JP3094455B2 - 張力制御装置 - Google Patents

張力制御装置

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JP3094455B2
JP3094455B2 JP02403068A JP40306890A JP3094455B2 JP 3094455 B2 JP3094455 B2 JP 3094455B2 JP 02403068 A JP02403068 A JP 02403068A JP 40306890 A JP40306890 A JP 40306890A JP 3094455 B2 JP3094455 B2 JP 3094455B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置におけ
る磁気テープの張力を一定に保つ張力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置が広く普及して
いるが、磁気テープの走行安定性は今も重要な課題であ
る。
【0003】以下、従来の張力制御装置について、図面
を参照しながら説明する。図3は従来の磁気記録再生装
置における張力制御装置の構成をブロック図で示す。図
において、磁気テープ2はキャプスタンモータ4で駆動
されるキャプスタンにピンチローラ5で圧接されて走行
する。この磁気テープ2はリールモータ1で駆動される
リール2に巻き取られる。このとき、キャプスタンモー
タ4の回転数に比例した周波数の信号b(キャプスタン
FG)とリールモータ1の回転数に比例した信号a(リ
ールFG)とを巻径検出回路7に入力し、前記aとbと
の比率、すなわち、e=(キャプスタンFG/リールF
G)を検出する。この検出信号eは磁気テープの巻き取
り径に比例した値を持ち、この信号でリールモータ1の
駆動回路6を制御することで、磁気テープの張力を巻き
取り径によらず一定に保っている。なお、巻径検出回路
の検出周期は一定時間に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の張力
制御装置では、巻径検出誤差を小さくする目的で巻径検
出回路7の検出周期を長くすると、磁気テープが走行を
開始するときなどで最初の巻径検出が完了するまでの時
間が長くなり、その期間は巻径に無関係にリールが駆動
されるので、テープ張力が不安定となり、走行も不安定
となる問題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するもので、常
に安定した磁気テープ走行が得られる張力制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、磁気テープを走行させるテープ走行手段
と、走行する前記磁気テープを巻き取るリールと、所定
の検出周期で、前記磁気テープの走行速度信号と前記リ
ールの回転数信号から前記リールにおける磁気テープの
巻径を検出して巻径信号を出力する巻径検出手段と、前
記巻径信号を入力して磁気テープの張力を一定に保つよ
うに制御しながら前記リールを回転駆動するリール駆動
手段を備えた磁気テープの張力制御装置において、磁気
テープの走行条件の設定に対応して、前記巻径検出手段
の巻径検出周期を変化させて磁気テープの張力を一定に
保つように制御する検出周期制御手段を備えた張力制御
装置とする。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成において、検出周期制御手
段が磁気テープの走行条件設定に対応して巻径検出の周
期を変化させ、検出に要する時間を変える。たとえば、
磁気テープの走行開始のときは、最初の検出周期を短く
して、早く制御状態に移行する。
【0008】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の一実施例の張力制御装置について図面を
参照しながら説明する。
【0009】図1に本発明の一実施例の張力制御装置の
構成をブロック図で示す。図に示すように、磁気テープ
3を走行させるキャプスタンモータ4とピンチローラ5
を備え、巻き取りリール2を回転させるリールモータ1
が駆動回路6で駆動され、その回転がキャプスタンFG
の信号bとリールFGの信号aを入力して巻径に比例し
た信号eでリールモータを制御する構成は従来例と同じ
であり、同一構成要素には同一番号を付し、詳細な説明
を省略する。
【0010】本発明の張力制御装置は検出周期切換回路
8を設け、前記巻径検出回路7の検出周期を制御する検
出周期切換回路8を設ける。検出周期切換回路8は巻径
モード指令dを入力したとき、巻径検出回路7の検出周
期を変化させて制御する手段である。
【0011】上記構成において動作を説明する。図にお
いて、磁気テープ2はキャプスタンモータ4で駆動され
るキャプスタンにピンチローラ5で圧接されて走行す
る。この磁気テープ2はリールモータ1で駆動されるリ
