JPH10340907A - 突起電極の形成方法 - Google Patents

突起電極の形成方法

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JPH10340907A
JPH10340907A JP9164906A JP16490697A JPH10340907A JP H10340907 A JPH10340907 A JP H10340907A JP 9164906 A JP9164906 A JP 9164906A JP 16490697 A JP16490697 A JP 16490697A JP H10340907 A JPH10340907 A JP H10340907A
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JP
Japan
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resist layer
plating resist
layer
resist
plating
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JP9164906A
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English (en)
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Takeshi Wakabayashi
猛 若林
Ichiro Mihara
一郎 三原
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライフィルムレジストからなるメッキレジ
スト層を形成して電解メッキにより突起電極を形成する
とき、メッキレジスト層が剥がれないようにする。 【解決手段】 下地金属層15の上面に液状レジストを
1〜2μm程度塗布して第1メッキレジスト層16を形
成し、その上面に厚さ100μm程度のドライフィルム
レジストをラミネートして第2メッキレジスト層17を
形成する。次に、第1及び第2メッキレジスト層16、
17の所定の部分に開口部18、19を形成する。この
場合、液状レジストからなる第1メッキレジスト層16
の下地金属層15に対する密着性が良好であり、またド
ライフィルムレジストからなる第2メッキレジスト層1
7の第1メッキレジスト層16に対する密着性も良好で
あるので、開口部18、19内において第1及び第2メ
ッキレジスト層16、17に剥がれが生じないようにす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、突起電極を備え
た半導体チップ等における突起電極の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばTAB方式と呼ばれる半導体チッ
プの実装技術では、半導体チップをTABテープ上に搭
載している。この場合、半導体チップに形成された突起
電極をTABテープのフィンガリード(インナリード)
にボンディングによって接続している。したがって、半
導体チップには突起電極を形成する必要がある。
【0003】次に、従来のこのような突起電極の形成方
法の一例について図2を参照しながら説明する。まず、
図2(A)に示すように、シリコン基板1上に接続パッ
ド2が形成され、その上面において接続パッド2の中央
部を除く部分に保護膜3が形成され、接続パッド2の中
央部が保護膜3に形成された開口部4を介して露出され
たものを用意する。次に、図2(B)に示すように、上
面全体に下地金属層5を形成する。次に、下地金属層5
の上面にドライフィルムレジストをラミネートしてメッ
キレジスト層6を形成するとともに、このメッキレジス
ト層6の接続パッド2に対応する部分に開口部7を形成
する。
【0004】ここで、メッキレジスト層6をドライフィ
ルムレジストによって形成する理由の1つについて説明
する。ドライフィルムレジストの場合には、厚さを25
〜150μm程度とすることができる。これに対して、
通常の液状レジストの場合には、厚さの上限が40μm
程度である。このため、形成する突起電極の高さを例え
ば100μm程度としたい場合には、通常の液状レジス
トでは達成できないので、ドライフィルムレジストを用
いることになる。
【0005】次に、下地金属層5をメッキ電流路として
金、銅、ニッケル、半田等の電解メッキを行うことによ
り、メッキレジスト層6の開口部7内の下地金属層5の
上面に金、銅、ニッケル、半田等からなる突起電極8を
形成する。次に、メッキレジスト層6を剥離する。次
に、突起電極8をマスクとして下地金属層5の不要な部
分をエッチングして除去すると、図2(C)に示すよう
に、突起電極8下にのみ下地金属層5が残存される。か
くして、高さ100μm程度の突起電極8が形成され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような突起電極の形成方法では、ドライフィルムレ
ジストからなるメッキレジスト層6の下地金属層5に対
する密着性があまり良くないので、例えば図3に示すよ
