JP2019123058A - 形状修正治具の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削ブレードを高い精度で整形できる形状修正冶具の製造方法を提供する。【解決手段】形状修正冶具の製造方法であって、凸部を有する第1の基台を準備する第1の基台準備工程と、凸部の表面に、砥粒をめっき層で固定した砥粒層を形成する砥粒層形成工程と、第1の基台を除去して砥粒層を残存させる第1の基台除去工程と、凸部の形状に対応する溝を有する第2の基台を準備する第2の基台準備工程と、砥粒層を第2の基台の溝に接着させる砥粒層接着工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、切削ブレード等の工具の形状を修正する際に用いられる形状修正治具の製造方法に関する。
切削装置は、電子デバイス等を含むデバイスチップを作製する際のウェーハの分割や、セラミックスコンデンサーシートの分割などに広く用いられている。これらの加工は、切削装置に装着された切削ブレードを被加工物に切り込ませることにより行う。
切削装置には、加工の目的に応じて様々な形状の切削ブレードが用いられる。例えば特許文献1には、半導体ウェーハの加工に、断面形状がU字状の切削ブレードとV字状の切削ブレードとを用いる手法が開示されている。また、特許文献2には、セラミックスコンデンサーシートにV溝を形成するため、V字状の切削ブレードを用いる手法が開示されている。
切削ブレードを長時間使用すると、摩耗によって先端の形状が崩れてしまい、緻密な加工が困難になる。そのため、切削ブレードの形状が崩れた場合には、形状修正治具を用いて先端の形状を修正する。形状修正治具としては、例えば基台に切削ブレードの先端の形状に対応する溝を設け、該溝に砥粒が固定された層(砥粒層)を形成したものを用いることができる。該溝に回転する切削ブレードを挿入し、切削ブレードの先端を砥粒層と接触させることにより、切削ブレードが整形される。
特開2009−105211号公報 特開2004−39906号公報
上記の形状修正冶具では、砥粒層に含まれる砥粒の分布や粒径のばらつき等に起因して、砥粒層の表面に露出した砥粒の露出量が不揃いになることがある。このような状態で切削ブレードを整形すると、切削ブレードの先端が砥粒に均等に接触しないため、切削ブレードの形状の修正を精度良く行うことが困難になる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、切削ブレードを高い精度で整形できる形状修正冶具の製造方法の提供を課題とする。
本発明によれば、凸部を有する第1の基台を準備する第1の基台準備工程と、該凸部の表面に、砥粒をめっき層で固定した砥粒層を形成する砥粒層形成工程と、該第1の基台を除去して該砥粒層を残存させる第1の基台除去工程と、該凸部の形状に対応する溝を有する第2の基台を準備する第2の基台準備工程と、該砥粒層を該第2の基台の該溝に接着させる砥粒層接着工程と、を備える形状修正治具の製造方法が提供される。
好ましくは、該砥粒層接着工程の後、該めっき層の表面を薬液によって溶かして、該砥粒を露出させる工程をさらに備える。
本発明に係る形状修正治具の製造方法では、まず第1の基台の凸部に砥粒層を形成し、その後、第1の基台を除去し、砥粒層を凸部と接していた面が露出するように第2の基台の溝に接着する。これにより、第2の基台の溝に直接砥粒層を形成する場合と比較して、砥粒の露出量の不揃いが低減された砥粒層を第2の基台の溝に設けることができ、切削ブレードを高い精度で整形できる形状修正冶具を提供することができる。
