JP7260191B2 - コンピュータシステムにおけるbiosの設定変更システム及び設定変更方法 - Google Patents

コンピュータシステムにおけるbiosの設定変更システム及び設定変更方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータシステムにおいて基礎入出力システムプログラム(BIOS:Basic Input Output System)(以下、BIOSと言う)を簡単に変更できる設定変更システム及び設定変更方法に関する。
コンピュータシステムでは仕様変更等によりBIOSを適宜書き換える必要がある。
例えば、特許文献1に示されるコンピュータシステムでは、BIOSの変更時に、システム内にあるBIOSに含まれる設定データが、通信インターフェースを介して、管理ユニット内にある基板管理コントローラ(BMC:Baseboard Management Controller)に送信される。
この基板管理コントローラでは、BIOSに含まれる設定データを取得した後、それを管理ユニット内の実質的に電源オフ時に消去されないファイルシステムに格納する。
その後、システム外にある外部コンピュータシステムでは、管理ユニット内のファイルシステムにアクセスして、BIOSの格納された設定データを呼び出した後、当該BIOS内の設定データを編集可能とする。
特開2002-014818号公報 特開平08-016408号公報
特許文献1に示されるコンピュータシステムでは、システム外にある外部コンピュータシステムから、管理ユニット内のファイルシステムに格納されたBIOSに含まれる設定データを変更可能とする。
しかしながら、このような特許文献1では、対象となるコンピュータシステムの装置電源がОNとなっていない状態で、BIOS設定変更又はその準備作業を行なうことができず、当該BIOSをリモート接続によって保守管理する際の障害となっていた。
一方、特許文献2に示される情報処理装置では、装置電源が切断されたOFF時に、バッテリ電源を利用して新たなBIOSを書き込みできる更新プログラム記憶手段を有するとの構成が示されている。
しかしながら、特許文献2では、BIOS更新後の装置起動時に、更新プログラム用メモリに記憶された更新用のBIOSに基づき、システム内のBIOSを入れ替える作業に時間を要する恐れがあり、特許文献1と同様、BIOSを保守管理する際の障害となっていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、装置電源ОFF時及びその後の装置起動時において、BIOSの更新作業を迅速に行うことができ、全体の保守作業性の向上が可能なコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム及び設定変更方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様に示すBIOSの設定変更システムでは、機器及び入出力の制御を行うBIOSが格納されたシステム制御部と、このシステム制御部内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を格納するBIOS更新用外部メモリと、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末からネットワークを通じて前記システム制御部及びBIOS更新用外部メモリにアクセス可能な基板管理コントローラと、を具備するコンピュータシステムにおいて、前記基板管理コントローラは、前記リモート管理端末からネットワークを通じて前記BIOS更新用外部メモリの更新があった場合に更新フラグをONとさせる更新情報報知手段と、前記更新情報報知手段にて更新フラグがONとなった場合、コンピュータ起動時に、前記システム制御部に格納されたBIOSの設定情報を、前記BIOS更新用外部メモリに格納されたBIOSの設定情報に更新させるBIOS更新手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2態様に示すBIOSの設定変更方法では、機器及び入出力の制御を行うBIOSが格納されたシステム制御部と、このシステム制御部内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を複数格納するBIOS更新用外部メモリと、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末からネットワークを通じて前記システム制御部及びBIOS更新用外部メモリにアクセス可能な基板管理コントローラと、を具備するコンピュータシステムにおいて、前記BIOS更新用外部メモリの更新があったことを示す更新フラグをONとさせる更新情報報知段階と、前記更新情報報知段階にて更新フラグがONとなった場合、コンピュータ起動時に、前記システム制御部に格納されたBIOSの設定情報を、前記BIOS更新用外部メモリに格納されたBIOSの設定情報に更新するBIOS更新段階と、を有することを特徴とする。
