JPH1139143A - 演算装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体、演算装置を利用した電子回路装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

演算装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体、演算装置を利用した電子回路装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH1139143A
JPH1139143A JP9194685A JP19468597A JPH1139143A JP H1139143 A JPH1139143 A JP H1139143A JP 9194685 A JP9194685 A JP 9194685A JP 19468597 A JP19468597 A JP 19468597A JP H1139143 A JPH1139143 A JP H1139143A
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program
storage device
data
electronic circuit
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JP9194685A
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Takahiro Chiba
高洋 千葉
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Teijin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、演算装置、該装置の制御方法、該制
御プログラムを記憶した記憶媒体、演算装置を利用した
電子回路装置、該装置の制御方法、該制御プログラムを
記憶した記憶媒体に関し、特に、プログラム起動時の時
間を短縮できる装置提供する。 【解決手段】オペレーティングシステムの下でアプリケ
ーションプログラムを実行する実行手段の動作時に、デ
ータを一時的に記憶する揮発性の主記憶装置と、主記憶
装置と接続された不揮発性記憶装置と、電源オフに先立
って、主記憶装置に記憶されているデータを不揮発性記
憶装置に待避させるデータ待避手段と、不揮発性記憶装
置に待避させておいたデータを、再起動時に主記憶装置
に転送させる転送手段と、を備えた演算装置であり、再
起動時、実行手段が、不揮発性記憶装置から主記憶装置
に転送されたデータに基づいて、前回の電源オフ時の実
行状態を再現するので、これによりプログラム起動時間
を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算装置、該装置
の制御方法、該制御プログラムを記憶した記憶媒体、演
算装置を利用した電子回路装置、該装置の制御方法、該
制御プログラムを記憶した記憶媒体に関し、特に、プロ
グラム起動時の時間を短縮できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりセントラルプロセッサユニット
(以下「CPU」と略す)と、プログラムをCPUが実
行するときデータを読み書きしてプログラムの実行状態
を記憶する主記憶装置(以下「RAM」と略す)と、を
備えた演算装置、所謂ディジタルコンピュータ(以下
「コンピュータ」と略す)、特に、パーソナルコンピュ
ータおよびワークステーションなどにおいて、コンピュ
ータの電源をオフした後もRAMには電源を供給してデ
ータを保持し、コンピュータを再起動したとき、RAM
に保持されているデータに基づいてプログラムの実行状
態を再現するレジューム機能が良く知られている。
【0003】典型的なコンピュータは図6に示されるよ
うに、CPU1と、CPU1が実行する複数のアプリケ
ーションプログラムが予めインストールされている不揮
発性の記憶装置2と、記憶装置2からプログラムを転送
し、CPU1がプログラムを実行するときアクセスして
プログラムの実行状態を記憶するRAM3と、RAM3
に接続され、電源を供給する電源供給装置8と、コンピ
ュータの図示されない周辺機器、例えば、キーボード、
マウス、CRT表示器などを含むコンソール、プリン
タ、および各種の記憶媒体装置などと入出力を行う入出
力装置4と、コンピュータを起動したとき、最初に読み
出される設定情報を保存するレジスタ5と、レジスタ5
に接続され、電源を供給するバッテリ7と、を備えてい
る。
【0004】CPU1、記憶装置2、RAM3、入出力
装置4およびレジスタ5は、バスケーブル9で互いに接
続されている。RAM3は電源供給装置8から、レジス
タ5はバッテリ7から、それぞれ電源が供給されるの
で、コンピュータの電源オフ後もデータを保持できる。
このようなコンピュータにおいて、CPU1はオペレー
ティングシステム(以下「OS」と略す)の支配下で所
定のアプリケーションプログラムを実行する。記憶装置
2は、固定ディスク装置などであり、通常、OSおよび
複数のアプリケーションプログラムが予めインストール
されいる。OSとしては所謂IBM PC/AT互換機
に使われる、DOS、Windows 3.1、Windows 95、Windo
ws NT、Linux、Free BSD、Net BSD、NEXTSTEPおよびア
ップルコンピュータ社製パーソナルコンピュータおよ
び、その互換機に使われるMac OS、ワークステーション
に使われるUNIX、NEXTSTEP等が知られている。なお、上
記のOS名は登録商標名あるいは商標名を含んでいる。
オペレータは所望のアプリケーションプログラムを選択
して起動することになる。
【0005】レジューム機能を使用しない場合の各アプ
リケーションプログラムの起動は図7に示されるフロチ
ャートの手順に従って実行される。コンピュータの電源
がオンされると、まずステップP1において、ベーシッ
クインプットアウトプットシステム(以下「BIOS」
と略す)によって、レジスタ5の設定情報が読み込ま
れ、各種の設定が行われる。ステップP2において、O
Sが記憶装置2からRAM3にロードされ起動する。以
下、コンピュータはOSによって動作制御が行われる。
【0006】次いで、ステップP3で、コマンド入力待
ち状態となる。コマンドは、アプリケーションプログラ
ムの起動要求コマンドなどであり、オペレータによりキ
ーボードおよびマウスなどから選択的に入力される。選
択されたアプリケーションプログラムの起動要求コマン
ドが入力されると、ステップP4へ進み、選択されたア
プリケーションプログラムを記憶装置2からRAM3に
ロードされ起動する。アプリケーションプログラムに制
御が渡され、ステップP3へ戻り、コマンド入力待ち状
態となる。
【0007】次に示す例は、コンピュータを利用した電
子回路装置の例であり、電子回路を解析するための従来
の電子回路解析システムであり、図8にそのブロック図
を示す。同図に示されるように、電子回路解析システム
は、コンピュータ10およびROMエミュレータ20か
ら構成され、電子回路30(以下「ターゲット」と呼
ぶ)を解析するものである。ターゲット30は、所定の
ターゲットプログラムを実行することによって、所定の
機能を実現するものであり、電子回路解析システムはこ
のターゲットプログラムのデバッグを行うのが主な目的
である。
【0008】コンピュータ10には、予めOS、ターゲ
ット30を解析するための解析プログラム60、ターゲ
ット30のターゲットプログラムおよび任意のアプリケ
ーションプログラムがインストールされている。コンピ
ュータ10がROMエミュレータ20にケーブル40で
接続され、ROMエミュレータ20がターゲット30に
ケーブル50で接続される。ケーブル40は汎用のシリ
アル伝送用のケーブル、例えば、RS−232Cなどで
あり、コンピュータ10およびROMエミュレータ20
がそれぞれ有する図示されないシリアルポートを介して
それぞれ接続される。
【0009】コンピュータ10はOSの下で解析プログ
ラム60を実行し、ROMエミュレータ20にターゲッ
ト30のエミュレーションを実行させて、ターゲット3
0の解析を行う。解析プログラム60には、ROMエミ
ュレータ20がターゲット30のエミュレーションを行
うためのモニタプログラムが含まれている。ターゲット
プログラムとモニタプログラムはコンピュータ10から
ROMエミュレータ20に転送され、ROMエミュレー
タ20は転送されたプログラムに基づいて、ターゲット
30のエミュレーション行う。
【0010】上述の電子回路解析システムにおけるター
ゲット30の解析は、コンピュータ10に予めインスト
ールされている解析プログラム60に基づいて、図9に
示されるフロチャートの手順に従って実行される。コン
ピュータ10が解析プログラム60を開始すると、ステ
ップQ1でROMエミュレータ20にエミュレーション
を実行するのに必要なデータがコンピュータ10からR
OMエミュレータ20にケーブル40を介して転送され
る。ここで転送されるデータは、モニタプログラムおよ
びターゲットプログラムを含んでいる。
【0011】ステップQ2で、ターゲット30のCPU
