JPH0542877A - 自動車用ステアリングコラムシヤフトロケート構造 - Google Patents

自動車用ステアリングコラムシヤフトロケート構造

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JPH0542877A
JPH0542877A JP3204354A JP20435491A JPH0542877A JP H0542877 A JPH0542877 A JP H0542877A JP 3204354 A JP3204354 A JP 3204354A JP 20435491 A JP20435491 A JP 20435491A JP H0542877 A JPH0542877 A JP H0542877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
instrument panel
steering column
column shaft
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP3204354A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Koide
修一 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インストルメントパネルと自動車用ステアリ
ングコラムシャフトとの位置合わせが確実に可能であ
り、外観品質を向上させると共に、見栄えが良いこと。 【構成】 インストルメントパネル1と、インストルメ
ントパネル1の下辺に配設されたロケート4と、ロケー
ト4を覆う位置でインストルメントパネル1に固持され
たクラスタリッド5とよりなり、ロケート4は、インス
トルメントパネル1に固持される第1プレート部7と、
第1プレート部7にヒンジ8によりインストルメントパ
ネル1に沿う位置及び自動車用ステアリングコラムシャ
フト2の両側部2aを保持する立設位置に移動可能な第
2プレート部9と、第1プレート部7の下辺より垂下さ
れ且つ自由端部を第2プレート部9が立設位置に移動し
た時に該位置を保持するよう係合するフック10とより
構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ステアリング
コラムシャフトロケート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば1990
年10月に本田技研工業(株)より発行されたサービス
マニュアル構造編「E−KA7型」に開示されているよ
うに、インストルメントパネルを車両に取り付ける前
に、エンジンルーム内のギアボックスに嵌合された自動
車用ステアリングコラムシャフトのステアリングホイー
ルを一旦下げて、インストルメントパネルを車両(図示
省略)に取り付け、次に自動車用ステアリングコラムシ
ャフトのステアリングホイール側を持ち上げ、インスト
ルメントパネルに干渉しないように、左右の隙間を目視
で位置合わせして取り付けられている。
【0003】また、図6に示すように、ロケート20の
把手20aを作業者が持ち、このロケート20に形成さ
れた自動車用ステアリングコラムシャフト2の両側部2
aに接する位置より上方に突出されたピン20b、20
bをインストルメントパネル1の下方に形成されたガイ
ド穴1aに差し込むことにより自動車用ステアリングコ
ラムシャフト2の位置を決める方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造にあっては、自動車用ステアリングコラ
ムシャフトを目視で取り付ける場合、作業者によって自
動車用ステアリングコラムシャフトの取り付く位置が不
安定になり、見栄えが悪く、外観品質を損なうおそれが
ある。また、図6に示すようなロケートをインストルメ
ントパネル1の下方に形成されたガイド穴1aに若干で
も斜め方向から挿入する場合は、自動車用ステアリング
コラムシャフト2の取り付く位置がずれてしまうことに
なり、取り付く位置が不安定になり、見栄えが悪く、外
観品質を損なうおそれがあるという課題がある。
【0005】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、インストルメントパネルと自動車用
ステアリングコラムシャフトとの位置合わせが確実に可
能であり、外観品質を向上させると共に、見栄えが良い
自動車用ステアリングコラムシャフトロケート構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ステア
リングコラムシャフトロケート構造としては、インスト
ルメントパネルと、該インストルメントパネルの下辺に
配設されたロケートと、該ロケートを覆う位置で前記イ
ンストルメントパネルに固持されたクラスタリッドとよ
りなり、該ロケートは、前記インストルメントパネルに
固持される第1プレート部と、該第1プレート部にヒン
ジにより前記インストルメントパネルに沿う位置及び自
