JPH1035309A - 自動車用シフトレバーのガイドピン構造 - Google Patents
自動車用シフトレバーのガイドピン構造Info
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- JPH1035309A JPH1035309A JP21414996A JP21414996A JPH1035309A JP H1035309 A JPH1035309 A JP H1035309A JP 21414996 A JP21414996 A JP 21414996A JP 21414996 A JP21414996 A JP 21414996A JP H1035309 A JPH1035309 A JP H1035309A
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- Japan
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- guide pin
- rod
- shift lever
- guide
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
等が図れる自動車用シフトレバーのガイドピン構造を提
供する。 【解決手段】 シフトノブ4のボタン5のプッシュ・ア
ンプッシュ操作によりカム6を介してロッド7を上下動
させ、ロッド7のガイドピン18をガイドプレート9の
ポジション規制溝に9a係脱させる自動車用シフトレバ
ーにおいて、略逆T字状のガイドピン18を設け、この
ガイドピン18の垂直部18aをロッド7の下端挿入孔
7bに挿入する。ガイドピン18を金属製とし、ロッド
7を合成樹脂製とする。ガイドプレート9は合成樹脂製
であり、ガイドピン18の水平部18bは、このガイド
プレート9のポジション規制溝9aに面当たりする角形
状である。ロッド7の下端挿入孔7bに、ガイドピン1
8の水平部18bが嵌入する凹溝7cを設けて、ロッド
7の下端とガイドピン18の水平部18bの下端とをフ
ラットに形成した。
Description
点数の削減や加工性の向上等が図れる自動車用シフトレ
バーのガイドピン構造に関する。
しては、図2に示すように、ベースプレート1にボス部
3aを回動自在に支持したシフトレバー3に、シフトノ
ブ4のボタン5のプッシュ・アンプッシュ操作でカム6
を介して連動するロッド7で上下動されるガイドピン8
を設け、上記シフトレバー3の側方に、ガイドピン8が
係脱するポジション規制溝9aを有するガイドプレート
9を設けたものがある。
図るためにロッド7を合成樹脂製とした場合、図3
(A)に示すように、ロッド7の下端にあけた横孔7a
に金属製ガイドピン8を圧入して固定する方法が考えら
れるが、横孔7aが合成樹脂であることから圧入保持力
が弱くて、ガイドピン8が抜け落ちたり、がたつきやす
いという問題がある。
に、合成樹脂製ロッド7の下端挿入孔7bに金属製補助
ロッド10を挿入すると共に、この補助ロッド10の横
孔10aに金属製ガイドピン8を圧入して固定する方法
が採用されている。
補助ロッド10の横孔10aに金属製ガイドピン8を圧
入するには専用の圧入治具が必要であり、しかも別部品
としての補助ロッド10も必要であるので部品点数が増
加する。また、上記ガイドプレート9が合成樹脂製の場
合、図1(C)を参照すれば、ガイドピン8が断面円形
状(図中左側)よりも断面四角形状(図中右側)にした
方が、ガイドプレート9のポジション規制溝9aに面当
たりして面圧を分散させることができるが、補助ロッド
10の横孔10aを四角孔に形成し、ガイドピン8も断
面四角形状に形成する必要があるので、加工性が悪い。
れたもので、ガイドピンの部品点数の削減や加工性の向
上等が図れる自動車用シフトレバーのガイドピン構造を
提供することを課題とするものである。
に、本発明は、シフトノブのボタンのプッシュ・アンプ
ッシュ操作によりカムを介してロッドを上下動させ、ロ
ッドのガイドピンをガイドプレートのポジション規制溝
に係脱させる自動車用シフトレバーにおいて、略逆T字
状のガイドピンを設け、このガイドピンの垂直部をロッ
ドの下端挿入孔に挿入することを特徴とする自動車用シ
フトレバーのガイドピン構造を提供するものである。
の垂直部をロッドの下端挿入孔に直接挿入することによ
り、従来の金属製補助ロッドが不要になる。また、請求
項2のように、ガイドピンを金属製とし、ロッドを合成
樹脂製とすれば、ガイドピンを圧入するための専用の圧
入治具も不要になる。
合には、上記ガイドピンの水平部は、このガイドプレー
トのポジション規制溝に面当たりする角形状に形成する
のが好ましい。(請求項3)この構成であれば、プレス
機で金属板を打ち抜いてガイドピンを加工すれば、ガイ
ドピンの水平部がガイドプレートのポジション規制溝に
面当たりする角形状に自動的に形成されるようになる。
ンの水平部が嵌入する凹溝を設けて、ロッドの下端とガ
イドピンの水平部の下端とをフラットに形成するのが好
ましい。(請求項4)この構成であれば、ロッドの凹溝
にガイドピンの水平部を嵌入すれば、ロッドの下端とガ
イドピンの下端とがフラットになるから、ロッドを上動
方向に付勢するスプリングの当接面が広くなる。
を参照して詳細に説明する。図1(A)(B)に示すよ
うに、合成樹脂製のロッド7には、上部にカム6が一体
成形される一方、下部に下端挿入孔7bが形成されると
共に、この下端挿入孔7bには、後述するガイドピン1
8の水平部18bが下方から嵌入する切欠き状の凹溝7
cが形成されている。
厚手の鉄板を略逆T字状に打ち抜いて加工され、これに
より、垂直部18aと水平部18bは、いずれも断面四
角形状に自動的に形成されるようになる。なお、必ずし
もプレス機で打ち抜加工したものである必要はない。
部18bは、図1(A)の下部分に水平部18bの一部
のみを示すように、断面四角形状でなく、断面円形状で
あっても良い。上記ガイドピン18の垂直部18aの上
端は山形に尖らせて、ロッド7の下端挿入孔7bに挿入
しやすいようにしている。
組み込むときは、図1(B)に示すように、例えばシフ
トレバー3内に、ロッド7を上動方向に付勢するスプリ
ング11を上部開口から挿入し、このスプリング11を
下方に圧縮しながら、ガイドピン突出用スリット3bか
らシフトレバー3内にガイドピン18を挿入する(二点
鎖線参照)。その後、シフトレバー3の上部開口からロ
ッド7をシフトレバー3内に挿入して、下端挿入孔7b
にガイドピン18の垂直部18aを挿入する。
トレバー3のガイドピン突出用スリット3bで回り止め
される。また、ガイドピン18の水平部18bの下端に
スプリング11が当接してロッド7が上動方向に付勢さ
れるので、ガイドピン18の垂直部18aがロッド7の
下端挿入孔7bbから抜け外れるおそれがない。さら
に、図1(D)に示すように、ガイドピン18の水平部
