JPH06114741A - 電着方法 - Google Patents

電着方法

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JPH06114741A
JPH06114741A JP4263912A JP26391292A JPH06114741A JP H06114741 A JPH06114741 A JP H06114741A JP 4263912 A JP4263912 A JP 4263912A JP 26391292 A JP26391292 A JP 26391292A JP H06114741 A JPH06114741 A JP H06114741A
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superabrasive
plating layer
pattern sheet
superabrasive grains
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台金表面に超砥粒を電着するに際し、超砥粒
の分布を1粒単位でコントロールし、また、超砥粒先端
のばらつきを抑え、もって加工精度,加工能率の向上を
図る。 【構成】 超砥粒の保持力の向上を図るには、台金1表
面にパターンシート2を貼着してパターンシート2の各
孔2aに対応する台金1の表面にめっき層3を形成し、
このめっき層3の表面に超砥粒4を1個ずつ配置して仮
付けする。その後にパターンシート2を除去し、次に、
パターンシート2を除去した台金1の表面部分にめっき
層3を形成し、最後に、台金1の全表面のめっき層3を
成長させて超砥粒4を固着するようにする。また、超砥
粒先端のばらつきを抑えるには、台金表面に形成しため
っき層に超砥粒を仮付けした後、この超砥粒を一定圧で
台金表面に向けて押し付けてその位置を矯正し、次い
で、台金表面のめっき層を成長させて超砥粒4を固着す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台金の表面に超砥粒を
電着する電着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属材料表面等の精密仕上げに用
いる研削工具などの製造に際して、台金の表面にCBN
(立方晶窒化硼素)やダイヤモンドなどの超砥粒を電着
する電着方法として、(1)ばらまき法、(2)めっき
法および(3)マスキングパターンを用いる方法が知ら
れている。
【0003】前記のばらまき法は、台金表面に仮めっき
を行った後に、この台金の上方から砥粒をばらまいてそ
れら砥粒を台金表面に仮付けし、その後めっきを成長さ
せて砥粒を強固に固定する方法である。また、めっき法
は、台金表面に仮めっきを行った後に、この台金を砥粒
を混入させた電解液中に浸して砥粒を仮付けし、その
後、電解液中の砥粒を排除しめっきを成長させて砥粒を
強固に固定する方法である。さらに、マスキングパター
ンを用いる方法は、例えば水玉模様の孔を有するパター
ンシートを製作してそのパターンシートを台金表面に貼
着し、前記水玉模様に対応する台金表面に仮めっきを行
った後に、その仮めっきの部分に砥粒をばらまきにより
仮付けし、その後めっきを成長させて砥粒を強固に固定
し、最後にパターンシートを剥がすという方法である。
【0004】一方、前述のような電着方法を用いて台金
の表面に超砥粒を電着する際には、この電着により製作
される研削工具の加工精度を向上させるために、砥粒の
大きさのばらつきに起因する砥粒先端のばらつきを抑え
ることが必要となる。従来、このようなばらつきを抑え
る方法としては、超砥粒を強固に固定した後所定以上に
突出した砥粒の突出部を機械的に除去(ツルーイング)
したり、超砥粒のふるい分けを綿密に行い、その大きさ
のばらつきを最小限に抑えたりする方法が一般に用いら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】超砥粒の電着方法とし
て用いられている前記従来の方法のうち、ばらまき法お
よびめっき法では、超砥粒の分布が部分的に密となる確
率が高く、砥粒1個単位での分布のコントロールが不可
能であるという問題点があった。このような電着方法に
より得られる研削工具を用いて加工を行う場合に、切屑
