JPH10329030A - 薄刃砥石の製造方法 - Google Patents

薄刃砥石の製造方法

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JPH10329030A
JPH10329030A JP15301297A JP15301297A JPH10329030A JP H10329030 A JPH10329030 A JP H10329030A JP 15301297 A JP15301297 A JP 15301297A JP 15301297 A JP15301297 A JP 15301297A JP H10329030 A JPH10329030 A JP H10329030A
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forming
masking
composite plating
plating
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JP15301297A
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Eiji Watanabe
瑛二 渡辺
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ODENSHA KK
OUDENSHIYA KK
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ODENSHA KK
OUDENSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面振れおよび砥粒の使用量が少なく、加工精
度と経済性に優れた薄刃砥石の製造方法を提供する。 【解決手段】 平面性の良好な、中心に取付け孔を有す
る円板上の金属台金あるいは同形状の複合材料の外周に
ダイアモンド粒子等砥粒の共存する金属メッキ層を生成
する。台金半径を数十μm以上越える外周部について
は、砥石の刃の厚みは、台金の厚さの制約を受けること
なく極めて薄い刃厚の砥石を強度の低下を伴うことなく
製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属にダイヤモン
ド粒子等を混入して形成した複合メッキ層を用いた薄刃
砥石の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬度の高い砥粒(例えばダイヤモンド粒
子)をメッキ溶中に浮遊させ、溶液を攪拌し、あるいは
合金を回転・移動させつつメッキを行い、砥粒の混入し
た金属メッキ層を生成し、その複合メッキ層を工具とし
て用いるものがあるが、これは台金の表面の複合メッキ
層と台金とが一体に形成されたものであり、工具として
問題は少ない。最近、ウェハの切断等の目的に切り代の
少ない薄刃切断用砥石に関するニーズが高まり、刃厚2
00μm以下の薄刃砥石については、上記のプロセスに
よる複合メッキ層が適切な製造手段とされ実用に供され
ている。この薄刃砥石は、刃厚が薄いため台金と一体の
構成は困難であり、台金あるいは基板を取り除き、複合
メッキ層のみを以て薄刃としているため、製造工程にお
いて未解決の問題を残している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の薄刃砥石の製造
方法を、図5(a) 〜(d) を用いて説明する。ステンレス
基板28をレジスト31で遮蔽し、表面の砥石となるべ
きドーナツ型の部分のみステンレス面を露出させ、メッ
キ浴中で砥粒の混入した金属( ニッケルあるいはニッケ
ル・コバルト等の合金)の複合メッキ層27を生成する
(図5(a) )。この複合メッキ層の厚みは、完成時の砥
石の厚みの1/2が目安となる。
【0004】次に複合メッキ層27をステンレス基板2
8から剥離し(図5(b))、剥離面に再び図5(a) と同様
の複合メッキ層を1回目と同じ厚みだけ生成する(図5
(c))。このとき予め剥離面以外の面を遮蔽することは言
うまでもない。遮蔽のためのレジスト29を除去すれ
ば、図5(d) に示すような薄刃砥石30を得ることがで
きる。なお、32は研削盤主軸に取り付けるための孔で
ある。上記工程によって製造された薄刃砥石は台金を含
まず、複合メッキ層のみで生成されるため厚みの薄い砥
石を作るのには適しているものの、メッキ時に発生する
内部応力に抗して形状を維持する剛性に乏しく、図5
(d) の完成時には、三次元的な反りや撓みが生じており
著しく平面性が悪くなる。
【0005】これを図6に示すように研削盤主軸31に
取り付けた場合、薄刃30の先端30aでは回転ととも
に大きな面振れを起こす。そのため、切断の切り代が大
きくなって薄刃のメリットが失われるばかりでなく、加
工の精度・効率・工具の耐久性等に様々な弊害をもたら
す。また、主軸31に取り付ける際に精度の良い薄刃取
付治具32を用いても、薄刃全面に及ぶ三次元的な反り
を矯正することは困難である。本発明の目的は、砥粒と