18bがロッド7の凹溝7cに嵌入して、ロッド7の下
端とガイドピン18の下端とがフラットになるから、ス
プリング11の当接面が広くなって、スプリング11が
安定に当接するようになる。
場合、図1(C)に示すように、ガイドピン18の水平
部18bが断面円形状(図中左側)よりも断面四角形状
(図中右側)の方がポジション規制溝9aに面当たりし
て面圧を分散させることができるから、ポジション規制
溝9aのへたりが防止できる。
ン18の垂直部18aを合成樹脂製ロッド7の下端挿入
孔7bに直接挿入するから、従来の金属製補助ロッドが
不要になるので部品点数が削減できると共に、専用の圧
入治具による圧入工程も不要になるので組み付け工数も
削減できて、コストダウンが図れる。また、ガイドピン
18をプレス機で打ち抜き加工すれば、垂直部18aと
水平部18bを自動的に断面四角形状に形成できるか
ら、加工性が向上する。
明のガイドピン構造は、略逆T字状のガイドピンの垂直
部をロッドの下端挿入孔に直接挿入するようにしたか
ら、従来の金属製補助ロッドが不要になる。また、請求
項2のように、ガイドピンを金属製とし、ロッドを合成
樹脂製とすれば、ガイドピンを圧入するための専用の圧
入治具も不要になるので、部品点数の削減と組み付け工
数の削減によりコストダウンを図ることができる。
が合成樹脂製である場合に、ガイドピンの水平部を、ガ
イドプレートのポジション規制溝に面当たりする角形状
に形成するために、プレス機で金属板を打ち抜いてガイ
ドピンを加工すれば、ガイドピンの水平部がガイドプレ
ートのポジション規制溝に面当たりする角形状に自動的
に形成されるようになるから、ガイドピンの加工性が向
上すると共に、ポジション規制溝のへたりが防止できる
ようになる。
挿入孔に、ガイドピンの水平部が嵌入する凹溝を設け
て、ロッドの下端とガイドピンの水平部の下端とをフラ
ットに形成すると、ロッドを上動方向に付勢するスプリ
ングの当接面が広くなって、スプリングが安定に当接す
るようになる。
ッドとガイドピンの斜視図、(B)はシフトレバーに組
み込んだロッドとガイドピンの側面図、(C)はガイド
ピンの面当たり状態を示す正面図、(D)はロッドの凹
溝に嵌入したガイドピンの正面図である。
(A)の断面図である。
従来例の斜視図、(B)は第2従来例の斜視図、(C)
は(B)の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シフトノブのボタンのプッシュ・アンプ
ッシュ操作によりカムを介してロッドを上下動させ、ロ
ッドのガイドピンをガイドプレートのポジション規制溝
に係脱させる自動車用シフトレバーにおいて、 略逆T字状のガイドピンを設け、このガイドピンの垂直
部をロッドの下端挿入孔に挿入することを特徴とする自
動車用シフトレバーのガイドピン構造。 - 【請求項2】 上記ガイドピンは金属製であり、上記ロ
ッドは合成樹脂製である請求項1に記載の自動車用シフ
トレバーのガイドピン構造。 - 【請求項3】 上記ガイドプレートは合成樹脂製であ
り、上記ガイドピンの水平部は、このガイドプレートの
ポジション規制溝に面当たりする角形状である請求項1
又は請求項2に記載の自動車用シフトレバーのガイドピ
ン構造。 - 【請求項4】 上記ロッドの下端挿入孔に、上記ガイド
ピンの水平部が嵌入する凹溝を設けて、ロッドの下端と
ガイドピンの水平部の下端とをフラットに形成した請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用シフトレ
バーのガイドピン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21414996A JP3895805B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 自動車用シフトレバーのガイドピン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21414996A JP3895805B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 自動車用シフトレバーのガイドピン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035309A true JPH1035309A (ja) | 1998-02-10 |
JP3895805B2 JP3895805B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=16651042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21414996A Expired - Lifetime JP3895805B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 自動車用シフトレバーのガイドピン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3895805B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070137357A1 (en) * | 2005-11-15 | 2007-06-21 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift lever and method of assembling the shift lever |
JP2019043322A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
JP2019043320A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21414996A patent/JP3895805B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070137357A1 (en) * | 2005-11-15 | 2007-06-21 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift lever and method of assembling the shift lever |
JP2019043322A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
JP2019043320A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3895805B2 (ja) | 2007-03-22 |
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