JPH103380A - コンピュータシステムとそのファイル管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲームなどのアプリケーションを購入したと
き、困難でわずらわしいセットアップ作業を自動的に行
うことを課題とする。 【解決手段】 アプリケーションの実行を行うコンピュ
ータシステムにおいて、セットアップ情報管理部に前記
アプリケーション媒体からセットアップ情報ファイルを
読み出し格納してセットアップ情報ファイルを作成し、
実行ファイル部に前記アプリケーション媒体から実行フ
ァイルを読み出して格納し、まず、セットアップ情報管
理部は前記アプリケーション媒体が装着されたとき、ア
プリケーションの実行に必要なセットアップのためのフ
ァイルが格納されているか否かを判断し、格納されてい
るときには前記実行ファイルに不足ファイルがあるか否
かを前記セットアップ情報ファイルに基づいて検索して
前記不足ファイルを実行ファイルに格納し、その後実行
ファイルを実行することで前記アプリケーションを実行
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ、
特にサーバマシンやパーソナルコンピュータ上で動作す
るアプリケーションのセットアップ方法を含むコンピュ
ータシステムとそのファイル管理方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンピュータ装置のパッケージソ
フトとしては磁気テープ、フロッピーディスク、ＰＣカ
ード、ＣＤ−ＲＯＭ等があるが、磁気テープやＣＤ−Ｒ
ＯＭ等は、記憶容量が極めて多く、そのパッケージソフ
トに格納された映像、音声、プログラム等のデータを全
てコンピュータの内部記憶装置に収納することができな
いことから、そのアプリケーションを実行する際に、ア
プリケーションを実行するプログラムと一部の映像、音
声等のデータを内部記憶装置に格納する方法でアプリケ
ーション全体を適用することが行われている。

【０００３】例えば、このようなＣＤ−ＲＯＭタイトル
を実行するためには、セットアップやアンインストール
などといった、高度な知識が必要であった。さらに実行
に必要なファイルの管理が行われていなかったために、
ファイル障害などによりタイトルの実行ができなくなっ
た場合などの環境復旧にも知識を必要としたため、初心
者にはＣＤ−ＲＯＭタイトルの実行は難しいものであっ
た。

【０００４】一般に、ＣＤ−ＲＯＭ等に収納されたゲー
ムなどのアプリケーションを実行するためには、アプリ
ケーション媒体のＣＤ−ＲＯＭ等より、実行に必要なフ
ァイルをパーソナルコンピュータ内に複写するインスト
ール、使用しなくなったファイルを削除するアンインス
トールといったセットアップ作業が必要であった。これ
らのセットアップ作業はコンピュータに関する高度な知
識を必要としたため、初心者等の知識を持たない利用者
にとって、アプリケーションの実行は困難なものであっ
た。

【０００５】また、アプリケーションの実行に必要なフ
ァイルの管理が行われていなかったため、ファイル障害
等によりアプリケーションが実行できなくなった場合、
利用者は困難なインストール作業を再び行う必要があっ
た。

【０００６】一方、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体を特定し
ていないが、特開平５−２８９８５５号公報には、ソフ
トウェアのインストールを確実、容易にする方法を提供
するために、コンピュータにＯＳや基本ソフトウェア及
びアプリケーションソフトウェアをインストールする場
合において、内部バスを介してコンピュータ本体に結合
される不揮発性メモリ構成のインストールモジュールを
設け、該インストールモジュールはインストールに必要
な基本プログラムとインストールプログラムを持ち、コ
ンピュータ本体の電源オンによって前記基本プログラム
を立上げ、この立上げによる前記インストールプログラ
ムの実行により前記ＯＳや基本ソフトウェアをインスト
ールすることを特徴とし、ＯＳや基本ソフトウェアのイ
ンストールを行うための手続きをインストールモジュー
ルに格納しておき、コンピュータの電源オンによって該
モジュールの自動立上げによってＯＳや基本ソフトウェ
アの自動インストールを行うことが記載されている。こ
の自動インストールにはＯＳや基本ソフトウェアを格納
する補助記憶装置の初期化も行うことが記載されてい
る。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
第１の問題点は、アプリケーションのセットアップ作業
を結果的に利用者に行わせていることである。そのた
め、ゲームなどのアプリケーションを購入した利用者
は、困難でわずらわしいセットアップ作業を自動的に行
ってほしいと考えてはいるが、未だ充分ではなかった。

