JP2014109805A - バッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラム - Google Patents

バッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一般的なUPS管理ソフトウェアを利用してバッテリを制御できるバッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】バッテリ制御装置100において、電源供給部110のバッテリ112と通信可能に接続されたコントローラ121は、チップセット122からUPS制御用コマンドを受信すると、UPS制御用コマンドとバッテリ112制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、UPS制御用コマンドに対応付けられたバッテリ112制御用コマンドを、バッテリ112に対して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラムに関し、例えば一般的なUPS管理ソフトウェアを利用したバッテリの制御技術に関する。
一般に、サーバ装置は、交流電流(AC)電気送電線アウトレット(ACアウトレット)から電力供給を受け、動作できるよう設計されている。このACアウトレットに電力変動や停電などの電源異常が発生すると、サーバ装置には異常動作や動作の停止などの障害が発生する可能性がある。特に連続稼働が要求されるサーバ装置にあっては、かかる障害が業務にもたらす影響は甚大なものとなり得る。
この種の電源異常に対処するために、無停電電源装置(UPS)が広く利用されている(特許文献1)。UPSは、ACアウトレットとサーバ装置との間に接続され、ACアウトレットからAC電源の供給を受け、サーバ装置に対してACを供給するとともに、内蔵の電力貯蔵ユニットに所定量の電力を蓄電する機能を有する。UPSは、ACアウトレットに電源異常が発生した場合には、サーバ装置に対する電力の供給元を内蔵の電力貯蔵ユニットに切り替えることにより、サーバ装置に対する安定した電力供給を実現する。
また、UPSは、一般に制御用ソフトウェアを内蔵しており、オペレーティングシステム(OS)上で動作するUPS管理ソフトウェアとの間で、所定のプロトコルによる通信を行うことができる。UPS管理ソフトウェアは、このプロトコルに従って、例えばバッテリの監視や制御を行うことができる。
特開2003−076446号公報
他方、近年ではUPSの代替として、DC入出力型のバッテリを内蔵したサーバ装置も用いられている。一般に、この種のサーバ装置は、ACアウトレットからACの供給をうけ、これを直流電流(DC)に変換し、このDCをバッテリに入力して蓄電するとともに、バッテリから出力されるDCをマザーボードに駆動電力として供給する、電源供給部を有している。DC入出力型のバッテリを内蔵したサーバ装置では、ACアウトレットに電源異常が生じた場合でも、バッテリがDCを継続的かつ安定的にマザーボードに電力を供給するため、UPSと同様の効果を得ることができる。
バッテリも、UPSと同様に、制御用ソフトウェアを内蔵し、PCIバス等を介してマザーボードと通信可能に接続されるのが一般的である(図7)。しかしながら、バッテリに関してはOS上のソフトウェアと通信し、監視や制御等を行うための特定の規格が存在しない。そのため、従来、バッテリはPCIバスや独自の方式によってチップセットと接続され、OS上で動作する専用のソフトウェアにより制御されていた。そして、この独自のソフトウェアの開発、導入のため、多大なコストが必要とされていた。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、一般的なUPS管理ソフトウェアを利用してバッテリを制御できるバッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るバッテリ制御装置は、バッテリを含む電源供給部と、前記バッテリ及びチップセットと通信可能に接続されたコントローラとを含むバッテリ制御装置であって、前記コントローラは、前記チップセットからUPS制御用コマンドを受信すると、前記UPS制御用コマンドと前記バッテリ制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンドを、前記バッテリに対して送信するものである。
