JP2002075923A - シリコン単結晶インゴットの加工方法 - Google Patents

シリコン単結晶インゴットの加工方法

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雅規 木村
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    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径シリコン単結晶インゴットから、スラ
イス時のウエーハ厚さを不必要なまで厚くすることな
く、高い収率で薄いウエーハにスライスすることができ
る加工方法を提供する。 【解決手段】 シリコン単結晶インゴットからウエーハ
をスライスする加工方法において、ウエーハのスライス
に先立ち、単結晶インゴットをその軸線方向に平行に分
割切断し、その後、分割されたインゴットから所望の厚
さを有するウエーハにスライスすることを特徴とするシ
リコン単結晶インゴットの加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シリコン単結晶イ
ンゴットからウエーハにスライスする際の加工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、シリコン単結晶インゴットから半
導体集積回路製造用や太陽電池用のウエーハにスライス
する際には、通常、CZ法(チョクラルスキー法)ある
いはFZ法(浮遊帯域溶融法)で育成した単結晶インゴ
ットが多く用いられている。これらの単結晶インゴット
は円柱形状として製造される。そしてこれらの単結晶イ
ンゴットの側面を研削して所定の直径を有する円柱と
し、この円柱インゴットをその軸線(中心軸)に垂直な
方向、あるいは意図的に軸線に対して一定の角度を持つ
方向にスライスしてウエーハを得ている。
【0003】そして、ウエーハにスライスする際にはワ
イヤーソーあるいは内周刃切断機等によってスライスし
ている。ここで、ワイヤーソーは図4に示すように、細
い1本の金属製のワイヤ5をガイドローラー4の周り
に、該ガイドローラー4の回転軸方向に等間隔になるよ
うに数100回巻き付けてガイドローラー4の往復回転
運動によりワイヤー5を往復走行させるようにしてい
る。そして、このガイドローラー4,4の間のワイヤー
5に、当て板3を接着したシリコン単結晶インゴット1
を押しつけて研削用スラリーを供給しながらスライスす
る装置である。従って、ワイヤーソーを用いれば、1本
の単結晶インゴットから多数のウエーハを同時にスライ
スすることが可能である。
【0004】一方、内周刃切断機(不図示)は、開口部
の内周方向に砥粒が固着されたドーナツ状の切断刃を用
いて、単結晶インゴットを前記開口部内に配置し、1枚
づつスライスする装置である。切断刃はたわまないよう
に外周部に張力が加えられており、切断時の刃の変形が
少なく、切断方向に真っ直ぐに刃を進行させ易いのが特
徴である。
【0005】ワイヤーソーも内周刃も単結晶インゴット
への負荷は小さくなるように設計されているので、直径
150mm(6インチ)の単結晶インゴットから500
μm前後の厚さのウエーハを割れないようにスライスす
ることが可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体集積回
路用の基板も太陽電池用の基板も、最終的に使用される
部分のウエーハの厚さは200μm程度であり、従っ
て、用いるシリコンウエーハの厚さも200〜300μ
m程度のシリコンウエーハを出発材料として製造するこ
とが理想とされていた。確かに、単結晶インゴットの直
径が100mm(4インチ)以下といった小口径の結晶
の場合には200〜300μmの薄いウエーハにスライ
ス加工することは可能であった。しかし、直径が200
mm(8インチ)以上、さらには300mm(12イン
チ)以上の大口径になると、上記の薄さにスライスする
ことは強度上、ウエーハに割れが生じるので困難であ
り、ウエーハの製造歩留りが非常に低かった。ちなみ
に、一般に直径200mmのウエーハではその厚さが8
00μm以上必要とされ、直径300mmのウエーハで
は1000μm以上必要とされている。
【0007】半導体集積回路用にしても太陽電池用にし
ても、その基板の製造コストを可能な限り低減すること
が重要であり、そのため、単結晶インゴットの直径を益
々大口径化することによって対処してきた。しかし、大