の排出空間であるチップポケットが十分に得られず、切
屑の溶着等によって加工能率が低下してしまうという問
題点があった。
【0006】これに対し、マスキングパターンを用いる
方法では、砥粒の保持力の点や砥粒分布のコントロール
の点で次に述べるような問題点があった。この問題点を
図17および図18を用いて説明する。図17は従来の
マスキングパターンを用いる電着方法の一例を示してい
る。この従来の電着方法では、まず、(a)に示すよう
に、研削面を形成すべき台金101の表面に所定部に孔
102aを有するパターンシート102が貼着され、こ
のパターンシート102の各孔102aに対応する台金
101の表面にめっき層103が形成された後、各孔1
02a内に1個ずつCBNやダイヤモンドからなる超砥
粒104が配置されて仮付けされる。次に、(b)に示
すように、めっき層103を成長させることにより超砥
粒104が強固に固定され、最後に、(c)に示すよう
にパターンシート102が剥がされ、それによって超砥
粒104の電着が完了する。
【0007】図17に示される電着方法では、パターン
シート102の各孔102a内に超砥粒104を1個ず
つ配置できるので砥粒分布のコントロールは可能であ
る。しかし、各孔102aに対応する台金101の表面
のみにめっき層103を形成するようにしているために
剪断力に対する超砥粒104の保持力を十分に確保する
ことができず、超砥粒104が容易に剥がれ落ちてしま
うという問題点がある。
【0008】そこで、このような問題点を解決するため
に、パターンシート102の孔102aの面積を大きく
して各孔102a内に多数個の超砥粒104を配置し、
それによって超砥粒104の保持力の向上を図ることが
考えられる(図18参照)。しかし、このようにした場
合には砥粒分布のコントロールを砥粒1個単位で行うこ
とができず、そのため、互いに隣接する超砥粒104,
104間のめっき層103の厚みが厚くかつその表面が
面一となってしまうので、十分なチップポケットが得ら
れないという問題点が発生する。
【0009】一方、台金の表面への超砥粒の電着に際し
て砥粒先端のばらつきを抑えるために用いられている前
記従来の方法では、いずれも砥粒先端のばらつきを抑え
るのに限界があって、研削工具の加工精度をより向上さ
せるのが困難であるという問題点がある。以上のような
ことから、より高精度で高能率の加工を可能とする超砥
粒の電着方法が待ち望まれている。
【0010】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であって、台金の表面に超砥粒を電着する際に、超砥粒
の保持力を十分に確保しつつ超砥粒1個単位の分布をコ
ントロールすることができるようにし、また超砥粒の大
きさのばらつきに起因する超砥粒先端のばらつきを抑え
ることができるようにし、それによって加工精度および
加工能率の向上を図ることのできる電着方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る電着方法は、第1に、(a)台金の表
面に部分的なマスキングのためのパターンシートを貼着
するパターンシート貼着工程、(b)前記パターンシー
トの貼着後にそのパターンシートによるマスキング外の
前記台金の表面部分にめっき層を形成し、このめっき層
の表面に超砥粒を仮付けする超砥粒仮付け工程、(c)
前記超砥粒の仮付け後に前記パターンシートを前記台金
の表面から除去するパターンシート除去工程および、
(d)前記パターンシートの除去後にそのパターンシー
トの除去された前記台金の表面部分にめっき層を形成す
るとともに、前記台金の全表面のめっき層を成長させる
ことによりこの台金の表面に前記超砥粒を固着させる超
砥粒固着工程を備えることを特徴とするものである。
【0012】また、同電着方法は、第2に、(a)台金
の表面にめっき層を形成した後、このめっき層の表面に
超砥粒を仮付けする超砥粒仮付け工程、(b)前記超砥
粒の仮付け後にその超砥粒を前記台金の表面へ向けて一
定圧で押し付けることにより前記超砥粒の前記台金に対
する位置を矯正する超砥粒位置矯正工程および、(c)
前記超砥粒の前記台金に対する位置の矯正後にその台金
の表面のめっき層を成長させることによりその台金の表
面に前記超砥粒を固着させる超砥粒固着工程を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】前記第1の特徴からなる電着方法においては、
