JPH10335613A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10335613A
JPH10335613A JP9137327A JP13732797A JPH10335613A JP H10335613 A JPH10335613 A JP H10335613A JP 9137327 A JP9137327 A JP 9137327A JP 13732797 A JP13732797 A JP 13732797A JP H10335613 A JPH10335613 A JP H10335613A
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wiring
power supply
source
transistor
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JP9137327A
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Nobuyuki Ikeda
信之 池田
Takeyoshi Iwao
剛宜 岩男
Yoshio Yokota
美穂 横田
Shuichi Kato
周一 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/118Masterslice integrated circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートアレイ等の論理回路を構成するマクロ
セルでは横方向の配線格子は第1のAl配線でレイアウ
トされているので配線領域として利用できないという課
題があった。 【解決手段】 PMOSトランジスタとNMOSトラン
ジスタ間の相互の接続をこれらのトランジスタのソース
・ドレイン領域に低抵抗化され形成されたサリサイド層
を介して行うことで部分的にセル内配線における第1の
Al配線の代用となり、これによりサリサイド層の上方
にできた空き領域に配線領域を設定することができるの
でチップレイアウトの自由度を高めるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばゲートア
レイ、ECA(Embedded Cell Arra
y)等の半導体集積回路装置に関するものであり、特
に、この半導体集積回路に用いられるAND回路、フリ
ップフロップ回路等の論理回路となるマクロセルおよび
周辺回路のレイアウトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセス技術においてトランジス
タの性能向上のために、シリコン表面層をチタニウムT
iやコバルトCo等の高融点金属金属と合金化すること
により抵抗を低減するTiSi2、CoSi2等の自己
整合型シリサイドすなわちサリサイドが半導体技術とし
て普及しつつある。一般にサリサイド層の形成により合
金化された電界効果トランジスタのソース・ドレイン領
域、ウェル領域等の抵抗値は、サリサイド化手法を適用
せずに製造したものに比べて約1/10に下がってお
り、その特徴を生かした更なる技術改良が期待されてい
る。
【0003】図20は、従来の敷き詰め形ゲートアレイ
のマスタチップイメージを示す構成図である。図におい
て、121,124はPMOSトランジスタ群、12
2,123はNMOSトランジスタ群、125は周辺回
路(I/Oインタフェース)である。他にもゲートアレ
イにはチャネル固定形、複合型、QTAT等のタイプが
あるがここでは集積度および装置性能の観点から敷き詰
め形のものを代表して説明していくことにする。
【0004】図21は、ゲートアレイ、ECA等で論理
回路を構成するための図20におけるセル領域のベーシ
ックセルを示すものであり、図において、121はベー
シックセル、122はPMOSトランジスタ、123は
NMOSトランジスタ、124,125,126はそれ
ぞれPMOSトランジスタのゲート,ソース・ドレイ
ン,ウェル領域、127,128,129はそれぞれN
MOSトランジスタのゲート,ソース・ドレイン領域,
ウェル領域、10a(1)〜10a(n)は横方向の配
線格子、11a(1)〜11a(n)は縦方向の配線格
子である。そして、アレイ状に配置したベーシックセル
を用いてマクロセルのレイアウトを行い、マクロセルに
配置・配線等を行うことによりある論理機能を有した半
導体集積回路を構成する。
【0005】図4は、例えば特開平7−7141号に示
された従来のゲートアレイ、ECA等で3入力AND回
路を構成した場合のレイアウト図であり、図3はその回
路図である。図において、1aは電源配線(VDD)、
1bは接地配線(GND),3はコンタクト、1cは第
1のAl配線、A,B,Cはそれぞれ3入力AND回路
の入力端子、Yはその出力端子である。
【0006】通常、マクロセルのレイアウトは図4に示
すようにコンタクト3と第1のAl配線1cを用いてベ
ーシックセルのゲート、ソース・ドレイン領域、および
ウェル領域を電気的に接続することで論理機能を有する
ように構成している。この時、コンタクトはトランジス
タのソース・ドレイン領域、ウェル領域上にできるだけ
配置しこれらを第1のAl配線で電気的に接続をするこ
とにより、ソース・ドレイン領域とウェル領域の寄生抵
抗を小さくしている。また、マクロセルの電気的な接続
をするために、縦方向に第2のAl配線と接続素子のビ
アを用いる場合もある。
【0007】そして、上記の手法でレイアウトされたA
ND回路、フリップフロップ回路等の論理回路を配置・
配線することにより半導体集積回路装置は構成されてい
る。この時、マクロセル同士の入出力接続ピンは、横方
向の配線に対しては第1のAl配線、縦方向の配線に対
しては第2のAl配線を用いこれらをビア、コンタクト
等を介して電気的に接続している。
【0008】また、図12は、従来のゲートアレイ、E
CA等のトランジスタと電源・接地配線との接続を示す
構成図であり、図13は図12のIII−III線に沿
った断面図である。図において、84a,84bは第1
のAl配線、83はコンタクト、81aは電源配線、8
1bは接地配線であり、通常これらはアルミニウム等の
金属配線で形成される。一般にCMOSゲートアレイで
