JPH1032984A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH1032984A JPH1032984A JP8184460A JP18446096A JPH1032984A JP H1032984 A JPH1032984 A JP H1032984A JP 8184460 A JP8184460 A JP 8184460A JP 18446096 A JP18446096 A JP 18446096A JP H1032984 A JPH1032984 A JP H1032984A
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- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷の制御に必要なパラメータの初期値をユ
ーザー側において極めて簡単に設定できるようして多様
な制御モードを容易に実現可能とすること。 【解決手段】 CPU15は、インバータ主回路13を
通じた誘導電動機12の可変速制御を、設定値RAM1
6に格納されたパラメータ設定値に基づいて実行する。
設定値保存部17は、設定値RAM16と同じデータを
格納可能になっている。初期値定義部18は、メーカー
側で用意したパラメータの初期値を格納して成る。初期
値格納部19は、設定表示部14を通じたユーザー側の
定義によるパラメータ初期値を格納できる。パラメータ
初期化手段20は、初期値定義部18に格納されたパラ
メータ初期値を、設定値RAM16及び設定値保存部1
7へ転送する。補助パラメータ初期化手段21は、初期
値格納部19に格納されたパラメータ初期値を、設定値
RAM16及び設定値保存部17へ転送する。初期値初
期化手段22は、初期値定義部18に格納されたパラメ
ータの初期値を、設定値RAM16、設定値保存部17
及び初期値格納部19へ転送する。
ーザー側において極めて簡単に設定できるようして多様
な制御モードを容易に実現可能とすること。 【解決手段】 CPU15は、インバータ主回路13を
通じた誘導電動機12の可変速制御を、設定値RAM1
6に格納されたパラメータ設定値に基づいて実行する。
設定値保存部17は、設定値RAM16と同じデータを
格納可能になっている。初期値定義部18は、メーカー
側で用意したパラメータの初期値を格納して成る。初期
値格納部19は、設定表示部14を通じたユーザー側の
定義によるパラメータ初期値を格納できる。パラメータ
初期化手段20は、初期値定義部18に格納されたパラ
メータ初期値を、設定値RAM16及び設定値保存部1
7へ転送する。補助パラメータ初期化手段21は、初期
値格納部19に格納されたパラメータ初期値を、設定値
RAM16及び設定値保存部17へ転送する。初期値初
期化手段22は、初期値定義部18に格納されたパラメ
ータの初期値を、設定値RAM16、設定値保存部17
及び初期値格納部19へ転送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の可変速制
御に使用されるインバータ装置に関する。
御に使用されるインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置にあっては、その運転仕
様や制御仕様などを決定するためのインバータ制御条件
項目を数値パラメータとして有しており、そのパラメー
タの設定状態に応じて、誘導電動機の可変速制御を多様
なモードで行い得るようにしている。
様や制御仕様などを決定するためのインバータ制御条件
項目を数値パラメータとして有しており、そのパラメー
タの設定状態に応じて、誘導電動機の可変速制御を多様
なモードで行い得るようにしている。
【0003】図10には、この種のインバータ装置の構
成例が示されている。この図10において、インバータ
装置1は、誘導電動機2に可変電圧・可変周波数の交流
出力を与えるためのインバータ主回路3、パラメータの
設定値を入力などを行うための設定表示部4、誘導電動
機2を上記設定値に従って監視しながら可変速制御する
ためのCPU5、入力された設定値を格納するための設
定値RAM6、この設定値RAM6と同一のアドレス構
成とされて同じデータを格納するための設定値保存部
7、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
部8とを備えた構成となっている。尚、上記設定値保存
部7は書き込み可能な不揮発性メモリにより構成され、
上記初期値定義部8は書き込み不可能な不揮発性メモリ
により構成されている。
成例が示されている。この図10において、インバータ
装置1は、誘導電動機2に可変電圧・可変周波数の交流
出力を与えるためのインバータ主回路3、パラメータの
設定値を入力などを行うための設定表示部4、誘導電動
機2を上記設定値に従って監視しながら可変速制御する
ためのCPU5、入力された設定値を格納するための設
定値RAM6、この設定値RAM6と同一のアドレス構
成とされて同じデータを格納するための設定値保存部
7、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
部8とを備えた構成となっている。尚、上記設定値保存
部7は書き込み可能な不揮発性メモリにより構成され、
上記初期値定義部8は書き込み不可能な不揮発性メモリ
により構成されている。
【0004】また、図10中のパラメータ初期化手段9
は、CPU5の制御プログラムによって実現されたもの
で、初期値定義部8から読み出した初期値を、前記設定
値RAM6及び設定値保存部7へ転送する機能を備えた
構成とされている。
は、CPU5の制御プログラムによって実現されたもの
で、初期値定義部8から読み出した初期値を、前記設定
値RAM6及び設定値保存部7へ転送する機能を備えた
構成とされている。
【0005】前記設定表示部4は、設定値を入力するた
めのスイッチ部4a、このスイッチ部4aにより入力さ
れた設定値及びパラメータの現在の運転状況を表示する
ための表示部4bを含んで構成されている。この場合、
スイッチ部4aにより入力された設定値は、設定値RA
M6に格納される同時に、設定値保存部7にも格納され
る。
めのスイッチ部4a、このスイッチ部4aにより入力さ
れた設定値及びパラメータの現在の運転状況を表示する
ための表示部4bを含んで構成されている。この場合、
スイッチ部4aにより入力された設定値は、設定値RA
M6に格納される同時に、設定値保存部7にも格納され
る。
【0006】電源投入時には、設定値保存部7に格納さ
れている設定値が設定値RAM6に転送されて格納され
る。また、初期値定義部8に格納されている初期値は、
設定表示部4の操作に応じてパラメータ初期化手段9の
動作が指示されたときに、設定値RAM6及び設定値保
存部7へ転送されて格納される。
れている設定値が設定値RAM6に転送されて格納され
る。また、初期値定義部8に格納されている初期値は、
設定表示部4の操作に応じてパラメータ初期化手段9の
動作が指示されたときに、設定値RAM6及び設定値保
存部7へ転送されて格納される。
【0007】CPU5は、設定値RAM6に格納されて
いる設定値に従って出力電圧及び出力周波数などを演算
し、その演算結果に基づいてインバータ主回路3を制御
することにより誘導電動機2の可変速運転を行うように
なっている。
いる設定値に従って出力電圧及び出力周波数などを演算
し、その演算結果に基づいてインバータ主回路3を制御
することにより誘導電動機2の可変速運転を行うように
なっている。
【0008】図11には、パラメータの設定例が示され
ており、当該パラメータは、その種類(パラメータ名及
びその機能名)毎に、設定値の範囲を示すデータと初期
値を示すデータとが組み合わされることを示している。
ており、当該パラメータは、その種類(パラメータ名及
びその機能名)毎に、設定値の範囲を示すデータと初期
値を示すデータとが組み合わされることを示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、インバータ
装置にあっては、電動機の可変速制御を行うために複数
種類のパラメータについて設定値及び初期値を予め格納
しておかねばならない。従って、インバータ装置により
多様な可変速制御仕様を得るためには、各仕様毎にパラ
メータの初期化及び当該仕様に応じたパラメータの設定
を行う必要がある。このため、多数台のインバータ装置
が設けられている場合において、それらの仕様変更をユ
ーザー側で行う場合には、1台毎に複数種類のパラメー
タを再設定するという煩雑な操作を行う必要となり、従
って、その操作のための所要時間が膨大になるなど、極
