JPH1039336A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶表示装置Info
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- JPH1039336A JPH1039336A JP19758296A JP19758296A JPH1039336A JP H1039336 A JPH1039336 A JP H1039336A JP 19758296 A JP19758296 A JP 19758296A JP 19758296 A JP19758296 A JP 19758296A JP H1039336 A JPH1039336 A JP H1039336A
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- crystal display
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/136—Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit
- G02F1/1362—Active matrix addressed cells
- G02F1/136209—Light shielding layers, e.g. black matrix, incorporated in the active matrix substrate, e.g. structurally associated with the switching element
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開口率が高く、且つ表示品位に優れたアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のアクティブマトリクス型液晶表
示装置のアレイ基板は、以下の様に構成される。透明絶
縁基板30上に信号線33が配列され、走査線38は信
号線33と直交する様に配列される。信号線33と走査
線38により区画される領域の上方には層間絶縁膜を介
して画素電極44がマトリクス状に配置される。信号線
33と走査線38の各交点付近には薄膜トランジスタ2
1が形成され、そのドレイン電極40には信号線33
が、ソース電極31にはコンタクトホール43を介して
画素電極44が、ゲート電極37には走査線38が、そ
れぞれ接続される。信号線33に沿って信号線の上方に
は、絶縁膜を介してシールド電極39が配置され、シー
ルド電極39は隣接する走査線38bに接続される。
ィブマトリクス型液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のアクティブマトリクス型液晶表
示装置のアレイ基板は、以下の様に構成される。透明絶
縁基板30上に信号線33が配列され、走査線38は信
号線33と直交する様に配列される。信号線33と走査
線38により区画される領域の上方には層間絶縁膜を介
して画素電極44がマトリクス状に配置される。信号線
33と走査線38の各交点付近には薄膜トランジスタ2
1が形成され、そのドレイン電極40には信号線33
が、ソース電極31にはコンタクトホール43を介して
画素電極44が、ゲート電極37には走査線38が、そ
れぞれ接続される。信号線33に沿って信号線の上方に
は、絶縁膜を介してシールド電極39が配置され、シー
ルド電極39は隣接する走査線38bに接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マトリクス状に
配列された各画素電極毎にスイッチング素子として薄膜
トランジスタ(Thin Film Transister、以下、TFTと
呼ぶ)を備えたアクティブマトリクス型液晶示装置に関
する。
配列された各画素電極毎にスイッチング素子として薄膜
トランジスタ(Thin Film Transister、以下、TFTと
呼ぶ)を備えたアクティブマトリクス型液晶示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、高密度、大容量等の特
性に優れ、OA機器などのディスプレイとして広く使用
されているが、更に、高機能化、高精細化などを目指し
て開発が進められている。液晶表示装置のうち、各画素
毎にスイッチング素子としてTFTを備えたアクティブ
マトリクス型液晶表示装置は、隣接する画素間でのクロ
ストークが無く、高コントラスト表示を得られ、透過型
表示が可能であり、且つ大容量化も容易である等の優れ
た性能を備えているので、従来から広く使用されてい
る。
性に優れ、OA機器などのディスプレイとして広く使用
されているが、更に、高機能化、高精細化などを目指し
て開発が進められている。液晶表示装置のうち、各画素
毎にスイッチング素子としてTFTを備えたアクティブ
マトリクス型液晶表示装置は、隣接する画素間でのクロ
ストークが無く、高コントラスト表示を得られ、透過型
表示が可能であり、且つ大容量化も容易である等の優れ
た性能を備えているので、従来から広く使用されてい
る。
【0003】アクティブマトリクス型液晶表示装置の基
本構成は、アレイ基板、対向基板、及び両基板の間に封
入された液晶物質層から成る。アレイ基板は、ガラスな
どの透明絶縁基板の上に、信号線とこれに直交する走査
線が格子状に配列され、走査線と信号線との交差部の付
近にTFTが形成され、信号線と走査線によって区画さ
れる領域の上方に絶縁膜を介して画素電極が配置された
もので、通常、TFTのソース電極には画素電極が、ド
レイン電極には信号線が、ゲート電極には走査線がそれ
ぞれ接続される。対向基板は、ガラスなどの透明な絶縁
性の基板の上の全面に、着色層などを介して形成された
対向電極を備えている。また、アクティブマトリクス型
液晶表示装置では、透過型の表示が一般的であり、この
場合、アレイ基板の背面に光源が配置される。
本構成は、アレイ基板、対向基板、及び両基板の間に封
入された液晶物質層から成る。アレイ基板は、ガラスな
どの透明絶縁基板の上に、信号線とこれに直交する走査
線が格子状に配列され、走査線と信号線との交差部の付
近にTFTが形成され、信号線と走査線によって区画さ
れる領域の上方に絶縁膜を介して画素電極が配置された
もので、通常、TFTのソース電極には画素電極が、ド
レイン電極には信号線が、ゲート電極には走査線がそれ
ぞれ接続される。対向基板は、ガラスなどの透明な絶縁
性の基板の上の全面に、着色層などを介して形成された
対向電極を備えている。また、アクティブマトリクス型
液晶表示装置では、透過型の表示が一般的であり、この
場合、アレイ基板の背面に光源が配置される。
【0004】アクティブマトリクス型液晶表示装置にお
いて、画像の表示は、概略、以下の様に行われる。信号
線に映像信号を印加するとともに、走査線に表示画面の
上方から順に行毎に選択パルスを印加する、これによっ
て信号線に印加された映像信号が選択された画素電極に
書き込まれる。液晶の光透過率は画素電極と対向電極と
間の電位差に応じて変化するので、画素電極に書き込ま
れる映像信号(電圧)を画素電極毎に制御することによ
って、アレイ基板の背面からの透過光量が変化して画像
が表示される。
いて、画像の表示は、概略、以下の様に行われる。信号
線に映像信号を印加するとともに、走査線に表示画面の
