JPH1039418A - 反射型スクリーンおよびその製造方法 - Google Patents
反射型スクリーンおよびその製造方法Info
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- JPH1039418A JPH1039418A JP8208875A JP20887596A JPH1039418A JP H1039418 A JPH1039418 A JP H1039418A JP 8208875 A JP8208875 A JP 8208875A JP 20887596 A JP20887596 A JP 20887596A JP H1039418 A JPH1039418 A JP H1039418A
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- G03B21/56—Projection screens
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/02—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
-
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
Abstract
のコントラストが良好であり、明るい部屋でも投影画像
が視認できる反射型スクリーンを得る。 【解決手段】 光反射性基材1上に光透過性高分子層3
をコーティングにより積層した後、この光透過性高分子
層3にクレイズが発生する以上の力を規則的な方向に加
えることにより、前記光透過性高分子層3に規則的な方
向性を持ったクレイズ2を発生させ、さらにこのクレイ
ズ2部分に光吸収性物質4を付与する。
Description
で、投影画像コントラストが高く、明るい部屋でも視認
性に優れた反射型スクリーンとその製造方法に関する。
ェクタ用のスクリーンとして、プロジェクタからの光を
反射する反射性と、反射された光を拡散するための拡散
性とを備えた反射型スクリーンが用いられている。
光反射性基材として白色のポリ塩化ビニルシートを積層
したものであるが、光反射性基材上に反射層としてパー
ル顔料、アルミペースト顔料を含む白色インキをコーテ
ィングし、更に必要に応じて、微細な凹凸加工を施すこ
とにより、反射率を改良した反射型スクリーンも用いら
れてきた。
明るい映像部とのコントラスト比の改善に対する配慮が
なされていないため、鮮明な画像を得るためには暗室で
の使用に限られていた。そこで、天井からの照明光、窓
からの光が存在する環境下でも鮮明な画像が得られるよ
うにコントラスト比の向上を図った反射型スクリーンが
提案されており、例えば特開昭62−229122号公
報、特開平6−82915号公報に記載の技術がある。
ロジェクタからの投影光を拡散する拡散面を覆うよう
に、表面に多数の微小面が形成された透明板を設け、こ
の微小面のうち投影像を観測する位置へ向かう拡散光の
光路と交わらない微小面上に無反射表面を有する不透明
層を形成したスクリーンが開示されている。
クリーン基材上に設けられた、白色インキからなる反射
層と、反射層上に印刷等により部分的に設けられた、光
吸収インキからなる光吸収性層とを備えて成り、この光
吸収インキとして光吸収波長が575nm付近にあるレ
ディッシュブラックの色相のインキを用いる技術につい
て記載されている。
た特開昭62−229122号公報に開示された技術で
は、透明板の表面に多数の微小面を設けるために成形加
工が必要であり、さらに微小面のうち、投影像を観測す
る位置へ向かう拡散光の光路と交わらない微小面上にの
み不透明層を形成するには、極めて煩雑な作業を必要と
する。このために、この技術により大型の反射型スクリ
ーンを製造する場合には、生産性が低くコストが高くな
ってしまうという問題点があった。
れた技術では、白色の明るい映像部の投影光まで吸収し
てしまわないように光吸収インキを規定してコントラス
トを向上させようとしているが、そもそも光吸収性層に
奥行きが無く室内光等を十分吸収することができないた
め、明るい環境下では黒色の暗い映像部分まで明るくな
ってしまい、一方光吸収部分の面積を増やせば暗い映像