めて非実用であった。
装置にあっては、電動機の可変速制御を行うために複数
種類のパラメータについて設定値及び初期値を予め格納
しておかねばならない。従って、インバータ装置により
多様な可変速制御仕様を得るためには、各仕様毎にパラ
メータの初期化及び当該仕様に応じたパラメータの設定
を行う必要がある。このため、多数台のインバータ装置
が設けられている場合において、それらの仕様変更をユ
ーザー側で行う場合には、1台毎に複数種類のパラメー
タを再設定するという煩雑な操作を行う必要となり、従
って、その操作のための所要時間が膨大になるなど、極
めて非実用であった。
【0010】このようにユーザー側の負担が増える事態
に対処するために、従来では、インバータ装置の提供者
側(メーカー側)において、ユーザーが要求すると考え
られる可変速制御を実現できる複数種類のパラメータ初
期値を予め準備し、これを図10に示したように、初期
値定義部8に格納しておくことが行われている。
に対処するために、従来では、インバータ装置の提供者
側(メーカー側)において、ユーザーが要求すると考え
られる可変速制御を実現できる複数種類のパラメータ初
期値を予め準備し、これを図10に示したように、初期
値定義部8に格納しておくことが行われている。
【0011】しかしながら、このような従来構成では、
ユーザー側で必要なパラメータの初期値を設定すること
ができなかったため、ユーザー側で必要とする初期値
が、メーカー側で準備された初期値と異なる場合には、
その初期値の再設定操作が不可能になるという問題点が
あった。このような問題点に対処するために、従来で
は、メーカー側に初期値の変更作業(例えば不揮発性メ
モリより成る初期値定義部8を差し替える作業)を依頼
することが行われているが、これではユーザー側におい
てインバータ装置を稼働可能な状態にするまでに膨大な
時間を要するなどの問題点が出てくる。
ユーザー側で必要なパラメータの初期値を設定すること
ができなかったため、ユーザー側で必要とする初期値
が、メーカー側で準備された初期値と異なる場合には、
その初期値の再設定操作が不可能になるという問題点が
あった。このような問題点に対処するために、従来で
は、メーカー側に初期値の変更作業(例えば不揮発性メ
モリより成る初期値定義部8を差し替える作業)を依頼
することが行われているが、これではユーザー側におい
てインバータ装置を稼働可能な状態にするまでに膨大な
時間を要するなどの問題点が出てくる。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、負荷の制御に必要なパラメータの初
期値をユーザー側において極めて簡単に設定できるよう
になって、多様な制御モードを容易に実現可能となるイ
ンバータ装置を提供することにある。
あり、その目的は、負荷の制御に必要なパラメータの初
期値をユーザー側において極めて簡単に設定できるよう
になって、多様な制御モードを容易に実現可能となるイ
ンバータ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、インバータ制御条件を決定するパラメータ
の設定及び初期化に必要な操作を行うための操作手段
と、負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を与え
るためのインバータ主回路と、設定されたパラメータに
従い前記インバータ主回路の出力制御を行う制御手段
と、この制御手段による出力制御に供するために前記パ
ラメータの設定値を格納する設定値RAMと、この設定
値RAMと同一の設定値を格納するように設けられた書
き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保存手段
と、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
手段と、この初期値定義手段に格納された初期値を、前
記操作手段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値
保持手段へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバ
ータ装置において、前記操作手段を通じて入力されるパ
ラメータの初期値を格納するように設けられた書き込み
可能な不揮発性メモリより成る初期値格納手段と、この
初期値格納手段に格納された初期値を、前記操作手段の
操作に応じて前記設定値RAM及び設定値保持手段へ転
送する補助設定値初期化手段と、前記初期値定義手段に
格納された初期値を、前記操作手段の操作に応じて前記
設定値RAM、設定値保持手段及び初期値格納手段へ転
送する初期値初期化手段とを備えた構成としたものであ
る(請求項1)。
するために、インバータ制御条件を決定するパラメータ
の設定及び初期化に必要な操作を行うための操作手段
と、負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を与え
るためのインバータ主回路と、設定されたパラメータに
従い前記インバータ主回路の出力制御を行う制御手段
と、この制御手段による出力制御に供するために前記パ
ラメータの設定値を格納する設定値RAMと、この設定
値RAMと同一の設定値を格納するように設けられた書
き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保存手段
と、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
手段と、この初期値定義手段に格納された初期値を、前
記操作手段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値
保持手段へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバ
ータ装置において、前記操作手段を通じて入力されるパ
ラメータの初期値を格納するように設けられた書き込み
可能な不揮発性メモリより成る初期値格納手段と、この
初期値格納手段に格納された初期値を、前記操作手段の
操作に応じて前記設定値RAM及び設定値保持手段へ転
送する補助設定値初期化手段と、前記初期値定義手段に
格納された初期値を、前記操作手段の操作に応じて前記
設定値RAM、設定値保持手段及び初期値格納手段へ転
送する初期値初期化手段とを備えた構成としたものであ
る(請求項1)。
【0014】このような構成によれば、設定値保存手段
中の設定値の編集を行うときには、操作手段により編集
対象のパラメータの選択及び設定値の書き込みを行う。
また、初期値格納手段中の設定値をユーザー側の定義に
基づいて編集するときにも、操作手段により編集対象の
パラメータの選択及び設定値の書き込みを行う。
中の設定値の編集を行うときには、操作手段により編集
対象のパラメータの選択及び設定値の書き込みを行う。
また、初期値格納手段中の設定値をユーザー側の定義に
基づいて編集するときにも、操作手段により編集対象の
パラメータの選択及び設定値の書き込みを行う。
【0015】インバータ制御条件に関する全設定値を、
初期値定義手段に格納された初期値に置き換える場合に
は、その初期値定義手段に格納されている初期値を、パ
ラメータ初期化手段を通じて設定値RAM及び設定値保
存手段へ転送すれば良い。
初期値定義手段に格納された初期値に置き換える場合に
は、その初期値定義手段に格納されている初期値を、パ
ラメータ初期化手段を通じて設定値RAM及び設定値保
存手段へ転送すれば良い。
【0016】また、インバータ制御条件に関する全設定
値を、ユーザーが定義した初期値格納手段中の初期値に
置き換える場合には、その初期値格納手段に格納されて
いる初期値を、補助パラメータ初期化手段を通じて設定
値RAM及び設定値保存手段へ転送すれば良い。
値を、ユーザーが定義した初期値格納手段中の初期値に
置き換える場合には、その初期値格納手段に格納されて
いる初期値を、補助パラメータ初期化手段を通じて設定
値RAM及び設定値保存手段へ転送すれば良い。
【0017】従って、操作手段を通じてユーザーが定義
した初期値を初期値格納手段に格納しておくことができ
ると共に、操作手段を通じた簡単な操作によって、当該
初期値格納手段に格納された初期値を負荷の制御に必要
なパラメータの初期値として利用できるようになる。こ
の結果、負荷の制御条件を、ユーザー側において極めて
簡単に設定できるようになって、多様な制御モードを容
易に実現できるようになる。
した初期値を初期値格納手段に格納しておくことができ
ると共に、操作手段を通じた簡単な操作によって、当該
