JP2007057866A - 反射型巻取式スクリーン及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基材と映像反射部分とを強固に接合でき、端面からの剥離や損傷を抑制することが可能な反射型スクリーンの提供。
【解決手段】 映像反射部分となるスクリーン本体11と該スクリーン本体11の裏側に積層される巻取用基材13とが固着樹脂層17を介して固着されており、前記スクリーン本体11の端面11cの少なくとも一部が固着樹脂層17に埋め込まれている反射型巻取式スクリーン10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基材に映像反射部分が積層されてなる反射型巻取式スクリーン及びその製造方法に関する。
従来の反射型スクリーンとして、織布などの基材の上に、映像を反射するための映像反射部分を塗工や貼合などによって積層したものが知られている。
例えば特許文献1、2には、映像反射部分となる光拡散層と基材とを、軟質PVC同士の熱プレスにより積層一体化した映写スクリーンが記載されている。
特許文献3には、基材上に光拡散性インキ層が印刷塗布により形成され、さらに光拡散性インキ層の上に、偏光シート層及び光拡散シート層が粘着剤層を介して順次積層された反射型映写スクリーンが記載されている。
特許第2884905号公報 特許第3047575号公報 特許第2953289号公報
基材に映像反射部分を積層した反射型スクリーンでは、映像反射部分の端面と基材の表面との間に段差が生じるため、この段差をきっかけにして剥がれたり、傷ついたりすることがある。特に、スクリーンの高機能化のため、映像反射部分を多層の積層体から構成して映像反射部分の厚みが増大すると、段差も大きくなって剥離や損傷の原因になりやすくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基材と映像反射部分とを強固に接合でき、映像反射部分の端面からの剥離や損傷を抑制することが可能な反射型スクリーン及びその製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、映像反射部分となるスクリーン本体と該スクリーン本体の裏側に積層される巻取用基材とが固着樹脂層を介して固着されており、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部が前記固着樹脂層に埋め込まれていることを特徴とする反射型巻取式スクリーンを提供する。
本発明の反射型巻取式スクリーンにおいては、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部が、前記スクリーン本体の全周にわたって前記固着樹脂層に埋め込まれていることが好ましい。
前記スクリーン本体の表面と前記固着樹脂層の表面とは、同一面上にあることが好ましい。
前記スクリーン本体としては、透明な樹脂中に光吸収材を分散してなる表面層と、透明な樹脂中に光拡散粒子を分散してなる光拡散層と、反射層とを少なくとも備えた積層体であり、前記光拡散層が前記表面層と前記反射層との間に積層されており、前記表面層が多数の凹部をランダムな配置で表面に有するものを採用することができる。
また本発明は、映像反射部分となるスクリーン本体と該スクリーン本体の裏側に積層される巻取用基材との間に、溶融樹脂膜を押出ラミネートして、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部を前記溶融樹脂膜に埋め込んだのち、前記溶融樹脂膜の冷却固化によって前記スクリーン本体と前記巻取用基材とを固着する固着樹脂層を形成することを特徴とする反射型巻取式スクリーンの製造方法を提供する。
本製造方法においては、前記押出ラミネートに先立ち、剥離性を有する長尺のシートの上に、前記シートの長さ方向に沿って複数のスクリーン本体を相互に離間した状態で並べて積層し、前記スクリーン本体の表面が前記シートに密着した状態で前記溶融樹脂膜の押出ラミネートを行うことにより、前記スクリーン本体の全周にわたって、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部を前記溶融樹脂膜に埋め込むことができる。
