JPH10335645A - シリサイドを利用したスイッチング素子及びその製造方法 - Google Patents

シリサイドを利用したスイッチング素子及びその製造方法

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JPH10335645A
JPH10335645A JP10031714A JP3171498A JPH10335645A JP H10335645 A JPH10335645 A JP H10335645A JP 10031714 A JP10031714 A JP 10031714A JP 3171498 A JP3171498 A JP 3171498A JP H10335645 A JPH10335645 A JP H10335645A
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silicide
substrate
forming
film pattern
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JP10031714A
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Sancho Ri
燦 朝 李
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
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    • H01L29/66409Unipolar field-effect transistors
    • H01L29/66477Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
    • H01L29/665Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET using self aligned silicidation, i.e. salicide
    • H01L29/66507Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET using self aligned silicidation, i.e. salicide providing different silicide thicknesses on the gate and on source or drain

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリサイドを利用したスイッチング素子及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 スイッチング素子は酸化膜パターン、導
電膜パターン、第1シリサイド膜パターン及び絶縁膜パ
ターンを含めて積層されたゲート構造を上面に備えてい
る基板を含む。前記積層されたゲート構造の側壁にはス
ペーサが形成されており、前記積層されたゲート構造の
幅ほど相互離れて不純物がドープされた領域が前記基板
内に形成されている。また前記不純物がドープされた領
域の上には第2シリサイド膜パターンが形成されてい
る。これによりゲートとソース/ドレーン領域間の短絡
を効果的に防止できるようにする絶縁膜パターンにより
シリサイドを利用したスイッチング素子の電気的特性を
改善させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ電子工学分
野に係り、特にシリサイドを利用したスイッチング素子
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置が高集積化することにつれ、
低消費電力及び高速動作のような特性が半導体装置の重
要特性として要求されている。したがって、半導体素子
の消費電力を低くして動作速度を速めるためには半導体
装置のコンタクト抵抗を低くすべきである。しかし、半
導体素子のコンタクトの大きさが小さくなることによっ
て、コンタクト抵抗が上がり、その上、ソース/ドレー
ン領域の浅い接合領域の面抵抗値もさらに上がる。
【0003】前記抵抗値を下げるために、非常に広く使
われ相対的に簡単な技術として自動調心シリサイド(s
alicide:self−aligned sili
cide)が知られている。自動調心シリサイド技術に
よれば、Ti、TaまたはMoのような遷移金属をMO
S構造の上に積層した後に、熱処理することにより前記
金属がゲートの上の露出されたポリシリコンとソース/
ドレーン領域の露出されたシリコンと反応してシリサイ
ドを形成するようにする。シリサイド形成工程の間、酸
化膜スペーサは、酸化膜スペーサの上にシリサイドが形
成されないようにすることでゲートとソース/ドレーン
領域が電気的で連結されることを防止する。
【0004】シリサイド形成後、シリサイド、シリコン
基板または酸化膜スペーサは、蝕刻をしない選択的蝕刻