はPMOSトランジスタとNMOSトランジスタが隣り
合って構成し、PMOSトランジスタの片側には第1の
Al配線で構成される電源配線81aがあり、NMOS
トランジスタの片側には接地配線81bがある。この電
源配線81aはチップの電源にチップ両端で接続されて
おり、接地配線81bは同じくチップの接地にチップ両
端で接続されている。
【0009】このPMOSトランジスタのソース領域を
電源に接続する場合、電源配線81aから第1のAl配
線84aを通して複数のコンタクト83でPMOSトラ
ンジスタのソース領域に接続する。一方NMOSトラン
ジスタのソース領域を接地する場合、接地配線81bか
ら第1のAl配線84bを通してコンタクト83でNM
OSトランジスタのソース領域に接続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のゲートアレイ、
ECA等の半導体集積回路のレイアウトは、上記の図
3,4に示された3入力AND回路を例にとると、横方
向の配線格子は全て第1のAl配線でレイアウトしてい
る。このため第1のAl配線では横方向の配線格子を配
線領域として使用できなくなっている。また、電源配線
がマクロセルの上下に第1のAl配線で配線しているの
で、縦方向の信号配線は第1のAl配線以外の第2のA
l配線等の配線層を使用しなければならないという制約
があった。すなわち、半導体集積回路装置のレイアウト
においてはマクロセル領域と配線領域が個別に必要とさ
れるので、特に複雑な集積回路では配線領域が大きくな
り半導体チップ面積が大きくなってしまうなどの課題が
あった。
【0011】一方、電源・接地配線は、上記の図12,
13に示されるように、第1のAl配線でレイアウトし
ているが、これらのウェル領域との接続にはその抵抗を
下げるためにコンタクト83を数多く打たなければなら
ないこと、第1のAl配線を構成するアルミニウムはエ
レクトロ・マイグレーションの影響を受けて装置動作中
に切断してしまうおそれがあること等の課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サリサイド化したソース・ドレイ
ン領域、ウェル領域を配線層の一部として利用したこと
でマクロセルまたは周辺回路のレイアウトを容易化した
半導体集積回路装置およびそのレイアウト方法を得るこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体集積回路装置は、シリコン基板表面において、
一方向に配列され第1電位を供給する第1電源配線と接
続した第1電界効果トランジスタ群と、これに並んで配
列され第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電源
配線と接続した第2電界効果トランジスタ群と、これら
のトランジスタを相互に接続する導電性配線を備えたも
のであり、第1および第2電界効果トランジスタ群の少
なくとも一方のトランジスタ群の各トランジスタのソー
ス・ドレイン領域にはシリサイド層が形成されこれが導
電性配線と接続し配線層を成し、この配線層の上方には
導電性配線による信号配線を配置できるものである。
【0014】請求項2記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、各トランジスタのソース・ドレイン領域には複
数の配線格子が含まれ、これらが第1および第2電界効
果トランジスタの配列方向に垂直な方向に配置されてお
り、シリサイド層が配線層として選択された場合には上
記配線格子のうちの少なくとも2つがコンタクトとして
使用されるものである。
【0015】請求項3記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、シリコン基板表面において、一方向に配列され
第1電位を供給する第1電源配線と接続した第1電界効
果トランジスタ群と、これに並んで配列され第1電位よ
りも低い第2電位を供給する第2電源配線と接続した第
2電界効果トランジスタ群と、第1電界効果トランジス
タ群のうちから選択された第1トランジスタと第2電界
効果トランジスタ群のうちから選択された第2トランジ
スタとを相互に接続する第1導電性配線と、第1および
第2トランジスタのソース・ドレインのうちの少なくと
も一部に形成されたシリサイド層と、シリサイド層と接
続する第2導電性配線とを備えたものである。
【0016】請求項4記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、シリコン基板表面において、第1電源と接続す
る第1電源配線と、一方向に配列されている第1電界効
果トランジスタ群と、第1電源配線と第1電界効果トラ
ンジスタ群のうちから選択された第1トランジスタとを
相互に接続する第1導電性配線と、第1電源よりも低電
位を供給する第2電源と接続する第2電源配線と、第1
電界効果トランジスタと並行して配列されている第2電
界効果トランジスタ群と、第2電源配線と第2電界効果
トランジスタ群のうちから選択された第2トランジスタ
とを相互に接続する第2導電性配線とを備えており、ウ
ェル領域と接する第1および第2電源配線並びに第1お
よび第2電界効果トランジスタ群のソース・ドレインの
少なくとも一部にはシリサイド層が形成され、このシリ
サイド層は導電性配線と接続して配線層を成しているも
のである。
【0017】請求項5記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、シリコン基板表面において、電源と接続する第
1導電性配線と、一方向に配列されている電界効果トラ
ンジスタ群と、電界効果トランジスタ群のうちから選択
されソース・ドレインの少なくとも一部にはシリサイド
が形成された第1トランジスタと、第1トランジスタに
隣り合いソース・ドレインが第1導電性配線と接続され
た第2および第3トランジスタと、シリサイドの一部を
配線層に用いた第2導電性配線と、配線層の上方に形成
された第3導電性配線とを備えたものである。
【0018】請求項6記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、シリコン基板表面において、第1電源と接続す
る第1電源配線と、一方向に配列されている第1電界効
果トランジスタ群と、第1電源配線と第1電界効果トラ
