JP3377439B2 - 剥離紙と粘着シート及び剥離処理面加工方法 - Google Patents

剥離紙と粘着シート及び剥離処理面加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離紙と粘着シー
ト及び剥離処理面加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明者が既に提案した実用新案
登録公報第 2503717号に記載の粘着加工シートに重ねて
使用される剥離紙は、次のような多数の凹部を有するも
のが用いられてきた。即ち、凹部が、倒立四角錐台状の
場合に、その四角錐台の底面の正方形の各辺は、剥離紙
の長手方向(繊維の配置される方向)に対して、直角・
平行を向くように配置され、上記公報の図3のような四
角錐台状の小凸部が、粘着層表面に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような剥離紙を製造する際に、多数の小さな倒立四角錐
台状の凹部をエンボスロールを用いて形成しようとする
と、剥離紙用の帯状素材紙を繰出ロールから繰出して、
エンボスロールを通し、その後巻取りロールにて巻取る
時に繰出し及び巻取り張力を大きくしないと、素材に
「しわ」が発生する虞れがあった。しかしながら、繰出
し張力を大きくするためには、材料の巻強さを大きくし
なければならないが、巻強さを大きくすると、巻擦れが
起こっていた。
【0004】また、剥離紙に於て、凹部形成後に歪みが
生じて、波打ちを起こす虞れがあった。そして、極端な
場合には粘着層を積層する粘着加工ができなかった。し
かも、粘着加工ができた場合でも、粘着加工シートに反
りが生じて、表面への印刷等が困難となることがあっ
た。一方、材質がプラスチックフィルムの場合には、操
業速度を小さくしなければ所定の深さの凹部を形成する
ことができなかった。
【0005】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、凹部形成後に「しわ」や「歪み」を生じることがな
く能率よく良形の凹部が形成でき、かつ、粘着加工され
たシートの粘着特性に於ても有利さが得られる剥離紙
(フィルム)と、それによる粘着(加工)シートを、提
供することを目的とする。さらに、その製造方法(剥離
処理面加工方法)を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る剥離紙は、表面が剥離処理された帯状
素材紙の長手方向に対して30°〜60°の傾斜角度をもっ
て傾いた四辺により形成される四角形を底面とする独立
した多数の倒立四角錐台状の微小凹部を剥離処理面に配
置している。
【0007】また、本発明に係る粘着(加工)シート
は、表面が剥離処理された帯状素材紙の長手方向に対し
て30°〜60°の傾斜角度をもって傾いた四辺により形成
される四角形を底面とする独立した多数の倒立四角錐台
状の微小凹部を剥離処理面に配置した剥離紙と、この剥
離処理面に積層されて上記微小凹部内にまで充填された
独立した多数の微小凸部を有する粘着層と、この粘着層
に積層された表面シート体と、から構成されている。
【0008】また、上記倒立四角錐台の上記底面の一辺
の長さ寸法を0.1 mm〜2mmの範囲に設定し、かつ、凹部
の深さ寸法を0.003 mm〜0.1 mmの範囲に設定し、さら
に、隣り合う該凹部の間隔寸法を0.02mm〜2mmの範囲に
設定している。なお、好ましくは、上記四角形を、正方
形乃至菱形とする。
【0009】また、本発明に係る剥離処理面加工方法
は、周方向に対して30°〜60°の傾斜角度をもって傾い
た四辺により形成される四角形を底面とする独立した多
数の四角錐台状の微小凸部を表面に有するエンボスロー
ルを、表面が剥離処理された帯状素材紙に対して転動押
圧し、かつ、該帯状素材紙の長手方向に対して30°〜60
°の傾斜角度をもって傾いた四辺により形成される四角
形を底面とする独立した多数の倒立四角錐台状の微小凹
部を上記剥離処理面に形成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0011】図3に、剥離紙の素材を拡大して示し、こ
の素材紙11は、(長尺の)帯状であって、一般的にロー
ル巻きされている。そして、図3に示すように、シート
基材4と樹脂層5と補助樹脂層6とから成る。
【0012】なお、この剥離紙用の素材紙11は、シート
基材4の材質を、紙又はプラスチックフィルム等とした