により未反応遷移金属を除ける。その結果、露出された
ソース/ドレーン領域及びポリシリコンゲートの上に各
々シリサイド膜が形成される。
【0005】しかし、残念ながらこのシリサイド技術
は、ブリッジ効果に起因した短所を持っている。ブリッ
ジ効果は、シリコンが酸化膜スペーサを覆っている金属
膜、例えばTi膜に拡散されシリサイドを形成するため
の熱処理工程の時Tiと反応するようになる。
【0006】したがって、酸化膜スペーサと金属間の望
まない反応によりゲートとソース/ドレーン領域の分離
を容易に連結させることができるシリサイドの側面形成
を起こす。また、未反応金属が選択的蝕刻工程によって
も完全に除けられなく基板上にそのまま残っているよう
になってブリッジを起こす。結果的に、望まないシリサ
イドと残っている金属がゲートとソース/ドレーン領域
間の短絡を誘発するようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、前述した従来技術が持つ問題点を解決するため
に、シリサイドを利用してゲートとソース/ドレーン領
域の短絡を防止することができるスイッチング素子を提
供することである。
【0008】本発明の他の目的は短絡が起こらないスイ
ッチング素子を製造する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記技
術的課題は、第1シリサイド膜パターンの上に形成され
て第1シリサイド膜パターンと第2シリサイド膜パター
ンを電気的に分離させる絶縁膜パターンを備えるスイッ
チング素子により達成される。
【0010】特に本発明にともなうスイッチング素子は
酸化膜パターン、導電膜パターン、第1シリサイド膜パ
ターン及び絶縁膜パターンを含めて積層されたゲート構
造を上面に備えている基板を含む。前記積層されたゲー
ト構造の側壁にはスペーサが形成されている。前記積層
されたゲート構造の幅ほど相互に離れて不純物がドープ
された領域が前記基板内に形成されている。また前記不
純物がドープされた領域の上には第2シリサイド膜パタ
ーンが形成されている。
【0011】前記絶縁膜パターンは、低温酸化膜及び窒
化膜でなされたグループから選択された物質で1000
〜1500Å厚さに形成されることが望ましい。そして
前記スペーサは、低温酸化膜及び窒化膜でなされたグル
ープから選択された物質で形成することができる。
【0012】望ましくは、前記第1及び第2シリサイド
膜パターンは、耐火金属シリサイド膜及びVIII族金
属シリサイド膜の中から選択されたいずれか一つのシリ
サイド膜を含む。例えば、前記耐火金属シリサイド膜は
WSi2 、TiSi2 、TaSi2 またはMoSiを含
み、前記VIII族金属シリサイド膜はCoSi2 、N
iSi2 、PdSiまたはPtSiを含む。また前記第
1シリサイド膜パターンは前記第2シリサイド膜より厚
いことが望ましい。したがって前記第1シリサイド膜パ
ターンの厚さは、700〜800Åが、前記第2シリサ
イド膜パターンの厚さは500〜600Åが望ましい。
【0013】本発明にともなうスイッチング素子の製造
方法によれば、まず積層されたゲート構造を基板上に形
成する。積層されたゲート構造は、パターニングされた
酸化膜、パターニングされた導電膜、パターニングされ
た第1金属膜及びパターニングされた絶縁膜を含む。次
に前記積層されたゲート構造をマスクとして使用し前記
基板内に低いドーズで不純物を注入して低い濃度でドー
ピングされた領域を形成する。前記積層されたゲート構
造の側壁にスペーサを形成した後、前記スペーサをマス
クとして使用し前記基板内に高いドーズで不純物を注入
して高い濃度でドーピングされた領域を形成する。
【0014】引続き、前記基板の全面に第2金属膜を形
成する。次に前記パターニングされた第1金属膜と前記
第2金属膜を備えている基板をアニーリングしてパター
ニングされた第1シリサイド膜と第2シリサイド膜を形
成する。最後に前記第2金属膜の内未反応の第2金属膜
を除いて前記パターニングされた第1シリサイド膜と前
記第2シリサイド膜を備えるスイッチング素子を完成す
る。
【0015】前記積層されたゲート構造は、前記基板上
に酸化膜、導電膜、第1金属膜及び絶縁膜を順序通り形
成した後、前記絶縁膜、前記第1金属膜、前記導電膜及
び前記酸化膜を順序通りパターニングすることで形成す
る。
【0016】前記スペーサはスペーサとして形成される
絶縁膜を低い濃度でドーピングされた領域を含む基板上
に形成した後、前記絶縁膜を蝕刻することによって形成
される。
【0017】前記パターニングされた第1シリサイド膜
と前記第2シリサイド膜を形成する段階は650〜87
0℃温度でN2 またはNH3 気体雰囲気の下で基板を急
速熱処理(RTP)することで遂行される。
【0018】前記未反応の第2金属膜は、前記パターニ
ングされた第1シリサイド膜、前記第2シリサイド膜、
前記パターニングされた絶縁膜、前記スペーサ及び前記
基板は蝕刻しない蝕刻液を使用して除けることが望まし
い。
【0019】そして前記第1金属膜及び第2金属膜は耐
火金属及びVIII族金属中から選択されたいずれか一