ンジスタ群のうちから選択された第1トランジスタとを
相互に接続する第1導電性配線と、第1電源よりも低電
位を供給する第2電源と接続する第2電源配線と、第1
電界効果トランジスタと並行して配列されている第2電
界効果トランジスタ群と、第2電源配線と上記第2電界
効果トランジスタ群のうちから選択された第2トランジ
スタとを相互に接続する第2導電性配線とを備えてお
り、ウェル領域と接する上記第1および第2電源配線並
びに第1および第2電界効果トランジスタ群のソース・
ドレインにはシリサイド層が形成され、このシリサイド
層は導電性配線と接続して配線層を成しているものであ
る。
【0019】請求項7記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、シリサイド層は高融点金属形成後の熱処理によ
り低抵抗化されるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1によるサリサ
イド化されたトランジスタ構造のベーシックセルを用い
た3入力AND回路のレイアウト図、図2は図1の回路
レイアウトのI−I線に沿った断面図、図3はその回路
図、図4は従来技術によるレイアウト図である。図にお
いて、1a,1bは第1のAl配線でありそれぞれ電源
配線,接地配線、2a,2bはサリサイド化されたソー
ス・ドレイン領域、3a〜3dはコンタクト、4は第1
のAl配線を用いた他の信号配線、5はフィールド酸化
膜、6は層間絶縁膜、A,B,Cは入力端子ゲート、Y
は出力端子である。尚、ソース・ドレイン領域の各々に
は複数の配線格子すなわちグリッドが含まれており、こ
の図1ではこの配線格子が縦方向に4個並んで配置にな
っている(図8参照)。
【0021】ここで、サリサイドとは自己整合型に形成
した高融点金属シリサイドをいい、熱処理等で低抵抗化
されたものである。すなわち、これを形成するためには
シリコン基板の活性化領域にコバルト、チタニウム、モ
ルブデン、タングステン等の高融点金属層を形成し、熱
処理等を施して反応させることによりシリサイド等の合
金にしてその抵抗を下げ、未反応部分および不要部分を
フォトリソグラフィー等を用いて除去してやればよい。
【0022】ゲートアレイ、ECA等ではセルと呼ばれ
るNAND、NOR、F/Fのような比較的単純で規模
の小さい論理機能を標準化・ライブラリ化しこれを組み
合わせてチップを設計する。特に、敷き詰め形ゲートア
レイではメガセルを搭載している。図1ではPMOSト
ランジスタ、NMOSトランジスタが横方向に隣り合っ
て形成されている。隣り合うドレイン同士はゲート幅分
の間隔を有して分離されており互いに影響を受けないよ
うにされている。
【0023】次に動作について説明する。高融点金属に
よるサリサイド化により通常の1/10程度まで低抵抗
化されたソース・ドレイン領域2a,2bは、第1のA
l配線の代用とすることが可能なので、コンタクト3
a,3b間および3c,3d間のソース・ドレインは層
間絶縁膜6の下部を通るサリサイド層を介して電気的接
線すなわち通電することができる。このように構成すれ
ば、コンタクト3a,3b間および3c,3d間には配
線格子1つ分の空間があるのでここに第1のAl配線を
用いた他の信号配線を通すことができる。したがって、
チップレイアウト時にこの空いた配線格子を利用すれ
ば、横方向に配線領域に使用すべき配線を形成すること
ができる。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、サリサイド化されたソース・ドレイン層を第1のA
l配線の一部に流用することができるので、ベーシック
セル内に信号配線等の他の配線を配置することができ
る。したがって、半導体集積回路のチップレイアウトを
容易化する効果がある。
【0025】実施の形態2.図5は、この実施の形態2
によるセレクタ回路のレイアウト図、図7はこのセレク
タ回路の回路図、図6は従来技術によるレイアウト図で
ある。図において、21a〜21cは第1のAl配線で
ありそれぞれ電源配線、接地配線、22a,22bはサ
リサイド化された配線ソース・ドレイン領域、24は第
2のAl配線、25a〜25dは導電性の接続素子であ
るビアである。図5の配線レイアウト手法は実施の形態
1に述べた方法と同じで、23aと23b間の電気的接
続がサリサイド形成により合金化されたドレイン領域2
2a一部を配線層として利用している。
【0026】次に動作について説明する。例えば、図5
のコンタクト23a,23b間ではサリサイド化により
低抵抗になったソース・ドレイン領域の一部を第1のA
l配線に充てておりその空いた空間には別の配線を通す
ことができる。しかもサリサイド層を配線層として用い
る場合にはコンタクトは最小限の2個で済む。
【0027】一方、従来技術では、ソース・ドレイン領
域に接続させるためには高抵抗であるためにいくつもコ
ンタクトを打って抵抗を下げねばならず、第1のAl配
線の占有する面積が拡大してしまうことが避けられず、
しかも図7のレイアウトでも分かるように第1のAl配
線と第2のAl配線を接続するビア25a〜25dと、
第2のAl配線24a,24bを使用しなければならな
い場合が多い。この実施の形態2のレイアウトではサリ
サイド層の活用によりコンタクトを最小限にとどめると
ともに第2のAl配線を省略することができ、チップレ
イアウト時の信号配線でマクロセル上を配線することが
できる縦方向の配線格子を確保することができるので半
導体集積回路のチップ面積を小さくできる。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、サリサイド化されたトランジスタ構造のベーシック
セルを用いてマクロセルのレイアウトを実施し、特にト
ランジスタのドレイン領域を配線層として利用すること
で、マクロセル内に信号配線を配線できる配線格子を作
ることができる。しかもこの配線格子を複数のマクロセ
ルで構成する半導体集積回路のチップレイアウトの配線
領域として利用でき、配置配線を効率よく行うことがで
き、半導体集積回路のチップ面積を小さくすることがで
きる効果がある。もちろん、マクロセルのレイアウトの
容易化の効果があるのは言うまでもない。
【0029】実施の形態3.図8は、この実施の形態3
による2入力NAND回路のレイアウト、図9はその回