初期値格納手段に格納された初期値を負荷の制御に必要
なパラメータの初期値として利用できるようになる。こ
の結果、負荷の制御条件を、ユーザー側において極めて
簡単に設定できるようになって、多様な制御モードを容
易に実現できるようになる。
【0018】勿論、パラメータ初期値を予め格納して成
る初期値定義手段が設けられていると共に、この初期値
定義手段に格納された初期値を、操作手段を通じた操作
によって負荷の制御に必要な初期値として利用できる構
成となっているから、ユーザー側の負担が不要に増える
虞がなくなるものである。
る初期値定義手段が設けられていると共に、この初期値
定義手段に格納された初期値を、操作手段を通じた操作
によって負荷の制御に必要な初期値として利用できる構
成となっているから、ユーザー側の負担が不要に増える
虞がなくなるものである。
【0019】また、インバータ制御条件を決定するパラ
メータの設定及び初期化に必要な操作を行うための操作
手段と、負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を
与えるためのインバータ主回路と、設定されたパラメー
タに従い前記インバータ主回路の出力制御を行う制御手
段と、この制御手段による出力制御に供するために前記
パラメータの設定値を格納する設定値RAMと、この設
定値RAMと同一の設定値を格納するように設けられた
書き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保存手段
と、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
手段と、この初期値定義手段に格納された初期値を、前
記操作手段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値
保持手段へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバ
ータ装置において、複数のパラメータ名を1点の大分類
パラメータ名に割り当てた状態の情報を前記操作手段を
通じて格納可能なデータ別情報保持手段と、このデータ
別情報保持手段に格納されたパラメータ名により示され
るパラメータ毎の初期値を格納可能なデータ別初期値格
納手段と、前記データ別情報保持手段及びデータ別初期
値格納手段の格納データにより示される複数種類のパラ
メータ毎の初期値を、前記操作手段の操作に応じて前記
設定値RAM及び設定値保存手段へ転送するデータ別パ
ラメータ初期化手段と、前記初期値定義手段から読み出
したパラメータの初期値を、前記操作手段の操作に応じ
て設定値RAM、設定値保存手段及びデータ別初期値格
納手段へ転送するデータ別初期値初期化手段とを備えた
構成とすることもできる(請求項2)。
メータの設定及び初期化に必要な操作を行うための操作
手段と、負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を
与えるためのインバータ主回路と、設定されたパラメー
タに従い前記インバータ主回路の出力制御を行う制御手
段と、この制御手段による出力制御に供するために前記
パラメータの設定値を格納する設定値RAMと、この設
定値RAMと同一の設定値を格納するように設けられた
書き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保存手段
と、前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義
手段と、この初期値定義手段に格納された初期値を、前
記操作手段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値
保持手段へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバ
ータ装置において、複数のパラメータ名を1点の大分類
パラメータ名に割り当てた状態の情報を前記操作手段を
通じて格納可能なデータ別情報保持手段と、このデータ
別情報保持手段に格納されたパラメータ名により示され
るパラメータ毎の初期値を格納可能なデータ別初期値格
納手段と、前記データ別情報保持手段及びデータ別初期
値格納手段の格納データにより示される複数種類のパラ
メータ毎の初期値を、前記操作手段の操作に応じて前記
設定値RAM及び設定値保存手段へ転送するデータ別パ
ラメータ初期化手段と、前記初期値定義手段から読み出
したパラメータの初期値を、前記操作手段の操作に応じ
て設定値RAM、設定値保存手段及びデータ別初期値格
納手段へ転送するデータ別初期値初期化手段とを備えた
構成とすることもできる(請求項2)。
【0020】このような構成によれば、ユーザー側にお
いて、操作手段を通じて1点の大分類パラメータついて
の設定値を設定することにより、多数の小分類パラメー
タについての初期値を設定値RAM及び設定値保存手段
へ一括して転送することが可能となり、ユーザー側での
操作を簡単化できるようになる。
いて、操作手段を通じて1点の大分類パラメータついて
の設定値を設定することにより、多数の小分類パラメー
タについての初期値を設定値RAM及び設定値保存手段
へ一括して転送することが可能となり、ユーザー側での
操作を簡単化できるようになる。
【0021】上記のような各インバータ装置において、
インバータ制御の実行時における各種データを保存する
ための実行データ保存手段と、インバータ制御の実行時
に得られるデータを、前記実行データ保持手段に保持す
べきか否かを示すデータ保持条件を保存するための保持
条件保存手段と、前記実行データ保持手段中のデータを
前記初期値格納手段へ前記パラメータの初期値として転
送する実行データ設定手段とを設ける構成とすることも
できる(請求項3)。
インバータ制御の実行時における各種データを保存する
ための実行データ保存手段と、インバータ制御の実行時
に得られるデータを、前記実行データ保持手段に保持す
べきか否かを示すデータ保持条件を保存するための保持
条件保存手段と、前記実行データ保持手段中のデータを
前記初期値格納手段へ前記パラメータの初期値として転
送する実行データ設定手段とを設ける構成とすることも
できる(請求項3)。
【0022】このような構成によれば、インバータ制御
の実行時において、データ保持条件が成立したときの各
種データを、実行データ保持手段に自動的に保存できる
ため、パラメータの設定値及び初期値を、操作手段を利
用しなくても自動的に調整可能となると共に、その実行
データ保持手段の保存データを初期値格納手段にパラメ
ータの初期値として保存することが可能になる。
の実行時において、データ保持条件が成立したときの各
種データを、実行データ保持手段に自動的に保存できる
ため、パラメータの設定値及び初期値を、操作手段を利
用しなくても自動的に調整可能となると共に、その実行
データ保持手段の保存データを初期値格納手段にパラメ
ータの初期値として保存することが可能になる。
【0023】また、外部に設けられた通信装置から入力
されるパラメータ初期値を前記初期値格納手段に格納す
る処理を行う通信処理手段を設ける構成としても良く
(請求項4)、このような構成によれば、通信装置を通
じた遠隔操作により初期値の設定及び変更を行い得るよ
うになる。
されるパラメータ初期値を前記初期値格納手段に格納す
る処理を行う通信処理手段を設ける構成としても良く
(請求項4)、このような構成によれば、通信装置を通
じた遠隔操作により初期値の設定及び変更を行い得るよ
うになる。
【0024】さらに、前記初期値格納手段を、着脱可能
な構成としても良く(請求項5)、このような構成によ
れば、初期値格納手段単位での交換を容易に行い得るよ
うになるから、保守管理の上で有利になると共に、仕様
変更に容易に対応できるようになる。
な構成としても良く(請求項5)、このような構成によ
れば、初期値格納手段単位での交換を容易に行い得るよ
うになるから、保守管理の上で有利になると共に、仕様
変更に容易に対応できるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1〜図3を参照しながら説明する。全体の構成例を
機能ブロックの組み合わせにより示す図1において、イ
ンバータ装置11は、負荷である誘導電動機12を、イ
ンバータ主回路13からの可変電圧・可変周波数の交流
出力により駆動する構成となっており、当該インバータ
主回路13の他に以下に述べるような手段を備えた構成
となっている。
て図1〜図3を参照しながら説明する。全体の構成例を
機能ブロックの組み合わせにより示す図1において、イ
ンバータ装置11は、負荷である誘導電動機12を、イ
