JPH1033406A - あぶらとり紙及びその製造方法 - Google Patents
あぶらとり紙及びその製造方法Info
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- JPH1033406A JPH1033406A JP8216582A JP21658296A JPH1033406A JP H1033406 A JPH1033406 A JP H1033406A JP 8216582 A JP8216582 A JP 8216582A JP 21658296 A JP21658296 A JP 21658296A JP H1033406 A JPH1033406 A JP H1033406A
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Abstract
まく行なうことができるとともに、吸脂力を向上させる
こと。 【解決手段】 一面に樹脂を熱転写したあぶらとり紙素
材13aをローラー11からエンボス加工装置30へ送
る。エンボス加工装置30では、梨地、布目もみ、クレ
ープ柄などの任意のロールエンボス加工をあぶらとり紙
素材13aに施す。このロールエンボス加工によりあぶ
らとり紙素材13の表面には全体にわたって角部は丸み
を帯びた凹凸部が形成される。エンボス加工装置30で
加工されたあぶらとり紙素材13はローラー35に巻き
取られる。このあぶらとり紙素材13を実際の製品の大
きさにカットしてあぶらとり紙を形成する。このあぶら
とり紙の凹凸部にて平滑性を除去して、汗をかいていて
もあぶらとりがうまく行なえる。また、凹凸部の丸みを
帯びた角部で吸脂力が向上する。
Description
が顔のあぶら分(皮脂)を吸収するのに用いるあぶらと
り紙及びその製造方法に関するものである。
するための、種々のあぶらとり紙が市販されている。特
に、最高級品と言われるあぶらとり紙は、いわゆる「金
箔打ち紙」を原料としたあぶらとり紙である。なお、上
記の「金箔打ち紙」とは、仏像等に使用する金箔を圧延
して形成する際に用いる紙を言い、柿渋などで特殊加工
された極上和紙の間に圧延した純金を挟み、この純金を
挟んだ和紙を幾度も幾度も槌打ちして金箔を形成する際
に用いる上記和紙を言う。
り紙や、他の製法で製造されたあぶらとり紙など、多種
多様なあぶらとり紙が出回っている。そして、上記金箔
打ち紙を用いたあぶらとり紙の品質に近づけるため、平
滑性を付与する製法を用いている。つまり、金箔打ち紙
は何度も何度もたたいていることから平滑性が付与さ
れ、この平滑性が吸脂力を高めている。したがって、ど
の製品(あぶらとり紙)もこの吸脂力を高めているため
に、平滑性を付与する製法を用いているのである。
されたあぶらとり紙は、多数枚を積層した製本式や、バ
ラ入れ式として1冊、あるいは1パックのあぶらとり紙
として市販されている。ところが、あぶらとり紙に平滑
性が付与されて吸脂力が向上したのは良いものの、風合
いが硬く、また夏など多汗な季節では、肌にあぶらとり
紙が密着してしまい、非常に使い心地が悪い状態となっ
ている。また、製本式やバラ入れ式ともに、あぶらとり
紙自体は比較的薄く、且つ表面に平滑性を備えているの
で、互いに密着して1枚ずつの取り出しが困難であると
いう問題があった。
あって、肌に汗をかいている場合でもあぶらとりをうま
く行なうことができるとともに、吸脂力を向上させたあ
ぶらとり紙及びその製造方法を提供することを目的とし
たものである。
1記載のあぶらとり紙では、一面に樹脂17を熱転写し
たあぶらとり紙40の表面の略全体にわたって角部は丸
みを帯びた凹凸部41が形成されていることを特徴とし
ている。
方法では、一面に樹脂17を熱転写したあぶらとり紙素
材13を受けローラー31と加圧ローラー32とで構成
されるエンボス加工装置30に送り、このエンボス加工
装置30にて所定の温度、圧力、速度であぶらとり紙素
材13を熱加圧し、これら温度、圧力、速度を、 温度:30℃〜80℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分10メートル〜20メートル の条件で設定しておき、上記エンボス加工装置30によ
りあぶらとり紙素材13の表面に略全面にわたって角部
は丸みを帯びた凹凸部41を形成するようにしているこ
とを特徴としている。
は、一面に樹脂17を熱転写したあぶらとり紙素材13
を手もみ加工し、その後、あぶらとり紙素材13のしわ
を延ばし、所定の期間の間、所定の重量の重さを有する
重り44を載置し、これによりあぶらとり紙素材13の
表面に略全面にわたって角部は丸みを帯びた凹凸部41
を形成するようにしていることを特徴としている。
一面に樹脂17を熱転写したあぶらとり紙40を形成
し、このあぶらとり紙40の樹脂17面側に有孔シート
50を圧着していることを特徴としている。
造方法では、一面に樹脂17を熱転写したあぶらとり紙
素材13と上記樹脂17側に対面させた有孔シート50