路図である。図において、31a〜31cは第1のAl
配線、32a,33bはサリサイド化されたドレイン領
域、33a(y1),33b(y2)はコンタクト、3
4は第2のAl配線、36a〜36fはサリサイド化さ
れたドレインの各々に含まれる配線格子、A,Bは入力
端子、Yは出力端子を示す。
【0030】次に動作について説明する。この実施の形
態3によれば、2入力NAND回路の出力端子Yのピン
の定義に関するレイアウトは、サリサイド化により低抵
抗化されたドレイン領域を配線層として利用するため
に、先ずコンタクト33a(y1)と33b(y2)を
介して出力端子Yである第1のAl配線をサリサイド化
されたドレイン領域32a,32bに接続し、次にマク
ロセル間の配線に用いる第2のAl配線のピンをコンタ
クト36a〜36fのいずれか1つに定義する。このよ
うにして、2入力NAND回路等の論理回路を有するマ
クロセルの入出力ピンの定義を行えば、入出力ピンの信
号配線接続の可能な領域が増加する。また、空き領域に
他の信号配線を通すなどしてレイアウト自由度が高ま
る。すなわち、マクロセル間の信号配線が容易になり、
チップレイアウト時間の短縮、チップ面積の縮小化等に
寄与する。
【0031】図8を例にとり説明すると、配線格子36
aを第2のAl配線のピンに定義しコンタクト33a
(y1)と33b(y2)を出力端子Yに設定すること
により、配線格子点36b,36cと36d〜36fに
はこの出力端子用の第1または第2のAl配線を通す必
要がなく、他の信号配線などのレイアウトに利用できる
ものである。一方、従来技術のピンの定義によれば、第
2のAl配線はコンタクト33a(y1),33b(y
2)のいずれかと接続しなければならないので、図8を
例にとると配線格子36a〜36c、36d〜36fの
いずれか一方の配線格子群は少なくとも出力端子Y用の
第1または第2のAl配線のレイアウトの影響を受けそ
の自由度に制約を与えている。
【0032】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、マクロセルのピンの定義をサリサイド化されたドレ
イン領域にも与えることで、マクロセル間の信号配線の
接続が容易になり、チップレイアウト時間の短縮、集積
回路のチップ面積を縮小できる効果がある。
【0033】実施の形態4.図10は、この実施の形態
4のゲートアレイ、ECA等のトランジスタ・配線構成
を示すレイアウト図、図11は図10のII−II線に
沿った断面図、図12は従来技術によるゲートアレイ、
ECA等のトランジスタ・配線構成を示すレイアウト
図、図13は図12のIII−III線に沿った断面図
である。図において、81aは電源配線、81bは接地
配線でありこの場合にはアルミニウム等の金属配線で形
成され、82a,82bはサリサイド化されたソース領
域、82cはウェル領域のサリサイド化による電源配
線、82dはウェル領域のサリサイド化による接地配
線、83はコンタクト、84a,84bは第1のAl配
線である。
【0034】通常、図12に示されるように従来のゲー
トアレイではPMOSトランジスタとNMOSトランジ
スタが隣り合って構成し、PMOSトランジスタの片側
には、第1Al配線で構成される電源配線81aあり、
NMOSトランジスタの片側には接地配線81bがあ
る。この電源配線81aにはチップの電源にチップ両端
で接続されており、接地配線81bも同様にしてチップ
の接地にチップ両端で接続されている。このPMOSト
ランジスタのソース領域を電源に接続する場合、電源配
線81aから第1のAl配線84bを通してコンタクト
83でPMOSトランジスタのソース領域に接続する。
一方、NMOSトランジスタのソース領域を接地する場
合、接地配線81bから第1のAl配線84aを通して
コンタクト83でNMOSトランジスタのソース領域に
接続する。
【0035】一方、図10,図11に示すように、この
実施の形態4では電源に接続するn+ウェル領域82c
と、接地に接続するp+ウェル領域82dと、NMOS
トランジスタ82aおよびPMOSトランジスタのソー
ス領域82bのシリコン表面上をサリサイド化して合金
化する。さらに、従来例である図12のような第1のA
l配線による電源・接地配線は使用せず、代わりにウェ
ル領域をサリサイド化して作られた合金化部分82c,
82dをそれぞれ電源配線・接地配線として代用する。
このとき、従来例の図12の電源配線81aとn+ウェ
ル領域とを結ぶコンタクト群83、接地配線81bとp
+ウェル領域とを結ぶp+ウェル領域とを結ぶコンタク
ト群83は不要である。これは図12の電源配線81
a、接地配線81bに相当するウェル領域をサリサイド
化による電源配線82c、接地配線82dはウェル領域
に直接接触しているためである。
【0036】図10,図11のPMOSトランジスタの
ソース領域に電源電位VDDを供給する場合、ウェル領
域をサリサイド化して作った電源配線82cからコンタ
クト83、第1のAl配線81bを通してPMOSトラ
ンジスタのソース領域に接続する。一方、NMOSトラ
ンジスタトランジスタのソース領域に接地電位GNDを
供給する場合、ウェル領域をサリサイド化して作った接
地配線82dからコンタクト83、第1のAl配線81
aを通してNMOSトランジスタのソース領域に接続さ
れる。
【0037】次に動作について説明する。この実施の形
態4の配線構造によれば、サリサイド化した電源配線、
接地配線を用いるために、第1のAl配線で電源・接地
配線を引かなくても良いので、この領域を第1のAl配
線や第2のAl配線で引かれたセル間の接続用の配線を
引く領域に使用することができる。したがって、これま
でセル間を接続する配線領域としては、第2のAl配線
でしか配線できなかった領域を第1のAl配線、第2の
Al配線を配置した配線領域として使うことによりチッ
プサイズを小さくできる。
【0038】加えて、従来例のように、第1のAl配線
で電源・接地配線を引いた場合には、ウェル領域と第1
のAl配線間に図12の83の様に、間隔をあけてコン
タクト14を数多く打たなければならない。これは、コ
ンタクト83が少なければウェル領域と第1のAl配線
間の抵抗が大きくなるからである。しかしながら、ウェ
ル領域をサリサイド化した場合、ウェル領域は直接表面