【０００８】従って、本発明の目的は、アプリケーショ
ンの実行を行う際、実行するために必要なファイルの管
理を行うことを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アプリケーションの実行を行う際、コン
ピュータ上に実行に必要なファイルが不足しているか否
かを判断し、不足している場合には自動的にアプリケー
ション媒体からファイルをコンピュータにコピーした
後、アプリケーションを起動することとする。このた
め、利用者のセットアップ作業を解消し、ファイル障害
等によりアプリケーションが実行できなくなった場合、
利用者にはなんの困難もなく起動することができる。

【００１０】特に、ゲームなどのＣＤ−ＲＯＭタイトル
のセットアップにおいてタイトルの実行に必要なファイ
ルの管理を行うようにし、実行ファイルのコピーや削除
を自動的に行えるようにすることで利用者のセットアッ
プ作業をなくすことができる。

【００１１】具体的には、ゲームなどのアプリケーショ
ン媒体に格納されたアプリケーションの実行を行うコン
ピュータシステムにおいて、セットアップ情報管理部に
前記アプリケーション媒体からセットアップ情報ファイ
ルを読み出し格納してセットアップ情報ファイルを作成
し、実行ファイル部に前記アプリケーション媒体から実
行ファイルを読み出して格納し、まず、セットアップ情
報管理部は前記アプリケーション媒体が装着されたと
き、アプリケーションの実行に必要なセットアップのた
めのファイルが格納されているか否かを判断し、格納さ
れているときには前記実行ファイルに不足ファイルがあ
るか否かを前記セットアップ情報ファイルに基づいて検
索して前記不足ファイルを実行ファイルに格納し、その
後実行ファイルを実行することで前記アプリケーション
を実行することを特徴とする。

【００１２】また、このコンピュータシステムにおい
て、前記アプリケーション媒体がＣＤ−ＲＯＭであるこ
とを特徴とする。

【００１３】また、本発明によれば、コンピュータ本体
とそれに接続されているアプリケーション媒体のドライ
ブ装置と、外部表示装置とで構成されるコンピュータマ
シンのファイル管理方式において、セットアップ作業に
おいてアプリケーションの実行に必要なファイルの管理
を行うセットアップ情報管理部によってセットアップ情
報ファイルを管理し、前記アプリケーション媒体から前
記セットアップ情報ファイルと実行ファイルとをコピー
し、前記外部表示装置に表示される動作指示部の内容に
応じて、前記アプリケーション媒体に収納されているプ
ログラムを実行することを特徴とする。

【００１４】さらに、図３を参照して課題を解決する手
段を説明する。本発明は、利用者にアプリケーションの
動作を確認する動作指示手段（図３の１）と、実行に必
要なファイルが不足している場合、実行ファイルをコン
ピュータにコピーするファイル情報管理手段（図３の
２）を有する。ファイル情報管理手段（図３の２）は、
アプリケーションを実行するために必要なファイルをコ
ンピュータにコピーした際の情報を管理している。この
ため利用者はアプリケーションの動作を指示する手段
（図３の１）より、アプリケーションを起動する際、セ
ットアップ作業を行う必要がない。

【００１５】アプリケーションの起動、削除といった動
作の指示は動作指示部に視覚的に配置されているために
利用者は動作を容易に指示する事ができる。

【００１６】

【発明の実施の形態】

［第１の実施形態］本発明による第１の実施形態につい
て、図１を参照しつつ説明する。図において、パーソナ
ルコンピュータの本体マシンに挿入されたＣＤ−ＲＯＭ
タイトルの作品名を利用者に視覚的に通知し、タイトル
の起動を継続するか中止するかを尋ねる起動部１１と、
アプリケーションの実行に必要なファイルを管理するフ
ァイル情報管理部１２と、ゲームなどのＣＤ−ＲＯＭタ
イトルであるアプリケーション媒体１３と、アプリケー
ション媒体中のセットアップ用情報データを格納するセ
ットアップ情報ファイル１４と、アプリケーション媒体
１３から実行するために必要なプログラム等のファイル
を格納したアプリケーション１５とが備えられている。

