JP7322764B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7322764B2 JP7322764B2 JP2020046518A JP2020046518A JP7322764B2 JP 7322764 B2 JP7322764 B2 JP 7322764B2 JP 2020046518 A JP2020046518 A JP 2020046518A JP 2020046518 A JP2020046518 A JP 2020046518A JP 7322764 B2 JP7322764 B2 JP 7322764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- software
- update
- indoor unit
- file
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
制御プログラム更新システムは、通信ネットワークと、この通信ネットワークに接続されたサーバー及びパソコンと、このパソコンに接続された通信アダプタと、この通信アダプタと無線で通信接続された室内機で構成されている。
通常、空気調和機として新機能を追加するために、例えばリモコンのソフトウェアと室内機のマイコンのソフトウェアと室外機のマイコンのソフトウェアなどが各マイコン上で実行された時、互いのマイコンが連携して動作する場合、これらのソフトウェアを一式として更新する必要がある。各ソフトウェアは空気調和機が運転を停止している状態であれば任意のタイミングで更新される。
この状態で例えばユーザーがリモコンで新機能に関する操作指示を行った時、室内機や室外機、リモコンなどで制御上の問題が発生することを本願発明者は見出した。
プログラム、および前記プログラムに関連するデータのうち少なくとも一方であるソフトウェアを記憶する複数の記憶手段と、前記プログラムを読みだして実行する演算処理手段と、外部ネットワーク上のサーバーと通信接続される通信手段とを備え、
前記ソフトウェアのうち少なくとも2つ以上のソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを前記サーバーから受信して当該ソフトウェアを更新することができる空気調和機であって、
前記通信手段は、
更新対象となる前記ソフトウェアを記憶する前記記憶手段を特定する情報と更新対象となる前記ソフトウェアの更新の順番を示す優先順位とを含むソフトウェア情報と、
前記更新用ソフトウェアと、を、前記サーバーから受信し、
前記演算処理手段は、
前記ソフトウェア情報を確認し、優先順位が高い前記ソフトウェアから順に前記記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを前記更新用ソフトウェアに書き換えて更新することを特徴とする。
図1は本発明による空気調和機101を備えた空調機システム1の実施例を示すブロック図である。
空調機システム1は、通信ネットワーク3と、この通信ネットワーク3に通信接続され、内部にサーバー記憶部41aを備えたサーバー41と、通信ネットワーク3に通信接続されて、家屋内に設置されたルーター機能付きの無線LAN(Local Area Network)装置6と、無線LAN装置6と電波により通信接続され室内に設置された室内機2と家屋外に設置された室外機12と室内機2を操作するリモコン5を備えた空気調和機101とを備えている。室内機2と室外機12とリモコン5には後述するマイコンが搭載されており、各マイコンには各機器を動作させるソフトウェアが搭載されている。
サーバー41には個々の機器のマイコンのソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを含む更新ファイルが複数記憶されており、空気調和機101は、1つの更新用ソフトウェア、もしくは複数の更新用ソフトウェアをサーバー41から受信して対応する機器のソフトウェアを更新する。なお、更新用ソフトウェアや更新ファイルについては後で詳細に説明する。
図2は本発明による室内機2を示すブロック図である。
室内機2は、無線LAN装置6を介してサーバー3と通信を行う通信手段である無線アダプタ21と、リモコン5と微弱電波を用いて通信を行う室内機無線通信部22と、各種のデータを記憶する記憶手段の1つであるEEPROM24と、ファンモーター26と、これらを制御する室内機制御部25を備えている。
図3は本発明によるリモコン5を示すブロック図である。
リモコン5は、室内機2と通信を行うリモコン無線通信部57と、操作キーや表示部を備えた操作・表示部51と、これらを制御するリモコン制御部55を備えている。
図4は更新用ファイルを示す説明図である。図4(A)は1つの機器のソフトウェアを更新するために必要な更新用ファイルの内部構成を示す説明であり、図4(B)は1つの空気調和機101に対して3つのソフトウェアを更新するときに必要な更新用ファイル群を示している。
「同時更新数」は同時に更新すべき更新用ファイルの数、つまり、更新用ソフトウェアの数を示している。なお、更新用ファイルが1つのみの場合、同時更新数は1となる。
「その他の情報」はソフトウェアのバージョン情報などである。
ここで、これらの更新用ファイル群によって3つの機器のソフトウェアが更新されることにより、空気調和機101の風量の設定に関して新しい機能に変更する例を説明する。例えば風量の設定に関して現在の仕様が1~5段階であり、これをさらに細かく設定できるように新機能として1~7段階が設定できるようにソフトウェアを書き換える。
このように、ソフトウェアの更新が全ての機器で完了しないで各機器のソフトウェアが再起動して動作を開始する場合であっても各機器の動作で矛盾が発生しない。
上記において、リモコン5から風量が1~7段階となる新機能による指示が送信された場合、室内機2は従来の風量である1~5段階でファンモーター26の回転数を制御するため、風量が6~7の風量指示に対するファンモーター26の回転数テーブル値がないため、意図しない回転数となってしまう問題がある。
本発明ではこのような状態がないため、ソフトウェア更新における信頼性が向上する。
