270は
人間の足を擬制するので、決定されたドリフトは、人間
の足が本装置を使用して解析される場合に予測されるド
リフトを反映する。ドリフトは温度依存性であるので、
この計算は温度補正項を有している。
【0059】第三のファントム 図8A及び8Bは通常の雰囲気温度範囲にわたり実質的
にゼロの温度係数を有するファントム280を示してい
る。この温度依存性のファントム280は、エチルアル
コールが17重量%であるエチルアルコールと水との混
合物を収容するハウジング282を有している。ハウジ
ング282は、フィルタポート283を有しており、そ
れを介して該混合物が導入される。キャップ285が、
該混合物をハウジング282の内壁によって形成されて
いる容器284を充填した後に、フィラーポート即ち充
填用のポート283を閉栓する。閉栓した容器284は
気密性であって、アルコールの蒸発や又は混合物による
水の吸収によってアルコール濃度が変化することを防止
する。ハウジング282は、好適には、例えば所定のS
OSを有するポリウレタン等のポリマから形成されてい
る。
にゼロの温度係数を有するファントム280を示してい
る。この温度依存性のファントム280は、エチルアル
コールが17重量%であるエチルアルコールと水との混
合物を収容するハウジング282を有している。ハウジ
ング282は、フィルタポート283を有しており、そ
れを介して該混合物が導入される。キャップ285が、
該混合物をハウジング282の内壁によって形成されて
いる容器284を充填した後に、フィラーポート即ち充
填用のポート283を閉栓する。閉栓した容器284は
気密性であって、アルコールの蒸発や又は混合物による
水の吸収によってアルコール濃度が変化することを防止
する。ハウジング282は、好適には、例えば所定のS
OSを有するポリウレタン等のポリマから形成されてい
る。
【0060】ハウジング282の両側には凹み286が
設けられており、夫々のトランスデューサパッド150
を受付けることを可能としている。夫々の凹み286の
底部は、ハウジングの夫々の隣接した内壁288と平行
である。従って、凹み286の形状は、夫々のトランス
デューサパッド150の形状と相補的なものではない。
然しながら、パッド150はエラストマであるので、フ
ァントムを足支持体39内に配置させた場合に、トラン
スデューサ組立体110は、制御器200の制御下にお
いて移動し、夫々のトランスデューサパッド150を適
切な結合状態となるまで夫々の凹み286の底部に対し
て押圧させることが可能である。トランスデューサパッ
ド150の圧縮力はSOS測定に影響を与えるものでは
ない。
設けられており、夫々のトランスデューサパッド150
を受付けることを可能としている。夫々の凹み286の
底部は、ハウジングの夫々の隣接した内壁288と平行
である。従って、凹み286の形状は、夫々のトランス
デューサパッド150の形状と相補的なものではない。
然しながら、パッド150はエラストマであるので、フ
ァントムを足支持体39内に配置させた場合に、トラン
スデューサ組立体110は、制御器200の制御下にお
いて移動し、夫々のトランスデューサパッド150を適
切な結合状態となるまで夫々の凹み286の底部に対し
て押圧させることが可能である。トランスデューサパッ
ド150の圧縮力はSOS測定に影響を与えるものでは
ない。
【0061】凹み286の各々と混合物との間のハウジ
ング282は、内壁288の間の距離と比較して、比較
的薄いものとすべきである。ハウジング282のその他
の部分は、凹み286と夫々の隣接する内壁288との
間の距離よりも比較的厚いものとすることが可能であ
る。
ング282は、内壁288の間の距離と比較して、比較
的薄いものとすべきである。ハウジング282のその他
の部分は、凹み286と夫々の隣接する内壁288との
間の距離よりも比較的厚いものとすることが可能であ
る。
【0062】更に、ファントム280は、ほぼ、典型的
な女性の踵の幅を有しており、それにより、踵を測定す
る条件を擬制している。ハウジング282は、ファント
ム280を該装置の足支持体39内に配置させた場合
に、トランスデューサパッド150に対して適切にファ
ントム280を位置決めさせる形状とされている。
な女性の踵の幅を有しており、それにより、踵を測定す
る条件を擬制している。ハウジング282は、ファント
ム280を該装置の足支持体39内に配置させた場合
に、トランスデューサパッド150に対して適切にファ
ントム280を位置決めさせる形状とされている。
【0063】ハウジング282は流体混合物を取囲んで
いるので、ファントム280は使用上便利である。更
に、ポリマハウジングを具備するファントム280は容
易に製造される。
いるので、ファントム280は使用上便利である。更
に、ポリマハウジングを具備するファントム280は容
易に製造される。
【0064】ファントム280は、SOS計算に対して
該装置のキャリブレイションを行なうために使用され
る。更に、ファントム280は、装置ドリフトを測定す
るための品質保証のために使用することが可能である。
ファントム280は温度に依存しない所定のSOSを有
しているので、該ドリフトは、測定値を所定の値と比較
することによって決定することが可能である。ファント
ム280を介して通過した信号を採取するステップは、
前述したようにファントム260を介して通過した信号
を採取ステップと類似している。
該装置のキャリブレイションを行なうために使用され
る。更に、ファントム280は、装置ドリフトを測定す
るための品質保証のために使用することが可能である。
ファントム280は温度に依存しない所定のSOSを有
しているので、該ドリフトは、測定値を所定の値と比較
することによって決定することが可能である。ファント