金属の複合メッキ層による薄刃砥石の製造において発生
する三次元的変形を防止し、台金と複合メッキ層よりな
る剛性の高い薄刃砥石の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による薄刃砥石の製造方法は、台金の一面側の
所定位置にエッチングにより円周溝を形成する第1溝形
成工程と、前記円周溝の内壁部分およびこの円周溝の内
周側に連続する台金上の円環面に、金属にダイヤモンド
粒子等の砥粒を混入した複合メッキを形成する第1複合
メッキ形成工程と、前記台金の他面側に、前記一面側の
円周溝に対応してエッチングにより円周溝を形成する第
2溝形成工程と、前記第2溝形成工程で形成した円周溝
の内壁部分およびこの円周溝の内周側に連続する台金上
の円環面に、金属にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入し
た複合メッキを形成する第2複合メッキ形成工程と、前
記円周溝の外周側の台金部分を取り除く削除工程とから
なる。また、本発明は、台金の半分をマスキングするた
めのマスキング用円周溝ならびに金属にダイヤモンド粒
子等の砥粒を混入した複合メッキを形成するメッキ形成
用円周段差部を有する第1のマスキング治具と、前記第
1のマスキング治具のマスキング用円周溝より前記複合
メッキの厚さ分だけ深く、かつ外径が大きく形成され、
台金の半分をマスキングするためのマスキング用円周溝
ならびに金属にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した複
合メッキを形成するメッキ形成用円周段差部を有する第
2のマスキング治具と、前記第1または第2のマスキン
グ治具で一面側がマスキングされた台金の他面側をマス
キングする第3のマスキング治具とを有し、前記第1と
第3のマスキング治具をそれぞれ台金の各面に押し当
て、台金の外周面の上半分およびこの上半分に連続する
ように台金の一面側に円環面を露出させる第1メッキ面
設定工程と、前記第1メッキ面設定工程で露出させた露
出面に、金属にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した複
合メッキを形成する第1複合メッキ形成工程と、前記第
2と第3のマスキング治具をそれぞれ台金の各面に押し
当て、台金の外周面の残りの下半分およびこの下半分に
連続する台金の他面側に円環面を露出させる第2メッキ
面設定工程と、前記第2メッキ面設定工程で露出させた
露出面に、金属にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した
複合メッキを形成する第2複合メッキ形成工程とからな
る。
【0007】上記方法によれば、砥石部の刃厚は台金の
厚さの制約を受けず薄刃の生成が可能であり、全体が薄
刃と同じ厚みの複合メッキ層から成る従来の砥石と比
べ、薄刃の部分は実用される部分に限られる小面積にな
るため、反りの発生量自体が極めて少ない上に、台金の
剛性によって歪みの発生が拘束され、回転に際し、面振
れのない精度の安定した回転砥石となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1は、本発明による製造方法に
より製造された薄刃砥石の実施の形態を示す断面図であ
る。台金1は平面精度,刃厚tより厚く所要の強度およ
び剛性を有しており、中央に研削盤主軸取付孔3が設け
られている。台金1の外周部分には砥石部2が複合メッ
キにより形成されている。
【0009】図2は、図1の薄刃砥石を治具に装着した
状態を示す断面図である。薄刃砥石取付治具7が挿入さ
れた研削盤主軸5に、薄刃砥石4,薄刃砥石取付治具7
が差し込まれ、ナット6により薄刃砥石4の台金1の部
分が固定される。台金1はその平面精度がよく、所要の
強度および剛性を有しているので、薄刃砥石4の砥石部
2は面振れを起こすことはない。
【0010】図3は本発明による薄刃砥石の第1の製造
方法を説明するための図である。各工程を(a)から
(c)までの手順にしたがって説明する。研削盤主軸取
付孔18を有し、砥石外径より大きい金属板(外縁部を
除いた部分が台金となる)19の表面に、砥石部を形成
するリング面19aを除いた部分にレジスト9を施す
(図3(a))。このリング面19aに金属板19の厚
みの1/2の深さまでエッチングを行い円周溝10を形
成する(図3(b))。
【0011】さらに、上記円周溝10の内周10a側に
連続する金属板19のリング面19b部分が露出するよ
うにレジスト11を施す(図3(c))。そして、図3
(d)に示すように金属にダイヤモンド粒子等を混入し
た複合メッキ層12を刃厚の1/2に達するまで生成す
る。次に金属板19の裏面の円周溝10に対応する円環
部19cを除く面にレジスト13を施し(図5
(e))、裏面についても図5(b)(c)および
(d)と同じ工程、すなわち図5(f)(g)および
(h)の工程を繰り返す。これにより、金属板19の表
面側から形成した複合メッキ層12と裏面側に施した複
合メッキ層16が一体となり、所要の刃厚の複合メッキ
層による砥石部を得る。
