JP2000287749A - あぶらとり紙の製造方法 - Google Patents

あぶらとり紙の製造方法

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JP2000287749A
JP2000287749A JP9543999A JP9543999A JP2000287749A JP 2000287749 A JP2000287749 A JP 2000287749A JP 9543999 A JP9543999 A JP 9543999A JP 9543999 A JP9543999 A JP 9543999A JP 2000287749 A JP2000287749 A JP 2000287749A
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JP9543999A
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Toshio Ichihara
敏生 市原
Setsuko Ichihara
節子 市原
Kozo Ichihara
孝三 市原
Junko Ichihara
順子 市原
Seizo Ichihara
誠三 市原
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ICHIHARA KK
SAIKYOSHA KK
Saikyosha Corp
Ichihara Co Ltd
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ICHIHARA KK
SAIKYOSHA KK
Saikyosha Corp
Ichihara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、且つ金箔打ち紙と同等以上の平
滑性及び強い吸収力を保持し、しかも両面の使用を可能
としたあぶらとり紙の製造方法を提供すること。 【解決手段】 厚さが10μm〜15μmの範囲内の合
成樹脂製のフィルム3と、坪量が8g/m2 〜15g/
2 の範囲内で比較的あぶら分の吸収力を備え、上記フ
ィルム3の上下面に対向して位置させた原紙1、2とを
受けローラー12と加圧ローラー11との間に移送す
る。温度が130℃〜150℃、圧力が12トン〜18
トン、速度が毎分4メートル〜6メートルの条件で上記
加圧ローラー11によりフィルム3と原紙1、2とを熱
圧着する。これにより、フィルム3の上下面に原紙1、
2をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙20を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔のあぶら分を吸
収する際に使用するあぶらとり紙の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、主に女性の化粧時に顔のあぶ
らを吸収させるのに用いられるあぶらとり紙としては金
箔打ち紙が使われている。つまり、古くから女性の化粧
紙として、又あぶら取り、にきび防止として使われてい
るあぶらとり紙(フェイスペーパー)は金箔打ち紙を原
紙としているものである。そして、この金箔打ち紙を原
紙としたあぶらとり紙は、あぶらの吸収力が非常に素晴
らしく、他の類似商品の追随を許さないほど高い評価を
得ている。なお、上記「金箔打ち紙」とは、仏像等に使
用する金箔を圧延して形成する際に用いる紙をいい、柿
渋などで特殊加工された極上和紙の間に圧延した純金を
挟み、この純金を挟んだ和紙を幾度も幾度も槌打ちして
金箔を形成する際に用いる和紙を言う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金箔打
ち紙を原紙とした化粧紙の製造方法は、手抄き和紙を何
度も何度もたたいて平滑性を付与し、吸収力を付けたも
のである。この平滑性を付与することで化粧紙の表面に
つるっとした感じを与え、化粧紙を顔に当てた場合に、
顔の肌への密着性を向上させると共に、金箔打ち紙によ
る吸収力を飛躍的に向上させている。しかし、上記のよ
うに金箔打ち紙を原紙とした化粧紙は、その製法に手間
が非常にかかるために、生産量も限られており、価格も
非常に高いものとなっている。また女性の化粧時におけ