本発明によれば、スクリーン本体と巻取用基材とが固着樹脂層を介して強固に固着され、しかも、スクリーン本体の端面の少なくとも一部が固着樹脂層に埋め込まれることにより、スクリーン本体の裏面の周縁が固着樹脂層で保護され、段差が埋められるので、スクリーン本体の端面からの剥離や損傷を抑制することができる。
スクリーン本体の端面の固着樹脂層への埋め込みが、スクリーン本体の全周にわたってなされた場合、スクリーン本体の裏面の全周縁が固着樹脂層で保護されるので、スクリーン本体の剥離や損傷を一層確実に抑制することができる。
スクリーン本体の表面と固着樹脂層の表面とが同一面上にある場合、スクリーン本体の表面と固着樹脂層との間に段差が生じず、しかもスクリーンを前面から見たときに同じ厚さに見えるので、見栄えがよく、しかもスクリーン本体の表面の周縁を固着樹脂層で保護することができる。
スクリーン本体として、透明な樹脂中に光吸収材を分散してなる表面層と、透明な樹脂中に光拡散粒子を分散してなる光拡散層と、反射層とを少なくとも備えた積層体であり、前記光拡散層が前記表面層と前記反射層との間に積層されており、前記表面層が多数の凹部をランダムな配置で表面に有するものを採用した場合、表面層の光吸収材及びランダムな凹部によりカラーシフト現象の抑制とコントラストの改善を図ることができる。
スクリーン本体と巻取用基材との間に溶融樹脂膜を押出ラミネートしたのち冷却固化することにより固着樹脂層を形成する場合、固着樹脂層へのスクリーン本体の埋め込みが容易かつ確実に実現でき、しかも高い固着強度が得られる。
押出ラミネートに先立ち、スクリーン本体の表面が剥離性を有するシートに密着した状態で溶融樹脂膜の押出ラミネートを行う場合、スクリーン本体の裏面の全周縁が固着樹脂層で保護されたスクリーンを容易に連続生産することができる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の反射型巻取式スクリーン及びその製造方法の一形態例を示す図面であり、図1(a)は押出ラミネートによる反射型巻取式スクリーンの製造工程を示す説明図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿う断面図、図1(c)は本形態例の反射型巻取式スクリーンの正面図、図1(d)は図1(c)のB−B線に沿う断面図である。
図1(c)及び図1(d)に示すように、本形態例の反射型巻取式スクリーン10(以下、単にスクリーンということがある。)は、映像反射部分となるスクリーン本体11と、巻取用基材13と、固着樹脂層17とを有し、スクリーン本体11と巻取用基材13とが固着樹脂層17を介して固着されている。
スクリーン本体11は、反射型のスクリーンにおいて投影された映像の光を反射する部分であり、本発明においてスクリーン本体11の構成は特に限定されない。スクリーン本体11の構成の例としては、例えば図3、図4に示すものがあげられる。図3に示すスクリーン本体11は、透明な樹脂中に黒色顔料などの光吸収材3を分散した表面層2と、透明基材1と、透明な樹脂中に光拡散粒子9を分散してなる光拡散層7と、反射層6を有する支持体フィルム5とがこの順で積層されたものである。図4に示すスクリーン本体11は、さらに光拡散層7中に黒色顔料などの光吸収材8を分散したものである。
透明基材1としては、透明な樹脂からなるフィルムや柔軟なシートなどを用いることができる。透明基材1を構成する透明樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート等のポリエステル、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂などが挙げられる。なかでも、トリアセチルセルロース、ポリエステルが好ましい。透明樹脂からなる透明基材1は、延伸されたものでも未延伸のものでもよい。二軸延伸されていると強度的に優れたものとなり好ましい。液晶プロジェクターによる投影に用いる場合は、透明樹脂のレターデーションにより不本意な着色が発生することがある。これを避ける観点からは、未延伸フィルムや一軸延伸フィルム、特に、トリアセチルセルロースフィルムや一軸延伸のポリエステルフィルムが特に好適に使用できる。透明基材1の厚みは、透明基材1の材質やスクリーン10の使用条件にもよるが、20〜200μm程度が好ましい。