ものであり、シート基材4の厚さ寸法Tは、25μm ≦T
≦250 μm とするのが好ましい。(即ち、本発明に於
て、シート基材4の材質が、プラスチックの場合も、
「剥離紙」と呼ぶこととする。)
【0013】図1は、本発明の剥離紙の実施の一形態を
示し、この剥離紙1は、(図3に示した)表面が剥離処
理された帯状素材紙11の長手方向Lに対して30°〜60°
の傾斜角度θをもって傾いた四辺により形成される正方
形を底面とする独立した多数の倒立四角錐台状の微小凹
部2…を、剥離処理面Cの全面に配置している。
【0014】具体的に説明すると、図2に示すように、
この剥離紙1は、独立した多数の微小凹部2…を剥離処
理面C側に有すると共にこの凹部2…に対応して形成さ
れた多数の小突隆部17…を他面D側に有する積層体3か
ら成る。なお、図7に示すように微小凹部2の形状とし
ては、長手方向Lに対して30°〜60°の傾斜角度θをも
って傾いた四辺より成る「菱形」を底面とする倒立四角
錐台状に構成するも、自由である。
【0015】さらに詳しく説明すると、この積層体3
は、(図2と図3に示したように、)シート状基材4
と、このシート状基材4の一面4aに被覆状に形成され
たポリエチレン等のプラスチック製の樹脂層5と、他面
4bに被覆状に形成された同様の素材の補助樹脂層6と
から構成される。なお、樹脂層5にはその上に剥離処理
が施される。
【0016】また、図8(イ)に示す如く、他面D側を
(図2の小突隆部17…を省略して)平坦面状とするも自
由である。つまり、補助樹脂層6が平面状態にある。あ
るいは、図8(ロ)に示す如く、他面D側に補助樹脂層
6を省略するも、自由である。
【0017】なお、図1と図2(又は図7と図8)に示
した凹部2…に於て、倒立四角錐台の底面の一辺の長さ
寸法Aを0.1 mm≦A≦2mmの範囲に設定し、かつ、凹部
2の深さ寸法Hを0.003 mm≦H≦0.1 mmの範囲に設定
し、さらに、隣り合う凹部2,2の間隔寸法Wを0.02mm
≦W≦2mmの範囲に設定する。
【0018】上述した値に設定した理由としては、倒立
四角錐台の底面の(正方形又は菱形の)一辺の長さ寸法
Aが、0.1 mmより小さい場合は、微細に過ぎ貼付け時に
かみ込む空気を排除するに不適であり、2mmより大きい
場合は、疎に過ぎ、やはり貼付け時にかみ込む空気を排
除するに難が発生する。
【0019】また、凹部2の深さ寸法Hが、0.003 mmよ
り小さい場合は、浅過ぎて貼付けた際にかみ込む空気を
排除できなくなり、0.1 mmより大きい場合は、深くな
り、これを埋める為の粘着剤の量が過大となり、粘着シ
ートの切断時に粘着剤がはみ出しを起こす等の不具合を
生ずる。さらに、凹部2,2の間隔寸法Wが、0.02mmよ
り小さい場合は、形成される空気排除溝が狭くなり、空
気を外方へ排除できない。2mmより大きい場合は、凸部
が疎となり所定の接着力が得られない。
【0020】ところで、帯状素材紙11は、繊維方向が長
手方向Lに配置されている。即ち、紙又はプラスチック
フィルムを製造する場合、材料を走行(長手)方向に各
種加工を行ってゆくため、繊維が走行方向である長手方
向に並ぶ。そのため、長手方向への強度が幅方向に比べ
て著しく大きい。
【0021】従って、この繊維を横切って───直角に
───凸部を喰込ませることは大変困難な作業である
が、本発明では、上述のように30°≦θ≦60°の傾斜を
もって微小凹部2の各辺が配置されるので、比較的小さ
な押圧力にて凹状加工ができる。
【0022】なお、帯状素材紙11のシート基材4を紙と
した場合、種々のものが使用可能であり、例えば坪量50
g/m2 〜200 g/m2 程度の上質紙を使用するも好ま
しい。そして、上述したように、紙の表面をポリエチレ
ン等でラミネートする。そのラミネートの厚さは、10μ
m 〜30μm とするのが好ましい。
【0023】また、ポリエステルフィルム等の硬質プラ
スチックを剥離フィルム(帯状素材紙11)に使うことが
多いが、この場合も本発明の方法により比較的小さな押
圧力にて凹状加工ができる。なお、プラスチックの材質
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル等が使用可能である。
【0024】次に、この剥離紙1の剥離処理面加工方法
について述べる。図4は剥離処理面加工のための装置の
全体簡略説明図である。図5は、それに用いられるエン
ボスロール8の拡大要部斜視図である。この図4と図5
