JPS61148014A - 合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用シ−ト - Google Patents

合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用シ−ト

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JPS61148014A
JPS61148014A JP27248384A JP27248384A JPS61148014A JP S61148014 A JPS61148014 A JP S61148014A JP 27248384 A JP27248384 A JP 27248384A JP 27248384 A JP27248384 A JP 27248384A JP S61148014 A JPS61148014 A JP S61148014A
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JP
Japan
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release sheet
synthetic resin
release
microscopic
sheet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27248384A
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English (en)
Inventor
Junichi Kanekawa
金川 順一
Hitoshi Okada
仁 岡田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、離型用シートの離型性面に形成されている微
小凸出群の微小凸出部と逆構成の微小凹部群表面を有す
る合成樹脂層、即ち、合成樹脂の艶消し表面を形成する
ための離型用ソートに関するものである。
〔従来の技術〕
離型性面に多数のエンボス模様が付されている離型用シ
ートを利用して合成樹脂の艶消し表面を形成する方法、
即ち、前記離型用シートの離型性面に各種の合成樹脂に
よる塗膜を形成し、次いで前記離型用シートを分離、除
去することにより、前記離型用シートにおける微小エン
ボス模様の凹凸と逆構成の凸凹がその表面に転写されて
いる合成樹脂層たる合成樹脂の艶消し表面を形成する方
法は、例えば合成皮革における各種しぼ模様の形成等に
広く利用されている方法である。
ところで、前記合成樹脂の艶消し表面を得る際に利用さ
れる離型用シートは、得られる合成樹脂層表面に多数の
微小凹部群を具備させ、該凹部群によって光の乱反射を
生じさせることにより前記合成樹脂層表面を艶消し表面
たらしめるものである。従って、前記離型用シートにお
ける離型性面は、得られる合成樹脂層のうち艶消し表面
としたい部分と対応する部分が、微小凸出部群に構成さ
れていることが必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然して、前記従来の合成樹脂の艶消し表面を形成するた
めの離型用シートは、離型性面における微小凸出部群を
構成する個々の微小凸出部の形状が、上半球状や直方体
、立方体等をなすものであシ、このため得られる合成樹
脂層における微小凹部群の微小凹部形状が、下半球状。
直方体、立方体等に形成される。かくして、前記形状の
多数の微小四部で構成される微小凹部群によって得られ
る合成樹脂の艶消し効果は、核部での光の減衰率が高い
ため、艶消し度の高いものとなるのが一般的である。
従って、艶消しされた部分とされていない部分との外観
の相違が大きく、特に部分的に艶消しされている艶消し
表面を有する合成樹脂層を形成した場合には、非艶消し
部と艶消し部との間の差が大きく、穏やかな外観の艶消
し効果を得ることができなかった。
これに対して、本発明の艶消し表面を形成するための離
型用シートを利用して得られる合成樹脂層表面における
微小凹部群を構成する微小凹部は、上方から内部に向か
って収斂する角錐体形状とされるので、該微小凹部群に
おける光の減衰効果が少なく、艶消し度のマイルドな艶
消し効果を発現するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用
シートは、離型用シートの離型性面に形成されている多
数の微小凸出部で構成されている微小凸出部群における
前記側々の微小凸出部が、外方に向かって収斂する角錐