以上説明したように、複数の更新ソフトウェアが存在する時の各ソフトウェアの優先順位は、一方のソフトウェアの更新で実現される機能が他のソフトウェアで実現される機能へ与える影響度で決定される。例えば一方のソフトウェアの更新が他のソフトウェアに全く無関係な機能に関する更新であれば、一方のソフトウェア更新に関する優先度は高い。つまり、一方のソフトウェアを最初に更新して実行したとしても、他のソフトウェアでの実行に何の影響も与えない。例えばリモコンの表示内容を変更する更新ソフトウェアであれば、リモコンのみで完結する機能であり、他のソフトウェアの実行には影響を与えない。
次に図5を用いて本実施例における各機器の概略動作を説明する。図5において、横軸は左から順に、サーバー41、無線アダプタ21、室内機制御部25、リモコン5の動作を示しており、図5の上から下に向かって時間の経過を示している。なお、図5において矢印は通信における送信方向を示す。また()付きの番号は動作の順番を示す。
なお、前述したように室内機制御部25は実行ユニット23aが、リモコン5は実行ユニット52aがそれぞれ演算手段として動作し、EEPROM24やフラッシュメモリー23bやフラッシュメモリー52bが記憶手段としてソフトウェアを記憶する。また、各フラッシュメモリーにはプログラムからなるソフトウェアが、EEPROM24にはデータからなるソフトウェアが記憶されている。
このように、ソフトウェア情報に記載された同時更新数の数だけソフトウェア更新が完了することで、空気調和機101は更新ソフトウェアが更新された機器を再起動し、更新ソフトウェアを実行する。
これにより、個々の機器の起動タイミングを合わせて、更新されたソフトウェアによる新機能が使用できるようになる。
次に図6に示すソフトウェア書き換えに関する詳細な通信手順を示すチャートを用いて、図4で説明した更新ファイル群に従って、室内機2のメインマイコン23とリモコン5のマイコン52と室内機2のEEPROM24のソフトウェア、又はデータの更新を行う処理について詳細に説明する。
次に室内機制御部25は、まず、最初に(63)ブロック1のデータを無線アダプタ21へ要求する。無線アダプタ21は、これに対応して(64)ファイル3のブロック1のデータを準備する。そして、無線アダプタ21は、(65)ブロック1のデータを室内機制御部25へ送信する。室内機制御部25は、これを受信して(69)ブロック1のデータをリモコン5に送信する。これを受信したリモコン5は(70)フラッシュメモリー52bのブロック1に書き込み、(71)ブロック1の書き込み完了通知を室内機制御部25へ送信する。
以上説明したように、複数のソフトウェアを搭載した空気調和機において、複数のソフトウェアを更新する場合、更新が完了したソフトウェアと、更新が完了していないソフトウェアが混在しても空気調和機の制御に支障が出難いようにすることができる。
また、本実施例では無線アダプタ21と室内機制御部25とで処理の分担を行っているが、これに限るものでなく、無線アダプタ21を通信機能だけにとどめ、すべての更新作業を室内機制御部25が行うようにしてもよい。
2 室内機
3 通信ネットワーク
5 リモコン
6 無線LAN装置
12 室外機
21 無線アダプタ
22 室内機無線通信部
23 メインマイコン
23a 実行ユニット(演算処理手段)
23b フラッシュメモリー(記憶手段)
23c 更新実行プログラム
24 EEPROM(記憶手段)
25 室内機制御部
26 ファンモーター
41 サーバー
41a サーバー記憶部
51 操作・表示部
52 マイコン
52a 実行ユニット(演算処理手段)
52b フラッシュメモリー(記憶手段)
52c 更新実行プログラム
55 リモコン制御部
101 空気調和機
Claims (2)
- プログラム、および前記プログラムに関連するデータのうち少なくとも一方であるソフトウェアを記憶する複数の記憶手段と、前記プログラムを読みだして実行する演算処理手段と、外部ネットワーク上のサーバーと通信接続される通信手段とを備え、
前記ソフトウェアのうち少なくとも2つ以上のソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを前記サーバーから受信して当該ソフトウェアを更新することができる空気調和機であって、
前記通信手段は、
更新対象となる前記ソフトウェアを記憶する前記記憶手段を特定する情報と更新対象となる前記ソフトウェアの更新の順番を示す優先順位とを含むソフトウェア情報と、
前記更新用ソフトウェアと、を、前記サーバーから受信し、
前記演算処理手段は、
前記ソフトウェア情報を確認し、優先順位が高い前記ソフトウェアから順に前記記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを前記更新用ソフトウェアに書き換えて更新することを特徴とする空気調和機。 - 前記ソフトウェア情報には、同時に更新される前記更新用ソフトウェアの数である同時更新数がさらに含まれ、
前記演算処理手段は、
前記同時更新数に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記プロクラム又は前記データを前記更新用ソフトウェアに書き換えて更新した後、前記記憶手段に記憶されている前記プログラムを再起動することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020046518A JP7322764B2 (ja) | 2020-03-17 | 2020-03-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020046518A JP7322764B2 (ja) | 2020-03-17 | 2020-03-17 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021149289A JP2021149289A (ja) | 2021-09-27 |
JP7322764B2 true JP7322764B2 (ja) | 2023-08-08 |
Family