をリセットしてモニタプログラムを起動し、ROMエミ
ュレータ20はエミュレーションを開始し、コンピュー
タ10は解析ルーチンrへ制御を移す。解析ルーチンr
では、以下のステップs1からs3が随時繰り返され、
所定の解析が実行される。詳しくは、ステップs1で、
コンピュータ10からROMエミュレータ20にコマン
ドが送信され、ROMエミュレータ20はコンピュータ
10の要求に応じて動作し、その結果をコンピュータ1
0に送信する。ステップS2で、コンピュータ10は、
ROMエミュレータ20から送信された結果を読込む。
ステップS3で、コンピュータ10は読込んだ結果に基
づいて、ターゲット30を解析する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータおよびコンピュータを利用した電子回路解
析システムには下記のような問題点があった。コンピュ
ータの場合、インストールされているアプリケーション
プログラムの種類が多数であっても、実際に日常的に使
用されるアプリケーションプログラムの数は2、3種類
であり、通常は、前回使用したアプリケーションプログ
ラムと同様のものを使用する場合がほとんどである。そ
れにも関わらず、レジューム機能を使用しない場合、図
7に示されるように、毎回、ステップP2でOSを記憶
装置2からRAM3にロードし、さらに、アプリケーシ
ョンプログラムを選択する度に、ステップP4で記憶装
置2からRAM3にアプリケーションプログラムのロー
ドを繰り返していた。
【0013】つまり、オペレータがコンピュータの電源
をオンしてから、コンピュータの起動時の設定、OSを
記憶装置2からRAM3にロードするなどの準備が終了
するまでの間の数分間と、準備が終了した後、オペレー
タが所定のアプリケーションプログラムを選択してか
ら、アプリケーションプログラムを記憶装置2からRA
M3にロードするなどの準備が終了するまでの間の数分
間と、が必要となるので、実際にコンピュータを使用で
きる状態になるまで、かなりの時間がかかるという問題
点があった。
【0014】また、従来のレジューム機能においてはR
AM3の内容を保持するためには電源供給が必要であ
り、さらに、RAM3にDRAMを使用した場合には、
一定期間ごとにリフレッシュを行う必要があり、それら
の制御を行う手段も必要であった。また、電子回路解析
システムの場合、コンピュータ10が解析プログラム6
0を実行した後、コンピュータ10で他のアプリケーシ
ョンプログラムを実行すると、ROMエミュレータ20
内に、先に解析を行った時使用したモニタプログラムお
よびターゲットプログラムが残っているにも関わらず、
再度、解析プログラム60を実行したとき、コンピュー
タ10からROMエミュレータ20にモニタプログラム
およびターゲットプログラムを転送していた。このプロ
グラム転送も非常に時間がかかるという問題点があっ
た。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、プログラム起動時、起動時間を短縮できる演算
装置および演算装置を利用した電子回路装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
オペレーティングシステムおよびアプリケーションプロ
グラムを格納した不揮発性のプログラム格納手段と、前
記オペレーティングシステムの下で前記アプリケーショ
ンプログラムを実行する実行手段と、該実行手段の動作
時に、前記オペレーティングシステムおよびアプリケー
ションプログラムを前記プログラム格納手段から読み出
して一時的に記憶する揮発性の主記憶装置と、を備えた
演算装置において、前記主記憶装置と接続された不揮発
性記憶装置と、前記演算装置の電源オフに先立って、前
記主記憶装置に記憶されているデータを前記不揮発性記
憶装置に待避させるデータ待避手段と、前記不揮発性記
憶装置に待避させておいたデータを、前記演算装置の再
起動時に前記主記憶装置に転送させる転送手段と、を備
え、前記演算装置の再起動時、前記実行手段が、前記不
揮発性記憶装置から前記主記憶装置に転送されたデータ
に基づいて、前回の電源オフ時のオペレーティングシス
テムおよびアプリケーションプログラムの実行状態を再
現することを特徴とする。
【0017】この構成によれば、実行中のオペレーティ
ングシステムおよびアプリケーションプログラムの実行
状態を不揮発性記憶装置に待避でき、演算装置を再起動
したとき、不揮発性記憶装置から待避したデータを読込
むことにより、前回実行していたアプリケーションプロ
グラムをすぐに実行することができるので、アプリケー
ションプログラムのレジューム機能を有する演算装置を
簡単な構造で実現することができる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の演
算装置が、前記演算装置の電源をオフする際に、現在の
オペレーティングシステムおよびアプリケーションプロ
グラムの実行状態を演算装置の再起動時に再現するか否
かの操作者による指令を入力する指令入力手段を備え、
前記データ待避手段が、前記指令入力手段に、オペレー
ティングシステムおよびアプリケーションプログラムの
実行状態を演算装置の再起動時に再現する指令が入力さ
れた場合、演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶
装置に記憶されているデータを前記不揮発性記憶装置に
待避させることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載の演
算装置において、前記プログラム格納手段が、前記アプ
リケーションプログラムを含む複数のアプリケーション
プログラムを格納し、前記指令入力手段が、実行中のア
プリケーションプログラムの中から演算装置の再起動時
に再現するアプリケーションプログラムを選択する指令
の入力を許容し、前記データ待避手段が、前記主記憶装
置に記憶されているデータのうち、オペレーティングシ
ステムおよび選択されたアプリケーションプログラムの
実行状態の再現に必要なデータのみを不揮発性記憶装置
に待避させ、前記演算装置の再起動時に、前記実行手段
が、前記不揮発性記憶装置から前記主記憶装置に転送さ
れたデータに基づいて、前回の電源オフ時のオペレーテ
ィングシステムおよび選択されたアプリケーションプロ
グラムの実行状態を再現することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項2記載の演
算装置が、前記オペレーティングシステムおよびアプリ
ケーションプログラムの実行状態の再現に必要なデータ
が前記不揮発性記憶装置に待避されたか否かを示すデー
タ保存ビットを有する不揮発性のレジスタを備え、前記
演算装置の再起動時、前記レジスタのデータ保存ビット
が、前記不揮発性記憶装置に前記データが待避されたこ
とを示す場合、前記転送手段が、前記不揮発性記憶装置
に待避させておいてデータを前記主記憶装置に転送さ
せ、該転送されたデータに基づいて、前記実行手段が、
前回の電源オフ時のオペレーティングシステムおよびア
プリケーションプログラムの実行状態を再現することを
特徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、所定のプログラム
を実行する実行手段と、該実行手段の動作時に、前記プ
ログラムを一時的に記憶する揮発性の主記憶装置と、を
備えた電子回路装置であって、前記プログラムを格納し
た不揮発性のプログラム格納手段を備えた演算装置によ
って制御される電子回路装置において、前記演算装置の
プログラム格納手段に格納されたプログラムを前記主記
憶装置に転送させる転送手段と、前記演算装置による電
子回路装置の制御が終了した後に再開したとき、前記プ
ログラムが前記主記憶装置に保存されているか否かを判
別する判別手段と、を備え、該判別手段により前記主記
憶装置にプログラムが保存されていないと判別されたと
き、前記転送手段が、前記プログラムを前記演算装置の
プログラム格納手段から前記主記憶装置に転送した後、
前記実行手段が、転送されたプログラムを実行し、前記
判別手段により前記主記憶装置にプログラムが保存され
ていると判別されたとき、前記実行手段が、前記主記憶
装置にあるプログラムを実行することを特徴とする。
【0022】この構成によれば、演算装置による電子回
路装置の制御を終了後、再開したとき、主記憶装置にプ
ログラムが残っているときは、そのまま主記憶装置にあ
るプログラムを実行することができるので、演算装置か
ら電子回路装置へのプログラムの転送をバイパスでき、
プログラム実行までの時間を短縮でき、操作性の良い電
子回路装置を実現できる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載の電
子回路装置が、前記プログラムが前記主記憶装置内に保
存されているか否かを示すデータ保存ビットを含む揮発
性のレジスタを有し、前記転送手段が、前記レジスタの
データ保存ビットが前記主記憶装置にプログラムが保存
されていないことを示す場合のみ、前記プログラムを前
記演算装置のプログラム格納手段から前記主記憶装置に
転送させることを特徴とする。
【0024】請求項7記載の発明は、オペレーティング
システムおよびアプリケーションプログラムを格納した