ム280を介して通過した信号を採取するステップは、
前述したようにファントム260を介して通過した信号
を採取ステップと類似している。
【0065】上述したようなファントム280は、エチ
ルアルコールが重量%で17%であるエチルアルコール
と水との混合物を使用しているので、通常の雰囲気温度
の範囲にわたって実質的に温度独立性であることが望ま
しい。一方、17%混合物は、純粋な水又は所定の温度
係数を持った水とエチルアルコールとの混合物によって
置換させることが可能である。純粋の水又は別の混合物
を使用してファントムを介して通過した超音波信号の測
定値は、当業者によって決定することの可能な適宜の温
度補正項で調節することが必要な場合がある。
ルアルコールが重量%で17%であるエチルアルコール
と水との混合物を使用しているので、通常の雰囲気温度
の範囲にわたって実質的に温度独立性であることが望ま
しい。一方、17%混合物は、純粋な水又は所定の温度
係数を持った水とエチルアルコールとの混合物によって
置換させることが可能である。純粋の水又は別の混合物
を使用してファントムを介して通過した超音波信号の測
定値は、当業者によって決定することの可能な適宜の温
度補正項で調節することが必要な場合がある。
【0066】相互に接触するトランスデューサパッド 基準信号は、ファントムなしで超音波骨解析装置を使用
する別の方法によって得ることが可能である。制御器2
00は、トランスデューサパッド150が相互に接触状
態となるまでトランスデューサ組立体110の移動を制
御する。相互に接触状態にあるトランスデューサパッド
を介して通過した受信信号は、ファントム260を介し
て通過した受信信号を使用する以下に説明する多くの同
一の目的のために使用することが可能である。
する別の方法によって得ることが可能である。制御器2
00は、トランスデューサパッド150が相互に接触状
態となるまでトランスデューサ組立体110の移動を制
御する。相互に接触状態にあるトランスデューサパッド
を介して通過した受信信号は、ファントム260を介し
て通過した受信信号を使用する以下に説明する多くの同
一の目的のために使用することが可能である。
【0067】時間及び温度における夫々の変化に従って
超音波特性及び電子的特性における変動を考慮するキャ
リブレイション測定を行なうことが望ましい。相互に接
触する結合用パッドを介して通過した受信信号の測定値
は、パッド間に介挿されている踵又はファントムを介し
て通過する信号の測定値に対して比較的時間において密
接して得られる。時間における近接性は、夫々の測定値
に対する雰囲気温度における近接性によって推定的に得
られるので、測定値間の時間又は温度ドリフトに対する
補正は必要ではない。従って、パッド150が相互に接
触状態にある間に得られる測定信号は、測定値をとった
雰囲気温度によって測定値がぼやかされることなしに骨
の特性にとって興味のある量を測定するために、踵を介
して通過した信号と比較するために使用することが可能
である。
超音波特性及び電子的特性における変動を考慮するキャ
リブレイション測定を行なうことが望ましい。相互に接
触する結合用パッドを介して通過した受信信号の測定値
は、パッド間に介挿されている踵又はファントムを介し
て通過する信号の測定値に対して比較的時間において密
接して得られる。時間における近接性は、夫々の測定値
に対する雰囲気温度における近接性によって推定的に得
られるので、測定値間の時間又は温度ドリフトに対する
補正は必要ではない。従って、パッド150が相互に接
触状態にある間に得られる測定信号は、測定値をとった
雰囲気温度によって測定値がぼやかされることなしに骨
の特性にとって興味のある量を測定するために、踵を介
して通過した信号と比較するために使用することが可能
である。
【0068】相互に接触状態にあるパッドを介して通過
した受信信号は、BUA測定用の基準として使用するこ
とが可能である。更に、相互に接触状態にあるパッドを
介しての超音波信号の伝搬時間を測定し且つパッドを介
しての伝搬に対する基準時間として使用することが可能
である。この基準時間測定値を踵を介して通過した信号
の測定値と比較して、踵を介しての伝搬時間を決定する
ことが可能である。踵の幅に関する情報と共に、踵を介
しての計算した伝搬時間は、踵のSOSを計算するため
に使用される。
した受信信号は、BUA測定用の基準として使用するこ
とが可能である。更に、相互に接触状態にあるパッドを
介しての超音波信号の伝搬時間を測定し且つパッドを介
しての伝搬に対する基準時間として使用することが可能
である。この基準時間測定値を踵を介して通過した信号
の測定値と比較して、踵を介しての伝搬時間を決定する
ことが可能である。踵の幅に関する情報と共に、踵を介
しての計算した伝搬時間は、踵のSOSを計算するため
に使用される。
【0069】相互に接触状態にあるパッドを介して通過
した受信信号は、既知の温度において測定した超音波信
号と比較することが可能であり、且つこれら2つの信号
の到着時間を使用してパッドの実効温度を計算すること
が可能である。この実効温度を使用して、踵又はファン
トムを介して通過する信号の時間的に近接した測定値に
対するBUAの温度依存性係数を調節することが可能で
ある。
した受信信号は、既知の温度において測定した超音波信
号と比較することが可能であり、且つこれら2つの信号
の到着時間を使用してパッドの実効温度を計算すること
が可能である。この実効温度を使用して、踵又はファン
トムを介して通過する信号の時間的に近接した測定値に
対するBUAの温度依存性係数を調節することが可能で
ある。
【0070】相互に接触状態にある結合用パッドを介し
ての超音波信号の送信(伝達)は、パッド間の界面、パ
ッド内に配置した反射性物体、又は非送信(伝達性)ト
