JPH0898836A - 音波伝搬時間の表示方法および表示装置 - Google Patents

音波伝搬時間の表示方法および表示装置

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JPH0898836A
JPH0898836A JP7237127A JP23712795A JPH0898836A JP H0898836 A JPH0898836 A JP H0898836A JP 7237127 A JP7237127 A JP 7237127A JP 23712795 A JP23712795 A JP 23712795A JP H0898836 A JPH0898836 A JP H0898836A
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JP
Japan
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ultrasonic
signal
sound wave
body part
wave propagation
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JP7237127A
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Richard Soldner
ゾルトナー リヒャルト
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Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/13Tomography
    • A61B8/15Transmission-tomography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0825Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings for diagnosis of the breast, e.g. mammography

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的短時間の検査時間で、腫瘍を含む組織
により影響を受けた、身体部分または身体領域の音波伝
播特性を高精度に検出することのできる方法および装置
を提供する。 【解決手段】 音波伝搬時間を表示装置(16)にマー
ク(42)により表示し、該マークは、走査線(13)
に相応する画像ラインに配置されており、マーク(4
2)と画像ラインの原点との距離が音波伝搬時間に相応
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過音波に適した
身体部分内に発生する音波伝搬時間の表示方法であっ
て、超音波変換装置から走査線に沿って身体部分に超音
波送信信号を送信し、超音波変換装置に対向して配置さ
れた別の超音波変換装置により、身体部分を通って伝搬
した超音波信号を透過音波信号として検出し、走査線に
沿って発生した、超音波信号の送信時点からの音波伝搬
時間と、透過音波信号の受信時点とを検出する形式の方
法に関する。
【0002】本発明はまた、超音波送信信号を走査線に
沿って身体部分へ送信するための超音波変換装置、該超
音波変換装置に対向配置された別の超音波変換装置と、
処理ユニットと、表示装置とを有し、前記別の超音波変
換装置は、身体部分を通って伝搬した超音波信号を透過
音波信号として受信するためのものであり、前記処理ユ
ニットは、2つの超音波変換装置と接続されており、伝
搬時間を透過宇音波信号から検出するためのものである
形式の表示装置に関する。
【0003】
【従来の技術】超音波診断では、解剖学的断層画像を形
成するために身体領域または身体部分が超音波パルスに
より走査される。ここで画像情報は、エコー信号または
反射信号から得られる。これらの信号は身体内部の衝突
箇所で、種々異なる音響インピーダンスを有する領域に
よりトリガされる。音響インピーダンスはここで、比重
と組織の音波伝導速度との積である。エコー信号の、表
示装置上の断層画像におけるそれぞれの配属関係は、エ
コー信号の信号の送信音響パルスからの時間間隔、でき
るだけ尖鋭に収束された音響ビームの方向、および断層
面での走査線の位置から得られる。ここで、時間間隔は
平均音波速度(柔らかい生体組織に対しては1540m
/sである)により距離または間隔に変換される。この
ようにして得られた断層画像(B画像とも称される)で
は、種々異なる音響インピーダンスの境界面(境界面は
例えば器官境界、血管境界、または内部の微構造を表
す)が相対的に良好な幾何精度で再生される。
【0004】しかしこの形式の画像表示は、身体内また
は被検領域内にある音波伝播特性を取り出すことができ
ない。このような音波伝播特性は例えば、音波速度また
は音波吸収度である。
【0005】しかし音波伝播特性の知識は医学的診断に
対して重要である。堅い腫瘍は例えば多くの場合、健康
な組織よりも比較的に高い音波速度を有する。通常の画
像再生では、この僅かな音波速度差を識別することがで
きない。走査された断層面に、例えば音波伝播速度の異
なる領域があっても、このことにより通常、超音波断層
画像内に識別し得る幾何的兆候は生じない。個々の走査
線に沿った音波速度に関する予測は断層画像からは分か
らない。
【0006】しかし欧州特許第0097917号明細書
または米国特許第4075883号明細書に記載された
ような公知の画像表示方法では、この種のパラメータの
幾何的分布を直接表示することができる。ここでは、超
音波透過法において音波伝搬時間または吸収度が測定さ
れる。被検領域にできるだけ多数の方向で超音波照射し
た後、測定時間から音波速度ないし吸収の局所分布が、
コンピュータ・トモグラフィーから公知の同様の方法で
計算される。この方法は非常に時間がかかり、複雑なア
ルゴリズムに従って動作する。この方法はこれまで臨床
のルーチンでは、実質的に2つの理由から定着すること
ができなかった。
【0007】第1に、乳房や睾丸のような少数の身体部
分しか超音波透過できない。第2に、超音波コンピュー
タトモグラフィーでは屈折によって、コンピュータトモ
グラフィーに画像不鮮明部分として表示される測定誤差
が発生する。
【0008】冒頭に述べた形式の超音波透過法は、刊行
物 Y. Hatakawa, T. Inada, E. Ueno, Y. Aiyoshi, N.