【００１７】まず、ＣＤ−ＲＯＭタイトルが初めてマシ
ンに挿入されると、起動部１１により起動を初め、ファ
イル情報管理部１２はアプリケーション媒体１３からタ
イトルを読み出し、タイトルを実行するために必要なフ
ァイルを、例えば後述の図６に示すようなＣＤ−ＲＯＭ
に格納されている複数ファイル中の一部の必要なファイ
ルをマシンのアプリケーション１５にコピーした後、そ
のタイトルに基づいたアプリケーションを実行する。そ
の際、ファイル情報管理部１２はＣＤ−ＲＯＭとコピー
したファイルを一覧形式としたファイルであるセットア
ップ情報ファイル１４を作成しておくと共に、アプリケ
ーション１５の実行ファイルの動作中、必要なデータを
アプリケーション媒体１３から読み出し、実行ファイル
のプログラムに応じて映像、音声、表示などを繰り返
す。

【００１８】ＣＤ−ＲＯＭのタイトルの利用が終了した
とき、例えばゲームをやめたとき、起動部１１は利用者
に対して、コピーしたアプリケーション１５のファイル
を削除するかどうかを尋ね、削除することが選ばれた場
合にはコピーしたファイルを削除して初期の状態に戻
す。この場合、セットアップ情報ファイル１４を残して
おく。

【００１９】二度目以降の実行について、図２を参照し
つつ説明する。ファイル情報管理部１２はセットアップ
情報ファイル１４を参照して、ＣＤ−ＲＯＭのタイトル
の実行に不足しているファイルのみをアプリケーション
１５にコピーした後、アプリケーション１５にコピーし
たプログラムに従ってそのタイトルを実行する（図
４）。その際、そのプログラムの実行に必要なデータを
アプリケーション媒体１３から読み出しつつ、タイトル
を実行する。本ファイル管理方式としては、上述のよう
に、例えばＣＤ−ＲＯＭ、デジタルＶＴＲなどのパッケ
ージソフトを起動し、実行する場合に、実行するために
必要なデータを保持し、そのソフトを次に起動し、実行
するときに、保持した情報を管理することにより、再イ
ンストールという煩わしさから利用者を救済することが
できる。

【００２０】［第２の実施形態］次に、本発明の実施形
態について図３乃至図６を参照して説明する。本発明の
実施形態は、コンピュータ本体１とそれに接続されてい
るＣＤ−ＲＯＭドライブ装置２、実行ファイル３、動作
指示部４、セットアップ情報管理部５、セットアップ情
報ファイル６、アプリケーション媒体７、外部表示装置
８から構成される。コンピュータ本体１には、プログラ
ムを実行する入出力部と内部メモリと演算部とからなる
が、ＣＤ−ＲＯＭドライブ装置２、実行ファイル３、動
作指示部４、セットアップ情報管理部５、セットアップ
情報ファイル６、外部表示装置８を含む一体型の構成で
あってもよい。

【００２１】次に、本実施形態の動作について、図５を
参照して詳細に説明する。アプリケーション媒体７をＣ
Ｄ−ＲＯＭドライブ装置２に挿入すると自動的に外部表
示装置８に表示される動作指示部４はアプリケーション
媒体７を起動する、中止する、削除する等の指示を受け
るメニュー的な表示を行う。利用者は、キーボードやマ
ウス等の入力手段によって希望の指示を行う。利用者よ
り起動の指示（図５のＳ１）を受けると、セットアップ
情報管理部５に実行ファイルの調査を命令する。セット
アップ情報管理部５はコンピュータ上にセットアップ情
報ファイルがあるか検索を行う（図５のＳ２）。セット
アップ情報ファイルが見つからなかった場合には、アプ
リケーション媒体７から実行に必要なセットアップ情報
ファイルをセットアップ情報ファイル６にコピーし（図
５のＳ７）、セットアップ情報ファイル６を作成し（図
５のＳ８）、次にアプリケーションを起動する（図５の
Ｓ４）。

【００２２】また、セットアップ情報ファイルが見つか
った場合には、セットアップ情報ファイル６の内容より
コンピュータ上のアプリケーションを実行するために必
要な実行ファイルが不足していないかを調査し（図５の
Ｓ３）、不足している場合にはそのファイルをアプリケ
ーション媒体７よりコピーし（図５のＳ９）、その後ア
プリケーションを起動する（図５のＳ４）。