【0012】図3(h)に示すように金属板19の砥石
部の外周部分19dを残し、他の部分にレジスト17を
施し、外周部分19dをエッチングにより除去し、先端
をドレッシングすることにより図3(i)に示すような
薄刃砥石が完成する。
【0013】図4は、本発明による薄刃砥石の第2の製
造方法を説明するための図である。図4(a)(b)に
おいて、マスキング治具21,22および23は合成樹
脂製でそれぞれ第1,第2および第3のマスキング治具
に対応する。マスキング治具21は、台金20の半分を
マスキングするためのマスキング用円周溝21aと複合
メッキを形成するためのメッキ形成用円周段差部21b
が設けられている。マスキング治具22は、台金20の
残りの半分をマスキングするためのマスキング用円周溝
22aと複合メッキを形成するためのメッキ形成用円周
段差部22bが設けられている。
【0014】マスキング用円周溝22aはマスキング用
円周溝21aより複合メッキの厚さ分だけ深く、しかも
外径も複合メッキの厚さ分だけ大きい。マスキング治具
23の外径は、台金20の外周付近に複合メッキを形成
するためのリング面20bの内径と同じである。製造は
次の手順で行われる。予めマスキング治具21の円周段
差部21b部分に、金属被膜処理により金属皮膜21c
を形成しておく。台金20をマスキング治具21と23
との間に挟み込み、合成樹脂製のボルトナット24a,
24bで固定する。
【0015】この取付によって図4(a)に示すように
台金20は外周の上半分20aと、これに連続する台金
20のリング面20bのみが露出し、他の面はマスキン
グされる。メッキ溶中で上記露出部分に刃厚の1/2の
厚さになるまで複合メッキ層25を生成する。次に台金
20をマスキング治具21と23より取り外し、マスキ
ング治具22と23で図4(b)に示すように固定す
る。この取付によって台金20の下半分の外周面20c
と、これに連続する台金20のリング面20dのみが露
出し他の面はマスキングされる。なお、マスキング治具
22についてもその円周段差部22b部分に金属皮膜処
理により金属皮膜22cを形成してある。
【0016】上記と同様、メッキ溶中で露出部分に刃厚
の1/2の厚さになるまで複合メッキ層26を生成す
る。これにより図4(c)に示すように所定の刃厚を有
する薄刃砥石が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による製造
方法は、砥粒を混入したメッキ層生成による薄刃砥石の
製造時に発生する平面歪みが原因になる面振れが除去さ
れるため、精度の良い安定した加工ができる薄刃砥石を
提供できる。また、台金の外周に、砥石として実用され
る部分に限り薄刃を構成しているため、薄刃の強度が補
強されるのみならず、使用される砥石の量も少ない。し
たがって、高価な砥粒を用いた場合でも経済性の面で有
利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法により製造した薄刃砥石
の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1の薄刃砥石を治具に装着した状態を示す断
面図である。
【図3】本発明による薄刃砥石の第1の製造方法を説明
するため図である。
【図4】本発明による薄刃砥石の第2の製造方法を説明
するため図である。
【図5】従来の薄刃砥石の製造方法を説明するための図
である。
【図6】図5により製造した薄刃砥石を治具に装着した
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…台金 2…砥石部 3,18…研削盤主軸取付孔 4…薄刃砥石 5…研削盤主軸 6,E…ナット 7,8…薄刃取付治具 9,11,13,15…レジスト 10,14…円周溝 12,16…複合メッキ層 19…金属板 21,22,23…マスキング治具 21c,22c…金属皮膜 24a…ボルト 24b…ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】硬度の高い砥粒(例えばダイヤモンド粒
子)をメッキ溶中に浮遊させ、溶液を攪拌し、あるいは
台金を回転・移動させつつメッキを行い、砥粒の混入し
た金属メッキ層を生成し、その複合メッキ層を工具とし
て用いるものがあるが、これは台金の表面の複合メッキ
層と台金とが一体に形成されたものであり、工具として
問題は少ない。最近、ウェハの切断等の目的に切り代の
少ない薄刃切断用砥石に関するニーズが高まり、刃厚2
00μm以下の薄刃砥石については、上記のプロセスに
よる複合メッキ層が適切な製造手段とされ実用に供され
ている。この薄刃砥石は、刃厚が薄いため台金と一体の
構成は困難であり、台金あるいは基板を取り除き、複合
メッキ層のみを以て薄刃としているため、製造工程にお
いて未解決の問題を残している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図4は、本発明による薄刃砥石の第2の製
造方法を説明するための図である。図4(a)(b)に