台金の表面に部分的なマスキングのためのパターンシー
トが貼着された後、このパターンシートによるマスキン
グがなされていない台金の表面部分にめっき層が形成さ
れてそのめっき層の表面に超砥粒が仮付けされる。次い
で、前記パターンシートが台金の表面から除去され、そ
の後にそのパターンシートの除去された台金の表面部分
にめっき層が形成され、さらにその台金の全表面のめっ
き層が成長せしめられることによって台金表面に超砥粒
が固着される。このようにすることによって、超砥粒の
分布を1個単位でコントロールすることができ、しかも
超砥粒をめっき層により強固に保持することが可能とな
る。
【0014】また、前記第2の特徴からなる電着方法に
おいては、台金の表面にめっき層が形成されてそのめっ
き層の表面に超砥粒が仮付けされた後、前記超砥粒が台
金の表面へ向けて一定圧で押し付けられることにより超
砥粒の台金に対する位置が矯正される。次いで、この台
金の表面のめっき層が成長せしめられることによって台
金表面に超砥粒が固着される。このようにすることによ
って、電着後にツルーイングを行わなくても、超砥粒の
大きさのばらつきに起因する超砥粒先端のばらつきを抑
えることが可能となる。
【0015】
【実施例】次に、本発明による電着方法の具体的実施例
につき、図面を参照しつつ説明する。図1乃至図7に
は、本発明の第一実施例に係る電着方法の各工程が模式
的に示されている。
【0016】本実施例において、研削面を形成すべき台
金1の表面に超砥粒4を電着するに際しては、まず図1
に示すような網状体で構成されるパターンシート2が製
作される。ここで、このパターンシート2は、例えばプ
ラスチックのような絶縁特性を有する材料で形成され、
枡目状の孔2aの大きさは各孔2a内に超砥粒4が1個
ずつ配置可能な大きさに設定されている。そして、前記
パターンシート2は、図2に示すように台金1の表面の
電着すべき部分に貼着される。
【0017】次に、図3に示すように、前記パターンシ
ート2の上からニッケル(Ni)などのめっき液を使用
して電気めっきが行われ、それによってパターンシート
2の各孔2aに対応する台金1の表面にめっき層3が形
成される。このときのめっき層3の厚さは数μm〜10
μm程度である。なお、図3は台金1の表面へのめっき
層3の形成状態を図2のA−A断面にて示すものであ
る。
【0018】こうしてめっき層3が形成されると、図4
に示すように、各孔2a内のめっき層3の表面にCBN
やダイヤモンドなどの超砥粒4が例えば上方からばらま
かれることによって1個ずつ配置され、これら超砥粒4
がめっき層3によって仮付けされる。その後、図5に示
すように、台金1の表面からパターンシート2が取り去
られる。こうすることで各超砥粒4は台金1の表面に均
一な分布で仮付けされた状態となる。
【0019】次に、図6に示すように、パターンシート
2の除去された台金1の表面部分にニッケル(Ni)な
どのめっき液を使用して図3と同様の電気めっきがなさ
れ、この表面部分にやはり数μm〜10μm程度のめっ
き層3が形成される。そして最後に、図7に示すよう
に、台金1の全表面のめっき層3を成長させることによ
りこの台金1の表面に超砥粒4が固着される。これによ
って、超砥粒4が台金1の表面に均一に分布されるとと
もに、めっき層3によって台金1の表面に強固に固定さ
れることとなる。なお、図7に示すめっき層3の成長に
際しては、電気めっき以外に無電解めっきを用いること
も可能である。
【0020】本実施例によれば、超砥粒の分布を1個単
位でコントロールすることができるとともに、パターン
シート2を除去した後に台金1の表面にさらにめっき層
3を形成し、成長させるようにしているので、超砥粒4
をめっき層により強固に保持することができる。図8お
よび図9は、本実施例の電着方法による工具を用いた加
工能率試験および加工精度試験を行った結果を従来のも
の(ばらまき法等によるもの)との比較で示すグラフで
ある。なお、この試験において、工具としては直径23
mmのダイヤモンド電着リーマが用いられ、また被削材
の厚みは40mm,取代は50μm/径とされる。これ
らグラフに示されているように、鋳鉄材(FCD45)
および鋼材(SCSiMn2H)のいずれについても本
実施例のものが従来のものより格段に優れており、本実