不揮発性のプログラム格納手段と、前記オペレーティン
グシステムの下で前記アプリケーションプログラムを実
行する実行手段と、該実行手段の動作時に、前記オペレ
ーティングシステムおよびアプリケーションプログラム
を前記プログラム格納手段から読み出して一時的に記憶
する揮発性の主記憶装置と、を備えた演算装置の制御方
法において、前記主記憶装置に接続された不揮発性記憶
装置を準備するステップ(a)と、前記演算装置の電源
オフに先立って、前記主記憶装置に記憶されているデー
タを前記不揮発性記憶装置に待避させるステップ(b)
と、前記不揮発性記憶装置に待避させておいたデータ
を、前記演算装置の再起動時に前記主記憶装置に転送さ
せるステップ(c)と、前記演算装置の再起動時、前記
実行手段に、前記不揮発性記憶装置から前記主記憶装置
に転送されたデータに基づいて、前回の電源オフ時のオ
ペレーティングシステムおよびアプリケーションプログ
ラムの実行状態を再現させるステップ(d)と、を備え
たことを特徴とする。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項7記載の演
算装置の制御方法が、前記演算装置の電源をオフする際
に、現在のオペレーションシステムおよびアプリケーシ
ョンプログラムの実行状態を演算装置の再起動時に再現
するか否かの操作者による指令を入力するステップ
(e)を備え、前記ステップ(e)において、オペレー
ションシステムおよびアプリケーションプログラムの実
行状態を演算装置の再起動時に再現する指令が入力され
た場合、前記ステップ(b)を実行することを特徴とす
る。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項8記載の演
算装置の制御方法が、前記アプリケーションプログラム
を含む複数のアプリケーションプログラムを前記プログ
ラム格納手段に格納するステップを備え、前記ステップ
(e)が、実行中のアプリケーションプログラムの中か
ら演算装置の再起動時に再現するアプリケーションプロ
グラムを選択する指令を許容するステップ(e1)を有
し、前記ステップ(e1)において、実行中のアプリケ
ーションプログラムの中から演算装置の再起動時に再現
するアプリケーションプログラムが選択された場合、前
記ステップ(b)で、前記主記憶装置に記憶されている
データのうち、オペレーティングシステムおよび前記ス
テップ(e1)で選択されたアプリケーションプログラ
ムの実行状態の再現に必要なデータのみを不揮発性記憶
装置に待避させ、前記ステップ(d)で、前記演算装置
の再起動時に、前記実行手段に、前記不揮発性記憶装置
から前記主記憶装置に転送されたデータに基づいて、前
回の電源オフ時のオペレーティングシステムおよび前記
ステップ(e1)で選択されたアプリケーションプログ
ラムの実行状態を再現させることを特徴とする演算装置
の制御方法。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
演算装置の制御方法が、前記オペレーティングシステム
およびアプリケーションプログラムの実行状態の再現に
必要なデータが前記不揮発性記憶装置に待避されている
か否かを示すデータ保存ビットを有する不揮発性のレジ
スタを準備するステップを備え、前記演算装置の再起動
時、前記レジスタのデータ保存ビットが、前記不揮発性
記憶装置に前記データが待避されたことを示す場合、前
記ステップ(c)および(d)を実行することを特徴と
する。
【0028】請求項11記載の発明は、所定のプログラ
ムを実行する実行手段と、該実行手段の動作時に、前記
プログラムを一時的に記憶する揮発性の主記憶装置と、
を備えた電子回路装置を制御する制御手段と、前記プロ
グラムを格納したプログラム格納手段と、を備えた演算
装置を利用した電子回路装置の制御方法において、前記
演算装置のプログラム格納手段に格納されたプログラム
を前記電子回路装置の主記憶装置に転送させるステップ
(a)と、前記演算装置の制御手段による前記電子回路
装置の制御が終了した後に再開したとき、前記プログラ
ムが前記電子回路装置の主記憶装置に保存されているか
否かを判別するステップ(b)と、を備え、該ステップ
(b)において、前記電子回路装置の主記憶装置にプロ
グラムが保存されていないと判別されたとき、前記ステ
ップ(a)で、前記プログラムを前記演算装置のプログ
ラム格納手段から前記電子回路装置の主記憶装置に転送
した後、前記電子回路装置の実行手段に転送されたプロ
グラムを実行させ、前記ステップ(b)において、前記
電子回路装置の主記憶装置にプログラムが保存されてい
ると判別されたとき、前記電子回路装置の実行手段に前
記電子回路装置の主記憶装置にあるプログラムを実行さ
せることを特徴とする。
【0029】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の電子回路装置の制御方法が、前記プログラムが前記電
子回路装置の主記憶装置内に保存されているか否かを示
すデータ保存ビットを含む揮発性のレジスタを準備する
ステップを備え、前記ステップ(b)において、前記レ
ジスタのデータ保存ビットが前記電子回路装置の主記憶
装置内に前記プログラムが保存されていることを示す場
合のみ、前記ステップ(a)を実行することを特徴とす
る。
【0030】請求項13記載の発明は、オペレーティン
グシステムおよびアプリケーションプログラムを格納し
た不揮発性のプログラム格納手段と、前記オペレーティ
ングシステムの下で前記アプリケーションプログラムを
実行する実行手段と、該実行手段の動作時に、前記オペ
レーティングシステムおよびアプリケーションプログラ
ムを前記プログラム格納手段から読み出して一時的に記
憶する揮発性の主記憶装置と、該主記憶装置に接続され
た不揮発性記憶装置と、を備えた演算装置を制御する前
記オペレーティングシステムを記憶したプログラム記憶
媒体において、前記オペレーティングシステムが、前記
演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶装置に記憶
されているデータを前記不揮発性記憶装置に待避させる
ステップ(a)と、前記演算装置の再起動時、前記不揮
発性記憶装置内のデータを前記主記憶装置に転送させる
ステップ(b)と、前記演算装置の再起動時、前記実行
手段に、前記不揮発性記憶装置から前記主記憶装置に転
送されたデータに基づいて、前回の電源オフ時のオペレ
ーティングシステムおよびアプリケーションプログラム
の実行状態を再現させるステップ(c)と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0031】請求項14記載の発明は、請求項13記載
のプログラム媒体において、前記オペレーティングシス
テムが、前記演算装置をオフする際に、現在のオペレー
ティングシステムおよびアプリケーションプログラムの
実行状態を演算装置の再起動時に再現するか否かの操作
者による指令を入力するステップ(d)を備え、前記ス
テップ(d)において、オペレーティングシステムおよ
びアプリケーションプログラムの実行状態を演算装置の
再起動時に再現する指令が入力された場合、前記ステッ
プ(a)を実行することを特徴とする。
【0032】請求項15記載の発明は、請求項14記載
のプログラム媒体において、前記オペレーティングシス
テムが、前記アプリケーションプログラムを含む複数の
アプリケーションプログラムを前記プログラム格納手段
に格納するステップを備え、前記ステップ(d)が、実
行中のアプリケーションプログラムの中から演算装置の
再起動時に再現するアプリケーションプログラムを選択
する指令を許容するステップ(d1)を有し、前記ステ
ップ(d1)において、実行中のアプリケーションプロ
グラムの中から演算装置の再起動時に再現するアプリケ
ーションプログラムが選択された場合、前記ステップ
(a)で、前記主記憶装置に記憶されているデータのう
ち、オペレーティングシステムおよび前記ステップ(d
1)で選択されたアプリケーションプログラムの実行状
態の再現に必要なデータのみを不揮発性記憶装置に待避
させ、前記ステップ(c)で、前記演算装置の再起動時
に、前記実行手段に、前記不揮発性記憶装置から前記主
記憶装置に転送されたデータに基づいて、前回の電源オ
フ時のオペレーティングシステムおよび前記ステップ
(d1)で選択されたアプリケーションプログラムの実
行状態を再現させることを特徴とする。
【0033】請求項16記載の発明は、プログラムを格
納した不揮発性のプログラム格納手段と、前記プログラ
ムを実行する実行手段と、該実行手段の動作時に、前記
プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して一
時的に記憶する揮発性の主記憶装置と、該主記憶装置に
接続された不揮発性記憶装置と、前記不揮発性記憶装置
にデータが保存されているか否かを示すデータ保存ビッ
トを有する不揮発性のレジスタと、を備えた演算装置を
制御するベーシックインプットアウトプットシステム
(BIOS)を記憶したプログラム記憶媒体において、
前記ベーシックインプットアウトプットシステムが、前
記レジスタのデータ保存ビットを読込んで、前記不揮発
性記憶装置にデータが保存されているか否かを判別する