る化粧紙としてのみ用途が限られている訳でもなく、特
に最近では女子大生はもちろん女子高生の間にも、化粧
ではなく顔のあぶら分を取って所謂顔がてかるのを防ぎ
たいということが一般的になっている。また、顔のあぶ
らを取ってにきびの防止に役立てたり、あるいは男性の
間でも最近では顔のあぶら分を取って清潔感を他人に与
えたいという風潮も一般的になってきている。
【0004】このように顔のあぶら分を取るためのあぶ
らとり紙は、男女の隔てなく、また年齢の大小に関係な
く多方面にわたって需要が増大してきている。それにも
かかわらず上述の製法による少量生産と高価格化によ
り、需要を満たすことができないのが現状である。特
に、あぶらとり紙の販売価格が高いので、なかなか買う
ことができないというのも実情である。そのため、低コ
ストで吸収力のあるあぶらとり紙の要望が女学生等の間
にもあるぐらいである。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、低コストで、且つ金箔打ち紙と同等以上の平滑
性及び強い吸収力を保持し、しかも両面の使用を可能と
したあぶらとり紙の製造方法を提供することを目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のあぶらとり紙の製造方法では、厚さが10μm
〜15μmの範囲内の合成樹脂製のフィルム3と、坪量
が8g/m2 〜15g/m2 の範囲内で比較的あぶら分
の吸収力を備え、上記フィルム3の上下面に対向して位
置させた原紙1、2とを受けローラー12と加圧ローラ
ー11との間に移送し、上記加圧ローラー11により所
定の温度、圧力、速度で、フィルム3と原紙1、2とを
熱圧着していき、これら温度、圧力、速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、フィルム3の上下面に原紙1、
2をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙20を製造するよ
うにしていることを特徴としている。
【0007】これにより、原紙1、2の間に合成樹脂製
のフィルム3が介装されることになり、一方の原紙1で
あぶら分を吸収しても、吸収したあぶら分がフィルム3
の存在により他方の原紙2へ滲みでることがなく、その
ため、両面の使用ができるものであり、非常に経済的な
あぶらとり紙20を提供できるものである。
【0008】請求項2記載のあぶらとり紙の製造方法で
は、坪量が8g/m2 〜15g/m 2 の範囲内で比較的
あぶら分の吸収力を備えた原紙1、2のうち一方の原紙
1の一面に熱可塑性樹脂26をコーティングして原紙
1’を製造し、この原紙1’の熱可塑性樹脂26のコー
ティング面と他方の原紙2とを対面させながら受けロー
ラー12と加圧ローラー11との間に移送し、上記加圧
ローラー11により所定の温度、圧力、速度で、原紙
1’、2とを熱圧着していき、これら温度、圧力、速度
を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱可塑性樹脂26の上下面に原
紙1、2をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙20を製造
するようにしていることを特徴としている。
【0009】これにより、原紙1、2の間に熱可塑性樹
脂26の層が介装されることになり、一方の原紙1であ
ぶら分を吸収しても、吸収したあぶら分が熱可塑性樹脂
26の存在により他方の原紙2へ滲みでることがなく、
そのため、両面の使用ができるものであり、非常に経済
的なあぶらとり紙20を提供できるものである。
【0010】請求項3記載のあぶらとり紙の製造方法で
は、予め薄いフィルム33の一面に熱可塑性樹脂34を
ウエットコートしたコーティングフィルム31を形成
し、重さが8〜15g/m2 の範囲内で比較的あぶら分
の吸収力を備えた原紙1の一面と上記コーティングフィ
ルム31の熱可塑性樹脂34面とを対面させながら加圧
ローラー11と受けローラー12との間に移送し、上記
加圧ローラー11により所定の温度、圧力、速度でコー
ティングフィルム31と原紙1とを熱圧着していき、こ
れら温度、圧力、速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱圧着によりコーティングフィ
