JPS5824599Y2 - 自動車用内装部品の取付構造 - Google Patents
自動車用内装部品の取付構造Info
- Publication number
- JPS5824599Y2 JPS5824599Y2 JP1979065066U JP6506679U JPS5824599Y2 JP S5824599 Y2 JPS5824599 Y2 JP S5824599Y2 JP 1979065066 U JP1979065066 U JP 1979065066U JP 6506679 U JP6506679 U JP 6506679U JP S5824599 Y2 JPS5824599 Y2 JP S5824599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- resin
- circular hole
- embossed
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用内装部品の取付構造の改良に関する
。
。
例えばセンターピラーやリアトリム等の内装部品を車体
に取付けるにあたっては、内装部品の芯材裏面に雄型の
樹脂クリップを固着し、これを車体側に設けた雌型のク
リップ孔に押し込んで上記内装部品を固定するようにし
ている。
に取付けるにあたっては、内装部品の芯材裏面に雄型の
樹脂クリップを固着し、これを車体側に設けた雌型のク
リップ孔に押し込んで上記内装部品を固定するようにし
ている。
第１図および第２図はこれらの内装部品に樹脂クリップ
を固着するための従来の具体的な構造を説明するもので
、詳述すると、ハードボードからなる芯材１には小判形
のエンボス部２が膨出形成されているとともに、その上
面部２ａには、大径部３ａと小径部３ｂとこれらを連結
するスリット部３ｃからなるダルマ形のクリップ取付孔
３が打ち抜かれている。
を固着するための従来の具体的な構造を説明するもので
、詳述すると、ハードボードからなる芯材１には小判形
のエンボス部２が膨出形成されているとともに、その上
面部２ａには、大径部３ａと小径部３ｂとこれらを連結
するスリット部３ｃからなるダルマ形のクリップ取付孔
３が打ち抜かれている。
これに対する樹脂クリップ４は、台座５の上面に、中空
ラグビーボール形の弾性を有する樹脂からなるクリップ
部６を備えるとともに、下面に、上記芯材１の板厚と略
等しい間隔の一対の円板７ａ、７ｂを、上記小径部３ｂ
と略等しい径の円柱部８で連結してなるクリップ取付部
を有している。
ラグビーボール形の弾性を有する樹脂からなるクリップ
部６を備えるとともに、下面に、上記芯材１の板厚と略
等しい間隔の一対の円板７ａ、７ｂを、上記小径部３ｂ
と略等しい径の円柱部８で連結してなるクリップ取付部
を有している。
そして、上記大径部３ａから差し込まれた樹脂クリップ
４は、上記円板７ａ、７ｂが上面部２ａを挾んで小径部
３ｂ側へ圧入され、この小径部３ｂと円柱部８が係合し
て、芯材１に固着されるようになっている。
４は、上記円板７ａ、７ｂが上面部２ａを挾んで小径部
３ｂ側へ圧入され、この小径部３ｂと円柱部８が係合し
て、芯材１に固着されるようになっている。
しかし、上記エンボス部２は内装部品の表面側において
は四部となり、感触を損うものであるから、この部分よ
り一回り大きい鉄板等の蓋板９によってこれを覆ってい
るが、上記の如くダルマ形のクリップ取付孔３を形成す
るには、必然的にエンボス部２が大形になってしまい、
上記蓋板９に撓みが生じ易く、いわゆる「ベコつき」が
出る欠点があり、更にはエンボス部２の受圧面の強度も
比較的弱くなり、相手部品に取付ける際に樹脂クリップ
とともに陥没したり、破損してしまう等の欠点も指摘さ
れていた。
は四部となり、感触を損うものであるから、この部分よ
り一回り大きい鉄板等の蓋板９によってこれを覆ってい
るが、上記の如くダルマ形のクリップ取付孔３を形成す
るには、必然的にエンボス部２が大形になってしまい、
上記蓋板９に撓みが生じ易く、いわゆる「ベコつき」が
出る欠点があり、更にはエンボス部２の受圧面の強度も
比較的弱くなり、相手部品に取付ける際に樹脂クリップ
とともに陥没したり、破損してしまう等の欠点も指摘さ
れていた。
この考案はこれらの点に鑑みてなされたもので、クリッ
プ取付孔を、上記大径部に相当する切欠部を有した鍋形
に形成することによって、上記エンボス部を小形の金離
台形にするとともに、このエンボス部に対して横方向の
１動作のみで樹脂クリップが固着できるようにしようと
するものである。
プ取付孔を、上記大径部に相当する切欠部を有した鍋形
に形成することによって、上記エンボス部を小形の金離
台形にするとともに、このエンボス部に対して横方向の