上が合金化されて接続しているのでコンタクトで接続す
る必要がない。このため電源・接地配線を第1のAl配
線で配線する製造工程、コンタクトを電源・接地配線に
打つ製造工程を削減することができる。
【0039】さらに、第1のAl配線で電源・接地配線
を引いた場合、アルミニウムがエレクトロ・マイグレー
ションの発生により、動作中に切断してしまう可能性が
あるが、サリサイド化した電源配線、接地配線を用いれ
ば、このような切断する可能性が減少でき信頼性が向上
する。
【0040】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、セル間を接続する配線領域としては、第2のAl配
線でしか配線できなかった領域を第1のAl配線、第2
のAl配線を配置した配線領域として使うことができる
ので集積度が向上しチップサイズを小さくできる効果が
ある。加えて、ウェル領域をサリサイド化により合金化
した場合には直接に接続しているのでコンタクトで接続
する必要がなく、したがって、電源・接地配線を第1の
Al配線で配線する製造工程、コンタクトを電源・接地
配線に打つ製造工程を削減することができる効果があ
る。更に、サリサイド化した電源配線、接地配線を用い
れば、アルミニウムのエレクトロ・マイグレーションに
よる切断の可能性が減少し信頼性が向上する効果があ
る。
【0041】実施の形態5.図14は、この実施の形態
5を示すレイアウト図であり、図において、91aはP
MOSトランジスタのウェルをサリサイド化した電源配
線、91bはNMOSトランジスタのウェルをサリサイ
ド化した接地配線、92aはPMOSトランジスタのソ
ース領域をサリサイド化した領域、92bはNMOSト
ランジスタのソース領域をサリサイド化した領域、93
a,93bはPMOSトランジスタ、94a〜94e,
95a〜95jは信号配線であり、95g,95hは電
源に接続し95i,95jは接地に接続する。
【0042】一般にゲートアレイのSOG(Sea o
f gate)ではあらかじめトランジスタをチップ全
面に敷き詰めてマスタチップを作成しておき、レイアウ
ト時にセル領域、配線領域を定義して使用される。この
場合、配線領域のトランジスタは使用されず、この領域
は第1のAl配線、第2のAl配線による配線領域とし
てのみ使用される。
【0043】サリサイド化をマスタチップ製造時に、チ
ップ内の全てのトランジスタのソース・ドレイン領域に
行うことにより、セル領域のみでなく、配線領域の使用
していないトランジスタのソース・ドレイン領域もサリ
サイド化される。
【0044】領域aの部分でこのサリサイド化したソー
ス・ドレイン領域を用いてセル間配線94bとセル間配
線94cを接続する場合、配線領域のPMOSトランジ
スタのゲート93a、93bを配線95gを介して電源
配線91aに接続する。さらに、信号配線94bをゲー
ト93bを持つトランジスタのソース(ドレイン)領域
(領域a)にコンタクトを用いて接続する。トランジス
タのソース(ドレイン)領域(領域a)はサリサイド化
されて合金化されているので、セル間配線94bとセル
間配線94cは領域aにて接続できる。
【0045】領域bの部分でこのサリサイド化したソー
ス・ドレイン領域を用いてセル間配線94dとセル間配
線94eを接続する場合、配線領域のNMOSトランジ
スタのゲート93c,93dを信号配線95i,95j
を介して接地配線91bに接続する。さらに信号配線9
4dをゲート93cを持つトランジスタのソース(ドレ
イン)領域(領域b)にコンタクトを用いて接続する。
また信号配線94eをゲート93dを持つトランジスタ
のソース(ドレイン)領域(領域b)にコンタクトを用
いて接続する。トランジスタのソース(ドレイン)領域
(領域b)はサリサイド化されて合金化されているの
で、セル間配線94dとセル間配線94eは領域bにて
接続できる。
【0046】次に動作について説明する。ゲートアレイ
のトランジスタは図14に示す様にPMOSトランジス
タ、NMOSトランジスタ、NMOSトランジスタ、P
MOSトランジスタの順に構成されている。また、セル
領域のPMOSトランジスタの近くには電源配線91a
が必ず構成されており、NMOSトランジスタの近くに
は必ず接地配線91bが構成されている。すなわち、電
源配線の両隣には必ずPMOSトランジスタが構成され
ることになり、接地配線の両側は必ずNMOSトランジ
スタが構成されている。
【0047】先ず領域aの部分について説明する。領域
aのトランジスタは、配線領域にあり、普段使用されて
いない。ここでPMOSトランジスタのゲート93aと
93bを電源配線91aに配線95g,95hを用いて
接続することにより、PMOSトランジスタのゲート9
3aと93bは“L”の電位をとるので、領域cと領域
aは電気的に開になる。同様に、領域aと領域dは電気
的に開となる。従って、領域aの電気信号の電位の影響
は領域a以外にはない。
【0048】この実施の形態5のトランジスタ構造を用
いた場合、トランジスタのドレイン・ソース領域は、サ
リサイド化して合金化しているので、領域aの部分は第
3の配線層として使用できる。図14の例では、同層の
別配線の信号配線96aと第1のAl配線95bがある
ため、これまでの従来技術では接続できないが、上記に
示されたトランジスタ構造を適用することにより領域a
で配線94aと配線94cが電気的に接続できる。
【0049】次に、領域bの部分について説明する。領
域bのトランジスタは、配線領域にあり、普段使用され
ていない。ここでNMOSトランジスタのゲート93c
と93dを接地配線91bに信号配線95i,95jを
用いて接続することにより、NMOSトランジスタのゲ
ート93cと93dは“H”の電位をとるため、領域e
と領域bは電気的に開になる。同様に、領域bと領域f
は電気的に開となる。したがって、領域bの電気信号の
電位の影響は領域b以外にはない。
【0050】この実施の形態5のトランジスタ構造を用
いた場合、トランジスタのドレイン・ソース領域は、サ
リサイド化して合金化しているので、領域bの部分は第
3の配線層として使用できる。配線94dと配線94e
を領域bで接続する場合、第2のAl配線で接続する
が、図14の例では、同層の別配線の配線96bと第1
のAl配線の信号配線95eがあるため、これまでの従
来技術では接続できないが、上記に示された構造を適用