なお、図3及び図4では、表面層2が透明基材1と積層され、光学フィルム4を構成する場合を示しているが、スクリーンの巻き取りやすさの観点からは、図5(b)に示すように透明基材1を省略して、表面層2と光拡散層7とを直接積層することが好ましい。特に図示しないが、透明基材1を省略した場合に、さらに光拡散層7中に黒色顔料などの光吸収材8を分散しても構わない。
表面層2に用いる透明な樹脂としては、表面の凹部を賦型フィルムの表面起伏の転写によって形成する場合、熱硬化性樹脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂などの硬化型樹脂が好ましい。これらの硬化型樹脂のうち、樹脂硬化のための設備が簡単で作業性に優れることから、紫外線硬化型樹脂が好ましい。紫外線硬化型樹脂としては、光重合性を有するプレポリマー及び/又はモノマーに、必要に応じて他の単官能性又は多官能性モノマー、各種ポリマー、光重合開始剤、増感剤等を配合したものを用いることができる。ここで、光重合性プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリエステルウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリオールアクリレートなどが挙げられる。光重合性モノマーとしては単官能性アクリレート、二官能性アクリレート、三官能性以上のアクリレート等が挙げられる。光重合性を有するプレポリマー又はモノマーとしては、上記のほかにホスファゼン系樹脂も好適に用いられる。光重合開始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインエーテル、ベンジルケタール類、チオキサントン類などが挙げられる。増感剤としては、アミン類、ジエチルアミノエチルメタクリレート等が挙げられる。
熱硬化性樹脂及び電子線硬化型樹脂としては、上記の紫外線硬化型樹脂と同様なものが用いられる。ただし、電子線硬化型樹脂は重合開始剤を添加する必要がない。
表面層2に分散される光吸収材3としては、カーボンブラック、黒鉛、アニリンブラック、シアニンブラックなどの黒色顔料の粒子を使用することが好ましい。これらの黒色顔料は完全な黒色であることが好ましいが、部屋の照明やスクリーンに投影される映像等の使用条件によっては、多少着色されていてもよい。上記黒色顔料の中では、特にカーボンブラックが好適である。光吸収材3に用いられる黒色顔料の粒子径は、0.1〜5μmが好ましく、0.2〜0.5μmがより好ましい。表面層2の中に上記の光吸収材3を分散することにより、表面層2の表面に形成された凹凸で反射されないで内部に侵入した外部光が吸収され、散乱や反射により再び表面層2の外に出て来る外部光が低減されるので、コントラストを向上することができる。
表面層2には、多数の凹部をランダムな配置で表面に有することが好ましい。表面層2の表面の凹部を形成する方法は、エンボスロールなどを利用することもできるが、賦型フィルムの表面起伏のパターンの転写による方法が好ましい。表面層2の表面の凹部を形成するための賦型フィルムとしては、表面にビーズなどの粒子が多数ランダムに配置されたものが好ましい。賦型フィルムの表面には、シリコーン樹脂等の塗布などにより、剥離処理を施すことが好ましい。ただし、表面層2を構成する透明な樹脂が剥離しやすい場合には、賦型フィルムの剥離処理を省略することもできる。賦型フィルムは、スクリーンが使用される直前まで取り外さず、そのまま保護フィルムとして利用することもできる。このため、エンボスロールなどを利用して表面層2の凹部を形成した後に保護フィルムを貼り合わせる方法に比べて、工程数を減らして生産性の向上、製造コストの低減に寄与することができる。