本発明では、BIOS更新用外部メモリの更新があった場合にОNとなる更新フラグを利用して、BIOS更新用外部メモリに格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部に格納されたBIOSの設定情報を更新する作業を行うことができ、これによりBIOSの設定情報更新作業を迅速化して保守作業性の向上が可能となる。
本発明に係るコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係るコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システムのブロック図である。 コンピュータシステムにおいて、通常時の電源ОN時に実施するBIOS設定変更を示す動作フローである。 コンピュータシステムにおいて、電源ОFF時に、リモート管理端末からリモート接続によりBIOS設定変更を行った場合の動作フローである。
本発明に係るコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システムについて、図1を参照して説明する。
図1に示されるコンピュータシステム100は、システム制御部1と、BIOS更新用外部メモリ2と、基板管理コントローラ3(BMC:Baseboard Management Controller)とを主な構成要素とする。
コンピュータシステム100内の基板管理コントローラ3は、マネージメントLAN(Local Area Network)等のネットワークNを通じて外部のリモート管理端末4に接続されている。
システム制御部1はコンピュータシステム100の全体を制御するものであって、機器及び入出力の制御を行うBIOSが格納されている。
BIOS更新用外部メモリ2はシステム制御部1内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を格納する。
基板管理コントローラ3は、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源5により動作し、外部に位置するリモート管理端末4からネットワークを通じてシステム制御部1及びBIOS更新用外部メモリ2にアクセス可能とされる。
基板管理コントローラ3は、更新情報報知手段3Aと、BIOS更新手段3BとからなるBIOSの設定変更システム200を有する構成である。
更新情報報知手段3Aは、外部に位置するリモート管理端末4からネットワークNを通じて、BIOS更新用外部メモリ2の更新があった場合に更新フラグをONとさせる。
また、BIOS更新手段3Bは、更新情報報知手段3Aにて更新フラグがONとなった場合、コンピュータ起動時に、BIOS更新用外部メモリ2に格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部1に格納されたBIOSの設定情報を更新させる。
そして、以上のように構成された本発明のコンピュータシステム100では、基板管理コントローラ3が、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末4からネットワークNを通じてシステム制御部1及びBIOS更新用外部メモリ2にアクセス可能な構成である。
これにより本発明のコンピュータシステム100では、装置が立ち上がらないような状況下においても、リモート管理端末4からネットワークNを通じて、BIOS更新用外部メモリ2にBIOSの設定情報を供給しかつ記憶させることができる。
その結果、コンピュータシステム100では、リモート操作による容易な保守が可能になり、現地で人員を投入せずに保守作業性が向上する。
本発明の基板管理コントローラ3では、更新情報報知手段3Aにより、外部に位置するリモート管理端末4からネットワークNを通じて、BIOS更新用外部メモリ2の更新があった場合に、更新フラグをONとさせることができる。
その後、基板管理コントローラ3のBIOS更新手段3Bでは、更新フラグがONとなった場合に、コンピュータ起動時に、BIOS更新用外部メモリ2に格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部1に格納されたBIOSの設定情報を更新させることができる。
すなわち、本発明では、BIOS更新用外部メモリ2の更新があった場合にОNとなる更新フラグを利用して、BIOS更新用外部メモリ2に格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部1に格納されたBIOSの設定情報の更新作業を行うことで、BIOSの設定情報更新作業を迅速に行うことができ、保守作業性の向上が可能である。
(実施形態)
本発明の実施形態に係るコンピュータシステム101におけるBIOSの設定変更システムについて、図2~図4を参照して説明する。
コンピュータシステム101は、図2に示されるようにシステム制御部11を有するI/Оコントローラ12、BIOS記憶部13、BIOS更新用外部メモリ14及び基板管理コントローラ15といった構成要素を有する。