することにより領域bで配線94dと配線94eが電気
的に接続できる。
【0051】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、このような構成にすることにより、第2のAl配線
による信号配線96a(96b)がある場合でも、領域
a(領域b)において配線94b(94d)と配線94
c(94e)を接続することができる。したがって、こ
れまで他の領域を使って配線せざるを得なかったために
チップサイズが大きくなっていたが、これまで使用して
いなかったトランジスタのサリサイド化したソース(ド
レイン)領域を配線層として使うことにより、チップサ
イズを小さくすることができる効果がある。
【0052】実施の形態6.図15は、この実施の形態
6によるレイアウト図、図16は従来技術によるレイア
ウト図、図17はその回路図である。図において、10
2a,102bはサリサイド化されたソース領域、10
2c,102dはウェル領域のサリサイド化された配線
層であり、それぞれ電源電位VDD、接地電位GNDを
供給し、101a〜101cは第1のAl配線、106
a〜106cはサリサイド化されたソース領域である。
【0053】図16の従来例のレイアウトによる配線構
造では、電源配線102cからPMOSトランジスタの
ソース領域に電源を供給するため第1のAl配線101
a〜101cを用いて配線している。第1のAl配線1
01a〜101cは接近しているため、セル内部に空き
領域は発生しない。一方、この実施の形態6である図1
5のレイアウトによる配線構造では、電源配線102c
は第1のAl配線101dを通してPMOSトランジス
タのソース領域106aにコンタクトを介して接続して
ある。このため、PMOSトランジスタのソース領域1
06aには電源電位が供給される。
【0054】このソース領域106aはサリサイド化し
て低抵抗にしているため、金属配線の代用とすることが
できる。従って、第1のAl配線101a,101b
は、合金化されたトランジスタのソース領域106aを
介して接続される。また、第1のAl配線101bはP
MOSトランジスタのソース領域106b,106cに
おいてコンタクトホールによって部分的に接続されてい
るが、ソース領域106b,106cもそれぞれサリサ
イド化して合金化しているためこのソース領域106
b,106cそれぞれ全面に電源が接続されていること
なる。したがってPMOSトランジスタのソース領域1
06b,106cに電源電位を供給することができる。
【0055】さらに、次にこの実施の形態6の他の好適
な態様について述べる。図18はこの好適な態様による
レイアウト図であり、図19は従来技術によるレイアウ
ト図であり、図において、111はNMOSトランジス
タのウェルをサリサイド化した接地配線、113,11
4は接地電位を供給する配線、112,115〜117
は信号配線、118は接続点、A,BはNMOSトラン
ジスタである。
【0056】先ず、図19の従来技術のレイアウトによ
れば、配線113によってNMOSトランジスタAのゲ
ート電位を接地レベルに落とし、NMOSトランジスタ
Aのソース領域とドレイン領域を電気的に開の状態にし
ている。また、配線114はNMOSトランジスタのソ
ース領域を接地するための配線で配線115はNMOS
トランジスタのドレイン領域に接続する配線である。さ
らに、配線112はENMOSトランジスタBのゲート
に接続する配線であるが、同層の配線116があるため
接続点118に接続できず、接続点118に迂回して配
線せざるを得ない。この結果、セル内の配線領域を使っ
てしまうため、さらにセルを横切る配線を通したい場合
に同層の配線を使って配線することができない。
【0057】一方、図18のこの好適な態様のレイアウ
トによれば、配線114と隣接したNMOSトランジス
タBのサリサイド化されて合金化されたソース領域をコ
ンタクトホールで結合し、配線113とNMOSトラン
ジスタBのサリサイド化されて合金化されたソース領域
をコンタクトホールで結合すると、NMOSトランジス
タBの合金化されたソース領域を介して配線114と配
線113は電気的に結合される。これと同時に、NMO
SトランジスタBのソース領域を接地することできる。
配線113はトランジスタAのゲートに接続しているか
ら、NMOSトランジスタAのゲートを接地させること
ができる。このため、従来技術でレイアウトした図19
の配線113の部分は必要無くなるので、図18の配線
112は直線状に配線することができ、この結果、従来
例では配線することができなかったセル内を横切る配線
117をさらに引くことが可能になる。
【0058】従来例の電源配線は図16に示すように電
源102cから直接取っていたが、この実施の形態6お
よび好適な態様によれば、上記のような構成にすること
により電源は図15の領域106aのサリサイド化した
トランジスタのソース領域の部分から取ることができる
ようになる。したがって、図15に示すように、セルの
内部領域にセル間を接続する配線を通す領域を増やすこ
とができる。このため、これまで使えなかった領域を配
線に使用することができるようになり、チップサイズを
縮小することができる効果がある。
【0059】また、セルの内部のみを考えても、電源配
線101b,101c等がなくなるので、上記記述した
領域をセル内部の信号配線の配置に使用することもで
き、したがってセル内の配線の自由度が増しセルサイズ
を小さくすることができる効果がある。加えて、ゲート
アレイでは回路はセルの集合体であるため、セルサイズ
が小さくなればチップサイズを縮小することができる効
果がある。
【0060】さらに、従来技術を使った場合、図16に
おいて配線101a〜101cが接続するソース領域に
電源を供給する場合、配線101a〜配線101cを使
うが、この実施の形態6によれば、図15の配線101
dと配線101eの2つの配線のみで、前記ソース領域
に電源を供給することができる。したがって配線数を削
減することができることから、セルサイズを小さくする
ことができ、このためチップサイズを縮小することがで
きる効果がある。
【0061】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、第1および第2電界効果トランジスタ群の各トラ