上方から順に行毎に選択パルスを印加する、これによっ
て信号線に印加された映像信号が選択された画素電極に
書き込まれる。液晶の光透過率は画素電極と対向電極と
間の電位差に応じて変化するので、画素電極に書き込ま
れる映像信号(電圧)を画素電極毎に制御することによ
って、アレイ基板の背面からの透過光量が変化して画像
が表示される。
【0005】以上の様な透過型のアクティブマトリクス
型液晶表示装置においては、アレイ基板の背面に配置さ
れた光源からの光を有効に利用するため、一画素当たり
の面積に対する、光が透過可能な領域の割合(以下、開
口率と呼ぶ)をできるだけ大きくすることが要求され
る。
型液晶表示装置においては、アレイ基板の背面に配置さ
れた光源からの光を有効に利用するため、一画素当たり
の面積に対する、光が透過可能な領域の割合(以下、開
口率と呼ぶ)をできるだけ大きくすることが要求され
る。
【0006】そこで、例えば、特開平6−130416
号公報に記載されている様に、TFT、走査線及び信号
線などの上を覆う様に層間絶縁膜を堆積し、この層間絶
縁膜上に画素電極を、その周縁部が走査線及び信号線の
一部に重なる様に配置する構造が広く採用されている。
この様な構造を採用した場合、画素電極を比較的大きな
面積で形成することができるとともに、走査線と信号線
で囲まれた領域によって開口部が構成されるので、画素
電極と走査線の間、及び画素電極と信号線の間の領域の
上方に当たる対向基板上に、それまで設けられていたブ
ラックマトリックスが不要となり、開口率を向上させる
ことができる。
号公報に記載されている様に、TFT、走査線及び信号
線などの上を覆う様に層間絶縁膜を堆積し、この層間絶
縁膜上に画素電極を、その周縁部が走査線及び信号線の
一部に重なる様に配置する構造が広く採用されている。
この様な構造を採用した場合、画素電極を比較的大きな
面積で形成することができるとともに、走査線と信号線
で囲まれた領域によって開口部が構成されるので、画素
電極と走査線の間、及び画素電極と信号線の間の領域の
上方に当たる対向基板上に、それまで設けられていたブ
ラックマトリックスが不要となり、開口率を向上させる
ことができる。
【0007】図9に、上記の構造を備えた従来のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置の一例を示す。この図は
信号線を横断する方向の断面図である。アレイ基板7
は、ガラス基板2の上に信号線3、走査線(図示せず)
及びTFT(図示せず)が形成され、それらの上に層間
絶縁膜5を介して画素電極6が形成されている。対向基
板8は、ガラス基板9の上に赤、緑、青の3色の領域か
らなる着色層10が形成され、その上に、対向電極11
が全面に渡って形成されている。液晶表示装置は、アレ
イ基板7と対向基板8の互いに対向する面に、それぞ
れ、配向膜12、13を塗布してラビング処理の後、組
立ててセル化し、その間隙部にネマティック型液晶14
を封入することによって作成される。
ィブマトリクス型液晶表示装置の一例を示す。この図は
信号線を横断する方向の断面図である。アレイ基板7
は、ガラス基板2の上に信号線3、走査線(図示せず)
及びTFT(図示せず)が形成され、それらの上に層間
絶縁膜5を介して画素電極6が形成されている。対向基
板8は、ガラス基板9の上に赤、緑、青の3色の領域か
らなる着色層10が形成され、その上に、対向電極11
が全面に渡って形成されている。液晶表示装置は、アレ
イ基板7と対向基板8の互いに対向する面に、それぞ
れ、配向膜12、13を塗布してラビング処理の後、組
立ててセル化し、その間隙部にネマティック型液晶14
を封入することによって作成される。
【0008】この様な液晶表示装置では、画素電極の電
位が、画素電極と信号線との間の層間絶縁膜の誘電率に
応じた静電誘導によって変動するという問題がある。信
号線の幅を一定とした場合、信号線の単位長さ当たりの
信号線と画素電極との間のカップリング容量は、信号線
と画素電極が互いに重なり合う幅Dspに対して、図10
中、曲線aで示される様な関係を示す。即ち、信号線の
一部に画素電極の周縁部が重なった場合、重なり合う部
分の幅Dspに比例してカップリング容量が急激に増大す
る。
位が、画素電極と信号線との間の層間絶縁膜の誘電率に
応じた静電誘導によって変動するという問題がある。信
号線の幅を一定とした場合、信号線の単位長さ当たりの
信号線と画素電極との間のカップリング容量は、信号線
と画素電極が互いに重なり合う幅Dspに対して、図10
中、曲線aで示される様な関係を示す。即ち、信号線の
一部に画素電極の周縁部が重なった場合、重なり合う部
分の幅Dspに比例してカップリング容量が急激に増大す
る。
【0009】図11に一画素相当の等価回路図を示す。
図中、Dj-1 、Dj は信号線、Si は走査線、SCi は
補助容量線、TFTは薄膜トランジスタ、Pは画素電
極、Vcom は対向電極の電位を表す。画素電極と対向電
極との間には液晶容量Clcが、画素電極と信号線Di と
の間にはカップリング容量C1 が、画素電極と隣接する
信号線Dj-1 との間にはカップリング容量C2 が、画素
電極と走査線Si との間にはTFTの寄生容量Cgsが、
画素電極と補助容量線SCi との間には補助容量Cs
が、それぞれ形成される。
図中、Dj-1 、Dj は信号線、Si は走査線、SCi は
補助容量線、TFTは薄膜トランジスタ、Pは画素電
極、Vcom は対向電極の電位を表す。画素電極と対向電
極との間には液晶容量Clcが、画素電極と信号線Di と
の間にはカップリング容量C1 が、画素電極と隣接する
信号線Dj-1 との間にはカップリング容量C2 が、画素
電極と走査線Si との間にはTFTの寄生容量Cgsが、
画素電極と補助容量線SCi との間には補助容量Cs
が、それぞれ形成される。
【0010】例えば、信号線の電圧がΔVsig 変化した
場合の、画素電位の変化量ΔVp-cup は次式で表され
る。 ΔVp-cup =C1 ×ΔVsig/(Cgs+Cs +Clc+C1 +C2 ) この様な問題を軽減するため、先ず、層間絶縁膜の厚さ
を増加させることが考えられるが、実用的な膜厚の範囲
(数μmまで)では、カッブリング容量C1 、C2 に起
因する画素電位の変動を避けることはできず、クロスト
ークが発生するなど、表示への悪影響の要因となる。ま
た、補助容量Cs を増加させることは、開口率の低下を
招き、走査線及び信号線の上方に層間絶縁膜を介して画
素電極を配置する構造を採用した目的が損なわれること
になる。
場合の、画素電位の変化量ΔVp-cup は次式で表され
る。 ΔVp-cup =C1 ×ΔVsig/(Cgs+Cs +Clc+C1 +C2 ) この様な問題を軽減するため、先ず、層間絶縁膜の厚さ
を増加させることが考えられるが、実用的な膜厚の範囲
(数μmまで)では、カッブリング容量C1 、C2 に起
因する画素電位の変動を避けることはできず、クロスト
ークが発生するなど、表示への悪影響の要因となる。ま
た、補助容量Cs を増加させることは、開口率の低下を
招き、走査線及び信号線の上方に層間絶縁膜を介して画
素電極を配置する構造を採用した目的が損なわれること
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な背
景に鑑みて成されたもので、本発明の目的は、開口率、