本発明に係るバッテリ制御方法は、チップセットからUPS制御用コマンドを受信するステップと、前記UPS制御用コマンドとバッテリ制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンドを、前記バッテリに対して送信するステップとを含むものである。
本発明に係る他のバッテリ制御方法は、チップセットからUPS制御用コマンドを受信するステップと、前記UPS制御用コマンドとバッテリ制御用コマンド又はパワーサプライユニット制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンド又は前記パワーサプライユニット制御用コマンドを、前記バッテリ又は前記パワーサプライユニットに対して送信するステップとを含むものである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、上記方法を実行させるためのプログラムである。
本発明により、一般的なUPS管理ソフトウェアを利用してバッテリを制御できるバッテリ制御装置、バッテリ制御方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるバッテリ制御装置100の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるBMC121の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるバッテリ制御装置100の動作を示す図である。 実施の形態1にかかるバッテリ制御装置100の動作を示す図である。 実施の形態2にかかるバッテリ制御装置200の構成を示す図である。 実施の形態2にかかるバッテリ制御装置200の動作を示す図である。 従来のバッテリ制御装置の構成を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態1>
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかるバッテリ制御装置100の構成について説明する。
バッテリ制御装置100は、例えばサーバ装置の一部を成すものであって、電源供給部110、マザーボード部120を有する。
電源供給部110は、典型的には、PowerSupplyUnit(PSU)111、バッテリ112を有する。
PSU111は、ACアウトレット等外部からACの供給を受け、これをDC変換して出力する機能を有する。PSU111が出力するDCは、バッテリ112に供給される。また、PSU111は制御ソフトウェアを内蔵しており、この制御ソフトウェアは、PSU111の入出力端子、及びI2C等の通信バスを介して、後述のBMC121との間で通信を行う。
バッテリ112は、PSU111からDCの供給を受け、内部の蓄電池に蓄電するとともに、蓄えた電力をマザーボード部120に対しDCとして出力する。また、バッテリ112は制御ソフトウェアを内蔵しており、この制御ソフトウェアは、バッテリ112の入出力端子、及びI2C等の通信バスを介して、後述のBMC121との間で通信を行う。
マザーボード部120は、典型的には、BaseboardManagementController(BMC)121、チップセット122、及びこのサーバ装置上で動作するOS123を有する。マザーボード部120の各構成要素は、バッテリ112から供給されるDCによって動作する。
BMC121は、ハードウェア管理用のコントローラである。BMC121は、PSU111及びバッテリ112のそれぞれ入出力端子と、I2C等の通信バスを介して接続され、PSU111及びバッテリ112の制御ソフトウェアとの間で通信を行う。
また、BMC121は、後述するチップセット122との間をCOMポート(シリアルバス等を利用する論理的な通信路)により接続される。なお、一般に、BMC121とチップセット122との間には、SOLMuxと呼ばれる切り替えスイッチが設けられている。SOLMuxとは、リダイレクション機能(本発明に直接関係しないため説明を省略する)を実現するために用いられるスイッチであるが、本実施の形態においては、SOLMuxはBMC121とチップセット122とを接続した状態にあるものとする。
チップセット122は、サーバ装置の各種機能を実現するための回路群である。チップセット122は、チップセット122は、COMポートを介してBMC121及び後述のOS123と接続される。
OS123は、チップセット122を制御してサーバ装置の各種機能を実現するための基本ソフトウェアである。OS123は、図示しないメモリに記憶されたプログラムを、CPUが実行することにより、論理的に実現される。OS123は、COMポートを介してチップセット122と通信可能に接続される。
