JP3082344B2 - ディスクファイル制御装置およびアップデート方法 - Google Patents

ディスクファイル制御装置およびアップデート方法

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JP3082344B2
JP3082344B2 JP03257204A JP25720491A JP3082344B2 JP 3082344 B2 JP3082344 B2 JP 3082344B2 JP 03257204 A JP03257204 A JP 03257204A JP 25720491 A JP25720491 A JP 25720491A JP 3082344 B2 JP3082344 B2 JP 3082344B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99956File allocation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクファイル制御装
置およびアップデート方法に関するものであり、特に、
データのアップデート中に電源が遮断された(システム
ダウンした)場合、再立ち上げ時にディスクファイルに
保存されるデータに矛盾が生じないようにするためのデ
ィスクファイル制御装置およびアップデート方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーション等の
情報処理装置の周辺機器として、固定ディスクを記録媒
体とするディスク記憶装置(以下、ディスク装置とい
う)が設けられる。ディスク装置には、ユーザによって
情報処理装置で作成されたデータ、情報処理装置の動作
に必要なソフトウェアやマイクロコード、および文字パ
ターン等の各種データファイル等の情報が蓄積される。
【0003】上記の情報のうち、情報処理装置で作成さ
れたデータは処理に伴って随時ディスク装置に転送さ
れ、このデータによってファイルはアップデートされ
る。
【0004】ところで、ファイルのアップデートが完了
しないうちにシステムダウンが発生した場合、再立ち上
げ後に入力されるデータとシステムダウン前にファイル
に格納されたデータとが矛盾することがある。
【0005】このような不具合を解消するための対策と
して次のような方式がある。図9は前記データの矛盾が
発生するのを防止するためのアップデート方式の概要を
示す図である。
【0006】同図において、情報処理部1には揮発性メ
モリ2が設けられる。情報処理部1で作成され、揮発性
メモリ2に蓄えられたデータは、不揮発性メモリで構成
されるFIFOキュー3に転送される。そして、FIF
Oキュー3に一旦蓄えられたデータによってディスク装
置4のファイルが更新される。
【0007】このように、情報処理部1で作成されたデ
ータは、まず、短時間で書込みができるFIFOキュー
3に転送され、その後、書込みに時間がかかるディスク
装置4のファイルに転送される。
【0008】つまり、FIFOキュー3への書込みは短
時間で完了するので、その間にシステムダウンが発生す
る可能性は低い。一方、FIFOキュー3からディスク
装置4のファイルへの書込みは時間がかかるのでアップ
デートの途中でシステムダウンが発生する可能性は高
い。しかし、たとえ、アップデートの途中でシステムダ
ウンしたとしてもFIFOキュー3には不揮発性メモリ
が利用されているのでのデータが消去されることはな
い。したがって、再立ち上げ時にFIFOキュー3に残
されているデータからファイルへの転送を開始すれば、
ファイルに書込まれているデータと、FIFOキュー3
に残されているデータとに矛盾が生じない。
【0009】FIFOキュー3に形成されるデータの構
造を図10に示す。同図に示したように、FIFOキュ
ー3に形成される情報は、ファイル識別子5およびファ
イルページリファレンス6−1〜6−nからなる。ファ
イル識別子5はそれぞれのファイルを他のファイルと区
別するための記号または名前等の情報である。一方、フ
ァイルページリファレンス6−1〜6−nには各ファイ
ルページ毎にアップデートするデータおよびこのデータ
が書込まれるファイル上の位置が書込まれている。
【0010】このようなデータ構造を有しているので、
システムダウンが発生した後の再立ち上げでは、FIF
Oキュー3に記憶されているデータはファイルページリ
ファレンスの情報に従ってファイル上の所定の位置に書
込まれる。
【0011】こうして、上記の方式によれば、システム
ダウン後の再立ち上げ時において、ファイルの内容に矛