ステップ(a)と、前記不揮発性記憶装置に保存された
データを前記主記憶装置に転送するステップ(b)と、
を備え、前記演算装置の再起動時、前記ステップ(a)
において、前記不揮発性記憶装置にデータが保存されて
いると判別された場合、前記ステップ(b)で、前記不
揮発性記憶装置に保存されているデータを前記主記憶装
置にデータを転送した後、前記転送されたデータに基づ
いて、前記実行手段にプログラムを実行させ、前記ステ
ップ(a)において、前記不揮発性記憶装置にデータが
保存されていないと判別された場合、前記実行手段に前
記プログラム格納手段からプログラムを読み出して実行
させることを特徴とする。
【0034】請求項17記載の発明は、所定のプログラ
ムを格納したプログラム格納手段を備えた演算装置と、
前記プログラムを実行する実行手段と、該実行手段の動
作時に、前記プログラムを一時的に記憶する不揮発性の
主記憶装置と、を備えた電子回路装置と、を制御するた
めに予め前記演算装置のプログラム格納手段に格納され
る制御プログラムを記憶したプログラム記憶媒体におい
て、前記制御プログラムが、前記電子回路装置の動作時
に、前記演算装置のプログラム格納手段に格納されたプ
ログラムを前記電子回路装置の主記憶装置に転送させる
ステップ(a)と、前記演算装置による電子回路装置の
制御が終了した後に再開したとき、前記プログラムが前
記電子回路装置の主記憶装置に保存されているか否かを
判別するステップ(b)と、を備え、該ステップ(b)
において、前記電子回路装置の主記憶装置にプログラム
が保存されていないと判別されたとき、前記ステップ
(a)で、前記プログラムを前記演算装置のプログラム
格納手段から前記電子回路装置の主記憶装置に転送した
後、前記電子回路装置の実行手段に、転送されたプログ
ラムを実行させ、前記ステップ(b)において、前記電
子回路装置の主記憶装置にプログラムが保存されている
と判別されたとき、前記電子回路装置の実行手段に、前
記電子回路装置の主記憶装置にあるプログラムを実行さ
せることを特徴とする。
【0035】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のプログラム記憶媒体において、前記電子回路装置が、
前記プログラムが前記電子回路装置の主記憶装置内に保
存されているか否かを示すデータ保存ビットを含む揮発
性のレジスタを備え、前記制御プログラムが、前記ステ
ップ(b)において、前記レジスタのデータ保存ビット
が前記電子回路装置の主記憶装置内に前記プログラムが
保存されていることを示す場合のみ、前記ステップ
(a)を実行することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に図面に基づいて、本発明の
好ましい実施の形態について説明する。図1〜3は、本
発明に係る演算装置の実施例を示す図で、典型的なコン
ピュータ、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークス
テーションなどの例を示している。図1に本実施例の演
算装置のシステム構成ブロック図を示す。
【0037】同図に示されるように、コンピュータ11
0はCPU101、記憶装置102、RAM103、入
出力装置104、レジスタ105、不揮発性メモリ10
6およびバッテリ107を備えている。CPU101
は、予め記憶装置102にインストールされ保存されて
いるOS161の制御下で、複数の所定のアプリケーシ
ョンプログラム160を実行するものである。OS16
1は、パーソナルコンピュータの場合、例えば、マイク
ロソフト社のWindows(登録商標)およびアップルコン
ピュータ社のMac OS(登録商標)などである。アプリケ
ーションプログラム160はそれぞれ所定の機能を実現
するもので、各種の記憶媒体に記憶されて提供される。
【0038】記憶装置102は例えば、固定ディスク装
置などの大容量の不揮発性の記憶装置であり、OS16
1に加えて、任意のアプリケーションプログラム160
が予めインストールされている。オペレータは複数のア
プリケーションプログラム160から実行したいプログ
ラムを選択して実行する。RAM103はCPU101
がプログラムを実行するとき、必要なデータを一時的に
記憶させる作業領域として使用される揮発性の記憶装置
であり、例えばDRAMからなる。
【0039】入出力装置104は、コンピュータ110
の周辺装置、例えば、キーボード、マウスおよびCRT
表示器を含むコンソール、プリンタおよび外部記憶装置
からの入出力を制御するものである。例えば、コンソー
ルからオペレータがアプリケーションプログラム160
の起動要求などを行うと、入出力装置104がコマンド
を受け取り、受け取ったコマンドはCPU101に渡さ
れる。
【0040】レジスタ105は、コンピュータ110の
電源オフ時もデータが消去しないようにバッテリ107
により電源が供給されている不揮発性メモリであり、例
えば相補型金属酸化膜半導体(CMOS)からなる。レ
ジスタ105は、コンピュータ起動時に必要な設定情報
を保存している。通常、コンピュータ110の電源がオ
ンすると、BIOSが起動し、レジスタ105を読み込
み、レジスタ105の設定情報に基づいて各種の設定を
行う。BIOSは、OSの中のハードウェアに依存する
制御プログラムであり、コンピュータ110を動作させ
るのに最低限必要なプログラムが含まれる。BIOS
は、予め読み出し専用記憶素子(ROM)保存されて、
コンピュータ110のマザーボード上に実装される。
【0041】不揮発性メモリ106はフラッシュメモリ
などからなり、RAM103より大きい容量を有する不
揮発性の記憶装置である。フラッシュメモリは安価で、
かつ、記憶装置102からRAM103へのデータ転送
より早い速度でRAM103へのデータ転送を行うこと
ができる。CPU101、記憶装置102、RAM10
3、入出力装置104、レジスタ105および不揮発性
メモリ106はバスケーブル109で互いに接続され
る。これにより、互いにデータの送受信および制御が可
能となる。
【0042】上述のように本実施例におけるコンピュー
タ110は、図6に示される従来のコンピュータの構成
から、電源供給装置8を削除し、新たに不揮発性メモリ
106を追加した構成になっている。上記のように構成
されたコンピュータ110において、コンピュータ11
0の電源オフに先立って、現在実行しているアプリケー
ションプログラム160を、コンピュータ110の再起
動時に再現できるように、OS161およびアプリケー
ションプログラム160の実行状態を待避する方法につ
いて、図2のフロチャートを用いて説明する。
【0043】図2に示されるように、フロチャートの開
始において、所定のアプリケーションプログラム160
が実行中であり、コンピュータ110はオペレータから
のアプリケーションプログラム160の起動・終了要求
およびコンピュータ110の終了要求などのコマンド入
力待ち状態(ステップA1)にある。オペレータがコン
ピュータ110の終了を要求すると、ステップA2へ進
み、不揮発性メモリ106に実行中のOS161および
アプリケーションプログラム160の実行状態を再現す
るのに必要なデータを待避するかどうかの選択をオペレ
ータに要求する。
【0044】ステップA3で、不揮発性メモリ106に
データを待避する要求がなされたかどうかを判定する。
ステップA3で、判定が"YES"の場合はステップA4
へ進み、判定が"NO"の場合、すなわち不揮発性メモリ
106へのデータ待避が要求されなかった場合はステッ
プA10へ進む。すなわち判定が"NO"の場合は不揮発
性メモリ106およびレジスタ105のデータ保存ビッ
トは現在の状態で保存される。
【0045】ステップA4では、現在実行中のアプリケ
ーションプログラム160のうち、どのプログラムを次
回コンピュータ110を再起動したとき再現するかの選
択をオペレータに要求する。ステップA5では、プログ
ラムが選択されたかどうかを判定する。判定が"YES"
の場合、すなわち再現するプログラムが選択された場合
は、ステップA6へ進み、判定が"NO"の場合、すなわ
ち再現するプログラムが選択されなかった場合は、ステ
ップA9へ進む。
【0046】ステップA6では、次回コンピュータ11
0を再起動したとき、オペレーティングシステムおよび
選択されたアプリケーションプログラム160の実行状
態を再現するのに必要なデータをRAM103に準備す
るとともに、不揮発性メモリ106から復帰されたデー
タと、コンピュータ110の記憶装置102のデータ
と、の同期を取るための情報を含むデータを記憶装置1
02の所定の同期データ保存領域に保存する。ここで、
オペレーティングシステムおよびアプリケーションプロ
グラム160の実行状態を再現するのに必要なデータ
は、アプリケーションプログラム160のプログラムデ
ータ、実行時の画面表示データ、各種設定データ、OS
161、プログラム実行時の作業領域使用状態情報など
を含んでいる。これにより、次回コンピュータ110が
再起動された場合、保存されたデータに基づいてCPU
101が対応するアプリケーションプログラム160を
実行できるようになる。
【0047】ステップA7で、準備されたデータをRA
M103から不揮発性メモリ106に転送する。ステッ
プA8で、レジスタ105のデータ保存ビットに不揮発
