JPH10134450A - モード検出装置及びモード検出方法 - Google Patents

モード検出装置及びモード検出方法

Info

Publication number
JPH10134450A
JPH10134450A JP8287191A JP28719196A JPH10134450A JP H10134450 A JPH10134450 A JP H10134450A JP 8287191 A JP8287191 A JP 8287191A JP 28719196 A JP28719196 A JP 28719196A JP H10134450 A JPH10134450 A JP H10134450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
tape running
sensor
cam
positive cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8287191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Takada
昌彦 高田
Takahiro Okuie
孝博 奥家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8287191A priority Critical patent/JPH10134450A/ja
Publication of JPH10134450A publication Critical patent/JPH10134450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ走行モードを増やしても、モード検出
装置を大型化させない。 【解決手段】 テープ走行部材を駆動する駆動スライド
4に嵌合するカム溝12が形成された確動カム1は、テープ
走行モードに応じて回動位置を変える。確動カム1に
は、各テープ走行モードに応じた位置にスリット11を開
設した移動壁10が設けられ、該移動壁10に嵌まるセンサ
3はスリット11を検知して制御回路5に向けて検出信号を
発する。制御回路5は、初期電源投入時に、確動カム1を
駆動させ、駆動スライド4をカム溝12の終端に一旦到達
させ、該終端位置の直前に、センサ3が検出したスリッ
ト11を基準とする初期位置決定機能と、該初期位置か
ら、確動カム1を反転させ、センサ3が検出するスリット
11の数から、次に移行すべきテープ走行モードを判断す
るカウント機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTR等の磁気記
録再生装置のテープ走行モードを検出する装置及びモー
ド検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種テープ走行モードを検出する装置と
しては、図10に示すものが知られている(特開平5−
303795号参照)。これは、VTRに関するもので
あり、ローディングモータ(2)に噛合した歯車列(8)の
下流端にロータリスイッチ(9)を設ける。歯車列(8)内
には確動カム(1)が含まれており、該確動カム(1)の裏
面に形成されたカム溝(12)に、磁気テープを引き出す先
導ガイド(7)やピンチローラ(図示せず)を駆動する駆動
スライド(4)が嵌まる。駆動スライド(4)が往復摺動し
て、先導ガイド(7)をガイド溝(71)に沿ってローディン
グする機構及びピンチローラを駆動する機構は、周知技
術である。
【0003】ロータリスイッチ(9)は、図10及び図1
1に示すように、3つの出力端子(90)(91)(92)とアース
線(93)を具え、該出力端子(90)(91)(92)から、0と1レ
ベルからなる3ビットの検知信号を制御回路(5)に送
る。制御回路(5)には、テープ走行モードに対応するビ
ット列が格納されたメモリ(55)が接続され、制御回路
(5)は入力されたビット信号とメモリ(55)内のビット列
を比較して、確動カム(1)がどのテープ走行モードに達
したかを判別して、モータ等の機器の動作を制御する。
尚、ロータリスイッチ(9)は、所定の導電パターン(96)
が形成された固定板(94)上に、回転板(95)を装着し、該
回転板(95)に導電パターン(96)に接する接片(97)を設け
た周知の構成である。
【0004】出力端子(90)(91)(92)が3本であり、各端
子から0と1の信号が出力されるから、ロータリスイッ
チ(9)からは8種類の信号が出力される。このうち、端
子(90)(91)(92)の出力が、全て0のときは、テープ走行
モード移行中と規定されているから、テープ走行モード
を示す信号は全部で7通りになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のモード検出装置
