JPH0744950A - テープ駆動回路 - Google Patents

テープ駆動回路

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Publication number
JPH0744950A
JPH0744950A JP5190547A JP19054793A JPH0744950A JP H0744950 A JPH0744950 A JP H0744950A JP 5190547 A JP5190547 A JP 5190547A JP 19054793 A JP19054793 A JP 19054793A JP H0744950 A JPH0744950 A JP H0744950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
speed
reel
mode
rotation cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP5190547A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Hayashi
渉 林
Kazunori Ito
一記 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP5190547A priority Critical patent/JPH0744950A/ja
Publication of JPH0744950A publication Critical patent/JPH0744950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープ残量が少ないときに高速モードが選択さ
れたときでもテープなどのダメージを与えることなく停
止できるようにする。 【構成】テープ駆動回路10内にリール回転周期検出用
のFG31,32及び計測・制御用の制御部20が配さ
れる。FG31,32から出力されるFGパルスPs,
Ptは制御部20に供給される。制御部20はREW/
FF動作開始時テープスピードを必ず100倍速で始
め、その後対応するリール11あるいは12のFGパル
スに基づいてそのリールの回転周期を計測し、図3領域
a,bのようにテープ残量が充分あるときは200倍速
となり、同図領域cのようにテープ残量が充分ないとき
は100倍速のままとする。こうすると、テープ残量が
少ないときに高速モードが選択されたときでもテープな
どのダメージを与えることなく停止させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DDS(Digital
Data Strage)としても使用されるDAT(Digital
Audio Tape recorder)などのテープレコーダに適用
して好適なテープ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】DATには他のテープレコーダと同様に
テープの終端及び始端を検出するため、図8に示すよう
にテープ13の両端に透明テープなどのリーダーテープ
14が貼着され、このリーダーテープ14を光学的に検
出することによってテープ走行を自動的に停止させるよ
うなテープエンド検出機構が設けられている。
【0003】説明の便宜上、図8においてテープ供給側
を基準にしたときテープ始端をBOT(begin of tap
e)、テープ終端をEOT(end of tape)とし、巻き取
りリール側リーダーテープの始端をBOM(begin of m
edia)、そして供給側リーダーテープの終端をEOM
(end of media)とすると、リーダーテープ14の始端
及び終端BOM,EOMに達する前にテープ13が停止
するように制御されることになる。
【0004】図9はテープエンド検出機構を含むテープ
駆動回路の一例を示す。供給側リール11の駆動モータ
15と、巻き取り側リール12の駆動モータ17のそれ
ぞれにはテープスピード検出用のFGパルス発生器(F
G)31、32が設けられており、それらからの回転パ
ルス(FGパルス)が制御部20に供給される。
【0005】早送りあるいは巻き戻しモードでのテープ
スピードは通常の200倍程度の速さに制御される場合
が多い。この高速テープスピードをテープの巻き取り開
始時から巻き終わりまで保持すると、テープ始端若しく
は終端を検出してからテープを自動停止させるには遅す
ぎ、テープ(リーダテープを含む)に強い衝撃を与えて
しまう。
【0006】この衝撃より強い張力がテープに加わるの
で、テープ損傷が発生するばかりでなく、テープに撓み
が生じてジャムの原因にもなる。そのため、従来では高
速モード時、テープ始端BOTやテープ終端EOTに到
達する前にテープスピードを200倍速から例えば10
0倍速まで落すことによって、上述した問題が発生しな
いようにしている。
【0007】テープスピードの検出は例えば上述したF
G31,32から得られるパルスが利用される。リール
に対するテープ残量が充分あるときは、リールから供給
され若しくは巻き取られるテープのスピードが遅く、こ
れに伴ってリールの回転周期(時間)も長くなるから、
リールの単位回転周期当たりに検出できるパルス数が多
くなる。
【0008】これとは反対に、リールに対するテープ残
量が少ないときはリールのテープスピードが速くなるか
らリールの単位回転周期当たりに検出できるパルス数が
少なくなり、換言するとリール回転周期が短くなる。つ
まり、テープ残量とテープスピードおよびリール回転周
期との関係は図10のようになる。
【0009】これらの関係を利用して、例えばリールの
回転周期が基準値Ymsより速くなって(図では座標の
原点側を指す。)、テープ残量が所定量より少なくなっ
たときテープスピードを100倍速に切り替えている
(図10B)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のテ
ープスピード制御にあって、本来なら100倍速に切り
替えられるべきテープ残量Taの中での任意のテープ残
量位置例えばTcで高速モードが選択されたときには、
テープスピードが規定のテープスピード(200倍速)
に至るまでは多少の時間がかかるため、図10Bのよう
に規定のテープスピードに落ちついたときにはもはや1
00倍速に切り替えるべき時点を遥かに超過してしま
う。そのため、この場合にはテープなどに衝撃を与える
ことなくテープを停止させることが不可能になる。
【0011】例えば、図Bに示すようにテープスピード
を切り替えるべきテープ残量Ta(リール回転周期Ym
s)が検出されてテープスピード制御信号を出力するま
でには時間T5だけかかり、テープスピード制御信号の
供給によってテープスピードが規定のテープスピード
(100倍速)に減速されるまでには時間T6だけかか
る。
【0012】同様にテープ始端BOTを検出してからテ
ープ停止信号を出力するまでには時間T7だけかかり、
そしてこのテープ停止信号を受けて実際にテープが停止
するまでには時間T8がかかる。
【0013】検出すべき回転周期Ymsはこれらトータ
ルな時間Tを充分カバーするような値に設定されてい
る。上述したようにテープ残量が少ないときは少なくと
も検出回転周期Ymsよりも速い、例えば同図Aのテー
プ残量TCとなる時点であるのでこの場合にはテープに
ダメージを与えることなく停止させることはできないと
いうことになる。このようなことが起こるのは早送りモ
ードでも、巻き戻しモードでも同じことである。
【0014】この発明はこのような課題を解決したもの
であって、テープ残量が少ないときに高速モードが選択
されたときでもテープなどに損傷を与えることなくテー
プを停止させることができるようにしたテープ駆動回路
を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためこの発明においては、テープ巻き戻しあるいは早送
りモードが指定されたとき、テープの巻き始めから巻き
終わりまで指定された高速のテープスピードでテープを
リールに巻き取るテープ駆動回路において、リールの回
転速度を検出するためのFGパルス発生器と、テープス
ピード制御部を有し、巻き戻しあるいは早送りモードの
動作開始時にはテープスピードを上記高速の第1のテー
プスピードより低速の第2のテープスピードに設定する
と共に、第1のテープスピードに変速するに充分なテー
プ残量がないときは上記第2のテープスピードをそのま
ま保持するようになされたことを特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用】早送りや巻き戻しのような高速モードが選択さ
れたときには、図3で示すように、必ず100倍速のテ
ープスピード(第2のテープスピード)に切り替えられ
る。そして、そのときのテープ残量がFGパルス数によ
って検出される。このとき使用するFGパルスは、誤検
出を避けるため巻き戻しモードでは供給側リール11側
であり、早送りモードでは巻き取り側リール12側であ
る。
【0017】巻き戻すべきテープ残量が充分に存在する
ときには(図3領域aやb)、テープスピードを規定の
200倍速(第1のテープスピード)に切り替えられる
が、領域cのように充分なテープ残量が存在しないと判
断されたときには100倍速のままとする。100倍速
の下ではテープ始端BOTやテープ終端EOTを検出し
てからテープを自動停止させても、テープなどに損傷を
与えることなく自動停止させることができる。
【0018】