性メモリ106にRAM103のデータが保存されたこ
とを示す"1"をセットし、ステップA10へ進む。一
方、ステップA9では、レジスタ105のデータ保存ビ
ットを"0"にリセットして、ステップA10へ進む。ス
テップ10では、実行中のアプリケーションプログラム
160およびOS161を終了させる終了処理をおこな
う。尚、ステップA10における終了処理は、ステップ
A7のデータ転送が正常に終了したことを確認してから
行うのがよい。正常に終了しない場合は、再度転送を実
行する、あるいは、処理を中断するなどの処理を行う。
ステップA11で、コンピュータ110の電源をオフす
る。コンピュータ110の電源オフは、手動であっても
自動であっても良い。
【0048】次に、以上のようにして所定のアプリケー
ションプログラム160の実行状態を待避したコンピュ
ータ110を再起動したとき、待避したプログラムを復
帰する方法について図3のフロチャートを用いて説明す
る。コンピュータ110の電源がオンされると、まずス
テップB1において、BIOSが起動し、レジスタ10
5内の設定情報が読み込まれ、各種の設定が行われる。
ステップB2で、レジスタ105内のデータ保存ビット
を読込み、続くステップB3で、データ保存ビットに"
1"がセットされているかどうかを判定する。ステップ
B3で、判定が"YES"の場合、ステップB7へ進み、
判定が"NO"の場合、ステップB4へ進む。ここで、判
定が"NO"の場合は通常の起動を行うことになる。
【0049】ステップB4では、OS161が記憶装置
102からRAM103にロードされ起動する。ステッ
プB5で、コマンド待ち状態になる。オペレータが複数
のアプリケーションプログラム160の中から起動する
プログラムを選択し、プログラム起動要求コマンドが入
力されると、ステップB6へ進む。ステップB6では、
選択されたアプリケーションプログラム160が記憶装
置102からRAM103にロードされ起動する。アプ
リケーションプログラム160に制御を渡してステップ
B5へ戻る。以上のステップB4からステップB6の処
理は従来のコンピュータの起動時と同じ処理である。
【0050】一方、ステップB7では、不揮発性メモリ
106からRAM103にデータが転送することによっ
て前回コンピュータ110を終了時待避されたオペレー
ティングシステムおよびアプリケーションプログラムに
の実行状態を再現するためのデータが復帰される。転送
が終了すると、ステップB8へ進み、転送されたアプリ
ケーションプログラム160が起動される。このとき、
前記記憶装置102の同期データ保存領域のデータに基
づいて、記憶装置102およびRAM103の内容の同
期をとる。アプリケーションプログラム160に制御を
渡してステップB5へ進む。以後は、通常と同じ処理に
なり、要求に応じて他のアプリケーションプログラム1
60が起動されることになる。ステップB7でのデータ
転送処理においても、図2のステップA7と同様に転送
が正常に終了したかどうかの確認と異常終了の場合の処
理が必要である。
【0051】上記のように構成されたコンピュータ11
0によれば、コンピュータ110の起動時、レジスタ1
05のデータ保存ビットに基づいて、不揮発性メモリ1
06に待避されたデータを復帰するかどうかを判別し、
復帰する場合は、通常のOS161の記憶装置102か
らRAM103へのロードをバイパスして、不揮発性メ
モリ106のデータをRAM103に転送するので、O
S161のみならず、前回実行していたアプリケーショ
ンプログラムの実行状態を再現することができ、コンピ
ュータ110の起動からアプリケーションプログラムの
起動までを短時間で実行することができる。記憶装置1
02からRAM103への転送より、不揮発性メモリ1
06からRAM103への転送の方が転送速度が速く、
また、従来のアプリケーションプログラムの選択ステッ
プもバイパスできるので、オペレータのニーズにあった
状態のコンピュータ110の起動を迅速に行うことがで
きる。
【0052】本実施例においてはレジスタ105のデー
タ保存ビットを使用しているが、これは必ずしも必要は
なく、データ保存ビットを使用しない場合は、予め不揮
発性メモリ106にOS161を起動可能なデータを保
存しておき、ステップB4におけるコンピュータ110
起動時のOS161の記憶装置102からRAM103
へのロードを省略する。すなわち、図2のステップA7
およびA9と、図3のステップB2からB4と、が省略
される。このような実施例においては、コンピュータ1
10を起動したとき、OSのロードは必ず省略され、す
ぐに前回のコンピュータ110の起動状態が復帰でき
る。
【0053】また、ステップA4およびA5におけるア
プリケーションプログラム160の選択ステップはなく
てもよい。ステップA4およびA5が無い場合は、コン
ピュータ110を終了する前に、次回実行したいプログ
ラム以外は予め終了させておけばよい。あるいは、予め
設定ファイルを作成して、記憶装置102に保存してお
き、設定ファイルに基づいて、ステップA6におけるプ
ログラム待避処理を行ってもよい。
【0054】さらに、不揮発性メモリ106に保存され
ているプログラムを示す手段を備えてもよく、不揮発性
メモリ106にデータを転送したとき、選択されたプロ
グラムの情報を示すデータも不揮発性メモリ106に転
送しておき、コンピュータ110が再起動されて、不揮
発性メモリ106のデータが読込まれた時、不揮発性メ
モリ106に保存されているプログラムの情報を示すデ
ータをコンピュータ110に取り込み、必要に応じてコ
ンピュータ110のCRT表示器上に表示すればよい。
【0055】また、別の実施の態様として、不揮発性メ
モリ106の代わりに記憶装置102の領域の一部をプ
ログラム待避用の領域としてもよい。この場合、前述の
同期データ保存領域が拡張された領域となる。図4〜5
は、本発明に係る演算装置を利用した電子回路装置の実
施例を示す図で、電子回路解析システムの例を示してい
る。図4に本実施例の電子回路解析システムのシステム
構成ブロック図を示す。
【0056】同図に示されるように、本実施例の電子回
路解析システムはコンピュータ210と、ROMエミュ
レータ220と、から構成され、ターゲット230を解
析するものである。ターゲット230は、CPU231
と、CPU231が実行する所定のターゲットプログラ
ムと、プログラムを予め保存しておく図示されないRO
Mと、CPU231がターゲットプログラムを実行する
とき必要なデータを一時的に保存する図示されないRA
Mと、から構成される。電子回路解析システムにおいて
は、ターゲット230のCPU231が実行するターゲ
ットプログラムをデバッグするのが主な目的である。
【0057】コンピュータ210は、通常のパーソナル
コンピュータなどであり、CPU201と、CPU20
1が実行する電子回路を解析する解析プログラムを含む
所定のプログラム260と、プログラム260が予めイ
ンストールされている記憶装置202と、を備えてい
る。ROMエミュレータ220は、ターゲット230を
アクセスするための制御を行うエミュレーション実行手
段221と、エミュレーションを実行するのに必要なデ
ータを一時的に保存するエミュレーション領域222
と、エミュレーションを実行するのに必要なデータがエ
ミュレーション領域222に保存されたか否かを示すデ
ータ保存ビットを含むレジスタ223と、を備えてい
る。
【0058】コンピュータ210がROMエミュレータ
220にケーブル240で接続され、ROMエミュレー
タ220がターゲット230にケーブル250で接続さ
れる。ケーブル240は汎用のシリアル伝送用のケーブ
ル、例えば、RS−232Cなどであり、コンピュータ
210およびROMエミュレータ220の図示されない
シリアルポートを介してそれぞれ接続される。ケーブル
250は一端にターゲット230のROMと同じ数およ
び配列のピンを有するポッド251を有し、ターゲット
230からROMが外されて、ポッド251がターゲッ
ト230のROMソケット232に装着される。
【0059】電子回路解析システムにおけるターゲット
230の解析は、コンピュータ210に予めインストー
ルされているプログラム260に含まれる解析プログラ
ムに基づいて、図5に示されるフロチャートの手順に従
って実行される。解析プログラムに加え、コンピュータ
210にはモニタプログラムおよびターゲットプログラ
ムが予めインストールされている。モニタプログラムは
ROMエミュレータ220がエミュレーションを実行す
るためのプログラムである。ターゲットプログラムは、
本来はターゲット230のROMに書き込まれてターゲ
ット230のCPU231によって実行され、所定の機
能を実現するものであるが、電子回路解析システムがタ
ーゲットプログラムをデバッグする場合は、コンピュー
タ210にインストールされる。
【0060】コンピュータ210で、解析プログラムが
開始されると、ステップC1で、ROMエミュレータ2
20のレジスタ223を読込む。ステップC2で、レジ
スタ223のデータ保存ビットがセットされているかど
うかを判定する。ステップC2で、判定が"NO"ならば
ステップC3へ進み、判定が"YES"ならばステップC
3をバイパスしてステップC4へ進む。