では、7種類のテープ走行モードにしか対応していない
から、テープ走行モードを7種類を越えて増やす場合
は、出力端子を少なくとも1本増設する必要がある。従
って、ロータリスイッチ(9)の大型化を招来する。本発
明の目的は、テープ走行モードを増やしても、大型化し
ないモード検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】モード検出装置は、テープ
走行部材をローディング方向又はアンローディング方向
に駆動する駆動スライド(4)に嵌合するカム溝(12)が形
成された確動カム(1)をシャーシ(6)上に回動自在に設
け、該確動カム(1)は複数のテープ走行モードに応じて
回動位置を変える。モード検出装置は、また確動カム
(1)に連繋して回動し、各テープ走行モードに応じた位
置に夫々検出部を設けた移動壁(10)と、移動壁(10)に対
向して検出部を検出するセンサ(3)と、センサ(3)の出
力により、テープ走行モードを検出する制御回路(5)を
具える。制御回路(5)は、初期電源投入時に確動カム
(1)をローディング方向又はアンローディング方向に回
動させ、駆動スライド(4)をカム溝(12)の終端に一旦到
達させ、該終端位置の直前に、センサ(3)が検出した検
出部を基準とする初期位置決定機能と、該初期位置か
ら、確動カム(1)を反転させ、センサ(3)が次々に検出
する検出部の数から、次に移行すべきテープ走行モード
を判断するカウント機能を有する。
【0007】
【作用及び効果】本発明に係わるモード検出スイッチに
於いては、駆動スライド(4)をカム溝(12)の終端に到達
させ、該終端位置の直前にセンサ(3)が検出した検出部
を初期位置として、次に移行すべきテープ走行モードを
判断する。従来は、テープ走行モード毎にビット列を割
り当て、各テープ走行モードを判断していたが、本発明
に係わる構成では、所定のテープ走行モードに移行する
ときは、カム溝(12)の終端部近傍の検出部を初期位置と
し、該初期位置から確動カム(1)を回動させて、センサ
(3)が検出する検出部の数から、移行すべきテープ走行
モードを判断する。従って、テープ走行モードが増えて
も、移動壁(10)上の検出部の数を増やすだけで済み、モ
ード検出装置が大型化することはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を、図面を用
いて詳述する。従来と同一構成については、同一符号を
用いる。図1は、モード検出装置を具えたVTRの平面
図であり、図2は同上の一部を破断した正面図である。
VTRは磁気テープの走行モードとして、EJECTモ
ードからFFモードまでの6つの走行モードを有する
が、この詳細は後述する。また、EJECTモードから
FFモードに向かう方向をローディング方向、その逆を
アンローディング方向と呼ぶ。
【0009】VTRのキャビネット(60)の底面から突出
したボス(62)(62)の上端には、メカデッキ(61)の基台で
あるシャーシ(6)が取り付けられ、該シャーシ(6)の裏
面には、モータ(2)が設けられている。該モータ(2)
は、中間ギア(20)(21)を介して、確動カム(1)に連繋す
る。尚、図2に於いては、説明の便宜上、モータ(2)及
び中間ギア(20)(21)の記載を省くが、モータ(2)及び中
間ギア(20)(21)の関係は、図9に示される。確動カム
(1)は、シャーシ(6)裏面に沿って左右に摺動する駆動
スライド(4)にピン(40)を介して係合している。駆動ス
ライド(4)は磁気テープを搬送するピンチローラや、磁
気テープをローディングする先導ガイド(7)(7)を駆動
する周知の構成である。確動カム(1)はテープ走行モー
ドに応じて、回動角度を変え、駆動スライド(4)を水平
摺動させる。
【0010】本例にあっては、確動カム(1)の回動位置
をセンサにて感知して、VTRの動作モード、具体的に
は複数設けられた磁気テープの走行モードを検知する。
図3は、確動カム(1)を上下逆にして示した斜視図であ
る。確動カム(1)は環状の移動壁(10)を同心に突出し、
該移動壁(10)にはテープ走行モードと同数のスリット(1
1)が開設されている。該スリット(11)は、各テープ走行
モード毎の確動カム(1)の回動角度に対応して開設され
ている。図2に示すように、キャビネット(60)の底面と
シャーシ(6)との間には回路基板(63)が配備され、該回
路基板(63)上には、一対のフォトカプラ(30)(30)を対向
させたセンサ(3)が設けられている。該フォトカプラ(3
0)(30)間に前記移動壁(10)が嵌まり、確動カム(1)の回
転により、スリット(11)がセンサ(3)のフォトカプラ(3
0)(30)間に位置すると、センサ(3)はONになる。スリ
ット(11)がセンサ(3)を通過すると、OFFになる。