つの金属で形成されることが望ましい。例えば、前記耐
火金属はTi、W、MoまたはTaを含んで、前記VI
II族金属はCo、Ni、PdまたはPtを含む。また
前記第2金属膜は、前記第1金属膜より薄く形成される
ことが望ましい。
【0020】本発明によれば、ブリッジ効果を防止でき
るシリサイドを利用したスイッチング素子を提供するこ
とができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の一実施例を詳細に説明する。本発明は、以下に開
示される実施例に限定されることでなく相互他の多様な
形態で具現されることであり、単に本実施例は本発明の
開示が完全なることにし、通常の知識を持った者に発明
の範疇を完全に知らせるために提供されることである。
添付された図面で多様な膜と領域の厚さは明瞭性のため
強調された。またいずれか一膜が他の膜または基板上に
存在することと指称される時、他の膜または基板の真上
にあることもあり、層間膜が存在することもある。そし
て本文におけるスイッチング素子はトランジスターを含
んでスイッチング機能をする素子をすべて含む用語であ
る。図面において同一参照符号は同一部材を示す。
【0022】図1を参照して本発明の一実施例にともな
うスイッチング素子を説明する。図示されたように、基
板100の上にゲート酸化膜パターン102A、導電膜
パターン104A、第1厚さT1の第1シリサイド膜パ
ターン106B及び絶縁膜パターン108Aでなされた
積層ゲート構造109Aが形成されている。側壁スペー
サ112が積層ゲート構造109Aの縁に形成されてい
る。そしてソース/ドレーン領域110、114が基板
内に形成されている。第2厚さT2の第2シリサイド膜
パターン116Aがさらにソース/ドレーン領域11
0、114の上に形成されている。
【0023】特に導電膜パターン104Aの上の第1シ
リサイド膜パターン106Bとソース/ドレーン領域1
10、114の上の第2シリサイド膜パターン116A
は、絶縁膜パターン108A及びスペーサ112により
電気的に絶縁されている。絶縁膜パターン108Aは効
果的な電気絶縁体として機能し得る物質で形成されるこ
とが望ましい。したがって、選択的蝕刻段階以後にも望
まないシリサイド膜と未反応金属がスペーサ112の上
に残っても、導電膜パターン104Aとその上の第1シ
リサイド膜パターン106Bはソース/ドレーン領域1
10、114とその上の第2シリサイド膜パターン11
6Aと短絡されない。
【0024】第1シリサイド膜パターン106Bと第2
シリサイド膜パターン116AはCoSi2 、NiSi
2 、PdSiまたはPtSiのようなVIII族金属シ
リサイド膜またはWSi2 、TiSi2 、TaSi2
たはMoSi2 のような耐火金属シリサイド膜を含むこ
とが望ましい。
【0025】また、導電膜パターン104Aの上の第1
シリサイド膜の第1厚さT1は、ソース/ドレーン領域
110、114の上の第2シリサイド膜の第2厚さT2
より厚いことが望ましい。その理由は、ゲートの上のシ
リサイド膜は厚くて低い面抵抗値を持つことができる反
面、ソース/ドレーン領域の上のシリサイド膜は厚さが
だいぶ制限され、これはシリサイド形成工程の時基板1
00のシリコンの過度な消耗を防止するためである。し
たがって本発明によれば、相異なる厚さの両シリサイド
膜とゲートパターンとソース/ドレーン領域の電気的連
結を防止するための絶縁膜パターンによりスイッチング
素子が低いコンタクト抵抗と高い動作安全性をもつよう
になる。
【0026】図2ないし図7は、図1に示されたスイッ
チング素子の製造工程段階にある構造物の断面図であ
る。図2に示されているように、ゲート酸化膜102、
多結晶シリコン膜のような導電膜104、第1金属膜1
06及び絶縁膜108を半導体基板上に各々50〜80
Å、800〜1500Å、400〜500Å及び100
0〜1500Å厚さで形成する。第1金属膜106はV
III族金属または耐火金属で形成されることが望まし
い。例えば、Ti、W、Mo、Ta、Co、Ni、Pd
またはPtを使うことができる。絶縁膜108は、ゲー
ト構造をソース/ドレーン領域から効果的に分離させる
ことができる物質で形成することが望ましい。したがっ
て低温酸化膜または窒化膜などを使うことができる。
【0027】図3を参考にすれば、前記ゲート酸化膜1
02、導電膜104、第1金属膜106及び絶縁膜10
8を順序通り蝕刻してゲート酸化膜パターン102A、
導電膜パターン104A、第1シリサイド膜パターン1
06A及び絶縁膜パターン108Aを含む積層ゲート構
造109を形成する。積層ゲート構造109をイオン注
入マスクとして使用しN−型ドーパント(dopan
t)を低いドーズで基板100に注入して低濃度でドー
プされた領域110を形成する。望ましくはドーパント
のドーズは5×1012ないし1×1013cm-2で40〜
60keVで注入する。
【0028】図4は、側壁スペーサ112及び高濃度で
ドープされた領域114を形成する段階を示す。側壁ス
ペーサ112形成用絶縁膜(図示せず)を図3の基板1