部分は引き締まるが、今度は逆に白色の明るい映像部分
までグレイになってしまい、結局コントラストの高い鮮
明な画像は得られないという問題点があった。
されたものであり、極めて容易に低コストで製造でき、
投影画像のコントラストが良好であり、明るい部屋でも
投影画像が視認できる反射型スクリーン、及びその製造
方法を提供することを目的とする。
明の反射型スクリーンは、光反射性基材上に規則的な方
向性のクレイズが存在する光透過性高分子層が積層さ
れ、このクレイズ部分が光吸収性となっているものであ
る。
ることを特徴とするものである。
子層が分子配向された光透過性高分子フィルムであって
もよいものである。
的に形成されている態様であってもよいものである。
ては、光反射性基材上に光透過性高分子層を積層した
後、この光透過性高分子層にクレイズが発生する以上の
力を規則的な方向に加えることにより、前記光透過性高
分子層に規則的な方向性を持ったクレイズを発生させ、
さらにこのクレイズ部分に光吸収性物質を付与すること
を特徴とするものである。
よって積層されているものである。
として光透過性高分子フィルムを使用してもよく、この
場合光透過性高分子フィルムは分子配向されたものであ
ってもよく、また無配向のものであってもよい。
過性高分子フィルムの積層前であってもよく、積層後で
あってもよいものである。
り曲げ方向及び厚み方向への規則性を意味するものであ
り、本発明における「フィルム」とは、狭義にいう「フ
ィルム」のみならず、「シート」をも含む意味である。
ーンについて詳細に説明する。
に示すように光反射性基材1上に規則的な方向性のクレ
イズ2が存在する光透過性高分子層3が積層され、更に
このクレイズ部分に光吸収性物質4を有することを特徴
とするものである。
うに、室内照明5からの光はクレイズ部分2の光吸収性
物質4に吸収され、プロジェクタ6からの光は光反射性
基材1で反射されるので、あたかも暗室で投影したごと
く、高いコントラストの映像が得られる。
イズは、図3および図4に示すようにクレイズを発生さ
せる層またはフィルム7を、テンションをかけながら折
り曲げるだけで、発生させることができるので、連続的
な製造に適しており、簡単に安価に製造することができ
る。
光反射性を有していれば内容は特に問わない。例として
は白色ポリエステルフィルム、白色塩化ビニルフィルム
等、顔料の含有、若しくは発泡による多孔構造により光
反射性を有するフィルムが使用できる。さらに基材フィ
ルムの表面に、コーティング、蒸着、サンドブラスト、
溶剤処理等の処理を単独あるいは2種以上の組み合わせ
で施し、光反射層を形成させたフィルムも使用できる。
ここでコーティングに用いる塗工液は、樹脂溶液に酸化
チタン、酸化亜鉛、シリカ等の顔料を分散したもの、樹
脂溶液に発泡剤を混ぜたもの等が挙げられる。
分子材料により構成される。この高分子材料としては、
クレイズを生じさせることが可能であれば熱可塑性、熱
硬化性、紫外線硬化性等種類を問わない。例としては、
ポリスチレン、スチレンアクリロニトリル、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン、スチレンブタジエン、など
のスチレン系の樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ニトロセルロース
等の熱可塑性樹脂、エポキシ、フェノール、不飽和ポリ
エステル等の熱硬化性樹脂、各種紫外線硬化性樹脂等が
使用できる。また、これらの樹脂の内の2種以上を混
合、さらには他の樹脂に混合することもできる。特に好
ましい材料としてはポリスチレン、ポリメチルメタクリ
レートが挙げられる。
光反射性基材上に光透過性高分子層を積層した後、この
光透過性高分子層にクレイズが発生する以上の力を規則
的な方向に加えることにより、前記光透過性高分子層に
規則的な方向性を持ったクレイズを多数発生させ、更に
染色等によりこのクレイズ部位に光吸収性物質を付与す
ることを特徴とするものである。
する方法としては、光反射性基材上に光透過性高分子を
コーティングもしくは溶融押し出しする方法、あるいは
光反射性基材と光透過性高分子層を共押し出し成膜する
方法が使用できる。
当な溶剤に溶かして塗工液とし、これを光反射性基材フ
