JPS5941292A - 文字、模様付成型品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は１文字、模様付成型品の製造方法に関するもの
であり、その目的とするとこりは耐摩耗性ｔこ優ｎた文
字、模様等が２以上の面に施された成型品を容易な工程
にて製造する方法を提供することｔこある。

前記成型品のうち、ブツシュボタン式電話機、ｄ子卓上
計算礪、ダイプライター、ワードゾロセッサー、パーソ
ナルコンピューター等のキーボード部に多々使用されて
いる文字、模様付キーキャップについて、以下説明を行
う。

従来、この文字、模様付キーギャップを製造する方法と
しては種々あるが１本発明者は以前、各種物品への絵付
に利用されている転与シートを用いて、キーキャップ基
材の表面ｔこ文字、模様等のパターンを染色して形成す
る転写用パッドを利用した転写印ル１［方法を発明する
こと１こまり、耐摩耗性に優れた文字、模様付キーキャ
ップを得ることをこ成功した（待−昭５７−３８３８３
号）。この方法は、熱移行注染＠を含有するインキを用
いて文狐模様等の着色−が基体シート上に形成されてな
る転写シートを、キーギャップ基材の１被転写面上に前
記着ｔｑ層が接するように載置し、次に先端が曲面を呈
する弾性突起物を有する転写用パッドを用いて前！ａ転
写シートの基体シート側から押圧して削記層色層をシー
キャップ基材の被転写面とを密着せし−め、そのままの
状態でｍ熱染色処理することにより前記着色層内の熱移
行性染料を熱移行させて前記キーキャップ基材の表面に
所望の文字、模様等を染色せしめ、しかる後Ｏｎ記基体
ノートを除去することによりキーギャップ基材の被転写
圓に文字、模様等を染色して形成する方法である。

この転写用パッドを利用した転写印刷方法な実施するに
おいて、新たな課題が生じた。即ち昨今のエレクトロニ
クスの発達１こよりひとつの２−１こ多くの機能を持た
せることが可能となったことに伴い、その多くの機能を
ひとつの１−１ヤ、ブの表面かこ表現しなけれはならな
いことから、前記機能を表現する文字、模様等をシーキ
ャップの天面以外の面１例えは天面と前面とに形成しｌ
よければならないという課馳が生じた。

しかしながら前記課ｊｌ￥ＩＩｔこ応えんとして、キー
ギャップの天面と前面、あるいは側面とに文字、模様等
を形成しようとする際、前記広与用バッドを利用した転
写印刷方法をそのまま適用すると、天面と前面とに同時
に文字、記号等を形成することはできず、従って天面へ
の転写印刷工程と前面への転写印刷工程とを別々の工ｄ
で行わねばならないため、生産性に著しく劣るという問
題点が生じたのである。即ち、キーギャップ基材上ｔこ
転写シートを載置した後、転写用パッドを用いてキーキ
ャップ基材の被・広写面と転写シートの着色層とを密着
せしめる際、キーキャップの天面と前面とをこ同時に転
写シートの着色層ケ密着させることが困燻であるという
問題点が生じたのである。

本発明者らはｑｉｌ記問題点をこ鑑み１種々実験、考察
の結果、本発明を完成するに至ったものである。

即ち１本発明は熱移行性染料を含有するインキを用いて
文字、模様等の着色層が基体シート上１こ形成されてな
り、転写印刷時に前記青色層と披弘写体の２以上の被転
写面とが密着し得るよりにノλ−フガットあるいは破−
１線状の穿孔が設けられてなる転写シートを、破弘写体
のｌ破嘔写面上に前記青色層が接するようをこ載置する
ととも−こ伸張状部で固定し、次に先端が曲面を呈する
弾性突起物を有する転写用パッドを用いて別記転写シー
トの基体シート側から押圧することをこよりｍＪ記転与
シートを被祇写面の接触線で折曲させるとともに前記ハ
ーフカッ）　ｉ、（ｉ分あるいは破断線状の穿孔成分で
適宜切断させて前記着色層を前記被転写体の各被転写面
に密着せしめ、そのままの状態で加熱染色処場すること
により前記着色層内の熱移行性染料を熱移行させて前記
被転写体の２以上の表面に所望の文字、記号等を染色せ
しめ、しかる後前記基体シートを除去することを特徴と
する文字、模様付成型品の製造方法である。