ランスデューサ面のいずれかによる反射からの反射信号
を発生することが可能である。反射信号の測定値を使用
して、トランスデューサ101及びトランスデューサパ
ッド150を含む送信(伝達)用媒体の全て又は一部を
介しての伝搬時間を決定することが可能であり、且つ踵
又はファントムを介して通過する信号の時間的に近接し
た測定値に対して比較するためにスケーリング即ち拡縮
することが可能である。
ての超音波信号の送信(伝達)は、パッド間の界面、パ
ッド内に配置した反射性物体、又は非送信(伝達性)ト
ランスデューサ面のいずれかによる反射からの反射信号
を発生することが可能である。反射信号の測定値を使用
して、トランスデューサ101及びトランスデューサパ
ッド150を含む送信(伝達)用媒体の全て又は一部を
介しての伝搬時間を決定することが可能であり、且つ踵
又はファントムを介して通過する信号の時間的に近接し
た測定値に対して比較するためにスケーリング即ち拡縮
することが可能である。
【0071】非接触状態にある結合用パッドを介しての
超音波信号の送信も反射信号を発生することが可能であ
る。パッドと空気との間の界面、パッド内に配置した反
射性物体、又はパッド間に介挿した物体のいずれかによ
る反射から発生される反射信号の測定値を、相互に接触
状態にある結合用パッドを介して送信即ち伝達させるこ
とによって発生される反射信号の測定値と同一の目的の
ために使用することが可能である。
超音波信号の送信も反射信号を発生することが可能であ
る。パッドと空気との間の界面、パッド内に配置した反
射性物体、又はパッド間に介挿した物体のいずれかによ
る反射から発生される反射信号の測定値を、相互に接触
状態にある結合用パッドを介して送信即ち伝達させるこ
とによって発生される反射信号の測定値と同一の目的の
ために使用することが可能である。
【0072】温度に関連するその他の構成 本発明は、送信(伝達)媒体の環境を制御するためのそ
の他の構成を提供している。図9A及び9Bを参照する
と、トランスデューサ組立体110が、ヒータコイル2
91と、キャップ292と、ハウジング293とを有し
ている。ヒータコイル291は結合用パッド150の一
部の周りに巻着されている。キャップ292はヒータコ
イル291をハウジング293から分離させている。更
に、温度センサ294(図1参照)が結合用パッド15
0内に埋設されており、それによりパッド150の温度
をモニタすることが可能である。制御器200は温度セ
ンサ294によって供給される温度の読みをモニタし且
つヒータコイル291を制御してパッド150を例えば
ほぼ体温等の所定の温度に維持する。
の他の構成を提供している。図9A及び9Bを参照する
と、トランスデューサ組立体110が、ヒータコイル2
91と、キャップ292と、ハウジング293とを有し
ている。ヒータコイル291は結合用パッド150の一
部の周りに巻着されている。キャップ292はヒータコ
イル291をハウジング293から分離させている。更
に、温度センサ294(図1参照)が結合用パッド15
0内に埋設されており、それによりパッド150の温度
をモニタすることが可能である。制御器200は温度セ
ンサ294によって供給される温度の読みをモニタし且
つヒータコイル291を制御してパッド150を例えば
ほぼ体温等の所定の温度に維持する。
【0073】図10を参照すると、本発明に基づいてキ
ャリブレイション又は品質保証のために使用されるファ
ントム260,270,280は、好適には、夫々のヒ
ータ267、温度センサ268、制御器269が設けら
れている。温度センサ268は、更に、夫々のファント
ム内側に埋設されており、且つ夫々のファントムの夫々
の温度の読みを供給する。制御器269は夫々の温度セ
ンサ268の夫々の温度の読みをモニタし且つ夫々のヒ
ータを制御して所定の値を維持する。例えば、ファント
ムの温度は踵の測定をシミュレートするためにほぼ体温
に維持することが可能である。ファントムのうちの1つ
を介して通過する信号の超音波測定を行なう温度を制御
することが可能である。
ャリブレイション又は品質保証のために使用されるファ
ントム260,270,280は、好適には、夫々のヒ
ータ267、温度センサ268、制御器269が設けら
れている。温度センサ268は、更に、夫々のファント
ム内側に埋設されており、且つ夫々のファントムの夫々
の温度の読みを供給する。制御器269は夫々の温度セ
ンサ268の夫々の温度の読みをモニタし且つ夫々のヒ
ータを制御して所定の値を維持する。例えば、ファント
ムの温度は踵の測定をシミュレートするためにほぼ体温
に維持することが可能である。ファントムのうちの1つ
を介して通過する信号の超音波測定を行なう温度を制御
することが可能である。
【0074】本発明のファントムと共に結合用ゲルを使
用することが可能である。ファントムと結合用パッドと
の間に付与される結合用ゲルは、ファントムの効率に影
響を与えるものではない。典型的な市販されている水を
ベースとした結合用ゲルを使用することが可能である
が、非水溶性のジェリーが好適である。例えば、結合用
ゲルとしてペトロラタムを使用することが可能である。
用することが可能である。ファントムと結合用パッドと
の間に付与される結合用ゲルは、ファントムの効率に影
響を与えるものではない。典型的な市販されている水を
ベースとした結合用ゲルを使用することが可能である
が、非水溶性のジェリーが好適である。例えば、結合用
ゲルとしてペトロラタムを使用することが可能である。
【0075】本発明を3つの別個のファントムを使用す
ることによって説明した。然しながら、夫々のファント
ムの重要な特徴を単一のファントムへ結合させることが
可能である。例えば、単一のファントムが上述したファ
ントムのうちの1つの形態を有し、且つ単一のファント