ルム31の熱可塑性樹脂34を原紙1の一面に熱転写し
て原紙1’を製造し、次いで、原紙1と同じ材料からな
る原紙2と上記原紙1’とを対面させながら加圧ローラ
ー11と受けローラー12との間に移送し、上記加圧ロ
ーラー11により所定の温度、圧力、速度で原紙1、
1’を熱圧着していき、これら温度、圧力、速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱可塑性樹脂34の上下面に原
紙1、2をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙20を製造
するようにしていることを特徴としている。
【0011】これにより、原紙1、2の間に熱可塑性樹
脂34の層が介装されることになり、一方の原紙1であ
ぶら分を吸収しても、吸収したあぶら分が熱可塑性樹脂
34の存在により他方の原紙2へ滲みでることがなく、
そのため、両面の使用ができるものであり、非常に経済
的なあぶらとり紙20を提供できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明のあぶらとり紙の製
造方法を示す図であり、本発明のあぶらとり紙は基本的
に3層構造としたものである。上下に位置する原紙1、
2は、それぞれ上下の回動自在に軸支されているローラ
ー4、5に幾層にも巻装されている。また、真ん中の回
動自在に軸支されているローラー6には合成樹脂製のフ
ィルム3が同様に巻装されている。
【0013】上記原紙1、2は、同じ材料であり、原紙
1、2の坪量は、10g/m2 前後であり、柔らかくて
比較的あぶら分の吸収性のある巻取和紙や、レーヨン混
抄紙、あるいはある程度平滑性があり厚さが均一の巻取
洋紙を用いている。なお、原紙1の重さとしては8〜1
5g/m2 の範囲のものが適用されるが、上記の10g
/m2 の原紙1、2が好適例である。
【0014】上下の原紙1、2と真ん中のフィルム3と
がサンドイッチされる形でガイドローラー13、14を
介して無地エンボス加工装置10に送られる。この無地
エンボス加工装置10は、加圧ローラー11と受けロー
ラー12とで構成されている。受けローラー12は固定
された軸により回動自在に軸支されており、また、加圧
ローラー11は、軸により回動自在に軸支されていると
共に、上下方向に移動自在としてある。さらに、加圧ロ
ーラー11は、エアー等の加圧手段(図示せず)により
白抜きの矢印の方向に付勢されて受けローラー12側を
加圧するようになっている。
【0015】さらに、加圧ローラー11には、該加圧ロ
ーラー11を加熱するための加熱手段(図示せず)が設
けられており、加圧ローラー11と受けローラー12と
の間に各ローラー4〜6より送り出されてきたサンドイ
ッチ状の原紙1、2とフィルム3とが供給され、これら
原紙1、2とフィルム3とが加圧ローラー11により、
所定の速度でもって熱加圧されるようになっている。上
記無地エンボス加工装置10により、原紙1、2とフィ
ルム3とが加圧、加熱されて、本発明のあぶらとり紙2
0が製造されるものであり、このあぶらとり紙20が軸
により回動自在に軸支されている巻き取りローラー15
により巻き取られる。なお、各ローラー11、12、1
5等のモータ等による駆動手段は周知な構成なので、説
明は省略する。
【0016】なお、巻き取りローラー15にて巻き取ら
れたあぶらとり紙20は、所定幅の寸法と、連続した長
さを有しているので、巻き取りローラー15から更に巻
き出して、所定幅、所定長さの寸法に裁断される。この
寸法は例えば手のひらと同じ位の四角形の寸法であり、
顔のあぶら分を取る場合に適した大きさとしている。
【0017】ここで、無地エンボス加工装置10におけ
る原紙1、2とフィルム3へ加える温度、圧力、速度は
以下のように設定している。 温度 130℃〜150℃ 圧力 略15トン 速度 毎分4メートル〜6メートル
【0018】図2はあぶらとり紙20の拡大断面図を示
しており、フィルム3の上下面に原紙1、2を圧着した
サンドイッチ構造となっている。このように温度、圧
力、速度を、高温、高圧、低速により無地エンボス加工
装置10による無地ロールエンボス加工を1回行なうこ
とで、原紙1、2に平滑性と吸収力とを付与したあぶら
とり紙20を製造することができる。これらの条件以外
の条件で無地エンボス加工装置10による無地ロールエ