従って光透過率が大きく、バックライトの省電力化に効
果があるとともに、表示品位の高いアクティブマトリク
ス型液晶表示装置を提供することにある。
景に鑑みて成されたもので、本発明の目的は、開口率、
従って光透過率が大きく、バックライトの省電力化に効
果があるとともに、表示品位の高いアクティブマトリク
ス型液晶表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、透明絶縁基板上にマトリクス
状に画素電極が配列されたアレイ基板と、アレイ基板に
対向して配置され、対向電極が形成された対向基板と、
アレイ基板と対向基板との間に封入された液晶物質層
と、を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置であ
って、前記アレイ基板は、前記透明絶縁基板上に配列さ
れ、映像信号が供給される信号線と、信号線の上方に信
号線と直交して配列され、走査信号が供給される走査線
と、信号線の上方に信号線と平行に配置され、固定電位
が供給されるシールド電極と、信号線と走査線の各交点
付近に形成され、ドレイン電極に信号線が接続され、ゲ
ート電極に走査線が接続された、薄膜トランジスタと、
信号線、走査線、シールド電極、及び薄膜トランジスタ
の上を被覆する透明な層間絶縁膜と、この層間絶縁膜の
上、信号線と走査線によって区画される領域の上方にマ
トリクス状に配置され、層間絶縁膜に形成されたコンタ
クトホールを介して前記薄膜トランジスタのソース電極
に接続される画素電極と、を備えた事を特徴とする。
リクス型液晶表示装置は、透明絶縁基板上にマトリクス
状に画素電極が配列されたアレイ基板と、アレイ基板に
対向して配置され、対向電極が形成された対向基板と、
アレイ基板と対向基板との間に封入された液晶物質層
と、を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置であ
って、前記アレイ基板は、前記透明絶縁基板上に配列さ
れ、映像信号が供給される信号線と、信号線の上方に信
号線と直交して配列され、走査信号が供給される走査線
と、信号線の上方に信号線と平行に配置され、固定電位
が供給されるシールド電極と、信号線と走査線の各交点
付近に形成され、ドレイン電極に信号線が接続され、ゲ
ート電極に走査線が接続された、薄膜トランジスタと、
信号線、走査線、シールド電極、及び薄膜トランジスタ
の上を被覆する透明な層間絶縁膜と、この層間絶縁膜の
上、信号線と走査線によって区画される領域の上方にマ
トリクス状に配置され、層間絶縁膜に形成されたコンタ
クトホールを介して前記薄膜トランジスタのソース電極
に接続される画素電極と、を備えた事を特徴とする。
【0013】なお、前記シールド電極に対して、そのシ
ールド電極の上方に位置する画素電極に隣接する行の画
素電極を制御する走査線を接続することにより、この走
査線を介して前記シールド電極に固定電位を供給するこ
とができる。
ールド電極の上方に位置する画素電極に隣接する行の画
素電極を制御する走査線を接続することにより、この走
査線を介して前記シールド電極に固定電位を供給するこ
とができる。
【0014】また、これに代って、補助容量線を走査線
と平行に且つ独立に配列し、この補助容量線に前記シー
ルド電極を接続して、この補助容量線を介して前記シー
ルド電極に固定電位を供給することもできる。
と平行に且つ独立に配列し、この補助容量線に前記シー
ルド電極を接続して、この補助容量線を介して前記シー
ルド電極に固定電位を供給することもできる。
【0015】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示
装置では、信号線の上方に信号線と平行にシールド電極
を配置して、信号線と画素電極との間に固定電位のシー
ルド電極を介在させているので、画素電極を、その周縁
部が信号線の一部と重なり合う様に配置しても、カップ
リング容量の増加を小さく抑えることができる。
装置では、信号線の上方に信号線と平行にシールド電極
を配置して、信号線と画素電極との間に固定電位のシー
ルド電極を介在させているので、画素電極を、その周縁
部が信号線の一部と重なり合う様に配置しても、カップ
リング容量の増加を小さく抑えることができる。
【0016】シールド電極の幅は、信号線の幅よりも狭
くても、後述する様に、ある程度のシールド効果を示
す。また、シールド電極の幅を、信号線の幅よりも広く
して、シールド電極が信号線の上方を覆って信号線の両
縁から幅方向に張出す様に形成すると、カップリング容
量は、後述する様に、信号線と画素電極の重なり合う幅
に依存せず、透明絶縁基板からの電界の回り込みによっ
て形成される容量のみとなり、非常に小さい値にまで抑
えられ、顕著なシールド効果が得られる。
くても、後述する様に、ある程度のシールド効果を示
す。また、シールド電極の幅を、信号線の幅よりも広く
して、シールド電極が信号線の上方を覆って信号線の両
縁から幅方向に張出す様に形成すると、カップリング容
量は、後述する様に、信号線と画素電極の重なり合う幅
に依存せず、透明絶縁基板からの電界の回り込みによっ
て形成される容量のみとなり、非常に小さい値にまで抑
えられ、顕著なシールド効果が得られる。
【0017】更に、画素電極を、その周縁部がシールド
電極の一部と重なり合う様に形成することによって、画
素電極とシールド電極の間で層間絶縁膜を介して補助容
量が形成すれば、画素電極の補助容量を増加させること
ができる。この結果、カップリング容量の減少と補助容
量の増加とによって、表示特性を向上させるとともに、
補助容量面積を減少させ、開口率を増加させることがで
きる。
電極の一部と重なり合う様に形成することによって、画
素電極とシールド電極の間で層間絶縁膜を介して補助容
量が形成すれば、画素電極の補助容量を増加させること
ができる。この結果、カップリング容量の減少と補助容
量の増加とによって、表示特性を向上させるとともに、
補助容量面積を減少させ、開口率を増加させることがで
きる。
【0018】なお、上記のシールド電極は、前記走査線
と同一材料及び同一工程で形成することができるので、
製造工程の増加を招かずに、本発明に基くアクティブマ
トリクス型液晶表示装置を製造することが可能である。
と同一材料及び同一工程で形成することができるので、
製造工程の増加を招かずに、本発明に基くアクティブマ
トリクス型液晶表示装置を製造することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。 (例1)図1に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の一例を示す。図1は一画素相当部分の平面図
であり、図中、21はTFT、44は画素電極、33は
信号線、38は走査線、39はシールド電極を表す。
面を用いて説明する。 (例1)図1に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の一例を示す。図1は一画素相当部分の平面図
であり、図中、21はTFT、44は画素電極、33は
信号線、38は走査線、39はシールド電極を表す。
【0020】先ず、アレイ基板側は以下の様に構成され
ている。即ち、ガラス基板の上に、信号線33とこれに
直交する走査線38とが格子状に配列される。信号線3
3と走査線38との交差部の付近には、TFT21が形