ール2に巻き取られる。このとき、キャプスタンモータ
4の回転数に比例した周波数の信号b、すなわち所定の
検出周期の間にカウントされるキャプスタン周波数発生
器の波数(キャプスタンFG)とリールモータ1の回転
数に比例した信号a、すなわち所定の検出周期の間にカ
ウントされるリール周波数発生器の波数(リールFG)
とを巻径検出回路7に入力し、前記aとbの比率、すな
わち、e=(キャプスタンFG/リールFG)を検出す
る。この検出信号eは磁気テープの巻き取り径に比例し
た値を持ち、この信号でリールモータ1の駆動回路6を
制御することで、磁気テープの張力を巻き取り径によら
ず一定に保っている。このとき、巻径検出回路7の検出
周期は前記検出周期切換回路8によって制御される。
【0012】図2は検出周期切換回路8の動作をタイミ
ングチャートで示す。図において、検出周期切換回路8
は巻径モード指令信号dを入力して巻径モードに入り、
指令信号dの立ち上がりのタイミングから制御を開始
し、前記巻径検出回路7に巻径検出の周期を決定する検
出周期信号cを出力する。この検出周期信号cは巻径検
出回路7の巻径検出動作の終了と次の検出動作の開始を
指令するパルス列である。図のT1,T2,T3,T4,T
5,T6で示すように、磁気テープが走行を開始した時点
で検出周期を所定の周期よりも短くし、時間経過ととも
に検出周期を長くするように検出周期信号パルスを出力
する。このような検出周期信号cを入力した巻径検出回
路7は巻径に比例した信号eを図に示すように出力す
る。したがって、走行開始の時点では検出した巻径値は
期待される巻径検出値(巻径理論値)よりも誤差が大き
くなるが、検出期間が短くなることにより、検出完了ま
でに至る無制御な走行も早く完了する。ただし、検出周
期が短いままであると、検出精度が低下したままとなる
ので、時間とともに検出周期を長く変化させ、所定の周
期になる時点で巻径モード指令dをOFFとして通常の
張力制御に移行する。
【0013】このように本発明の実施例の張力制御装置
によれば、リールの巻径でリール駆動を制御して磁気テ
ープの張力を一定に保つように制御する張力制御装置に
おいて、巻径検出手段が巻径を検出する周期を磁気テー
プの走行条件に対応して変化させる検出周期切換回路を
備えた張力制御装置とすることにより、磁気テープの走
行開始の立ち上がり時点などで、最初の検出周期を短く
して検出完了を早くし、巻径未検出による無制御走行時
間を短縮して安定な走行を得ることができる。
【0014】なお、前記巻径モード指令信号は磁気テー
プの走行モードを指令する他の制御手段から得ることが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明はリールの巻径でリール駆動を制御して磁気テープの
張力を一定に保つように制御する張力制御装置におい
て、巻径検出手段が巻径を検出する検出周期を、磁気テ
ープの走行開始直後で短くすることにより、走行開始直
後の検出完了を早くし、巻径未検出による無制御走行時
間を短縮して安定な走行を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の張力制御装置の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の一実施例の張力制御装置の動作を示す
タイミングチャート
【図3】従来の張力制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 リールモータ(リール駆動手段)2 リール3 磁
気テープ4 キャプスタンモータ(テープ走行手段)5
ピンチローラ(テープ走行手段)6 駆動回路(リー
ル駆動手段)7 巻径検出回路(巻径検出手段)8 検
出周期切換回路(検出周期制御手段)a リールFG信
号(リール回転数信号)b キャプスタンFG信号(テ
ープ速度信号)d 巻径モード指令信号(テープの走行
条件設定入力)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを走行させるキャプスタン
    と、走行する前記磁気テープを巻き取るリールと、所定
    の検出周期における前記キャプスタンの周波数発生器の
    波数と前記リールの周波数発生器の波数との比から前記
    リールにおける磁気テープの巻径を検出して巻径信号を
    出力する巻径検出手段と、前記巻径信号を入力して磁気
    テープの張力を一定に保つように制御しながら前記リー
    ルを回転駆動するリール駆動手段とを備えた張力制御装
    置において、前記巻径検出手段の検出周期を、磁気テー
    プの走行開始直後は前記所定の検出周期よりも短くし、
    その後前記所定の検出周期になるように制御する検出周
    期制御手段を備えた張力制御装置。
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