JPH1035967A - Tab搬送機構のリール・モータ速度切替え制御回路 - Google Patents

Tab搬送機構のリール・モータ速度切替え制御回路

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JPH1035967A
JPH1035967A JP21599496A JP21599496A JPH1035967A JP H1035967 A JPH1035967 A JP H1035967A JP 21599496 A JP21599496 A JP 21599496A JP 21599496 A JP21599496 A JP 21599496A JP H1035967 A JPH1035967 A JP H1035967A
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reel
tab
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circuit
signal
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JP21599496A
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Toshiyuki Tezuka
利之 手塚
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TABの巻回量が変化してもスプロケットの
速度にリール・モータの速度が追従できるTAB搬送機
構のリール・モータ速度切替え制御回路を提供するこ
と。 【解決手段】 供給リール8Aから垂下されたTAB9
の有無の上限センサ1Aと下限センサ1Bとの検出信号
と、TAB9の送り出し時のFW信号7Aまたは巻き戻
し時のREV信号7Bの一方とにより回転停止決定回路
2でリール・モータ8の回転、停止を決定し、その決定
出力とリール径検出センサ3によるTAB9の巻回量の
検出出力とから速度切替え回路4がリール・モータ8の
速度を切替える信号と回転停止決定回路2の出力信号と
からパルス発生回路5がパルスを発生して回転方向決定
回路6に出力し、このパルスとFW信号7AまたはRE
V信号7Bの一方とにより、回転方向決定回路6でリー
ル・モータ8の回転方向を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的には、T
AB(Tape Automated Bonding:テープ自動ボンディン
グ)用オートハンドラに関するものであり、特に、リー
ルに巻かれているTABの量を検知し、リール・モータ
の速度を切替えるTAB搬送機構のリール・モータ速度
切替え制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TAB用オートハンドラは、リールに巻
かれたTABを自動的に測定位置まで逐次搬送し、TA
BをICテスタと接続してTABの電気的特性を測定
し、ICテスタの測定結果に基づいてTABを判別する
装置である。TABには、例えばLCD(液晶ディスプ
レイ)の駆動用ICがある。
【0003】次に、従来のTAB用オートハンドラの全
体構成について図2を参照して説明する。図2におい
て、リールとして供給リール8Aがリール・モータ8に
より回転駆動されるようになっており、収容リール16
Aはリール・モータ16により回転駆動されるようにな
っている。
【0004】この供給リール8Aに巻回されているTA
B9がプーリ10、スプロケット13、プーリ12、ス
プロケット13,20、プーリ19、スプロケット1
8、プーリ17を順次経由して、収容リール16Aに巻
き取られて収容されるようになっている。
【0005】上記のプーリ10はスプロケット11の隣
りに配置され、プーリ12はスプロケット11の下部に
配置され、プーリ17はスプロケット18のとなりに配
置され、プーリ19はスプロケット18の下部に配置さ
れる。
【0006】スプロケット11は供給リール8Aの隣り
に配置され、スプロケット13、20はプッシャ14の
両どなりに配置され、スプロケット18は収容リール1
6Aのとなりに配置され、同期回転してTAB9を走行
させる。
【0007】プッシャ14の下面には図示を省略したテ
ープ・クランパが配置され、TAB9はプッシャ14と