ィルム上にワイヤーバー等を用いてコーティング、乾燥
させることで塗膜を形成するというものである。熱溶融
押し出し法は、光反射性基材フィルム上に熱により溶融
された光透過性高分子材料をダイより押し出すことによ
り積層するものである。さらに共押し出し成膜法は、光
反射性基材として酸化チタン等の顔料をポリエステル等
の樹脂と混練りしたものと、光透過性高分子材料とをダ
イより共押し出しさせて引き取り、積層成膜するもので
ある。コーティング法の場合、塗工性を向上させるため
に界面活性剤を、AS性を付与するために4級アンモニ
ウム塩等のAS剤をそれぞれ塗工液中に添加することも
可能であり、しばしば有用である。
を積層する別の方法としては、前述の光透過性高分子層
をフィルムに成膜して光透過性高分子フィルムとした
後、接着剤による接着あるいはヒートシール等の方法
で、光反射性基材と貼り合わせる方法も使用できる。こ
の場合には、クレイズを発生させた後に光反射性基材に
積層しても良く、光反射性基材に積層した後にクレイズ
を発生させても良い。さらに、クレイズを発生させた後
に積層する場合における光吸収性物質の付与は、積層前
であっても積層後であっても良い。
平6−82607号公報記載のように分子配向した光透
過性高分子フィルムを、該高分子フィルムの分子配向と
略平行に折り曲げてそこに局部的な折り曲げ部を形成
し、その後前記高分子フィルムを前記折り曲げ方向に引
っ張ることにより、該高分子フィルムの分子配向と略平
行にクレイズを発生させ、クレイズ部分に光吸収性物質
を付与した後、光反射性基材と貼り合わせる方法が挙げ
られる。この場合においても、クレイズが発生したフィ
ルムと光反射性基材とを貼り合わせた後に、光吸収性物
質を付与してもよい。
る方法について述べる。
いフィルム7が適度に折れ曲がるようブレード8を当て
ながら、ブレード8の刃と垂直方向にテンションをかけ
るようにして引き取るか、もしくは図4に示すようにフ
ィルム7に部分的に屈曲部9をつくりながら引き取るこ
とにより、いずれも引き取り方向と垂直方向にクレイズ
の入ったフィルムを得る。
せた後、さらに他方向に同様な処置を施し、また必要に
応じてこれを繰り返すことにより、図5に示すような二
方向以上にクレイズを有するフィルムを得ることも可能
である。
に光吸収性物質を付与する方法について述べる。用いる
光吸収性物質は、染料、顔料等の種類は問わないが、可
視光全域に吸収をもつものが好ましく、特にカーボンブ
ラック、アニリンブラック等の黒色染顔料が望ましい。
またピロールの重合反応を利用してクレイズ内部を着色
することも可能である。
は分散させて用いるが、これにさらに樹脂を加えて、樹
脂と共に用いることもできる。
には、クレイズが形成されたフィルムをそのまま溶液に
浸すだけでも良いが、フィルムを若干折り曲げ、クレイ
ズが広がるような状態で浸した方がより効率的である。
が、クレイズを形成するときの作業性に影響を及ぼすた
め、100μm以下が望ましい。またクレイズを形成さ
せるための折り曲げ角度、屈曲の程度はこの厚さに関係
する。
温度も重要である。つまり光透過性高分子層の高分子材
料として同一の高分子材料を用いたとしても、折り曲げ
るときの雰囲気温度によりクレイズが生じたり、生じな
かったりするので、製造および商品としての性質にかか
わってくる。
ば、常温でクレイズを生ずる高分子材料を選定した場合
は、常温で製造ができるため、生産性の点からは極めて
有益である。しかし、このような物質を用いて得られた
反射型スクリーンは、好むと好まざるとにかかわらず、
折り曲げることにより新たにクレイズを生じてしまう危
険性が多い。従ってこれを保護するためには、折れ曲が
らないよう適度な硬さをもったプラスチック等の基材に
積層するか、必要とされる場所に装着してしまう必要が
生じる。
じる高分子材料を選定した場合は、クレイズを生じさせ
るときに低温の雰囲気環境を作る必要が生じるので、生
産性の点では不利になる。しかし、このような材料を用
いて得られた反射型スクリーンは、常温では他方向に折
り曲げても不必要なクレイズは生じない。
もある。このような性質を持つ光透過性高分子材料は、
必要なクレイズが消える前に着色を施してしまえば、そ
の後にできる不必要なクレイズは経時的に消滅してしま
うので、安定した効果が得られ実用的に有効である。