とを受けローラー57と加圧ローラー58とで構成され
るプレス加工装置56にそれぞれ送り、このプレス加工
装置56にて所定の温度、圧力、速度で有孔シート50
とあぶらとり紙素材13とを熱加圧し、これら温度、圧
力、速度を、 温度:120℃〜150℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分5メートル〜10メートル の条件で設定しておき、上記プレス加工装置56により
あぶらとり紙素材13の表面に有孔シート50を圧着す
ることで、あぶらとり紙40の表面に角部は丸みを帯び
た凹凸部41を形成するようにしていることを特徴とし
ている。
約14g/m2 程度の原紙1の一面に有孔シート50を
圧着していることを特徴としている。
方法では、重さが約14g/m2 程度の原紙1と有孔シ
ート50とを対面させながら受けローラー57と加圧ロ
ーラー58とで構成されるプレス加工装置56にそれぞ
れ送り、このプレス加工装置56にて所定の温度、圧
力、速度で有孔シート50と原紙1とを熱加圧し、これ
ら温度、圧力、速度を、 温度:120℃〜150℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分5メートル〜10メートル の条件で設定しておき、上記プレス加工装置56により
原紙1の表面に有孔シート50を圧着することで、あぶ
らとり紙40の表面に角部は丸みを帯びた凹凸部41を
形成するようにしていることを特徴としている。
をロールプレス加工したあぶらとり紙40の表面の略全
体にわたって角部は丸みを帯びた凹凸部41が形成され
ていることを特徴としている。
造方法では、重さが約14g/m2〜30g/m2 程度
の原紙1を受けローラー57と加圧ローラー58とで構
成されるプレス加工装置56に送り、このプレス加工装
置56にて所定の温度、圧力、速度で上記原紙1をロー
ルプレス加工し、これら温度、圧力、速度を、 温度:90℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、このロールプレス加工の前後、
あるいは中間においてエンボス加工を行なうことで、原
紙1の表面に角部は丸みを帯びた凹凸部41を形成する
ようにしていることを特徴としている。
を参照して説明する。まず、本発明のあぶらとり紙の製
造するための構成及び製造方法について説明する。
なる原紙1は、軸3により回動自在に軸支されている巻
き出しローラー2により幾層にも連続して巻装されてい
る。この原紙1は、20g/m2 前後の重さで、柔らか
く比較的吸収性のある巻取和紙やレーヨン混抄紙、ある
いはある程度平滑性があり厚さが均一の巻取洋紙を用い
ている。なお、原紙1の重さとしては18〜30g/m
2 の範囲のものが適用されるが、上記の20g/m2 の
原紙1が好適例である。
は、受けローラー4と加圧ローラー6とで構成されるプ
レス加工装置10が設けられている。受けローラー4は
固定された軸5により回動自在に軸支されており、ま
た、加圧ローラー6は軸7により回動自在に軸支されて
いると共に上下方向に移動自在となっている。更に加圧
ローラー6はエアー等の加圧手段(図示せず)により白
抜きの矢印の方向に付勢されて受けローラー4側を加圧
するようになっている。なお、加圧ローラー6には該加
圧ローラー6を加熱するための加熱手段(図示せず)が
設けられている。また、ローラー15には後述するコー
ティングフィルム14が巻装されている。
工により形成されたあぶらとり紙素材13aを巻き取る
巻き取りローラー11が軸12により回動自在に配設さ
れている。また、上記コーティングフィルム14の熱可
塑性樹脂17(図5参照)を原紙1に熱転写して剥離し
たフィルム16を巻き取るローラー20が配設されてい
る。なお、21,22はガイドローラーである。
ローラー4及び加圧ローラー6の表面はそれぞれ滑らか
になっており、原紙1及びコーティングフィルム14を
熱加圧するものである。
示すように極く薄いフィルム16の片面に主として水溶
性の熱可塑性樹脂17をウエットコートして形成されて
おり、このコーティングフィルム14の樹脂17面を原
紙1の一面に熱加圧により熱転写するようにしたもので
ある。上記水溶性の熱可塑性樹脂17としては、塩化ビ
ニル、アクリル等を用い、またフィルム16としては、
厚さ12μm〜15μmのポリエステルフィルムやポリ
プロピレンフィルム等を用いている。また、水溶性の熱
可塑性樹脂17をフィルム16にコーティングする場合
には、5〜10g/m2 の範囲でウエットコートしてい
る。
原紙1、ロールプレス加工における温度、圧力、速度、
加工回数等を具体的に説明する。 コーティングフィルム14を形成するための材質 フィルム16 :東洋紡社製ポリエステルフィルム
厚さ12μm 熱可塑性樹脂17:呉羽化学社製クレハロンDOA(登
録商標) グラビアコーターにより熱可塑性樹脂17のクレハロン
DOA(45%)を、フィルム16のポリエステルフィ