ムを介して通過した受信信号がこれらの特性に対応する
信号特性を有するようにこれらの3つのファントムの上
述した特性を与えるために結合させた物質を有すること
が可能である。
ることによって説明した。然しながら、夫々のファント
ムの重要な特徴を単一のファントムへ結合させることが
可能である。例えば、単一のファントムが上述したファ
ントムのうちの1つの形態を有し、且つ単一のファント
ムを介して通過した受信信号がこれらの特性に対応する
信号特性を有するようにこれらの3つのファントムの上
述した特性を与えるために結合させた物質を有すること
が可能である。
【0076】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図1】 本発明に基づくファントムを使用することの
可能な超音波骨解析装置の足穴組立体を示した概略斜視
図。
可能な超音波骨解析装置の足穴組立体を示した概略斜視
図。
【図2】 超音波骨解析装置のトランスデューサ駆動機
構を示した概略断面図。
構を示した概略断面図。
【図3】 (A)及び(B)は超音波骨解析装置の位置
エンコーダの概略正面図と概略側面図。
エンコーダの概略正面図と概略側面図。
【図4】 超音波骨解析装置のトランスデューサ駆動機
構の制御系統を示した概略ブロック図。
構の制御系統を示した概略ブロック図。
【図5】 (A)及び(B)は超音波骨解析装置のパッ
ド・遅延ユニットの概略正面図及び概略側面図、(C)
はパッド・遅延ユニットの端部の輪郭を示した概略断面
図。
ド・遅延ユニットの概略正面図及び概略側面図、(C)
はパッド・遅延ユニットの端部の輪郭を示した概略断面
図。
【図6】 (A)は本発明に基づく第一のファントムの
概略正面図、(B)は(A)の基本的にA−A線上でと
られた第一のファントムの概略断面図。
概略正面図、(B)は(A)の基本的にA−A線上でと
られた第一のファントムの概略断面図。
【図7】 (A)は本発明に基づく第二のファントムの
概略正面図、(B)は(A)の基本的にB−B線に添っ
てとった第二のファントムの概略断面図。
概略正面図、(B)は(A)の基本的にB−B線に添っ
てとった第二のファントムの概略断面図。
【図8】 (A)は本発明に基づく第三のファントムの
概略正面図、(B)は(A)の基本的に線C−C上でと
られた第三のファントムの概略断面図。
概略正面図、(B)は(A)の基本的に線C−C上でと
られた第三のファントムの概略断面図。
【図9】 (A)及び(B)は超音波骨解析装置のトラ
ンスデューサ組立体の夫々概略斜視図及び概略分解図。
ンスデューサ組立体の夫々概略斜視図及び概略分解図。
【図10】 本発明のファントムの温度の制御系統を示
した概略ブロック図。
した概略ブロック図。
3 足穴組立体 37 足穴底部 39 足支持体 101 トランスデューサ 102 結合用パッド 103 キャリッジ 104 圧縮スプリング 105 引っ張りスプリング 109 音響遅延線 110 トランスデューサ組立体 120 位置エンコーダ 200 制御器 203 タイマ 205 入力/出力回路 210 ディスプレイ装置 260 ファントム 262 プラグ 264 ハウジング 266 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド バリー アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02062, ノーウッド, レールロード アベニュー 379 (72)発明者 デニス ラムザー アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02174, アーリントン, プリーザント ストリート 60 (72)発明者 ジョン オブライアン アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02146, ブルックライン, キルシス ロード 97 (72)発明者 ジェイ ステイン アメリカ合衆国, マサチューセッツ 01701, フラミンガム, カーター ド ライブ 15
Claims (61)
- 【請求項1】 足穴及び複数個のトランスデューサパッ
ドを具備する超音波骨解析装置用のファントムにおい
て、夫々の複数個の反対側に設けた複数個の凹みを具備
するキャスティング成形したプラグが設けられており、
前記複数個の凹みは夫々の複数個のトランスデューサパ
ッドの夫々の複数個の形状と相補的な夫々の複数個の形
状を持っており、前記プラグは、更に、200乃至10
00kHzの周波数範囲において実質的に平坦な減衰−
周波数特性を有すると共に柔らかな人間組織の音響イン
ピーダンスに近似した音響インピーダンスを有すること
を特徴とするファントム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記プラグを介して
の音速が予め定められていることを特徴とするファント
ム。 - 【請求項3】 請求項1において、前記プラグがエラス
トマ物質から構成されていることを特徴とするファント
ム。 - 【請求項4】 請求項1において、前記プラグが、10
乃至50ショアAの間のジュロメータの読みを有するエ
ラストマ状キャスティング成形可能ポリウレタンから構
成されていることを特徴とするファントム。 - 【請求項5】 請求項1において、更に、ハウジングが
設けられており、前記プラグは前記ハウジングの内側に
キャスティング成形されており、前記ファントムが超音
波骨解析装置の足穴内に配置される場合に、前記ハウジ
ングが前記複数個のトランスデューサパッドに関して前
記プラグを適切に位置決めさせることを特徴とするファ
ントム。 - 【請求項6】 請求項1において、前記複数個のトラン
スデューサパッドと前記夫々の複数個の凹みとの相補的