00の全面に積層する。絶縁膜は、低温酸化膜または窒
化膜で形成することができる。続いて絶縁膜を蝕刻して
側壁スペーサ112を形成する。側壁スペーサ112は
ゲート酸化膜パターン102Aから絶縁膜パターン10
8Aの上面まで延長して形成される。次にN型ドーパ
ントを5×1015cm-2以上で40〜80keVで注入
して高濃度でドープされた領域114を形成する。
【0029】図5を参考にすれば、300〜350Å厚
さの第2金属膜116を基板100の全面に積層する。
第2金属膜116はVIII族金属または耐火金属で形
成されることが望ましい。例えば、Ti、W、Mo、T
a、Co、Ti、PdまたはPtが第1金属膜106の
場合と同じく使うことができる。また第2金属膜116
は、第1金属膜106より薄く形成することによってソ
ース/ドレーン領域の上に形成されるシリサイド膜はシ
リサイド形成工程の間基板シリコンを最小量のみ消耗し
ながら形成されることができるようにする反面、ゲート
の上に形成されるシリサイド膜は最小限の面抵抗値を持
つようにすることが望ましい。
【0030】図6を参考にすれば、第2金属膜116が
形成された基板100を熱処理して、第2金属膜116
と第1金属膜パターン106Aがシリコンと接触してい
る部位でシリサイド化反応を起こす。その結果として、
700〜800Å厚さの第1シリサイド膜パターン10
6Bと500〜600Å厚さの第2シリサイド膜パター
ン116Aが導電膜パターン104AとLDDソース/
ドレーン領域110、114の上に各々形成される。こ
の時、第1金属膜パターン106A全体がシリサイド化
されることもあり、一部のみシリサイド化されて残りは
金属膜で残っていることもある。
【0031】シリサイド反応後に、図7に示されている
ように、第1及び第2シリサイド膜パターン106B、
116A、絶縁膜パターン108A、側壁スペーサ11
2及び基板100を蝕刻しない蝕刻液を使用して未反応
金属を選択的に除去する。最終的に、導電膜パターン1
06Aと露出されたソース/ドレーン領域110、11
4が各々第1及び第2シリサイド膜パターン106B、
116Aで覆われるようになる。
【0032】
【発明の効果】前述したように、本発明は望まないシリ
サイドと未反応金属が側壁スペーサの上に残っても、ゲ
ートとソース/ドレーン領域間の短絡を効果的に防止す
ることができるようにする絶縁膜パターンにより、シリ
サイドを利用したスイッチング素子の電気的特性を改善
させる。したがって、本発明によるスイッチング素子の
製造方法もさらに広い工程マージンを獲得することがで
きるようになる。
【0033】図面及び詳細な説明で本発明の望ましい実
施例が記述されており、特定用語が使われたが、これは
請求範囲に開示されている発明の範疇でこれを制限しよ
うとする目的でなく技術的な概念で使われたことであ
る。したがって本発明は前記実施例に限定されなく当業
者の水準でその変形及び改良が可能なことは明白であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にともなうスイッチング素
子の断面図である。
【図2】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【図3】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【図4】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【図5】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【図6】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【図7】 本発明の実施例によるスイッチング素子の製
造方法を説明するための製造工程の中間段階構造物の断
面図である。
【符号の説明】
100…基板、 109A…積層ゲート構造、 110、114…ソース/ドレイン領域、 116A…第2シリサイド膜パターン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化膜パターン、導電膜パターン、第1
    シリサイド膜パターン及び絶縁膜パターンを含める上面
    に積層されたゲート構造を備えている基板と、 前記積層されたゲート構造の側壁に形成されたスペーサ
    と、 前記積層されたゲート構造の幅ほど相互に離れて前記基
    板内に形成されている不純物がドープされた領域と、 前記不純物がドープされた領域の上に形成された第2シ
    リサイド膜パターンとを含むことを特徴とするスイッチ
    ング素子。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜パターンは、低温酸化膜及び
    窒化膜でなされたグループから選択された物質で形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング素