施例のものは特に鋼材に使用して有利であることがわか
る。なお、図8中、fは工具一回転当たりの軸方向の送
り量,Vは工具の周速をそれぞれ示す。
【0021】前記実施例において、図1に示すパターン
シート2の形状を適宜設定することで使用される超砥粒
4の大きさに適合させることができ、それによって要求
される加工能率や加工精度に適合させることが可能とな
る。また、前記実施例において、図3に示す工程にて形
成するめっき層3の厚みを適宜設定することで、切屑の
排出を行うためのチップポケットを大きくすることが可
能となる。図10は、このようなチップポケットが大き
く形成される過程を説明する説明図である。この図10
(a)に示すように、パターンシート2の上から台金1
の表面にめっき層3が形成される際に、このめっき層3
の厚みを厚めに形成すると同図(b)に示すようにパタ
ーンシート2が除去され、同図(c)に示すように台金
1の全表面のめっき層3を成長させてこの台金1の表面
に超砥粒4が固着された場合に、超砥粒4の近傍部のめ
っき層3が周辺部に比べて厚めに形成されることとな
り、十分なチップポケットtが確保される。このように
チップポケットtが大きく確保されると、超砥粒4の保
持力を十分に確保しつつ切屑がスムーズに排出され、加
工能率をより向上させることが可能となる。なお、図中
t’で示すのは従来の電着法によるチップポケットであ
る。
【0022】図11乃至図15には、本発明の第二実施
例に係る電着方法の各工程が示されている。本実施例に
おいて、研削面を形成すべき台金11の表面に超砥粒1
4を電着するに際しては、まず図11に示すように台金
11の表面にニッケルなどからなるめっき層13が形成
される。なお、このとき形成するめっき層13の厚みp
は電着すべき超砥粒14の大きさのばらつきよりも大き
な値になるように設定される。
【0023】次いで、図12に示すように、前記めっき
層13の表面にCBNやダイヤモンドなどの超砥粒14
が仮付けされる。その後、図13に示すように、台金1
1の上方からマスタ治具15を下降させて、このマスタ
治具15によって超砥粒14が台金11側へ一定圧で押
し付けられる。なお、前記マスタ治具15は台金11の
転写形状とすることが望ましい。
【0024】こうして、マスタ治具15を所定量移動さ
せた後停止させると、先端が突出していた超砥粒14は
図14に示すようにマスタ治具15に押されてその位置
が矯正され、それによって台金11の表面から各超砥粒
14の先端までの距離が一定となる。この状態で図15
に示すようにマスタ治具15が排除され、めっき層13
を成長させると、台金11の表面に超砥粒14が強固に
固着された研削工具が得られる。
【0025】前記実施例において、マスタ治具15の押
付け圧は、超砥粒14の粒度,超砥粒14の電着面の形
状およびマスタ治具15の形状により適正値に設定され
る。こうして設定された押付け圧を制御することにより
マスタ治具15の押付け移動量を決めることができる。
本実施例によれば、超砥粒14を台金11の表面に電着
した後にツルーイングを行わなくても、超砥粒14の大
きさのばらつきに起因する超砥粒先端のばらつきを抑え
ることができる。本実施例の電着方法を用いたCBN
(♯80)電着砥石(φ150×w20)によりSCM
420H(HR C60〜62)からなる被削材を加工し
たところ、最大面粗さは5μm程度であった。これに対
して従来の電着方法によるものでは最大面粗さは12〜
13μm程度であり、加工精度を格段に向上させ得るこ
とが確認された。なお、この加工精度テストにおいては
工具の周速を30m/sec,送りを0.1m/re
v,被削材の取代を0.1mm/径とした。
【0026】図16には、本実施例の電着方法の一適用
例が示されている。この例は超砥粒電着ウォーム砥石1
6に適用したものであって、このウォーム砥石16の製
作に際しては、高精度の研削ギアで構成されたマスタギ
ア17が用意される。そして、このマスタギア17に対
し製作すべきウォーム砥石16がノーバックラッシュも
しくは僅かなバックラッシュを持たせた状態で噛合わせ
てウォーム駆動され、それによってウォーム砥石16表
面の超砥粒14’の位置が矯正される。その場合、マス
タギア17側にブレーキ機構を設けて、このブレーキ機