な形状が前記複数個のトランスデューサパッドの前記プ
ラグへの結合を容易とさせていることを特徴とするファ
ントム。 - 【請求項7】 請求項1において、前記ファントムが典
型的な女性の踵の幅を有しており、且つ前記ファントム
を介して通過する超音波信号が人間の踵を介して通過す
る超音波信号のパターンに近似したパターンで展開する
ことを特徴とするファントム。 - 【請求項8】 請求項1において、前記ファントムを介
して通過した前記複数個のトランスデューサパッドのう
ちの1つを介して受取った超音波信号を使用して超音波
骨解析装置をキャリブレイションさせることを特徴とす
るファントム。 - 【請求項9】 請求項1において、前記ファントムを介
して通過した前記複数個のトランスデューサパッドのう
ちの1つを介して受取った超音波信号の伝搬時間を使用
して超音波骨解析装置の零点のキャリブレイションを行
なうことを特徴とするファントム。 - 【請求項10】 請求項1において、前記ファントムを
介して通過した前記複数個のトランスデューサパッドの
うちの1つを介して受取った超音波信号をBUAを計算
するためのベースラインとして使用することを特徴とす
るファントム。 - 【請求項11】 請求項1において、前記ファントムを
介して通過した前記複数個のトランスデューサパッドの
うちの1つを介して受取った超音波信号を超音波骨解析
装置のドリフトの決定及び補正のうちの少なくとも1つ
のために使用することを特徴とするファントム。 - 【請求項12】 請求項1において、前記ファントムを
所定温度に維持するためのヒータと、前記ファントムの
温度を測定する温度センサとを有することを特徴とする
ファントム。 - 【請求項13】 足穴と複数個のトランスデューサパッ
ドとを具備する超音波骨解析装置用ファントムにおい
て、所定の物質からなるブロックを有しており、前記ブ
ロックは夫々複数個の反対側に位置させた複数個の凹み
を持っており、前記複数個の凹みは前記夫々の複数個の
トランスデューサパッドに対して相補的な夫々複数個の
形状を持っており、且つ前記ブロックは人間の足の減衰
を近似させる200−1000kHzの周波数範囲にお
ける減衰を持っていることを特徴とするファントム。 - 【請求項14】 請求項13において、前記ブロックが
キャスティング成形可能なポリウレタンから構成されて
いることを特徴とするファントム。 - 【請求項15】 請求項13において、前記ファントム
が、200−600kHzの周波数範囲において実質的
に直線的であり且つ1mm当たり約1dB/MHzであ
る減衰−周波数特性を有していることを特徴とするファ
ントム。 - 【請求項16】 請求項13において、前記夫々の複数
個のトランスデューサパッドと前記夫々の複数個の凹み
の相補的な形状が、前記複数個のトランスデューサパッ
ドの前記ファントムへの結合を容易とさせていることを
特徴とするファントム。 - 【請求項17】 請求項13において、前記ファントム
が典型的な女性の踵の幅を有していることを特徴とする
ファントム。 - 【請求項18】 請求項13において、前記ブロック
が、前記ファントムを超音波骨解析装置の足穴内に配置
させた場合に、前記ファントムが超音波骨解析装置の複
数個のトランスデューサパッドに関連して適切に位置さ
れるような形状とされていることを特徴とするファント
ム。 - 【請求項19】 請求項13において、前記ファントム
を介して通過した前記複数個のトランスデューサパッド
のうちの1つを介して受取った超音波信号を使用してB
UA計算用の装置をキャリブレイションすることを特徴
とするファントム。 - 【請求項20】 請求項13において、前記ファントム
を介して通過した前記複数個のトランスデューサパッド
のうちの1つを介して受取った超音波信号を、超音波骨
解析装置のドリフトの決定及び補正のうちの少なくとも
1つのために使用することを特徴とするファントム。 - 【請求項21】 請求項13において、更に、前記ファ
ントムを実質的に所定の温度に維持するヒータと、前記
ファントムの温度をモニタする温度センサとを有するこ
とを特徴とするファントム。 - 【請求項22】 足穴と複数個のトランスデューサパッ
ドとを具備する超音波骨解析装置用ファントムにおい
て、複数個の内壁を具備するハウジング及び前記ハウジ
ングの夫々の複数個の反対側に位置させた複数個の凹み
が設けられており、前記複数個の凹みは前記ハウジング
の複数個の内壁の夫々の隣接するものに平行な夫々の複
数個の底部を具備しており、前記ハウジングの複数個の
内壁から形成した気密容器内に閉込めたエチルアルコー
ルと水の混合物が設けられており、前記混合物は所定の
比のアルコールと水を有すると共に実質的に温度に依存
しない所定のSOSを有しており、且つ前記気密容器は
前記アルコールの蒸発又は前記混合物による水の吸収に
よってアルコール濃度が変化することを防止している、
ことを特徴とするファントム。 - 【請求項23】 請求項22において、前記混合物が実
質的に17重量%のエチルアルコールを有することを特
徴とするファントム。 - 【請求項24】 請求項22において、前記ハウジング
が所定のSOSを有するポリマから形成されていること
を特徴とするファントム。 - 【請求項25】 請求項22において、前記ハウジング
が所定のSOSを有するポリウレタンから形成されてい
ることを特徴とするファントム。 - 【請求項26】 請求項22において、前記複数個の内
壁のうちで前記夫々の複数個の凹みに隣接するものは、
前記複数個の内壁のうちで前記夫々の複数個の凹みに隣
接するものの間の距離と比較して比較的薄いことを特徴
とするファントム。 - 【請求項27】 請求項22において、前記ファントム
が典型的な女性の踵の幅を有していることを特徴とする