【0011】センサ(3)に移動壁(10)を嵌合させるに
は、予めキャビネット(60)内に、センサ(3)を取り付け
た回路基板(63)を配置し、この上方からシャーシ(6)を
含むメカデッキ(61)を搭載する。回路基板(63)には、セ
ンサ(3)の他に、IC等の回路部品が取り付けられてい
る。センサ(3)のフォトカプラ(30)(30)間に確動カム
(1)の移動壁(10)を挿入し、シャーシ(6)とキャビネッ
ト(60)内のボス(62)(62)を締結する。このように、セン
サ(3)を回路基板(63)に取り付けることにより、メカデ
ッキ(61)内の回路基板を少なくすることができる。即
ち、センサ(3)をメカデッキ(61)内に取り付けるとすれ
ば、センサ(3)を取り付ける為の回路基板が別途必要に
なるが、センサ(3)の取り付けを、他の回路部品が搭載
された回路基板(63)と共用することにより、メカデッキ
(61)内にセンサ(3)を取り付ける為の回路基板は不要と
なる。
【0012】センサ(3)及びモータ(2)は、図4に示す
ように制御回路(5)に繋がる。制御回路(5)は、現在ど
のテープ走行モードで確動カム(1)が停止しているかが
入力される不揮発性のRAM(51)、所定の制御プログラ
ムが格納されたROM(50)、E2PROMから形成され
たモードメモリ(52)及びテープ走行モード移行時に、モ
ータ(2)の回転開始からの時間を計測するタイマー手段
(53)が接続されている。また、制御回路(5)には、キャ
ビネット(60)に設けられた操作釦(図示せず)からの操作
信号が入力される。モードメモリ(52)には、図6に示す
ように、FFモードから数えて、通過するスリット(11)
の数である番号と、対応するテープ走行モードが格納さ
れている。タイマー手段(53)の動作は後記する。尚、R
OM(50)とモードメモリ(52)は一体に設けてもよい。
【0013】VTRのメカニズムのテープ走行モード
は、磁気テープを内蔵したカセット(図示せず)を投入排
出する前期EJECTモードから、磁気テープを早送り
・巻戻しを行なう前期FFモードに至るまでに、カセッ
トがシャーシ(6)上に装着されるカセットインモード、
記録再生を行なうPLAYモード、記録再生の一時停止
及びスロー再生を行なうSTILLモード、逆転再生を
行なうREVモードが、ローディング方向に沿って順に
設けられている。図1はEJECTモードに於ける平面
図であり、テープローディングに従って確動カム(1)が
時計方向に回転し、FFモードに向かう。確動カム(1)
の回転により、図2のセンサ(3)が各スリット(11)を検
出すると、確動カム(1)が各スリット(11)に対応したテ
ープ走行モードに達したことが判る。カム溝(12)のロー
ディング方向の終端部に最も近いテープ走行モードはF
Fモードであり、アンローディング方向の終端部に最も
近いテープ走行モードはEJECTモードである。
【0014】メカデッキ(61)は各テープ走行部品が組み
立てられた後、初期電源投入時には、EJECTモード
に設定される。メカデッキ(61)がEJECTモードに設
定されることにより、カセットの投入が便利になる。E
JECTモードへの設定は、図7のフローチャートのよ
うに行なう。まず、制御回路(5)はROM(50)からプロ
グラムを読み込んで、モータ(2)をローディング方向に
回転させて、図1の確動カム(1)を時計方向に回動させ
る(S1)。同時に制御回路(5)はタイマー手段(53)を作
動させ、モータ(2)が回転してから経過した時間を計測
する(S2)。確動カム(1)の回動に従い、移動壁(10)が
センサ(3)を通過する。
【0015】図5に示すように、駆動スライド(4)のピ
ン(40)が、カム溝(12)のローディング方向の終端に達す
ると、確動カム(1)はこれ以上回転できず、モータ(2)
は給電されても回転できない。このモータ(2)が回転し
始めてから、駆動スライド(4)のピン(40)がカム溝(12)
の終端に達するまでの時間を、限度時間と呼ぶ。タイマ
ー手段(53)により、限度時間経過が検出されると、確動
カム(1)はローディング方向に回転できない筈であるか
ら、制御回路(5)はモータ(2)への給電を停止する(S
3、S4)。確動カム(1)がローディング方向に回動完了
した状態では、センサ(3)を最後に通過したスリット(1
1)はFFモードに対応している。制御回路(5)は該FF
モードを初期位置として、EJECTモードを検索す
る。具体的には、モータ(2)をアンローディング方向に
反転させる(S5)。
【0016】モータ(2)反転後に、最初にセンサ(3)が
検出するスリット(11)はFFモードに対応しているか
ら、制御回路(5)はモードメモリ(52)内の情報及びモー
タ(2)の回転方向から、センサ(3)が最初に検出するス