以下、本発明を図面に基づいて詳細１こ説明する。

本発明に係る転写シート１は、基体シート２上をこ１文
字、模様等の着色層３が形成されてなるものを基本的な
層構成とするものであり、私イ印刷時に前、ｉＣ！着色
層８と被転写体であるキーキャップ基材４の２以上のａ
転写面とが同時に・ｆ看し得るようｔこバーフカ７ト５
あるいは破断線状のシ孔６が設けられていることを特徴
とするものである（第１図参照）。Ａｉｌ記ハーフカッ
トとは、基体シートの厚さ方向にｉｔ　Ｉ、て略半分の
厚みまでの切れ込みのことをいう。また前記破断線状の
穿孔とは、例えばミシン目等の基体シートを貫通した切
れ込みのことをいう。

前記転写シートｔこ設けるハーフカットあるいは破断線
状の穿孔の形状としては、転写用パッドの前記転写シー
トへの押圧により前記転写シートが被転写面の接触線で
折曲せしめられるとともに前記ハーフカット部分あるい
は破断線状の穿孔部分で適宜切断されて前記着色層がシ
ーキャップ基材の２以上の被転４ｍｔこ同時ｔこ密着す
ることができるようなものならよい（第３図乃至第６図
参照）。

本発明ｔこ係る転写シートに使用する基体シート２とし
ては、通常転写シート１こ用いるシート状物、例えば中
質紙、上質紙、クラフト紙等の非コート紙等の紙類、ア
ルミニウム等の金属箔、前記紙類と金属箔とをラミネー
トしたシート状物、あるいはプラスチックフィＶム等を
挙げることができる。

料を含有するインキを用いて、スクリーン印刷等の適宜
の手段にて所望の文字、模様等を印刷することをこより
形成する。前記着色層３は１文字等のパターンを染色す
るように形成するばかりでなく、キーキャップ基材の地
色を均一をこ染色するように形成したり、あるいは任意
の模様を染色するように形成することもＩＩＪ能である
ことは云うまでもない。即ち、前記基体シート上１こ、
均−着ｔ！３層が形成されてなる転写ジ−トン用いて転
写印刷すると。

キーキャップ基材の表面全部を均一な色に染色すること
が可能である。なお、前記均一着色層上−二定かこ文字
、記号等からなる着色層を形成しておくことｔこより、
キーキャップ基材の表面全部を均一な色に染色すると同
時（こ、文字、記号専のパターンを形成することも可能
である。

なお、前記した構成からなる転写シート−こハーフカッ
トあるいは破断線状の穿孔を設けるのは、前記着！３層
の印刷前であってもド１ｊ刷浸であってもよい。

本発明１こ係るキーキャップ基材の材質としては。

前記熱移行性染料で染色可能なものを用い、例えばポリ
ブチレンテレフタレート、ポリカーボネート等を挙げる
ことができる。

本発明をこ使用する転写用パッドとしては１例えばシリ
コンゴム等の弾性体が用いられ、またその形状としては
先端が曲面を呈する突起物を有するものを用いる。本発
明において、Ｏ１Ｊ記転写用パッドは転写シートの着色
層をキーキャップ基材の天面だけでなく、前面、側面等
−こ同時に密着させなければならないから、より柔軟な
ものを用いるとヨイ。ｍｌ　、ｔ　ｋｌ　、　硬度＋５
　（デュロミータン冒ンＡスケールポイント）以下のも
の、好ましくは硬度間以下のものを用いると好適である
。更ｔこ、ｌｉｉ］Ｉｆ［ｌ！転写用パッドをシーキャ
ップ基材の被転写面をこ密着させやすくするためｔこ予
め、転写用パッドの連性突起物をキーキャップ基材の形
状ｔこ即した形状ｔこ作成しておくとより好適である。

次ｔこ前記構成からなる転写シート及び転写用パッドを
用いて番−キャップ基材に文字、模様等を施す方法を説
明する。

先ず、転与シー）１を、番−キャップ基材４の１被転写
囲上に着色層３が接するようｔこ載置するとともｔこ伸
張状顛て固定する（第７図参照）。この段階では着色層
３はキーキャンプ基材４の１被転写面上に載置された状
態であり密着はなされていない。

次に転写用パワドアを用い、前記謄写シー）１の基体シ
ート２側から押圧することをこより、前記転与シー）１
をキーキャップ基材４の被転写面の接触線８で折曲させ
るとともｔこ前記ハーフカプト５部分あるいは破断線状
の穿孔６部分で退室切断させて前記着色層３をキーキャ
ップ基材４の２以上の被転写ｌに密着せしめる。こσ）
仏写シー）１の着色層８を番−キャップ基材４の２以上
の表面に密着せしめる工程は１本発明の特徴のひとつと
するところであり、かかる工程を更に詳しく説明する。