つぎに、図2を用いて、本実施の形態におけるBMC121の構成についてより詳細に説明する。
BMC121は、UPSエミュレーション機能1211を有する。
UPSエミュレーション機能1211は、OS123上で動作するUPS管理ソフトウェアと、COMポートを介してシリアル通信を行う機能を有する。ここで、UPS管理ソフトウェアとの通信には、例えばシンプルシグナリング(COMポートが有する各種制御信号を利用したUPS制御規格)、スマートシグナリング(APCSmartProtocolを利用したUPS制御規格)等の通信規格を用いることができる。さらに、UPSエミュレーション機能1211は、UPS管理ソフトウェアとの通信において、上述の通信規格のいずれを用いるかや、シングルシグナリング利用時における信号極性等を任意に設定できるよう構成されていてもよい。
また、UPSエミュレーション機能1211は、バッテリ112やPSU111の制御ソフトウェアの仕様に応じ、バッテリ112及びPSU111の双方又はいずれか一方と通信し、バッテリ112やPSU111を制御する機能を有する。UPSエミュレーション機能1211は、かかる制御を行うための通信を、I2C等の通信バスを介して実施することができる。
加えて、UPSエミュレーション機能1211は、UPS管理ソフトウェアの機能と、バッテリ112やPSU111の制御ソフトウェアの機能とを対応付けるためのテーブルを有する。より具体的には、このテーブルは、UPS管理ソフトウェアが出力する制御コードと、バッテリ112やPSU111に対して出力すべき制御コードとを対応付けて保持している。また、このテーブルは、バッテリ112やPSU111が出力する制御コードと、UPS管理ソフトウェアに対して出力すべき制御コードとを対応付けて保持している。
つづいて、図3及び図4を用いて、BMC121のUPSエミュレーション機能1211の動作について説明する。
図3は、BMC121のUPSエミュレーション機能1211が、UPS制御ソフトウェアに対してUPSの電源オン機能をエミュレーションして、バッテリ112を制御する処理を示すチャートである。
S301−S302:OS123上で動作するUPS管理ソフトウェアは、OS123を介して、BMC121のUPSエミュレーション機能1211に対し、UPSの電源ONを指示する制御コードを送信する。本実施の形態では、OS123は、COMポートに対しキャラクタコード「^N」を送出する。
S303:BMC121のUPSエミュレーション機能1211は、COMポートから「^N」を受信する。UPSエミュレーション機能1211は、UPS管理ソフトウェアが出力する制御コードと、バッテリ112やPSU111に対して出力すべき制御コードとを対応付けたテーブルを参照し、受信した制御コード「^N」に対応する、バッテリ112の制御コード(「P1」とする)を取得する。
S304:UPSエミュレーション機能1211は、テーブルから取得した制御コード「P1」を、I2C等の通信バスに対し送出する。バッテリ112は、前記通信バスから「P1」を受信すると、マザーボード部120に対しDC INを出力する。
図4は、BMC121のUPSエミュレーション機能1211が、UPS制御ソフトウェアに対してバッテリ電圧問合せ機能をエミュレーションして、バッテリ112を制御する処理を示すチャートである。
S401−S402:OS123上で動作するUPS管理ソフトウェアは、OS123を介して、BMC121のUPSエミュレーション機能1211に対し、UPSのバッテリ電圧問合せを指示する制御コードを送信する。本実施の形態では、OS123は、COMポートに対しキャラクタコード「B」を送出する。
S403:BMC121のUPSエミュレーション機能1211は、COMポートから「B」を受信する。UPSエミュレーション機能1211は、上述のテーブルを参照し、受信した制御コード「B」に対応する、バッテリ112の制御コード(「P2」とする)を取得する。
S404:UPSエミュレーション機能1211は、テーブルから取得した制御コード「P2」を、I2C等の通信バスに対し送出する。
S405:バッテリ112は、前記通信バスから「P2」を受信すると、バッテリ電圧を取得し、その取得結果、例えば「27.87」のようなバッテリ電圧を示すキャラクタコードを、前記通信バスに対し送出する。
S406−S407:UPSエミュレーション機能1211は、前記通信バスから受信した問合せ結果「27.87」を、COMポートに対し送出する。ここで、UPSエミュレーション機能1211は、UPS管理ソフトウェアの仕様に応じ、前記問合せ結果のフォーマット等を適宜変換してからCOMポートに送出してもよい。UPS管理ソフトウェアは、OS123を介して問合せ結果を受信し、適宜表示等の処理を行う。