リット(11)から5つ目のスリット(11)を検出すれば、該
スリット(11)がEJECTモードに対応していることを
知る。確動カム(1)の回転に従って、センサ(3)は次々
にスリット(11)を検知し(S6)、5つ目のスリット(11)
を検出すれば、その時点でモータ(2)の回転を停止させ
る(S7)。テープ走行モードは、EJECTモードに設
定され(S8)、制御回路(5)は、RAM(51)にEJEC
Tモードに対応した番号5を格納する。これにより、モ
ータ(2)を停止させた現在の位置がEJECTモードで
あることが判る。RAM(51)は前記の如く、不揮発性で
あるから、停電状態になっても、RAM(51)内の情報は
消滅しない。
【0017】EJECTモードに於いては、駆動スライ
ド(4)のピン(40)はカム溝(12)のアンローディング方向
の終端部近傍に位置しており、仮にモータ(2)にアンロ
ーディング方向の通電がなされても、確動カム(1)はア
ンローディング方向に回転できない。EJECTモード
から他の走行モードへ移行するには、制御回路(5)はモ
ータ(2)をローディング方向に回転させる。図6のモー
ドメモリ(52)内の情報及びモータ(2)の回転方向から、
例えばセンサ(3)が次に検知するスリット(11)は、カセ
ットインモードであり、2番目に検知するスリット(11)
はPLAYモードであることが判る。このように、制御
回路(5)は、センサ(3)がEJECTモードから数えて
何番目に検知するスリット(11)が、移行すべきテープ走
行モードに対応しているかを、モードメモリ(52)から読
み込む。スリット(11)がセンサ(3)を通過すると、ON
信号が制御回路(5)に入力され、入力されたON信号の
数から、移行すべきテープ走行モードに到達したか否か
を検知する。確動カム(1)が移行すべきテープ走行モー
ドに到達すると、制御回路(5)はモータ(2)への給電を
停止して、確動カム(1)を停止させるとともに、設定さ
れたテープ走行モードの番号をRAM(51)に格納する。
【0018】設定されたテープ走行モードの番号が、R
AM(51)に格納されることにより、他のテープ走行モー
ドへの移行がスムーズに行なえる。例えば、テープ走行
モードが、PLAYモードに設定され、その後STIL
Lモードに移行する場合には、制御回路(5)はモードメ
モリ(52)からSTILLモードに割り当てられた番号2
を読み込む。PLAYモードは番号3が割り当てられて
いるから、STILLモードに移行するには、モータ
(2)をFFモードに向かう方向、即ちローディング方向
に回転させる必要があることが判る。また、両番号の差
は1であるから、センサ(3)から1つのON信号が入力
されたときに、STILLモードに達することが判る。
制御回路(5)は、モータ(2)をローディング方向に回転
させ、センサ(3)から1つ目のON信号が入力される
と、STILLモードに達したと判断し、モータ(2)へ
の給電を停止し、RAM(51)にSTILLモードの番号
である2を格納する。
【0019】本例に係わる装置にあっては、仮にテープ
走行モードがEJECTモード以外のモードで停電状態
になり、かつ何らかの原因により、RAM(51)内の情報
が破壊された場合でも、確動カム(1)を一旦FFモード
にまで回転させてから、EJECTモードを検出するこ
とにより、正確にEJECTモードに設定できる。ま
た、EJECTモードから所定のテープ走行モードに移
行するときは、センサ(3)が検出するスリット(11)の数
から、移行すべきテープ走行モードを判断する。従っ
て、テープ走行モードが増えても、移動壁(10)上のスリ
ット(11)の数を増やすだけで済み、モード検出装置が大
型化することはない。本例ではEJECTモードに設定
するには、モータ(2)をローディング方向に回転させ、
一旦FFモードに設定してから、EJECTモードに戻
す。然るに、モータ(2)をアンローディング方向に回転
させ、駆動スライド(4)のピン(40)をカム溝(12)のアン
ローディング側の終端に到達させてから、EJECTモ
ードを検出してもよい。
【0020】また、テープ走行モードの検出手段とし
て、図8に示すように、移動壁(10)上のテープ走行モー
ドに対応した位置に、反射板(15)を設け、該反射板(15)
をセンサ(3)で検知させるようにしてもよい。センサ
(3)は発光部(35)と受光部(36)を並べて具え、センサ
(3)と反射板(15)が対向すると、反射板(15)により反射
された発光部(35)からの光が、受光部(36)に入力され、
テープ走行モードが検出される。または、移動壁(10)上
に突起、凹み等を設け、センサ(3)をマイクロスイッチ
等で形成してもよい。
【0021】更に、スリット(11)を有する環状の移動壁
(10)を、図9に示すように、中間ギア(20)の下面に設け
てもよい。この場合、中間ギア(20)は確動カム(1)より
