JP2007055349A - 車両用自動変速装置のシフトレバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 加工コスト及び作業性の面で有利な車両用自動変速装置のシフトレバーを提供する。
【解決手段】 コンプレッションロッド10とポジションピン11は、所定厚さを有する板材12からプレス加工により打ち抜いて一体成形したもので、従来のようなポジションピン11をコンプレッションロッド10に取付ける作業が不要で且つポジションピン11のコンプレッションロッド10に対する取付角度(90°)も正確である。このように、従来のような別物のポジションピンを用意して、それを予め孔加工を施したコンプレッションロッドに取付けるような作業が必要がないため、加工コスト及び作業性の面で有利である。
【選択図】 図5
【解決手段】 コンプレッションロッド10とポジションピン11は、所定厚さを有する板材12からプレス加工により打ち抜いて一体成形したもので、従来のようなポジションピン11をコンプレッションロッド10に取付ける作業が不要で且つポジションピン11のコンプレッションロッド10に対する取付角度(90°)も正確である。このように、従来のような別物のポジションピンを用意して、それを予め孔加工を施したコンプレッションロッドに取付けるような作業が必要がないため、加工コスト及び作業性の面で有利である。
【選択図】 図5
Description
この発明は、車両用自動変速装置のシフトレバーに関するものである。
従来の車両用自動変速装置のシフトレバーとしては、上下途中位置に設定された回転軸を中心に前後に操作可能なシフトレバー本体を有している。シフトレバー本体は筒形状をしており、内部空間を上下に貫通させるため、回転軸はシフトレバー本体の断面外へオフセットした位置に設定されている。シフトレバー本体の内部にはコンプレッションロッドが上方へ付勢された状態で挿入されている。コンプレッションロッドにはポジションピンが直角に貫通した状態で設けられている。
このポジションピンは、シフトレバー本体に形成された長孔からシフトレバー本体の外部に突出して、ディテントゲート部の各レンジ位置に係合する。そして、レンジ位置を切り替える場合には、シフトレバー上部のノブボタンを押し、コンプレッションロッドをポジションピンごと下降させて、他のレンジ位置へ移動させるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−29555号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、コンプレッションロッドにポジションピンを取付ける際に、コンプレッションロッドをシフトレバー本体内に挿入した状態にして、コンプレッションロッドに形成された取付孔と、シフトレバー本体の長孔とを合致させ、長孔から挿入したポジションピンを取付孔に貫通させて固定する必要があった。そのため、コンプレッションロッドに予め取付孔を形成する加工が必要となり、コンプレッションロッドの加工コストの増加を招いていた。また、取付孔と長孔を合致させてポジションピンを取付ける作業も面倒で、その改善が望まれていた。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、加工コスト及び作業性の面で有利な車両用自動変速装置のシフトレバーを提供するものである。
請求項1記載の発明は、筒状のシフトレバー本体の上下途中位置で且つシフトレバー本体の断面外に回転軸を有し、シフトレバー本体の内部にコンプレッションロッドを挿入し、該コンプレッションロッドにシフトレバー本体に形成された一対の切欠から外部に突出するポジションピンを設け、該ポジションピンをコンプレッションロッドごと上下に移動させる車両用自動変速装置のシフトレバーであって、前記ポジションピンをコンプレッションロッドと一体成形すると共に、シフトレバー本体の切欠を下端から形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、別物のポジションピンをコンプレッションロッドに取付けるのではなく、両者を最初から一体成形したため、コンプレッションロッドに加工をしたりする必要がなく、両者の取付作業も不要となる。従って、加工コスト及び作業性の面で有利である。
本発明は、加工コスト及び作業性の面で有利な車両用自動変速装置のシフトレバーを提供するという目的を、筒状のシフトレバー本体の上下途中位置で且つシフトレバー本体の断面外に回転軸を有し、シフトレバー本体の内部にコンプレッションロッドを挿入し、該コンプレッションロッドにシフトレバー本体に形成された一対の切欠から外部に突出するポジションピンを設け、該ポジションピンをコンプレッションロッドごと上下に移動させる車両用自動変速装置のシフトレバーであって、前記ポジションピンをコンプレッションロッドと一体成形すると共に、シフトレバー本体の切欠を下端から形成したことで、実現した。以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明の一実施例を示す図である。シフトレバー1は、車体に設置されたハウジング2に設けられている。ハウジング2は上面にシフトレバー1を前後に移動させる開口(図示せず)が形成され、両側の側面部にはディテントゲート部3が形成されている。ディテントゲート部3の上縁には各レンジに対応する凹凸が形成されている。
シフトレバー1は、円筒状のシフトレバー本体4を有している。シフトレバー本体4の上下途中位置には外面に回転支持部5が設けられ、シフトレバー本体4よりも前方にオフセットした断面外位置には回転軸6が設けられている。従って、シフトレバー本体4の内部空間は上下に貫通した状態となる。回転軸6はハウジング2の両側の側面部に回転自在に支持される。