本実施の形態によれば、BMC121がUPSのエミュレーション機能を有し、バッテリ112を制御する。これにより、DC入出力型のバッテリ112が内蔵されたサーバ装置であっても、OS123にはUPSが接続されたように認識させることができる。また、これにより、一般的なUPS制御規格に則ってUPS管理ソフトウェアを用いて、DC入出力型のバッテリ112を制御することができる。
すなわち、従来は、バッテリ112の種類や、OS123の種類に応じて、バッテリ管理用のソフトウェアを個別に開発する必要があった。しかしながら、本実施の形態によれば、様々なOS123向けに既に開発されているUPS管理ソフトウェアを使用して、バッテリ112を制御することができる。これにより、バッテリ112の制御のために必要な開発作業は、もっぱらBMC121に関するものに限定される。したがって、ハードウェア及びソフトウェアの両観点で見れば、サーバ装置の開発工数を全体として削減することが可能である。
<実施の形態2>
つぎに、図5を用いて、本発明の実施の形態2にかかるバッテリ制御装置2200の構成について説明する。
本実施の形態におけるバッテリ制御装置200は、電源供給部110が、バッテリ1121乃至112nの複数のバッテリを含み、これらのバッテリ1121乃至112nがそれぞれI2C等の通信バスを介してBMC121と接続されている点に特徴を有する。その余の構成については、実施の形態1のバッテリ制御装置100と同様である。
つづいて、図6を用いて、本実施の形態におけるBMC121のUPSエミュレーション機能1211の動作について説明する。なお、実施の形態1と重複する部分については適宜説明を省略する。
図6は、BMC121のUPSエミュレーション機能1211が、UPS制御ソフトウェアに対してバッテリ残容量問合せ機能をエミュレーションして、バッテリ1121乃至112nを制御する処理を示すチャートである。
S601−S602:OS123上で動作するUPS管理ソフトウェアは、OS123を介して、BMC121のUPSエミュレーション機能1211に対し、UPSのバッテリ残容量問合せを指示する制御コードを送信する。OS123は、COMポートに対し上記制御コードを送出する。
S603:BMC121のUPSエミュレーション機能1211は、COMポートから上記制御コードを受信する。UPSエミュレーション機能1211は、上述のテーブルを参照し、受信した上記制御コードに対応する、バッテリ1121乃至112nの制御コード(「P31」乃至「P3n」とする)をそれぞれ取得する。
S604:UPSエミュレーション機能1211は、テーブルから取得した制御コード「P31」乃至「P3n」を、I2C等の通信バスを介し、バッテリ1121乃至112nに対してそれぞれ送出する。
S605:バッテリ1121乃至112nはそれぞれ、前記通信バスから制御コード「P31」乃至「P3n」のいずれかを受信すると、自身のバッテリ残容量を取得し、その取得結果(例えばアンペア時を示す数値、又は最大容量に対する残容量の割合を示す数値等)を、前記通信バスを介し、UPSエミュレーション機能1211に対して送出する。
S606:UPSエミュレーション機能1211は、前記通信バスを介して、バッテリ1121乃至112nのそれぞれから問合せ結果を受信する。
ここで、UPSエミュレーション機能1211は、バッテリ1121乃至112nから受信した問合せ結果に基づき、UPS管理ソフトウェアに返すべき値を算出する。例えば、問合せ結果がそれぞれアンペア時として示されている場合は、バッテリ1121乃至112nにかかる前記問合せ結果をすべて合算し、バッテリ全体としての残容量(アンペア時)を算出する。あるいは、問合せ結果がそれぞれ最大容量に対する残容量の割合で示されている場合は、バッテリ1121乃至112nの最大容量の合算値に対する、バッテリ1121乃至112nの全ての残容量の割合を算出し、バッテリ全体としての残容量(最大容量に対する残容量の割合)を算出する。ここで、バッテリ1121乃至112nの最大容量は、UPSエミュレーション機能1211が予め保持していても良く、あるいはS604において各バッテリに対し同時に問合せを行っても良い。
S607−S608:UPSエミュレーション機能1211は、S606において算出した値を、UPS管理ソフトウェアに返すべき値として、COMポートに対し送出する。UPS管理ソフトウェアは、OS123を介して問合せ結果を受信し、適宜表示等の処理を行う。