先ず（ｌｌａ写用バづドアの押圧ｔこより、転写シート
］の着色層ｑ８をキーキャップ基材４の天面に密着せし
める（第８図参照）。次に（２）更に転写用バフドアを
押圧し、転写シート１を被転写面の接触線８で折曲させ
るとともにハーフカット５部あるいは穿孔６部で適宜切
断せしめる（第９図参１１＠）。（３）更に転写用バッ
ド７を押圧し、転写シートｌの着色Ａ５＃３をキーダヤ
ノデ基材４の入面以外の被転写面１こ密着せしめる（第
１Ｏ図参照）。

その後、前記キーキャップ基材４の被転写面と前記着色
層３とを重着させたまま７Ｘ］熱染色処理を行う。この
ようにすることシこまって前記着色−３内の熱移行性染
料が熱移行し、ＯｉＪ記キーキャップ基材４の２以上の
表面を二所望の文字、模様等が形成される。前記加熱染
色処理する方法としては。

矛−キャップ基材かこ転写ノートの着色層を密着させる
前ｔこ予め、キーキャップ基材のみを加熱しておく方法
、ＪＰ−キャップ基材に転写シートの着色層を密着させ
た後、このままの状■で加熱雰囲気におく方法、あるい
はシーキャップ基材に転写シートの着色層を密着させる
際、加熱された転写用パッドを用いる方法等がある。

しかる後、前記基体シート２を除去することにより本発
明ｔこ係る文字、模様付キーキャップ９がｉられる（第
１１図参照）。

本発明ｔこ係る文字、模様付キーギャップの製造方法は
以上のような構成からなるものであるから次のような効
果を有する。即ち、シージャツブ基材の２以上の面、例
えば天面と前面とに同時に生産性よく文字、模様等を形
成することができるものである。更にキーギャップ基材
の表面全体を染色することができ、更にその表面に文字
等を形成することができるものである。

依って本発明は産業上利用１油値の極めて醍れたもので
ある。

１よお、以上の説明は文字、模様付シーキャップの製造
方法ｔこついて行ったが１本発明は被部写体とＬ”［−
一ルヤ・ノブをこ限定されるものではなく、熱移行性染
料で染色がｉＪ能なあらゆる成型品、例えば各種合成樹
脂成型品、陽極酸化皮膜を有するアルミニウム成型品、
各゛種樹脂を表面に伶布した金属成型品等１こ対して適
用が可能であることは云うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る転写シートの断面模式
図、第３図乃至第６図は転写シートに設けるハーフカッ
トあるいは破断線状の穿孔の形状の実施態様、第７図乃
至第１０図は本発明１こ係る転写印刷工程を示す断面模
式図、第１１図は本発明によって得られる文字付キーキ
ャップの斜視図を夫々示す。 図中、ｌ・・・・転写シート ２・・・・基体シート　　　　３・・・・着色層４＃・
・・キーキャップ基材　５・・・・７１−７カブト６・
・・・破断線状の穿孔　　７・・・・転写用／＜フド８
・・・・破−転写面の接触線 ９・・・・文字、模様付シーキ午）７゜特許出願人 日本写真印刷株式会社 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第１Ｏ図 第１／図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　熱移行性染料を含有するインキを用いて文字、模様
   等の着色層が基体シート上ｔこ形成さＪｔてなり、転写
   印刷時１こ前記着色層と被転写体の２以上の被転写面と
   が密着し得るようにハーフカットあるいは破断線状の穿
   孔が設けられてなる転写シートを、被転写体の１被転写
   面上に前記着色層が接するように載置するとともｔこ伸
   張状態で固定し１次に先端が曲面を呈する弾性突起物を
   有する転写用パッドを用いて＠＋Ｉ記転写シートの基体
   シートＩＩから押圧することをこより前記転写シートを
   ａ転８面の接触線で折曲させるとともに前記ハーフカッ
   ト部分あるいは破断線状の穿孔部分で適宜切断させて前
   記着色層をＡｉｌ記彼転写体の各被転写面に密着せしめ
   、そのままの状態で加熱染色処理することにより前記着
   色層内の熱移行性染料を熱移行させて前記被転写体の２
   以上の表面ｔこ所望の文字、記号等を染色せしめ、しか
   る後前記基体シートを除去することを特徴とする文字、
   模様付成型品の製造方法。 ２転写用パツドが、硬度◆５（デュロミータションＡス
   ケールポイント）以下のシリコン製弾性突起物を有する
   ものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の文字、模様付成型品の製造方法。