Aoshima, K. Yosioka & T. Wagai:"Mass Screening of
Breast Cancer by Ultrasound Transmission Techniqu
e-Theoretical Considerations", Proceedings of 5th
Symposium on Ultrasonic Electronics, Tokyo 1984,Ja
panese Jouurnal of Applied Physics, Vol.24 (1985),
Supplement 24-1, pp82-83 から公知である。乳房のシ
ーケンス検査に適切な方法としてそこでは、測定された
平均音波速度を、例えば水の音波速度から減算して画像
表示することが提案されている。しかし実際にはこの方
法は実行されていない。
【0009】一方ドイツ特許出願第4309596.8
号明細書には、種々異なる音波速度を有する領域を超音
波画像で次の場合に識別できることが記載されている。
すなわち、診断すべき構造体の後ろに正確に既知の幾何
的位置境界面がある場合に識別できる。この“基準面”
では、伝搬時間変化をこの境界面の幾何的表示からの偏
差の形態で識別することができる。基準面は、例えば扁
平な反射プレートによって音波透過性の身体部分の後方
で形成することができる。この場合の欠点は、次のよう
なエコー信号しか評価できないことである。すなわち、
被検領域を往復で通過し、その際に基準面よりも強い反
射エコーを形成するエコー信号しか評価できないことで
ある。とりわけ、例えば音波経路が二重であることや、
被検領域における反射成分の音波拡散のため、この基準
エコーが完全に欠落したり、識別できないことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、比較
的短時間の検査時間で、腫瘍を含む組織により影響を受
けた、身体部分または身体領域の音波伝播特性を高精度
に検出することのできる方法および装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明の方法
において、音波伝搬時間を表示装置にマークにより表示
し、該マークは、走査線に相応する画像ラインに配置さ
れており、マークと画像ラインの原点との距離が音波伝
搬時間に相応するように構成して解決される。
【0012】本発明の装置は、表示装置は処理ユニット
と接続されており、音波伝搬時間を走査線に依存して表
示するためのものであるように構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の方法および本発明の装置
により、身体部分を1度だけ完全に走査すれば、音波透
過性の身体部分、例えば乳房を、公知の方法とは違って
わずか数秒で完全に検査することができるので有利であ
る。その際のコストは比較的小さい。これにより堅い腫
瘍の医学的診断が可能である。なぜなら、腫瘍は健康な
組織よりも高い音波速度を通常有するからである。すな
わち、音響パルスの音波伝搬時間が短縮されると言うこ
とは、音響パルスが腫瘍のある組織を通過したためであ
る。音波伝搬時間の偏差はとくに良好に表示できる。被
検領域が同じ平均音波速度を有する場合には、マークの
位置が超音波受信器の幾何的配置構成を表す。超音波受
信器の幾何的配置構成がマークの表示と偏差する場合
は、超音波信号の通過した被検領域に音波速度の異なる
領域があることを示唆する。音波速度の高い領域はマー
クを送信超音波変換器の方向にずらし、音波速度の低い
領域はマークを超音波変換器から遠ざけるようにずら
す。
【0014】本発明の方法は、“基準法”に対しても利
点を有する。評価すべき信号、すなわち身体部分を通過
した超音波信号を高精度で検出することができるのであ
る。なぜなら、この信号は、B画像で選択すべき基準エ
コーよりも格段に強いからである。これは1つには、送
信された超音波信号が身体部分を1度だけ通過すればよ
いからであり、相応して吸収による小さな減衰しか受け
ないからである。もう1つには、基準面での不完全な反
射(反射減衰)による音響パルスの付加的な減衰がない
からである。重要な利点が、透過信号の到着前に障害と
なる信号がないと得られる。身体部分または被検領域に
おける複数回の反射による障害信号は常に、主パルスの
後に現れる。比較すると、B画像に似た基準法の表示で
は、基準エコーの前に、一連の場合により強い反射エコ
ーが存在することがあり、この反射エコーはエコー信号
の評価を困難にする。
【0015】音響パルスが往路と復路で2回減衰される