【００２３】また、動作指示部４はセットアップ情報管
理部５への命令終了後、アプリケーションを起動するた
め実行ファイル３の実行プログラムに従って、プログラ
ムを起動する（図５のＳ４）。

【００２４】利用者がアプリケーションの削除を指示し
た場合には（図５のＳ１）、実行ファイル３に格納され
たアプリケーション用実行ファイルを削除する（図５の
Ｓ５）。この際、セットアップ情報管理部５はセットア
ップ情報ファイル６に記入されているファイルをすべて
削除する。その後、動作指示部４で、セットアップ情報
ファイル６を削除するか否かを問い合わせるので、アプ
リケーション媒体７を実行する予定がしばらくあり得な
いと判断したならばその指示を行ない、セットアップ情
報ファイル６からセットアップ情報ファイルを削除して
終了する。

【００２５】（具体的動作例）次に、本実施形態の動作
例について図４と図６を参照して詳細に説明する。利用
者がアプリケーション媒体７をＣＤ−ＲＯＭドライブ装
置２に挿入すると外部表示装置８の動作指示部４にが表
示される。利用者はここで動作を指示する。

【００２６】利用者がアプリケーションの起動を指示し
た場合、動作指示部４はセットアップ情報管理部５に実
行ファイルの調査を命令する。命令を受けたセットアッ
プ情報管理部５はコンピュータ上のセットアップ情報フ
ァイル６が存在するか検索を行う。初めてアプリケーシ
ョンを実行するときには、セットアップ情報ファイル６
は存在しないため、セットアップ情報管理部５はコンピ
ュータに実行に必要なセットアップ情報ファイルをコピ
ーし、セットアップ情報ファイル６を作成する。

【００２７】セットアップ情報ファイル６には、図６に
示すように、実行に必要なファイルをコピーしたディレ
クトリ名とファイル名が保存されている。

【００２８】動作指示部４はセットアップ情報管理部５
への命令後、アプリケーションの起動を行う。利用者が
２度目以降のアプリケーションの起動を指示した場合に
は、動作指示部４より命令を受けたセットアップ情報管
理部５はセットアップ情報ファイル６の内容より、実行
に必要なファイル３がすべてコンピュータ上に存在して
いるかを調べる。例えば、図６のようなセットアップ情
報ファイルの場合、メモリ領域Ｂに、Ｂ：￥ＭＯＭＯデ
ィレクトリ以下の４つのファイル（ＭＯＭＯ．ＥＸＥ、
ＭＯＭＯ．ＤＬＬ、ＭＯＭＯ．ＩＣＯ、ＦＩＬＥＩＯ．
ＤＬＬ）、メモリ領域Ａに、Ａ：￥ＷＩＮＤＯＷＳディ
レクトリのＭＯＭＯ．ＩＮＩファイルが存在するかを調
べる。利用者のミスやファイルの障害などによりＭＯＭ
Ｏ．ＥＸＥが見つからなかった場合には、ファイル情報
管理部５はＢ：￥ＭＯＭＯディレクトリにアプリケーシ
ョン媒体７よりＭＯＭＯ．ＥＸＥファイルをコピーし、
動作指示部４へ調査の終了を通知する。動作指示部４は
終了の通知を受け、アプリケーションの実行に必要なフ
ァイルを全てマシン内のファイルに格納したことを確認
する。その後、アプリケーションの実行ファイル３のプ
ログラムに従って、アプリケーション媒体７と実行ファ
イルと必要であれば動作指示部４に表示された利用者の
指示を入力手段から入力されて、そのアプリケーション
の実行を行う。その後、アプリケーションの実行が終了
すれば、動作指示部４に終了した旨を表示し、終了する
か、続行するのかを問い合わせ、続行する場合には再度
実行ファイル３から実行を再開し、終了する場合にはま
ず実行ファイル３から実行ファイルを削除する。さらに
動作指示部４にセットアップ情報ファイルを削除するか
否かを問い合わせ、このアプリケーションを今後利用し
ないと判断すればセットアップ情報ファイル６からセッ
トアップ情報ファイルを削除し、利用する場合があると
判断した場合にはセットアップ情報ファイル６にそのま
ま残しておく。残しておいた場合、次にそのアプリケー
ションを実行する際に、図５のＳ２ですぐＳ３に移行す
るので、立ち上げの動作が迅速になる。