成される。信号線33と走査線38によって区画される
領域の上方には、層間絶縁膜を介して画素電極44が配
置される。TFT21のソース電極31は、層間絶縁膜
に設けられたコンタクトホール43を介して画素電極4
4に接続され、ドレイン電極32はこれに映像信号を供
給する信号線33と一体的に形成され、ゲート電極37
はこれに走査信号を供給する走査線38と一体的に形成
される。なお、信号線33の上方には、信号線33と平
行にシールド電極39が配置され、このシールド電極3
9は一つ手前の行に相当する走査線38bから配線を分
岐させることによって形成されている。
ている。即ち、ガラス基板の上に、信号線33とこれに
直交する走査線38とが格子状に配列される。信号線3
3と走査線38との交差部の付近には、TFT21が形
成される。信号線33と走査線38によって区画される
領域の上方には、層間絶縁膜を介して画素電極44が配
置される。TFT21のソース電極31は、層間絶縁膜
に設けられたコンタクトホール43を介して画素電極4
4に接続され、ドレイン電極32はこれに映像信号を供
給する信号線33と一体的に形成され、ゲート電極37
はこれに走査信号を供給する走査線38と一体的に形成
される。なお、信号線33の上方には、信号線33と平
行にシールド電極39が配置され、このシールド電極3
9は一つ手前の行に相当する走査線38bから配線を分
岐させることによって形成されている。
【0021】一方、全面に対向電極が形成された対向基
板は、液晶層を介してアレイ基板に対向して配置されて
いる。図2に、図1のアクティブマ卜リクス型液晶表示
装置の部分断面図を示す、(a)は図1中のA−A部に
沿ったTFT21を横切る断面図であり、(b)は図1
中のB−B部に沿ったシールド電極を横切る断面図であ
る。これらの断面図を用いて、上記のアクティブマ卜リ
クス型液晶表示装置の製造プロセスについて説明する。
板は、液晶層を介してアレイ基板に対向して配置されて
いる。図2に、図1のアクティブマ卜リクス型液晶表示
装置の部分断面図を示す、(a)は図1中のA−A部に
沿ったTFT21を横切る断面図であり、(b)は図1
中のB−B部に沿ったシールド電極を横切る断面図であ
る。これらの断面図を用いて、上記のアクティブマ卜リ
クス型液晶表示装置の製造プロセスについて説明する。
【0022】先ず、アレイ基板22側は以下の様に作成
される。ガラス基板30の上に、Mo−W(モリブデン
・タングステン)合金を堆積し、フォトリソグラフィに
よるエッチングにより、ソース電極31、ドレイン電極
32及び信号線33を形成する。
される。ガラス基板30の上に、Mo−W(モリブデン
・タングステン)合金を堆積し、フォトリソグラフィに
よるエッチングにより、ソース電極31、ドレイン電極
32及び信号線33を形成する。
【0023】次に、非晶質シリコン(以下、a−Siと
呼ぶ)から成る半導体層34、34bを堆積し、フォト
リソグラフィによるエッチングによって、TFT21を
形成する部分のパターンを形成する。なお、この例で
は、半導体層34のパターン形成の際、信号線33の上
の半導体層34bも残す様にパターンを形成している。
この半導体層34bは、信号線33とシールド電極39
との間の絶縁層の一部を構成する。
呼ぶ)から成る半導体層34、34bを堆積し、フォト
リソグラフィによるエッチングによって、TFT21を
形成する部分のパターンを形成する。なお、この例で
は、半導体層34のパターン形成の際、信号線33の上
の半導体層34bも残す様にパターンを形成している。
この半導体層34bは、信号線33とシールド電極39
との間の絶縁層の一部を構成する。
【0024】次に、TFT21が形成される部分及び信
号線33の上に、窒化シリコン膜から成るゲート絶縁膜
36、36bを堆積する。更に、Al−Mo(アルミニ
ウム・モリブデン)合金を堆積し、フォトリソグラフィ
によるエッチングによって、ゲート電極37及び走査線
38(図1)を形成する。同時に、この工程でシールド
電極39も形成する。
号線33の上に、窒化シリコン膜から成るゲート絶縁膜
36、36bを堆積する。更に、Al−Mo(アルミニ
ウム・モリブデン)合金を堆積し、フォトリソグラフィ
によるエッチングによって、ゲート電極37及び走査線
38(図1)を形成する。同時に、この工程でシールド
電極39も形成する。
【0025】引き続き、同一パターンを用いてゲー卜絶
縁膜36をエッチングし、半導体層34が露出された部
分にゲート電極37をマスクとしてPをドーピングした
後、エキシマレーザアニールを行い、n+a−Si層か
ら成るソース・ドレイン領域40を形成する。なお、こ
の時、シールド電極39の縁から露出した半導体層34
bの一部も同様に低抵抗化されるが、特に影響はない。
縁膜36をエッチングし、半導体層34が露出された部
分にゲート電極37をマスクとしてPをドーピングした
後、エキシマレーザアニールを行い、n+a−Si層か
ら成るソース・ドレイン領域40を形成する。なお、こ
の時、シールド電極39の縁から露出した半導体層34
bの一部も同様に低抵抗化されるが、特に影響はない。
【0026】次に、全体を、窒化シリコン膜から成るT
FTの保護膜41、及び膜厚0.5μmから3μm程度
の透明な層間絶縁膜42で覆い、コンタクトホール43
をエッチングにより形成する。なお、保護膜41及び層
間絶縁膜42の比誘電率は、一例として、保護膜41
(窒化シリコン膜)が6.2、層間絶縁膜42(有機系
絶縁膜)が3.2である。
FTの保護膜41、及び膜厚0.5μmから3μm程度
の透明な層間絶縁膜42で覆い、コンタクトホール43
をエッチングにより形成する。なお、保護膜41及び層
間絶縁膜42の比誘電率は、一例として、保護膜41
(窒化シリコン膜)が6.2、層間絶縁膜42(有機系
絶縁膜)が3.2である。
【0027】次に、画素電極44として、透明導電膜で
あるITO(Indium Tin Oxide)をスパッタ法により堆積
して、コンタクトホール43を介してソース電極31と
接続し、更に、パターニングによって所定のパターンに
加工する。
あるITO(Indium Tin Oxide)をスパッタ法により堆積
して、コンタクトホール43を介してソース電極31と
接続し、更に、パターニングによって所定のパターンに
加工する。
【0028】ここで、画素電極44の周縁部は、図1に
示す様に、走査線38の一部及び信号線33の一部と重
なるように配置され、走査線38及び信号線33によっ
て開口部が決定される。TFT21周辺の光漏れは、ア
レイ基板上に設けられた遮光層(図示せず)によって防
止される。また、画素電極44と、一つ手前の行に相当
する走査線38bとが重なり合った領域45では、走査
線38bの上に堆積された保護膜41及び層間絶縁膜4
2を介して補助容量が形成される。以上の様にしてアレ
イ基板22が作成される。
示す様に、走査線38の一部及び信号線33の一部と重
なるように配置され、走査線38及び信号線33によっ
て開口部が決定される。TFT21周辺の光漏れは、ア
レイ基板上に設けられた遮光層(図示せず)によって防
止される。また、画素電極44と、一つ手前の行に相当
する走査線38bとが重なり合った領域45では、走査
線38bの上に堆積された保護膜41及び層間絶縁膜4
2を介して補助容量が形成される。以上の様にしてアレ
イ基板22が作成される。
【0029】一方、対向基板23側は、以下の様に作成