ファントム。 - 【請求項28】 請求項22において、前記ハウジング
が前記複数個のトランスデューサパッドに関連して前記
ファントムを適切に位置決めすべく形成されていること
を特徴とするファントム。 - 【請求項29】 請求項22において、前記ファントム
を介して通過した前記複数個のトランスデューサパッド
のうちの1つを介して受取った超音波信号を使用してS
OS計算に対し前記装置をキャリブレイションすること
を特徴とするファントム。 - 【請求項30】 請求項22において、前記ファントム
を介して通過した前記複数個のトランスデューサパッド
のうちの1つを介して受取った超音波信号を、前記受取
った信号に基づいてSOSを計算し且つ前記計算したS
OSを所定のSOSと比較することによって装置のドリ
フトの決定及び補正のうちの少なくとも1つを含む品質
保証のために使用することを特徴とするファントム。 - 【請求項31】 請求項22において、前記混合物が純
粋の水であることを特徴とするファントム。 - 【請求項32】 足穴及び夫々の複数個のトランスデュ
ーサパッドを具備する複数個のトランスデューサ組立体
を具備する超音波骨解析装置のキャリブレイション方法
において、 前記足穴内に200乃至1000kHzの周波数範囲内
において実質的に平坦な減衰−周波数特性を有すると共
に柔らかい人間組織の音響インピーダンスに近似した音
響インピーダンスを有する第一ファントムを配置させ、 前記複数個のトランスデューサ組立体を調節し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの1つを介
し前記第一ファントムを介して超音波信号を伝達させ、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの別の1つ
を介して前記第一ファントムを介して通過した信号を受
取り、 前記第一ファントムを介して通過した前記受取った信号
をBUAを計算するためのベースラインとして使用す
る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項33】 請求項32において、更に、前記第一
ファントムを介して通過した前記受取った信号の伝搬時
間を測定し、前記伝搬時間を使用して前記装置の零点を
キャリブレイションする、上記各ステップを有すること
を特徴とする方法。 - 【請求項34】 請求項33において、更に、前記第一
ファントムの温度を測定し、前記第一ファントムの測定
した温度に従って前記零点を調節する、上記各ステップ
を有することを特徴とする方法。 - 【請求項35】 請求項32において、更に、前記第一
ファントムを介して通過した前記受取った信号を前記装
置のドリフトの決定及び補正のうちの少なくとも1つの
ために使用するステップを有することを特徴とする方
法。 - 【請求項36】 請求項32において、更に、 前記足穴から前記第一ファントムを除去し、 前記足穴内に、人間の足の減衰に近似した200−10
00kHzの周波数範囲における減衰を有すると共に、
200−600kHzの周波数範囲において実質的に直
線的であり且つ1mm当たり約1dB/MHzである減
衰−周波数特性を含む第二ファントムを配置させ、 前記複数個のトランスデューサ組立体を調節し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの1つを介
して前記第二ファントムを介し第二超音波信号を送信
し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの別の1つ
を介して前記第二ファントムを介して通過した第二信号
を受取り、 前記第二ファントムを介して通過した第二の受取った信
号を使用してBUAモニタ用装置をキャリブレイション
する、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項37】 請求項36において、前記第一のファ
ントムを介して通過した前記受取った信号を、BUA測
定用装置の品質保証のためにも使用することを特徴とす
る方法。 - 【請求項38】 足穴と夫々複数個のトランスデューサ
パッドを具備する複数個のトランスデューサ組立体とを
具備する超音波骨解析装置のキャリブレイション方法に
おいて、 前記足穴内に、人間の足の減衰を近似させた200−1
000kHzの周波数範囲内の減衰を有しており200
−600kHzの周波数範囲において実質的に直線的で
あり且つ1mm当たり約1dB/MHzである減衰−周
波数特性を有するファントムを配置させ、 前記複数個のトランスデューサ組立体を調節し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの1つを介
して前記ファントムを介し超音波信号を送信し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの別の1つ
を介して前記ファントムを介して通過した信号を受信
し、 前記ファントムを介して通過した受信信号を使用してB
UA計算用装置をキャリブレイションする、上記各ステ
ップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項39】 請求項38において、更に、前記装置
のドリフトの決定及び補正のうちの少なくとも1つのた
めに前記ファントムを介して通過した受信信号を使用す
るステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項40】 足穴と夫々複数個のトランスデューサ
パッドを具備する複数個のトランスデューサ組立体とを
有する超音波骨解析装置のキャリブレイション方法にお
いて、 前記足穴内に実質的に温度とは独立的な所定のSOSを