ため、この基準エコーは場合により完全に欠落してしま
う。まとめると本発明の方法では音波伝播特性を検出お
よび表示するための公知の方法に対して、測定精度が改
善され、アーチファクトの影響を受け難くなることがわ
かる。
【0016】音波伝搬時間を走査線に依存して表示する
ことにより、被検身体部分の解剖学的構造に対する対応
付けが可能である。
【0017】有利な構成では、走査線は断層面にある。
これにより従来に市販されている超音波診断装置を僅か
な付加コストで音波伝搬時間の検出に使用することがで
きる。
【0018】別の有利な構成では、走査線が相互に平行
に配置されている。これにより一方では、被検身体部分
を通る最適の短い音波透過路が得られ、他方では均一の
良好な解像度により音波伝搬時間が走査線に対応づけら
れる。
【0019】さらなる有利な構成では、別の信号伝播特
性のパラメータとして走査線に沿って発生する音波吸収
度を透過音波信号の振幅から検出して表示する。文献か
ら、堅い腫瘍はしばしば比較的に高い音波吸収度を有す
ることが公知である。これにより第2の診断基準が得ら
れる。2つの基準、音波伝搬時間と吸収度を組み合わせ
ると診断確実性が高まる。
【0020】別のとくに有利な構成では、超音波変換装
置を用いて、身体部分内に超音波信号によって形成され
たエコー信号を受信し、エコー信号から形成された断層
画像を付加的に表示装置に表示する。その際、音波伝播
特性と断層画像は共通の走査線を介して相互に対応づけ
られる。音波伝播特性と超音波断層画像とを共通に表示
することにより、検査者に対してとくに簡単に解釈でき
る表示が得られる。付加的に診断確実性がさらに高ま
る。なぜなら、場合により断層画像にも、相応に対応し
て表示された音波伝播特性からの腫瘍を含む組織領域を
局在化することができるからである。
【0021】有利な構成によれば、超音波変換装置から
送信された同じ音波パルスから断層画像およびパラメー
タ値を求めると検査時間を節約することができる。
【0022】本発明の装置の有利な構成では、別の超音
波変換装置の受信面がすべての走査線に沿って透過音波
信号を位置に依存して受信するために形成される。ここ
では、パラメータ値を解剖学的構造への対応関係がそう
さ装置のそれぞれの位置および瞬時の走査方向から検出
される。超音波受信器はさらにと透過音波信号の測定値
を送出する。受信箇所の検出は必要ない。
【0023】とくに簡単で安価な実施例では、別の超音
波変換装置が圧電シートを有する。この種のシートは、
面の大きさに応じて高い容量を有する。この高い容量に
起因して信号電圧が受信時に小さくなるのを阻止するた
め、シートをテープの形態に構成することができる。テ
ープは固有の入力増幅器ないし増幅器入力側に接続さ
れ、さらに処理される。
【0024】
【実施例】本発明を以下、図面に基づき詳細に説明す
る。
【0025】図1の斜視図に示された装置により、透過
音波に適した身体部分2、例えば女性乳房内の音波伝播
特性を超音波走査を介して検出することができる。検査
の間、身体部分2は2つの平行の圧縮プレート4と6の
間に固定される。これは、X線マモグラフィー検査の場
合と同じである。少なくとも1つの圧縮プレート、ここ
では圧縮プレート6は圧縮プレート4に対して平行に摺
動することができる。身体部分2の固定の他に、これに
より超音波検査に対して身体部分2の均一な層厚が得ら
れる。
【0026】固定に加えて、身体部分2と圧縮プレート
4、6との間の音響結合を行わなければならない。この
音響結合は、公知の結合ジェリーまたは結合流体の満た
されたエラスティックな容器(この容器は共の圧縮する
ことができる)を介して確実にすることができる(ここ
には図示せず)。
【0027】圧縮プレート6の身体部分2の反対側には
超音波変換装置として超音波アプリケータ10が配置さ
れており、音響的に結合されている。超音波アプリケー
タ10は線形アレイ12を有し、線形アレイは相互に並
置された変換素子14からなる。超音波変換装置によっ
て被検身体部分2を、断層面にある平行な走査線13に
沿って線形に走査することができる。そのために公知の
ように変換素子14の種々異なる群が作動される。
【0028】超音波アプリケータ10は超音波装置15
と接続されている。これには公知の電子機能ユニットと
表示装置16が収容されている。この種の超音波装置の
構成は周知であり、例えばErich Krestel著 : "Bildgeb
ebde Systeme fuer die medizinische Diagnostik", 2.