盾が生ずることを防止できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には次
のような問題点があった。すなわち、前記FIFOキュ
ー3上に形成されたデータ構造には、ファイルを拡張し
たり縮小したりするのに必要な指示情報が含まれていな
い。したがって、データの挿入および削除を伴うアップ
デートに必要なファイルの拡大および縮小を行えない。
【0013】その結果、上記の従来方式ではファイルの
サイズを固定したままでのアップデートしかできない。
換言すれば、データの挿入および削除を伴わないアップ
デートにしか対応できないという問題点があった。
【0014】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
ファイル内のデータの更新および削除、ならびにファイ
ルへのデータの挿入のいずれのオペレーションにおいて
もファイルの内容が矛盾することがないようにできるデ
ィスクファイル制御装置およびアップデート方法を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、情報処理部から出力され
たデータを不揮発性メモリからなるFIFOキューに一
旦蓄積し、この蓄積されたデータでファイルをアップデ
ートするディスクファイル制御装置において、FIFO
キューに蓄積されるデータのデータ構造に、挿入、削
除、および更新等、オペレーションの種類を示す情報と
各オペレーションに応じて追加および削除されるデータ
量を示す情報とを持たせると共に、アップデートに際
し、前記オペレーションの種類に従って前記データ量に
相当するだけのファイルサイズの変更を行った後、ファ
イルのアップデートを行うように構成した点に特徴があ
る。
【0016】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、デー
タの更新(ファイルのデータ量が変化しないアップデー
ト)と、データの削除および挿入(ファイルのデータ量
が変化するアップデート)とのいずれの場合にも、デー
タ構造に付加されたオペレーションの種類やオペレーシ
ョンの対象となるデータ量等を示す情報に基づいてファ
イルの拡大、縮小を行える。したがって、ファイルのデ
ータ量が変化するアップデートにおいて、拡大または縮
小されたファイルを、FIFOキューに一旦蓄積された
データでアップデートすることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の一実施例を示すワークステーション
のハード構成を示すブロック図である。同図において、
ワークステーション本体1aと、ワークステーション本
体1aで作成されたデータやワークステーションの動作
に必要なソフトウェアやマイクロコードおよび文字パタ
ーン等の各種データファイルを蓄積するためのディスク
装置4と、ディスク装置4に対するデータの入出力を制
御するディスク制御部7とが共通の伝送路8を介して接
続されている。
【0018】次に、ワークステーション本体1aからデ
ィスク装置4のファイルへ書込まれるデータのデータ構
造を説明する。図3はデータ構造を示す図であり、図1
0と同符号は同一または同等部分を示す。
【0019】同図において、オペレーションコード9
は、データの挿入、削除および更新等、オペレーション
の種類を識別するために付加される情報であり、データ
量情報10は前記各オペレーションに応じて追加および
削除されるデータの量を示すための情報である。
【0020】次に、本実施例の要部機能を説明する。図
1は、本実施例の要部機能を示すブロック図である。同
図において、情報処理部1は、ディスク装置4のファイ
ルからデータを引出して、それに処理を加える。情報処
理部1は、情報処理の結果に従い、前記ファイルをアッ
プデートするためのデータをFIFOキュー3の各要素
に書込む。FIFOキュー3の各要素に書込まれるデー
タは、前記図3に関して説明したデータ構造を有する。
オペレーション判別部11は、FIFOキュー3の各要
素に記載されたオペレーションコード9を読込んでオペ
レーションの種類を判別する。オペレーション判別部1
1での判別結果はファイルサイズ変更部12に供給され
る。ファイルサイズ変更部12では、前記判別結果に基
づいて、ディスク装置4におけるファイルの領域(サイ
ズ)を変更するためのデータをディスク装置4に出力す
る。ファイルのサイズをどれだけ変更するかはFIFO
キュー3から読込まれるデータ量情報10に基づいて決
定される。
【0021】オペレーション判別部11から出力される