形状修冶具の構成例を示す斜視図である。 形状修正冶具によって切削ブレードが整形される様子を示す側面図である。 図3(A)は第1の基台準備工程の様子を示す斜視図であり、図3(B)は砥粒層形成工程の様子を示す斜視図であり、図3(C)は第1の基台除去工程の様子を示す斜視図である。 凸部の表面に形成された砥粒層を示す断面図である。 図5(A)は第2の基台準備工程の様子を示す斜視図であり、図5(B)は砥粒層接着工程の様子を示す斜視図である。 溝に接着された砥粒層を示す断面図である。 めっき層の一部が除去された状態の砥粒層を示す断面図である。 図8(A)は第1の基台の変形例を示す斜視図であり、図8(B)は第2の基台の変形例を示す斜視図である。 図9(A)は第1の基台の変形例を示す斜視図であり、図9(B)は第2の基台の変形例を示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態の詳細を説明する。図1は、本実施形態に係る形状修正冶具11の構成例を示す斜視図である。形状修正冶具11は、例えばウェーハに代表される板状の被加工物を切削加工する切削ブレードの整形に用いられる。
形状修正冶具11は、例えば、アルミニウムなどの材料を用いて形成される直方体状の基台13を備えている。この基台13の上面13a側には、両端が基台13の2つの側面13b,13cに達する溝13dが直線状に設けられている。溝13dは、上面13aに対して傾斜した2つの傾斜面13e,13fを含み、側面視でV字状に構成されている。
溝13dには、傾斜面13e,13fに沿って砥粒層15が設けられている。砥粒層15は、例えば、ダイヤモンドなどでなる砥粒と、砥粒を固定するニッケルなどでなるめっき層とによって構成され、砥粒層15の表面には砥粒が露出している。この溝13dに回転する切削ブレードの先端を挿入し、砥粒層15に接触させることにより、切削ブレードの先端の形状が溝13dの形状に合わせて修正される。
なお、本実施形態では、溝13dの形状を側面視でV字状としているが、この溝13dの形状は、整形によって得ようとする所望の切削ブレードの形状(以下、切削ブレードの修正形状という)に応じて変更される。また、本実施形態では、直方体状の基台13を用いたが、基台13の形状は溝13dが形成可能であれば特に制限はない。
図2は、形状修正冶具11によって切削ブレードが整形される様子を示す側面図である。円環状の切削ブレード2がスピンドル4の一端側に装着され、スピンドル4の他端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。スピンドル4は、基台13の表面と平行な方向に軸心をとり、切削ブレード2は、回転駆動源からスピンドル4を介して伝達された動力によって回転する。
図2には、側面視での先端の輪郭がV字状である切削ブレード2を示している。すなわち、切削ブレード2は、回転軸方向に対して傾斜した2つの傾斜面2a,2bを先端に有し、径方向外側に向かって先細りとなる形状をとるように形成されている。切削ブレード2には、例えば、ダイヤモンドなどでなる砥粒を金属や樹脂などでなる層で固定した砥石を用いることができる。
切削ブレード2を整形する際は、スピンドル4を回転させ、切削ブレード2を基台13の溝13dに挿入する。そして、切削ブレード2の先端が溝13dに設けられた砥粒層と接触すると、切削ブレード2の摩耗が生じ、切削ブレード2の先端が溝13dの形状に合わせて修正される。図2では、溝13dの形状が側面視でV字状であるため、切削ブレード2は側面視で先端の輪郭がV字状になるように整形される。
ここで、溝13dに設けられた砥粒層15の表面から露出した砥粒の露出量が不揃いである場合、切削ブレード2の先端が砥粒に均等に接触せず、切削ブレード2の先端が所望の形状に修正されないことがある。そのため、切削ブレード2を精度良く整形するためには、砥粒層15から露出した砥粒の露出量のばらつきが小さいことが好ましい。
本発明によれば、溝13dに形成される砥粒層15から露出した砥粒の露出量の不揃いを抑制でき、切削ブレードの整形を精度良く行うことが可能な形状修正冶具を提供することができる。以下、本発明に係る形状修正冶具の製造方法の詳細について説明する。
<第1の基台準備工程>
まず、凸部を有する第1の基台を準備する第1の基台準備工程を行う。図3(A)は、第1の基台準備工程で準備される第1の基台21を示す斜視図である。