ンジスタのソース・ドレイン領域にはシリサイドによる
配線層が形成されこの配線層に任意の間隔をもってコン
タクトを形成して導電性配線と接続するように構成した
ので、このコンタクト間の空き領域には新たな導電性配
線を配置することができる。したがって、チップレイア
ウトにおいてこの未使用領域を配線領域として設定でき
るので、ここに信号配線等を通すことができるように配
置・配線を効率よく行うことができ半導体集積回路装置
のチップ面積を縮小できる効果がある。
【0062】請求項2記載の発明によれば、複数の配線
格子は第1および第2電界効果トランジスタが配列方向
に垂直な方向に配置されており、配線層の一部にシリサ
イド層を選択した場合には2つの配線格子を使用するよ
うに構成したので、このシリサイド層を利用した配線層
領域の上方には他の信号配線を配置することができる。
したがって、前記のようにトランジスタ配列方向に拡が
ったこの空き領域を複数のマクロセルで構成した半導体
集積回路のチップレイアウトのために利用すれば前記請
求項1記載の発明と同様の効果がある。
【0063】請求項3記載の発明によれば、第1および
第2トランジスタのソース・ドレインに形成されたシリ
サイド層を介して、第1導電性配線および第2導電性配
線が接続するように構成したので、接続の自由度が増大
しマクロセル等の入出力ピンの定義が容易になりチップ
レイアウト時間の短縮および集積回路のチップ面積を縮
小できる効果がある。
【0064】請求項4記載の発明によれば、ウェル領域
と接する第1および第2電源配線、第1および第2電界
効果トランジスタ群のソース・ドレインに形成されたシ
リサイド層が第1および第2導電性配線と接続するよう
に構成したので、これらの導電性配線にて直接行うべき
接続をシリサイド層を介してできるために、この代用領
域に別の信号配線を配置することができレイアウトが容
易化、チップサイズの縮小化に寄与する効果がある。し
かもシリサイド層はシリコン表面と「べた」接触するた
めに金属等のコンタクトを介した場合に比べて低抵抗で
済み、したがってコンタクトの数は少なくてよいという
効果がある。更に、アルミニウム等の金属の占有面積が
小さくなるのでエレクトロ・マイグレーション現象によ
る断線が起きにくくなる効果がある。
【0065】請求項5記載の発明によれば、第1トラン
ジスタのソース・ドレインにはシリサイドが形成されて
おり、これと隣り合う第2および第3トランジスタのソ
ース・ドレインは電源電位になっているので、第1トラ
ンジスタのシリサイドの電位との関係では電気的に開に
するように構成できる。したがって、第2導電性配線の
シリサイド部分を通る電気信号は第2および第3トラン
ジスタの影響を受けない。したがって、このような構造
をとれば、シリサイド部分の上方に形成された未使用空
間には他の第3導電性配線等を配置することができ、チ
ップサイズの縮小化に寄与する効果がある。
【0066】請求項6記載の発明によれば、ウェル領域
と接する第1および第2電源配線並びに第1および第2
電界効果トランジスタ群のソース・ドレインにはシリサ
イド層が形成され、このシリサイド層は導電性配線と接
続して配線層を成しているように構成したので、電源配
線がウェルとサリサイド化してアルミニウム等の金属配
線層を使用せずに済むので、この空き領域を有効に使用
することで配線レイアウトの自由度を高めることがで
き、チップサイズを縮小できる効果がある。
【0067】請求項7記載の発明によれば、シリサイド
層を高融点金属形成後の熱処理により形成するように構
成したので抵抗を場合に応じて可変にすることができ配
線層として有効利用ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を説明するためのレ
イアウト図である。
【図2】 図1のI−I線に沿った断面図である。
【図3】 図1のレイアウトの回路図である。
【図4】 従来技術によるレイアウト図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を説明するためのレ
イアウト図である。
【図6】 従来技術によるレイアウト図である。
【図7】 図5のレイアウトの回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を説明するためのレ
イアウト図である。
【図9】 図8のレイアウトの回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態4を説明するための
レイアウト図である。
【図11】 図10のII−II線に沿った断面図であ
る。
【図12】 従来技術によるレイアウト図である。
【図13】 図12のIII−III線に沿った断面で
ある。
【図14】 この発明の実施の形態5を説明するための
レイアウト図である。
【図15】 この発明の実施の形態6を説明するための
レイアウト図である。
【図16】 従来技術によるレイアウト図である。
【図17】 図16のレイアウトの回路図である。
【図18】 この発明の実施の形態6の他の好適な態様
を説明するためのレイアウト図である。
【図19】 従来技術によるレイアウト図である。
【図20】 従来の敷き詰め形ゲートアレイのマスタチ
ップイメージを示す構成図である。
【図21】 従来の論理回路を構成するためのベーシッ
クセル図である。
【図22】 図21のベーシックセルの回路図である。
【符号の説明】 1a,1d,21a〜21c,31a〜31c,81
a,81b 第1Al配線(導電性配線、第1導電性配
線)、1b 第1のAl配線(第2導電性配線)、1c
第1のAl配線(第3導電性配線)、2a,2b,2
2a,22b,32a,32b,82a,82b,92
a,92b,102a,102b,106a〜106c
サリサイド化されたソース・ドレイン領域(シリサイ
ド層)、93a,93b PMOSトランジスタのゲー
ト、93c,93d NMOSトランジスタのゲート、
82c,102c サリサイド化された電源配線(第1
電源配線)、82d,102d サリサイド化された接
地配線(第2電源配線)、94a〜94e,95a〜9
5f,112,115〜117 信号配線、95g,9
5h,101a,101b,101c 電源配線(第1
電源配線)、95i,95j 接地配線(第2電源配
線)、24a,24b,34 第2Al配線(第4導電