判別結果はオペレーションコード変更部13にも供給さ
れる。そして、オペレーションコード変更部13は、前
記判別結果が供給されると、FIFOキュー3に対し、
オペレーションコードを“更新”に変更するための信号
を出力する。この信号に応答してFIFOキュー3に記
憶されているオペレーションコードが“更新”に変更さ
れる。
【0022】読出部14は、オペレーションコード9を
変更するためオペレーションコード変更部13から出力
された信号、およびファイルサイズ変更部12から出力
された信号に基づいてFIFOキュー3に読出し信号
(シフトアウト信号)を供給する。FIFOキュー3は
シフトアウト信号に応答してディスク装置4にデータを
出力し、このデータによってディスク装置4上の所定の
ファイルがアップデートされる。
【0023】次に、上記の構成によってファイルがアッ
プデートされる様子を第4図を参照して説明する。
【0024】第4図において、ファイルの位置Aにデー
タDを挿入する場合を説明する。第4図(d) に示したよ
うに、挿入されるデータDのデータ量はdである。
【0025】第4図(a) において、ファイルF0のサイ
ズはd0であり、位置Aより前にデータD1が蓄積され
ていて、データ位置Aより後にはデータD2が蓄積され
ている。
【0026】位置AにデータDを挿入するためには、フ
ァイルF0を拡張してデータ量dのデータを挿入できる
だけのディスク領域を確保する。第4図(b)に示したフ
ァイルF1はデータ量dのデータDを挿入する分だけ拡
張され、データ量d1のデータを蓄積できるだけのディ
スク領域を有している。
【0027】この拡張されたディスク領域にデータDを
挿入する場合、FIFOキュー3に記憶させるデータの
オペレーションコード9としては、“挿入”を示すコー
ドを設定し、データ量情報10として数値dを設定す
る。そして、例えばファイルページリファレンス6−1
には、データの挿入位置Aと、挿入されるアップデート
用のデータおよび元のファイルの挿入位置A以降に蓄積
されていたデータD2とを書込む。
【0028】ファイル内のデータD1およびD2は情報
処理部1での処理のためにこの情報処理部1に読込まれ
たデータであり、挿入位置A以降に蓄積されていたデー
タD2はあらかじめ情報処理部1で認識されているの
で、このデータD2を、挿入するデータDと共にFIF
Oキュー3に記憶させればよい。
【0029】このように、ファイルページリファレンス
6−1には、挿入されるデータDおよび挿入位置A以降
にもともと蓄積されていたデータD2が記憶されている
ので、これらのデータで、ファイル上の位置A以降のデ
ータをアップデートすることによって、挿入位置Aにデ
ータDが挿入されたことになる「第4図(c) 参照」。
【0030】同様に、ファイルから所定量のデータを削
除する場合は、例えばファイルページリファレンス6−
1に、削除するデータから後のデータ、つまりデータD
2から所定量のデータが除かれたデータを記憶させてお
く。そして、削除するデータの量に相当する分だけファ
イルを縮小し、前記ファイルページリファレンス6−1
に記憶させたデータで前記削除するデータより後のデー
タをアップデートする。その結果、ファイルから所定量
のデータが削除される。
【0031】上記の動作をフローチャートを参照して説
明する。図5は本実施例の動作を示すフローチャートで
ある。同図において、ステップS1では、アップデート
の指令があるまで待機する。アップデートの指令があっ
たならばステップS2に進み、オペレーションコードに
基づいてオペレーションの種類が、挿入、削除、および
更新のいずれであるかを検出する。オペレーションの種
類が“挿入”の場合は、ステップS3に進み、データ量
情報を読込む。ステップS4では、読込んだデータ量情
報に基づいてファイルを拡張する。
【0032】一方、オペレーションの種類が“削除”の
場合は、ステップS6に進み、データ量情報を読込む。
ステップS7では、読込んだデータ量情報に基づいてフ
ァイルを縮小する。
【0033】ファイルの拡張または縮小が終わったなら
ばステップS5に進み、オペレーションコードを変更し
てオペレーションの種類を“更新”にする。ステップS
8では、アップデートするデータを読込む。ステップS
9では読込んだデータでファイルをアップデートする。
【0034】ステップS2において、オペレーションの
種類が“更新”であると判断された場合は、ステップS
8にジャンプし、直ちにアップデートするデータが読込
まれる。
【0035】なお、本実施例において、ファイルのサイ
ズを変更した後、オペレーションコードを“更新”に変