第1の基台21は、例えば、アルミニウムなどの材料を用いて形成される平板状の基底部23と、同じくアルミニウムなどの材料を用いて形成され、基底部23の上面23a側に突出する直線状の凸部25とを備えている。凸部25は、基底部23の上面23aに対して傾斜した2つの傾斜面25a,25bを含み、側面視で三角形状に構成されている。
凸部25は、切削ブレードの修正形状に対応した形状をとるように形成される。例えば、図2に示すように、切削ブレード2を上述したV字状になるように整形する場合は、凸部25の傾斜面25a,25bの形状を、切削ブレード2の傾斜面2a,2bの形状と概ね一致する形状とする。図3(A)では、凸部25の形状を側面視で三角形状としているが、この凸部25の形状は切削ブレードの修正形状に応じて変更される。
第1の基台21の形成方法には特に制限はない。例えば、アルミニウムなどの材料を用いて形成された直方体状のインゴットを機械加工(研削など)することによって、基底部23と凸部25とが一体化した第1の基台21を形成してもよい。また、基底部23と凸部25を個別に形成し、基底部23の上に凸部25を配置することにより第1の基台21を形成してもよい。
<砥粒層形成工程>
次に、第1の基台21の凸部25の表面に砥粒層を形成する砥粒層形成工程を行う。図3(B)は、凸部25の表面に砥粒層27が形成された状態の第1の基台21を示す斜視図である。
砥粒層27は、凸部25の傾斜面25a,25bに沿って形成される。前述の通り、凸部25は切削ブレードの修正形状に対応する形状を有するため、凸部25に沿って形成された砥粒層27も切削ブレードの修正形状に対応する形状をとる。
砥粒層27は、凸部25の表面に砥粒をめっき層で固定することによって形成される。砥粒層27は、例えばダイヤモンドなどでなる砥粒を、ニッケルなどでなるめっき層に固定することにより形成することができる。
図4は、凸部25の表面に形成された砥粒層27を示す断面図である。砥粒層27は、砥粒29と、砥粒29を固定するめっき層31とによって構成される。なお、図4では説明の便宜のため、砥粒29の大きさ及びめっき層31の厚さを誇張して示している。
砥粒層27は、凸部25に接する第1の面27aと、外部に露出した第2の面27bとを有する。砥粒層27を凸部25の表面に形成すると、砥粒層27に含まれる砥粒29は、凸部25に沿って分布する。すなわち、砥粒29は、砥粒層27の第1の面27a側に揃うように配置される。
後述の通り、本発明に係る形状修正冶具は、砥粒29が揃うように配置されている砥粒層27の第1の面27a側が、切削ブレードの先端と接触するように構成される。そのため、切削ブレードを砥粒29に均等に接触させることができる。
<第1の基台除去工程>
次に、第1の基台21を除去して砥粒層27を残存させる第1の基台除去工程を行う。図3(C)は、第1の基台21が除去され、砥粒層27が残存した状態を示す斜視図である。
砥粒層形成工程で凸部25の表面に砥粒層27を形成した後、第1の基台21を除去することにより、砥粒層27が独立して得られる。図3(C)では、凸部25の傾斜面25a,25bの形状に対応した砥粒層27が残存している。
第1の基台21を除去する方法に制限はない。例えば、エッチングによって第1の基台21を除去することができる。この場合、エッチング剤としては、第1の基台21と砥粒層27とのエッチング選択比が十分にとれるものを選択する。また、第1の基台21をエッチングせず、砥粒層27を第1の基台21から機械的に剥離することによって砥粒層27を分離してもよい。この場合、第1の基台21を再利用することができる。
<第2の基台準備工程>
次に、第1の基台21の凸部25の形状に対応する溝を有する第2の基台を準備する第2の基台準備工程を行う。図5(A)は、第2の基台準備工程で準備される第2の基台41を示す斜視図である。
第2の基台41は、例えば、アルミニウムなどの材料を用いて直方体状に形成される。この第2の基台41の上面41a側には、両端が第2の基台41の2つの側面41b,41cに達する溝41dが直線状に設けられている。溝41dは、上面41aに対して傾斜した2つの傾斜面41e,41fを含み、第1の基台21の凸部25の形状に対応して、側面視でV字状に構成されている。なお、第2の基台41は、図1に示す形状修正冶具11の基台13に相当する。また、溝41dは、図1に示す溝13dに相当する。