賦型フィルムを用いて表面層2を形成する方法としては、透明な樹脂に光吸収材3を配合した未硬化の組成物を賦型フィルムの表面に塗布したのち硬化させる方法、前記未硬化の組成物を透明基材1に塗布したのち、前記未硬化の組成物の表面に賦型フィルムを貼り合わせ、硬化させる方法などが挙げられる。前記未硬化の組成物の硬化は、賦型フィルムを貼り合わせた状態で、硬化型樹脂の種類に応じて、熱、紫外線、電子線などを作用させることにより行う。表面層2の凹部は、開口幅及び/又は深さの最大値が0.01〜1μmの小さな凹部と、前記最大値が10〜30μmの大きな凹部が混在していることが好ましい。小さな凹部と大きな凹部の混在比は、開口面積比で20:80〜80:20が好ましい。また、すべての凹部による開口面積が表面層2の表面の面積の50%以上であることが好ましい。このようにして、表面に小さい凹部と大きい凹部とがランダムに混在した表面層2を形成すると、凹部の配置に規則性が生じることを防止し、樹脂層における光の干渉によるカラーシフトや不要な着色を抑制することができる。
光拡散層7に用いられる透明な樹脂としては、特に制限はなく、透明であれば、熱可塑性樹脂でも、硬化型樹脂でもよい。硬化型樹脂としては、表面層2に用いる硬化型樹脂と同様なものが例示される。透明性の観点からは、アクリル系共重合体が好適に用いられる。光拡散層7に硬化型樹脂を用いる場合、表面層2に用いる硬化型樹脂と必ずしも同一のものである必要はなく、それぞれ異なる種類のものを用いてもよい。光拡散層7を形成する手順は特に限定されず、例えば、光拡散層7を形成する樹脂を、支持体フィルム5上に形成された反射層6の上に塗布して硬化させることによって行うことができる。また、賦型フィルムの表面に表面層2を形成する樹脂を塗布した上に、さらに、光拡散層7を形成する樹脂を塗布することにより、表面層2と光拡散層7とを一括して形成することも可能である。
光拡散層7中に配合される光拡散粒子9としては、ガラスや樹脂などからなる、透明なビーズや粒子が使用可能である。光拡散粒子9の形状は、不定形、球形、ラグビーボール状、扁平状、鱗片状など、特に限定されない。光拡散粒子9は、粒子径が約1〜20μmの範囲にあるものが好適である。光拡散層7には、任意に、光吸収材8を分散させることができる。光拡散層7に光吸収材8を入れる場合、表面層2に分散される光吸収材3と同様なものを使用することができるが、必ずしも同一のものである必要はなく、それぞれ異なる種類のものを用いてもよい。
反射層6は、光を反射する機能を付与するため、銀(Ag)やアルミニウム(Al)などの金属蒸着層、金属粉や鱗片状無機物などの反射材を配合した樹脂層等により構成される。支持体フィルム5としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート等のポリエステル、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂などからなる樹脂フィルムが挙げられる。支持体フィルム5は、透明、半透明、不透明のいずれでもよい。
本形態例のスクリーン10では、図1(d)に示すように、巻取用基材13はスクリーン本体11よりも幅が広く、スクリーン本体11の左右両側において、スクリーン本体11の端面11cが固着樹脂層17に埋め込まれている。これにより、スクリーン本体11と巻取用基材13とが固着樹脂層17を介して強固に固着される。また、スクリーン本体11の裏面11bの周縁11dが固着樹脂層17で覆われて保護され、スクリーン本体11の端面11cの段差が埋められるので、スクリーン本体11の端面11cからの剥離や損傷を抑制することができる。
巻取用基材13としては、巻き取りが可能な柔軟性と、スクリーン本体11の保護に十分な強度や耐久性を有するものであれば、特に限定はなく、ポリエチレン等の樹脂シート、天然繊維や合成繊維等からなる織布又は不織布が挙げられる。巻取用基材13の厚さは特に限定されないが、例えば100〜1000μmとすることができる。また、巻取用基材13の色や透明性についても特に限定はないが、白色、灰色、黒色などの無彩色が好ましい。
固着樹脂層17としては、例えばポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン系樹脂が挙げられる。スクリーン本体11の端面11cが固着樹脂層17に埋め込まれるように固着樹脂層17を形成する方法としては、図1(a)に示すように、スクリーン本体11と巻取用基材13との間に溶融樹脂膜12を押出ラミネートしたのち冷却固化する方法が挙げられる。