テープ・クランパ間を走行する。プッシャ14は下降し
て、プッシャ14と対向する形で装置に保持されるプロ
ーブ・カード15のプローブ・ピン15Aに、テープ・
クランパとプッシャ14で保持されたTAB9を接触さ
せてTABを試験する。
【0008】スプロケット11,13,18,20が同
期して回転することにより、TAB9はピッチ分送ら
れ、供給リール8A→プーリ10→スプロケット11→
プーリ12→スプロケット13,20→プーリ19→ス
プロケット18→プーリ17→収容リール16Aの順に
移動する。
【0009】このような従来のTABオート・ハンドラ
におけるリール・モータ8の制御を行う従来のTAB搬
送機構のリール・モータ制御回路は図3に示すように構
成されている。この図3に示すTAB搬送機構のリール
・モータ制御回路は、この発明の出願人により平成7年
6月26日付けで出願された特願平7ー182086号
に記載されているものである。
【0010】このTABオート・ハンドラにおけるTA
B搬送機構は左右対象の構成をなしており、図3では、
例として供給側のリール・モータ8のリール・モータ制
御回路の系統のみを示している。
【0011】図3において、スプロケット11は、リー
ル・モータ8の下方下側に配置し、TAB9は供給リー
ル8Aとスプロケット11の間をTAB9の自重により
たるませて案内する。プーリ10は中心が回転自在に固
定されており、TAB9がスプロケット11に案内され
るまでのたるみの程度を調整している。
【0012】プーリ12はプーリ10と同様に中心が回
転自在に固定されており、スプロケット13が駆動する
ことにより、図示を省略した測定部へTAB9を案内す
る。スプロケット11とスプロケット13は連動して駆
動する。上限センサ1Aと下限センサ1Bは供給リール
8Aから垂下するTAB9の有無を検出するものであ
り、例えば光反射型のセンサを使用する。
【0013】この上限センサ1Aの検出出力は回転停止
決定回路2の2入力のアンド・ゲート2Aと2入力のナ
ンド・ゲート2Bの第1の入力端に入力されるようにな
っており、下限センサ1Bの検出出力はアンド・ゲート
2Aとナンド・ゲート2Bの第2の入力端に入力される
ようになっている。
【0014】アンド・ゲート2Aの出力は2入力のアン
ド・ゲート2Dと2Eの各第2の入力端に入力されるよ
うになっている。同様にして、ナンド・ゲート2Bの出
力は2入力のアンド・ゲート2Cと2Fの各第2の入力
端に入力されるようになっている。
【0015】アンド・ゲート2D,2Fの第1の入力端
には、送り出し用、すなわち、スプロケット11,13
の回転方向がTAB9を送り出す方向の時に出力される
FW信号7Aが入力れるようになっており、アンド・ゲ
ート2C,2Eの第1の入力端には、巻き戻し用、すな
わち、TAB9を巻き戻す方向のときに出力されるRE
V信号7Bが入力されるようになっている。
【0016】また、アンド・ゲート2C,2Dの出力は
ノア・ゲート2Gに入力されるようになており、アンド
・ゲート2E,2Fの出力はノア・ゲート2Hに入力さ
れるようになっている。ノア・ゲート2Gの出力はフリ
ップ・フロップ(以下、FFと略称する)回路2Iのセ
ット入力端Sに入力されるようになっており、ノア・ゲ
ート2Hの出力はこのFF2Iのリセット入力端Rに入
力されるようになっている。
【0017】FF2Iの出力はパルス発生回路5に出力
されるようになっており、パルス発生回路5の出力は回
転方向決定回路6を構成する2入力のアンド・ゲート6
A,6Bの各第2の入力端に入力されるようになってお
り、アンド・ゲート6Aの第1の入力端には、前記FW
信号7Aが入力されるようになっており、アンド・ゲー
ト6Bの第1の入力端には、REV信号7Bが入力され
るようになっているアンド・ゲート6A,6Bの各出力
により、リール・モータ8の回転方向をTAB9の送り
出し方向あるいは巻き戻し方向を決定するようにしてい
る。
【0018】次に、以上のように構成された図3のリー
ル・モータ制御回路の動作について説明する。まず、ス
プロケット11とスプロケット13が反時計方向に回転
すると、TAB9が供給リール8A側から収容リール側
に搬送される。TAB9が搬送されると、たるみの最下
部は上に移動し、たるみの最下部が上限センサ1Aの位
置を越えると、上限センサ1Aと下限センサ1BはTA
B9を「無」と判断し、論理「1」を出力する。
【0019】この論理「1」はそれぞれアンド・ゲート