体形状とされているものである。
前記離型用シートは、少なくとも片側表面が離型性面と
されていれば良く、単一のシートであっても、基材シー
トと該基材シート上に形成されている剥離用樹脂層とで
構成されるものであっても良いが、後者の基材シートと
剥離用樹脂層とで構成される離型用シートが一般的であ
る。
前記離型用シートにおける基材シートとしては、例えば
、片艶晒クラフト紙、クラフト紙、ロール紙、上質紙、
不織布等をはじめ、各種の樹脂フィルムやシート、アル
ミニウム等の金属箔、紙と樹脂フィルムや金属箔とのラ
ミネートシート等が利用される。また前記基材シート上
における剥離用樹脂層は、該層表面が離型性を有するも
のであることは勿論であるが、剥離用樹脂層表面にエン
ボスローラーやエンボスシートにおける凹凸模様が容易
に転写され、かつ転写された凹凸模様形状が剥離用樹脂
層表面に保持され得ることが必要であり、シリコーン系
樹□脂、アミノアルキッド樹脂やエポキン樹脂等で変性
した変性シリコーン樹脂、熱硬化性樹脂。
ポリオレフィン系樹脂等で構成されるのが一般的である
また、単一のシートで離型用シートを構成する場合は、
基材シートの表面を高級脂肪酸の金属酸塩で処理し、接
面を離型性面とする等して構成させ得るものである。
離型用シートの離型性面に形成されている微小凸出部群
は、多数の微小凸出部で構成されていることは勿論であ
るが、この微小凸出部群における単一の微小凸出部は、
その形状が、外方に向かって収斂する角錐体形状をなす
ものであり、微小凸出部群における微小凸出部の密度や
その高さ等は任意に調節し得るもので、単一の微小凸出
部群内における微小凸出部同士の間の高さや面積等も任
意に調節し得るものである。
尚、一般的には、微小凸出部群は約2300〜1000
0個/crn2程度の微小凸出部で構成され、単一の微
小凸出部の高さと微小凸出部たる角錐体の底面の面積と
は、ヘリオクリジョグラフの線数、角度、印圧等によシ
、要求される品質に適合した反射率が得られるように構
成されるものである。
更に、前記構成からなる離型用シートにおける微小凸出
部は、前記した通り、外方に向かって収斂する角錐体形
状で構成されるものであるが、本発明の目的である穏や
かな外観を呈する艶消し効果を最も良く発現し得るため
には、3角錐体、4角錐体、5角錐体、6角錐体等で構
成されるのが好ましい。
以上の通りの構成からなる本発明の合成樹脂の艶消し表
面を形成するための離型用シートは、少なくとも片側表
面が離型性面とされている離型用シートの前記離型性面
に、電子彫刻製版の一種であるヘリオクリジョグラフを
利用して得られた彫刻銅板を使用したエンボス板やエン
ボスロールによるエンボス模様を賦型することによって
容易に得られるものである。前記へりオクリショグラフ
による電子彫刻製版は、先端が角錐体をなしているダイ
ヤモンド針を彫刻ヘッド用の針として利用し、原紙にお
ける光透過率の犬、小に応じた光電流の強2弱によって
、彫刻ヘッドの針による切り込み深さが制御される機構
のもので、ヘリオクリジョグラフによる彫刻部たる凹部
は必然的に内部に向かって収斂する角錐体形状をなすも
ので、本発明の離型用シートを製造するためのエンボス
板もしくはエンボスロールを得る最も一般的な製版法が
前記へりオクリショグラフによる製版法である。
〔実施例〕
以下本発明の合成樹脂の艶消し表面を形成するための離
型用シートの具体的な構成を図面実施例に基いて説明す
る。
第1図及び第2図において符号1で表示される合成樹脂
の艶消し表面を形成するための離型用シートは、第3図
に示される構成の離型用シート先駆体2の離型性面にエ
ンボス加工が施された構成のものである。
即ち、第3図において符号2で表示される離型用シート
先駆体2は、143.5r/−〇片艶晒クラフト紙から
なる基材シート3と、該シート3の片面に融点162℃
のイクストルージョン用ポリゾロピレンをイクストルー
ジョンコートすることによって形成されている厚さ約3
0μの剥離用樹脂層4とで構成されているものである。
尚、前記剥離用樹脂層4は、予め成膜されているポリプ
ロピレンフィルムを接着剤で貼着することによっても容
易に形成されるものである。
然して、前記離型用シート先駆体2の離型性面即ち剥離
用樹脂層4面に、電子彫刻製版の一種であるへりオクリ
/ヨグラフを利用して得られた彫刻銅板を使用したエン
ボス板による二ンボス加工を、エンボス板の表面温度1
15°C1圧カフ0に9/cIrL2で実施し、前記第
1図及び第2図にて符号1で表示されるような構成から
なる本発明の合成樹脂の艶消し表面を形成するための離