ルム(12μm)の片面にウエット(8g/m2 )コー
トして、巻き取る。このようにして形成されたのがコー
ティングフィルム14であり、コーティングフィルム1
4の拡大断面図を図5に示す。なお、この図5は図4の
A部の拡大断面図である。また、図4において上述のよ
うにして巻き取ったコーティングフィルム14をローラ
ー15からプレス加工装置10へ送り出すようにしてい
る。
ある。 白川製紙社、大王製紙社製20g/m2 巻取色原紙 三和製紙社製20g/m2 細雪巻取原紙
ローラー2及びローラー15から連続して原紙1及びコ
ーティングフィルム14をプレス加工装置10へ送り出
す。この時、ローラー15からのコーティングフィルム
14は熱可塑性樹脂17を下面にして送り出し、原紙1
の上面にコーティングフィルム14を沿わせながらプレ
ス加工装置10にて上記の温度、圧力及び速度の条件下
でロールプレス加工を行なう。原紙1及びコーティング
フィルム14はプレス加工装置10の受けローラー4と
加圧ローラー6により熱加圧されて、原紙1の上面にコ
ーティングフィルム14の熱可塑性樹脂17が熱転写さ
れる。
ィルム14の熱可塑性樹脂17の熱転写の際にコーティ
ングフィルム14のフィルム16が剥離され、この剥離
されたフィルム16はガイドローラー22を介してロー
ラー20に巻き取られる。なお、フィルム16にコーテ
ィングする水溶性の熱可塑性樹脂17は、該フィルム1
6へはコートが可能で、且つ加圧ローラー6による熱転
写の際には簡単に剥離できる材質を用いている。このよ
うに、プレス加工装置10にて原紙1にコーティングフ
ィルム14の熱可塑性樹脂17を熱転写し、剥離したフ
ィルム16をローラー20にて巻き取っていき、フィル
ム16を剥離した原紙1はあぶらとり紙素材13aとし
て形成され、巻き取りローラー11にあぶらとり紙素材
13aが連続して巻き取られていく。
終工程を示し、図4の構成で製造されたあぶらとり紙素
材13aの表面に凹凸部41を形成するようにしたもの
である。図1において、あぶらとり紙素材13aを巻き
取った巻き取りローラー12の送り出し方向には、エン
ボス加工装置30が配設されている。このエンボス加工
装置30は、軸33により回動自在に軸支されている受
けローラー31と、この受けローラー31の上方であっ
て軸34により回動自在に軸支され、且つ上下方向に移
動自在は加圧ローラー32とで構成されている。さら
に、加圧ローラー32はエアー等の加圧手段(図示せ
ず)により白抜きの矢印の方向に付勢されて、受けロー
ラー31側を後述する所定の圧力で加圧するようになっ
ている。なお、加圧ローラー32には該加圧ローラー3
2を加熱するための加熱手段(図示せず)が設けられて
いる。
ールエンボス加工されたあぶらとり紙素材13を巻き取
る巻き取りローラー35が軸36により回動自在に配設
されている。
aは原紙1側を上面にしてエンボス加工装置30に送ら
れ、このエンボス加工装置30によりあぶらとり紙素材
13aの表面にロールエンボス加工が施され、このロー
ルエンボス加工によりあぶらとり紙素材13aの表面に
角部は丸みを帯びた凹凸部41が形成されることにな
る。凹凸部41が形成されたあぶらとり紙素材13は巻
き取りローラー35に巻き取られていく。ここで、エン
ボス加工装置30によるロールエンボス加工前のあぶら
とり紙素材を13aとし、ロールエンボス加工後のあぶ
らとり紙素材を13と表現している。
ルエンボス加工の条件は以下の通りである。 温度 : 30℃〜80℃ 圧力 : 15トン〜20トン 速度 : 毎分10〜20メートル また、エンボス加工装置30におけるエンボス柄は、ど
のような柄でも良く、任意の多様な柄を用いることがで
きる。例えば、梨地、布目もみ、クレープ柄、ちりめん
柄などである。なお、上記エンボス加工装置30でのエ
ンボス加工の回数は1回でも良く、また、複数回のエン
ボス加工を行なうようにしても良い。
ているあぶらとり紙素材13をさらに所定の寸法(例え
ば、正方形や長方形、あるいは円形などの手のひらと同
じくらいの大きさ)の大きさに裁断して、実際の製品の
大きさにする。これにより図2に示すように、表面に凹
凸部41を形成したあぶらとり紙40が形成されること
になる。なお、図2では、あぶらとり紙40の凹凸部4
1は一部しか描かれていないが、実際にはあぶらとり紙
40の全面にわたって凹凸部41が形成されている。ま
た、このようにしてカットしたあぶらとり紙40を多数
枚(例えば、40枚)を製本式やバラ入れの1パックに
包装して、実際の製品が出来上がる。図3はあぶらとり
紙40の要部拡大断面図を示し、上面が原紙1側であ
り、下面が樹脂17面である。
7を熱転写した場合のあぶらとり紙素材13(あぶらと
り紙40)の拡大断面図(図4のB部の拡大断面図)を
示しており、熱可塑性樹脂17の分子が原紙1の繊維の
間に浸透し、従来の「金箔打ち紙」を用いていたあぶら
とり紙と同様、あるいはそれ以上の平滑性、吸収力を得
ることができている。また、上記平滑性は凹凸部41の