動車用ステアリングコラムシャフトの両側部を保持する
立設位置に移動可能な第2プレート部と、前記第1プレ
ート部の下辺より垂下され且つ自由端部を前記第2プレ
ート部が立設位置に移動した時に該位置を保持するよう
係合するフックとより構成されてなることを特徴とする
ものである。
【0007】
【作 用】この構造につき、自動車用ステアリングコラ
ムシャフトをインストルメントパネルに取り付ける場合
を説明する。先ず、クラスタリッドを取り付ける前の状
態で、ヒンジを曲げて、第2プレート部を立設位置にし
て、フックの自由端部を第2プレート部に係合させて、
その位置を保持する。次に、エンジンルーム内のギアボ
ックスに嵌合された自動車用ステアリングコラムシャフ
トのステアリングホイール側を持ち上げ、第2プレート
部に沿わせて自動車用ステアリングコラムシャフトの両
側部を案内して、位置決めし、その状態で、インストル
メントパネルに自動車用ステアリングコラムシャフトを
固持する。次に、ヒンジを延ばして第2プレート部をイ
ンストルメントパネルに沿うようにして、クラスタリッ
ドをインストルメントパネルに固持することで、インス
トルメントパネルに対して、自動車用ステアリングコラ
ムシャフトの位置を保つ。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1乃至図5において、1は、ポリプロピレン
(PP)複合材など合成樹脂材よりなるインストルメン
トパネルである。2は、一端部がエンジンルーム(図示
省略)内のギアボックス(図示省略)に嵌合され且つ他
端部にステアリングホイール3が支持された自動車用ス
テアリングコラムシャフトである。4は、前記インスト
ルメントパネル1の下辺に配設されたPP複合材など合
成樹脂材よりなるロケートである。5は、該ロケート4
を覆う位置で前記インストルメントパネル1に固持され
たABS樹脂などの合成樹脂材よりなるクラスタリッド
である。
【0009】該ロケート4は、前記インストルメントパ
ネル1にビス6、6により固持される第1プレート部7
と、該第1プレート部7に薄肉ヒンジ8により前記イン
ストルメントパネル1に沿う位置(図2)及び自動車用
ステアリングコラムシャフト2の両側部2a,2aを保
持する立設位置(図1)に移動可能な第2プレート部9
と、前記第1プレート部7の下辺より垂下され且つ自由
端部10aを前記第2プレート部9が立設位置に移動し
た時に該位置を保持するよう前記第2プレート部9の第
1凹部9aに係合するフック10とよりなる。前記第1
プレート部7には、ビス6、6の頭部6a,6aが突出
しないようにビス6、6の挿入用の貫通穴7b,7bが
形成された凹部7a,7aを有する。前記第2プレート
部9には、前記第1凹部9aの形成された部分に連続し
て前記自動車用ステアリングコラムシャフト2の両側部
2a,2aに近接する第2凹部9b,9bが夫々形成さ
れている。前記クラスタリッド5には、前記フック10
に干渉しないように切り欠かれた切り欠き部5aが形成
されている。前記薄肉ヒンジ8は、薄肉でなく、別物の
ヒンジでも良い。
【0010】尚、11は前記自動車用ステアリングコラ
ムシャフト2を囲繞するAS樹脂などの合成樹脂材より
なるコラムカバーで、イグニッションキイスイッチ用開
口12が形成されている。13は、メーターである。
【0011】次に、自動車用ステアリングコラムシャフ
ト2を前記インストルメントパネル1に取り付ける場合
を説明する。先ず、図1に示すように、クラスタリッド
5を取り付ける前の状態で、第2プレート部9を立設位
置にする。次に、フック10の自由端部10aを第2プ
レート部9に係合する。次に、エンジンルーム(図示省
略)内のギアボックス(図示省略)に嵌合された自動車
用ステアリングコラムシャフト2のステアリングホイー
ル3側を図1に矢印で示すように持ち上げ、第2プレー
ト部9の第2凹部9bとの間隙が殆どない状態で沿わせ
て自動車用ステアリングコラムシャフト2の両側部2
a,2aを案内して、図3に示すように間隙A,Bが一
定になるように位置決めし、その状態で、図示しない取
り付け手段により、前記インストルメントパネル1に自
動車用ステアリングコラムシャフト2を固持する。
【0012】そして、フック10の自由端部10aから
第1凹部9aを外して、第2プレート部9を立設位置
(二点鎖線)から図2に矢印で示すように動かし、実線
で示すインストルメントパネル1に沿う位置に移動させ
る。次に、図示しない取り付け手段により、前記インス
トルメントパネル1にクラスタリッド5を取り付け、コ
ラムカバー11を自動車用ステアリングコラムシャフト
2に取り付ける。
【0013】
【発明の効果】本発明の自動車用ステアリングコラムシ
ャフトロケート構造としては、インストルメントパネル
と、該インストルメントパネルの下辺に配設されたロケ
ートと、該ロケートを覆う位置で前記インストルメント
パネルに固持されたクラスタリッドとよりなり、該ロケ
ートは、前記インストルメントパネルに固持される第1
プレート部と、該第1プレート部にヒンジにより前記イ
ンストルメントパネルに沿う位置及び自動車用ステアリ