えるようにしているのは次の理由による。すなわち、オ
ペレーションコードが“挿入”または“削除”のままだ
と、ファイルのサイズを変更した後にシステムダウンが
生じた場合、再立ち上げ後、これらのオペレーションコ
ードに従って再びファイルのサイズが変更されることに
なるからである。ファイルのサイズを変更した後、オペ
レーションコードを“更新”に変えることによってこの
ような不具合は解消される。
【0036】次に、本発明の第2実施例を説明する。前
記第1実施例では、データを挿入または削除する場合、
挿入および削除されるデータと、挿入位置および削除位
置以降のデータとをFIFOキュー3に記憶させるよう
にした。
【0037】これに対して第2実施例では、データを挿
入する場合には、挿入されるデータのみをFIFOキュ
ー3に記憶させるようにしてより小さい容量のFIFO
キュー3で第1実施例と同様の効果が得られるようにし
た。
【0038】まず、第2実施例の要部機能を説明する。
図6は、第2実施例の要部機能を示すブロック図であ
り、図1と同符号は同一または同等部分を示す。
【0039】同図において、ファイル新設部15には、
FIFOキュー3に記憶されているオペレーションコー
ドに基づいて、オペレーション判別部11で判別された
オペレーションの種類、およびFIFOキュー3に記憶
されているデータ量情報が供給される。ファイル新設部
15は、前記オペレーションの種類およびデータ量情報
に基づいてディスク装置4上にファイルを新設するため
の信号を出力する。
【0040】ファイルを新設するための信号が供給され
ると、ディスク装置4内には、ファイルページリファレ
ンスで指示された該当ページのファイルのサイズに前記
データ量情報で示されるデータ分の領域を追加または削
除したサイズを有するファイルが新設される。
【0041】データ転送部16は、ディスク装置4内の
元のファイルから前記新設されたファイルに元のデータ
を転送すると共に、予定のタイミングで読出部14に信
号を送る。読出部14は、この信号に応答してシフトア
ウト信号をFIFOキュー3に供給する。FIFOキュ
ー3はシフトアウト信号に応答してディスク装置4にア
ップデート用のデータを出力し、このデータはディスク
装置4上の前記新設されたファイルに挿入される。
【0042】次に、図7を参照して、上記の構成によっ
て元のファイルF0の位置AにデータDを挿入する場合
を説明する。挿入されるデータDのデータ量はdであ
り、元のファイルF0のサイズはd0である。このファ
イルF0の位置Aより前にはデータD1が蓄積されてい
て、位置Aより後にはデータD2が蓄積されている。
【0043】前記ファイル新設部15からの指令によ
り、データD1およびD2ならびにデータDが蓄積でき
るだけのサイズd1を有するファイルF1が新設され
る。
【0044】ファイルF1が新設されると、前記データ
転送部16は元のファイルF0の先頭からファイルF1
に対し、データD1の転送を開始する。データD1の転
送が終了すると、FIFOキュー3からデータDが読出
されてファイルF1に書込まれる。データDの書込みが
終了すると、再びディスク装置4にアクセスしてデータ
D2をファイルF1に転送する。
【0045】同様に、データを削除する場合は、データ
量情報に基づいて縮小されたファイルを新設する。そし
て、まずデータを削除する位置Aの前までのデータD1
を、新設されたファイルに転送し、続いて、データD2
から所定量のデータ、つまりデータ量情報で示されるデ
ータを除いた分を、新設されたファイルに転送してアッ
プデートする。
【0046】このように、第2実施例では、データを挿
入する場合は、挿入するデータをFIFOキュー3のフ
ァイルページリファレンスに記憶させておく。一方、デ
ータ削除の場合は、削除されるデータが存在する元のフ
ァイル上の位置情報だけをファイルページリファレンス
に記憶させておく。
【0047】次に、この第2実施例の動作をフローチャ
ートを参照して説明する。図8は、第2実施例の動作を
示すフローチャートである。同図において、ステップS
10では、アップデートの指令があるまで待機する。ア
ップデートの指令があったならばステップS11に進
み、オペレーションコードに基づいてオペレーションの
種類が、挿入、削除、および更新のいずれであるかを検
出する。
【0048】オペレーションの種類が“挿入”の場合
は、ステップS12に進み、データ量情報を読込む。ス
テップS13では、読込んだデータ量情報に基づき、元
のデータ、例えば前記データD1、D2および挿入する
データDが格納できるサイズのファイルを新設する。