ンバータ主回路13からの可変電圧・可変周波数の交流
出力により駆動する構成となっており、当該インバータ
主回路13の他に以下に述べるような手段を備えた構成
となっている。
【0026】操作手段としての設定表示部14は、イン
バータ制御条件を決定するためのパラメータ設定値の入
力などを、後述する制御手段としてのCPU15を通じ
て行うためのもので、当該設定値の入力ためのスイッチ
部14a、このスイッチ部14aにより入力された設定
値及びパラメータの現在の運転状況を表示するための表
示部14bを含んで構成されている。
バータ制御条件を決定するためのパラメータ設定値の入
力などを、後述する制御手段としてのCPU15を通じ
て行うためのもので、当該設定値の入力ためのスイッチ
部14a、このスイッチ部14aにより入力された設定
値及びパラメータの現在の運転状況を表示するための表
示部14bを含んで構成されている。
【0027】CPU15は、インバータ主回路13を通
じた誘導電動機12の可変速制御を、設定値RAM16
から読み出したパラメータの設定値に応じたインバータ
制御条件に基づいて監視しながら実行する構成となって
いる。尚、上記設定値RAM16には、設定表示部14
を通じて入力された設定値が格納されるようになってい
る。
じた誘導電動機12の可変速制御を、設定値RAM16
から読み出したパラメータの設定値に応じたインバータ
制御条件に基づいて監視しながら実行する構成となって
いる。尚、上記設定値RAM16には、設定表示部14
を通じて入力された設定値が格納されるようになってい
る。
【0028】CPU15に接続された設定値保存手段と
しての設定値保存部17は、設定値RAM16と同一の
アドレス構成とされて、当該設定値RAM16と同じデ
ータを格納可能に構成されている。尚、この設定値保存
部17は、例えばEEPROMのような書き込み可能な
不揮発性メモリにより構成されており、設定表示部14
を通じて設定値RAM16に設定値が格納されたとき
に、その設定値が設定値保存部17にも格納されるよう
になっている。
しての設定値保存部17は、設定値RAM16と同一の
アドレス構成とされて、当該設定値RAM16と同じデ
ータを格納可能に構成されている。尚、この設定値保存
部17は、例えばEEPROMのような書き込み可能な
不揮発性メモリにより構成されており、設定表示部14
を通じて設定値RAM16に設定値が格納されたとき
に、その設定値が設定値保存部17にも格納されるよう
になっている。
【0029】CPU15に接続された初期値定義手段と
しての初期値定義部18は、インバータ制御条件を決定
するためのパラメータの初期値を格納して成る。尚、こ
の初期値定義部18は、例えばROMのような書き込み
不可能な不揮発性メモリにより構成されたもので、メー
カー側において、インバータ装置11の出荷前の段階
で、ユーザーが要求すると考えられる可変速制御を実現
できる複数種類のパラメータ初期値が予め格納される。
しての初期値定義部18は、インバータ制御条件を決定
するためのパラメータの初期値を格納して成る。尚、こ
の初期値定義部18は、例えばROMのような書き込み
不可能な不揮発性メモリにより構成されたもので、メー
カー側において、インバータ装置11の出荷前の段階
で、ユーザーが要求すると考えられる可変速制御を実現
できる複数種類のパラメータ初期値が予め格納される。
【0030】CPU15に接続された初期値格納手段と
しての初期値格納部19は、前記設定値RAM16と同
一のアドレス構成とされたもので、インバータ制御条件
を決定するためのパラメータの初期値を格納できるよう
になっている。尚、この初期値格納部19は、例えばE
EPROMのような書き込み可能な不揮発性メモリによ
り構成されたもので、以てユーザー側において複数種類
のパラメータ初期値を設定表示部14を通じて格納でき
るようになっている。
しての初期値格納部19は、前記設定値RAM16と同
一のアドレス構成とされたもので、インバータ制御条件
を決定するためのパラメータの初期値を格納できるよう
になっている。尚、この初期値格納部19は、例えばE
EPROMのような書き込み可能な不揮発性メモリによ
り構成されたもので、以てユーザー側において複数種類
のパラメータ初期値を設定表示部14を通じて格納でき
るようになっている。
【0031】パラメータ初期化手段20(設定値初期化
手段に相当)、補助パラメータ初期化手段21(補助設
定値初期化手段に相当)及び初期値初期化手段22は、
CPU15の制御プログラムによって実現されたもので
ある。この場合、パラメータ初期化手段20は、前記初
期値定義部18から読み出したパラメータの初期値を、
前記設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送する
機能を備えた構成とされている。
手段に相当)、補助パラメータ初期化手段21(補助設
定値初期化手段に相当)及び初期値初期化手段22は、
CPU15の制御プログラムによって実現されたもので
ある。この場合、パラメータ初期化手段20は、前記初
期値定義部18から読み出したパラメータの初期値を、
前記設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送する
機能を備えた構成とされている。
【0032】また、補助パラメータ初期化手段21は、
前記初期値格納部19から読み出したパラメータの初期
値を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送す
る機能を備えた構成とされている。
前記初期値格納部19から読み出したパラメータの初期
値を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送す
る機能を備えた構成とされている。
【0033】さらに、初期値初期化手段22は、初期値
定義部18から読み出したパラメータの初期値を、設定
値RAM16、設定値保存部17及び初期値格納部19
へ転送する機能を備えた構成とされている。
定義部18から読み出したパラメータの初期値を、設定
値RAM16、設定値保存部17及び初期値格納部19
へ転送する機能を備えた構成とされている。
【0034】上記の構成において、設定値保存部17に
対しては、設定表示部14を通じて設定値RAM16に
設定値を格納する動作が行われたときに、当該設定値と
同じ設定値が格納される。電源投入時には、上記のよう
に設定値保存部17に格納されている設定値が設定値R
AM16に転送されて格納される。
対しては、設定表示部14を通じて設定値RAM16に
設定値を格納する動作が行われたときに、当該設定値と
同じ設定値が格納される。電源投入時には、上記のよう
に設定値保存部17に格納されている設定値が設定値R
AM16に転送されて格納される。
【0035】初期値定義部18に格納されている初期値
は、設定表示部14の操作に応じてパラメータ初期化手
段20の動作が指示されたときに、設定値RAM16及
び設定値保存部17へ転送されるようになっている。ま
た、上記初期値定義部18に格納されている初期値は、
設定表示部14の操作に応じて初期値初期化手段22の
動作が指示されたときに、設定値RAM16、設定値保
存部17及び初期値格納部19へ転送されるようになっ
ている。
は、設定表示部14の操作に応じてパラメータ初期化手
段20の動作が指示されたときに、設定値RAM16及
び設定値保存部17へ転送されるようになっている。ま
た、上記初期値定義部18に格納されている初期値は、
設定表示部14の操作に応じて初期値初期化手段22の
動作が指示されたときに、設定値RAM16、設定値保
存部17及び初期値格納部19へ転送されるようになっ
ている。
【0036】さらに、初期値格納部19に格納されてい
る初期値は、設定表示部14の操作に応じて補助パラメ
ータ初期化手段21の動作が指示されたときに、設定値
RAM16及び設定値保存部17へ転送されるようにな
っている。
る初期値は、設定表示部14の操作に応じて補助パラメ
ータ初期化手段21の動作が指示されたときに、設定値
RAM16及び設定値保存部17へ転送されるようにな
っている。
【0037】CPU15は、設定値RAM16に格納さ
れている設定値に従って出力電圧及び出力周波数などを
演算し、その演算結果に基づいてインバータ主回路13
を制御することにより誘導電動機12の可変速運転を行
うようになっている。
れている設定値に従って出力電圧及び出力周波数などを
演算し、その演算結果に基づいてインバータ主回路13
を制御することにより誘導電動機12の可変速運転を行
うようになっている。
【0038】図2には、パラメータの設定例が示されて