ングコラムシャフトの両側部を保持する立設位置に移動
可能な第2プレート部と、前記第1プレート部の下辺よ
り垂下され且つ自由端部を前記第2プレート部が立設位
置に移動した時に該位置を保持するよう係合するフック
とより構成されてなることを特徴とするものであり、自
動車用ステアリングコラムシャフトをインストルメント
パネルに取り付ける場合、先ず、クラスタリッドを取り
付ける前の状態で、第2プレート部を立設位置にし、次
に、フックの自由端部を第2プレート部に係合し、次
に、エンジンルーム内のギアボックスに嵌合された自動
車用ステアリングコラムシャフトのステアリングホイー
ル側を持ち上げ、第2プレート部に沿わせて自動車用ス
テアリングコラムシャフトの両側部を案内して、位置決
めし、その状態で、インストルメントパネルに自動車用
ステアリングコラムシャフトを固持し、インストルメン
トパネルと自動車用ステアリングコラムシャフトとの位
置合わせが確実に可能であり、外観品質を向上させると
共に、見栄えが良い自動車用ステアリングコラムシャフ
トロケート構造を提供することが出来るという実益的効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用ステアリング
コラムシャフトの取り付け部の一部破断側面図である。
【図2】図1のインストルメントパネルにクラスタリッ
ドを取り付けた後の要部断面図である。
【図3】図2のインストルメントパネルとコラムカバー
との関係を示す正面図である。
【図4】図1のロケートの斜視図である。
【図5】図1のクラスタリッドの一部破断斜視図であ
る。
【図6】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 自動車用ステアリングコラムシャフト 4 ロケート 5 クラスタリッド 7 第1プレート部 8 ヒンジ 9 第2プレート部 10 フック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルと、該インスト
    ルメントパネルの下辺に配設されたロケートと、該ロケ
    ートを覆う位置で前記インストルメントパネルに固持さ
    れたクラスタリッドとよりなり、該ロケートは、前記イ
    ンストルメントパネルに固持される第1プレート部と、
    該第1プレート部にヒンジにより前記インストルメント
    パネルに沿う位置及び自動車用ステアリングコラムシャ
    フトの両側部を保持する立設位置に移動可能な第2プレ
    ート部と、前記第1プレート部の下辺より垂下され且つ
    自由端部を前記第2プレート部が立設位置に移動した時
    に該位置を保持するよう係合するフックとより構成され
    てなることを特徴とする自動車用ステアリングコラムシ
    ャフトロケート構造。
JP3204354A 1991-08-14 1991-08-14 自動車用ステアリングコラムシヤフトロケート構造 Pending JPH0542877A (ja)

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JP3204354A JPH0542877A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 自動車用ステアリングコラムシヤフトロケート構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509001A (ja) * 2003-10-27 2007-04-12 フォールシア インネンラオム システム ゲーエムベーハー 自動車両のステアリングコラムカバーとライニング部との間に配置されるシール部材、シール部材とライニング部からなる装置、およびシール部材をライニング部に取り付ける方法
US20110100148A1 (en) * 2009-10-29 2011-05-05 Mando Corporation Crash energy absorbing mounting bracket and steering column of vehicle having the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509001A (ja) * 2003-10-27 2007-04-12 フォールシア インネンラオム システム ゲーエムベーハー 自動車両のステアリングコラムカバーとライニング部との間に配置されるシール部材、シール部材とライニング部からなる装置、およびシール部材をライニング部に取り付ける方法
JP4800217B2 (ja) * 2003-10-27 2011-10-26 フォールシア インネンラオム システム ゲーエムベーハー 自動車両のステアリングコラムカバーとライニング部との間に配置されるシール部材、シール部材とライニング部からなる装置、およびシール部材をライニング部に取り付ける方法
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