具備するファントムを配置させ、 前記複数個のトランスデューサ組立体を調節し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの1つを介
し前記ファントムを介して超音波信号を送信し、 前記複数個のトランスデューサパッドのうちの別の1つ
を介して前記ファントムを介して通過した信号を受信
し、 前記装置のドリフトの決定及び補正のうちの少なくとも
1つのために前記ファントムを介して通過した受信信号
を使用する、上記各ステップを有することを特徴とする
方法。 - 【請求項41】 請求項40において、更に、SOS計
算用装置をキャリブレイションするために前記ファント
ムを介して通過した受信信号を使用するステップを有す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項42】 請求項40において、前記装置のドリ
フトを、前記ファントムを介して通過した受信信号に基
づいてSOSを計算し且つ前記計算したSOSを所定の
SOSと比較することによって決定することを特徴とす
る方法。 - 【請求項43】 夫々の複数個のトランスデューサ及び
夫々の複数個のトランスデューサパッドを具備する複数
個のトランスデューサ組立体を有する超音波骨解析装置
のキャリブレイション方法において、 前記複数個のトランスデューサパッドが相互に接触状態
となるまで前記複数個のトランスデューサ組立体を調節
し、 前記複数個のトランスデューサのうちの1つを介して超
音波信号を送信し、 前記複数個のトランスデューサのうちの別の1つを介し
て前記送信信号に対応する信号を受信する、上記各ステ
ップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項44】 請求項43において、更に、BUAを
計算するためのベースラインとして前記受信信号を使用
するステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項45】 請求項43において、更に、前記受信
信号の伝搬時間を測定し、且つ前記複数個のトランスデ
ューサパッドを介しての伝搬の基準時間として前記伝搬
時間を使用する、上記各ステップを有することを特徴と
する方法。 - 【請求項46】 請求項45において、更に、前記複数
個のトランスデューサパッドを介しての伝搬の基準時間
を患者の踵を介して通過した超音波信号の時間的に近い
測定値と比較して前記踵を介しての伝搬時間を決定する
ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項47】 請求項43において、更に、前記受信
信号の到着時間を所定温度で測定した超音波信号の所定
の到着時間と比較して前記複数個のパッドの実効温度を
計算し、患者の踵を介して通過した超音波信号の時間的
に近い測定値のBUAの温度依存性係数を調節するため
に前記計算した実効温度を使用する、上記各ステップを
有することを特徴とする方法。 - 【請求項48】 請求項43において、更に、前記複数
個のトランスデューサパッドの間の界面、前記複数個の
トランスデューサパッド内に配置した反射物体、及び前
記複数個のトランスデューサのうちで送信しなかった1
つの面のうちの少なくとも1つによる反射からの反射信
号を測定し、前記測定した反射信号を使用して前記複数
個のトランスデューサ及び前記複数個のトランスデュー
サパッドのうちの少なくとも1つを介しての伝搬時間を
決定する、上記各ステップを有することを特徴とする方
法。 - 【請求項49】 超音波骨解析を実施する装置におい
て、 患者の足を載置するための足穴を具備する足穴組立体が
設けられており、 複数個の夫々のトランスデューサと複数個の夫々の結合
用パッドとを具備する複数個のトランスデューサ組立体
を有するトランスデューサ駆動機構が設けられており、
前記複数個のトランスデューサのうちの少なくとも1つ
が超音波信号を供給し且つ前記複数個のトランスデュー
サのうちの少なくとも別の1つが送信信号に対応する超
音波信号を受取り、且つ前記複数個のトランスデューサ
組立体は、前記複数個の夫々の結合用パッドが相互に接
触状態となるように夫々の位置へ調節可能であり、 超音波結合を得るために前記複数個のトランスデューサ
組立体の位置決めを制御し、前記複数個のトランスデュ
ーサのうちの少なくとも1つによって送信される超音波
信号を制御し、前記装置の零点のキャリブレイションを
含むキャリブレイションを実行し、且つ前記装置のドリ
フトの決定及び補正のうちの少なくとも1つを含む品質
保証を実行する制御器が設けられている、ことを特徴と
する装置。 - 【請求項50】 請求項49において、更に、200乃
至1000kHzの周波数範囲において実質的に平坦な
減衰−周波数特性と柔らかい人間の組織の音響インピー
ダンスに近似した音響インピーダンスとを有するファン
トムが設けられており、前記制御器がBUAを計算する
ためのベースラインとして受信信号を使用し、前記受信
信号は前記複数個のトランスデューサのうちの前記1つ
によって送信され且つ前記ファントムを介して通過した
前記複数個のトランスデューサのうちの前記別の1つに
よって受信された超音波信号であることを特徴とする装
置。 - 【請求項51】 請求項49において、更に、200乃
至1000kHzの周波数範囲において実質的に平坦な
減衰−周波数特性と柔らかい人間組織の音響インピーダ
ンスに近似した音響インピーダンスとを有するファント
ムが設けられており、前記制御器が、前記複数個のトラ
ンスデューサのうちの前記1つによって送信され且つ前
記ファントムを介して通過された前記複数個のトランス
デューサのうちの前記別の1つによって受信した超音波
信号の伝搬時間を測定し、且つ前記測定した伝搬時間を
使用して前記装置の零点をキャリブレイションすること