おり、当該パラメータは、その種類(パラメータ名及び
その機能名)毎に、設定値の範囲を示すデータと、2種
類の初期値を示すデータのうちから選択された一方の初
期値とが組み合わされることを表している。
おり、当該パラメータは、その種類(パラメータ名及び
その機能名)毎に、設定値の範囲を示すデータと、2種
類の初期値を示すデータのうちから選択された一方の初
期値とが組み合わされることを表している。
【0039】この図2において、初期値(18)は、初
期値定義部18に格納されているデータを表しており、
この初期値(18)の設定変更はできない。また、初期
値(19)は、初期値格納部19に格納されているデー
タを表しており、従って、この初期値(19)は設定表
示部14を通じて設定変更できる。
期値定義部18に格納されているデータを表しており、
この初期値(18)の設定変更はできない。また、初期
値(19)は、初期値格納部19に格納されているデー
タを表しており、従って、この初期値(19)は設定表
示部14を通じて設定変更できる。
【0040】図3には、CPU15による制御プログラ
ムのうち、パラメータの初期化のための初期化ルーチン
の内容が示されている。この図3において、初期化ルー
チンでは、まず最初に設定表示部14からの初期化指令
の有無を判断する(ステップS1)。初期化指令がない
場合には、そのままリターンするが、初期化指令があっ
た場合には、その初期化指令がユーザ定義処理に関した
ものであるか否かを判断する(ステップS2)。
ムのうち、パラメータの初期化のための初期化ルーチン
の内容が示されている。この図3において、初期化ルー
チンでは、まず最初に設定表示部14からの初期化指令
の有無を判断する(ステップS1)。初期化指令がない
場合には、そのままリターンするが、初期化指令があっ
た場合には、その初期化指令がユーザ定義処理に関した
ものであるか否かを判断する(ステップS2)。
【0041】ユーザ定義処理でなかった場合には、初期
化指令がパラメータ初期化手段20に対するものである
かを判断する(ステップS3)。このステップS3にお
いて、初期化指令がパラメータ初期化手段20に対する
ものと判断した場合には、ステップS4を実行した後に
リターンするものであり、このステップS4では、パラ
メータ初期化手段20を動作させることにより、初期値
定義部18に格納されている初期値を、設定値RAM1
6及び設定値保存部17へ転送してそれぞれに格納す
る。
化指令がパラメータ初期化手段20に対するものである
かを判断する(ステップS3)。このステップS3にお
いて、初期化指令がパラメータ初期化手段20に対する
ものと判断した場合には、ステップS4を実行した後に
リターンするものであり、このステップS4では、パラ
メータ初期化手段20を動作させることにより、初期値
定義部18に格納されている初期値を、設定値RAM1
6及び設定値保存部17へ転送してそれぞれに格納す
る。
【0042】上記ステップS3において「NO」と判断
した場合には、ステップS5を実行した後にリターンす
るものであり、このステップS5では、初期値初期化手
段22を動作させることにより、初期値定義部18に格
納されている初期値を、設定値RAM16、設定値保存
部17及び初期値格納部19へ転送してそれぞれに格納
する。
した場合には、ステップS5を実行した後にリターンす
るものであり、このステップS5では、初期値初期化手
段22を動作させることにより、初期値定義部18に格
納されている初期値を、設定値RAM16、設定値保存
部17及び初期値格納部19へ転送してそれぞれに格納
する。
【0043】初期化指令がユーザ定義処理に関したもの
であった場合(ステップS2で「YES」)には、ステ
ップS6を実行した後にリターンするものであり、この
ステップS6では、補助パラメータ初期化手段21を動
作させることにより、初期値格納部19に格納されてい
る初期値を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ
転送してそれぞれに格納する。
であった場合(ステップS2で「YES」)には、ステ
ップS6を実行した後にリターンするものであり、この
ステップS6では、補助パラメータ初期化手段21を動
作させることにより、初期値格納部19に格納されてい
る初期値を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ
転送してそれぞれに格納する。
【0044】上記した本実施例によれば、設定値保存部
17中の設定値の編集を行うときには、設定表示部14
により編集対象のパラメータの選択及び設定値の書き込
みを行う。また、初期値格納部19中の設定値をユーザ
ー側の定義に基づいて編集するときにも、設定表示部1
4により編集対象のパラメータの選択及び設定値の書き
込みを行う。
17中の設定値の編集を行うときには、設定表示部14
により編集対象のパラメータの選択及び設定値の書き込
みを行う。また、初期値格納部19中の設定値をユーザ
ー側の定義に基づいて編集するときにも、設定表示部1
4により編集対象のパラメータの選択及び設定値の書き
込みを行う。
【0045】インバータ装置11の制御に関する全設定
値を、初期値定義部18に格納された初期値に置き換え
る場合には、設定表示部14を通じてパラメータ初期化
手段20に対する動作指令を入力すれば良く、これに応
じて、設定値RAM16及び設定値保存部17中の設定
値を上記初期値定義部18に格納されている初期値に置
き換えることができる。
値を、初期値定義部18に格納された初期値に置き換え
る場合には、設定表示部14を通じてパラメータ初期化
手段20に対する動作指令を入力すれば良く、これに応
じて、設定値RAM16及び設定値保存部17中の設定
値を上記初期値定義部18に格納されている初期値に置
き換えることができる。
【0046】また、インバータ装置11の制御に関する
全設定値を、ユーザーが定義した初期値格納部19中の
初期値に置き換える場合には、設定表示部14を通じて
補助パラメータ初期化手段21に対する動作指令を入力
すれば良く、これに応じて、設定値RAM16及び設定
値保存部17中の設定値を上記初期値格納部19に格納
されている初期値に置き換えることができる。
全設定値を、ユーザーが定義した初期値格納部19中の
初期値に置き換える場合には、設定表示部14を通じて
補助パラメータ初期化手段21に対する動作指令を入力
すれば良く、これに応じて、設定値RAM16及び設定
値保存部17中の設定値を上記初期値格納部19に格納
されている初期値に置き換えることができる。
【0047】尚、初期値格納部19に格納する初期値
を、初期値定義部18に格納されている初期値、つまり
メーカー側で定義された初期値に置き換える場合には、
設定表示部14を通じて初期値初期化手段22に対する
動作指令を入力すれば良く、これに応じて、初期値格納
部19中の初期値を上記初期値定義部18に格納されて
いる初期値に置き換えることができる。この場合、設定
値RAM16及び設定値保存部17中の設定値も、初期
値定義部18に格納されている初期値に置き換えられる
ようになる。
を、初期値定義部18に格納されている初期値、つまり
メーカー側で定義された初期値に置き換える場合には、
設定表示部14を通じて初期値初期化手段22に対する
動作指令を入力すれば良く、これに応じて、初期値格納
部19中の初期値を上記初期値定義部18に格納されて
いる初期値に置き換えることができる。この場合、設定
値RAM16及び設定値保存部17中の設定値も、初期
値定義部18に格納されている初期値に置き換えられる
ようになる。
【0048】従って、上記した本実施例の構成によれ
ば、設定表示部14を通じてユーザーが定義した初期値
を初期値格納部19に格納しておくことができると共
に、設定表示部14を通じた簡単な操作によって、当該
初期値格納部19に格納された初期値を三相誘導電動機
12の制御に必要なパラメータの初期値として利用でき
るようになる。この結果、三相誘導電動機12の制御条
件を、ユーザー側において極めて簡単に設定できるよう
になって、多様な制御モードを容易に実現できるように
なる。
ば、設定表示部14を通じてユーザーが定義した初期値
を初期値格納部19に格納しておくことができると共
に、設定表示部14を通じた簡単な操作によって、当該
初期値格納部19に格納された初期値を三相誘導電動機
12の制御に必要なパラメータの初期値として利用でき
るようになる。この結果、三相誘導電動機12の制御条
件を、ユーザー側において極めて簡単に設定できるよう
になって、多様な制御モードを容易に実現できるように
なる。
【0049】勿論、ユーザーが要求すると考えられる複