2A,ナンド・ゲート2Bに入力され、アンド・ゲート
2Aから論理「1」が出力され、この論理「1」のアン
ド・ゲート2Aの出力がアンド・ゲート2D,2Eの各
第2の入力端に入力される。
【0020】アンド・ゲート2Dの第1の入力端には、
TAB9が搬送されていることからFW信号7Aが入力
されており、したがって、アンド・ゲート2Dはアンド
・ゲート2Aの出力とFW信号7Aとのアンドをとり、
論理「1」をノア・ゲート2Gの第2の入力端に送出す
る。
【0021】TAB9が送り出し方向に搬送されている
ので、REV信号7Bは論理「0」であり、したがっ
て、アンド・ゲート2Eの出力は論理「0」であり、こ
の論理「0」の出力がノア・ゲート2Hの第1の入力端
に入力される。
【0022】また、アンド・ゲート2Cは論理「0」の
ナンド・ゲート1Bの出力とREV信号7Bとのアンド
を取り、論理「0」をノア・ゲート2Gに出力する。
【0023】さらに、アンド・ゲート2Fはノア・ゲー
ト2Bの出力とFW信号とのアンドを取り、論理「0」
をノア・ゲート2Hに出力する。この結果、FF2Iが
ノア・ゲート2Gの出力により、セットされる。このよ
うにして、回転停止決定回路2はFW信号7Aと上限セ
ンサ1Aと下限センサ1Bの論理「1」を検知し、FF
2Iをセットする。
【0024】パルス発生回路5はFF2Iの出力を入力
とし、リール・モータ8へ低周波のパルスを出力し徐々
に周波数を上げ、最高周波数で一定にし、リール・モー
タ8を加速動作させ、TAB6を収容リール16A側に
送り出す。
【0025】一方、TAB9が送り出されると、たるみ
の最下部は下に移動し、たるみの最下部が下限センサ1
Bを越すと、上限センサ1Aと下限センサ1BはTAB
9を「有」と判断し、論理「0」を出力する。
【0026】この上限センサ1Aの論理「0」はアンド
・ゲート2Aとナンド・ゲート2Bの各第1の入力端に
入力され、下限センサ1Bの論理「0」はアンド・ゲー
ト2Aとナンド・ゲート2Bの各第2の入力端に入力さ
れる。
【0027】この結果、アンド・ゲート2Aは論理
「0」を出力し、この論理「0」がアンド・ゲート2D
と2Eの各第2の入力端に入力され、両アンド・ゲート
2D,2Eの出力は論理「0」となる。
【0028】また、ナンド・ゲート2Bは論理「1」を
出力し、この論理「1」はアンド・ゲート2Cと2Fの
各第2の入力端に入力され、アンド・ゲート2Cの第1
の入力端には、論理「0」のREV信号7Bが入力さ
れ、アンド・ゲート2Fの第1の入力端には、論理
「1」のFW信号7Aが入力される。したがって、アン
ド・ゲート2Cから論理「1」が出力されるが、アンド
・ゲート2Fからは論理「0」が出力され、FF2Iが
リセットされる。
【0029】このようにして、回転停止回路2は上限セ
ンサ1Aと下限センサ1Bの論理「0」とFW信号7A
の論理「1」を検知し、FF2Iをリセットし、FF2
Iの出力が論理「0」になる。
【0030】パルス発生回路5はFF2Iの出力を入力
とするので、パルス発生回路5はFF2Iからの論理が
「1」から「0」になったことを検知し、パルスを最高
周波数から徐々に周波数を下げて最後に出力を停止し、
リール・モータ8を停止させる。
【0031】以上のように、図3で、供給リール8Aか
ら供給されるTAB9を常時たるませた状態にし、一定
のたるみ量を持って供給するたるみ量を検出し、リール
・モータ8を制御することにより、TAB9はスプロケ
ット11と13により測定部に搬送される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】図3のリール・モータ
制御回路の構成では、リール・モータ8の制御はリール
の巻き径が変化しても速度が一定なので,TAB搬送機
構でTAB9を搬送する場合、巻き径が少ない場合はリ
ール・モータ8がスプロケットに追従できなくなり、巻
き径が多い場合は、たるみの最下部が下降しすぎて、こ
こでは図示を省略した部品に接触してしまうという問題
がある。
【0033】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、この発明は、TAB9を巻いたリール8Aを回転駆
動するリール・モータ8と、リール・モータ8の下方外
側に配置し、リール8Aとの間でTAB9を自重でたる
ませて案内するスプロケット11,13と、リール8A