される(図2(b)参照)。透明なガラス基板50の上
に、顔料を分散させた層を塗布してパターン露光後、現
像を行って着色層51を形成する。これを繰り返すこと
により、赤、緑、青の三色の領域をストライプ状に形成
する。更に、スパッタ法により、ITOから成る対向電
極52を全面に形成して対向基板23を形成する。
される(図2(b)参照)。透明なガラス基板50の上
に、顔料を分散させた層を塗布してパターン露光後、現
像を行って着色層51を形成する。これを繰り返すこと
により、赤、緑、青の三色の領域をストライプ状に形成
する。更に、スパッタ法により、ITOから成る対向電
極52を全面に形成して対向基板23を形成する。
【0030】次に、アレイ基板22の画素電極44側、
及び対向基板23の対向電極52側の全面に、低温キュ
ア型のポリイミド膜から成る配向膜24、25を塗布す
る。両基板22、23を対向させて配置した際に、配向
軸が90゜と成る様にラビング処理を施す。両基板2
2、23を対向させて組立てセル化し、その間隙にネマ
ティック液晶26を注入して封止する。更に、セルの両
面に偏光板27、28を貼り付ける。以上の様にして、
アクティブマ卜リクス型液晶表示装置が作成される。
及び対向基板23の対向電極52側の全面に、低温キュ
ア型のポリイミド膜から成る配向膜24、25を塗布す
る。両基板22、23を対向させて配置した際に、配向
軸が90゜と成る様にラビング処理を施す。両基板2
2、23を対向させて組立てセル化し、その間隙にネマ
ティック液晶26を注入して封止する。更に、セルの両
面に偏光板27、28を貼り付ける。以上の様にして、
アクティブマ卜リクス型液晶表示装置が作成される。
【0031】上記の例に示す構造の場合、画素電極44
の周縁部と信号線33とは、図2(b)に示す様に、幅
Dspの部分で重り合っているが、画素電極44と信号線
33の間にシールド電極39を介在させているので、シ
ールド電極39に印加されている固定電位の影響によっ
て、図10の曲線bに示す様に、カップリング容量を従
来の構造の場合(曲線a)と比較して、30%〜40%
程度、減少させることができる。
の周縁部と信号線33とは、図2(b)に示す様に、幅
Dspの部分で重り合っているが、画素電極44と信号線
33の間にシールド電極39を介在させているので、シ
ールド電極39に印加されている固定電位の影響によっ
て、図10の曲線bに示す様に、カップリング容量を従
来の構造の場合(曲線a)と比較して、30%〜40%
程度、減少させることができる。
【0032】なお、液晶表示装置を対向基板側から見た
場合、特に斜め方向から見た場合の光り漏れ対策とし
て、画素電極の周縁部を信号線に余分に数μm重ねる構
造を採用することがある。このような場合、従来の構造
の場合にはカップリング容量が著しく増加するが、上記
の例に示す構造の場合、カップリング容量の増加を小さ
く抑えることができる。
場合、特に斜め方向から見た場合の光り漏れ対策とし
て、画素電極の周縁部を信号線に余分に数μm重ねる構
造を採用することがある。このような場合、従来の構造
の場合にはカップリング容量が著しく増加するが、上記
の例に示す構造の場合、カップリング容量の増加を小さ
く抑えることができる。
【0033】上記の例に示す構造によって、信号線及び
走査線の幅によって開口率が決定されると同時に、カッ
プリング容量に起因する画素電位の変動を軽減するため
に必要とされる補助容量を減らすことが可能になり、高
開口率とクロストークの無い高品位表示とを両立させる
ことができる。
走査線の幅によって開口率が決定されると同時に、カッ
プリング容量に起因する画素電位の変動を軽減するため
に必要とされる補助容量を減らすことが可能になり、高
開口率とクロストークの無い高品位表示とを両立させる
ことができる。
【0034】なお、シールド電極39を、一つ手前の行
に相当する走査線38bから枝分かれさせて同一の工程
で形成し、また、信号線33との間の絶縁膜36bをゲ
ート絶縁膜36と同一の工程で形成し、また、画素電極
44との間の絶縁膜として層間絶縁膜42を使用するこ
とによって、工程の増加を招かずにシールド電極39を
形成することができる。
に相当する走査線38bから枝分かれさせて同一の工程
で形成し、また、信号線33との間の絶縁膜36bをゲ
ート絶縁膜36と同一の工程で形成し、また、画素電極
44との間の絶縁膜として層間絶縁膜42を使用するこ
とによって、工程の増加を招かずにシールド電極39を
形成することができる。
【0035】なお、この場合、シールド電極には走査パ
ルスが入力されるが、その期間は、1水平走査期間と短
く、他の期間は、走査線の非選択レベルである固定電位
となるので,同様のシールド効果を得ることができる。
ルスが入力されるが、その期間は、1水平走査期間と短
く、他の期間は、走査線の非選択レベルである固定電位
となるので,同様のシールド効果を得ることができる。
【0036】(例2)図3に、本発明のアクティブマ卜
リクス型液晶表示装置の第二の例を示す。図3は一画素
相当部分の平面図であり、図4は、図3のC−C部に沿
った断面図である。図中、21はTFT、44は画素電
極、52は信号線、38は走査線、51はシールド電極
を表す。
リクス型液晶表示装置の第二の例を示す。図3は一画素
相当部分の平面図であり、図4は、図3のC−C部に沿
った断面図である。図中、21はTFT、44は画素電
極、52は信号線、38は走査線、51はシールド電極
を表す。
【0037】この例は、第一の例においてシールド電極
と信号線の幅及び相互の位置関係のみを変更したもので
ある。他の構成については、第一の例と共通であるの
で、同一部分には同一符号を付けてその説明を省略す
る。
と信号線の幅及び相互の位置関係のみを変更したもので
ある。他の構成については、第一の例と共通であるの
で、同一部分には同一符号を付けてその説明を省略す
る。
【0038】この例においては、図4に示す様に、シ−
ルド電極51の幅W1を信号線52の幅W2よりも広く
するとともに(W1>W2)、信号線52の上方を覆う
様にシールド電極51を配置している。更に、画素電極
44を、その周縁部がシールド電極51の一部に重なる
ように配置する。以上の様な構造を採用することによっ
て、シールド電極51と画素電極44とが互いに重なり
合う領域54においても補助容量4が形成され、この結
果、第一の例と比較して補助容量が増大する。
ルド電極51の幅W1を信号線52の幅W2よりも広く
するとともに(W1>W2)、信号線52の上方を覆う
様にシールド電極51を配置している。更に、画素電極
44を、その周縁部がシールド電極51の一部に重なる
ように配置する。以上の様な構造を採用することによっ
て、シールド電極51と画素電極44とが互いに重なり
合う領域54においても補助容量4が形成され、この結
果、第一の例と比較して補助容量が増大する。
【0039】この構造について、信号線と画素電極間の
カップリング容量を調べた結果、図10の曲線cに示す
様な傾向を示し、従来の構造の場合(曲線a)と比較し
てカップリング容量が1/10程度に減少することが確
認された。また、この構造の場合、カップリング容量が
層間絶縁膜42の膜厚にも依存しないので、層間絶縁膜
42を薄くできる。また、この構造では、第一の例と比
較すると開口率を多少、犠牲にすることになるが、やは