ンボス加工を行なった場合には、所望の平滑性、吸収力
が得られない。
【0019】ここで、原紙1、2とフィルム3の具体的
な材料として以下のようなものを用いている。 白川製紙社、大王製紙社製20g/m2 巻取色原紙 三和製紙社製20g/m2 細雪巻取原紙 なお、原紙1、2の重さとしては8〜15g/m2 が適
用可能であるが、上記の10g/m2 が好適例である。
また、フィルム3は、厚さが10μm〜15μmのポリ
エチレンフィルムなどの熱可塑性フィルムを用いてい
る。
【0020】無地エンボス加工装置10での無地ロール
エンボス加工は1回で、あぶらとり紙20において所望
の平滑性と吸収性が得られるが、さらに、平滑性と吸収
性を得る場合には、無地エンボス加工装置10での無地
ロールエンボス加工を複数回(例えば、2〜3回)行な
うようにしても良い。
【0021】ところで、上記フィルム3は通常は透明な
いし半透明なものを使用しているが、着色した任意の色
のフィルム3を用いたり、あるいは、原紙1、2を熱圧
着する前にフィルム3の一面、あるいは両面に販売会社
等のロゴやネームを印刷するようにしても良い。原紙
1、2は厚みが薄いので、フィルム3に任意にデザイン
して印刷した図柄や文字を視認することができる。これ
により、あぶらとり紙20を使用する毎に使用者に宣伝
効果を与えたり、着色による意匠的効果を発揮すること
ができる。また、フィルム3の面に印刷しているので、
あぶらとり紙20を顔の皮膚に当てても印刷のインキが
皮膚に付着することもない。
【0022】第1の実施の形態ではこのようにしてフィ
ルム3を上下の原紙1、2でサンドイッチ構造として無
地エンボス加工装置10により熱圧着してあぶらとり紙
20を形成したものであり、無地ロールエンボス加工に
よる熱圧着効果により優れた平滑性、吸収力を得ること
ができたものである。また、無地ロールエンボス加工の
回数も1回で済み、特にこの加工回数の大幅な減少によ
り製造コストを大幅に下げることができる。また、高価
な金箔打ち紙と同等あるいはそれ以上の平滑性、吸収力
を得ることができるようになった。これにより、安価で
抜群の吸収力を持ったあぶらとり紙20を製作すること
ができるようになったのである。特にあぶらとり紙20
の価格を従来の金箔打ち紙を用いて形成した場合と比べ
て約1/4にすることができた。
【0023】このように原紙1、2を巻取和紙、レーヨ
ン混抄紙、あるいは巻取洋紙を用いているので、従来の
手抄き和紙では表現できないカラフルなものや模様、デ
ザインをプリントしたもの等のあぶらとり紙20を容易
に形成することができる。また従来のように金箔打ち紙
を用いたり、金箔打ち紙による従来の製法ではなく、巻
取和紙等の原紙1を無地エンボス加工装置10による無
地ロールエンボス加工なので、あぶらとり紙20を容
易、且つ低コストに製作することができるものである。
【0024】更には、図2に示すように、上下面の原紙
1、2の間にフィルム3を介装してあぶらとり紙20を
形成しているので、一方の面で顔のあぶら分を吸収して
も、他方の面にあぶら分が滲むのをフィルム3にて阻止
でき、そのため、両面の使用が可能となり、非常に経済
的なあぶらとり紙20を提供することができる。
【0025】(第2の実施の形態)図3は第2の実施の
形態におけるあぶらとり紙の製造方法を示す図である。
すなわち、一方の原紙1(あるいは2)の片面に熱可塑
性樹脂をコーティングした後、別の工程で無地エンボス
加工装置10により無地ロールエンボス加工を行なって
あぶらとり紙を製造するものである。すなわち、先の第
1の実施の形態と同様の種類の原紙1を巻装しているロ
ーラー22から受けローラー23と加圧ローラー24に
送り、ここで熱可塑性樹脂26を原紙1の片面にコーテ
ィングするようにしている。
【0026】そして、熱可塑性樹脂26をコーティング
した原紙1’を巻き取りローラー27にて巻き取る。な
お、熱可塑性樹脂26として例えば、塩化ビニル、アク
リルが最適であるが、他の熱可塑性樹脂でも良い。ま
た、熱可塑性樹脂26を原紙1にコーティングするため
に、望ましくは水溶性の熱可塑性樹脂が適している。し
かし、水溶性でなくても通常の熱可塑性樹脂でも良い。
【0027】ここで、受けローラー23の下方には熱可
塑性樹脂26を貯留しておく容器25が配設されてお
り、受けローラー23の下部が容器25内の熱可塑性樹
脂26に漬かりながら回転する。これにより受けローラ