改訂版, 1988, Kapitel 11 ”So
nographie”, 557−591頁を参照され
たい。
【0029】被検身体部分2を完全に複数の断層面で完
全に走査することができるようにするため、超音波アプ
リケータ10は線形走査の走査方向に対して垂直に摺動
可能に圧縮プレートに配置されている。これは矢印17
により示されている。そのために、圧縮プレート6には
案内溝18が加工形成されており、この案内溝には相応
の突起部20をアプリケータケーシングで案内すること
ができる。超音波アプリケータ10の位置は例えば、ス
テップモータ(ここには図示せず)により変化させるこ
とができる。ステップモータに対する制御信号から超音
波アプリケータ10の位置を検出することができる。位
置が例えば手動で変化される場合には、位置を位置セン
サにより検出しなければならない。位置センサの位置信
号が走査面の位置を検出するために評価される。
【0030】変換器アレイ12から送出された音波パル
スは圧縮プレート6を通って身体部分2へ到達しなけれ
ばならないから、圧縮プレート6は音響的な良伝導材料
から形成される。とりわけ材料は、境界面における音響
反射が僅かであるように選択される。適切な材料は例え
ばアクリルガラスである。
【0031】ここに図示しない他の実施例では、圧縮プ
レート6の身体部分2側に変換器モザイクがはめ込まれ
ており、この変換器モザイクは検査中に身体部分2と直
接接触し、また機械的な可動部分を有しない。走査線1
3と個々の断層面に沿った走査は完全に電子制御されて
実施される。
【0032】もちろん、個々の変換器により走査を行う
こともできる。この変換器の位置は平面で検出できる
か、または設定できなければならない。
【0033】身体部分2を通過した音波パルスを受信す
るために、圧縮プレート2の身体部分2の反対側の面に
は大面積の圧電式シート22が配置されている。圧電シ
ートとして例えばPVDFシートを使用することができ
る。大面積の広がりに起因するシート22の高い容量値
を回避するために、シート22をテープ状に構成するこ
とができる。この場合、各シート素子24は固有の前置
増幅器に超音波装置15で接続される。
【0034】圧電シート22により受信された透過音波
信号を評価するために、超音波装置15は評価ユニット
26を有し、この評価ユニットは音波伝搬時間も透過音
波信号の振幅も検出し、走査線13を表示のため表示装
置16に割り当てる。これについては後で説明する。
【0035】図2には、透過音波信号の時間経過が示さ
れている。これら信号から、身体部分の音波伝播特性の
パラメータ値が走査線13に沿って検出される。例え
ば、信号経過a,b,cは3つの走査線13により示さ
れる。これら走査線からまず音波伝搬時間が検出され
る。いずれの場合でも、送信された超音波信号30によ
りカウンタがスタートする。カウンタは受信された透過
音波信号32により再び停止される。音波伝搬時間t
1,t2,t3に相応する計数器状態は、相応する走査
線に割り当てられた後、メモリにファイルされる。
【0036】さらに、図2に示された信号形状は、単に
送信信号と受信信号のエンペロープを表すものであるこ
とに注意して欲しい。本来の超音波信号はメガヘルツ領
域の高周波パルスからなり、数秒間の長さである。
【0037】図2の例では、線図bの音波伝搬時間t2
が、線図aおよびbの音波伝搬時間t1およびt3より
短い。このことは、走査線13に相応する音波伝搬路
に、2つの他の走査線13よりも音波速度の高い組織が
存在することを意味する。
【0038】さらに、走査線13に沿って吸収度を検出
するために、透過音波信号32のエンベロープの振幅が
評価される。図2では、線図bの透過音波信号32は、
吸収度が高いため、線図aとcの透過音波信号32より
も小さな振幅を有する。
【0039】図3は、平行な走査線13に沿った超音波
走査から得られた断層面の情報を画像表示している。画
像表示は超音波断層画像38を含み、この中では音響イ
ンピーダンスの身体部分2における跳躍的変化が従来の
ように明るい箇所として可視とされる。断層画像38に
より表示された断層面には領域40がある。この領域
は、周囲の組織より比較的高い音波速度と比較的高い吸
収度を有する。平均パラメータ値から偏差する音波伝播
特性は腫瘍に対する指標とすることができる。領域40
は場合により、超音波断層画像38にはっきりと現れな
かったり、アーチファクトやノイズにより重畳されてい
るかもしれない。そのため、この領域を超音波断層画像
38で直接識別することができないこともある。
【0040】断層画像38に付加的に、図3の画像表示
では、音波伝搬時間が個々の走査線13に沿って、マー
ク42により走査線13に割り当てられて表示されてい