    子。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜パターンの厚さは、1000
    〜1500Åであることを特徴とする請求項1に記載の
    スイッチング素子。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2シリサイド膜パターン
    は、CoSi2 、NiSi2 、PdSi、PtSi、W
    Si2 、TiSi2 、TaSi2 及びMoSiの中から
    選択されたいずれか一つでなされたことを特徴とする請
    求項1に記載のスイッチング素子。
  5. 【請求項5】 前記第1シリサイド膜パターンは、第2
    シリサイド膜パターンより厚いことを特徴とする請求項
    1に記載のスイッチング素子。
  6. 【請求項6】 前記第1シリサイド膜パターンの厚さ
    は、700〜800Åで、前記第2シリサイド膜パター
    ンの厚さは500〜600Åであることを特徴とする請
    求項5に記載のスイッチング素子。
  7. 【請求項7】 前記スペーサは、低温酸化膜及び窒化膜
    でなされたグループから選択された物質でなされたこと
    を特徴とする請求項1に記載のスイッチング素子。
  8. 【請求項8】 パターニングされた酸化膜、パターニン
    グされた導電膜、パターニングされた第1金属膜及びパ
    ターニングされた絶縁膜でなされ積層されたゲート構造
    を基板上に形成する段階と、 前記積層されたゲート構造をマスクとして使用し前記基
    板内に低いドーズで不純物を注入し低濃度でドーピング
    された領域を形成する段階と、 前記積層されたゲート構造の側壁にスペーサを形成する
    段階と、 前記スペーサをマスクとして使用し前記基板内に高いド
    ーズで不純物を注入し高濃度でドーピングされた領域を
    形成する段階と、 前記基板の全面に第2金属膜を形成する段階と、 前記パターニングされた第1金属膜と前記第2金属膜を
    備えている基板をアニーリングしてパターニングされた
    第1シリサイド膜と第2シリサイド膜を形成する段階
    と、 前記第2金属膜の内未反応の第2金属膜を除いて前記パ
    ターニングされた第1シリサイド膜とパターニングされ
    た第2シリサイド膜を備えるスイッチング素子を完成す
    ることを特徴とするスイッチング素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記積層されたゲート構造を形成する段
    階は、前記基板上に酸化膜、導電膜、第1金属膜及び絶
    縁膜を順序通り形成する段階と、 前記絶縁膜、前記第1金属膜、前記導電膜及び前記酸化
    膜を順序通りパターニングして前記積層されたゲート構
    造を完成する段階とを含むことを特徴とする請求項8に
    記載のスイッチング素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記絶縁膜は、低温酸化膜及び窒化膜
    でなされたグループから選択されたいずれか一つの物質
    でなされたことを特徴とする請求項9に記載のスイッチ
    ング素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記スペーサを形成する段階は、低温
    酸化膜及び窒化膜でなされたグループから選択された絶
    縁膜を低濃度でドーピングされた領域を含む基板上に形
    成する段階と、 前記絶縁膜を蝕刻してスペーサを形成する段階とを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のスイッチング素子の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2金属膜は、Ti、
    W、Mo、Ta、Co、Ni、Pd及びPtの中から選
    択されたいずれか一つで形成されることを特徴とする請
    求項8に記載のスイッチング素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第2金属膜は、前記第1金属膜よ
    り薄く形成されることを特徴とする請求項8に記載のス
    イッチング素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記半導体基板をアニーリングしてパ
    ターニングされた第1シリサイド膜と第2シリサイド膜
    を形成する段階は650〜870℃温度でN2 またはN
    3 気体雰囲気下で基板を急速熱処理する段階でなされ
    ることを特徴とする請求項8に記載のスイッチング素子
    の製造方法。
JP10031714A 1997-05-20 1998-02-13 シリサイドを利用したスイッチング素子及びその製造方法 Pending JPH10335645A (ja)

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