ID=77848843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020046518A Active JP7322764B2 (ja) | 2020-03-17 | 2020-03-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7322764B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003223326A (ja) | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Sony Corp | 情報処理システム、情報処理装置および方法、プログラム |
JP2010186452A (ja) | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Kyocera Mita Corp | 保守管理システム、データベースサーバ、保守管理プログラムおよび保守管理方法 |
JP2011060232A (ja) | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 管理装置、管理システム、管理方法、及び管理プログラム |
-
2020
- 2020-03-17 JP JP2020046518A patent/JP7322764B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003223326A (ja) | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Sony Corp | 情報処理システム、情報処理装置および方法、プログラム |
JP2010186452A (ja) | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Kyocera Mita Corp | 保守管理システム、データベースサーバ、保守管理プログラムおよび保守管理方法 |
JP2011060232A (ja) | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 管理装置、管理システム、管理方法、及び管理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021149289A (ja) | 2021-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8607219B2 (en) | Information processing device and a firmware updating method of the information processing device | |
US7275236B1 (en) | Method for programming a multiple device control system using object sharing | |
JP2002132518A (ja) | 仮想計算機システムおよび仮想計算機間の入出力装置交換方法 | |
US20070074015A1 (en) | Control apparatus, upgrade method and program product of the same | |
WO2020044443A1 (ja) | 空気調和システムおよび空気調和システムのプログラム更新方法 | |
JP2016103114A (ja) | インバータ装置及びインバータ装置におけるファームウェアプログラムの更新方法。 | |
JP7322764B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2006244269A (ja) | 設備管理装置、プログラム更新システム、設備管理プログラム更新方法、起動プログラム、および設備管理プログラム | |
JP6515462B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の設定方法及び設定プログラム | |
EP3301571B1 (en) | System and method for updating device software | |
JPWO2019030896A1 (ja) | プログラム更新方法、室外機及び管理装置 | |
JP2007079764A (ja) | プログラム自動更新システムおよび情報機器 | |
JP5119204B2 (ja) | プログラマブルコントローラ、データ書き込み方法、及び受信モジュール | |
WO2012077604A1 (ja) | 処理装置、プログラム更新方法、およびプログラム | |
JPH10187454A (ja) | Bios書き換え方式 | |
TWI719420B (zh) | 資訊處理裝置、資訊處理方法及程式 | |
JPH1063497A (ja) | プログラム更新方法 | |
JP7491765B2 (ja) | ファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法 | |
JP6571423B2 (ja) | 情報処理システム、デバイス情報取得方法、及びそのためのプログラム | |
JP2001075810A (ja) | コンピュータシステム、拡張ボードおよびコンピュータシステムにおける拡張ボードの機能更新方法 | |
JP7260191B2 (ja) | コンピュータシステムにおけるbiosの設定変更システム及び設定変更方法 | |
WO2024171673A1 (ja) | 空気調和機、空気調和機のファームウェアの更新方法、コンピュータプログラム、および記憶媒体 | |
WO2024189785A1 (ja) | プログラマブルロジックコントローラ、制御方法及びプログラム | |
JP2023132747A (ja) | スイッチ装置及びスイッチシステム | |
JPH10269162A (ja) | Faコントローラにおける拡張カードのリソース割り付け設定方法およびfaコントローラ並びにfaコントローラ用拡張カード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230710 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7322764 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |