JP3236083B2 - 電着リーマ工具 - Google Patents

電着リーマ工具

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JP3236083B2
JP3236083B2 JP26391192A JP26391192A JP3236083B2 JP 3236083 B2 JP3236083 B2 JP 3236083B2 JP 26391192 A JP26391192 A JP 26391192A JP 26391192 A JP26391192 A JP 26391192A JP 3236083 B2 JP3236083 B2 JP 3236083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に鋼材の高精度穴加
工に使用する電着リーマ工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、精密内径穴加工に使用する電着リ
ーマ工具として、例えば特開平2−139115号公報
に開示されているように、先端部に設けられる荒加工用
のテーパ形状部(もしくはR形状部)と、このテーパ形
状部(もしくはR形状部)に連設される仕上加工用のス
トレート形状部とよりなるワーク加工部を有する構造の
ものが知られている。
【0003】図8はこの種従来の電着リーマ工具の一例
を示すものである。この従来の電着リーマ工具は、鋳鉄
材の高精度穴の仕上加工に用いられるものであって、図
示のように、先端部に設けられる荒加工用のテーパ形状
部101と、このテーパ形状部101に連設される仕上
加工用のストレート形状部102とよりなるワーク加工
部を備えている。ここで、このワーク加工部は工具の軸
方向に延びる切刃部103と隣接する切刃部103,1
03間に形成される刃溝部104により構成されてい
る。また、切刃部103の表面にはダイヤモンドやCB
N(Cubic BoronNitride )などの超砥粒が電着され、
このうちストレート形状部102の砥粒にはツルーイン
グが施されている。また、この電着リーマ工具の中心部
には基端部からテーパ形状部101とストレート形状部
102との境界近くまで延設されるオイル供給穴105
が設けられ、このオイル供給穴105からテーパ形状部
101とストレート形状部102との境界部に位置する
刃溝部104の底面へ向けてクーラント穴106が形成
されている。ここで、刃溝部104の形状は図8(b)
に示すように断面略コの字状とされ、前記クーラント穴
106はこの刃溝部104の底面の略中央部に開口する
よう設けられている。
【0004】前記構成からなる電着リーマ工具において
超砥粒の電着に際しては、超砥粒の分布をコントロール
するために、台金表面にマスキングを施した後その上か
らめっき層を形成するようにする。その場合、マスキン
グ部107は、図9に示すように刃溝部104の底面と
工具端面に形成されているセンタ穴108を覆う位置に
設定される。
【0005】一方、鋼材の内径穴加工を行うに際して
は、ボーリングバーやガンリーマなどの単刃もしくは多
刃の切刃を有する工具を用いたり、あるいは普通砥石に
よる内面研削加工を行うのが最も一般的である。また、
この出願に関連する技術として、超砥粒の表面を被膜で
被覆するようにしたものが例えば特開昭63−1697
5号公報,特開昭63−134173号公報などに開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】鋳鉄材の加工に用いら
れている図8に示されるような電着リーマ工具により鋼
材の加工を行った場合には、加工時に発生する切屑が砥
粒間あるいは刃溝内に堆積して加工面が悪化するため、
高精度の穴加工が行えないという問題点があった。この
ような問題点に対しては、粒径の大きな多結晶型のCB
N砥粒を用いてチップポケットの拡大を図り切屑の排出
性を向上させることも考えられるが、単に多結晶型のC
BN砥粒を用いただけでは、砥粒表面へのめっきの付着
によって工具の加工性が悪化してしまうという問題点が
発生する。
【0007】一方、鋼材の高精度穴の仕上加工に用いら
れているボーリングバーやガンリーマなどの工具では、
十分なチップポケットを確保することは可能であるが、
材料欠陥が存在する場合に切刃が突如欠損するという不
具合が生じたり、摩耗の進行が速いために工具寿命が短
く加工時に作業者の関与頻度が多く、自動化,無人化を
進める上でのネックになるという問題点があった。ま
た、普通砥石を用いた内面研削加工では加工時間が長
く、部品の着脱を考慮するとやはり自動化,無人化が困
難であるという問題点があった。
【0008】なお、関連する技術として示した前記各公
報に開示のものは、砥粒を電着してなる工具の表面をチ
タン系のセラミック化合物や窒化硼素の被膜で覆うこと
によって、耐溶着性を向上させたり電着層の耐摩耗性を
向上させることを目的とするものであって、前述のよう
な問題点を解消するための手段について開示するもので
はない。
【0009】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであって、高精度で高能率の加工が可能であり、特に
鋼材の穴加工に使用して好適な電着リーマ工具を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る電着リーマ工具は、金表面に電着に
より固定され、表面に絶縁性被膜が形成されてなる多結
晶型のCBN砥粒を備えることを特徴とするものであ
る。前記CBN砥粒はNi−P系めっきにより電着し、
このNi−P系めっきを熱処理により硬化するのがよ
い。
【0011】本発明において、先端部に設けられる荒加
工部と、この荒加工部に連設される仕上加工部とを有
電着リーマ工具であって、刃溝部を丸みをもった形状
に形成するとともに、CBN砥粒の電着部を切刃部の表
面およびその切刃部に連続する当該電着リーマ工具の端
面部分のみに設定するのが好ましい。
【0012】前記構成に加えて、クーラント穴を、荒加
工部および仕上加工部の双方の刃溝部の底面であって当
該電着リーマ工具の反回転方向寄りの位置に開口するよ
う設けるのが好適である。
【0013】
【作用】本発明においては、粒径の大きな多結晶型のC
BN砥粒が用いられていることによって、チップポケッ
トの拡大が図れ切屑の排出性を向上させることができ
る。その場合、CBN砥粒の表面が絶縁性被膜により覆
われていることによって、電着時に砥粒表面へのめっき
の付着を防げて加工性の悪化が回避される。
【0014】また、CBN砥粒をNi−P系めっきを用
いて台金表面に電着し、このNi−P系めっきを熱処理
により硬化させると、チップポケットの拡大を図るため
にめっき層の厚みを小さくしても砥粒の固定力を十分に
確保することができる。また、溝部丸みをもった形
とすることで、この刃溝部に堆積した切屑を効果的に
排出することができ、また、CBN砥粒の電着部を切刃
部の表面および該切刃部に連続する当該電着リーマ工具
の端面部分のみに設定することによって、超砥粒の十分
な保持力を確保しつつ超砥粒が不要な部分に付着してい
ることによる切屑の引っ掛かりを防ぐことが可能とな
る。
【0015】さらに、前記構成に加えて、クーラント穴
を、荒加工部および仕上加工部の双方の刃溝部の底面で
あって当該電着リーマ工具の反回転方向寄りの位置に開
口するよう設けると、切屑の堆積し易い箇所に向けてク
ーラント穴を介して液体が噴出されるため切屑の排出が
より効果的に行え、加工能率をより向上させることが可
能となる。
【0016】
【実施例】次に、本発明による電着リーマ工具の具体的
実施例につき、図面を参照しつつ説明する。図1には、
本発明の第一実施例に係る電着リーマ工具の部分断面正
面図が示されている。
【0017】本実施例の電着リーマ工具は、先端部に設
けられる荒加工用のテーパ形状部1と、このテーパ形状
部1の基端部側に連設される仕上加工用のストレート形
状部2とよりなるワーク加工部を備えている。ここで、
このワーク加工部は、工具の先端に向かうにしたがって
左方に向けてねじれた形状の複数の切刃部3と、互いに
隣接する切刃部3,3間に形成される刃溝部4を有する
ものとされている。
【0018】前記電着リーマ工具の中心部には、基端部
からテーパ形状部1とストレート形状部2との境界近く
まで延設されるオイル供給穴5が設けられ、このオイル
供給穴5には、先端側へ向けて斜めに穿設されるととも
に先端が刃溝部4の底面に開口する複数のクーラント穴
6が連通されている。ここで、これらクーラント穴6の
刃溝部4の底面への開口位置は、テーパ形状部1とスト
レート形状部2との境界部近傍およびストレート形状部
2の長手方向の略中央部にそれぞれ設定されている。ま
た、前記電着リーマ工具においては、切刃部3の表面に
図2,図3に示すようにNi−P系めっき7を用いてC
BN砥粒8が電着される。その際、CBN砥粒8として
は極力大きな粒径とするため例えば粒度#30/40程
度の多結晶タイプのもの(粒径800μm程度)が選定
され、また、電着前にそのCBN砥粒8の表面に絶縁性
被膜9がコーティングされる。この絶縁性被膜9は、電
着時にCBN砥粒8表面へのめっきの付着を防止するた
めに設けられるものであって、CBN,ダイヤモンド,