本実施の形態によれば、BMC121が、UPSのエミュレーション機能として、複数のバッテリ1121乃至112nに対する制御を行う。これにより、複数のバッテリ1121乃至112nが内蔵されている場合においても、OS123に対しては1つのUPSが接続されたように認識させることができ、一般的なUPS管理ソフトウェアを用いてこれらのバッテリを制御することができる。
<その他の実施の形態>
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、BMC121に、サーバーハードウェアをモニタ可能にするためのインターフェイス、例えばIntelligent Platform Management Interface(IPMI)インターフェイスを実装し、このインターフェイスを介して、BMC121が取得したバッテリに関する情報を提供するよう構成することができる。例えば、実施の形態2のS604乃至S606に記載した処理によって算出したバッテリ残容量を提供することが可能である。
これにより、BMC121を、バッテリの残容量等を示すセンサとして動作させることができ、例えばLinux(登録商標)のipmitoolのような一般的なツールを用いることにより、OS123上からバッテリの残容量等を知ることができる。
また、上述の実施の形態に示した構成に、BMC121が、PSU111から、AC INが一定時間中断したことを示す情報を受け取った場合、BMC121が、チップセット122に対してDC OFFを示す信号を出力する構成を加えることとしてもよい。
これにより、チップセット122は、サーバ装置のパワーオフボタンが押された場合と同じ処理、例えばOS123のシャットダウン等の処理を行うことができる。すなわち、バッテリ容量が残っているうちにOS123をシャットダウンさせることが可能となる。
また、上述の実施の形態では、OS123、チップセット122、及びBMC121の間は、内部的にCOMポートで接続することとしたが、本発明は接続形態を限定するものではなく、例えば一般的なUPS管理ソフトウェアが対応していることの多いUSBポートにより接続されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、電源ON機能、バッテリ電圧問合せ機能、及びバッテリ残容量問合せ機能を例として説明したが、本発明は特定のUPS及びバッテリ制御機能に限定されるものではなく、例えば以下のようなUPS及びバッテリ制御機能に対して適用されてもよい。
−UPSモデル名/ID/生産時刻/シリアル番号/コピーライトの問い合わせ
−バッテリ識別名/接続バッテリ数/故障バッテリ数の問い合わせ
−ファームウェアバージョン/プロトコルバージョンの問い合わせ
−UPSの電源オン/オフ
−EEPROMの読み出し/書き込み/クリア
−フロントパネルテスト
−バッテリ電圧/パーセンテージの問い合わせ
−バッテリ電圧監視のスレッショルド/通常電圧の設定
−バッテリ電圧低下時の警告間隔設定
−内部温度/環境温度/湿度の問い合わせ
−ドライ接点情報の問い合わせ
−バッテリのキャリブレーション実施/感度の調整
−UPS性能の調整
−セルフテストの実施と実施結果の問い合わせ
−セルフテストの実施間隔設定
−AC入力周波数の問い合わせ
−内部イベントの通知と通知要因の問い合わせ
−OSシャットダウン要求とシャットダウン要求を行なうまでの間隔設定
−AC供給断絶時にOSシャットダウン要求を行なうまでの間隔設定
−AC供給復旧時にDCONを行なうまでの間隔設定
−OSシャットダウン/DCONのスケジューリング設定
−OSシャットダウンの中断
−OSシャットダウン後のバッテリ切断間隔設定
−AC入力電圧/出力電圧の問い合わせ
−AC入力電圧の最大値/最小値の問い合わせ
−AC入力電圧の低電圧/過電圧設定
−AC出力電圧/出力電力の設定
−通常時のAC出力電圧の問い合わせ
−電源負荷の問い合わせ
−予想バッテリ保持時間の問い合わせ
−UPS内部ステータス問い合わせ
−電源障害のシミュレーション
−アラーム通知までの間隔設定
−最終充電時刻の問い合わせ
−内部レジスタ/ディップスイッチの参照/変更
−シリアルライン状態の問い合わせ
−バイパスモードの設定
−言語設定
また、上述の実施の形態では、主にハードウェアによる構成を説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより論理的に実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100 バッテリ制御装置