り大きな開口率を確保することができる。 (例3)図5に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第三の例を示す。図5は、一画素相当部分の
平面図であり、図6は、図5のD−D部に沿った断面図
である。図中、21はTFT、44は画素電極、62は
信号線、38は走査線、61はシールド電極を表す。
カップリング容量を調べた結果、図10の曲線cに示す
様な傾向を示し、従来の構造の場合(曲線a)と比較し
てカップリング容量が1/10程度に減少することが確
認された。また、この構造の場合、カップリング容量が
層間絶縁膜42の膜厚にも依存しないので、層間絶縁膜
42を薄くできる。また、この構造では、第一の例と比
較すると開口率を多少、犠牲にすることになるが、やは
り大きな開口率を確保することができる。 (例3)図5に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第三の例を示す。図5は、一画素相当部分の
平面図であり、図6は、図5のD−D部に沿った断面図
である。図中、21はTFT、44は画素電極、62は
信号線、38は走査線、61はシールド電極を表す。
【0040】この例は、第二の例においてシールド電極
に信号線と平行方向の開口部を設けたものである。他の
構成については、第一の例と共通であるので、同一部分
には同一符号を付けてその説明を省略する。
に信号線と平行方向の開口部を設けたものである。他の
構成については、第一の例と共通であるので、同一部分
には同一符号を付けてその説明を省略する。
【0041】この例においては、第二の例と同様に、シ
ルード電極61の幅を信号線62の幅よりも広くすると
ともに、信号線62の上方を覆う様にシールド電極61
を配置し、更に、画素電極44を、その周縁部がシール
ド電極65の一部に重なるように配置する。これに加え
て、この例では、図6に示す様に、シールド電極61の
幅の中央部分に、信号線62と平行方向に開口部63を
設けている。
ルード電極61の幅を信号線62の幅よりも広くすると
ともに、信号線62の上方を覆う様にシールド電極61
を配置し、更に、画素電極44を、その周縁部がシール
ド電極65の一部に重なるように配置する。これに加え
て、この例では、図6に示す様に、シールド電極61の
幅の中央部分に、信号線62と平行方向に開口部63を
設けている。
【0042】以上の様な構成においても、第二の例と同
様に、シールド電極61と画素電極44とが互いに重な
り合う領域65においても補助容量4が形成されるとと
もに、信号線62と画素電極44の間のカップリング容
量が減少する。更に、開口部63部分の面積だけ信号線
62とシールド電極61の間の容量が減少して、信号線
駆動回路の負荷容量が減少するので、信号線駆動回路の
消費電力を低減することができる。 (例4)図7に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第四の例を示す。図7は、信号線を横切る断
面に沿った断面図である。
様に、シールド電極61と画素電極44とが互いに重な
り合う領域65においても補助容量4が形成されるとと
もに、信号線62と画素電極44の間のカップリング容
量が減少する。更に、開口部63部分の面積だけ信号線
62とシールド電極61の間の容量が減少して、信号線
駆動回路の負荷容量が減少するので、信号線駆動回路の
消費電力を低減することができる。 (例4)図7に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第四の例を示す。図7は、信号線を横切る断
面に沿った断面図である。
【0043】この例は、第三の例においてシールド電極
側に開口部を設けたのに代わって、信号線73側に開口
部72を設けたものである。他の構成については、第三
の例(図5)あるいは第一の例(図1)と共通であるの
で、同一部分には同一符号を付けてその説明を省略す
る。
側に開口部を設けたのに代わって、信号線73側に開口
部72を設けたものである。他の構成については、第三
の例(図5)あるいは第一の例(図1)と共通であるの
で、同一部分には同一符号を付けてその説明を省略す
る。
【0044】この例においては、第二あるいは第三の例
と同様に、シルード電極71の幅を信号線73の幅より
も広くするとともに、信号線73の上方を覆う様にシー
ルド電極71を配置し、更に、画素電極44を、その周
縁部がシールド電極71の一部に重なるように配置す
る。これに加えて、この例では、信号線73の幅の中央
部分に、信号線73の長手方向に沿って開口部72を設
けている。
と同様に、シルード電極71の幅を信号線73の幅より
も広くするとともに、信号線73の上方を覆う様にシー
ルド電極71を配置し、更に、画素電極44を、その周
縁部がシールド電極71の一部に重なるように配置す
る。これに加えて、この例では、信号線73の幅の中央
部分に、信号線73の長手方向に沿って開口部72を設
けている。
【0045】この様な構成においても、第三の例と同様
に、開口部72部分の面積だけ信号線73とシールド電
極71の間の容量が減少して、信号線駆動回路の負荷容
量が減少する。 (例5)図8に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第五の例を示す。図8は一画素相当部分の平
面図であり、図中、21はTFT、44は画素電極、8
1は信号線、38は走査線、85は補助容量線、82は
シールド電極を表す。
に、開口部72部分の面積だけ信号線73とシールド電
極71の間の容量が減少して、信号線駆動回路の負荷容
量が減少する。 (例5)図8に、本発明のアクティブマ卜リクス型液晶
表示装置の第五の例を示す。図8は一画素相当部分の平
面図であり、図中、21はTFT、44は画素電極、8
1は信号線、38は走査線、85は補助容量線、82は
シールド電極を表す。
【0046】この例では、補助容量線85を走査線38
とは独立に形成し、この補助容量線85にシールド電極
82を接続し、固定電位を供給している。他の構成につ
いては、第一の例あるいは第二の例と共通であるので、
同一部分には同一符号を付けてその説明を省略する。
とは独立に形成し、この補助容量線85にシールド電極
82を接続し、固定電位を供給している。他の構成につ
いては、第一の例あるいは第二の例と共通であるので、
同一部分には同一符号を付けてその説明を省略する。
【0047】この例においては、第二の例と同様に、シ
ルード電極82の幅を信号線81の幅よりも広くすると
ともに、信号線81の上方を覆う様にシールド電極82
を配置し、更に、画素電極44を、その周縁部がシール
ド電極82の一部に重なるように配置し、この部分で補
助容量が形成される。これに加えて、この例では、補助
容量線85を設けるとともに、シールド電極82を補助
容量線85に接続している。従って、画素電極44と補
助容量線85が重なり合う部分84においても補助容量
が形成される。
ルード電極82の幅を信号線81の幅よりも広くすると
ともに、信号線81の上方を覆う様にシールド電極82
を配置し、更に、画素電極44を、その周縁部がシール
ド電極82の一部に重なるように配置し、この部分で補
助容量が形成される。これに加えて、この例では、補助
容量線85を設けるとともに、シールド電極82を補助
容量線85に接続している。従って、画素電極44と補
助容量線85が重なり合う部分84においても補助容量
が形成される。