Al2 3,SiO2 などのコーティング材をPVD
(物理蒸着)法などを用いて厚み2〜3μm程度にコー
ティングすることにより形成される。また、Ni−P系
めっき7はそのめっき厚みを出来るだけ薄く(例えば3
00μm程度)することによりチップポケットの拡大が
図られ、このNi−P系めっき7を電着後に例えば30
0℃×2時間程度の熱処理にて硬化させることによりC
BN砥粒8の固定力の確保がなされる。
【0019】また、電着・熱処理後において、ストレー
ト形状部2のCBN砥粒8にはツルーイングが施され、
それによって砥粒先端が面一に揃えられる。なお、図2
において二点鎖線はツルーイングを施した部分を示し、
図3においてsはツルーイング量を示す。本実施例の電
着リーマ工具によれば、切刃部3の表面に電着するCB
N砥粒8として粒径の大きな多結晶タイプのものが用い
られるので、チップポケットの拡大を図ることができ、
それによって切屑の排出性を向上させることができる。
また、CBN砥粒8をNi−P系めっき7によって電着
し、このNi−P系めっき7を熱処理により硬化させる
ようにしているので、チップポケットの拡大を図るため
にめっき層の厚みを小さくしてもCBN砥粒8の固定力
を十分に確保することが可能となる。また、切刃部3の
表面に電着されるCBN砥粒8は、その表面が絶縁性被
膜9により覆われているので、電着時に砥粒表面にめっ
きが付着することがない。したがって、加工性の悪化を
防止することができる。
【0020】本実施例の電着リーマ工具とボーリングバ
ー等の従来工具を使用して同じ被削材(鋼材)を加工す
ることによりそれぞれの工具寿命を測定したところ、従
来工具では10mであったのに対し本実施例のものでは
200mであり、本実施例のものにおいて工具寿命が格
段に向上することが確認された。図4には本発明の第二
実施例に係る電着リーマ工具の部分断面図が示されてお
り、図5には本実施例の電着リーマ工具の部分拡大正面
図が示されている。
【0021】本実施例において、先の実施例と共通する
構成および作用については図に同一符号を付すに留めて
その詳細な説明を省略し、次に、本実施例に特有の点に
ついてのみ説明する。本実施例の電着リーマ工具におい
ては、刃溝部4’の断面形状が、底面の角部に丸みをも
った略U字形状に形成され、オイル供給穴5に連通する
クーラント穴6’が、オイル供給穴5の直径方向に対し
工具回転方向(図中矢印で示す。)と逆方向にθだけ傾
斜する位置に穿設されている。また、前記クーラント穴
6’の刃溝部4’底面への開口位置は、工具回転方向と
反対寄りの隅部に設定されている。また、工具表面にC
BN砥粒を電着するに際しては、切刃部3の表面に砥粒
を適正に分布させるため、台金表面にマスキングを施し
た後その上からめっき層を形成するようにする。その場
合、マスキング部10は、図6に示すように断面略U字
状の刃溝部4’の全表面と切刃部3に連続する工具端面
の三角形部分を除く工具の全端面部分とに設定される。
【0022】本実施例の電着リーマ工具によれば、刃溝
部4’が丸みをもった形状とされており、まためっき層
を形成する際のマスキング部10が刃溝部4’の全表面
と切刃部3に連続する工具端面の三角形部分を除く工具
の全端面部分に設定されているので、CBN砥粒が刃溝
部4’の不要部分に付着するのを避けることができ、そ
れによって切屑の引っ掛かりを防止することができ、刃
溝部4’に堆積した切屑を効果的に排出することができ
る。また、めっき層が切刃部3に連続する工具端面にも
形成されていることにより切刃部3表面のCBN砥粒の
保持力を高めることができる。
【0023】また、クーラント穴6’が切屑の堆積し易
い工具回転方向と反対寄りの刃溝部4’の底面の隅部に
設けられているので、このクーラント穴6’から噴出さ
れるオイルによって切屑をより効果的に排出することが
できる。したがって、比較的大きくて長い切屑生成を伴
う鋼材の高精度穴加工に好適な電着リーマ工具を得るこ
とができる。
【0024】図7に本実施例の電着リーマ工具と図8,
図9に示す従来の電着リーマ工具とにより同一の被削材
を加工した結果得られた加工面粗さおよび加工能率の比
較データが示されている。図7(a)に示す加工面粗さ
試験では、粒度#30のCBN砥粒を電着してなる直径
22mmの工具により鋼材の被削材SCSiMn2H
(HB250)の加工を行った。そのときの工具の周速
は20m/min,送りは0.2mm/revであり、
被削材の取代は50μmである。一方、図7(b)に示
す加工能率試験では、前記面粗さ試験と同じ工具により
鋳鉄材の被削材FCD45(HB200)の加工を行っ
た。そのときの工具の周速は20m/minであり、被