形成により除去している。
工装置10によるロールプレス加工における圧力値を略
15トンとしているが、原紙1の種類等によって圧力値
を12トン〜18トンの範囲でロールプレス加工を行な
うようにしても従来の金箔打ち紙と同等の平滑性、吸収
力を備えたあぶらとり紙素材13を形成することができ
る。上記略15トンの圧力値が好適例である。また、上
記において、プレス加工装置10におけるロールプレス
加工において、温度条件を90℃〜150℃にそれぞれ
設定してあぶらとり紙を形成した場合について説明した
が、温度条件の範囲を130℃〜150℃とした場合に
は、より品質の良いあぶらとり紙を形成することができ
る。更に、原紙の一面に熱転写する樹脂として上記では
熱可塑性樹脂としたが、熱可塑性樹脂に限定されるもの
ではない。例えば、カゼイン、柿渋などの天然樹脂を原
紙の一面に熱転写してあぶらとり紙を形成しても良い。
によりあぶらとり紙素材13の表面に凹凸部41を形成
して、従来問題が生じていた平滑性を除去することで、
あぶらとり紙40としての以下に示すような効果を得る
ことができた。すなわち、あぶらとり紙40の表面の全
体にわたって凹凸部41が形成されているので、しなや
かな風合いとソフトな肌触りを得ることができた。ま
た、図3に示すように、凹凸部41は多くの曲面状に形
成されているため、角部分は尖らずに、いわゆるアール
となっているので、この部分により吸脂力が向上した。
1を形成しているため、従来とは異なりあぶらとり紙4
0が肌に密着し過ぎず適度のすべり性があり、汗をかい
ていても肌のあぶらとりをうまく行なうことができる。
また、従来の無地の場合、1枚1枚取り出しにくいとい
う問題があったが、あぶらとり紙40の表面に凹凸部4
1を形成しているので、隣接するあぶらとり紙40の間
には凹凸部41による空間が存在することになり、その
ため、1枚ずつのあぶらとり紙40の取り出しが容易と
なる。さらに、あぶらとり紙40の表面に凹凸部41に
より、見た目にボリューム感と高級感を醸しだすことが
できるようになった。
熱転写されているので、あぶらとり紙素材13、つまり
あぶらとり紙40の一面は熱可塑性樹脂17面となり、
この熱可塑性樹脂17の面が光沢を放ち、あぶらとり紙
40の吸収面と非吸収面とが肉眼的且つ感触的にハッキ
リ区別でき、使用者には非常に使い勝手が良いものであ
る。またこの熱可塑性樹脂17面があぶらとり紙40の
一面に全体にわたって形成されているので、あぶら分を
吸収した場合には吸収面とは反対側への浸透が熱可塑性
樹脂17により阻止されてあぶらが滲み出ることもな
い。そのため、手が汚れることもなく非常に使い勝手が
良いものである。
40の表面に凹凸部41を形成するための他の製造方法
を示す図である。すなわち、図4で示す工程により製造
されたあぶらとり紙素材13を一定の寸法にカット(例
えば、400mm×400mm)し、このカットしたあ
ぶらとり紙素材13を手もみし、その後、しわ延ばしを
行なう。そして、しわを延ばした多数枚のあぶらとり紙
素材13をワーク台43の上面に載置し、その載置した
あぶらとり紙素材13の上から500Kg程度の重り4
4を置く。この状態で1週間程度放置しておく。これに
よりあぶらとり紙素材13は徐々に延ばされて上記と同
様なあぶらとり紙素材13の表面に凹凸部41が形成さ
れることになる。
3を実際の製品の大きさに細かくカットする。そして、
上記と同様に多数枚のあぶらとり紙40を製本式とした
り、バラ入れとすることで、先の場合と同様の効果を得
ることができる。
されたあぶらとり紙素材13aの樹脂17面側に有孔シ
ート50を貼り付けてあぶらとり紙素材13を製造する
ようにした工程を示す図である。図9は図8の工程で製
造された後に上記と同様に細かくカットしたあぶらとり
紙40の分解斜視図を示し、図10はあぶらとり紙40
の要部拡大断面図を示している。図示する有孔シート5
0の形状は一例であり、この例では略格子状やメッシュ
状の有孔シート50を用いている。この有孔シート50
は図9及び図10に示すように、多数の孔51が形成さ
れており、材質はレーヨン紙を用いている。
により回動自在となっているローラー54に巻装されて
おり、このローラー54からプレス加工装置56側へ送
られるようになっている。このプレス加工装置56は受
けローラー57と加圧ローラー58と構成されており、
基本的には図4に示す装置と同じ構成である。すなわ
ち、受けローラー57及び加圧ローラー58は軸59,
60によりそれぞれ回動自在となっており、それぞれ駆
動装置(図示せず)により回転駆動され、受けローラー
57を加圧する加圧ローラー58は、上下動自在であ
り、加圧手段、加熱手段(ともに図示せず)を備えてい
る。また、プレス加工装置56の送り出し側には、軸6
1により回動自在としたローラー62が配設され、プレ
ス加工装置56にてプレス加工されたあぶらとり紙素材
13を巻き取るようになっている。
面したあぶらとり紙素材13aはプレス加工装置56へ