【0061】ステップC3では、ROMエミュレータ2
20にエミュレーションを実行するのに必要なデータが
コンピュータ210からROMエミュレータ220にケ
ーブル240を介して転送される。ここで転送されるデ
ータは、モニタプログラムと、ターゲットプログラムを
含んでいる。ステップC4で、ターゲット230のCP
U231をリセットすると、モニタプログラムが起動
し、ROMエミュレータ220はエミュレーションを開
始し、コンピュータ210は解析ルーチンRへ制御を移
す。
【0062】解析ルーチンRでは、以下のステップS1
からS3が随時繰り返され、所定の解析が実行される。
詳しくは、ステップS1で、コンピュータ210からコ
マンドが送信され、ROMエミュレータ220に対し制
御が行われる。ROMエミュレータ220はコンピュー
タ210の要求に応じて動作し、その結果をコンピュー
タ210に送信する。ステップS2で、コンピュータ2
10はROMエミュレータ220から送信された結果を
読込む。ステップS3で、この結果に基づいてコンピュ
ータ210はターゲット230を解析する。
【0063】このように構成された電子回路解析システ
ムによれば、コンピュータ210において、ターゲット
230の解析を行うために解析プログラムを実行した
後、他のアプリケーションプログラムを実行し、再度、
ターゲット230の解析プログラムを実行した場合、す
でに、ターゲット230を解析するのに必要なモニタプ
ログラムおよびターゲットプログラムを含むデータがR
OMエミュレータ220に転送されていることを確認し
て、すでに転送されている場合はコンピュータ210か
らROMエミュレータ220へのプログラムの転送をバ
イパスすることができるので、ターゲット230の解析
をすぐに開始することができる。
【0064】これにより、電子回路解析システムにおけ
る解析プログラムの再起動時間が大幅に短縮され操作性
が向上する。従来の電子回路解析システムに、レジスタ
223およびコンピュータ210の解析プログラムにお
けるステップC1を追加するだけで、上述のような利点
を有する電子回路解析システムを簡単に構成することが
可能である。
【0065】以上、述べてきたように本発明の技術の利
点を有するこれらの技術的な手法は、様々な変形も可能
である。これらの変更は本発明の請求の範囲に示された
ように解釈されるものである。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、演算装置の電源オフに
先立って、主記憶装置に記憶されているデータを不揮発
性記憶装置に待避させるので、演算装置の再起動時に、
不揮発性記憶装置に待避させておいたデータを、主記憶
装置に転送させて、転送されたデータに基づいて、前回
の電源オフ時のオペレーティングシステムおよびアプリ
ケーションプログラムの実行状態を実行手段が再現でき
る。
【0067】通常のプログラムの実行は、オペレーティ
ングシステムおよびアプリケーションプログラムをプロ
グラム格納手段から主記憶装置に転送した後で、行われ
るが、本発明によれば、この転送処理をバイパスするこ
とが可能となる。また、プログラム格納手段から主記憶
装置への転送より不揮発性記憶装置から主記憶装置への
転送の方が早い速度で必要なデータを転送できるので、
演算装置の起動からアプリケーションプログラムの起動
までの時間を短縮できる。
【0068】本発明の演算装置は、不揮発性記憶装置を
使用するので、記憶装置に電源を供給する必要がなく、
アプリケーションプログラムのレジューム機能を有する
演算装置の構成を簡素化できる。さらに、不揮発性記憶
装置にフラッシュメモリを使用すれば安価に演算装置を
構成できる。また、演算装置の電源オフに先立って、現
在のオペレーティングシステムおよびアプリケーション
プログラムの実行状態を演算装置の再起動時に再現する
か否かの操作者による指令を入力してもよく、これによ
り、入力があった場合のみ主記憶装置に記憶されている
データを不揮発性記憶装置に待避させることができ、演
算装置の再起動時の動作を操作者の意図に従って選択す
ることができる。
【0069】さらに、複数のアプリケーションプログラ
ムの中から、演算装置の再起動時に再現するアプリケー
ションプログラムを選択することもできるので、演算装
置の電源オフに先立って、主記憶装置に記憶されている
データのうち、オペレーティングシステムおよび選択さ
れたアプリケーションプログラムの実行状態の再現に必
要なデータのみを不揮発性記憶装置に待避でき、待避す
るための不揮発性記憶装置の領域の縮小および待避時間
の短縮が図られるとともに、操作者の意図にあったアプ
リケーションプログラムのみを、演算装置の再起動時に
再現することができるので、演算装置の再起動時の転送
手段による不揮発性記憶手段から主記憶装置へのデータ
の転送時間も短縮でき、操作性の良い演算装置を提供す
ることができる。
【0070】本発明の演算装置は、オペレーティングシ
ステムおよびアプリケーションプログラムの実行状態の
再現に必要なデータが不揮発性記憶装置に記憶されてい
るか否かを示すデータ保存ビットを有する不揮発性のレ
ジスタを備えてもよく、これにより、演算装置の再起動
時、実行手段が不揮発性記憶装置から主記憶装置に転送
されたデータに基づいて、前回の電源オフ時のオペレー
ティングシステムおよびアプリケーションプログラムの
実行状態を再現する否かを、ベーシックインプットアウ
トプットシステム(BIOS)が、レジスタのデータ保
存ビットに基づいて簡単に判別できる。また、レジスタ
は不揮発性なので演算装置の電源がオフ後もデータを保
持できる。
【0071】また、本発明によれば、演算装置を利用し
た電子回路装置において、実行手段が実行するプログラ
ムが主記憶装置に保存されているか否かを確認してから
演算装置のプログラム格納手段から電子回路装置の主記
憶装置にプログラムを転送するので、プログラムがすで
に保存されている場合は、このプログラムの転送をバイ
パスしてすぐに実行することができるので、プログラム
の起動時間が大幅に短縮でき、操作性の良い電子回路装
置を提供することができる。
【0072】また、電子回路装置の主記憶装置にプログ
ラムがすでに保存されているか否かを示すデータ保存ビ
ットを含むレジスタを有するので、レジスタのデータ保
存ビットを確認するだけで、すでに電子回路装置の主記
憶装置にプログラムが保存されているか否かが簡単に判
別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る演算装置の実施例のコンピュータ
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1のコンピュータの終了時のアルゴリズムを
示すフロチャートである。
【図3】図1のコンピュータの起動時のアルゴリズムを
示すフロチャートである。
【図4】本発明に係る演算装置を利用した電子回路装置
の実施例の電子回路解析システムのシステム構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4のROMエミュレータの動作手順を示すフ
ロチャートである。
【図6】従来のコンピュータのシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図6の従来のコンピュータの起動時のアルゴリ
ズムを示すフロチャートである。
【図8】従来のコンピュータを利用した電子回路装置の
例の電子回路解析システムのシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8の従来の電子回路解析システムの解析プロ
グラムの処理の流れを示すフロチャートである。
【符号の説明】
106 不揮発性メモリ(不揮発性記憶装置) 105、223 レジスタ 110、210 コンピュータ 160 アプリケーションプログラム 161 オペレーティングシステム 260 プログラム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレーティングシステムおよびアプリケ
    ーションプログラムを格納した不揮発性のプログラム格
    納手段と、 前記オペレーティングシステムの下で前記アプリケーシ
    ョンプログラムを実行する実行手段と、 該実行手段の動作時に、前記オペレーティングシステム
    およびアプリケーションプログラムを前記プログラム格
    納手段から読み出して一時的に記憶する揮発性の主記憶
    装置と、を備えた演算装置において、 前記主記憶装置と接続された不揮発性記憶装置と、 前記演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶装置に
    記憶されているデータを前記不揮発性記憶装置に待避さ
    せるデータ待避手段と、 前記不揮発性記憶装置に待避させておいたデータを、前
    記演算装置の再起動時に前記主記憶装置に転送させる転
    送手段と、を備え、 前記演算装置の再起動時、前記実行手段が、前記不揮発
    性記憶装置から前記主記憶装置に転送されたデータに基
    づいて、前回の電源オフ時のオペレーティングシステム
    およびアプリケーションプログラムの実行状態を再現す