おいて、マスキング治具21,22および23は合成樹
脂製でそれぞれ第1,第2および第3のマスキング治具
に対応する。マスキング治具21は、台金20の半分を
マスキングするためのマスキング用円周溝21aと複合
メッキを形成するためのメッキ形成用円周段差部21b
が設けられている。マスキング治具22は、台金20の
残りの半分に複合メッキを施すためのマスキング用円周
溝22aと残り半分に複合メッキを形成するためのメッ
キ形成用円周段差部22bが設けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】マスキング用円周溝22aはマスキング用
円周溝21aより複合メッキの厚さ分だけ深。マスキ
ング治具23の外径は、台金20の外周付近に複合メッ
キを形成するためのリング面20bの内径と同じであ
る。製造は次の手順で行われる。予めマスキング治具2
1の円周段差部21b部分に、金属被膜処理により金属
皮膜21cを形成しておく。台金20をマスキング治具
21と23との間に挟み込み、合成樹脂製のボルトナッ
ト24a,24bで固定する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この取付によって図4(a)に示すように
台金20は外周の上半分20aと、これに連続する台金
20のリング面20bのみが露出し、他の面はマスキン
グされる。メッキで上記露出部分に刃厚の1/2の厚
さになるまで複合メッキ層25を生成する。次に台金2
0をマスキング治具21と23より取り外し、マスキン
グ治具22と23で図4(b)に示すように固定する。
この取付によって台金20の下半分の外周面20cと、
これに連続する台金20のリング面20dのみが露出し
他の面はマスキングされる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上記と同様、メッキで露出部分に刃厚の
1/2の厚さになるまで複合メッキ層26を生成する。
これにより図4(c)に示すように所定の刃厚を有する
薄刃砥石が得られる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台金の一面側の所定位置にエッチングに
    より円周溝を形成する第1溝形成工程と、 前記円周溝の内壁部分およびこの円周溝の内周側に連続
    する台金上の円環面に、金属にダイヤモンド粒子等の砥
    粒を混入した複合メッキを形成する第1複合メッキ形成
    工程と、 前記台金の他面側に、前記一面側の円周溝に対応してエ
    ッチングにより円周溝を形成する第2溝形成工程と、 前記第2溝形成工程で形成した円周溝の内壁部分および
    この円周溝の内周側に連続する台金上の円環面に、金属
    にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した複合メッキを形
    成する第2複合メッキ形成工程と、 前記円周溝の外周側の台金部分を取り除く削除工程とか
    らなることを特徴とする薄刃砥石の製造方法。
  2. 【請求項2】 台金の半分をマスキングするためのマス
    キング用円周溝ならびに金属にダイヤモンド粒子等の砥
    粒を混入した複合メッキを形成するメッキ形成用円周段
    差部を有する第1のマスキング治具と、 前記第1のマスキング治具のマスキング用円周溝より前
    記複合メッキの厚さ分だけ深く、かつ外径が大きく形成
    され、台金の半分をマスキングするためのマスキング用
    円周溝ならびに金属にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入
    した複合メッキを形成するメッキ形成用円周段差部を有
    する第2のマスキング治具と、 前記第1または第2のマスキング治具で一面側がマスキ
    ングされた台金の他面側をマスキングする第3のマスキ
    ング治具とを有し、 前記第1と第3のマスキング治具をそれぞれ台金の各面
    に押し当て、台金の外周面の上半分およびこの上半分に
    連続するように台金の一面側に円環面を露出させる第1
    メッキ面設定工程と、 前記第1メッキ面設定工程で露出させた露出面に、金属
    にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した複合メッキを形
    成する第1複合メッキ形成工程と、 前記第2と第3のマスキング治具をそれぞれ台金の各面
    に押し当て、台金の外周面の残りの下半分およびこの下
    半分に連続する台金の他面側に円環面を露出させる第2
    メッキ面設定工程と、 前記第2メッキ面設定工程で露出させた露出面に、金属
    にダイヤモンド粒子等の砥粒を混入した複合メッキを形
    成する第2複合メッキ形成工程とからなることを特徴と
    する薄刃砥石の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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