これらコンピュータシステム101の各構成要素は、マザーボード16(MB:Motherboard)上に設置されるとともに、マザーボード16内のバス17により互いに接続されている。
I/Оコントローラ12は、システム制御部11となるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を有するとともに、外部からBIOSの設定情報が書き換えられたことを示す更新フラグレジスタ18をフラグ書込部として有する。
また、I/Оコントローラ12内のCMOSでは、コンピュータシステム101におけるBIOSの設定情報が記憶され、かつBIOSに基づく処理が実行される。
なお、BIOSの設定情報として、インデックス(Index)ごとに、BIOSの設定項目(Menu)や、その項目の設定値(Parameter)、WDTのタイムアウト値などがそれぞれ格納されている。また、BIOS設定情報のインデックスの順番、設定項目の種類、設定値等については、使用者が適宜決めるものとする。
BIOS記憶部13は、BIOSを記憶するための領域である。
BIOS更新用外部メモリ14は、BIOSの設定情報を別途記憶する領域であって、BIOS記憶部13及びシステム制御部11のCMOS内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を、情報テーブルにして複数格納する。
基板管理コントローラ15はBMC(Baseboard Management Controller)により構成されるものであって、マネージメントLAN(Local Area Network)等のネットワークN1を通じて外部のリモート管理端末20に接続されている。
なお、リモート管理端末20では、WEBコンソールなどベースマネージメントコントローラ経由のリモート接続で、対象のコンピュータシステム101にアクセス可能となっている。
また、基板管理コントローラ15は、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源21(例えば、スタンバイ電源や電池など)により動作する。
そして、この基板管理コントローラ15では、装置電源OFF時においても予備電源21から供給される電力により、外部に位置するリモート管理端末20からネットワークN1を通じてシステム制御部11のCMOS及びBIOS更新用外部メモリ14にアクセス可能とされる。
また、この基板管理コントローラ15は、更新情報報知手段15Aと、BIOS更新手段15BとからなるBIOSの設定変更システム201を有している。
更新情報報知手段15Aは、外部に位置するリモート管理端末20からネットワークN1を通じて、BIOS更新用外部メモリ14の更新があった場合に、更新フラグレジスタ18のフラグをONとさせる機能を有する。
また、BIOS更新手段15Bは、更新フラグレジスタ18のフラグがONとなった場合に、コンピュータ起動時に、システム制御部11に格納されたBIOSの設定情報を、BIOS更新用外部メモリ14に格納されたBIOSの設定情報に更新させる機能を有する。
そして、以上のように構成された本実施形態のコンピュータシステム101では、基板管理コントローラ15が、装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末20からネットワークN1を通じてシステム制御部11及びBIOS更新用外部メモリ14にアクセス可能な構成である。
これにより本実施形態のコンピュータシステム101では、装置が立ち上がらない状況下においても、リモート管理端末20からネットワークN1を通じて、BIOS更新用外部メモリ14にBIOSの設定情報を供給しかつ記憶させることができる。その結果、コンピュータシステム101では、リモート操作による容易な保守が可能になり、現地で人員を投入せずに保守作業性が向上する。
また、コンピュータシステム101の基板管理コントローラ15では、更新情報報知手段15Aにより、外部に位置するリモート管理端末20からネットワークN1を通じて、BIOS更新用外部メモリ14の更新があった場合に、書き込みフラグレジスタ18のフラグをONとさせることができる。
その後、基板管理コントローラ15のBIOS更新手段15Bでは、更新フラグレジスタ18のフラグがONとなった場合に、コンピュータ起動時に、BIOS更新用外部メモリ14に格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部11に格納されたBIOSの設定情報を更新させることができる。
すなわち、上記コンピュータシステム101では、更新フラグレジスタ18で設定されたフラグを利用して、システム制御部11に格納されたBIOSの設定情報を、BIOS更新用外部メモリ14に格納されたBIOSの設定情報に更新する作業を行うことで、BIOSの設定情報更新作業を迅速に行うことができ、この点においても保守作業性の向上が可能である。
〔実施形態の動作説明〕
実施形態に示すコンピュータシステム101の動作について、図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