図1(a)に示す押出ラミネート装置は、押出機(図示略)中で溶融された溶融樹脂を広幅(図1(a)の紙面に垂直な方向がTダイの幅方向である。)の膜状に押し出すTダイ14と、長尺のスクリーン本体11を支持する第1のロール15と、長尺の巻取用基材13を支持する第2のロール16とを備える。Tダイ14から流下する熱溶融状態の溶融樹脂膜12は、一方の面から巻取用基材13に接触したのち、他方の面からスクリーン本体11に接触する。そして、図1(b)に示すように、スクリーン本体11と溶融樹脂膜12と巻取用基材13とが2つのロール15、16間に挟まれて圧着される。このとき、スクリーン本体11が裏面11bの側から溶融樹脂膜12に埋め込まれ、これと同時に、第1のロール15の表面によってスクリーン本体11の表面11aと溶融樹脂膜12の表面とが同一面上となるように溶融樹脂膜12が成形される。さらに溶融樹脂膜12が冷却固化することにより、固着樹脂層17が形成される。固着樹脂層17の形成後、スクリーン本体11と固着樹脂層17と巻取用基材13とからなる長尺の積層体を適当な長さごとに切断することにより、図1(c)に示すようなスクリーン10が連続的に得られる。
第1のロール15としては、溶融樹脂膜12が接触する表面をステンレス等の金属から構成し、内部に冷却水などによる冷却装置を備える冷却ロールを用いることが好ましい。また、第2のロール16としては、少なくとも表面を、シリコーンゴムなどの耐熱性および樹脂からの剥離性に優れた材料から構成したものが好ましい。押出ラミネートに際しては、溶融樹脂膜12や巻取用基材13等の少なくとも接着される側の表面に対して、オゾン処理、コロナ処理、プラズマ処理など接着性を向上する表面処理を施すことが望ましい。なお、図1(a)では賦型フィルムを剥離したスクリーン本体11を用いた例を図示したが、賦型フィルムや他の保護フィルム、シート等をスクリーン本体11の表面11aに積層したまま押出ラミネートを行うことも可能である。
以上のように押出ラミネートによって固着樹脂層17を形成することにより、一連の作業にてスクリーン本体11及び巻取用基材13との積層一体化を行うことができるので、固着樹脂層17へのスクリーン本体11の埋め込みが容易かつ確実に実現できる。また、溶融樹脂膜12がスクリーン本体11及び巻取用基材13と圧着された状態から直ちに冷却固化して固着樹脂層17を形成することにより、高い固着強度が得られる。押出ラミネートは連続生産に適しているので、生産性に優れ、製造コストを低減できる。
しかも、図1(d)に示すように、スクリーン本体11の表面11aと固着樹脂層17の表面17aとが同一面上にあるスクリーン10を製造できる。このようなスクリーン10によれば、スクリーン本体11の表面11aと固着樹脂層17の表面17aとの間に段差が生じず、しかもスクリーン10を正面から見たときにスクリーン本体11の部分と固着樹脂層17が見える周縁の部分とが同じ厚さに見えるので、見栄えがよい。しかもスクリーン本体11の表面11aの周縁11eが固着樹脂層17で保護されるので、スクリーン本体11の端面11cの損傷をより効果的に抑制することができる。
なお、固着樹脂層17の形成方法は、押出ラミネートに限定されるものではなく、この他、巻取用基材13にホットメルト接着剤などの接着剤を塗布したのちスクリーン本体11を接着し、さらに均一に押圧してスクリーン本体11を裏面11b側から接着剤中に沈め、スクリーン本体11の端面11cの少なくとも一部を埋め込む方法などによっても行うことができる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
図2は、本発明の反射型巻取式スクリーン及びその製造方法の改変例を示す図面であり、図2(a)は押出ラミネートによるスクリーンの製造工程を示す説明図、図2(b)は図2(a)のC−C線に沿う断面図、図2(c)はスクリーンの正面図、図2(d)は図2(c)のD−D線に沿う断面図である。