うに、開口部7内底部の周囲においてメッキレジスト層
6が下地金属層5から剥がれてしまうことがあった。特
に、開口部7内底部の周囲においては、接続パッド2の
側面に対応する関係から、下地金属層5の上面に段差が
生じていることが多いので、開口部7内底部の周囲にお
いてメッキレジスト層6が下地金属層5から剥がれやす
い。このような現象が生じた場合には、メッキレジスト
層6の下地金属層5から剥がれた部分にメッキ液が浸入
し、このメッキ液の浸入度合により突起電極8の高さに
ばらつきが生じてしまうという問題があった。また、突
起電極8の側面下部に突出部が形成されることにより、
突起電極8下に残存する下地金属層5の占有面積が大き
くなり、ファインピッチ化を図る際に、ショートが発生
する原因の1つになるという問題もあった。この発明の
課題は、メッキレジスト層に剥がれが生じないようにす
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板上に接続パッドが形成され、前記基板の上面に前記
接続パッドの所定の一部に対応する部分に開口部を有す
る保護膜が形成され、これにより前記接続パッドの所定
の一部が前記保護膜の開口部を介して露出されたものを
用意した上、その上面全体に下地金属層を形成し、該下
地金属層上に該下地金属層に対する密着性の良好な第1
メッキレジスト層を形成し、該第1メッキレジスト層上
に該第1メッキレジスト層に対する密着性の良好な第2
メッキレジスト層を該第1メッキレジスト層よりも厚く
形成し、前記接続パッドに対応する部分における前記第
1及び第2メッキレジスト層に開口部を形成し、該開口
部内にメッキにより突起電極を形成するようにしたもの
である。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記第1メッキレジスト層を液状レジストを塗
布することによって形成し、前記第2メッキレジスト層
をドライフィルムレジストをラミネートすることによっ
て形成するようにしたものである。
【0008】この発明によれば、第1メッキレジスト層
を下地金属層に対する密着性が良好であるもの例えば液
状レジストによって形成し、第2メッキレジスト層を第
1メッキレジスト層に対する密着性が良好であるもの例
えばドライフィルムレジストによって形成すると、第1
及び第2メッキレジスト層に剥がれが生じないようにす
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(A)〜(D)はそれぞれこ
の発明の一実施形態における突起電極の各形成工程を示
したものである。そこで、これらの図を順に参照しなが
ら、この実施形態における突起電極の形成方法について
説明する。まず、図1(A)に示すように、シリコン基
板11上に接続パッド12が形成され、その上面におい
て接続パッド12の中央部を除く部分に保護膜13が形
成され、接続パッド12の中央部が保護膜13に形成さ
れた開口部14を介して露出されたものを用意する。
【0010】次に、図1(B)に示すように、上面全体
に下地金属層15を形成する。次に、下地金属層15の
上面にアクリル系樹脂等の感光性樹脂からなる液状レジ
ストを薄く例えば1〜2μm程度塗布して第1メッキレ
ジスト層16を形成する。次に、第1メッキレジスト層
16の上面に上記液状レジストと同一の材料からなるド
ライフィルムレジストをラミネートして第2メッキレジ
スト層17を形成する。この場合、同一の材料とは、ア
クリル系樹脂等の感光性樹脂自体が同一であることと、
ポジ型であるかネガ型であるかも同一であることをい
う。また、第2メッキレジスト層17の厚さは25〜1
50μm程度とすることができるが、この実施形態では
100μm程度とする。
【0011】次に、図1(C)に示すように、第1及び
第2メッキレジスト層16、17の接続パッド12に対
応する部分に開口部18、19を形成する。次に、下地
金属層15をメッキ電流路として金、銅、ニッケル、半
田等の電解メッキを行うことにより、第1及び第2メッ
キレジスト層16、17の開口部18、19内の下地金
属層15の上面に金、銅、ニッケル、半田等からなる突
起電極20を形成する。次に、第2メッキレジスト層1
7及び第1メッキレジスト層16を剥離する。次に、突
起電極20をマスクとして下地金属層15の不要な部分
をエッチングして除去すると、図1(D)に示すよう
に、突起電極20下にのみ下地金属層15が残存され
る。かくして、高さ100μm程度の突起電極8が形成
される。
【0012】ところで、液状レジストからなる第1メッ
キレジスト層16の下地金属層15に対する密着性が良
好であり、またドライフィルムレジストからなる第2メ
ッキレジスト層17の第1メッキレジスト層16に対す
る密着性も良好であるので、開口部18、19内におい
て第1及び第2メッキレジスト層16、17に剥がれが
生じないようにすることができる。この結果、突起電極
20の高さを均一にすることができ、また突起電極8下
に残存する下地金属層5の占有面積が大きくならないよ
うにすることができる。
【0013】なお、液状レジストからなる第1メッキレ
ジスト層16はドライフィルムレジストからなる第2メ
ッキレジスト層17の下地金属層15に対する密着性を