に示すように、周方向Mに対して30°〜60°の傾斜角度
βをもって傾いた四辺により形成される正方形又は菱形
を底面とする独立した多数の四角錐台状の微小凸部7…
を表面全面に配置した鉄製エンボスロール8を形成す
る。
【0025】例えば、エンボスロール8の直径を300 mm
とし、さらに、微小凸部7は、上面の一辺の長さ寸法を
0.30mm、底面の一辺の長さ寸法を0.50mm、隣り合う凸部
7,7の間隔寸法を0.05mm、及び高さ寸法を0.065 mmで
あって、傾斜角度βを45°と設定する。
【0026】次に、上記エンボスロール8と対応させた
ペーパーロール(又はゴムロール)9を設け、ロール面
長1300mmのエンボスロール8の両端に所定の押圧力が加
えられる。そして、繰出ロール12に巻かれた長尺の(図
3の状態の)帯状素材紙11を矢印E方向に繰出し、エン
ボスロール8に向かって素材紙11を矢印J方向に走行さ
せる。
【0027】続いて、エンボスロール8、ペーパーロー
ル9はそれぞれ矢印F、G方向に転動しており、両ロー
ル8,9の間に帯状素材紙11が送りこまれて、上記凸部
7…に対応したθ=45°の凹部2…が、帯状素材紙11の
剥離処理面Cの全面に形成される(図1と図2参照)。
その後、剥離紙1は矢印K方向に走行して、巻取りロー
ル13に矢印P方向に巻取られる。
【0028】例えば、図3の状態の帯状素材紙11のシー
ト基材4を、坪量110 g/m2 の上質紙とした場合、繰
出張力及び巻出し張力を各30kg、50m/分の走行速度の
条件で形成すると、「しわ」が発生することなく、深さ
寸法Hが0.04mmの凹部2…が形成された。また、厚さ寸
法Tを0.038 mmとしたプラスチックフィルムに、同様の
条件で凹部2…を形成すると、深さ寸法Hが0.020 mmの
凹部2…が形成された。
【0029】この剥離紙1は、図6(イ)に示すよう
に、剥離処理面C側に、粘着剤が塗布され、一部は剥離
紙1の微小凹部2…内に充填される。つまり、微小凸部
19が形成される。その後、この粘着剤を乾燥させて粘着
層14を形成する。次に、粘着層14の剥離紙1側とは反対
面に表面シート体15の一面側を密着させ、粘着層14と剥
離紙1を相互に密着させて、粘着シート本体16とする。
この粘着シート本体16は、剥離紙1のみを容易に剥離除
去することができる。使用時には、剥離紙1を剥がし
て、表面シート体15を他の物体に、粘着層14を介して、
貼付けることができる。
【0030】なお、本発明は上述の実施の形態以外に
も、設計変更自由である。例えば、微小凹部2…は、底
面の一辺の長さ寸法A、深さ寸法H、及び隣り合う凹部
2,2の間隔寸法Wは、0.1 mm≦A≦2mm、0.003 mm≦
H≦0.1 mm、及び0.02mm≦W≦2mmの範囲で変更自由で
ある。また、図7に示した菱形とする以外に、平行四辺
形やその他の四角形としてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0032】(請求項1又はによれば、)剥離紙1の
長手方向に直角な方向と異なる向きをもつ辺により凹部
2…が形成されるので、従来よりも小さい押圧力と張力
で剥離処理面Cに凹部2…を形成することができる。か
つ、表面に「歪み」が少なく、「しわ」もない美しい剥
離紙1を形成できるので、粘着加工がしやすく、美しい
粘着シート本体16をつくることができる。
【0033】四角錐台の辺が長手方向に直角,平行であ
る従来の剥離紙に粘着加工した場合、粘着剤面に凸部が
形成されるが、それによってまた形成される凹溝部の深
さが直角,平行で異なり、粘着剤が塑性変形して谷部
(凹溝部)が埋められる時、直角方向が早く埋まり均等
とならない。この事はプラスチックに貼付け後に発生す
るガスを逃がす際に支障となるが、本発明によれば埋め
られる早さがいずれの方向へも均等になるので支障が減
少する。
【0034】(請求項2,3,5又は6によれば、)凹
状加工がしやすく、正確な凹部2…を形成できる。ま
た、粘着層14と他の物体との間に空気を貼り込むことが
なく、いわゆる「ふくれ」が生じない。しかも、粘着層
14とそれを貼付けた他の物体の間に発生したガスを自然
に抜くことができて、「ふくれ」が生じない。
【0035】(請求項によれば、)エンボスロール8
の表面に周方向Mに対して傾斜角度βをもって凸部7…
が形成されているので、剥離紙1の繊維方向からずれた
位置に凸部7…が押圧される。そのため、凸部7…が喰
込みやすいので、剥離紙1に、「歪み」や「しわ」を発
生することがなく、正確な凹部2…を形成できる。しか