図2(c)及び図2(d)に示すように、本形態例では、映像反射部分となるスクリーン本体11と、巻取用基材13と、固着樹脂層17とを有するスクリーン10の表面に、剥離性を有するシート21が密着して剥離性シート付きスクリーン20となっている状態を示す。剥離性シート21としては、上述の賦型フィルムの他、適宜の保護フィルムやシートなどを利用することができる。剥離性シート21は、スクリーンが使用される直前まで取り外さず、そのまま保護フィルムとして利用することもできる。また、スクリーン10を正面から見たとき、スクリーン本体11の上下左右、すなわち四方において、スクリーン本体11の端面11cが固着樹脂層17に埋め込まれている。このように、スクリーン本体11の端面11cの固着樹脂層17への埋め込みが、スクリーン本体11の全周にわたってなされた場合、スクリーン本体11の裏面11bの周縁11dが全周にわたって固着樹脂層17で覆われ、保護されるので、スクリーン本体11の剥離や損傷を、一層確実に抑制することができる。
このようにスクリーン本体11の端面11cが全周にわたって固着樹脂層17に埋め込まれたスクリーン10を押出ラミネートによって連続的に製造するには、図2(a)に示すように、押出ラミネートに先立ち、長尺の剥離性シート21の上に、当該剥離性シート21の長さ方向に沿って複数のスクリーン本体11、11、…を間隔22で相互に離間した状態で並べ、図2(b)に示すように、スクリーン本体11の表面が剥離性シート21に密着した状態で溶融樹脂膜12の押出ラミネートを行う方法を用いることができる。
剥離性シート21に密着させるスクリーン本体11、11、…としては、製品であるスクリーン10のサイズに合わせて、あらかじめ切断したものを用意する。スクリーン本体11の平面形状は、正方形又は長方形の矩形に限らず、円形、楕円形、六角形や八角形などの多角形、あるいは、矩形や多角形の隅部を丸みや直線等で切り落とした形状など、所望の平面形状を採用することが可能である。
剥離性シート21の表面には、シリコーン樹脂等の塗布などにより、剥離処理を施すことが好ましい。ただし、溶融樹脂膜12に対して剥離性シート21が剥離しやすい場合には、剥離性シート21の剥離処理を省略することもできる。剥離性シート21及び巻取用基材13の幅は、スクリーン本体11の幅(剥離性シート21に送り方向に垂直な方向で測定される最大の幅)よりも幅が広いものが用いられる。表面に凸部を有する賦型フィルムを剥離性シート21としても用いる場合、溶融樹脂膜12の表面に接する部分に表面の凸部が形成されていても構わないが、固着樹脂層17の表面17aに凹部を形成する必要はないので、表面の凸部を形成しないことが好ましい。
押出ラミネートの方法は、先に図1を参照して説明した方法と同様に実施することができる。ただし、改変例では、第1のロール15と溶融樹脂膜12との間に剥離性シート21が介在することになる。溶融樹脂膜12の冷却固化により固着樹脂層17が形成された後、剥離性シート21とスクリーン本体11と固着樹脂層17と巻取用基材13とからなる長尺の積層体を、スクリーン本体11、11の間隔22の中央付近で切断することにより、図2(c)に示すような剥離性シート付きスクリーン20が連続的に得られる。
押出ラミネート法によれば、図2(d)に示すように、スクリーン本体11の表面11aと固着樹脂層17の表面17aとが同一面上にあるスクリーン10を製造できる。このようなスクリーン10によれば、スクリーン本体11の表面11aと固着樹脂層17の表面17aとの間に段差が生じず、しかもスクリーン10を正面から見たときにスクリーン本体11の部分と固着樹脂層17が見える周縁の部分とが同じ厚さに見えるので、見栄えがよい。しかもスクリーン本体11の表面11aの周縁11eが固着樹脂層17で保護されるので、スクリーン本体11の端面11cの損傷をより効果的に抑制することができる。
なお、固着樹脂層17の形成方法は、押出ラミネートに限定されるものではなく、この他、巻取用基材13にホットメルト接着剤などの接着剤を塗布したのちスクリーン本体11を接着し、さらに均一に押圧してスクリーン本体11を裏面11b側から接着剤中に沈め、スクリーン本体11の端面11cの少なくとも一部を埋め込む方法などによっても行うことができる。