性配線)、25a〜25d ビア、3a,3b,3d,
23a,23b,33a,33b,83 コンタクト、
36a,36b,36c,36d,36e,36f 配
線格子、4 第1のAl配線を用いた他の信号配線、5
フィールド酸化膜、6 層間絶縁膜、A,B,C,S
入力端子、Y 出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 周一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板表面において、一方向に配
    列され第1電位を供給する第1電源配線と接続した第1
    電界効果トランジスタ群と、これに並んで配列され上記
    第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電源配線と
    接続した第2電界効果トランジスタ群と、これらのトラ
    ンジスタを相互に接続する導電性配線を備えた半導体集
    積回路装置において、上記第1および第2電界効果トラ
    ンジスタ群の少なくとも一方のトランジスタ群の各トラ
    ンジスタのソース・ドレイン領域にはシリサイド層が形
    成されこれが上記導電性配線と接続し配線層を成し、こ
    の配線層の上方には上記導電性配線による信号配線を配
    置できることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 各トランジスタのソース・ドレイン領域
    には複数の配線格子が含まれ、これらが第1および第2
    電界効果トランジスタの配列方向に垂直な方向に配置さ
    れており、シリサイド層が配線層として選択された場合
    には上記配線格子のうちの少なくとも2つがコンタクト
    として使用されることを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 シリコン基板表面において、一方向に配
    列され第1電位を供給する第1電源配線と接続した第1
    電界効果トランジスタ群と、これに並んで配列され上記
    第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電源配線と
    接続した第2電界効果トランジスタ群と、上記第1電界
    効果トランジスタ群のうちから選択された第1トランジ
    スタと上記第2電界効果トランジスタ群のうちから選択
    された第2トランジスタとを相互に接続する第1導電性
    配線と、第1および第2トランジスタのソース・ドレイ
    ンのうちの少なくとも一部に形成されたシリサイド層
    と、上記シリサイド層と接続する第2導電性配線とを備
    えた半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 シリコン基板表面において、第1電源と
    接続する第1電源配線と、一方向に配列されている第1
    電界効果トランジスタ群と、上記第1電源配線と上記第
    1電界効果トランジスタ群のうちから選択された第1ト
    ランジスタとを相互に接続する第1導電性配線と、上記
    第1電源よりも低電位を供給する第2電源と接続する第
    2電源配線と、上記第1電界効果トランジスタと並行し
    て配列されている第2電界効果トランジスタ群と、上記
    第2電源配線と上記第2電界効果トランジスタ群のうち
    から選択された第2トランジスタとを相互に接続する第
    2導電性配線とを備えた半導体集積回路において、ウェ
    ル領域と接する上記第1および第2電源配線並びに第1
    および第2電界効果トランジスタ群のソース・ドレイン
    の少なくとも一部にはシリサイド層が形成され、このシ
    リサイド層は上記導電性配線と接続して配線層を成して
    いることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 シリコン基板表面において、電源と接続
    する第1導電性配線と、一方向に配列されている電界効
    果トランジスタ群と、上記電界効果トランジスタ群のう
    ちから選択されソース・ドレインの少なくとも一部には
    シリサイドが形成された第1トランジスタと、上記第1
    トランジスタに隣り合いソース・ドレインが上記第1導
    電性配線と接続された第2および第3トランジスタと、
    上記シリサイドの一部を配線層に用いた第2導電性配線
    と、上記配線層の上方に形成された第3導電性配線とを
    備えた半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 シリコン基板表面において、第1電源と
    接続する第1電源配線と、一方向に配列されている第1
    電界効果トランジスタ群と、上記第1電源配線と上記第
    1電界効果トランジスタ群のうちから選択された第1ト
    ランジスタとを相互に接続する第1導電性配線と、上記
    第1電源よりも低電位を供給する第2電源と接続する第
    2電源配線と、上記第1電界効果トランジスタと並行し
    て配列されている第2電界効果トランジスタ群と、上記
    第2電源配線と上記第2電界効果トランジスタ群のうち
    から選択された第2トランジスタとを相互に接続する第
    2導電性配線とを備えた半導体集積回路において、ウェ
    ル領域と接する上記第1および第2電源配線並びに第1
    および第2電界効果トランジスタ群のソース・ドレイン
    にはシリサイド層が形成され、このシリサイド層は上記
    導電性配線と接続して配線層を成していることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 シリサイド層は高融点金属形成後の熱処
    理により低抵抗化されることを特徴とする請求項1から
    請求項6のうちのいずれか1項記載の半導体集積回路装
    置。
JP9137327A 1997-05-27 1997-05-27 半導体集積回路装置 Pending JPH10335613A (ja)

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