削材の取代は50μmである。なお、図7(b)におい
て、fは工具一回転当たりの軸方向の送り量,Vは工具
の周速をそれぞれ示す。これらのグラフにて明らかなよ
うに、本実施例の工具を用いると鋼材の高精度穴加工が
実現でき、また鋳鉄材に用いても高能率加工が可能とな
る。
【0025】なお、本実施例の電着リーマ工具を鋳鉄材
の加工に使用する場合には、電着する超砥粒として前記
CBN以外にダイヤモンドを用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の電着リーマ工具に
よれば、面に絶縁性被膜が形成された多結晶型のCB
N砥粒を備えているので、砥粒表面へのめっきの付着を
防ぐことができるとともにチップポケットの拡大を図る
ことができ、切屑の排出性を向上させることができる。
したがって、鋼材の高精度穴加工を実現することができ
る。
【0027】また、CBN砥粒をNi−P系めっきを用
いて台金表面に電着し、このNi−P系めっきを熱処理
により硬化させるようにすると、チップポケットの拡大
を図るためにめっき層の厚みを小さくしてもCBN砥粒
の固定力を十分に確保することができる。さらに、刃溝
部が丸みをもった形状に形成するとともに、CBN砥粒
の電着部を切刃部の表面および該切刃部に連続する当該
電着リーマ工具の端面部分のみに設定するようにする
、刃溝部に堆積した切屑を効果的に排出することがで
き、また超砥粒が不要な部分に付着していることによる
切の引っ掛かりを防ぐことができ、しかも超砥粒の保持
力を十分に確保することができる。したがって、比較的
大きくて長い切屑の生成を伴う鋼材の高精度穴加工を実
現することができ、また鋳鉄材に対しても高能率加工を
実現することができる。
【0028】さらに、前記構成に加えて、クーラント穴
を、荒加工部および仕上加工部の双方の刃溝部の底面で
あって当該電着リーマ工具の反回転方向寄りの位置に開
口するよう設けると、切屑の堆積部に向けてクーラント
穴を介して液体が噴出されるため切屑の排出がより効果
的に行え、加工能率をより向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る電着リーマ工具の部
分断面正面図
【図2】本発明の第一実施例に係る電着リーマ工具の部
分拡大断面図
【図3】図4のA部拡大図
【図4】本発明の第二実施例に係る電着リーマ工具の断
面図
【図5】本発明の第二実施例に係る電着リーマ工具の部
分拡大正面図
【図6】本発明の第二実施例に係る電着リーマ工具にお
けるマスキング部を示す説明図
【図7】本発明の第二実施例に係る電着リーマ工具によ
る加工面粗さ試験および加工能率試験の結果を従来工具
との対比で示すグラフ
【図8】従来の電着リーマ工具の部分断面正面図および
端面図
【図9】従来の電着リーマ工具におけるマスキング部を
示す説明図
【符号の説明】
1 テーパ形状部 2 ストレート形状部 3 切刃部 4,4’ 刃溝部 5 オイル供給穴 6,6’ クーラント穴 7 Ni−P系めっき 8 CBN砥粒 9 絶縁性被膜 10 マスキング部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 77/00 B24D 3/06,7/00,7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台金表面に電着により固定され、表面に
    絶縁性被膜を形成してなる多結晶型のCBN砥粒を備え
    ることを特徴とする電着リーマ工具。
  2. 【請求項2】 前記CBN砥粒がNi−P系めっきによ
    り電着され、このNi−P系めっきが熱処理により硬化
    されることを特徴とする請求項1に記載の電着リーマ工
    具。
  3. 【請求項3】 先端部に設けられる荒加工部と、この荒
    加工部に連設される仕上加工部とを有する電着リーマ工
    であって、刃溝部を丸みをもった形状に形成するとと
    もに、前記CBN砥粒の電着部を切刃部の表面およびそ
    の切刃部に連続する当該電着リーマ工具の端面部分のみ
    に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の
    電着リーマ工具。
  4. 【請求項4】 クーラント穴が、前記荒加工部および前
    記仕上加工部の双方の刃溝部の底面であって当該電着リ
    ーマ工具の反回転方向寄りの位置に開口するよう設けら
    れることを特徴とする請求項3に記載の電着リーマ工
    具。
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