も速く回動するから、テープ走行モードの検出が速くな
る。また、確動カム(1)がローディング方向に回転する
ときには、センサ(3)はスリット(11)のアンローディン
グ側の端部を検出して、ONになる。確動カム(1)がア
ンローディング方向に回転するときには、センサ(3)は
スリット(11)のローディング方向側の端部を検出して、
ONになる。従って、同じ位置のスリット(11)を検出し
ても、確動カム(1)の回転方向により、センサ(3)がO
Nになる位置がズレるが、移動壁(10)の直径を小さく
し、スリット(11)の幅を狭くすれば、このズレ量を小さ
くすることができる。
【0022】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】EJECTモードに於ける磁気記録再生装置の
平面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】確動カムの斜視図である。
【図4】制御回路の周辺ブロック図である。
【図5】FFモードに於ける磁気記録再生装置の平面図
である。
【図6】モードメモリ内のテーブルを示す図である。
【図7】EJECTモードに設定する際の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】反射板とセンサの関係を示す斜視図である。
【図9】中間ギアに移動壁を設けた磁気記録再生装置の
右側面図である。
【図10】従来の磁気記録再生装置の平面図である。
【図11】ロータリスイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 確動カム (3) センサ (4) 駆動スライド (5) 制御回路 (6) シャーシ (10) 移動壁 (11) スリット (12) カム溝 (35) 発光部 (36) 受光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ走行部材をローディング方向又は
    アンローディング方向に駆動する駆動スライド(4)に嵌
    合するカム溝(12)が形成された確動カム(1)をシャーシ
    (6)上に回動自在に設け、該確動カム(1)は複数のテー
    プ走行モードに応じて回動位置を変えるモード検出装置
    に於いて、 確動カム(1)に連繋して回動し、各テープ走行モードに
    応じた位置に夫々検出部を設けた移動壁(10)と、移動壁
    (10)に対向して検出部を検出するセンサ(3)と、センサ
    (3)の出力により、テープ走行モードを検出する制御回
    路(5)を具え、 制御回路(5)は、初期電源投入時に、確動カム(1)をロ
    ーディング方向又はアンローディング方向に回動させ、
    駆動スライド(4)をカム溝(12)の終端に一旦到達させ、
    該終端位置の直前に、センサ(3)が検出した検出部を基
    準とする初期位置決定機能と、該初期位置から、確動カ
    ム(1)を反転させ、センサ(3)が次々と検出する検出部
    の数から、次に移行すべきテープ走行モードを判断する
    カウント機能を有することを特徴とするモード検出装
    置。
  2. 【請求項2】 移動壁(10)は確動カム(1)上に環状に設
    けられ、検出部は、移動壁(10)にテープ走行モードに対
    応して開設されたスリット(11)であリ、センサ(3)はス
    リット(11)を検出する一対のフォトカプラ(30)(30)を具
    えてなる請求項1に記載のモード検出装置。
  3. 【請求項3】 移動壁(10)は確動カム(1)上に環状に設
    けられ、検出部は、移動壁(10)にテープ走行モードに対
    応して設けられ、光を反射する反射板(15)であリ、セン
    サ(3)は、反射板(15)に光を発する発光部(35)及び反射
    板(15)により反射された光を受ける受光部(36)から成る
    請求項1に記載のモード検出装置。
  4. 【請求項4】 テープ走行部材をローディング方向又は
    アンローディング方向に駆動する駆動スライド(4)に嵌
    合するカム溝(12)が形成された確動カム(1)をシャーシ
    (6)上に回動自在に設けるとともに、確動カム(1)に連
    繋して回動し、各テープ走行モードに応じた位置に検出
    部を設けた移動壁(10)と、移動壁(10)に対向して検出部
    を検出するセンサ(3)と、センサ(3)の出力により、テ
    ープ走行モードを検出する制御回路(5)を設け、 制御回路(5)は、初期電源投入時に、確動カム(1)をロ
    ーディング方向又はアンローディング方向に回動させ、
    駆動スライド(4)をカム溝(12)の終端に一旦到達させ、