    ることを特徴とする演算装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の演算装置が、 前記演算装置の電源をオフする際に、現在のオペレーテ
    ィングシステムおよびアプリケーションプログラムの実
    行状態を演算装置の再起動時に再現するか否かの操作者
    による指令を入力する指令入力手段を備え、 前記データ待避手段が、前記指令入力手段に、オペレー
    ティングシステムおよびアプリケーションプログラムの
    実行状態を演算装置の再起動時に再現する指令が入力さ
    れた場合、演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶
    装置に記憶されているデータを前記不揮発性記憶装置に
    待避させることを特徴とする演算装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の演算装置において、 前記プログラム格納手段が、 前記アプリケーションプログラムを含む複数のアプリケ
    ーションプログラムを格納し、 前記指令入力手段が、 実行中のアプリケーションプログラムの中から演算装置
    の再起動時に再現するアプリケーションプログラムを選
    択する指令の入力を許容し、 前記データ待避手段が、 前記主記憶装置に記憶されているデータのうち、オペレ
    ーティングシステムおよび選択されたアプリケーション
    プログラムの実行状態の再現に必要なデータのみを不揮
    発性記憶装置に待避させ、 前記演算装置の再起動時に、前記実行手段が、前記不揮
    発性記憶装置から前記主記憶装置に転送されたデータに
    基づいて、前回の電源オフ時のオペレーティングシステ
    ムおよび選択されたアプリケーションプログラムの実行
    状態を再現することを特徴とする演算装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の演算装置が、 前記オペレーティングシステムおよびアプリケーション
    プログラムの実行状態の再現に必要なデータが前記不揮
    発性記憶装置に待避されたか否かを示すデータ保存ビッ
    トを有する不揮発性のレジスタを備え、 前記演算装置の再起動時、前記レジスタのデータ保存ビ
    ットが、前記不揮発性記憶装置に前記データが待避され
    たことを示す場合、前記転送手段が、前記不揮発性記憶
    装置に待避させておいてデータを前記主記憶装置に転送
    させ、該転送されたデータに基づいて、前記実行手段
    が、前回の電源オフ時のオペレーティングシステムおよ
    びアプリケーションプログラムの実行状態を再現するこ
    とを特徴とする演算装置。
  5. 【請求項5】所定のプログラムを実行する実行手段と、
    該実行手段の動作時に、前記プログラムを一時的に記憶
    する揮発性の主記憶装置と、を備えた電子回路装置であ
    って、前記プログラムを格納した不揮発性のプログラム
    格納手段を備えた演算装置によって制御される電子回路
    装置において、 前記演算装置のプログラム格納手段に格納されたプログ
    ラムを前記主記憶装置に転送させる転送手段と、 前記演算装置による電子回路装置の制御が終了した後に
    再開したとき、前記プログラムが前記主記憶装置に保存
    されているか否かを判別する判別手段と、を備え、 該判別手段により前記主記憶装置にプログラムが保存さ
    れていないと判別されたとき、前記転送手段が、前記プ
    ログラムを前記演算装置のプログラム格納手段から前記
    主記憶装置に転送した後、前記実行手段が、転送された
    プログラムを実行し、前記判別手段により前記主記憶装
    置にプログラムが保存されていると判別されたとき、前
    記実行手段が、前記主記憶装置にあるプログラムを実行
    することを特徴とする電子回路装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電子回路装置が、 前記プログラムが前記主記憶装置内に保存されているか
    否かを示すデータ保存ビットを含む揮発性のレジスタを
    有し、 前記転送手段が、前記レジスタのデータ保存ビットが前
    記主記憶装置にプログラムが保存されていないことを示
    す場合のみ、前記プログラムを前記演算装置のプログラ
    ム格納手段から前記主記憶装置に転送させることを特徴
    とする電子回路装置。
  7. 【請求項7】オペレーティングシステムおよびアプリケ
    ーションプログラムを格納した不揮発性のプログラム格
    納手段と、前記オペレーティングシステムの下で前記ア
    プリケーションプログラムを実行する実行手段と、該実
    行手段の動作時に、前記オペレーティングシステムおよ
    びアプリケーションプログラムを前記プログラム格納手
    段から読み出して一時的に記憶する揮発性の主記憶装置
    と、を備えた演算装置の制御方法において、 前記主記憶装置に接続された不揮発性記憶装置を準備す
    るステップ(a)と、 前記演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶装置に
    記憶されているデータを前記不揮発性記憶装置に待避さ
    せるステップ(b)と、 前記不揮発性記憶装置に待避させておいたデータを、前
    記演算装置の再起動時に前記主記憶装置に転送させるス
    テップ(c)と、 前記演算装置の再起動時、前記実行手段に、前記不揮発
    性記憶装置から前記主記憶装置に転送されたデータに基
    づいて、前回の電源オフ時のオペレーティングシステム
    およびアプリケーションプログラムの実行状態を再現さ
    せるステップ(d)と、を備えたことを特徴とする演算
    装置の制御方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の演算装置の制御方法が、 前記演算装置の電源をオフする際に、現在のオペレーシ
    ョンシステムおよびアプリケーションプログラムの実行
    状態を演算装置の再起動時に再現するか否かの操作者に
    よる指令を入力するステップ(e)を備え、 前記ステップ(e)において、オペレーションシステム
    およびアプリケーションプログラムの実行状態を演算装
    置の再起動時に再現する指令が入力された場合、前記ス
    テップ(b)を実行することを特徴とする演算装置の制
    御方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の演算装置の制御方法が、 前記アプリケーションプログラムを含む複数のアプリケ
    ーションプログラムを前記プログラム格納手段に格納す
    るステップを備え、 前記ステップ(e)が、 実行中のアプリケーションプログラムの中から演算装置
    の再起動時に再現するアプリケーションプログラムを選
    択する指令を許容するステップ(e1)を有し、 前記ステップ(e1)において、実行中のアプリケーシ
    ョンプログラムの中から演算装置の再起動時に再現する
    アプリケーションプログラムが選択された場合、前記ス
    テップ(b)で、前記主記憶装置に記憶されているデー
    タのうち、オペレーティングシステムおよび前記ステッ
    プ(e1)で選択されたアプリケーションプログラムの
    実行状態の再現に必要なデータのみを不揮発性記憶装置
    に待避させ、前記ステップ(d)で、前記演算装置の再
    起動時に、前記実行手段に、前記不揮発性記憶装置から
    前記主記憶装置に転送されたデータに基づいて、前回の
    電源オフ時のオペレーティングシステムおよび前記ステ
    ップ(e1)で選択されたアプリケーションプログラム
    の実行状態を再現させることを特徴とする演算装置の制
    御方法。
  10. 【請求項10】請求項8記載の演算装置の制御方法が、 前記オペレーティングシステムおよびアプリケーション
    プログラムの実行状態の再現に必要なデータが前記不揮
    発性記憶装置に待避されているか否かを示すデータ保存
    ビットを有する不揮発性のレジスタを準備するステップ
    を備え、 前記演算装置の再起動時、前記レジスタのデータ保存ビ
    ットが、前記不揮発性記憶装置に前記データが待避され
    たことを示す場合、前記ステップ(c)および(d)を
    実行することを特徴とする演算装置の制御方法。
  11. 【請求項11】所定のプログラムを実行する実行手段
    と、該実行手段の動作時に、前記プログラムを一時的に
    記憶する揮発性の主記憶装置と、を備えた電子回路装置
    を制御する制御手段と、前記プログラムを格納したプロ
    グラム格納手段と、を備えた演算装置を利用した電子回
    路装置の制御方法において、 前記演算装置のプログラム格納手段に格納されたプログ
    ラムを前記電子回路装置の主記憶装置に転送させるステ
    ップ(a)と、 前記演算装置の制御手段による前記電子回路装置の制御
    が終了した後に再開したとき、前記プログラムが前記電
    子回路装置の主記憶装置に保存されているか否かを判別