本実施形態では、溝41dの形状を側面視でV字状としているが、この溝41dの形状は、切削ブレードの修正形状に応じて変更される。また、本実施形態では直方体状の第2の基台41を用いているが、第2の基台41の形状は溝41dを形成可能であれば特に制限はない。また、第2の基台41の形成方法には特に制限はない。例えば、アルミニウムなどの材料を用いて形成された直方体状のインゴットを機械加工(研削など)することによって形成することができる。
<砥粒層接着工程>
次に、第1の基台除去工程を経て得た砥粒層27を、第2の基台41の溝41dに接着する砥粒層接着工程を行う。図5(B)は、砥粒層27が、接着層43を介して溝41dに接着される様子を示す斜視図である。
まず、溝41dに接着層43を形成する。接着層43の材料は、砥粒層27を溝41dに固定可能であれば特に制限はないが、例えばエポキシ等の樹脂を用いることができる。なお、接着層43を溝41dに設ける代わりに、砥粒層27の第2の面27b側に設けることもできる。また、第1の基台除去工程を経て得られた砥粒層27の第2の面27b側を、溝41dと対向させる。
そして、砥粒層27の第2の面27b側を接着層43に接着させる。なお、砥粒層27は凸部25に沿って形成され(図3(B)参照)、溝41dは凸部25の形状に対応するように形成されるため(図5(A)参照)、砥粒層27を溝41dの表面に沿って接着することができる。溝41dに接着された砥粒層27は、図1に示す形状修正冶具11の砥粒層15に相当する。
図6は、溝41dに接着された砥粒層27を示す断面図である。なお、図6では説明の便宜のため、砥粒29の大きさと、めっき層31及び接着層43の厚さを誇張して示している。
砥粒層27の第2の面27b側を接着層43に接着させると、溝41dでは砥粒層27の第1の面27aが露出する。第1の面27aは、砥粒層形成工程で第1の基台21の凸部25に接していた面であり(図4参照)、砥粒層27の第1の面27a側では砥粒29が第1の面27aに沿って分布している。そのため、溝41dに切削ブレードを挿入した際、切削ブレードを砥粒29に均等に接触させることができ、切削ブレードを精度良く整形することが可能となる。
なお、砥粒層27を第2の基台41の溝41dに接着した後、さらに、砥粒層27に含まれる砥粒29を露出させる工程を加えてもよい。砥粒層接着工程の後、砥粒29がめっき層31から露出していない、又は露出が不十分である場合がある。この場合、めっき層31の第1の面27a側の一部を除去することにより、砥粒29をめっき層31の表面からさらに露出させることが好ましい。
例えば、溝41dに薬液を供給し、めっき層31の第1の面27a側を薬液によって溶かすことにより、砥粒29を露出させることができる。図7は、めっき層31の第1の面27a側の一部が除去された状態の砥粒層27を示す断面図である。めっき層31の一部が除去されたことにより、砥粒29の露出量が増加している。薬液の材料は、めっき層25の一部を除去することが可能であれば特に制限はない。例えば、薬液として硫酸や、硝酸と塩酸との混合液などを用いることができる。
以上のように、本実施形態で説明した形状修正冶具の製造方法では、第1の基台21の凸部25に砥粒層27を形成した後、第1の基台21を除去し、砥粒層27の凸部25と接していた面が露出するように、砥粒層27を第2の基台41の溝41dに接着する。これにより、砥粒の露出量の不揃いが低減された砥粒層27を第2の基台41の溝41dに設けることができ、切削ブレードを高い精度で整形することが可能な形状修正冶具を提供することができる。
なお、凸部25の形状と溝41dの形状は、完全に一致していなくてもよい。この場合、凸部25の表面に沿って形成された砥粒層27の形状と溝41dの形状には差異が生じるが、砥粒層接着工程において砥粒層27を溝41dに沿って変形させることにより、溝41dの表面に砥粒層27を接着させることができる。