図2に示す改変例によれば、スクリーン本体11の端面11cが全周にわたって固着樹脂層17で保護されたスクリーン10が得られるので、スクリーン本体11の端面11cからの剥離や損傷を一層確実に抑制することができる。また、スクリーン本体11の周囲が全周にわたって固着樹脂層17の表面17aによって縁取られるので、見やすいスクリーンとなる。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
(賦型フィルムAの作製)
粒子径が2〜5μmの範囲にあるシリカビーズ(ビーズ小)と、粒子径が10〜30μmの範囲にあるシリカビーズ(ビーズ大)とからなる、粒子径の異なる2種類の粒子を未硬化の熱硬化型アクリル樹脂に分散してマット材形成用塗工液を調合し、該塗工液をリバース工法にてポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製PETフィルム、A4300、厚さ50μm)の表面に塗布した後、120℃、3分間で熱硬化させることにより、表面に高さが異なる凸形状の山がランダムに配置された賦型フィルムAを作製した。ここで、賦型フィルムAの表面に形成されたマット材の厚みは約20μmとした。マット材の表面には、剥離性の向上のため、0.2μm厚さでシリコーンコートを施した。
(表面層形成用樹脂の調製)
硬化型樹脂として、アクリル酸エステル共重合体(綜研化学株式会社製、SW−11A)に光重合開始剤(チバスペシャリティケミカル株式会社製、イルガキュア184)を添加したものを用い、この硬化型樹脂に対して、光吸収材3となる黒色顔料として粒子径が0.2〜0.5μmのカーボンブラックを0.1重量%の比で添加し、均一に撹拌混合することにより、表面層2を形成する表面層形成用樹脂を調製した。
(光拡散層形成用樹脂の調製)
アクリル共重合体系粘着剤(サイデン化学株式会社製、サイビノールAT−192)にポリイソシアネート系架橋剤(綜研化学株式会社製、硬化剤L−45)を添加し、さらに光拡散粒子9として粒子径が1〜10μmのシリコーン系透明樹脂からなる光散乱粒子を固形分比率にて5重量%添加し、均一に撹拌混合することにより、光拡散層7を形成する光拡散層形成用樹脂を調製した。
(表面層2及び光拡散層7の形成)
前記表面層形成用樹脂を賦型フィルムAに流延塗布し、さらにその上に、前記光拡散層形成用樹脂を流延塗布し、100℃、10分間加熱して光拡散層形成用樹脂を硬化させることにより、粘着性を有する光拡散層7と賦型フィルムAとの間に未硬化の表面層2を有する積層体Bを作製した。ここで、表面層2の形成厚さは35μm、光拡散層7の形成厚さは16μmとした。
(スクリーン本体11の作製)
支持体フィルム5(東レ株式会社製PETフィルム、ルミラーX−42T、厚さ50μm)の片面にアルミニウム蒸着を施すことにより、厚さ900Å(=90nm)のアルミニウム蒸着膜からなる金属蒸着層(反射層6)を形成し、図5(a)に示すように、この蒸着面に前記積層体Bの光拡散層7を貼合したのち、賦型フィルムA側から300mJの紫外線を照射して表面層2を硬化させた。表面層2の硬化後、賦型フィルムAを剥離することにより、スクリーン本体11を作製した(図5(b)参照)。
(スクリーン10の作製)
HDPE製マルチフィラメントの織布(タイレ株式会社製、厚さ約250μm)の片面に、オレフィン系樹脂(株式会社プライムポリマー製LLDPE、1014T)を320℃で溶融押出し、60μm厚みの樹脂層を貼合したものを巻取用基材13として用意した。その後、当該巻取用基材13の織布側の面に、同じオレフィン系樹脂(株式会社プライムポリマー製LLDPE、1014T)を320℃で溶融押出しつつ、スクリーン本体11の支持体フィルム5と積層することにより、60μm厚み(スクリーン本体11の裏面11bに接する部分の厚み)の固着樹脂層17を介してスクリーン本体11と織布とが貼合された反射型巻取式スクリーン10を作製した。本実施例による反射型巻取式スクリーン10では、織布に対するスクリーン本体11の密着強度は9.86N/インチであった(ただし1インチ=約2.54cm)。
比較例として、上記実施例と同様のスクリーン本体11及び織布を用意し、樹脂の溶融押出の代わりに、粘着剤を塗工してスクリーン本体11を織布に固定したところ、織布に対するスクリーン本体11の密着強度は0.08N/インチにとどまった。