【実施例】続いて、この発明に係るテープ駆動回路の一
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1はこの発明に係るテープ駆動回路10
の一例を示す系統図であって、供給側リール11から巻
き取り側リール12にテープ13が走行する状態を順方
向走行とする。
【0020】それぞれのリール軸15,17には上述し
たように駆動モータ16,18が取り付けられており、
直結型のリール駆動方式となっている。これら駆動モー
タ16,18はそれぞれファンクションキー21の操作
に応じて、CPUで構成された制御部20からの指令に
基づいて駆動方向、駆動電圧などが制御される。駆動モ
ータ16,18に対する駆動電圧は駆動電圧発生回路2
2から得られる電圧が利用される。
【0021】ファンクションキー21のキー操作に応じ
た動作モードに基づいて対応する駆動モータ16及び1
8に対して、指定されたテープ走行方向に応じた極性と
大きさの駆動電圧Vs,Vtがそれぞれ供給される。
【0022】特に早送りモード(FFモード)若しくは
巻き戻しモード(REWモード)のように通常のテープ
スピードとは異なるテープスピードが指定されたときに
は、テープの巻き始めから巻き終るまで指定されたテー
プスピードを保持するような駆動電圧Vs,Vtがそれぞ
れ対応する駆動モータ16及び18に供給される。
【0023】本例の場合、早送りや巻き戻しモードのテ
ープスピードとして通常のテープスピードの100倍速
と200倍速の2種類のテープスピードが指定される。
【0024】それぞれのリール軸15,17に直結する
駆動モータ軸には上述したFGパルス発生器(FG)3
1,32が取り付けられているので、リール回転数に比
例したFGパルスPs,Ptが生成され、それらは制御部
20に供給される。
【0025】制御部20はマイコンによって構成される
ものであり、その機能をブロック化して表すと図2のよ
うになる。
【0026】図2において、制御部20にはFGパルス
Ps,Ptをカウントするパルスカウンタ部25が設けら
れる。この例ではリールが1回転するとき8個のパルス
が出力されるようにFG31,32が構成されているた
め、パルスカウンタ部25では8パルスの期間をカウン
トし、その期間をハイレベルとするゲートパルスが生成
される。したがってこのゲートパルスはリールの1回転
周期に対応したパルスである。
【0027】クロック発生部26から出力された一定周
期のクロックckはクロックカウンタ部27に供給さ
れ、上述したゲートパルスの期間だけクロックckがカ
ウントされる。このカウント数は比較回路28において
基準値Yms,Xmsと比較される。これら基準値は高
速モードでのリール回転速度を計測するときに使用され
るもので、その詳細は後述する。比較出力は駆動電圧発
生回路22にて必要な駆動電圧Vs,Vtが生成され
る。
【0028】この発明では高速モードを選択した初期は
必ず速度の低いテープスピード(100倍速)が選択さ
れ、その後はリールのテープ残量に応じてさらに高速の
テープスピード(200倍速)にするか、そのままのテ
ープスピードにするかが選択される。
【0029】この速度制御について、図3以下を参照し
てその動作原理を説明する。この発明では高速モードの
選択時は必ず100倍速のテープスピードに制御され、
次にテープ残量を計測し、テープ残量が充分存在すると
きは200倍速にテープスピードが制御され(図3aお
よびbの領域)、テープ残量が充分ではないときは10
0倍速のままとなされる(同図cの領域)。
【0030】また、テープスピードを切り替えるときに
使用される検出パルスは高速モード切換時とその後とで
は異なる。巻き戻しモードについて例示する。
【0031】図4を参照して説明すると、同図において
直線Lsはテープ残量を変数としたときの供給側リール
11の回転周期の変化直線を示す。巻き取り側リール1
2側では反対の特性となるから巻き取り側リール12の
回転周期の変化直線は同図Ltのようになる。
【0032】そして、巻き戻しモードの切換直後の時点
での検出の基準は供給側リール11であって、そのテー
プ残量が検出される。そのときの基準値(時間)はXm
sである。供給側リール11ではテープが巻き取られる
関係でテープスピードは徐々に遅くなるからリールの1
回転周期は徐々に長くなる(直線Ls)。
【0033】供給側リール11側の回転周期SFGが時
間に換算して基準値Xms以下のときは巻き取り側リー
ル12側のテープ残量はTaよりも多いことになるの
で、このときはテープスピードが100倍速から200
倍速に加速される。基準値Xms以上であるときは巻き
取り側リール12側のテープ残量はTa以下になってい
るのでこのときはテープスピードは100倍速のままで
ある。