から垂下するTAB9の上限位置を検出する上限センサ
1Aと、リール8Aから垂下するTAB9の下限位置を
検出する下限センサ1Bと、上限センサ1Aの出力と下
限センサ1Bの出力およびスプロケット11,13の回
転方向がTAB9を送り出す方向のときに出力するFW
信号7AとTAB9を巻き戻す方向のときに出力するR
EV信号7Bのいずれか一方とを入力としてリール・モ
ータ8の回転停止を決定する回転停止決定回路2と、リ
ール8Aに巻かれているTAB9の量を検出するリール
径検出センサ3と、回転停止決定回路2の出力によりリ
ール径検出センサ3の出力を保持してリール・モータ8
の速度を切替える速度切替え回路4と、回転停止決定回
路2の出力と速度切替え回路4の出力とにより前記リー
ル8Aに巻かれているTAB9の量の多寡に応じて周波
数の異なるパルスを発生するパルス発生回路5と、パル
ス発生回路5の出力とFW信号7AまたはREV信号7
Bのいずれか一方を入力してリール・モータ8を順方向
または逆方向に回転させるパルスを出力する回転方向決
定回路6とを備える。
【0034】
【発明の実施の形態】この発明のTAB搬送機構のリー
ル・モータ速度切替え制御回路によれば、リール8Aに
巻き付けられたTAB9を送り出す方向にスプロケット
11,13が回転すると、FW信号7Aが発生し、TA
B9を巻き戻す方向にスプロケット11,13が回転す
ると、REV信号7Bが発生する。
【0035】スプロケット11,13がTAB9を送り
出す方向あるいは巻き戻す方向に回転してリール8Aか
ら垂下される量に応じて、上限センサ1A,下限センサ
1BによりTAB9の有無を判断し、上限センサ1A,
下限センサ1Bの出力とFW信号7AまたはREV信号
7Bとにより、回転停止決定回路2でリール・モータ8
を回転するか停止するかを決定する。
【0036】回転停止決定回路2の出力信号を速度切替
え回路4に入力することにより、速度切替え回路4はリ
ール径検出センサ3によるリール8Aに巻かれているT
AB9の量の検出信号を保持してリール・モータ8の速
度を切替える信号をパルス発生回路5に出力する。
【0037】パルス発生回路5は回転停止決定回路2の
出力信号と速度切替え回路4の出力信号とを入力してリ
ール8Aに巻かれているTAB9の量に応じて低い周波
数または高い周波数のパルスを選定して、回転方向決定
回路6に出力する。
【0038】回転方向決定回路6はパルス発生回路5の
出力とFW信号7AまたはREV信号7Bとを入力し
て、FW信号7AまたはREV信号7Bに同期したパル
スを出力して、リール・モータ8を所定方向に回転させ
る。
【0039】次に、この発明によるTAB搬送機構のリ
ール・モータ速度切替え制御回路の実施の形態を図1の
回路図を参照して説明する。図1は、図3と同様に供給
リール側のリール・モータの速度制御系のみを示してい
る。
【0040】図1で、図3と同一部分には同一符号を付
し、図3と異なる部分について説明する。図1では図3
の構成に新たにリール径検出センサ3と速度切替え回路
4が付加されたものであり、その他の構成は図3と同様
である。
【0041】すなわち、リール径検出センサ3はリー
ル、つまり、供給リール8Aに巻回されているTAB9
の巻回量を検出するためのものである。リール径検出セ
ンサ3の検出出力はFF4Aの入力端Dに入力される。
FF4Aのクロック入力端Tには、回転停止決定回路2
のFF2Iの出力が入力される。FF2Iの出力とFF
4Aの出力がパルス発生回路5に入力される。
【0042】この場合、速度切替え回路4はリール径検
出センサ3により、供給リール8Aに巻回されているT
AB9の巻回量を検出し、回転停止決定回路2から信号
が出力されたとき、リール径検出センサ3の信号をFF
4Aに保持し、パルス発生回路5に出力するようにして
いる。その他の構成は図3と同様である。
【0043】次に、図1の動作について説明する。ま
ず、TAB9が供給リール8Aから送り出される。すな
わち、スプロケット11と13が反時計方向に回転し、
供給リール8AにはTABが多く巻かれている場合につ
いて説明する。
【0044】図1で、TAB9はスプロケット11と1
3が反時計方向に回転することにより、図示を省略した
測定部に搬送されるとともに、たるみの最下部は上に移
動する。たるみの最下部が上限センサ1Aを越えると、
上限センサ1Aと下限センサ1BはTAB9が「無」と
判断し、論理「1」を出力する。上限センサ1Aと下限