ー23の表面に熱可塑性樹脂26が付着して、ローラー
22から連続して送られてきた原紙1の下面に加圧ロー
ラー24の加圧時にコーティングされていく。そして原
紙1’の下面に塗布された熱可塑性樹脂26は、乾燥ゾ
ーン(図示せず)で乾燥されてコーティングされること
になる。この熱可塑性樹脂26がコーティングされた原
紙1’は巻き取りローラー27にて連続して巻き取られ
ていく。
【0028】次に、熱可塑性樹脂26を片面にコーティ
ングした原紙1’に先の実施の形態と同様に無地エンボ
ス加工装置10による無地ロールエンボス加工を行なっ
て平滑性、吸収力を付与する。すなわち、図4におい
て、図3で熱可塑性樹脂26をコーティングした原紙
1’はローラー4にて巻かれており、熱可塑性樹脂26
を下面側にしてローラー4から無地エンボス加工装置1
0へ送り、同時に原紙2もローラー5から無地エンボス
加工装置10へ送る。無地エンボス加工装置10の受け
ローラー12及び加圧ローラー11により第1の実施の
形態と同じ温度、加圧、速度の条件で無地ロールエンボ
ス加工を行なう。また、無地ロールエンボス加工の回数
も1回、あるいは2〜3回である。熱可塑性樹脂26を
コーティングした原紙1’と原紙2とを無地エンボス加
工装置10により無地ロールエンボス加工を行なってあ
ぶらとり紙20を形成し、この形成したあぶらとり紙2
0は巻き取りローラー15にて巻き取られていく。
【0029】なお、図3の工程において、形成した原紙
1’の熱可塑性樹脂26のコーティング面に第1の実施
の形態と同様に、任意の色を着色したり、任意の図柄や
文字を印刷するようにしても良い。そして、この印刷後
に、図4に示すように原紙1’と原紙2とを熱圧着して
あぶらとり紙20を形成するものである。この場合に
も、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0030】図5は図4に示す方法で製造したあぶらと
り紙20の拡大断面図を示すものである。このように、
第2の実施の形態では、原紙1の片面に熱可塑性樹脂2
6をコーティングし、この熱可塑性樹脂26をコーティ
ングした原紙1’と原紙2とを無地エンボス加工装置1
0により無地ロールエンボス加工を行なうことで、第1
の実施の形態と同様の効果、つまり、従来の金箔打ち紙
と同様な平滑性、吸収力を得ることができた。また、あ
ぶらとり紙20は原紙1、2の間に熱可塑性樹脂26が
位置しているので、あぶらとり紙20の両面をあぶら分
の吸収面とすることができ、非常に経済的なあぶらとり
紙20を提供することができる。
【0031】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態におけるあぶらとり紙の製造方法について説明する。
すなわち、極く薄いフィルムの片面に主として水溶性の
熱可塑性樹脂をウエットコートしたコーティングフィル
ムを形成し、このコーティングフィルムの樹脂面を原紙
の一面に無地ロールエンボス加工により熱転写し、さら
に熱転写した樹脂面側にさらに別の原紙を熱圧着してあ
ぶらとり紙を形成するようにしたものである。上記水溶
性の熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル、アクリル等を
用い、またフィルムとしては、厚さ12μm〜15μm
のポリエステルフィルムやポリプロピレンフィルム等を
用いている。また、水溶性の熱可塑性樹脂をフィルムに
コーティングする場合には、5〜10g/m2 の範囲で
ウエットコートしている。
【0032】図6において、無地エンボス加工装置10
による無地ロールエンボス加工は、図1の場合と基本的
には同じであり、また、原紙1の材料は先の実施の形態
の場合と同じである。無地エンボス加工装置10の入力
側には原紙1を巻装しているローラー4と、上述のコー
ティングフィルム31を巻装したローラー32とが配設
してある。また、無地エンボス加工装置10の出力側に
は樹脂を熱転写した原紙1’を巻き取る巻き取りローラ
ー17と、コーティングフィルム31の熱可塑性樹脂3
4(図8参照)を原紙1に熱転写して剥離したフィルム
33を巻き取るローラー36が配設されている。なお、
37はガイドローラーである。
【0033】次に、フィルム33、熱可塑性樹脂34、
原紙1、無地ロールエンボス加工における温度、圧力、