光透過性高分子材料を選定する必要がある。
高分子層3の間の接着性をあげたり、AS性を得るた
め、両者間にそれぞれ易接着層、AS層を設けることも
できる。
光透過性高分子層表面や、光反射性基材表面に光拡散性
をもたせることもできる。さらには光透過性高分子層表
面に各種反射防止加工を施すこともしばしば有用であ
る。
R:旭化成工業社)をメチルエチルケトン、トルエンの
混合溶媒に溶解し、ワイヤーバーにより厚さ75μmの
発泡白色ポリエステルフィルム上に塗布した後、加熱乾
燥することにより、膜厚30μmの光透過性高分子層を
形成した。
テフロン製の角度50度のブレードをあてながら引き取
り、光透過性高分子層に連続的にクレイズを発生させ
た。
部分を黒色に着色し、反射型スクリーンフィルムを得
た。
フィルム上に、OHPプロジェクタを用い画像を投影し
たところ、通常の白色スクリーンよりも鮮明な画像が認
められた。
脂(パラロイドA−11:ローム&ハース社)をメチル
エチルケトン、トルエンの混合溶媒に溶解し塗工液とす
る。
ムの片面にサンドブラスト加工によりマット処理を施
し、さらにこのマット面上にアルミ蒸着処理を行い、光
反射性基材とする。このアルミ蒸着面上に、ワイヤーバ
ーにより前記塗工液を塗布した後、加熱乾燥することに
より膜厚30μmの光透過性高分子層を形成した。
ルで屈曲させて引き取ることにより、ポリメチルメタク
リレート層(光透過性高分子層)に連続的にクレイズを
発生させた。更に実施例1と同様に黒着色液に浸しクレ
イズ部分を黒色に着色し、反射型スクリーンフィルムを
得た。
フィルム上に、OHPプロジェクタを用いて画像を投影
したところ、通常の白色スクリーンよりも鮮明な画像が
認められた。
色ポリエステルフィルム上に、熱溶融押し出し加工によ
り厚さ30μmのポリスチレン樹脂(666R:旭化成
工業社)層を形成した。この積層体のポリエステル側に
テフロン製の角度50度のブレードをあてながら引き取
り、光透過性高分子層に連続的にクレイズを発生させ、
更に実施例1と同様に黒着色液に浸しクレイズ部分を黒
色に着色し、反射型スクリーンフィルムを得た。
フィルム上に、OHPプロジェクタを用いて画像を投影
したところ、通常の白色スクリーンよりも鮮明な画像が
認められた。
ステルフィルム上にポリスチレン樹脂塗膜を形成した。
この積層体のポリエステル側にテフロン製の角度50度
のブレードをあてながら引き取り、光透過性高分子層に
連続的にクレイズを発生させた。続いて最初の折り曲げ
方向に垂直に2回目の折り曲げを行い、縦・横両方向に
クレイズを発生させた。
イズ部分を黒色に着色し、反射型スクリーンフィルムを
得た。
フィルム上に、OHPプロジェクタを用いて画像を投影
したところ、実施例1で得られたものよりもさらに鮮明
な画像が認められた。
共重合体(ライタック100PC:三井東圧化学社)
と、酸化チタン(FA50:古河機械金属株式会社)を
混練りした高密度ポリエチレン(6100A:東ソー
社)とを、分子配向させない程度に引き取りながら、ダ
イより共押し出しさせて積層フィルムを作製した。各層
の厚みは各々50μmであった。
げて、アクリロニトリル・スチレン共重合体層に、連続
的にクレイズを発生させた。更に実施例1と同様に黒着
色液に浸しクレイズ部分を黒色に着色し、反射型スクリ
ーンフィルムを得た。
フィルム上に、OHPプロジェクタを用いて画像を投影
したところ、通常の白色スクリーンよりも鮮明な画像が
認められた。
(PVDF)よりなる光透過性高分子フィルムを、分子
配向方向と略平行に実施例1のブレードで折り曲げて、
該フィルムにブレードと平行なクレイズを発生させた。
浸漬し、クレイズ部分を黒に着色した後、100μm厚
の白色ポリエステルフィルムと接着剤で貼り合わせ、反
射型スクリーンを得た。
反射型スクリーンフィルム上に、OHPプロジェクタを
用いて画像を投影したところ、通常の白色スクリーンよ
りも鮮明な画像が認められた。
明によれば、極めて容易に安価で大型の反射型スクリー
ンを製造することができる。
ンに投影された画像はコントラストが高く、蛍光灯照明
下等の明室でも、鮮明な画像として視覚でき、OHP、
スライド、映写機等のプロジェクタのスクリーンとして
有用である。
図。
示す図。
示す図。