本発明は、各種プロジェクター等による投影画像表示のためのスクリーン及びその製造に利用することができる。
本発明の反射型巻取式スクリーン及びその製造方法の一形態例を示す図面であり、(a)は押出ラミネートによるスクリーンの製造工程を示す説明図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図、(c)はスクリーンの正面図、(d)は(c)のB−B線に沿う断面図である。 本発明の反射型巻取式スクリーン及びその製造方法の改変例を示す図面であり、(a)は押出ラミネートによるスクリーンの製造工程を示す説明図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図、(c)はスクリーンの正面図、(d)は(c)のD−D線に沿う断面図である。 スクリーン本体の層構成の一例を示す断面図である。 スクリーン本体の層構成の他の例を示す断面図である。 (a)実施例におけるスクリーン本体の製造工程を説明する断面図である。(b)実施例におけるスクリーン本体の層構成を示す断面図である。
符号の説明
2…表面層、3…表面層中の光吸収材、6…反射層、7…光拡散層、9…光拡散粒子、10…スクリーン(反射型巻取式スクリーン)、11…スクリーン本体、11a…スクリーン本体の表面、11b…スクリーン本体の裏面、11c…スクリーン本体の端面、11d…スクリーン本体の裏面の周縁、11e…スクリーン本体の表面の周縁、12…溶融樹脂膜、13…巻取用基材、14…Tダイ、15…第1のロール、16…第2のロール、17…固着樹脂層、17a…固着樹脂層の表面、20…剥離性シート付きスクリーン、21…剥離性を有するシート、22…スクリーン本体の間隔。

Claims (6)

  1. 映像反射部分となるスクリーン本体と該スクリーン本体の裏側に積層される巻取用基材とが固着樹脂層を介して固着されており、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部が前記固着樹脂層に埋め込まれていることを特徴とする反射型巻取式スクリーン。
  2. 前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部が、前記スクリーン本体の全周にわたって前記固着樹脂層に埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の反射型巻取式スクリーン。
  3. 前記スクリーン本体の表面と前記固着樹脂層の表面とが同一面上にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の反射型巻取式スクリーン。
  4. 前記スクリーン本体は、透明な樹脂中に光吸収材を分散してなる表面層と、透明な樹脂中に光拡散粒子を分散してなる光拡散層と、反射層とを少なくとも備えた積層体であり、前記光拡散層が前記表面層と前記反射層との間に積層されており、前記表面層が多数の凹部をランダムな配置で表面に有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の反射型巻取式スクリーン。
  5. 映像反射部分となるスクリーン本体と該スクリーン本体の裏側に積層される巻取用基材との間に、溶融樹脂膜を押出ラミネートして、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部を前記溶融樹脂膜に埋め込んだのち、前記溶融樹脂膜の冷却固化によって前記スクリーン本体と前記巻取用基材とを固着する固着樹脂層を形成することを特徴とする反射型巻取式スクリーンの製造方法。
  6. 前記押出ラミネートに先立ち、剥離性を有する長尺のシートの上に、前記シートの長さ方向に沿って複数のスクリーン本体を相互に離間した状態で並べて積層し、前記スクリーン本体の表面が前記シートに密着した状態で前記溶融樹脂膜の押出ラミネートを行うことにより、前記スクリーン本体の全周にわたって、前記スクリーン本体の端面の少なくとも一部を前記溶融樹脂膜に埋め込むことを特徴とする請求項5に記載の反射型巻取式スクリーンの製造方法。
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