【0048】シールド電極82及び補助容量線85は、
走査線38と同一の工程で形成することができるので、
製造工程の増加を招かない。なお、走査線38を複数の
層から構成する場合には、それら全ての層あるいは一部
の層と同一の工程で形成することができる。
走査線38と同一の工程で形成することができるので、
製造工程の増加を招かない。なお、走査線38を複数の
層から構成する場合には、それら全ての層あるいは一部
の層と同一の工程で形成することができる。
【0049】以上の様な構成では、シールド電極82が
走査線38、38bに接続されていないので、シールド
電極82に起因する容量が走査線38、38bの容量に
追加されない。従って、走査線38、38bの負荷容量
を増やさずに、第二の例と同様の効果を達成することが
できる。
走査線38、38bに接続されていないので、シールド
電極82に起因する容量が走査線38、38bの容量に
追加されない。従って、走査線38、38bの負荷容量
を増やさずに、第二の例と同様の効果を達成することが
できる。
【0050】なお、本発明は上記の例に限定されず、種
々の変更あるいは修正を加えて実施することができる。
例えば、第一、第二、第三の例では、信号線33とシー
ルド電極39との間に、ゲート絶縁膜36bの他に半導
体層34bを形成して、絶縁性の向上を図っているが、
信号線33の上に必ずしも半導体層34bを形成する必
要はない。
々の変更あるいは修正を加えて実施することができる。
例えば、第一、第二、第三の例では、信号線33とシー
ルド電極39との間に、ゲート絶縁膜36bの他に半導
体層34bを形成して、絶縁性の向上を図っているが、
信号線33の上に必ずしも半導体層34bを形成する必
要はない。
【0051】また、ゲート絶縁膜36が実質的に複数の
膜から構成される場合、複数の絶縁膜をそのままシール
ド電極の下に形成することや、複数の絶縁膜の一部を選
択して形成することもできる。また、上記の例では、シ
ールド電極39の上にも保護膜41bを形成している
が、層間絶縁膜42のみで十分な場合には当該保護膜4
1bを除去してもよい。また、層間絶縁膜を複数層形成
したり、その材料として透明な無機材料と有機材料を組
み合わせてもよい。また、ガラス基板30の代りに、ガ
ラス基板上に遮光層を形成し、その上に絶縁膜を形成し
た基板を使用することもできる。
膜から構成される場合、複数の絶縁膜をそのままシール
ド電極の下に形成することや、複数の絶縁膜の一部を選
択して形成することもできる。また、上記の例では、シ
ールド電極39の上にも保護膜41bを形成している
が、層間絶縁膜42のみで十分な場合には当該保護膜4
1bを除去してもよい。また、層間絶縁膜を複数層形成
したり、その材料として透明な無機材料と有機材料を組
み合わせてもよい。また、ガラス基板30の代りに、ガ
ラス基板上に遮光層を形成し、その上に絶縁膜を形成し
た基板を使用することもできる。
【0052】また、TFTの構造に関しても、以上の様
なゲート電極が走査線から分岐して形成された構造に限
定されず、走査線の一部をそのままゲート電極として用
いる構造の場合にも本発明の適用できる。
なゲート電極が走査線から分岐して形成された構造に限
定されず、走査線の一部をそのままゲート電極として用
いる構造の場合にも本発明の適用できる。
【0053】また、走査線及び信号線の形状も上記の例
に限定されない、例えば、第三及び第四の例における、
開口部の形状あるいは個数は任意で、また、シールド電
極あるいは信号線の開口部の一端が閉じずに、枝別れし
た形状となっていてもよい。
に限定されない、例えば、第三及び第四の例における、
開口部の形状あるいは個数は任意で、また、シールド電
極あるいは信号線の開口部の一端が閉じずに、枝別れし
た形状となっていてもよい。
【0054】また、信号線の材料として、上記の例の他
に、Ti、Cr、Al、Ta、Mo、W、Cu等の単
体、あるいはこれらの積層膜、あるいはこれらの合金な
どが使用できる。走査線の材料として、上記の例の他
に、Ti、Cr、Al、Ta、Mo、W、Cu等の単
体、あるいはこれらの積層膜、あるいはこれらの合金な
どが使用できる。更に、対向基板上に、着色層と同層
に、ブラックマトリクスを形成してもよい。
に、Ti、Cr、Al、Ta、Mo、W、Cu等の単
体、あるいはこれらの積層膜、あるいはこれらの合金な
どが使用できる。走査線の材料として、上記の例の他
に、Ti、Cr、Al、Ta、Mo、W、Cu等の単
体、あるいはこれらの積層膜、あるいはこれらの合金な
どが使用できる。更に、対向基板上に、着色層と同層
に、ブラックマトリクスを形成してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリクス型液晶表
示装置によれば、信号線と画素電極の間に、シールド電
極を走査線と同一の工程で形成することによって、工程
の増加を伴わずに信号線と画素電極間の間のカップリン
グ容量を低減させることができる。従って、クロストー
クの無い良好な表示品位を保ちながら、同時に、開口率
の高いアクティブマトリクス型液晶表示装置を製造する
ことが可能になり、ひいては消費電力の低減にも効果が
ある。
示装置によれば、信号線と画素電極の間に、シールド電
極を走査線と同一の工程で形成することによって、工程
の増加を伴わずに信号線と画素電極間の間のカップリン
グ容量を低減させることができる。従って、クロストー
クの無い良好な表示品位を保ちながら、同時に、開口率
の高いアクティブマトリクス型液晶表示装置を製造する
ことが可能になり、ひいては消費電力の低減にも効果が
ある。
【図1】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の第一の例を示す概略平面図。
の第一の例を示す概略平面図。
【図2】図1のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
TFT部分及び走査線部分の部分断面図、(a)はA−
A部断面、(b)はB一B部断面を表す。
TFT部分及び走査線部分の部分断面図、(a)はA−
A部断面、(b)はB一B部断面を表す。
【図3】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の第二の例を示す概略平面図。
の第二の例を示す概略平面図。
【図4】図3のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
走査線を横断する断面(C−C部)の部分断面図。
走査線を横断する断面(C−C部)の部分断面図。
【図5】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の第三の例を示す概略平面図。
の第三の例を示す概略平面図。
【図6】図5のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
走査線を横断する断面(D−D部)の部分断面図。
走査線を横断する断面(D−D部)の部分断面図。
【図7】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の第四の例を示す走査線を横断する断面の断面図。
の第四の例を示す走査線を横断する断面の断面図。
【図8】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の第五の例を示す概略平面図。