Claims (10)
- 【請求項1】光反射性基材上に規則的な方向性のクレイ
ズが存在する光透過性高分子層が積層され、このクレイ
ズ部分が光吸収性であることを特徴とする反射型スクリ
ーン。 - 【請求項2】光透過性高分子層が無配向であることを特
徴とする請求項1記載の反射型スクリーン。 - 【請求項3】光透過性高分子層が分子配向された光透過
性高分子フィルムであることを特徴とする請求項1記載
の反射型スクリーン。 - 【請求項4】クレイズが二方向以上に規則的に形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の反射型スクリー
ン。 - 【請求項5】光反射性基材上に光透過性高分子層を積層
した後、この光透過性高分子層にクレイズが発生する以
上の力を規則的な方向に加えることにより、前記光透過
性高分子層に規則的な方向性を持ったクレイズを発生さ
せ、さらにこのクレイズ部分に光吸収性物質を付与する
ことを特徴とする反射型スクリーンの製造方法。 - 【請求項6】光反射性基材上に光透過性高分子層をコー
ティングにより積層した後、この光透過性高分子層にク
レイズが発生する以上の力を規則的な方向に加えること
により、前記光透過性高分子層に規則的な方向性を持っ
たクレイズを発生させ、さらにこのクレイズ部分に光吸
収性物質を付与することを特徴とする請求項5記載の反
射型スクリーンの製造方法。 - 【請求項7】光透過性高分子フィルムにクレイズが発生
する以上の力を規則的な方向に加えることにより、前記
光透過性高分子フィルムに規則的な方向性を持ったクレ
イズを発生させ、前記クレイズ部分に光吸収性物質を付
与した後、光反射性基材と貼り合わせることを特徴とす
る反射型スクリーンの製造方法。 - 【請求項8】分子配向した光透過性高分子フィルムを、
前記光透過性高分子フィルムの分子配向と略平行に折り
曲げてそこに局部的な折り曲げ部を形成し、前記光透過
性高分子フィルムを前記折り曲げ方向に引っ張ることに
より、前記光透過性高分子フィルムの分子配向と略平行
にクレイズを発生させ、前記クレイズ部分に光吸収性物
質を付与した後、光反射性基材と貼り合わせることを特
徴とする請求項7記載の反射型スクリーンの製造方法。 - 【請求項9】光透過性高分子フィルムにクレイズが発生
する以上の力を規則的な方向に加えることにより、前記
光透過性高分子フィルムに規則的な方向性を持ったクレ
イズを発生させ、前記光透過性高分子フィルムを光反射
性基材と貼り合わせた後、前記クレイズ部分に光吸収性
物質を付与することを特徴とする反射型スクリーンの製
造方法。 - 【請求項10】分子配向した光透過性高分子フィルム
を、前記光透過性高分子フィルムの分子配向と略平行に
折り曲げてそこに局部的な折り曲げ部を形成し、前記光
透過性高分子フィルムを前記折り曲げ方向に引っ張るこ
とにより、前記光透過性高分子フィルムの分子配向と略
平行にクレイズを発生させ、光反射性基材と貼り合わせ
た後、前記クレイズ部分に光吸収性物質を付与すること
を特徴とする請求項9記載の反射型スクリーンの製造方
法。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8208875A JPH1039418A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 反射型スクリーンおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039418A true JPH1039418A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16563570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8208875A Pending JPH1039418A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 反射型スクリーンおよびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
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