速度、加工回数等の具体実施例について説明する。 コーティングフィルム31を形成するための材質 フィルム33 :東洋紡社製ポリエステルフィルム 厚さ12μm 熱可塑性樹脂34:呉羽化学社製クレハロンDOA(登録商標) グラビアコーターにより熱可塑性樹脂34のクレハロン
DOA(45%)を、フィルム33のポリエステルフィ
ルム(12μm)の片面にウエット(8g/m 2 )コ
ートして、巻き取る。このようにして形成されたのがコ
ーティングフィルム31である。また、図6において上
述のようにして巻き取ったコーティングフィルム31を
ローラー32から無地エンボス加工装置10へ送り出す
ようにしている。
【0034】 原紙1としては以下のものが好適例で
ある。 白川製紙社、大王製紙社製10g/m2 巻取色原紙 三和製紙社製10g/m2 細雪巻取原紙 なお、原紙1の重さとしては8〜15g/m2 が適用可
能であるが、上記の10g/m2 が好適例である。
【0035】 無地エンボス加工装置10での条件 温度:130℃〜150℃ 圧力:略15トン 速度:毎分4M〜6M(Mはメートル) 無地ロールエンボス加工:1回
【0036】次に製造方法について説明する。ローラー
4及びローラー32から連続して原紙1及びコーティン
グフィルム31を無地エンボス加工装置10へ送り出
す。この時、ローラー32からのコーティングフィルム
31は熱可塑性樹脂34を下面にして送り出し、原紙1
の上面にコーティングフィルム31を沿わせながら無地
エンボス加工装置10にて上記の温度、圧力及び速度の
条件下で無地ロールエンボス加工を行なう。原紙1及び
コーティングフィルム31は無地エンボス加工装置10
の受けローラー12と加圧ローラー11により熱圧着さ
れて、原紙1の上面にコーティングフィルム31の熱可
塑性樹脂34が熱転写される。
【0037】この加圧ローラー11によるコーティング
フィルム31の熱可塑性樹脂34の熱転写の際にコーテ
ィングフィルム31のフィルム33が剥離され、この剥
離されたフィルム33はガイドローラー37を介してロ
ーラー17に巻き取られる。なお、フィルム33にコー
ティングする水溶性の熱可塑性樹脂34は、該フィルム
33へはコートが可能で、且つ加圧ローラー11による
熱転写の際には簡単に剥離できる材質を用いている。こ
のように、無地エンボス加工装置10にて原紙1にコー
ティングフィルム31の熱可塑性樹脂34を熱転写し、
剥離したフィルム33をローラー17にて巻き取ってい
き、フィルム33を剥離して、あぶらとり紙20を形成
する前の段階の原紙1’を形成する。
【0038】次に、熱可塑性樹脂34を片面に熱転写し
た原紙1’に先の実施の形態と同様に無地エンボス加工
装置10による無地ロールエンボス加工を行なって平滑
性、吸収力を付与する。すなわち、図7において、図6
で熱可塑性樹脂34を熱転写した原紙1’はローラー4
にて巻かれており、熱可塑性樹脂34を下面側にしてロ
ーラー4から無地エンボス加工装置10へ送り、同時に
原紙1と同じ材料からなる原紙2もローラー5から無地
エンボス加工装置10へ送る。無地エンボス加工装置1
0の受けローラー12及び加圧ローラー11により図6
の場合と同じ温度、加圧、速度の条件で無地ロールエン
ボス加工を行なう。また、無地ロールエンボス加工の回
数も1回、あるいは2〜3回である。熱可塑性樹脂34
を熱転写した原紙1’と原紙2とを無地エンボス加工装
置10により無地ロールエンボス加工を行なってあぶら
とり紙20を形成し、この形成したあぶらとり紙20は
巻き取りローラー15にて巻き取られていく。
【0039】ここで、図6の工程において、形成した原
紙1’の熱可塑性樹脂34の熱転写面に第1の実施の形
態と同様に、任意の色を着色したり、任意の図柄や文字
を印刷するようにしても良い。そして、この印刷後に、
図7に示すように原紙1’と原紙2とを熱圧着してあぶ
らとり紙20を形成するものである。この場合にも、第
1、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0040】図8は図7に示す方法で製造したあぶらと
り紙20の拡大断面図を示すものである。このように、
第3の実施の形態では、原紙1の片面に熱可塑性樹脂3
4を熱転写し、この熱可塑性樹脂34をコーティングし
た原紙1’と原紙2とを無地エンボス加工装置10によ
り無地ロールエンボス加工を行なうことで、第1、第2