例えば、図3(A)に示す凸部25の傾斜面25a,25bの勾配と、図5(A)に示す溝41dの傾斜面41e,41fの勾配が若干異なっていても、砥粒層27を変形させて、溝41dに沿うように接着することができる。
また、溝41dの形状によっては、第1の基台21が凸部25を有しなくてもよい。例えば、溝41dが緩やかな曲面によって浅く形成される場合などは、凸部25を有しない第1の基台21の表面に平板状の砥粒層27を形成した後、この平板状の砥粒層27を変形させて溝41dに沿うように接着することもできる。
また、上記では特に、凸部25の形状が三角形状であり、溝41dの形状がV字状である場合について説明したが、凸部25及び溝41dの形状は、切削ブレードの修正形状に応じて自由に設定することができる。凸部25と溝41dの変形例について、図8、図9を用いて説明する。
図8(A)は、第1の基台21の変形例を示す斜視図である。図8(A)に示す第1の基台21に設けられた凸部25は、基底部23の上面23aに対して傾斜した2つの傾斜面25c,25dと、傾斜面25c,25dと接続された上面25eとを含み、側面視で台形状に構成されている。
図8(B)は、第2の基台41の変形例を示す斜視図である。図8(B)に示す第2の基台41に設けられた溝41dは、上面41aに対して傾斜した2つの傾斜面41g,41hと、傾斜面41g,41hと接続された底面41iとを含み、図8(A)に示す凸部25の形状と対応するように構成されている。
図9(A)は、第1の基台21の他の変形例を示す斜視図である。図9(A)に示す第1の基台21に設けられた凸部25は、表面の一部が曲面によって構成されている。
図9(B)は、第2の基台41の他の変形例を示す斜視図である。図9(B)に示す第2の基台41に設けられた溝41dは、図9(A)に示す凸部25の形状と対応するように、表面の一部が曲面によって構成されている。
図8(A)に示す第1の基台21と図8(B)に示す第2の基台41とを用いることにより、切削ブレードの先端の輪郭を台形状に修正可能な形状修正冶具を作成できる。また、図9(A)に示す第1の基台21と図9(B)に示す第2の基台41とを用いることにより、切削ブレードの先端の輪郭を曲面を有する形状に修正可能な形状修正冶具を作成できる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 切削ブレード
2a 傾斜面
2b 傾斜面
4 スピンドル
11 形状修正冶具
13 基台
13a 上面
13b 側面
13c 側面
13d 溝
13e 傾斜面
13f 傾斜面
15 砥粒層
21 第1の基台
23 基底部
23a 上面
25 凸部
25a 傾斜面
25b 傾斜面
25c 傾斜面
25d 傾斜面
25e 上面
27 砥粒層
27a 第1の面
27b 第2の面
29 砥粒
31 めっき層
41 第2の基台
41a 上面
41b 側面
41c 側面
41d 溝
41e 傾斜面
41f 傾斜面
41g 傾斜面
41h 傾斜面
41i 底面
43 接着層


Claims (2)

  1. 凸部を有する第1の基台を準備する第1の基台準備工程と、
    該凸部の表面に、砥粒をめっき層で固定した砥粒層を形成する砥粒層形成工程と、
    該第1の基台を除去して該砥粒層を残存させる第1の基台除去工程と、
    該凸部の形状に対応する溝を有する第2の基台を準備する第2の基台準備工程と、
    該砥粒層を該第2の基台の該溝に接着させる砥粒層接着工程と、
    を備えることを特徴とする形状修正治具の製造方法。
  2. 該砥粒層接着工程の後、該めっき層の表面を薬液によって溶かして、該砥粒を露出させる工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の形状修正治具の製造方法。

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