数種類のパラメータ初期値をメーカー側において予め格
納して成る初期値定義部18が設けられており、この初
期値定義部18に格納された初期値を、設定表示部14
を通じた操作によって三相誘導電動機12の制御に必要
な初期値として利用できる構成となっているから、ユー
ザー側の負担が不要に増える虞がなくなるものである。
数種類のパラメータ初期値をメーカー側において予め格
納して成る初期値定義部18が設けられており、この初
期値定義部18に格納された初期値を、設定表示部14
を通じた操作によって三相誘導電動機12の制御に必要
な初期値として利用できる構成となっているから、ユー
ザー側の負担が不要に増える虞がなくなるものである。
【0050】また、上記初期値定義部18にメーカー側
で格納された初期値を、初期値初期化手段22を通じて
初期値格納部19に転送できる構成となっているから、
その初期値格納部19に転送された初期値を、ユーザー
側において設定表示部14を通じて編集することができ
る。従って、メーカー側が設定したインバータ制御条件
を、ユーザー側において手直しするという形態で変更す
ることが可能となり、実用上において非常に便利とな
る。
で格納された初期値を、初期値初期化手段22を通じて
初期値格納部19に転送できる構成となっているから、
その初期値格納部19に転送された初期値を、ユーザー
側において設定表示部14を通じて編集することができ
る。従って、メーカー側が設定したインバータ制御条件
を、ユーザー側において手直しするという形態で変更す
ることが可能となり、実用上において非常に便利とな
る。
【0051】図4及び図5には本発明の第2実施例が示
されており、以下これについて前記第1実施例と異なる
部分のみ説明する。図4において、本実施例では、第1
実施例における初期値格納部19に代えて、データ別情
報保持手段としてのデータ別情報保持部23及びデータ
別初期値格納手段としてのデータ別初期値格納部24を
設けると共に、同じく補助パラメータ初期化手段21及
び初期値初期化手段22に代えて、データ別パラメータ
初期化手段25及びデータ別初期値初期化手段26を設
けた点に特徴を有する。
されており、以下これについて前記第1実施例と異なる
部分のみ説明する。図4において、本実施例では、第1
実施例における初期値格納部19に代えて、データ別情
報保持手段としてのデータ別情報保持部23及びデータ
別初期値格納手段としてのデータ別初期値格納部24を
設けると共に、同じく補助パラメータ初期化手段21及
び初期値初期化手段22に代えて、データ別パラメータ
初期化手段25及びデータ別初期値初期化手段26を設
けた点に特徴を有する。
【0052】データ別情報保持部23は、例えばEEP
ROMのような書き込み可能な不揮発性メモリにより構
成されたもので、複数のパラメータ名を1点の大分類パ
ラメータ名に割り当てた状態の情報を格納できるように
なっている。
ROMのような書き込み可能な不揮発性メモリにより構
成されたもので、複数のパラメータ名を1点の大分類パ
ラメータ名に割り当てた状態の情報を格納できるように
なっている。
【0053】前記データ別初期値格納部24も、例えば
EEPROMのような書き込み可能な不揮発性メモリに
より構成されたもので、データ別情報保持部23に格納
されたパラメータ名により示されるパラメータ毎の初期
値を格納できるようになっている。
EEPROMのような書き込み可能な不揮発性メモリに
より構成されたもので、データ別情報保持部23に格納
されたパラメータ名により示されるパラメータ毎の初期
値を格納できるようになっている。
【0054】データ別パラメータ初期化手段25及びデ
ータ別初期値初期化手段26は、それぞれCPU15の
制御プログラムによって実現されたものである。この場
合、データ別パラメータ初期化手段25は、前記データ
別情報保持部23及びデータ別初期値格納部24の格納
データにより示される複数種類のパラメータ毎の初期値
を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送する
機能を備えた構成とされている。
ータ別初期値初期化手段26は、それぞれCPU15の
制御プログラムによって実現されたものである。この場
合、データ別パラメータ初期化手段25は、前記データ
別情報保持部23及びデータ別初期値格納部24の格納
データにより示される複数種類のパラメータ毎の初期値
を、設定値RAM16及び設定値保存部17へ転送する
機能を備えた構成とされている。
【0055】また、データ別初期値初期化手段26は、
初期値定義部18から読み出したパラメータの初期値
を、設定値RAM16、設定値保存部17及びデータ別
初期値格納部24へ転送する機能を備えた構成とされて
いる。
初期値定義部18から読み出したパラメータの初期値
を、設定値RAM16、設定値保存部17及びデータ別
初期値格納部24へ転送する機能を備えた構成とされて
いる。
【0056】図5には、パラメータの設定例が示されて
おり、この例では、1点の大分類パラメータの機能名及
び設定値の組み合わせ毎に、複数種類の小分類パラメー
タが割り付けられ、それら小分類パラメータの種類毎に
初期値が設定できることを表している。尚、図5中にお
ける小分類パラメータ名(23)は、データ別情報保持
部23に格納されている情報を示しており、その設定は
設定表示部14を通じて行い得るようになっている。ま
た、図5中における初期値(24)は、データ別初期値
格納部24に格納されている情報を示しており、これの
設定も設定表示部14を通じて行い得るようになってい
る。
おり、この例では、1点の大分類パラメータの機能名及
び設定値の組み合わせ毎に、複数種類の小分類パラメー
タが割り付けられ、それら小分類パラメータの種類毎に
初期値が設定できることを表している。尚、図5中にお
ける小分類パラメータ名(23)は、データ別情報保持
部23に格納されている情報を示しており、その設定は
設定表示部14を通じて行い得るようになっている。ま
た、図5中における初期値(24)は、データ別初期値
格納部24に格納されている情報を示しており、これの
設定も設定表示部14を通じて行い得るようになってい
る。
【0057】このような構成とされた本実施例によれ
ば、ユーザー側において、1点の大分類パラメータつい
ての設定値を設定することにより、多数の小分類パラメ
ータについての初期値を一括して設定することが可能と
なり、ユーザー側での操作を簡単化できるようになる。
ば、ユーザー側において、1点の大分類パラメータつい
ての設定値を設定することにより、多数の小分類パラメ
ータについての初期値を一括して設定することが可能と
なり、ユーザー側での操作を簡単化できるようになる。
【0058】つまり、図5の例に示すように、例えば昇
降機用設定、ポンプ用設定のように、用途に応じてパラ
メータの初期値の設定に必要となる複数種類のパラメー
タの設定値及び初期値を予め用意しておくことにより、
用途に対応した1点の設定値を選定するだけで、その用
途に応じた複数のパラメータの初期値を設定できるよう
になり、その設定操作を大幅に簡単化できるようにな
る。
降機用設定、ポンプ用設定のように、用途に応じてパラ
メータの初期値の設定に必要となる複数種類のパラメー
タの設定値及び初期値を予め用意しておくことにより、
用途に対応した1点の設定値を選定するだけで、その用
途に応じた複数のパラメータの初期値を設定できるよう
になり、その設定操作を大幅に簡単化できるようにな
る。
【0059】図6及び図7には本発明の第3実施例が示
されており、以下これについて前記第1実施例と異なる
部分のみ説明する。即ち、この第3実施例は、図1に示
された第1実施例の構成に対して、実行データ保持手段
としての実行データ保持部27、保持条件保持手段とし
ての保持条件保存部28及び実行データ設定手段29を
追加した構成に特徴を有する。
されており、以下これについて前記第1実施例と異なる
部分のみ説明する。即ち、この第3実施例は、図1に示
された第1実施例の構成に対して、実行データ保持手段
としての実行データ保持部27、保持条件保持手段とし
ての保持条件保存部28及び実行データ設定手段29を
追加した構成に特徴を有する。
【0060】実行データ保持部27は、インバータ制御
の実行時における各種データを保存するためのもので、
書き込み可能なメモリにより構成される。
の実行時における各種データを保存するためのもので、
書き込み可能なメモリにより構成される。
【0061】保持条件保存部28は、インバータ制御の
実行時に得られるデータが、上記実行データ保持部27
に保持するに値するか否かを示すデータ保持条件を保存