も、速い操業速度で加工することができて、能率がよ
い。
【0036】また、粘着層14の表面の微小凸部19…間に
形成された凹溝部(谷部)の深さが、いずれの方向にも
均等化できて、貼付けた後に発生するガスを逃がす上
で、好ましい。言い換えると、(粘着シート16とし
て、)凹溝部(谷部)の方向性が無くなって、四方八方
へガスが逃げてゆくことで、「ふくれ」を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す要部拡大平面図で
ある。
【図2】図1のB−B拡大断面側面図である。
【図3】加工前の状態を示す拡大断面側面図である。
【図4】加工方法を示す簡略説明図である。
【図5】要部を拡大した斜視図である。
【図6】粘着シートとしての各種の実施の形態を示す拡
大断面側面図である。
【図7】図1に代わる変形例の要部拡大平面図である。
【図8】図2に代わる変形例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2 微小凹部 7 微小凸部 8 エンボスロール 11 帯状素材紙 14 粘着層 15 表面シート 16 粘着シート 19 微小凸部 A 長さ寸法 C 剥離処理面 H 深さ寸法 L 長手方向 M 周方向 W 間隔寸法 θ 傾斜角度 β 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09J 7/02 C09J 7/02 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 27/00 B32B 3/30 B32B 7/06 B32B 27/00 B32B 33/00 C09J 7/00 - 7/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が剥離処理された帯状素材紙11の長
    手方向Lに対して30°≦θ≦60°の傾斜角度θをもって
    傾いた四辺により形成される四角形を底面とする独立し
    た多数の倒立四角錐台状の微小凹部2…を剥離処理面C
    に配置したことを特徴とする剥離紙。
  2. 【請求項2】 上記倒立四角錐台の上記底面の一辺の長
    さ寸法Aを0.1mm≦A≦2mmの範囲に設定し、かつ、凹
    部2の深さ寸法Hを0.003 mm≦H≦0.1mmの範囲に設定
    し、さらに、隣り合う該凹部2,2の間隔寸法Wを0.02
    mm≦W≦2mmの範囲に設定した請求項1記載の剥離紙。
  3. 【請求項3】 四角形が正方形乃至菱形である請求項1
    又は2記載の剥離紙。
  4. 【請求項4】 表面が剥離処理された帯状素材紙11の長
    手方向Lに対して30°≦θ≦60°の傾斜角度θをもって
    傾いた四辺により形成される四角形を底面とする独立し
    た多数の倒立四角錐台状の微小凹部2…を剥離処理面C
    に配置した剥離紙と、この剥離処理面Cに積層されて上
    記微小凹部2…内にまで充填された独立した多数の微小
    凸部19を有する粘着層14と、この粘着層14に積層された
    表面シート体15と、から構成されたことを特徴とする
    着シート。
  5. 【請求項5】 上記倒立四角錐台の上記底面の一辺の長
    さ寸法Aを0.1mm≦A≦2mmの範囲に設定し、かつ、凹
    部2の深さ寸法Hを0.003 mm≦H≦0.1mmの範囲に設定
    し、さらに、隣り合う該凹部2,2の間隔寸法Wを0.02
    mm≦W≦2mmの範囲に設定した請求項4記載の粘着シー
    ト。
  6. 【請求項6】 四角形が正方形乃至菱形である請求項4
    又は5記載の粘着シート。
  7. 【請求項7】 周方向Mに対して30°≦β≦60°の傾斜
    角度βをもって傾いた四辺により形成される四角形を底
    面とする独立した多数の四角錐台状の微小凸部7…を表
    面に有するエンボスロール8を、表面が剥離処理された
    帯状素材紙11に対して転動押圧し、かつ、該帯状素材紙
    11の長手方向Lに対して30°≦θ≦60°の傾斜角度θを
    もって傾いた四辺により形成される四角形を底面とする
    独立した多数の倒立四角錐台状の微小凹部2…を上記剥
    離処理面Cに形成すること を特徴とする剥離処理面加工
    方法。
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