JPH0586063U - 自動車用チェンジレバーの構造 - Google Patents

自動車用チェンジレバーの構造

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Publication number
JPH0586063U
JPH0586063U JP10952391U JP10952391U JPH0586063U JP H0586063 U JPH0586063 U JP H0586063U JP 10952391 U JP10952391 U JP 10952391U JP 10952391 U JP10952391 U JP 10952391U JP H0586063 U JPH0586063 U JP H0586063U
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JP
Japan
Prior art keywords
guide pin
push rod
change lever
pipe
synthetic resin
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Pending
Application number
JP10952391U
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English (en)
Inventor
孝裕 久保崎
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用チェンジレバーの構造において、プ
ッシュロッドの軽量化及びガイドピンの誤組み防止を有
効に図る。 【構成】 合成樹脂製のプッシュロッド11に、金属製
横孔用パイプ13をインサートモールドする。パイプ1
3の小突起13aでパイプ13の回転及び抜けが防止さ
れ、従来と同様のガイドピンの圧入状態が確保できる。
ガイドピンに従来のようなスリッド状の凸部が不要にな
り、組付け時の方向性がなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用チェンジレバーの構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特にオートマチック車のチェンジレバーとしては、図3に示すように、 ベースプレート5にボス部1aを回動自在に支持したチェンジレバー1に、プッ シュボタン6のプッシュ操作で上下動されるガイドピン7を設け、該チェンジレ バー1の側方に、上記ガイドピン7が係合してシフトするポジション規制溝2b を有するガイドプレート2を設けたものがある。上記ガイドプレート2の上部に は節度溝2aが形成され、該節度溝2aの1つに上記チェンジレバー1に取付け た板ばね3のローラ4を嵌合させて、チェンジレバー1のシフト操作に節度を与 えるようになっている。
【0003】 上記チェンジレバー1は中空に形成され、図4に示すように、該中空部1bに 上記プッシュボタン6に連動するプッシュロッド8が嵌合され、該プッシュロッ ド8の横孔8aに上記ガイドピン7が圧入されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記プッシュロッド8は、ガイドピン7を横孔8aに圧入する ことから、金属製である必要があるので、重量が増加するという問題がある。ま た、ガイドピン7に、圧入のためのスリッド状凸部があるので、誤組みが生じる ことがあるという問題もあった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、プッシュロッドの軽量化及びガイドピンの誤組み防 止が有効に図れる自動車用チェンジレバーの構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、プッシュボタンに連動して上下動する プッシュロッドの横孔にガイドピンが圧入され、該ガイドピンをガイドプレート のポジション規制溝に係合させてシフトする自動車用チェンジレバーにおいて、 上記プッシュロッドは、合成樹脂で成形され、該プッシュロッドに、小突起を 内面に打ち出した金属製横孔用パイプがインサートモールドされていることを特 徴としている。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。なお、図3及び図4の従 来技術と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0007】 図1及び図2に示すように、チェンジレバー1の中空部1bに上下摺動自在に 嵌合されるプッシュロッド11は、合成樹脂で成形されている。
【0008】 該プッシュロッド11のガイドピン12の固定部11aの外径と略等しい長さ の合成樹脂製横孔用パイプ13が設けられ、該パイプ13には、外面側から内面 に打出した小突起13aが適当な角度間隔で形成されている。該小突起13aに より、パイプ13の外面には凹部が同時に形成される。
【0009】 該パイプ13は、上記合成樹脂製のプッシュロッド11の成形時に、固定部1 1aにインサートモールドされる。このインサートモールドにより、パイプ13 の凹部にプッシュロッド11の成形時の合成樹脂が入り込むので、パイプ13の 回転及び抜けが防止される。そして、該パイプ13にガイドピン12を挿入する と、小突起13aでガイドピン12が挟着されて圧入状態となる。
【0010】 上記構成であれば、プッシュロッド11のガイドピン12の固定部11aのパ イプ13は金属製であるから、従来と同様の圧入状態が確保される。また、プッ シュロッド11自体は合成樹脂製であるから、大幅に軽量化される。さらに、ガ イドピン12に従来のようなスリッド状の凸部が不要になるので、ガイドピン1 2に方向性が無くなり、誤組みが防止されて品質が向上する。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の自動車用チェンジレバーの構造は 、合成樹脂製のプッシュロッドに、金属製横孔用パイプをインサートモールドし たものである。したがって、パイプの小突起でパイプの回転及び抜けが防止され るとともに、金属製のパイプにより従来と同様のガイドピンの圧入状態が確保で きるようになる。また、プッシュロッド自体は合成樹脂製であるから、大幅に軽 量化され、さらに、ガイドピンに従来のようなスリッド状の凸部が不要になるの で、ガイドピンに方向性が無くなり、誤組みが防止されて品質が向上するように なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のチェンジレバーのプッシュロッドと
パイプの斜視図
【図2】 図1のチェンジレバーの断面図
【図3】 チェンジレバーの斜視図
【図4】 従来のチェンジレバーの断面図
【符号の説明】
1…チェンジレバー、2…ガイドプレート、2b…ポジ
ション規制溝、6…プッシュボタン、11…プッシュロ
ッド、12…ガイドピン、13…横孔用パイプ、13a
…小突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシュボタンに連動して上下動するプ
    ッシュロッドの横孔にガイドピンが圧入され、該ガイド
    ピンをガイドプレートのポジション規制溝に係合させて
    シフトする自動車用チェンジレバーにおいて、 上記プッシュロッドは、合成樹脂で成形され、該プッシ
    ュロッドに、小突起を内面に打ち出した金属製横孔用パ
    イプがインサートモールドされていることを特徴とする
    自動車用チェンジレバーの構造。
JP10952391U 1991-12-11 1991-12-11 自動車用チェンジレバーの構造 Pending JPH0586063U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0704335A2 (en) 1994-09-30 1996-04-03 Fuji Kiko Co., Ltd. Shift lever assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0704335A2 (en) 1994-09-30 1996-04-03 Fuji Kiko Co., Ltd. Shift lever assembly

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