送られ、同時にローラー54から有孔シート50はプレ
ス加工装置56へ送られる。そして、プレス加工装置5
6であぶらとり紙素材13aと有孔シート50を熱加圧
してあぶらとり紙素材13aの樹脂17面に有孔シート
50を圧着する。プレス加工装置56で有孔シート50
を貼り付けたあぶらとり紙素材13aはあぶらとり紙素
材13としてローラー62に巻き取られる。
は下記の通りである。 温度 : 120℃〜150℃ 圧力 : 15トン〜20トン 速度 : 毎分5〜10メートル
工において、孔51以外の有孔シート50の部分が原紙
1を加圧するので、有孔シート50に対応した原紙1へ
の加圧力が高くなり、そのため、あぶらとり紙40(あ
ぶらとり紙素材13)としての吸脂力が向上し、有孔シ
ート50をあぶらとり紙40に貼り付けない場合と比べ
て、吸脂力がより向上した。また、有孔シート50の原
料であるレーヨン紙は水分を吸収する性質を有している
ので、原紙1側はあぶら分を吸収する側とし、有孔シー
ト50側は顔の汗を吸収する側として利用することも可
能となる。もちろん、有孔シート50と原紙1との間に
は樹脂17が介在しているので、吸収したあぶら分や汗
が他面に滲みでることはない。
13をプレス加工しているので、あぶらとり紙40の表
面には有孔シート50の孔51により凹凸部41が形成
されることになり、上記図1〜図3の場合と同様の効果
を得ることができる。なお、図10では、説明の便宜上
フラットに記載しているが、実際は図3に示すようにあ
ぶらとり紙40の全体はゆるやかな凹凸状態となってい
る。また、有孔シート50自体は薄いものであり、初め
から孔51の内縁は丸みを帯びているものであり、しか
も、プレス加工により更に凹凸部41の角部は丸みを帯
びるものである。
第4の実施の形態を示し、この実施の形態では、熱可塑
性樹脂17を用いずに、第1の実施の形態で用いた原紙
1に上記有孔シート50を熱加圧により圧着してあぶら
とり紙40(あぶらとり紙素材13)を形成したもので
ある。また、この実施の形態では、原紙1の重さを約1
4g/m2 のものを使用している。
軸64により回動自在に軸支されているローラー65に
は、重さが14g/m2 の原紙1が巻装されており、こ
のローラー65から原紙1がプレス加工装置56へ送ら
れる。同時にローラー54から有孔シート50がプレス
加工装置56へ送られる。原紙1と有孔シート50とが
プレス加工装置56にてプレス加工されて、原紙1に有
孔シート50が熱加圧により圧着される。そして、プレ
ス加工装置56にてプレス加工されてあぶらとり紙素材
13となり、ローラー62に巻き取られる。このあぶら
とり紙素材13を上記と同様に細かくカットしてあぶら
とり紙40が形成されることになる。
第3の実施の形態の場合と同じである。
図であり、有孔シート50の孔51以外の部分で原紙1
が加圧されるため、第3の実施の形態の場合と同様にあ
ぶらとり紙40としての吸脂力が向上している。また、
有孔シート50の孔51によりあぶらとり紙40の表面
全体にわたって凹凸部41が形成され、上記と同様の効
果を発揮している。
形態について説明する。14g/m2 〜30g/m2 の
間の原紙1を図8に示すプレス加工装置56にてロール
プレス加工を行なう。この時のロールプレス加工の条件
は以下の通りである。 温度:90℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル また、ロールプレス加工の回数は1回でも良く、また1
回〜10回の間でも良い。
ロールプレス加工の前に、あるいはロールプレス加工の
後に、図1に示すエンボス加工装置30により原紙1に
エンボス加工を行なう。このエンボス加工装置30にお
けるエンボス加工は、ロールプレス加工の前後にそれぞ
れ行なっても良い。また、ロールプレス加工を多数回行
なう場合には、中間にエンボス加工を行なっても良い。
更には、ロールプレス加工の前後、及び中間にそれぞれ
エンボス加工を行なうようにしても良い。
ルエンボス加工の条件は以下の通りである。 温度 : 30℃〜80℃ 圧力 : 15トン〜20トン 速度 : 毎分10〜20メートル また、エンボス加工装置30におけるエンボス柄は、第
1の実施の形態の場合と同様にどのような柄でも良い。
なお、この実施の形態における原紙1の材料としては、
第1の実施の形態に使用している原紙1を用いている。
レス加工とエンボス加工とを行なって図1の場合と同様
に凹凸部41が形成されることになる。この凹凸部41
が形成されたあぶらとり紙40により樹脂を用いたこと
による効果以外の効果を図1の場合と同様に得ることが
できる。
原紙1の坪重量を第4の実施の形態と同様に14g/m
2 のものを用いてあぶらとり紙40を形成するようにし
ても良い。また、各実施の形態において、原紙1に予め
着色したものを用いても良い。例えば、薄い紫色や、ブ
ルー、ピンクなどである。このように種々の色を着色し
たあぶらとり紙40を形成することで、需要者は好みに