口径単結晶インゴットを割れないようにスライスするた
めには、ウエーハの厚さを強度上厚くせざるを得ず、そ
のため単結晶インゴットからスライスして得られるウエ
ーハの収率が低下してきた。そこで、単結晶インゴット
が大口径化しても必要最小限度の厚さでより多くのウエ
ーハにスライスすることができる技術が要望されてきて
いる。
【0008】そこで本発明は、このような問題点に鑑み
てなされたもので、大口径シリコン単結晶インゴットか
ら、スライス時のウエーハ厚さを不必要なまで厚くする
ことなく、出来るだけ薄くすることによって、高い収率
でウエーハにスライスすることができる加工方法を提供
することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、シリコン単結晶インゴットからウエー
ハをスライスする加工方法において、ウエーハのスライ
スに先立ち、前記単結晶インゴットをその軸線方向に平
行に分割切断し、その後、分割されたインゴットから所
望の厚さを有するウエーハにスライスすることを特徴と
している(請求項1)。
【0010】このように、大口径の単結晶インゴットを
ウエーハのスライスに先立ち、一度その軸線方向に垂直
な断面積(以下、横断面積ということがある)が小さく
なるように、予め軸線方向に平行に分割切断しておけ
ば、小口径の単結晶インゴットの場合と同じように薄い
ウエーハにスライスすることができる。すなわち、1本
の大口径単結晶インゴットから複数の分割されたインゴ
ットに切断されるが、これらの分割インゴットから所望
の厚さを有するウエーハにスライスすれば、強度上割れ
ることなく、薄いウエーハにスライスすることができ
る。従って、大口径の単結晶インゴットからウエーハを
スライスするのに、ウエーハの割れを防ぐため、必要以
上に厚くスライスする必要がなくなり、ウエーハの製造
歩留りの向上を図ることができる。
【0011】この場合、軸線方向に平行に分割された複
数の分割インゴットを同時に所望の厚さを有するウエー
ハにスライスすることが好ましい(請求項2)。このよ
うに、切断されて軸線方向に平行に分割された複数の分
割インゴットを、例えばその分割面で合わせて元の1本
のインゴットの状態に集束し、その後所望の厚さを有す
るウエーハにスライスすれば、一旦複数に分割されたイ
ンゴットをほぼ元の状態に戻して一度にスライスするこ
とになるので生産性が低下することはない。また、個々
の分割インゴットのスライス条件は、小口径の単結晶イ
ンゴットをスライスする条件に近似しているので、強度
的には割れることなく薄いウエーハにスライスすること
ができ、ウエーハの歩留りを向上させることができる。
【0012】本発明は、軸線方向に平行に分割するシリ
コン単結晶インゴットの直径を200mm以上のものと
することが好ましい(請求項3)。直径が200mm以
上のものは、その厚さも800μm以上と厚くしなけれ
ばスライスできないのが現状であり、本発明はこのよう
な大口径のインゴットを分割してから薄い厚さでスライ
スできることに特に有利に作用する。従って、本発明
は、今後300mm以上に大口径化すればする程これを
分割してスライスすることにより、一層有利に働くこと
になる。
【0013】そして、ウエーハの厚さが200〜600
μmとなるようにスライスすることが好ましい(請求項
4) このように、本発明によれば、直径200mm以上の大
口径単結晶インゴットから200〜600μmの厚さの
ウエーハに割れを発生させないでスライスすることが可
能で、ウエーハの生産性の向上を図り、高い歩留りとコ
ストダウンを達成することができる。
【0014】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明者らは、大口径シリコン単結晶インゴットを薄くス
ライスする方法について鋭意研究を重ねた結果、ウエー
ハが必ずしも円形である必要がないこと、小口径単結晶
であれば薄くスライスしても強度的に割れにくいことに
着目し、スライスに必要な諸条件を精査して本発明を完
成するに至ったものである。
【0015】すなわち、本発明は、シリコン単結晶イン
ゴットからウエーハをスライスする加工方法において、
ウエーハのスライスに先立ち、単結晶インゴットをその
軸線方向に平行に分割切断し、その後、この分割された
インゴットから所望の薄い厚さを有するウエーハにスラ
イスすることを特徴としている。
【0016】このように、インゴットを一度その軸線方