る。マーク42は例えば表示装置上にカラーまたは明る
い点として現れる。同様のことが、超音波断層画像38
における種々異なる音響インピーダンスの境界にも当て
はまる。マーク42の表示はここでは、マーク42と、
走査線(すなわち変換器アレイ14の位置)に相応する
画像ラインの原点43との間隔が音波伝搬時間の尺度と
なるように選択する。マーク42相互間の間隔は実際に
は図3よりも密に表示される。これにより、個々のマー
ク42が1本のライン44と区別がつかなくなる。音波
速度変化がなければ、ライン44は超音波変換装置22
の幾何位置をシミュレートする。身体部分2において音
波速度差がある場合には、この表示が歪み、超音波変換
装置22のプロフィールから偏差する。音波伝搬時間に
相応して付加的に、走査線13に沿った吸収度もマーク
46により表示される。このマークは、走査線13が密
であるため同じようにライン48と重なる。
【0041】次に図4は音波伝搬時間に対する例とし
て、マーク42の斜視的表示を示す。このマークは走査
されたすべての断層面から求められたものである。身体
部分2において音波速度に差があると、山形状の表示が
生じ、これの高さ50は音波速度の比較的に高い領域を
特徴づける。これにより、身体部分2に存在する腫瘍に
対する示唆を行うことができ、その正確な位置は場合に
より所属の断層画像38に識別することができる。
【0042】図5には、図4とはやや異なる音波伝搬時
間表示が示されている。ここでは、音波伝搬時間は等高
線として示されている。2つの等高線の間にある領域は
付加的に着色により、地図の高地領域の表示のように行
うことができる。ここでも、図4の表示と同じように、
音波速度の比較的に高い(すなわち音波伝搬時間が比較
的に短い)断層面をマークして選択することができる。
【0043】図4と図5の2つの音波伝搬時間表示は同
じように、音波吸収度の概観表示に対して選択すること
ができる。その際、音波伝搬時間の表示と音波吸収度の
表示は同時に表示装置16に行うことができる。
【0044】図4と図5の表示はとくに、スクリーニン
グ検査に対して有利である。このスクリーニング検査に
は比較的に音波速度の高い領域または音波吸収度の高い
疑わしい領域が識別されたときに初めて超音波断層画像
38が割り当てられる。超音波断層画像38はすでに、
音波伝播特性を検出するための超音波走査の際に作成す
ることができ、必要に応じてメモリから呼び出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための装置の斜視図で
ある。
【図2】種々異なる走査線に沿った音波伝搬時間の線図
である。
【図3】断層画像と、音波伝搬時間および吸収度に所属
のパラメータ値を共通に表示した図である。
【図4】共通の身体部分の音波伝搬時間を示す図であ
る。
【図5】共通の身体部分の音波伝搬時間を投影法で示す
図である。
【符号の説明】
2 身体部分 4、6 圧縮プレート 10 超音波アプリケータ 12 変換器アレイ 14 変換素子 15 超音波装置 16 表示装置 18 案内溝 20 突起部 22 圧電シート 24 テープ状素子 26 評価ユニット 30 送信された音波パルス 32 受信された透過音波信号 38 超音波断層画像 42 マーク

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過音波に適した身体部分内に発生する
    音波伝搬時間の表示方法であって、 超音波変換装置(12)から走査線(13)に沿って身
    体部分(2)に超音波送信信号(30)を送信し、 超音波変換装置(12)に対向して配置された別の超音
    波変換装置(22)により、身体部分(2)を通って伝
    搬した超音波信号を透過音波信号(32)として検出
    し、 走査線(13)に沿って発生した、超音波信号(30)
    の送信時点からの音波伝搬時間と、透過音波信号(3
    2)の受信時点とを検出する形式の方法において、 音波伝搬時間を表示装置(16)にマーク(42)によ
    り表示し、 該マークは、走査線(13)に相応する画像ラインに配
    置されており、 マーク(42)と画像ラインの原点との距離が音波伝搬
    時間に相応することを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】 走査線(13)は断層面にある請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 走査線(13)は多数の断層面にあり、
    該断層面は既知の長さまたは測定された長さを有する請