応じた色のあぶらとり紙40を購入することができる。
よれば、あぶらとり紙の表面の略全体にわたって凹凸部
を形成しているので、この凹凸部により、しなやかな風
合いとソフトな肌触りを得ることができ、また、凹凸部
は角部は丸みを帯びているので、角部分は尖らずに、い
わゆるアールとなっているので、この部分により吸脂力
が向上するものである。また、あぶらとり紙の表面に凹
凸部を形成しているため、従来とは異なりあぶらとり紙
が肌に密着し過ぎず適度のすべり性があり、汗をかいて
いても肌のあぶらとりをうまく行なうことができる。ま
た、従来の無地の場合、1枚1枚取り出しにくいという
問題があったが、あぶらとり紙の表面に凹凸部を形成し
ているので、隣接するあぶらとり紙の間には凹凸部によ
る空間が存在することになり、そのため、1枚ずつのあ
ぶらとり紙の取り出しが容易となる。さらに、あぶらと
り紙の表面に凹凸部により、見た目にボリューム感と高
級感を醸しだすことができるようになった。
るので、あぶらとり紙素材、つまりあぶらとり紙の一面
は樹脂面となり、この樹脂の面が光沢を放ち、あぶらと
り紙の吸収面と非吸収面とが肉眼的且つ感触的にハッキ
リ区別でき、使用者には非常に使い勝手が良いものであ
る。またこの樹脂面があぶらとり紙の一面に全体にわた
って形成されているので、あぶら分を吸収した場合には
吸収面とは反対側への浸透が樹脂により阻止されてあぶ
らが滲み出ることもない。そのため、手が汚れることも
なく非常に使い勝手が良いものである。
方法によれば、凹凸部の形成が容易となり、生産効率が
非常に向上する。また、この製造方法によって製造され
たあぶらとり紙は、上記請求項1と同じ効果を奏するも
のである。
よれば、凹凸部の形成を手もみにより行なっているの
で、凹凸部を形成したあぶらとり紙は、非常に高級感を
醸し出すことができる。また、この製造方法によって製
造されたあぶらとり紙は、上記請求項1と同じ効果を奏
するものである。
ば、有孔シートにより凹凸部が形成されることになり、
この凹凸部により、しなやかな風合いとソフトな肌触り
を得ることができ、また、有孔シートの圧着時に凹凸部
は角部は丸みを帯びるので、角部分は尖らずに、いわゆ
るアールとなっているので、この部分により吸脂力が向
上するものである。また、あぶらとり紙の表面に凹凸部
を形成しているため、従来とは異なりあぶらとり紙が肌
に密着し過ぎず適度のすべり性があり、汗をかいていて
も肌のあぶらとりをうまく行なうことができる。また、
従来の無地の場合、1枚1枚取り出しにくいという問題
があったが、あぶらとり紙の表面に凹凸部を形成してい
るので、隣接するあぶらとり紙の間には凹凸部による空
間が存在することになり、そのため、1枚ずつのあぶら
とり紙の取り出しが容易となる。さらに、あぶらとり紙
の表面に凹凸部により、見た目にボリューム感と高級感
を醸しだすことができるようになった。
るので、あぶらとり紙素材、つまりあぶらとり紙の一面
は樹脂面となり、この樹脂の面が光沢を放ち、あぶらと
り紙の吸収面と非吸収面とが肉眼的且つ感触的にハッキ
リ区別でき、使用者には非常に使い勝手が良いものであ
る。またこの樹脂面があぶらとり紙の一面に全体にわた
って形成されているので、あぶら分を吸収した場合には
吸収面とは反対側への浸透が樹脂により阻止されてあぶ
らが滲み出ることもない。そのため、手が汚れることも
なく非常に使い勝手が良いものである。
造方法によれば、有孔シートによって凹凸部の形成が容
易となり、生産効率が非常に向上する。また、この製造
方法によって製造されたあぶらとり紙は、上記請求項4
と同じ効果を奏するものである。
紙の重さを14g/m2 と軽くしているので、吸脂力が
非常に向上する。しかも、有孔シートにより凹凸部が形
成されることになり、この凹凸部により、しなやかな風
合いとソフトな肌触りを得ることができ、また、有孔シ
ートの圧着時に凹凸部は角部は丸みを帯びるので、角部
分は尖らずに、いわゆるアールとなっているので、この
部分により吸脂力が向上するものである。また、あぶら
とり紙の表面に凹凸部を形成しているため、従来とは異
なりあぶらとり紙が肌に密着し過ぎず適度のすべり性が
あり、汗をかいていても肌のあぶらとりをうまく行なう
ことができる。また、従来の無地の場合、1枚1枚取り
出しにくいという問題があったが、あぶらとり紙の表面
に凹凸部を形成しているので、隣接するあぶらとり紙の
間には凹凸部による空間が存在することになり、そのた
め、1枚ずつのあぶらとり紙の取り出しが容易となる。
さらに、あぶらとり紙の表面の凹凸部により、見た目に
ボリューム感と高級感を醸しだすことができるようにな
った。
方法によれば、有孔シートによって凹凸部の形成が容易
となり、生産効率が非常に向上する。また、この製造方
法によって製造されたあぶらとり紙は、上記請求項6と
同じ効果を奏するものである。
ぶらとり紙の表面の略全体にわたって凹凸部を形成して
いるので、この凹凸部により、しなやかな風合いとソフ