を特徴とする装置。 - 【請求項52】 請求項49において、更に、200乃
至1000kHzの周波数範囲において実質的に平坦な
減衰−周波数特性と柔らかい人間組織の音響インピーダ
ンスに近似した音響インピーダンスとを有するファント
ムが設けられており、前記制御器が前記装置のドリフト
の決定及び補正のうちの少なくとも1つのために受信信
号を使用し、前記受信信号は、前記複数個のトランスデ
ューサのうちの前記1つによって送信され且つ前記ファ
ントムを介して通過された前記複数個のトランスデュー
サのうちの前記別の1つによって受信された超音波信号
であることを特徴とする装置。 - 【請求項53】 請求項49において、更に、人間の足
の減衰に近似した200−1000kHzの周波数範囲
における減衰を有するファントムが設けられており、前
記制御器が受信信号を使用してBUA計算用装置をキャ
リブレイションし、前記受信信号は、前記複数個のトラ
ンスデューサのうちの前記1つによって送信され且つ前
記ファントムを介して通過された前記複数個のトランス
デューサのうちの前記別の1つによって受信された超音
波信号であることを特徴と装置。 - 【請求項54】 請求項49において、更に、人間の足
の減衰に近似した200−1000kHzの周波数範囲
における減衰を有するファントムが設けられており、前
記制御器が前記装置のドリフトの決定及び補正のうちの
少なくとも1つに対して受信信号を使用し、前記受信信
号が、前記複数個のトランスデューサのうちの前記1つ
によって送信され且つ前記ファントムを介して通過され
た前記複数個のトランスデューサのうちの前記別の1つ
によって受信された超音波信号であることを特徴とする
装置。 - 【請求項55】 請求項49において、更に、実質的に
温度独立性の所定のSOSを有するファントムが設けら
れており、前記制御器がSOS計算用装置のキャリブレ
イションのために受信信号を使用し、前記受信信号は、
前記複数個のトランスデューサのうちの前記1つによっ
て送信され且つ前記ファントムを介して通過された前記
複数個のトランスデューサのうちの前記別の1つによっ
て受信された超音波信号であることを特徴とする装置。 - 【請求項56】 請求項49において、更に、実質的に
温度独立性の所定のSOSを有するファントムが設けら
れており、前記制御器が前記装置のドリフトの決定及び
補正のうちの少なくとも1つのために受信信号を使用
し、前記受信信号は、前記複数個のトランスデューサの
うちの前記1つによって送信され且つ前記ファントムを
介して通過された前記複数個のトランスデューサのうち
の前記別の1つによって受信された超音波信号であるこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項57】 請求項49において、前記制御器が、
前記複数個のトランスデューサパッドが相互に接触状態
となるまで前記複数個のトランスデューサ組立体の位置
決めを調節し且つBUAを計算するためのベーラインと
して受信信号を使用し、前記受信信号が、前記複数個の
トランスデューサのうちの前記1つによって送信され且
つ前記複数個の相互に接触状態にあるトランスデューサ
パッドを介して通過された前記複数個のトランスデュー
サのうちの前記別の1つによって受取られた超音波信号
であることを特徴とする装置。 - 【請求項58】 請求項49において、前記制御器が、
前記複数個のトランスデューサパッドが相互に接触状態
となるまで前記複数個のトランスデューサ組立体の位置
決めを調節し、前記複数個のトランスデューサのうちの
前記1つによって送信され且つ前記複数個の相互に接触
状態にあるトランスデューサパッドを介して通過された
前記複数個のトランスデューサのうちの前記別の1つに
よって受信された超音波信号の伝搬時間を決定し、且つ
前記伝搬時間を使用して前記装置の零点のキャリブレイ
ションを行なう、ことを特徴とする装置。 - 【請求項59】 請求項49において、前記制御器が、
前記複数個のトランスデューサパッドが相互に接触状態
となるまで前記複数個のトランスデューサ組立体の位置
決めを調節し且つ前記装置のドリフトの決定及び補正の
うちの少なくとも1つのために使用し、前記受信信号
が、前記複数個のトランスデューサのうちの前記1つに
よって送信され且つ前記複数個の相互に接触状態にある
トランスデューサパッドを介して通過された前記複数個
のトランスデューサのうちの前記別の1つによって受信
された超音波信号であることを特徴とする装置。 - 【請求項60】 請求項49において、前記複数個のト
ランスデューサパッドが、前記複数個の夫々のトランス
デューサパッドを実質的に所定の温度に維持するための
複数個のヒータと、前記複数個の夫々のトランスデュー
サパッドの温度を測定するための複数個の温度センサと
を有しており、前記制御器が前記複数個の温度センサに
よって供給された前記トランスデューサパッドの測定温
度をモニタし且つ前記複数個の夫々のヒータを制御して
前記複数個の夫々のトランスデューサパッドを前記所定
温度に維持することを特徴とする装置。 - 【請求項61】 足穴と複数個のトランスデューサパッ
ドとを具備する超音波骨解析装置用のファントムにおい
て、実質的に温度とは独立性の所定のSOSと柔らかい
人間組織の音響インピーダンスに近似した音響インピー
ダンスとを具備する物質からなるブロックが設けられて
おり、前記ブロックは、200乃至1000kHzの周
波数範囲において実質的に平坦である減衰−周波数特性
と、人間の足の減衰に近似した200−1000kHz
の周波数範囲における減衰とのうちの少なくとも一方を
有することを特徴とするファントム。
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