【0034】この速度制御が行なわれた後では検出の基
準が巻き取り側リール12側に遷移し、そのときの基準
値はYmsとなる。巻き取り側リール12側のテープ残
量が少なくなるにつれリールの回転速度(テープスピー
ドと等価)が速くなり、それに伴ってリール回転周期T
FGが短くなる。
【0035】回転周期TFGが基準値Ymsと等しくな
るテープ残量がTaであるから、回転周期TFGが基準
値Ymsより大きいときはまだ充分なテープ残量がある
ことになり、このときは200倍速のテープスピードが
維持される。しかし、回転周期TFGが基準値Ymsよ
り小さくなったときにはもはや充分なテープ残量がない
ので、このときはテープスピードが200倍速から10
0倍速となるように減速処理が行なわれる。
【0036】したがって、図4のようにテープ残量がT
bのときに巻き戻しモードが選択されたときにはテープ
スピードは100倍速から200倍速へと加速されるス
ピード制御となる。テープ残量がTcであるときに巻き
戻しモードが選択されたときにはテープスピードは10
0倍速のままである。
【0037】上述したように巻き戻しモードの切換直後
だけ供給側リール11側の回転周期SFGを検出するよ
うにしているのは、次のような理由に基づく。
【0038】テープ停止状態から若しくは通常速度での
走行状態から巻き戻しモードが選択されると、テープス
ピードはモード選択時から規定の100倍速に至るまで
の速度変遷が発生する。このとき仮に巻き取り側リール
12側の回転周期を検出するとすると、この回転周期は
必ず基準値Yms以下の状態を経過することになる。
【0039】このような速度変遷中も速度制御系は動作
しているので、回転周期が基準値Yms以下であること
が検出されると、テープスピードは100倍速から20
0倍速へ制御されてしまう。このような誤動作を回避す
るために巻き戻しモードの切換直後は供給側リール11
側の回転周期を検出するようにしたものである。
【0040】早送りモードでは、上述とは逆にこのモー
ドへの切換直後、巻き取り側リール12側の回転周期が
検出され基準値Xms(巻き戻しモード時に使用される
基準値と同じ)と比較される。そして、速度切換後は供
給側リール11側の回転周期と基準値Yms(巻き戻し
モード時に使用される基準値と同じ)とが比較されるこ
とになる。
【0041】以上のテープスピードの遷移状態をテープ
の巻き始めから巻き終わりまでを参考にして図示すると
図5のようになる。テープ巻き始めで高速モードが選択
されると時間T1(=T6)後に100倍速のテープス
ピードに至る。次にリールの回転周期(SFG若しくは
TFG)が基準値Xms以下になったことが検出される
とテープスピード制御信号が生成される。検出から制御
信号が生成されるまでの時間がT2となる。このテープ
スピード制御信号によって時間T3(=T6)後に20
0倍速のテープスピードに至る。
【0042】200倍速の状態(期間T4)のときリー
ル回転周期(TFG若しくはSFG)がYms以下にな
ったことが検出されると以後は従来例(図10)で説明
したような速度変遷を辿ってテープの巻き終わりとな
る。
【0043】上述した基準値Xms,Ymsは、図5に
示すトータル検出期間Tに対応したテープ残量のときに
得られる回転周期かこれに近い値が選ばれる。こうする
ことによって全てのテープを巻き戻したり、早送りした
りするときの時間が最短時間となる。本例では、クロッ
クCKの周期が2msecであるとき、Xmsが120ms
ecに、Ymsが32msecとなるように設定してある。
【0044】図6は上述した動作を実現するための制御
プログラムの一例を示すフローチャートであって、その
概略を説明する。
【0045】図6に示す巻き戻しモードではまず100
倍速に加速し、100倍速に加速された後でテープ始端
BOTが検出されないときは、供給側リール11の回転
周期SFGと基準値Xmsとの比較が行なわれ、基準値
Xms以下であれば100倍速のまま巻き戻しを行い、
テープ始端BOTが検出されれば正常停止される(ステ
ップ41,42,43)。回転周期SFGが基準値Xm
sより小さいときはテープ残量が充分あるものと判断で
きるから、この場合にはテープスピードの加速処理が行
なわれる(ステップ44)。
【0046】その後、テープ始端BOTの検出処理がな
され(ステップ45)、巻き取り側リール12の回転周
期TFGが基準値Ymsになるまで200倍速が保持さ
れる。しかし、回転周期TFGが基準値Yms以下にな
ったときには100倍速への減速処理となり(ステップ
46,47)、その状態でテープ始端BOTが検出され
るとテープ停止処理がなされる(ステップ48)。
【0047】200倍速に加速した状態のときで、巻き
取り側リール12の回転周期TFGが基準値Ymsとな