向に垂直な断面積(横断面積)が小さくなるように軸線
方向に平行に分割切断すれば、小口径の単結晶インゴッ
トの横断面積に近似させることができるので、小口径の
単結晶インゴットの場合と同じようにして薄いウエーハ
に割れを発生させることなくスライスすることができる
ようになる。
【0017】この場合、インゴットの軸線方向に平行に
分割する分割数は2分割以上で任意であるが、分割され
た分割インゴットから所望の厚さのウエーハが割れるこ
となくスライスされるように、小口径の単結晶インゴッ
トの横断面積に近似した横断面積になるよう決めればよ
い。また、必ずしも均等に分割する必要はなく、ウエー
ハの大きさの組み合わせに応じて調整することができ
る。
【0018】次に、分割された分割インゴットから所望
の厚さを有するウエーハにスライスする工程に入る。こ
こでは単結晶インゴットの軸線方向に平行に分割切断さ
れた複数の分割インゴットを同時にスライスするため
に、ワイヤの走行方向または内周刃の回転方向と直角方
向に並列に並べるか、あるいは複数の分割インゴットを
集束してから所望の厚さを有するウエーハにスライスす
るのが好ましい。勿論、分割された個々の1本づつをス
ライスしてもよいが、生産性が低下することになる。
【0019】このワイヤあるいは内周刃でスライスする
時に、分割した全ての分割インゴットを並べて当て板を
接着し、同時にスライスしても良いし、スライス速度や
切断面の品質を考慮して、複数回に分けてスライスして
も良い。また、分割した複数の分割インゴットを分割面
で合わせて元の1本のインゴットの状態に集束し、その
後スライスしても良い。このようにすれば、一旦分割さ
れたインゴットをほぼ元の1本の状態に戻して一度にス
ライスすることになるので生産性が低下することはな
い。さらに、集束した複数のインゴットを並列に並べて
スライスするようにしてもよい。
【0020】そして、個々の分割インゴットの横断面積
は小口径の単結晶インゴットの横断面積に近似している
ので強度上割れることなく薄いウエーハにスライスする
ことができ、ウエーハの歩留りを向上させることができ
る。尚、当て板は結晶の外周面に接着しても良いし、分
割面に接着しても良い。
【0021】本発明のシリコン単結晶インゴットの加工
方法は、軸線方向に平行に分割するシリコン単結晶イン
ゴットの直径が200mm以上のものに適用することが
好ましく、この場合、ウエーハの厚さが200〜600
μmとなるように割れないでスライスすることが可能
で、ウエーハの歩留りの向上を図り、大幅なコストダウ
ンを達成することができる。
【0022】スライス厚さを200μm以上とするの
は、実際にデバイス等を作製するのに必要な厚さであ
り、600μmもあれば十分であるとともに、横断面積
を直径150mm(6インチ)のものと同じ程度にする
ことが可能だからである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。図1は、本発明におけるシリコン単結晶インゴット
の分割切断方法を、図2は、ウエーハのスライス方法を
示した説明図である。図1に示すように、例えばシリコ
ン単結晶インゴット1をその軸線方向2と平行な分割線
10に沿って縦割り4分割し、4分割された分割インゴ
ット1a、1b、1c、1dを得る。次に、図2(a)
に示すように、分割インゴット1a、1b、1c、1d
を並べて当て板3を接着剤で接着、固定し、ワイヤーソ
ーにセットする。そしてこの分割インゴット1a、1
b、1c、1dを、ガイドローラー4を回転して往復走
行するワイヤ5に押し当ててウエーハにスライスする。
【0024】このワイヤーソーでスライスする時に、図
2(a)[4分割]、(b)[2分割]のように分割し
た全ての分割インゴットを並べて当て板3を接着し、同
時にスライスしても良いし、スライス速度や切断面の品
質を考慮して、複数回に分けてスライスしても良い。ま
た、図2(c)のように分割した4本の分割インゴット
1a、1b、1c、1dを分割面で合わせて元の1本の
インゴットの状態に集束し、その後スライスしても良
い。当て板3は結晶の外周面9に接着しても良いし、分
割面7に接着しても良い。
【0025】分割インゴットをスライスして得たウエー
ハの一例を図3に示した。スライスしたウエーハ6は分
割面7や分割面同士が交わる分割面の交差部8で欠け易
いので、適宜面取りしておくのが良い。また、半導体集
積回路製造工程や太陽電池製造工程におけるウエーハ位
置合わせの基準面として分割面7を使用する場合にはこ