図3は、図2のコンピュータシステム101において、BIOSセットアップメニューなどでDC(Direct Current)電源ОNの通常時時に実施するBIOS設定変更時の動作フローを示している。
〔ステップS1〕
ステップS1では、BIOSセットアップメニューなどでBIOS設定変更がなされた場合に、設定変更後のBIOSをBIOS記憶部13に記憶する。
〔ステップS2〕~〔ステップS3〕
ステップS1の後、ステップS2では、BIOS記憶部13に記憶されたBIOSと同じBIOSの設定変更情報を、システム制御部11のCMOSに書き込む。これと同時に、ステップS3では、当該BIOSの設定変更情報を、BIOS更新用外部メモリ14にも書き込んだ後、本フローチャートを終了する。
なお、ステップS2及びS3でのアクセスは、図2に符号17Aで示すバス17を通じて実行される。
次に、図4のフローチャートを参照して、コンピュータシステム101のDC電源ОFF時に、リモート管理端末20からコンピュータシステム101にリモート接続してBIOS設定変更を行った場合の処理について説明する。
なお、前述したシステム制御部11、BIOS更新用外部メモリ14及び基板管理コントローラ15(図2参照)は、いずれもスタンバイ電源や電池等の予備電源21に接続されているので、コンピュータシステム101が起動していない、すなわちDC電源が入っていないOFF状態で動作可能である。
〔ステップS11〕
ステップS11では、コンピュータシステム101のDC電源ОFF時において、まず、リモート管理端末20とコンピュータシステム101のマネージメントLANで接続する。
〔ステップS12〕
次にステップS12では、リモート管理端末20からはコマンドやツール等で、マネージメントLANのネットワークN1経由で基板管理コントローラ15からBIOS更新用外部メモリ14にBIOSの設定情報を書き込む。
なお、書き込みの手法の1例としては、システム制御部11とBIOS更新用外部メモリ14には同じBIOSの設定情報が書き込まれており、その情報をバックアップ/リストアする技術に基づき、基板管理コントローラ15経由で取得できるインターフェースを使って、データを外部で書き換えを行なった後、リモート管理端末20から書き戻す方法が採用される。
また、書き込みの手法としては、BIOSの設定情報を、各設定の差分情報のデータをそれぞれ情報テーブルとして予め持っていれば、リストアする情報を選択して、データをBIOS更新用外部メモリ14に書き込む方式も採用できる。
〔ステップS13〕
ステップS12が終了した後、ステップS13では、書き込みが完了したら基板管理コントローラ15からIOコントローラ12の書き込みフラグレジスタ18に書き込みが完了したことを示すフラグONを設定する。
〔ステップS14〕
IOコントローラ12の書き込みフラグレジスタ18のフラグがONとなっているか否かを判断し、YESの場合に次のステップS15及び16に進み、NОの場合に本フローチャートを終了する。
〔ステップS15〕
ステップS14でYESの場合に、ステップS15ではコンピュータシステム101のDC電源を起動した後、次のステップS16に進む。
〔ステップS16〕
ステップS16では、BIOS更新用外部メモリ14で書き換えられたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部11及びBIOS記憶部13に記憶されているBIOSの設定情報を更新した後、本フローチャートを終了する。
なお、ステップS12~S16でのアクセスは、図2に符号17Bで示すバス17を通じて実行される。
また、ステップS12での処理は、基板管理コントローラ15の更新情報報知手段15Aにより実行される。また、ステップS15~S16での処理は、基板管理コントローラ15のBIOS更新手段15Bにより実行される。
以上詳細に説明したように本実施形態に係るコンピュータシステム101では、基板管理コントローラ15のBIOS更新手段15Bにより、更新フラグレジスタ18のフラグがONとなったことを条件として、コンピュータ起動時に、BIOS更新用外部メモリ14に格納されたBIOSの設定情報に基づき、システム制御部11に格納されたBIOSの設定情報を更新することができる(ステップS15~S16)。
すなわち、上記コンピュータシステム101では、更新フラグレジスタ18で設定されたフラグを利用して、システム制御部11に格納されたBIOSの設定情報を、BIOS更新用外部メモリ14に格納されたBIOSの設定情報に更新する作業を行うことで、BIOS更新作業の迅速化を図ることが可能である。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、複数台のコンピュータシステム101が各拠点にあり、全てのコンピュータシステム101でBIOS設定変更が必要な場合でも、対象のコンピュータシステムの状態によらず、マネージメントLANが接続されている状態であれば、リモート操作によってBIOS設定変更が可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、BMCを搭載しているコンピュータシステムで保守が必要な際に利用可能な技術である。