シフトレバー本体4の上部にはノブ7が設けられ、その中心にはボタン8が設けられている。また、シフトレバー本体4下部には、下端部から所定高さ位置まで一対の切欠9が形成されている。
このシフトレバー本体4の内部に、下側からコンプレッションロッド10が挿入される。コンプレッションロッド10にはコンプレッションロッド10と十字状に交差するポジションピン11が一体成形されている。このポジションピン11は切欠9内に挿入される。
コンプレッションロッド10とポジションピン11は、図6に示すように、所定厚さを有する板材12からプレス加工により打ち抜いて一体成形したもので、従来のようなポジションピン11をコンプレッションロッド10に取付ける作業が不要で且つポジションピン11のコンプレッションロッド10に対する取付角度(90°)も正確である。
シフトレバー本体4内にコンプレッションロッド10を下から挿入した後、更にコイルスプリング13を挿入して、シフトレバー本体4の下端部にキャップ14を嵌合して取付ける。コイルスプリング13によりコンプレッションロッド10は上向きに付勢され、ポジションピン11は切欠9の上端に当接した状態となり、ノブ7のボタン8を押すと下降する。
キャップ14の下部には筒部15が形成され、その内部にチェックスプリング16とチェックスライダ17が挿入されている。従って、チェックスライダ17は、チェックスプリング16により下向きに付勢された状態となる。この下向きに付勢されたチェックスライダ17は、シフトレバー1の下部に設けられたチェック部18の凹凸と係合する。チェック部18の凹凸はそれぞれ各レンジに対応している。
以上のような構造のシフトレバー1は、ノブ7のボタン8を押しながら前後に操作することによりレンジの切り換えを行うことができる。レンジの切り換えを行う際に、シフトレバー1の下端のチェックスライダ17がチェック部18の凹凸と係合することにより、クリック感を得ることができると共に、シフトレバー1を各レンジに対応した位置に正確に保持することができ、ポジションピン11をディテントゲート部3の各レンジ位置へ正確に係合させることができる。
そして、この実施例によれば、コンプレッションロッド10とポジションピン11を最初から一体成形したため、従来のように、別物のポジションピンを用意して、それを予め孔加工を施したコンプレッションロッドに取付けるような作業が必要がないため、加工コスト及び作業性の面で有利である。
コンプレッションロッド10とポジションピン11を一体成形する方法として、板材12からのプレス加工による打ち抜きを例を示したが、これに限定されず、他の方法により一体成形しても良い。
1 シフトレバー
3 ディテントゲート部
4 シフトレバー本体
6 回転軸
9 切欠
10 コンプレッションロッド
11 ポジションピン
12 板材
3 ディテントゲート部
4 シフトレバー本体
6 回転軸
9 切欠
10 コンプレッションロッド
11 ポジションピン
12 板材
Claims (1)
- 筒状のシフトレバー本体(4)の上下途中位置で且つシフトレバー本体(4)の断面外に回転軸(6)を有し、シフトレバー本体(4)の内部にコンプレッションロッド(10)を挿入し、該コンプレッションロッド(10)にシフトレバー本体(4)に形成された一対の切欠(9)から外部に突出するポジションピン(11)を設け、該ポジションピン(11)をコンプレッションロッド(10)ごと上下に移動させる車両用自動変速装置のシフトレバーであって、
前記ポジションピン(11)をコンプレッションロッド(10)と一体成形すると共に、シフトレバー本体(4)の切欠(9)を下端から形成したことを特徴とする車両用自動変速装置のシフトレバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005240962A JP2007055349A (ja) | 2005-08-23 | 2005-08-23 | 車両用自動変速装置のシフトレバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005240962A JP2007055349A (ja) | 2005-08-23 | 2005-08-23 | 車両用自動変速装置のシフトレバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007055349A true JP2007055349A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37919214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005240962A Pending JP2007055349A (ja) | 2005-08-23 | 2005-08-23 | 車両用自動変速装置のシフトレバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007055349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088186A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
-
2005
- 2005-08-23 JP JP2005240962A patent/JP2007055349A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016088186A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
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