センサ1Bの出力は回転停止決定回路2のアンド・ゲー
ト2Aとナンド・ゲート2Bにそれぞれ入力し、アンド
・ゲート2Aより論理「1」を出力する。
【0045】供給リールに巻かれているTAB9が多い
時は、リール径検出センサ3は論理「1」を出力する。
【0046】回転停止決定回路2のアンド・ゲート2A
の出力は、アンド・ゲート2D,2Eの第2の入力端に
入力する。また、スプロケット11,13は反時計方向
に回転しているので、スプロケット11,13の回転方
向が反時計方向であるTAB9を送り出す方向のときに
出力されるFW信号7Aは論理「1」になっており、回
転停止決定回路2のアンド・ゲート2Aの出力とFW信
号7Aを入力とするアンド・ゲート2Dが論理「1」を
出力する。アンド・ゲート2Dの出力はノア・ゲート2
Gに入力し、FF2Iをセットする。
【0047】FF2Iをセットすることにより、FF2
Iの出力が速度切替え回路4のFF4Aのクロック入力
端Tに入力され、この出力によりFF4Aはリール径検
出センサ3の出力、すなわち、論理「1」を保持し、速
度切替え回路4のFF4Aからパルス発生回路5へ論理
「1」を出力する。
【0048】パルス発生回路5は、回転停止決定回路2
のFF2Iの出力と速度切替え回路4のFF4Aの出力
とにより、2種類の台形駆動テーブルの内、低い周波数
が選択され、回転方向決定回路6へ低周波のパルスを出
力し、徐々に周波数を上げ、最高周波数で一定にする。
【0049】回転方向決定回路6のアンド・ゲート6A
はFW信号7Aの論理「1」を第1の入力端に入力し、
パルス発生回路5のパルスを第2の入力端に入力して、
FW信号7Aに同期したパルスを出力し、リール・モー
タ8を時計方向に加速動作させ、TAB9を送り出す。
【0050】次に、供給リール8Aに巻かれているTA
B9が少ない場合について説明する。回転停止決定回路
2のアンド・ゲート2Aの出力は、アンド・ゲート2D
と2Eの各第2入力端に入力する。
【0051】また、スプロケット11と13は反時計方
向に回転しているので、FW信号7Aが論理「1」レベ
ルになっており、回転停止決定回路2のアンド・ゲート
2Aの出力とFW信号7Aを入力とするアンド・ゲート
2Dが論理「1」を出力する。アンド・ゲート2Dの出
力はノア・ゲート2Gに入力し、ノア・ゲート2Gの出
力によりFF2Iをセットする。
【0052】FF2Iがセットされることにより、その
出力が速度切替え回路4のFF4Aのクロック入力端T
とパルス発生回路5に入力される。速度切替え回路4の
FF4AはFF2Iの出力によりリール径検出センサ3
の出力論理「0」を保持し、パルス発生回路5へ論理
「0」を出力する。
【0053】パルス発生回路5は、回転停止決定回路2
のFF2Iの出力と速度切替え回路4のFF4Aの出力
とにより、2種類の台形駆動テーブルの内、高い周波数
が選択され、回転方向決定回路6へ低周波のパルスを出
力し、徐々に周波数を上げ、最高周波数で一定にする。
【0054】回転方向決定回路6のアンド・ゲート6A
はFW信号7Aの論理「1」を第1の入力端に入力し、
パルス発生回路5のパルスを第2の入力端に入力して、
FW信号7Aに同期したパルスを出力し、リール・モー
タ8を時計方向に加速動作させ、TAB9を送り出す。
【0055】この実施の形態では、速度切替え回路4に
FF4Aを使用しているので、供給リール8Aに巻かれ
ているTAB9の量がリール径検出センサ3のしきい値
でも、供給リールが回転している間は、リール切替え制
御スピードが回転中は変化しないので、安定してTAB
テープを送り出すことができる。
【0056】なお、図1の実施の形態では、供給リール
8A側の系統について図示しているが、収容リール側の
系も同様に構成され、かつ同様に動作する。
【0057】また、図1で示したリール・モータ速度切
替え回路をTAB用オート・ハンドラに搭載することに
より、TAB用オート・ハンドラのリールに巻かれたT
ABを自動的に測定位置に搬送する際にTABを他の部
品に接触することなく、ICテスタと接続して電気的特
性を効率良く実行することができる。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、FW信号またはRE
V信号と上限センサと下限センサとの論理を回転停止決
定回路で検知し、この回転停止決定回路の出力により供
給リールに巻かれているTABの量を検出するリール径