    該到達位置の直前に、センサ(3)が検出した検出部を初
    期位置とし、該初期位置から、確動カム(1)を反転さ
    せ、センサ(3)が次々に検出する検出部の数から、次に
    移行すべきテープ走行モードを判断するモード検出方
    法。
JP8287191A 1996-10-30 1996-10-30 モード検出装置及びモード検出方法 Pending JPH10134450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8287191A JPH10134450A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 モード検出装置及びモード検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8287191A JPH10134450A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 モード検出装置及びモード検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10134450A true JPH10134450A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17714260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8287191A Pending JPH10134450A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 モード検出装置及びモード検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10134450A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4514775A (en) Streaming cassette tape transport
US4011586A (en) Voice logging recorder for use with preloaded cassettes
US4302786A (en) Apparatus for detecting the stop of a magnetic tape traveling in a magnetic recording and reproducing device
US4373172A (en) Tape recorder
US3552751A (en) Tape cartridge system
JPH10134450A (ja) モード検出装置及びモード検出方法
US5377061A (en) Tape cassette loading apparatus
KR0183111B1 (ko) 테이프의 주행 제어방법
US4326225A (en) Automatic reverse cassette tape recorder
US4868924A (en) Cassette loading device
US4309727A (en) Automatic reverse tape recorder with means for stopping the automatic reverse operation during recording
US4318138A (en) Automatic reverse cassette tape recorder with a rotatable head-supporting board
JP3694386B2 (ja) 非接触型モード感知装置
US4024395A (en) Sample changer having modular track assembly
US4446496A (en) Automatic reverse tape recorder
US4922358A (en) Double-cassette tape player
JPH0481276B2 (ja)
JPS61257858A (ja) 複写機の排紙機構
JPH0845235A (ja) データカートリッジ
KR100304565B1 (ko) 메모리 플레이어의 버튼신호변환장치 및 제어방법
JPH034984Y2 (ja)
KR900008040B1 (ko) 비디오 케세트 레코더의 펑션플레이트 이동 제어방법
KR940000937Y1 (ko) 테이프레코더의 무접점식 모드스위치
JPH0782686B2 (ja) 記録または再生装置
JPH08273245A (ja) リールテーブルの回転速度検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030708