【0049】ステップS14では、元のファイルから新
設されたファイルへ前記データD1を転送する。ステッ
プS15では、FIFOキューから新設されたファイル
へ前記データDを転送する。ステップS16では、元の
ファイルから新設されたファイルへ前記データD2を転
送する。
【0050】また、オペレーションの種類が“削除”の
場合は、ステップS11からステップS17に移行し、
削除するデータ量を示すデータ量情報を読込む。
【0051】ステップS18では、読込んだデータ量情
報に基づいて元のファイルを縮小したファイルを新設す
る。ステップS19では、元のファイルのデータD1を
新設されたファイルへ転送する。ステップS20では、
データD2から所定量のデータを削除し、残されたデー
タを元のファイルから新設されたファイルへ転送する。
【0052】一方、オペレーションの種類が“更新”の
場合は、ステップS21で、FIFOキュー3からアッ
プデートするデータDを読込み、ファイルは新設しない
で、元のファイルの所定の位置へ直接書込む。
【0053】このように、第2実施例によれば、アップ
デートのための最小限度のデータだけをFIFOキュー
3に記憶させればよいので、小容量のFIFOキュー3
を使用してファイルのアップデートを行える。
【0054】以上のように、第1および第2実施例で
は、情報処理部で作成されたデータをFIFOキューに
一旦蓄積し、このFIFOキューからファイルへデータ
を転送できるようにし、かつ前記FIFOキューにファ
イルの拡張および縮小を指示することができる情報を付
加した。したがって、ファイルのサイズを変更できるよ
うになり、データの追加および削除を伴うようなアップ
デートの場合においても、システムダウンに対処でき
る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果が得られる。 (1) 情報処理装置から不揮発性メモリへは、短時間でデ
ータの書込みが行えるのでデータの書込み途中でシステ
ムダウンが発生する確率は低く、システムダウンによる
悪影響を受けることはほとんどない。 (2) 不揮発性メモリの記憶データでファイルをアップデ
ートしている途中でシステムダウンが発生した場合は、
再立ち上げ後、不揮発性メモリに残っているデータでア
ップデートを行えばよいので、ファイル内のデータと再
立ち上げ後に書込まれるデータとの間で矛盾が生じるこ
とがない。 (3) アップデートがデータの挿入および削除を伴ってい
るか否かにかかわらず、ファイルのアップデート途中で
システムダウンが発生したような場合に、再立ち上げ後
に書込まれたデータとファイルの内容とに矛盾が生じる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す機能ブロック図
である。
【図2】 制御装置の要部ハード構成を示すブロック
図である。
【図3】 アップデートデータのデータ構造を示す図
である。
【図4】 ファイルの拡張およびデータの挿入を示す
図である。
【図5】 第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 本発明の第2実施例を示す機能ブロック図
である。
【図7】 第2実施例におけるアップデートの様子を
示す図である。
【図8】 第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 従来技術を示すブロック図である。
【図10】 従来技術におけるアップデートデータのデ
ータ構造を示す図である。
【符号の説明】
1…情報処理部、 3…FIFOキュー、 4…ディス
ク装置、 9…オペレーションコード、 10…データ
量情報、 11…オペレーション判別部、 12…ファ
イルサイズ変更部、 13…オペレーションコード変更
部、 14…読出部、 15…ファイル新設部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 531 G06F 3/06 304 G06F 12/16 340

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理部から出力されたアップデート
    用データを不揮発性メモリからなるFIFOキューに一
    旦蓄積し、この蓄積されたデータでファイルをアップデ
    ートするディスクファイル制御装置において、前記FI
    FOキューに蓄積されるアップデート用データに、挿
    入、削除、および更新等、アップデートのオペレーショ
    ンの種類を示すオペレーションコード、ならびに各オペ