    求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 走査線(13)は相互に平行に配置され
    ている請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 身体部分(2)を、超音波信号(30、
    32)の送信および受信の間、固定する請求項1から4
    までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 身体部分(2)を、相互に平行に配置さ
    れた圧縮プレート(4、6)の間に固定する請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 さらに、走査線(13)に沿って発生し
    た音波吸収度を透過音波信号の振幅から検出し、表示す
    る請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 超音波変換装置(12)によって、超音
    波送信信号(30)により身体部分に形成されたエコー
    信号を受信し、 エコー信号から形成された断層画像(38)を付加的に
    表示装置(16)に表示し、 音波伝搬時間および/または吸収度と断層画像(38)
    を共通の走査線(13)を介して相互に対応づける請求
    項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 同じ超音波送信信号(30)からエコー
    信号と透過音波信号を形成する請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 超音波送信信号(30)を走査線(1
    3)に沿って身体部分(2)へ送信するための超音波変
    換装置(12)と、 該超音波変換装置(12)に対向配置された別の超音波
    変換装置(22)と、 処理ユニット(26)と、 表示装置(16)とを有し、 前記別の超音波変換装置(22)は、身体部分を通って
    伝搬した超音波信号を透過音波信号(32)として受信
    するためのものであり、 前記処理ユニット(26)は、2つの超音波変換装置
    (12、22)と接続されており、伝搬時間を透過宇音
    波信号から検出するためのものである形式の表示装置に
    おいて、 表示装置は処理ユニット(26)と接続されており、音
    波伝搬時間を走査線に依存して表示するためのものであ
    ることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1
    項記載の方法を実施するための装置。
  11. 【請求項11】 超音波変換装置(12)は、相互に並
    置された多数の変換素子(14)を有する変換器アレイ
    として構成されている請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 別の超音波変換装置(22)の受信面
    は、透過音波信号をすべての走査線に沿って位置に依存
    して受信するように構成されている請求項10または1
    1記載の装置。
  13. 【請求項13】 別の超音波変換装置(22)は圧電シ
    ートを有する請求項10から12までのいずれか1項記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 圧縮プレート(4、6)が、身体部分
    (2)の固定のために設けられている請求項10から1
    3までのいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 圧縮プレート(4、6)は相互に平行
    に配置されている請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 別の超音波変換装置(22)は圧縮プ
    レート(6)の一方に配置されている請求項14または
    15記載の装置。
  17. 【請求項17】 別の超音波変換装置(22)は圧縮プ
    レート(6)の一方の、身体部分(2)に向いた側に配
    置されている請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 超音波変換装置(12)は、一方の圧
    縮プレート(4)の、身体部分(2)とは反対側に摺動
    可能に配置されており、 超音波変換装置(12)の位置は既知であるか、または
    位置検出手段により測定される請求項14から17まで
    のいずれか1項記載の装置。
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