トな肌触りを得ることができ、また、凹凸部は角部は丸
みを帯びているので、角部分は尖らずに、いわゆるアー
ルとなっているので、この部分により吸脂力が向上する
ものである。また、あぶらとり紙の表面に凹凸部を形成
しているため、従来とは異なりあぶらとり紙が肌に密着
し過ぎず適度のすべり性があり、汗をかいていても肌の
あぶらとりをうまく行なうことができる。また、従来の
無地の場合、1枚1枚取り出しにくいという問題があっ
たが、あぶらとり紙の表面に凹凸部を形成しているの
で、隣接するあぶらとり紙の間には凹凸部による空間が
存在することになり、そのため、1枚ずつのあぶらとり
紙の取り出しが容易となる。さらに、あぶらとり紙の表
面に凹凸部により、見た目にボリューム感と高級感を醸
しだすことができるようになった。
造方法によれば、ロールプレス加工とエンボス加工とで
あぶらとり紙を形成しているので、また、このあぶらと
り紙の凹凸部の形成もエンボス加工で行なっているの
で、生産効率が非常に向上する。また、この製造方法に
よって製造されたあぶらとり紙は、上記請求項8と同じ
効果を奏するものである。
ンボス加工装置により凹凸部を形成するための製造方法
を示す図である。
あぶらとり紙の平面図である。
断面図である。
脂を熱転写したあぶらとり紙素材を形成するための製造
方法を示す図である。
である。
である。
凸部を形成するための製造方法を示す図である。
凸部を形成するための製造方法を示す図である。
解斜視図である。
要部拡大断面図である。
凹凸部を形成するための製造方法を示す図である。
要部拡大断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 一面に樹脂(17)を熱転写したあぶら
とり紙(40)の表面の略全体にわたって角部は丸みを
帯びた凹凸部(41)が形成されていることを特徴とす
るあぶらとり紙。 - 【請求項2】 一面に樹脂(17)を熱転写したあぶら
とり紙素材(13)を受けローラー(31)と加圧ロー
ラー(32)とで構成されるエンボス加工装置(30)
に送り、このエンボス加工装置(30)にて所定の温
度、圧力、速度であぶらとり紙素材(13)を熱加圧
し、これら温度、圧力、速度を、 温度:30℃〜80℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分10メートル〜20メートル の条件で設定しておき、上記エンボス加工装置(30)
によりあぶらとり紙素材(13)の表面に略全面にわた
って角部は丸みを帯びた凹凸部(41)を形成するよう
にしていることを特徴とするあぶらとり紙の製造方法。 - 【請求項3】 一面に樹脂(17)を熱転写したあぶら
とり紙素材(13)を手もみ加工し、その後、あぶらと
り紙素材(13)のしわを延ばし、所定の期間の間、所
定の重量の重さを有する重り(44)を載置し、これに
よりあぶらとり紙素材(13)の表面に略全面にわたっ
て角部は丸みを帯びた凹凸部(41)を形成するように
していることを特徴とするあぶらとり紙の製造方法。 - 【請求項4】 一面に樹脂(17)を熱転写したあぶら
とり紙(40)を形成し、このあぶらとり紙(40)の
樹脂(17)面側に有孔シート(50)を圧着している
ことを特徴とするあぶらとり紙。 - 【請求項5】 一面に樹脂(17)を熱転写したあぶら
とり紙素材(13)と上記樹脂(17)側に対面させた
有孔シート(50)とを受けローラー(57)と加圧ロ
ーラー(58)とで構成されるプレス加工装置(56)
にそれぞれ送り、このプレス加工装置(56)にて所定
の温度、圧力、速度で有孔シート(50)とあぶらとり
紙素材(13)とを熱加圧し、これら温度、圧力、速度
を、 温度:120℃〜150℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分5メートル〜10メートル の条件で設定しておき、上記プレス加工装置(56)に
よりあぶらとり紙素材(13)の表面に有孔シート(5
0)を圧着することで、あぶらとり紙(40)の表面に
角部は丸みを帯びた凹凸部(41)を形成するようにし
ていることを特徴とするあぶらとり紙の製造方法。 - 【請求項6】 重さが約14g/m2 程度の原紙(1)
の一面に有孔シート(50)を圧着していることを特徴
とするあぶらとり紙。 - 【請求項7】 重さが約14g/m2 程度の原紙(1)
と有孔シート(50)とを対面させながら受けローラー
(57)と加圧ローラー(58)とで構成されるプレス
加工装置(56)にそれぞれ送り、このプレス加工装置
(56)にて所定の温度、圧力、速度で有孔シート(5
0)と原紙(1)とを熱加圧し、これら温度、圧力、速
度を、 温度:120℃〜150℃ 圧力:15トン〜20トン 速度:毎分5メートル〜10メートル の条件で設定しておき、上記プレス加工装置(56)に
より原紙(1)の表面に有孔シート(50)を圧着する
ことで、あぶらとり紙(40)の表面に角部は丸みを帯
びた凹凸部(41)を形成するようにしていることを特