の第五の例を示す概略平面図。
【図9】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
例を示す走査線を横切る方向に沿った断面図。
例を示す走査線を横切る方向に沿った断面図。
【図10】画素電極と信号線とが互いに重なり合う幅D
spと、画素電極と信号線との間のカップリング容量の関
係を説明する図。
spと、画素電極と信号線との間のカップリング容量の関
係を説明する図。
【図11】アクティブマトリクス型液晶表示装置の一画
素部分の等価回路図。
素部分の等価回路図。
21・・・TFT、 22・・・アレイ基板、 23・・・対向基板、 26・・・ネマティック型液晶、 31・・・ソース電極、 32・・・ドレイン電極、 33、52、62、73、81・・・信号線、 34・・・半導体層、 36・・・ゲート絶縁膜、 37・・・ゲート電極、 38・・・走査線、 39、51、61、71、82・・・シールド電極、 40・・・ソース・ドレイン領域、 41・・・保護膜、 42・・・層間絶縁膜、 43・・・コンタクトホール、 44・・・画素電極、 63・・・開口部、 72・・・開口部、 85・・・補助容量電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永山 耕平 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内
Claims (11)
- 【請求項1】 透明絶縁基板上にマトリクス状に画素電
極が配列されたアレイ基板と、 アレイ基板に対向して配置され、対向電極が形成された
対向基板と、 アレイ基板と対向基板との間に封入された液晶物質層
と、 を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置であっ
て、 前記アレイ基板は、 前記透明絶縁基板上に配列され、映像信号が供給される
信号線と、 信号線の上方に信号線と直交して配列され、走査信号が
供給される走査線と、 信号線の上方に信号線と平行に配置され、固定電位が供
給されるシールド電極と、 信号線と走査線の各交点付近に形成され、ドレイン電極
に信号線が接続され、ゲート電極に走査線が接続され
た、薄膜トランジスタと、 信号線、走査線、シールド電極、及び薄膜トランジスタ
の上を被覆する透明な層間絶縁膜と、 この層間絶縁膜の上、信号線と走査線によって区画され
る領域の上方にマトリクス状に配置され、層間絶縁膜に
形成されたコンタクトホールを介して前記薄膜トランジ
スタのソース電極に接続される画素電極と、 を備えた事を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表
示装置。 - 【請求項2】 前記シールド電極は、そのシールド電極
の上方に位置する画素電極に隣接する行の画素電極を制
御する走査線に接続され、この走査線を介して固定電位
が供給されることを特徴とする請求項1に記載のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記シールド電極は、走査線と平行に且
つ独立に配列された補助容量線に接続され、この補助容
量線を介して固定電位が供給されることを特徴とする請
求項1に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記シールド電極の幅は、前記信号線の
幅よりも狭いことを特徴とする請求項1から請求項3の
いずれかに記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
置。 - 【請求項5】 前記シールド電極の幅は、前記信号線の
幅よりも広く、前記シールド電極は、前記信号線の上方
を覆って信号線の両縁から幅方向に張出すよ様に形成さ
れていることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
れかに記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記画素電極は、その周縁部が前記シー
ルド電極の一部と重なり合う様に形成され、前記画素電
極と前記シールド電極の間で前記層間絶縁膜を介して補
助容量が形成されていることを特徴とする請求項5に記
載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記信号線と前記シールド電極との間の
絶縁層は、前記薄膜トランジスタのチャネル部と同一工
程で形成される非晶質シリコン層、及び前記薄膜トラン
ジスタのゲート絶縁膜と同一工程で形成される絶縁膜に
より構成されることを特徴とする請求項1から請求項3
のいずれかに記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
置。 - 【請求項8】 前記シールド電極は、前記走査線と同一
材料及び同一工程で形成されることを特徴とする請求項
1あるいは請求項2に記載のアクティブマトリクス型液
晶表示装置。 - 【請求項9】 前記走査線は複数の層から構成され、前
記シールド電極は、前記走査線を構成する層の一部ある
いは全部と同一材料及び同一工程で形成されることを特
徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のアクティブ
マトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項10】 前記シールド電極及び前記補助容量線
は、前記走査線と同一材料及び同一工程で形成されるこ
とを特徴とする請求項3に記載のアクティブマトリクス
型液晶表示装置。 - 【請求項11】 前記走査線は複数の層から構成され、
前記シールド電極及び前記補助容量線は、前記走査線を
構成する層の一部あるいは全部と同一材料及び同一工程
で形成されることを特徴とする請求項3に記載のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19758296A JPH1039336A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19758296A JPH1039336A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039336A true JPH1039336A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16376893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19758296A Pending JPH1039336A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1039336A (ja) |
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-
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- 1996-07-26 JP JP19758296A patent/JPH1039336A/ja active Pending
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