れらを高精度に研磨しておくのが望ましい。面方位が<
100>のウエーハ6を得る場合には、分割面7が劈開
面である(110)となるように分割することにより、
ウエーハ6の強度を高めることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げて
本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。 (実施例1)CZ法により成長させた方位<100>の
直径200mmのシリコン単結晶インゴットをその軸線
方向に平行に4等分した。4分割した分割インゴットを
図2(a)に示すようにワイヤーソーにセットしてスラ
イスを行った。スライス厚さの設定を800〜100μ
mまで100μm毎に変えてスライスを行った。スライ
ス厚さ設定段階毎に800枚(直径200mmのウエー
ハ形状の200枚分)のスライスウエーハに対して割れ
ることなくスライスされたウエーハの枚数を歩留りとし
て百分率で表1に示した。
【0027】(比較例1)シリコン単結晶インゴットを
分割せずに、ワイヤーソーによりスライスを行ない、ス
ライス厚さの設定を800〜300μmまで100μm
毎に変えてスライスを行った以外は実施例1と同じ条件
でスライスした。200枚のスライスウエーハに対して
割れることなくスライスされたウエーハの枚数を百分率
で表1に併記した。
【0028】
【表1】
【0029】本発明による結晶加工方法を用いた場合、
ウエーハ厚さが200μm以上で十分な歩留りが得られ
ることが判った。なお、比較例に見られるように、70
0μm以上の厚さの場合には従来法を用いても良いこと
が分かる。しかし、従来法の場合600μm以下の厚さ
になるとスライス歩留まりが著しく低下した。
【0030】尚、本発明は、上記の実施形態に限定され
るものではない。上記の実施形態は例示であり、本発明
の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同
一な構成を有し、同様の作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の方法
を用いれば、大口径シリコン単結晶インゴットから、高
い収率で厚さの薄いウエーハをスライスすることでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリコン単結晶インゴットの分割
方法の一例を示した説明図である。
【図2】(a)〜(c)は、ワイヤーソーによる本発明
のスライス方法の一例を示した説明図である。
【図3】本発明によりスライスしたウエーハの一例を示
した斜視図である。
【図4】ワイヤーソーによる従来のスライス方法を示し
た説明図である。
【符号の説明】
1…シリコン単結晶インゴット、1a、1b、1c、1
d…分割インゴット、2…軸線方向、 3…当て板、
4…ガイドローラー、 5…ワイヤ、6…ウエーハ、
7…分割面、 8…分割面の交差部、 9…外周面、1
0…分割線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン単結晶インゴットからウエーハ
    をスライスする加工方法において、ウエーハのスライス
    に先立ち、前記単結晶インゴットをその軸線方向に平行
    に分割切断し、その後、分割されたインゴットから所望
    の厚さを有するウエーハにスライスすることを特徴とす
    るシリコン単結晶インゴットの加工方法。
  2. 【請求項2】 前記軸線方向に平行に分割された複数の
    分割インゴットを同時に所望の厚さを有するウエーハに
    スライスすることを特徴とする請求項1に記載したシリ
    コン単結晶インゴットの加工方法。
  3. 【請求項3】 前記軸線方向に平行に分割するシリコン
    単結晶インゴットの直径を200mm以上のものとする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載したシ
    リコン単結晶インゴットの加工方法。
  4. 【請求項4】 前記ウエーハの厚さが200〜600μ
    mとなるようにスライスすることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載したシリコン単結
    晶インゴットの加工方法。
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