徴とするあぶらとり紙の製造方法。 - 【請求項8】 原紙(1)をロールプレス加工したあぶ
らとり紙(40)の表面の略全体にわたって角部は丸み
を帯びた凹凸部(41)が形成されていることを特徴と
するあぶらとり紙。 - 【請求項9】 重さが約14g/m2 〜30g/m2 程
度の原紙(1)を受けローラー(57)と加圧ローラー
(58)とで構成されるプレス加工装置(56)に送
り、このプレス加工装置(56)にて所定の温度、圧
力、速度で上記原紙(1)をロールプレス加工し、これ
ら温度、圧力、速度を、 温度:90℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、このロールプレス加工の前後、
あるいは中間において少なくとも1回エンボス加工を行
なうことで、原紙(1)の表面に角部は丸みを帯びた凹
凸部(41)を形成するようにしていることを特徴とす
るあぶらとり紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21658296A JP3770424B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | あぶらとり紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21658296A JP3770424B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | あぶらとり紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033406A true JPH1033406A (ja) | 1998-02-10 |
JP3770424B2 JP3770424B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=16690681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21658296A Expired - Lifetime JP3770424B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | あぶらとり紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3770424B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002017445A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-22 | Three M Innovative Properties Co | 化粧用脂取りシート |
JP2005500094A (ja) * | 2001-06-07 | 2005-01-06 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多数の脂取りシートのパッケージ |
JP2006045690A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙の製造方法 |
JPWO2020230817A1 (ja) * | 2019-05-16 | 2021-10-28 | 凸版印刷株式会社 | 薄型フィルム、および、転写シート |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21658296A patent/JP3770424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002017445A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-22 | Three M Innovative Properties Co | 化粧用脂取りシート |
JP4618847B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2011-01-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 化粧用脂取りシート |
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JPWO2020230817A1 (ja) * | 2019-05-16 | 2021-10-28 | 凸版印刷株式会社 | 薄型フィルム、および、転写シート |
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---|---|
JP3770424B2 (ja) | 2006-04-26 |
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