の実施の形態と同様の効果、つまり、従来の金箔打ち紙
と同様な平滑性、吸収力を得ることができた。また、あ
ぶらとり紙20は原紙1、2の間に熱可塑性樹脂34が
位置しているので、あぶらとり紙20の両面をあぶら分
の吸収面とすることができ、非常に経済的なあぶらとり
紙20を提供することができる。
【0041】なお、このようにして仕上がった(巻き取
った)あぶらとり紙20を2〜3回下記の条件下で無地
ロールエンボス加工を行なうようにしても良い。 温度:100℃ 圧力:略15トン 速度:毎分10M この無地ロールエンボス加工はもちろん特に行なわなく
ても良い。
【0042】また、実際の製品として使用するために、
巻き取りローラー15にて巻き取ったあぶらとり紙20
を所定の寸法(例えば、手のひらと同じくらいの大き
さ)に裁断されることになる。
【0043】なお、本実施例では、無地エンボス加工装
置10による無地ロールエンボス加工における圧力値を
略15トンとしているが、原紙1、2の種類等によって
圧力値を12トン〜18トンの範囲で無地ロールエンボ
ス加工を行なうようにしても従来の金箔打ち紙と同等の
平滑性、吸収力を備えたあぶらとり紙20を形成するこ
とができる。上記略15トンの圧力値が好適例である。
【0044】
【発明の効果】本発明のあぶらとり紙の製造方法によれ
ば、フィルムや熱可塑性樹脂等が原紙の間に介装するこ
とになり、一方の原紙であぶら分を吸収しても、吸収し
たあぶら分は他方の原紙へ滲みでることがなく、そのた
め、両面の使用ができるものであり、非常に経済的なあ
ぶらとり紙を提供することができるものである。
【0045】また、箔打ち紙と同等の平滑性、吸収力
を得ることができ、製造コストが安価にでき、製品とし
てのあぶらとり紙を金箔打ち紙の場合と比べて約1/4
に下げることができて、非常に低コストのあぶらとり紙
を提供することができる。また、薄くて比較的吸収力の
よい一般的な原紙を使用しているので、カラフルなあぶ
らとり紙や、模様等をプリントしたあぶらとり紙を容易
に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるあぶらとり
紙を製造する場合の方法を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるあぶらとり
紙の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるあぶらとり
紙を製造する場合の方法を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるあぶらとり
紙を製造する場合の方法を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるあぶらとり
紙の拡大断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるあぶらとり
紙を製造する場合の方法を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるあぶらとり
紙を製造する場合の方法を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるあぶらとり
紙の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 原紙 2 原紙 3 フィルム 10 無地エンボス加工装置 11 加圧ローラー 12 受けローラー 20 あぶらとり紙 26 熱可塑性樹脂 34 熱可塑性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 節子 京都府京都市伏見区下鳥羽但馬町16番地 株式会社彩響舎内 (72)発明者 市原 孝三 滋賀県大津市稲葉台29番6号 株式会社い ちはら内 (72)発明者 市原 順子 滋賀県大津市稲葉台29番6号 株式会社い ちはら内 (72)発明者 市原 誠三 滋賀県大津市稲葉台29番6号 株式会社い ちはら内 Fターム(参考) 4F100 AJ05 AK01A AK01B AK01C AK04 AK07 AK15 AK25 AK41 AT00B BA03 BA08 BA10A BA10C DG10A DG10C EA021 EA061 EC032 EH012 EH032 EH461 EJ192 EK17 GB90 JB16A JB16B JB16C JD14 JD14A JD14C JK15 JL02 4L055 AH48 AJ02 BE02 BE08 BE14 EA08 EA20 EA23 EA26 FA11 FA14 GA46