するためのもので、そのデータ保持条件の内容を設定表
示部14により書き替え得るように、EEPROMのよ
うな書き込み可能な不揮発性メモリにより構成されてい
る。尚、上記データ保持条件は、本実施例の場合、保持
対象のパラメータ名と対応付けた形態で保存するように
している。
実行時に得られるデータが、上記実行データ保持部27
に保持するに値するか否かを示すデータ保持条件を保存
するためのもので、そのデータ保持条件の内容を設定表
示部14により書き替え得るように、EEPROMのよ
うな書き込み可能な不揮発性メモリにより構成されてい
る。尚、上記データ保持条件は、本実施例の場合、保持
対象のパラメータ名と対応付けた形態で保存するように
している。
【0062】実行データ設定手段29は、CPU15の
制御プログラムにより実現されたもので、実行データ保
持部27中のデータを初期値格納部19へインバータ制
御条件(パラメータ)の初期値として転送する機能を備
えた構成とされている。
制御プログラムにより実現されたもので、実行データ保
持部27中のデータを初期値格納部19へインバータ制
御条件(パラメータ)の初期値として転送する機能を備
えた構成とされている。
【0063】図7には、パラメータの種類毎にデータ保
持条件を割り付けた場合の設定例が示されている。上記
図7において、例えばその最上段の内容は、一点のパラ
メータ(パラメータ名:F004)について、対象パラ
メータ(パラメータ名:F009)がインバータ制御の
実行時における最高値記録を採用するという割り付け状
態を示している。また、データ保持条件としては、この
他に、最低値記録、トリップ発生記録などや、パラメー
タの状態により、特定の対象データについての比較値と
の比較条件(特定データに対し等しい(=)、大きい
(>)、小さい(<)、以上(≧)、以下(≦)など)
が成立したことを割り付けるようにしている。
持条件を割り付けた場合の設定例が示されている。上記
図7において、例えばその最上段の内容は、一点のパラ
メータ(パラメータ名:F004)について、対象パラ
メータ(パラメータ名:F009)がインバータ制御の
実行時における最高値記録を採用するという割り付け状
態を示している。また、データ保持条件としては、この
他に、最低値記録、トリップ発生記録などや、パラメー
タの状態により、特定の対象データについての比較値と
の比較条件(特定データに対し等しい(=)、大きい
(>)、小さい(<)、以上(≧)、以下(≦)など)
が成立したことを割り付けるようにしている。
【0064】このように構成された第3実施例によれ
ば、インバータ制御の実行時において、データ保持条件
が成立したときの各種データを、実行データ保持部27
に自動的に保存できるため、パラメータの設定値及び初
期値を、設定表示部14を利用しなくても自動的に調整
可能となると共に、その実行データ保持部27の保存デ
ータを初期値格納部19にパラメータの初期値として保
存することも可能となり、実用上において便利になる。
ば、インバータ制御の実行時において、データ保持条件
が成立したときの各種データを、実行データ保持部27
に自動的に保存できるため、パラメータの設定値及び初
期値を、設定表示部14を利用しなくても自動的に調整
可能となると共に、その実行データ保持部27の保存デ
ータを初期値格納部19にパラメータの初期値として保
存することも可能となり、実用上において便利になる。
【0065】尚、本発明の第4実施例を示す図8のよう
に、インバータ装置11の外部に、パラメータの初期値
などを入力可能な通信装置30を設けると共に、インバ
ータ装置11側に、上記通信装置30から入力されたパ
ラメータ初期値を初期値格納部19に格納する処理を行
う通信処理手段31を設ける構成としても良く、この構
成によれば、遠隔操作により初期値の設定及び変更を行
い得るようになる。尚、本実施例では、上記通信処理手
段31を、CPU15の制御プログラムにより実現して
いる。
に、インバータ装置11の外部に、パラメータの初期値
などを入力可能な通信装置30を設けると共に、インバ
ータ装置11側に、上記通信装置30から入力されたパ
ラメータ初期値を初期値格納部19に格納する処理を行
う通信処理手段31を設ける構成としても良く、この構
成によれば、遠隔操作により初期値の設定及び変更を行
い得るようになる。尚、本実施例では、上記通信処理手
段31を、CPU15の制御プログラムにより実現して
いる。
【0066】また、本発明の第5実施例を示す図9のよ
うに、初期値格納部19を着脱可能に構成した上で、イ
ンバータ装置11に、当該初期値格納部19を着脱する
ための接続器32を設け、その装着状態で初期値格納部
19とCPU15との間が接続状態となる構成を採用し
ても良い。
うに、初期値格納部19を着脱可能に構成した上で、イ
ンバータ装置11に、当該初期値格納部19を着脱する
ための接続器32を設け、その装着状態で初期値格納部
19とCPU15との間が接続状態となる構成を採用し
ても良い。
【0067】この構成によれば、初期値格納部19単位
での交換を容易に行い得るようになるから、複数の仕様
に応じた初期値格納部19を用意すれば、インバータ装
置11の保守管理及び仕様変更時の対応を容易に極めて
行い得るようになる。尚、上述した第4実施例及び第5
実施例の技術思想を、第2実施例や第3実施例に適用し
ても良い。
での交換を容易に行い得るようになるから、複数の仕様
に応じた初期値格納部19を用意すれば、インバータ装
置11の保守管理及び仕様変更時の対応を容易に極めて
行い得るようになる。尚、上述した第4実施例及び第5
実施例の技術思想を、第2実施例や第3実施例に適用し
ても良い。
【0068】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、ユーザー側で操作できる操
作手段を通じて入力されるパラメータの初期値を格納す
る初期値格納手段を設け、この初期値格納手段に格納さ
れた初期値を、上記操作手段の操作に応じて、負荷制御
に利用される設定値RAM及び設定値保持手段へ転送で
きる構成としたから、負荷の制御に必要なパラメータの
初期値をユーザー側において極めて簡単に設定できるよ
うになって、多様な制御モードを容易に実現可能となる
ものである。
求項1記載の発明によれば、ユーザー側で操作できる操
作手段を通じて入力されるパラメータの初期値を格納す
る初期値格納手段を設け、この初期値格納手段に格納さ
れた初期値を、上記操作手段の操作に応じて、負荷制御
に利用される設定値RAM及び設定値保持手段へ転送で
きる構成としたから、負荷の制御に必要なパラメータの
初期値をユーザー側において極めて簡単に設定できるよ
うになって、多様な制御モードを容易に実現可能となる
ものである。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、ユー
ザー側において、操作手段を通じて1点の大分類パラメ
ータついての設定値を設定することにより、多数の小分
類パラメータについての初期値を設定値RAM及び設定
値保存手段へ一括して転送可能な構成としたから、ユー
ザー側での操作を簡単化できるようになる。
ザー側において、操作手段を通じて1点の大分類パラメ
ータついての設定値を設定することにより、多数の小分
類パラメータについての初期値を設定値RAM及び設定
値保存手段へ一括して転送可能な構成としたから、ユー
ザー側での操作を簡単化できるようになる。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の機能ブロック
図
図
【図2】パラメータの設定例を示す図
【図3】要部の制御内容を示すフローチャート
【図4】本発明の第2実施例を示す全体の機能ブロック
図
図
【図5】パラメータの設定例を示す図
【図6】本発明の第3実施例を示す全体の機能ブロック
図
図
【図7】データ保持条件の割り付け例を示す図
【図8】本発明の第4実施例を示す全体の機能ブロック
図
図
【図9】本発明の第5実施例を示す全体の機能ブロック
図
図
【図10】従来例を示す図1相当図
【図11】図2相当図
図面中、11はインバータ装置、12は誘導電動機(負
荷)、13はインバータ主回路、14は設定表示部(操
作手段)、15はCPU(制御手段)、16は設定値R
AM、17は設定値保存部(設定値保存手段)、18は
初期値定義部(初期値定義手段)、19は初期値格納部
(初期値格納手段)、20はパラメータ初期化手段(設
定値初期化手段)、21は補助パラメータ初期化手段
(補助設定値初期化手段)、23はデータ別情報保持部
(データ別情報保持手段)、24はデータ別初期値格納
部(データ別初期値格納手段)、25はデータ別パラメ