る前にテープ始端Ymsが検出されたときには、その検
出状態が異常であるのでこの場合はエラー停止状態とな
る(ステップ45)。
【0048】図7は早送りモードでの処理フローであ
る。早送りモードは巻き戻しモードとは逆の処理である
ので、図6と対応する部分には対応する符号を付してそ
の説明は省略する。
【0049】早送りモードではテープ終端EOTが検出
され、巻き取り側リール12側の回転周期TFGが基準
値Xmsと比較され(ステップ51,52,53)、供
給側リール11側の回転周期SFGが基準値Ymsと比
較されることになる(ステップ56)。
【0050】上述した実施例では、高速モードとして早
送りモードと巻き戻しモードを例示したが、他のモード
(例えば高速サーチ等)で同じようなテープスピードを
採用するテープ駆動回路にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
高速モードを選択した直後は複数あるテープスピードの
うち低速のテープスピードに切り替え、その後はテープ
残量に基づいてテープスピードを高速のテープスピード
にするか、低速のテープスピードにするかを選択するよ
うにしたものである。
【0052】これによれば、テープ残量が少ない状態で
高速モードが選択されたときには低速のテープスピード
のままでテープ始端やテープ終端が検出されるため、テ
ープなどにダメージを与えることなくテープを止めるこ
とができる効果を有する。もちろんこの場合において
も、高速のテープスピードを選択できるようにしてある
ためテープ巻き取り時間が従来よりもかかるようなこと
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテープ駆動回路の実施例の構成
を示す系統図である。
【図2】本実施例の制御部の構成を説明するための図で
ある。
【図3】本発明によるテープスピード制御を説明するた
めの図である。
【図4】REWモードでのテープ残量と回転周期及び回
転速度との関係を示した図である。
【図5】本実施例のテープスピード制御の一例を示した
図である。
【図6】本実施例のREWモードでの動作を表すフロー
チャートである。
【図7】本実施例のFFモードでの動作を表すフローチ
ャートである。
【図8】DATカセットテープの始端及び終端付近を示
した図である。
【図9】従来のREWモードでのテープ駆動回路の系統
図である。
【図10】テープ残量と回転周期及び回転速度との関係
を示した図である。
【符号の説明】
10 テープ駆動回路 11,12 リール 13 テープ 16,18 駆動モータ 20 制御部 31,32 FGパルス発生器(FG)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ巻き戻しあるいは早送りモードが
    指定されたとき、テープの巻き始めから巻き終わりまで
    指定された高速のテープスピードでテープをリールに巻
    き取るテープ駆動回路において、 リールの回転速度を検出するためのFGパルス発生器
    と、テープスピード制御部を有し、 巻き戻しあるいは早送りモードの動作開始時にはテープ
    スピードを上記高速の第1のテープスピードより低速の
    第2のテープスピードに設定すると共に、 第1のテープスピードに変速するに充分なテープ残量が
    ないときは上記第2のテープスピードをそのまま保持す
    るようになされたことを特徴とするテープ駆動回路。
JP5190547A 1993-07-30 1993-07-30 テープ駆動回路 Pending JPH0744950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5190547A JPH0744950A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 テープ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP5190547A JPH0744950A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 テープ駆動回路

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ID=16259900

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JP5190547A Pending JPH0744950A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 テープ駆動回路

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