例えば、本発明では、企業などで大きなシステムを構築して、各拠点を管理して運用するコンピュータシステムが増えている。リモート操作によって保守することができるようになってきているが、各装置をリモート操作によって装置を立ち上げないと保守できない状態であった。本発明は、各装置を立ち上げることなく保守が可能な方法を提供している。
1 システム制御部
2 BIOS更新用外部メモリ
3 基板管理コントローラ(BMC)
3A 更新情報報知手段
3B BIOS更新手段
4 リモート管理端末
5 予備電源
11 システム制御部11
12 I/Оコントローラ
13 BIOS記憶部
14 BIOS更新用外部メモリ
15 基板管理コントローラ
15A 更新情報報知手段
15B BIOS更新手段
16 マザーボード
17 バス
18 更新フラグレジスタ
20 リモート管理端末
21 予備電源
100 コンピュータシステム
101 コンピュータシステム
200 BIOSの設定変更システム
201 BIOSの設定変更システム
N ネットワーク
N1 ネットワーク

Claims (7)

  1. 機器及び入出力の制御を行うBIOSが格納されたシステム制御部と、
    このシステム制御部内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を格納するBIOS更新用外部メモリと、
    装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末からネットワークを通じて前記システム制御部及びBIOS更新用外部メモリにアクセス可能な基板管理コントローラと、を具備するコンピュータシステムであって、
    前記基板管理コントローラは、
    前記装置電源がOFFであり、かつ、前記予備電源がONの時に、
    前記リモート管理端末からネットワークを通じて前記BIOS更新用外部メモリの更新があった場合に更新フラグをONとさせる更新情報報知手段と、
    前記更新情報報知手段にて更新フラグがONとなった場合、前記装置電源がONとなるコンピュータ起動時に、前記システム制御部に格納されたBIOSの設定情報を、前記BIOS更新用外部メモリに格納されたBIOSの設定情報に更新させるBIOS更新手段と、を有することを特徴とするコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  2. 前記BIOS更新用外部メモリには、前記BIOSの設定情報を複数格納する情報テーブルが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  3. 前記BIOS更新用外部メモリの更新があったことを示す更新フラグは、前記システム制御部内のフラグ書込部にてОN/OFFされることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  4. 前記基板管理コントローラの予備電源は、スタンバイ電源や電池等からなることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  5. 前記システム制御部はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)により構成されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  6. 前記基板管理コントローラはBMC(Baseboard Management Controller)により構成されることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更システム。
  7. 機器及び入出力の制御を行うBIOSが格納されたシステム制御部と、
    このシステム制御部内に記憶されたBIOSの設定情報と同じ設定情報を複数格納するBIOS更新用外部メモリと、
    装置電源ON時に主電源により動作又は装置電源OFF時に予備電源により動作し、外部に位置するリモート管理端末からネットワークを通じて前記システム制御部及びBIOS更新用外部メモリにアクセス可能な基板管理コントローラと、を具備するコンピュータシステムであって、
    前記装置電源がOFFであり、かつ、前記予備電源がONの時に、
    前記BIOS更新用外部メモリの更新があったことを示す更新フラグをONとさせる更新情報報知段階と、
    前記更新情報報知段階にて更新フラグがONとなった場合、前記装置電源がONとなるコンピュータ起動時に、前記システム制御部に格納されたBIOSの設定情報を、前記BIOS更新用外部メモリに格納されたBIOSの設定情報に更新するBIOS更新段階と、を有することを特徴とするコンピュータシステムにおけるBIOSの設定変更方法。
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