構によってマスタギア17の回転が適宜規制される。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の電着方法は、第
1に、超砥粒の電着工程の途中でパターンシートを除去
するようにしているので超砥粒の分布を1個単位でコン
トロールすることができるとともに、超砥粒の保持力を
強化することができ、したがって加工精度および加工能
率を大幅に向上させることのできる工具を製作すること
ができる。
【0028】また、同電着方法は、第2に、超砥粒を仮
付けした状態でこの超砥粒を一定圧で押し付けることに
よりその位置を矯正するようにしているので、超砥粒を
電着した後にツルーイングを行わなくても超砥粒の大き
さのばらつきに起因する超砥粒先端のばらつきを抑える
ことができる。したがって、高精度な加工を可能とする
工具を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図2】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図3】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図4】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図5】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図6】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図7】本発明の第一実施例に係る電着方法の工程説明
【図8】本発明の第一実施例に係る電着方法における加
工能率テストの結果を従来のものとの比較で示すグラフ
【図9】本発明の第一実施例に係る電着方法の加工精度
テストにおける結果を従来のものとの比較で示すグラフ
【図10】本発明の第一実施例に係る電着方法における
チップポケットの形成過程を説明する説明図
【図11】本発明の第二実施例に係る電着方法の工程説
明図
【図12】本発明の第二実施例に係る電着方法の工程説
明図
【図13】本発明の第二実施例に係る電着方法の工程説
明図
【図14】本発明の第二実施例に係る電着方法の工程説
明図
【図15】本発明の第二実施例に係る電着方法の工程説
明図
【図16】本発明の第二実施例に係る電着方法の一適用
例を示す図
【図17】従来のマスキングパターンを用いる電着方法
の一例を示す工程説明図
【図18】従来のマスキングパターンを用いる電着方法
の他の例を示す説明図
【符号の説明】
1,11 台金 2 パターンシート 3,13 めっき層 4,14 超砥粒 15 マスタ治具 16 超砥粒電着ウォーム砥石 17 マスタギア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)台金の表面に部分的なマスキング
    のためのパターンシートを貼着するパターンシート貼着
    工程、(b)前記パターンシートの貼着後にそのパター
    ンシートによるマスキング外の前記台金の表面部分にめ
    っき層を形成し、このめっき層の表面に超砥粒を仮付け
    する超砥粒仮付け工程、(c)前記超砥粒の仮付け後に
    前記パターンシートを前記台金の表面から除去するパタ
    ーンシート除去工程および、(d)前記パターンシート
    の除去後にそのパターンシートの除去された前記台金の
    表面部分にめっき層を形成するとともに、前記台金の全
    表面のめっき層を成長させることによりこの台金の表面
    に前記超砥粒を固着させる超砥粒固着工程を備えること
    を特徴とする電着方法。
  2. 【請求項2】 (a)台金の表面にめっき層を形成した
    後、このめっき層の表面に超砥粒を仮付けする超砥粒仮
    付け工程、(b)前記超砥粒の仮付け後にその超砥粒を
    前記台金の表面へ向けて一定圧で押し付けることにより
    前記超砥粒の前記台金に対する位置を矯正する超砥粒位
    置矯正工程および、(c)前記超砥粒の前記台金に対す
    る位置の矯正後にその台金の表面のめっき層を成長させ
    ることによりその台金の表面に前記超砥粒を固着させる
    超砥粒固着工程を備えることを特徴とする電着方法。
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