検出センサの出力を速度切替え回路へ入力して保持し
て、パルス発生回路に出力し、この出力と回転停止決定
回路の出力とによりパルス発生回路から最高周波数のパ
ルスを発生させて回転方向決定回路に対してFW信号ま
たはREV信号に同期したパルスを発生させ、リール・
モータを所定方向に加速動作させるようにしたので、供
給リールに巻かれているTABの量が変化しても、供給
リールの送り出し時にTABのたるみの部分が下部に接
触することがなくなり、かつ,スプロケットのスピード
に供給リールの送り出しスピードが追従することができ
る。
【0063】また、TAB用オート・ハンドラにこのT
AB搬送機構のリール・モータ速度切替え回路を設ける
ことにより、TAB用オート・ハンドラのリールに巻か
れたTABを自動的に測定位置に搬送する際にTABを
他の部品に接触することなく、ICテスタと接続して電
気的特性を効率良く実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるTAB搬送機構のリール・モー
タ速度切替え制御回路の一実施の形態の構成を示す回路
図である。
【図2】従来のTABオート・ハンドラの全体の構成を
示す構成説明図である。
【図3】従来のTAB搬送機構のリール・モータ制御回
路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1A 上限センサ 1B 下限センサ 2 回転停止決定回路 2A,2C〜2F、6A,6B アンド・ゲート 2B ナンド・ゲート 2G,2H ノア・ゲート 2I,4A フリップ・フロップ回路(FF) 3 リール径検出センサ 4 速度切替え回路 5 パルス発生回路 6 回転方向決定回路 8 リール・モータ 8A 供給リール 9 TAB 10,12 プーリ 11,13 スプロケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TAB(9) を巻いたリール(8A)を回転駆
    動するリール・モータ(8) と、 前記リール・モータ(8) の下方外側に配置し、前記リー
    ル(8A)との間でTAB(9) を自重でたるませて案内する
    スプロケット(11),(13) と、 前記リール(8A)から垂下するTAB(9) の上限位置を検
    出する上限センサ(1A)と、 前記リール(8A)から垂下するTAB(9) の下限位置を検
    出する下限センサ(1B)と、 前記上限センサ(1A)の出力と前記下限センサ(1B)の出力
    および前記スプロケット(11),(13)の回転方向がTAB
    (9) を送り出す方向のときに出力するFW信号(7A)とT
    AB(9) を巻き戻す方向のときに出力するREV信号(7
    B)のいずれか一方とを入力として前記リール・モータ
    (8) の回転停止を決定する回転停止決定回路(2) と、 前記リール(8A)に巻かれているTAB(9) の量を検出す
    るリール径検出センサ(3) と、 前記回転停止決定回路(2) の出力により前記リール径検
    出センサ(3) の出力を保持してリール・モータ(8) の速
    度を切替える速度切替え回路(4) と、 前記回転停止決定回路(2) の出力と前記速度切替え回路
    (4) の出力とにより前記リール(8A)に巻かれているTA
    B(9) の量の多寡に応じて周波数の異なるパルスを発生
    するパルス発生回路(5) と、 前記パルス発生回路(5) の出力と前記FW信号(7A)また
    は前記REV信号(7B)のいずれか一方を入力して前記リ
    ール・モータ(8) を順方向または逆方向に回転させるパ
    ルスを出力する回転方向決定回路(6) を備えることを特
    徴とするTAB搬送機構のリール・モータ速度切替え制
    御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のTAB搬送機構のリール
    ・モータ速度切替え制御回路において、 速度切替え回路(4) は、フリップ・フロップ回路を内蔵
    することを特徴とするTAB搬送機構のリール・モータ
    速度切替え制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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