    するステップ(b)と、を備え、 該ステップ(b)において、前記電子回路装置の主記憶
    装置にプログラムが保存されていないと判別されたと
    き、前記ステップ(a)で、前記プログラムを前記演算
    装置のプログラム格納手段から前記電子回路装置の主記
    憶装置に転送した後、前記電子回路装置の実行手段に転
    送されたプログラムを実行させ、 前記ステップ(b)において、前記電子回路装置の主記
    憶装置にプログラムが保存されていると判別されたと
    き、前記電子回路装置の実行手段に前記電子回路装置の
    主記憶装置にあるプログラムを実行させることを特徴と
    する電子回路装置の制御方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の電子回路装置の制御方
    法が、 前記プログラムが前記電子回路装置の主記憶装置内に保
    存されているか否かを示すデータ保存ビットを含む揮発
    性のレジスタを準備するステップを備え、 前記ステップ(b)において、前記レジスタのデータ保
    存ビットが前記電子回路装置の主記憶装置内に前記プロ
    グラムが保存されていることを示す場合のみ、前記ステ
    ップ(a)を実行することを特徴とする電子回路装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】オペレーティングシステムおよびアプリ
    ケーションプログラムを格納した不揮発性のプログラム
    格納手段と、前記オペレーティングシステムの下で前記
    アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、該
    実行手段の動作時に、前記オペレーティングシステムお
    よびアプリケーションプログラムを前記プログラム格納
    手段から読み出して一時的に記憶する揮発性の主記憶装
    置と、該主記憶装置に接続された不揮発性記憶装置と、
    を備えた演算装置を制御する前記オペレーティングシス
    テムを記憶したプログラム記憶媒体において、前記オペ
    レーティングシステムが、 前記演算装置の電源オフに先立って、前記主記憶装置に
    記憶されているデータを前記不揮発性記憶装置に待避さ
    せるステップ(a)と、 前記演算装置の再起動時、前記不揮発性記憶装置内のデ
    ータを前記主記憶装置に転送させるステップ(b)と、 前記演算装置の再起動時、前記実行手段に、前記不揮発
    性記憶装置から前記主記憶装置に転送されたデータに基
    づいて、前回の電源オフ時のオペレーティングシステム
    およびアプリケーションプログラムの実行状態を再現さ
    せるステップ(c)と、を備えたことを特徴とするプロ
    グラム記憶媒体。
  14. 【請求項14】請求項13記載のプログラム媒体におい
    て、 前記オペレーティングシステムが、 前記演算装置をオフする際に、現在のオペレーティング
    システムおよびアプリケーションプログラムの実行状態
    を演算装置の再起動時に再現するか否かの操作者による
    指令を入力するステップ(d)を備え、 前記ステップ(d)において、オペレーティングシステ
    ムおよびアプリケーションプログラムの実行状態を演算
    装置の再起動時に再現する指令が入力された場合、前記
    ステップ(a)を実行することを特徴とするプログラム
    媒体。
  15. 【請求項15】請求項14記載のプログラム媒体におい
    て、 前記オペレーティングシステムが、 前記アプリケーションプログラムを含む複数のアプリケ
    ーションプログラムを前記プログラム格納手段に格納す
    るステップを備え、 前記ステップ(d)が、 実行中のアプリケーションプログラムの中から演算装置
    の再起動時に再現するアプリケーションプログラムを選
    択する指令を許容するステップ(d1)を有し、 前記ステップ(d1)において、実行中のアプリケーシ
    ョンプログラムの中から演算装置の再起動時に再現する
    アプリケーションプログラムが選択された場合、前記ス
    テップ(a)で、前記主記憶装置に記憶されているデー
    タのうち、オペレーティングシステムおよび前記ステッ
    プ(d1)で選択されたアプリケーションプログラムの
    実行状態の再現に必要なデータのみを不揮発性記憶装置
    に待避させ、前記ステップ(c)で、前記演算装置の再
    起動時に、前記実行手段に、前記不揮発性記憶装置から
    前記主記憶装置に転送されたデータに基づいて、前回の
    電源オフ時のオペレーティングシステムおよび前記ステ
    ップ(d1)で選択されたアプリケーションプログラム
    の実行状態を再現させることを特徴とするプログラム記
    憶媒体。
  16. 【請求項16】プログラムを格納した不揮発性のプログ
    ラム格納手段と、前記プログラムを実行する実行手段
    と、該実行手段の動作時に、前記プログラムを前記プロ
    グラム格納手段から読み出して一時的に記憶する揮発性
    の主記憶装置と、該主記憶装置に接続された不揮発性記
    憶装置と、前記不揮発性記憶装置にデータが保存されて
    いるか否かを示すデータ保存ビットを有する不揮発性の
    レジスタと、を備えた演算装置を制御するベーシックイ
    ンプットアウトプットシステム(BIOS)を記憶した
    プログラム記憶媒体において、前記ベーシックインプッ
    トアウトプットシステムが、 前記レジスタのデータ保存ビットを読込んで、前記不揮
    発性記憶装置にデータが保存されているか否かを判別す
    るステップ(a)と、 前記不揮発性記憶装置に保存されたデータを前記主記憶
    装置に転送するステップ(b)と、を備え、 前記演算装置の再起動時、前記ステップ(a)におい
    て、前記不揮発性記憶装置にデータが保存されていると
    判別された場合、前記ステップ(b)で、前記不揮発性
    記憶装置に保存されているデータを前記主記憶装置にデ
    ータを転送した後、前記転送されたデータに基づいて、
    前記実行手段にプログラムを実行させ、前記ステップ
    (a)において、前記不揮発性記憶装置にデータが保存
    されていないと判別された場合、前記実行手段に前記プ
    ログラム格納手段からプログラムを読み出して実行させ
    ることを特徴とするプログラム記憶媒体。
  17. 【請求項17】所定のプログラムを格納したプログラム
    格納手段を備えた演算装置と、前記プログラムを実行す
    る実行手段と、該実行手段の動作時に、前記プログラム
    を一時的に記憶する不揮発性の主記憶装置と、を備えた
    電子回路装置と、を制御するために予め前記演算装置の
    プログラム格納手段に格納される制御プログラムを記憶
    したプログラム記憶媒体において、前記制御プログラム
    が、 前記電子回路装置の動作時に、前記演算装置のプログラ
    ム格納手段に格納されたプログラムを前記電子回路装置
    の主記憶装置に転送させるステップ(a)と、 前記演算装置による電子回路装置の制御が終了した後に
    再開したとき、前記プログラムが前記電子回路装置の主
    記憶装置に保存されているか否かを判別するステップ
    (b)と、を備え、 該ステップ(b)において、前記電子回路装置の主記憶
    装置にプログラムが保存されていないと判別されたと
    き、前記ステップ(a)で、前記プログラムを前記演算
    装置のプログラム格納手段から前記電子回路装置の主記
    憶装置に転送した後、前記電子回路装置の実行手段に、
    転送されたプログラムを実行させ、前記ステップ(b)
    において、前記電子回路装置の主記憶装置にプログラム
    が保存されていると判別されたとき、前記電子回路装置
    の実行手段に、前記電子回路装置の主記憶装置にあるプ
    ログラムを実行させることを特徴とするプログラム記憶
    媒体。
  18. 【請求項18】請求項17記載のプログラム記憶媒体に
    おいて、 前記電子回路装置が、 前記プログラムが前記電子回路装置の主記憶装置内に保
    存されているか否かを示すデータ保存ビットを含む揮発
    性のレジスタを備え、 前記制御プログラムが、 前記ステップ(b)において、前記レジスタのデータ保
    存ビットが前記電子回路装置の主記憶装置内に前記プロ
    グラムが保存されていることを示す場合のみ、前記ステ
    ップ(a)を実行することを特徴とするプログラム記憶
    媒体。
JP9194685A 1997-07-22 1997-07-22 演算装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体、演算装置を利用した電子回路装置、該装置の制御方法、前記装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体 Pending JPH1139143A (ja)

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