    レーションの対象となるデータ量を示すデータ量情報お
    よびディスクファイルのアップデート用データを含むフ
    ァイルページが付加されたデータ構造を有していると共
    に、前記データ構造のオペレーションコードに基づいて
    オペレーションの種類を判別する手段と、判別されたオ
    ペレーションの種類に従い、前記データ量情報から得ら
    れたデータ量に相当するだけアップデートの対象となる
    ファイルのサイズを変更する手段と、ファイルサイズを
    変更した後、前記FIFOキューに蓄積されたデータ
    を、サイズが変更された前記ファイルに読出す手段とを
    具備したことを特徴とするディスクファイル制御装置。
  2. 【請求項2】 情報処理部から出力されたアップデート
    用データを不揮発性メモリからなるFIFOキューに一
    旦蓄積し、この蓄積されたデータでファイルをアップデ
    ートするディスクファイル制御装置において、前記FI
    FOキューに蓄積されるアップデート用データに、挿
    入、削除、および更新等、アップデートのオペレーショ
    ンの種類を示すオペレーションコードならびに各オペレ
    ーションの対象となるデータ量を示すデータ量情報およ
    びディスクファイルのアップデート用の新規データを含
    むファイルページが付加されたデータ構造を有している
    と共に、前記データ構造のオペレーションコードに基づ
    いてオペレーションの種類を判別する手段と、判別され
    たオペレーションの種類に従い、前記データ量情報から
    得られたデータ量に相当するだけアップデートの対象と
    なる元のファイルのサイズを変更して新規ファイルを設
    定する手段と、元のファイルのデータおよびFIFOキ
    ューに蓄積されたデータを前記新規ファイルに書込む手
    段とを具備したことを特徴とするディスクファイル制御
    装置。
  3. 【請求項3】 情報処理部から出力されたアップデート
    用データによってディスクファイルのアップデータを行
    うアップデート方法において、前記アップデートは、デ
    ータ挿入、削除および更新であり、前記情報処理部は不
    揮発性メモリを有するFIFOキューにアップデート用
    データを蓄積し、前記アップデート用データは、オペレ
    ーションコード、データ量情報およびファイルページを
    含むデータ構造を有し、前記オペレーションコードは実
    行されるアップデートの種類を示し、前記データ量情報
    はアップデートの対象となるデータ量を示し、前記ファ
    イルページはディスクファイルへのアップデート用の書
    込データを含み、前記オペレーションコードに従い、実
    行されるアップデートの種類を判断する段階と、実行さ
    れるアップデートの種類およびデータ量情報で示される
    データ量に従ってディスクファイルのサイズを変更する
    段階と、前記ディスクファイルへの書込用FIFOキュ
    ーのファイルページに蓄積されているデータを読出す段
    階とからなることを特徴とするアップデート方法。
  4. 【請求項4】 情報処理部から出力されたアップデート
    用データによってディスクファイルのアップデータを行
    うアップデート方法において、前記アップデートは、デ
    ータ挿入、削除および更新であり、前記情報処理部は不
    揮発性メモリを有するFIFOキューにアップデート用
    データを蓄積し、前記アップデート用データは、オペレ
    ーションコード、データ量情報およびファイルページを
    含むデータ構造を有し、前記オペレーションコードは実
    行されるアップデートの種類を示し、前記データ量情報
    はアップデートの対象となるデータ量を示し、前記ファ
    イルページはディスクファイルへのアップデート用の新
    規書込データを含み、前記オペレーションコードに従
    い、実行されるアップデートの種類を判断する段階と、
    判断されたアップデートの種類および前記データ量情報
    から判断された量に従って変更された元のファイルのサ
    イズと実質的に同じサイズを有する新規ファイルを設定
    する段階と、前記元のファイルおよび前記FIFOキュ
    ーのファイルページのデータを前記新規ファイルに転送
    する段階とからなることを特徴とするアップデート方
    法。
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