１動作のみで樹脂クリップが固着できるようにしようと
するものである。
以下、この考案の実施例を第３図および第４図に基づい
て説明する。
て説明する。
尚、樹脂クリップ４は上述のものと伺ら変わらないもの
が使用されるので、同一符号を付し、説明は略する。
が使用されるので、同一符号を付し、説明は略する。
先ず、芯材１１には、上述のものと同様に熱硬化熱樹脂
を含侵したハードボードが使用され、これによって比較
的複雑な形状が加熱プレス成形によって得られるように
なっている。
を含侵したハードボードが使用され、これによって比較
的複雑な形状が加熱プレス成形によって得られるように
なっている。
エンボス部１２はこのプレス成形によって円錐台形に膨
出形成されたもので、その上底部１２ａは樹脂クリップ
４のクリップ取付部より一回り大径となっており、さら
に錯形のクリップ取付孔１３が形成されている。
出形成されたもので、その上底部１２ａは樹脂クリップ
４のクリップ取付部より一回り大径となっており、さら
に錯形のクリップ取付孔１３が形成されている。
即ち、上底部１２ａ中央の円孔部１３ａは樹脂クリップ
４の円柱部８と弊等しい径を宿し、上底部１２ａを三日
月形に裁断するとともに、樹脂クリップ４の円板７ｂを
挿入するに十分な深さまで切り込まれた切欠部１３ｂと
上記円孔部１３ａとがスリット部１３ｃによって連結さ
れてなるもので、通常エンボス部１２を膨出形成する以
前に、所定位置に打ち抜かれている。
４の円柱部８と弊等しい径を宿し、上底部１２ａを三日
月形に裁断するとともに、樹脂クリップ４の円板７ｂを
挿入するに十分な深さまで切り込まれた切欠部１３ｂと
上記円孔部１３ａとがスリット部１３ｃによって連結さ
れてなるもので、通常エンボス部１２を膨出形成する以
前に、所定位置に打ち抜かれている。
従って、樹脂クリップ４をこのクリップ取付孔１３に固
定するには、第４図に示す如く、クリップ取付部の下側
の円板７ｂが切欠部１３ｂを通ってエンボス部１２内に
入るので、単に樹脂クリップ４を横方向にスライドさせ
る動作だけで良く、これによって円柱部８が円孔部１３
ａに嵌合して固着されるのである。
定するには、第４図に示す如く、クリップ取付部の下側
の円板７ｂが切欠部１３ｂを通ってエンボス部１２内に
入るので、単に樹脂クリップ４を横方向にスライドさせ
る動作だけで良く、これによって円柱部８が円孔部１３
ａに嵌合して固着されるのである。
また、エンボス部１２の面積は上記第２図に示した小判
形のエンボス部２に比して、半分程度に減少するので、
これを閉蓋すべく内装部分の表面側に貼着される蓋板１
４に生じる撓みが減少する。
形のエンボス部２に比して、半分程度に減少するので、
これを閉蓋すべく内装部分の表面側に貼着される蓋板１
４に生じる撓みが減少する。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る錯形のク
リップ取付孔によれば、エンボス部を覆う蓋板の１−ベ
コつき」が防止できるとともに、この蓋板を一層薄く構
成することができ、内装部品の感触を良好にする等の効
果を奏し、また更にエンボス部の受圧面の強度が向上し
、これにより相手部品に対する取付は作業性もより一層
向上する。
リップ取付孔によれば、エンボス部を覆う蓋板の１−ベ
コつき」が防止できるとともに、この蓋板を一層薄く構
成することができ、内装部品の感触を良好にする等の効
果を奏し、また更にエンボス部の受圧面の強度が向上し
、これにより相手部品に対する取付は作業性もより一層
向上する。
第１図は従来のエンボス部並びにクリップ取付孔を示す
刹視図、第２図はその樹脂クリップ取付作業を説明する
断面図、第３図はこの考案に係るエンボス部並びにクリ
ップ取付孔を示す剰視図、第４図はその樹脂クリップ取
付作業を説明する断面図である。 １１・・・・・・芯材、１２・・・・・・エンボス部、
１３・・・・・・クリップ取付孔。
刹視図、第２図はその樹脂クリップ取付作業を説明する
断面図、第３図はこの考案に係るエンボス部並びにクリ
ップ取付孔を示す剰視図、第４図はその樹脂クリップ取
付作業を説明する断面図である。 １１・・・・・・芯材、１２・・・・・・エンボス部、
１３・・・・・・クリップ取付孔。
Claims (1)
- クリップ部の基部にクリップ取付部を有する樹脂クリッ
プを、自動車用内装部品のボード状の芯材に固着し、こ
の樹脂クリップによって上記内装部品を車体に取付ける
ようにしたものであって、上記芯材は、円錐台形に膨出
形成されたエンボス部を有するとともに、上記エンボス
部の上底部中央の円孔部と、上底部外周を三日月形に裁
断してなる切欠部と、この切欠部と上記円孔部を連結す