良くすればよいので、上述したように、その厚さを1〜
2μm程度と薄くしてもよい。この場合、液状レジスト
量が少なくて済む上、ベーク時間が短時間で済む。ま
た、下地金属層15の上面に液状レジストを塗布して第
1メッキレジスト層16を形成することにより、下地金
属層15の上面の凹凸を実質的に小さくすることができ
る。この結果、厚さが25〜150μm程度と比較的厚
いドライフィルムレジストをベーク後の第1メッキレジ
スト層16上に図示しないラミネータの一対の加熱圧着
ロールによってラミネートする際、通常よりも、ラミネ
ート温度及び圧力を小さくすることができる。ひいて
は、シリコン基板11の元となるシリコンウェハが薄型
化したり大口径化したりしても、ドライフィルムレジス
トをラミネートする際、シリコンウェハが破損しにくい
ようにすることができる。
【0014】なお、上記実施形態では、突起電極20を
シリコン基板11の接続パッド12上に形成する場合に
ついて説明したが、これに限らず、ハード回路基板やフ
レキシブル回路基板の接続パッド上に形成するようにし
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1メッキレジスト層を下地金属層に対する密着性
が良好であるもの例えば液状レジストによって形成し、
第2メッキレジスト層を第1メッキレジスト層に対する
密着性が良好であるもの例えばドライフィルムレジスト
によって形成すると、第1及び第2メッキレジスト層に
剥がれが生じないようにすることができ、したがって突
起電極の高さを均一にすることができ、また突起電極下
に残存する下地金属層の占有面積が大きくならないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)はそれぞれこの発明の一実施形
態における突起電極の各形成工程を示す断面図。
【図2】(A)〜(C)はそれぞれ従来の突起電極の一
例の各形成工程を示す断面図。
【図3】この従来の突起電極の形成方法の問題点を説明
するために示す一部を拡大した断面図。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 接続パッド 13 保護膜 14 開口部 15 下地金属層 16 第1メッキレジスト層 17 第2メッキレジスト層 18、19 開口部 20 突起電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に接続パッドが形成され、前記基
    板の上面に前記接続パッドの所定の一部に対応する部分
    に開口部を有する保護膜が形成され、これにより前記接
    続パッドの所定の一部が前記保護膜の開口部を介して露
    出されたものを用意した上、その上面全体に下地金属層
    を形成し、該下地金属層上に該下地金属層に対する密着
    性の良好な第1メッキレジスト層を形成し、該第1メッ
    キレジスト層上に該第1メッキレジスト層に対する密着
    性の良好な第2メッキレジスト層を該第1メッキレジス
    ト層よりも厚く形成し、前記接続パッドに対応する部分
    における前記第1及び第2メッキレジスト層に開口部を
    形成し、該開口部内にメッキにより突起電極を形成する
    ことを特徴とする突起電極の形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記第1
    メッキレジスト層を液状レジストを塗布することによっ
    て形成し、前記第2メッキレジスト層をドライフィルム
    レジストをラミネートすることによって形成することを
    特徴とする突起電極の形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
    前記第1メッキレジスト層と前記第2メッキレジスト層
    とは同一の材料からなることを特徴とする突起電極の形
    成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記第1メッキレジスト層の厚さは1〜2μm
    程度であり、前記第2メッキレジスト層の厚さは25〜
    150μm程度であることを特徴とする突起電極の形成
    方法。
JP9164906A 1997-06-09 1997-06-09 突起電極の形成方法 Pending JPH10340907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001257227A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
US7037754B2 (en) 1999-09-20 2006-05-02 Rohm Co., Ltd. Semiconductor chip and method of producing the same
KR100640430B1 (ko) 2005-12-14 2006-11-01 동부일렉트로닉스 주식회사 듀얼 다마신 방법 및 이를 이용한 구리배선막 형성방법

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