ータ初期化手段、26はデータ別初期値初期化手段、2
7は実行データ保持部(実行データ保持手段)、28は
保持条件保存部(保持条件保持手段)、29は実行デー
タ設定手段、30は通信装置、31は通信処理手段、3
2は接続器を示す。
荷)、13はインバータ主回路、14は設定表示部(操
作手段)、15はCPU(制御手段)、16は設定値R
AM、17は設定値保存部(設定値保存手段)、18は
初期値定義部(初期値定義手段)、19は初期値格納部
(初期値格納手段)、20はパラメータ初期化手段(設
定値初期化手段)、21は補助パラメータ初期化手段
(補助設定値初期化手段)、23はデータ別情報保持部
(データ別情報保持手段)、24はデータ別初期値格納
部(データ別初期値格納手段)、25はデータ別パラメ
ータ初期化手段、26はデータ別初期値初期化手段、2
7は実行データ保持部(実行データ保持手段)、28は
保持条件保存部(保持条件保持手段)、29は実行デー
タ設定手段、30は通信装置、31は通信処理手段、3
2は接続器を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 インバータ制御条件を決定するパラメー
タの設定及び初期化に必要な操作を行うための操作手段
と、 負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を与えるた
めのインバータ主回路と、 設定されたパラメータに従い前記インバータ主回路の出
力制御を行う制御手段と、 この制御手段による出力制御に供するために前記パラメ
ータの設定値を格納する設定値RAMと、 この設定値RAMと同一の設定値を格納するように設け
られた書き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保
存手段と、 前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義手段
と、 この初期値定義手段に格納された初期値を、前記操作手
段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値保持手段
へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバータ装置
において、 前記操作手段を通じて入力されるパラメータの初期値を
格納するように設けられた書き込み可能な不揮発性メモ
リより成る初期値格納手段と、 この初期値格納手段に格納された初期値を、前記操作手
段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値保持手段
へ転送する補助設定値初期化手段と、 前記初期値定義手段に格納された初期値を、前記操作手
段の操作に応じて前記設定値RAM、設定値保持手段及
び初期値格納手段へ転送する初期値初期化手段とを備え
たことを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項2】 インバータ制御条件を決定するパラメー
タの設定及び初期化に必要な操作を行うための操作手段
と、 負荷に対し可変電圧・可変周波数の交流出力を与えるた
めのインバータ主回路と、 設定されたパラメータに従い前記インバータ主回路の出
力制御を行う制御手段と、 この制御手段による出力制御に供するために前記パラメ
ータの設定値を格納する設定値RAMと、 この設定値RAMと同一の設定値を格納するように設け
られた書き込み可能な不揮発性メモリより成る設定値保
存手段と、 前記パラメータの初期値を格納して成る初期値定義手段
と、 この初期値定義手段に格納された初期値を、前記操作手
段の操作に応じて前記設定値RAM及び設定値保持手段
へ転送する設定値初期化手段とを備えたインバータ装置
において、 複数のパラメータ名を1点の大分類パラメータ名に割り
当てた状態の情報を前記操作手段を通じて格納可能なデ
ータ別情報保持手段と、 このデータ別情報保持手段に格納されたパラメータ名に
より示されるパラメータ毎の初期値を格納可能なデータ
別初期値格納手段と、 前記データ別情報保持手段及びデータ別初期値格納手段
の格納データにより示される複数種類のパラメータ毎の
初期値を、前記操作手段の操作に応じて前記設定値RA
M及び設定値保存手段へ転送するデータ別パラメータ初
期化手段と、 前記初期値定義手段から読み出したパラメータの初期値
を、前記操作手段の操作に応じて設定値RAM、設定値
保存手段及びデータ別初期値格納手段へ転送するデータ
別初期値初期化手段とを備えたことを特徴とするインバ
ータ装置。 - 【請求項3】 インバータ制御の実行時における各種デ
ータを保存するための実行データ保存手段と、 インバータ制御の実行時に得られるデータを、前記実行
データ保持手段に保持すべきか否かを示すデータ保持条
件を保存するための保持条件保存手段と、 前記実行データ保持手段中のデータを前記初期値格納手
段へ前記パラメータの初期値として転送する実行データ
設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2
記載のインバータ装置。 - 【請求項4】 外部に設けられた通信装置から入力され
るパラメータ初期値を前記初期値格納手段に格納する処
理を行う通信処理手段を設けたことを特徴とする請求項
1ないし3の何れかに記載のインバータ装置。 - 【請求項5】 前記初期値格納手段は、着脱可能に構成
されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか
に記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184460A JPH1032984A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184460A JPH1032984A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032984A true JPH1032984A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16153547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184460A Pending JPH1032984A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032984A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11252927A (ja) * | 1998-03-02 | 1999-09-17 | Toshiba Corp | インバータ装置 |
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EP3686254A1 (en) | 2019-01-25 | 2020-07-29 | Ricoh Company, Ltd. | Ink, method of manufacturing ink, printing method, and printing device |
JP2021022958A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 株式会社安川電機 | モータ制御装置及びモータ制御方法 |
JP2021078321A (ja) * | 2019-11-13 | 2021-05-20 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
EP3988624A1 (en) | 2020-10-21 | 2022-04-27 | Ricoh Company, Ltd. | Ink set, inkjet printing apparatus, and inkjet printing method |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184460A patent/JPH1032984A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11851571B2 (en) | 2020-10-21 | 2023-12-26 | Ricoh Company, Ltd. | Ink set, inkjet printing apparatus, and inkjet printing method |
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