るスリット部とからなる鍋形のクリップ取付孔を有し、
また、上記樹脂クリップのクリップ取付部は、一方が上
記切欠部を通って上記エンボス部内に挿入されて上底部
内面に接し、他方が上底部外面に接する一対の円板を、
上記円孔部と略等しい径の円柱部で連結してなり、この
円柱部が上記スリット部に圧入されて上記円孔部に嵌合
することによって、上記樹脂クリップが上記芯材に固定
されるようにしたことを特徴とする自動車用内装部品の
取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979065066U JPS5824599Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 自動車用内装部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979065066U JPS5824599Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 自動車用内装部品の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55165854U JPS55165854U (ja) | 1980-11-28 |
| JPS5824599Y2 true JPS5824599Y2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=29299068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979065066U Expired JPS5824599Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 自動車用内装部品の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824599Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876441U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-24 | セントラル自動車株式会社 | 自動車用内外装部品 |
| JP2500279Y2 (ja) * | 1990-12-26 | 1996-06-05 | 西川化成株式会社 | ファスナ―クリップ取付座 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5612405Y2 (ja) * | 1976-02-05 | 1981-03-23 |
-
1979
- 1979-05-16 JP JP1979065066U patent/JPS5824599Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55165854U (ja) | 1980-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5824599Y2 (ja) | 自動車用内装部品の取付構造 | |
| JPS61196154U (ja) | ||
| JPS58170246U (ja) | 自動車用プラスチツクモ−ルデイング | |
| JPH0332517U (ja) | ||
| JPS58152439U (ja) | 自動車用ドアトリム | |
| JPS63133448U (ja) | ||
| JPH0187973U (ja) | ||
| JPH0256052U (ja) | ||
| JPH0439929U (ja) | ||
| JPH0259050U (ja) | ||
| JPH0187943U (ja) | ||
| JPH027007U (ja) | ||
| JPH0386828U (ja) | ||
| JPS6139620U (ja) | 自動車用ドアトリム | |
| JPS58160852U (ja) | 自動車用バンパの取付構造 | |
| JPS61151486U (ja) | ||
| JPS6050053U (ja) | 車両用成形天井 | |
| JPS6415811U (ja) | ||
| JPS62156062U (ja) | ||
| JPS62165160U (ja) | ||
| JPS5892153U (ja) | 自動車のトリムボ−ド取付装置 | |
| JPS6328558U (ja) | ||
| JPH0162147U (ja) | ||
| JPS6252079U (ja) | ||
| JPH0355351U (ja) |