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さが10μm〜15μmの範囲内の合成
    樹脂製のフィルム(3)と、坪量が8g/m2 〜15g
    /m2 の範囲内で比較的あぶら分の吸収力を備え、上記
    フィルム(3)の上下面に対向して位置させた原紙
    (1)(2)とを受けローラー(12)と加圧ローラー
    (11)との間に移送し、上記加圧ローラー(11)に
    より所定の温度、圧力、速度で、フィルム(3)と原紙
    (1)(2)とを熱圧着していき、これら温度、圧力、
    速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、フィルム(3)の上下面に原紙
    (1)(2)をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙(2
    0)を製造するようにしていることを特徴とするあぶら
    とり紙の製造方法。
  2. 【請求項2】坪量が8g/m2 〜15g/m2 の範囲内
    で比較的あぶら分の吸収力を備えた原紙(1)(2)の
    うち一方の原紙(1)の一面に熱可塑性樹脂(26)を
    コーティングして原紙(1’)を製造し、この原紙
    (1’)の熱可塑性樹脂(26)のコーティング面と他
    方の原紙(2)とを対面させながら受けローラー(1
    2)と加圧ローラー(11)との間に移送し、上記加圧
    ローラー(11)により所定の温度、圧力、速度で、原
    紙(1’)、(2)とを熱圧着していき、これら温度、
    圧力、速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱可塑性樹脂(26)の上下面
    に原紙(1)(2)をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙
    (20)を製造するようにしていることを特徴とするあ
    ぶらとり紙の製造方法。
  3. 【請求項3】予め薄いフィルム(33)の一面に熱可塑
    性樹脂(34)をウエットコートしたコーティングフィ
    ルム(31)を形成し、重さが8〜15g/m2 の範囲
    内で比較的あぶら分の吸収力を備えた原紙(1)の一面
    と上記コーティングフィルム(31)の熱可塑性樹脂
    (34)面とを対面させながら加圧ローラー(11)と
    受けローラー(12)との間に移送し、上記加圧ローラ
    ー(11)により所定の温度、圧力、速度でコーティン
    グフィルム(31)と原紙(1)とを熱圧着していき、
    これら温度、圧力、速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱圧着によりコーティングフィ
    ルム(31)の熱可塑性樹脂(34)を原紙(1)の一
    面に熱転写して原紙(1’)を製造し、 次いで、原紙(1)と同じ材料からなる原紙(2)と上
    記原紙(1’)とを対面させながら加圧ローラー(1
    1)と受けローラー(12)との間に移送し、上記加圧
    ローラー(11)により所定の温度、圧力、速度で原紙
    (1)(1’)を熱圧着していき、これら温度、圧力、
    速度を、 温度:130℃〜150℃ 圧力:12トン〜18トン 速度:毎分4メートル〜6メートル の条件で設定しておき、熱可塑性樹脂(34)の上下面
    に原紙(1)(2)をそれぞれ熱圧着してあぶらとり紙
    (20)を製造するようにしていることを特徴とするあ
    ぶらとり紙の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215857A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Taiki:Kk 化粧用脂取紙

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