110 電源供給部
111 PowerSupplyUnit(PSU)
112 バッテリ
120 マザーボード部
121 BaseboardManagementController(BMC)
122 チップセット
123 オペレーティングシステム(OS)
1211 UPSエミュレーション機能
1121 バッテリ
112n バッテリ

Claims (10)

  1. バッテリを含む電源供給部と、
    前記バッテリ及びチップセットと通信可能に接続されたコントローラとを含むバッテリ制御装置であって、
    前記コントローラは、
    前記チップセットからUPS制御用コマンドを受信すると、
    前記UPS制御用コマンドと前記バッテリ制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、
    前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンドを、前記バッテリに対して送信する
    バッテリ制御装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記バッテリから前記バッテリ制御用コマンドに対する応答を受信し、
    前記応答を前記チップセットに対して送信する
    請求項1記載のバッテリ制御装置。
  3. 前記電源供給部は複数のバッテリを含み、
    前記コントローラは、
    前記バッテリ制御用コマンドを、前記複数のバッテリそれぞれに対して送信し、
    前記複数のバッテリそれぞれから、前記バッテリ制御用コマンドに対する第1の応答を受信し、
    前記複数の第1の応答に基づき算出した第2の応答を、前記チップセットに対して送信する
    請求項1又は2記載のバッテリ制御装置。
  4. 前記コントローラは、ベースボードマネジメントコントローラである
    請求項1乃至3いずれか1項記載のバッテリ制御装置。
  5. 前記電源供給部は、前記コントローラと通信可能に接続されたパワーサプライユニットを含み、
    前記コントローラは、
    前記チップセットからUPS制御用コマンドを受信すると、
    前記UPS制御用コマンドと前記バッテリ制御用コマンド又はパワーサプライユニット制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、
    前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンド又は前記パワーサプライユニット制御用コマンドを、前記バッテリ又は前記パワーサプライユニットに対して送信する
    請求項1乃至4いずれか1項記載のバッテリ制御装置。
  6. チップセットからUPS制御用コマンドを受信するステップと、
    前記UPS制御用コマンドとバッテリ制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンドを、前記バッテリに対して送信するステップとを含む
    バッテリ制御方法。
  7. 前記バッテリから前記バッテリ制御用コマンドに対する応答を受信するステップと、
    前記応答を前記チップセットに対して送信するステップとをさらに含む
    請求項6記載のバッテリ制御方法。
  8. 前記バッテリに対して送信するステップにおいては、前記バッテリ制御用コマンドを、複数の前記バッテリそれぞれに対して送信し、
    前記複数のバッテリそれぞれから、前記バッテリ制御用コマンドに対する第1の応答を受信するステップと、
    前記複数の第1の応答に基づき算出した第2の応答を、前記チップセットに対して送信するステップとをさらに含む
    請求項6又は7記載のバッテリ制御方法。
  9. チップセットからUPS制御用コマンドを受信するステップと、
    前記UPS制御用コマンドとバッテリ制御用コマンド又はパワーサプライユニット制御用コマンドとを対応付けたテーブルを参照し、前記UPS制御用コマンドに対応付けられた前記バッテリ制御用コマンド又は前記パワーサプライユニット制御用コマンドを、前記バッテリ又は前記パワーサプライユニットに対して送信するステップとを含む
    バッテリ制御方法。
  10. コンピュータに、請求項6乃至9いずれか1項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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