【００２９】上記実施形態のＣＤ−ＲＯＭにはアプリケ
ーションの実行のためにそのプログラムとプログラムの
中にＣＤ−ＲＯＭのアプリケーション媒体から必要なと
きに情報を読み出すデータとを含んだ例を示したが、こ
のようなアプリケーション媒体には、磁気テープ、ＤＶ
Ｄ−ＲＯＭ、ＰＣカードなど種々の媒体があり、そのい
ずれをも本発明に適用できる。

【００３０】また、本実施形態のマシンに、パーソナル
コンピュータの例によって説明したが、ＬＡＮネットワ
ークにおけるホストコンピュータやサーバマシンがアプ
リケーション媒体の役目を負い、これらのマシンに蓄積
されたデータを、１つのアプリケーションを実行する際
に読み出す必要がある場合にも適用でき、本発明の枠内
として構成できる。

【００３１】

【発明の効果】第１の効果は、アプリケーションの実行
に必要なファイルを管理し、セットアップ作業を自動化
することである。これにより利用者はコンピュータやセ
ットアップに関する知識がなくてもアプリケーションを
利用できるようになる。

【００３２】その理由は、アプリケーションの実行に必
要なファイルを管理し、不足している場合には自動的に
アプリケーション媒体よりコピーして動作するからであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による実施形態の模式的構成図を示す。

【図２】本発明による実施形態の模式的構成図を示す。

【図３】本発明による実施形態の全体的概念図を示す。

【図４】本発明による実施形態の構成図を示す。

【図５】本発明の実施の動作を示すフローチャートを示
す。

【図６】本発明の実施の動作を説明するための図を示
す。

【符号の説明】

１ コンピュータ本体 ２ ドライブ装置 ３ 実行ファイル ４ 動作指示部 ５ セットアップ情報管理部 ６ セットアップ情報ファイル ７ アプリケーション媒体 ８ 外部表示装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゲームなどのアプリケーション媒体に格
   納されたアプリケーションの実行を行うコンピュータシ
   ステムにおいて、セットアップ情報管理部に前記アプリ
   ケーション媒体からセットアップ情報ファイルを読み出
   し格納してセットアップ情報ファイルを作成し、実行フ
   ァイル部に前記アプリケーション媒体から実行ファイル
   を読み出して格納し、まず、セットアップ情報管理部は
   前記アプリケーション媒体が装着されたとき、アプリケ
   ーションの実行に必要なセットアップのためのファイル
   が格納されているか否かを判断し、格納されているとき
   には前記実行ファイルに不足ファイルがあるか否かを前
   記セットアップ情報ファイルに基づいて検索して前記不
   足ファイルを実行ファイルに格納し、その後実行ファイ
   ルを実行することで前記アプリケーションを実行するこ
   とを特徴とするコンピュータシステム。
2. 【請求項２】 前記アプリケーション媒体がＣＤ−ＲＯ
   Ｍであることを特徴とする請求項１に記載のコンピュー
   タシステム。
3. 【請求項３】 コンピュータ本体とそれに接続されてい
   るアプリケーション媒体のドライブ装置と、外部表示装
   置とで構成されるコンピュータシステムのファイル管理
   方式において、前記アプリケーション媒体内の一アプリ
   ケーションのセットアップ作業において前記アプリケー
   ションの実行に必要なファイルの管理を行うセットアッ
   プ情報管理部によって前記アプリケーションのセットア
   ップ情報ファイルを管理し、前記アプリケーション媒体
   から前記セットアップ情報ファイルと実行ファイルとを
   コピーし、前記外部表示装置に表示される動作指示部の
   内容に応じて、前記アプリケーション媒体に収納されて
   いるプログラムを実行することを特徴とするコンピュー
   タシステムのファイル管理方式。
4. 【請求項４】 前記アプリケーション媒体はパッケージ
   ソフトであることを特徴とする請求項３に記載のコンピ
   ュータシステムのファイル管理方式。