型用シートを得た。
尚、前記へリオクリショグラフによる電子彫刻製版は、
ドツト格子模様を有する模様紙を原紙に使用し、先端が
4角錐体をなしているダイヤモンド針を彫刻ヘッド用の
針として利用したものである。
かくして、第1図及び第2図に示される本発明の合成樹
脂の艶消し表面を形成するための離型用シート1は、基
材シート3と該基材シート3上に形成されている剥離用
樹脂層5とから成るもので、前記剥離用樹脂層5は、外
方に向かって収斂する角錐体形状からなる微小凸出部6
゜6、・・・で構成される微小凸出部群7,7、・・・
を具備する構成とされているものである。
実験 以上の通りの構成からなる前記実施例品たる離型用シー
ト1の離型性面、即ち剥離用樹脂層5表面に、ウレタン
樹脂を固形分にて約30鋺2の割合で略均一に塗布し、
乾燥後、二液ウレタン樹脂系接着剤を固形分にて50 
f/rrlの割合に重ね塗りした後、更に、メリヤス製
基布を貼着。
乾燥した。次いで、前記得られた積層シートから離型用
シート1を剥離、除去したところ、離型用シート1にお
ける微小凸出部群7,7、・・と対応する面が、光の反
射力の弱い、穏やかな感じの艶消し効果を具現しており
、特に、艶消し効果の無い鏡面部分の光の反射性に対し
て違和感を抱かせることのないマイルドな艶消し表面を
有する合成樹脂層表面が得られた。
〔作用及び効果〕
本発明の合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用
シートは以上の通りの構成からなるもので、離型用シー
トの離型性面に形成されている微小凸出部群における個
々の微小凸出部の構成が、外方に向かって収斂する角錐
体形状をなすものであるから、前記離型用シートを利用
して得られる合成樹脂層表面には、内方に向かって収斂
する微小角錐体形状の多数の凹部群が形成されるので、
光の反射力の弱い、穏やかな感じの艶消し効果が得られ
、高品位感を呈する合成樹脂の艶消し表面が得られると
いう作用。
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の合成樹脂の艶消し表面を形成するため
の離型用シートの一実施例品を模型的に示す拡大断面端
面図、第2図はその正面図、第3図は第1図の離型用シ
ートの先駆体たる離型用シート先駆体を模型的に示す拡
大断面図である。 1:合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用シー
ト、3:基材シート、5:剥離用樹脂層、6:微小凸出
部、7:微小凸出部群。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも片側表面が離型性面とされており、か
    つ、前記離型性面には、多数の、外方に向かつて収斂す
    る角錐体形状の微小凸出部で構成される微小凸出部群が
    形成されていることを特徴とする合成樹脂の艶消し表面
    を形成するための離型用シート。
  2. (2)少なくとも片側表面が離型性面とされている離型
    用シートが、基材シートと該基材シート上に形成されて
    いる剥離用樹脂層とで構成されている特許請求の範囲第
    1項記載の合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型
    用シート。
  3. (3)少なくとも片側表面が離型性面とされている離型
    用シートが、単一のシートで構成されている特許請求の
    範囲第1項記載の合成樹脂の艶消し表面を形成するため
    の離型用シート。
  4. (4)微小凸出部群が、離型性面の全面に略均一に形成
    されている特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂の艶消
    し表面を形成するための離型用シート。
  5. (5)微小凸出部群が、離型性面に部分的に形成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂の艶消し表面
    を形成するための離型用シート。
JP27248384A 1984-12-24 1984-12-24 合成樹脂の艶消し表面を形成するための離型用シ−ト Withdrawn JPS61148014A (ja)

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Cited By (4)

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