JPH0650092Y2 - 砥粒リーマ - Google Patents
砥粒リーマInfo
- Publication number
- JPH0650092Y2 JPH0650092Y2 JP12676288U JP12676288U JPH0650092Y2 JP H0650092 Y2 JPH0650092 Y2 JP H0650092Y2 JP 12676288 U JP12676288 U JP 12676288U JP 12676288 U JP12676288 U JP 12676288U JP H0650092 Y2 JPH0650092 Y2 JP H0650092Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reamer
- finishing
- tool part
- tool
- abrasive grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばアルミニウム等の金属,或はセラミッ
ク,ガラス等の硬脆性材料の穴加工に使用する砥粒リー
マに係るものである。
ク,ガラス等の硬脆性材料の穴加工に使用する砥粒リー
マに係るものである。
(従来の技術及び解決しようとする課題) 従来砥粒リーマによる穴の内面仕上げは、取代がφ0.02
以上ともなると、被削材の切粉が砥粒リーマに付着する
という溶着現象を起こし加工が進行せず、やむなく中仕
上げ用リーマ及び仕上げ用リーマに分けて、取代を分割
して別の工程でなされていた。
以上ともなると、被削材の切粉が砥粒リーマに付着する
という溶着現象を起こし加工が進行せず、やむなく中仕
上げ用リーマ及び仕上げ用リーマに分けて、取代を分割
して別の工程でなされていた。
このため、穴の中仕上げが終った後に仕上げ用リーマに
取換えて仕上げ加工を施すことになり、作業性が悪いと
いう問題点があった。
取換えて仕上げ加工を施すことになり、作業性が悪いと
いう問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上述の問題点を解消し、穴内面の中仕上げ及び
仕上げ加工を一本のリーマで可能とし、溶着現象の起こ
らない特に金属加工用に好適な砥粒リーマを提供するも
ので、その特徴は、外周面に硬質砥粒を付着したツール
部が大きい断面のリード溝を有する前部ツール部と上記
溝に連通した小さい断面のリード溝を有する後部ツール
部より成ることにある。
仕上げ加工を一本のリーマで可能とし、溶着現象の起こ
らない特に金属加工用に好適な砥粒リーマを提供するも
ので、その特徴は、外周面に硬質砥粒を付着したツール
部が大きい断面のリード溝を有する前部ツール部と上記
溝に連通した小さい断面のリード溝を有する後部ツール
部より成ることにある。
第1図は本考案の砥粒リーマの金属加工用の具体例の側
面図である。
面図である。
図面に示すように、外周面にダイヤモンド砥粒、CBN
(立方晶系窒化硼素)砥粒等の硬質砥粒を電着等により
付着した砥粒付着部(11)を形成したツール部(1)
と、該ツール部(1)の後部においてこれと一体に形成
したシャンク部(2)より成っている。
(立方晶系窒化硼素)砥粒等の硬質砥粒を電着等により
付着した砥粒付着部(11)を形成したツール部(1)
と、該ツール部(1)の後部においてこれと一体に形成
したシャンク部(2)より成っている。
上記ツール部(1)は、第2図(イ)に示すような大き
い断面の複数のらせん状リード溝(14)を有する前部の
ツール部(12)と、上記リード溝(14)に連通したらせ
ん状のリード溝(15)を有する後部ツール部(13)より
成り、前部ツール部(12)は例えば中仕上げ用として用
い、後部ツール部(13)は仕上げ用として用いられる。
い断面の複数のらせん状リード溝(14)を有する前部の
ツール部(12)と、上記リード溝(14)に連通したらせ
ん状のリード溝(15)を有する後部ツール部(13)より
成り、前部ツール部(12)は例えば中仕上げ用として用
い、後部ツール部(13)は仕上げ用として用いられる。
又このツール部(1)は、長さ方向に径の異なる3つの
部分(A)(B)(C)より成り、前部ツール部(12)
及びこれに続く後部ツール部(13)の先端に近い部分
(A)は、先端部より後端に向って径が拡大したテーパ
部より成り、後部ツール部(13)の後端部(C)は後端
に向って径が縮小したテーパ部より成り、中間部(B)
は加工穴の仕上げ寸法に対応した径を有している。
部分(A)(B)(C)より成り、前部ツール部(12)
及びこれに続く後部ツール部(13)の先端に近い部分
(A)は、先端部より後端に向って径が拡大したテーパ
部より成り、後部ツール部(13)の後端部(C)は後端
に向って径が縮小したテーパ部より成り、中間部(B)
は加工穴の仕上げ寸法に対応した径を有している。
(作用) 上述の構成を有する本考案の砥粒リーマにおいては、ツ
ール部(1)は前部ツール部(11)と後部ツール部(1
2)が一体構成であるため、穴加工の中仕上げ及び仕上
げ加工を一体のリーマで連続加工できる。
ール部(1)は前部ツール部(11)と後部ツール部(1
2)が一体構成であるため、穴加工の中仕上げ及び仕上
げ加工を一体のリーマで連続加工できる。
又穴加工の際、切屑はリーマの先端方向に排出される
が、前部ツール部のリード溝はその断面が大きいため、
容易に排出することが出来、切屑が砥粒付着部に溶着す
ることを防止する。
が、前部ツール部のリード溝はその断面が大きいため、
容易に排出することが出来、切屑が砥粒付着部に溶着す
ることを防止する。
(実施例) 試作した本考案の砥粒リーマの各部寸法は次の通りであ
る。
る。
リーマ全長 255mm ツール部長さ 120mm 前部ツール部長さ 70mm 後部ツール部長さ 50mm A部テーパ 0.05/95 C部テーパ 0.1/10 B部長さ 10mm (考案の効果) 以上説明したように、本考案の砥粒リーマによれば、一
本のリーマにより例えば中仕上げと仕上げ加工を連続し
て実施することが可能で、作業性が著しく改善される。
本のリーマにより例えば中仕上げと仕上げ加工を連続し
て実施することが可能で、作業性が著しく改善される。
第1図は本考案の砥粒リーマの具体例の側面図であり、
第2図(イ)及び(ロ)はいずれもリード溝の断面図で
ある。 1…ツール部、2…シャンク部、11…砥粒付着部、12…
前部ツール部、13…後部ツール部、14、15…リード溝。
第2図(イ)及び(ロ)はいずれもリード溝の断面図で
ある。 1…ツール部、2…シャンク部、11…砥粒付着部、12…
前部ツール部、13…後部ツール部、14、15…リード溝。
Claims (1)
- 【請求項1】外周面に硬質砥粒を付着したツール部が大
きい断面のリード溝を有する前部ツール部と上記溝に連
通した小さい断面のリード溝を有する後部ツール部より
成ることを特徴とする砥粒リーマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12676288U JPH0650092Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 砥粒リーマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12676288U JPH0650092Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 砥粒リーマ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247121U JPH0247121U (ja) | 1990-03-30 |
JPH0650092Y2 true JPH0650092Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31378572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12676288U Expired - Lifetime JPH0650092Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 砥粒リーマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650092Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3236083B2 (ja) * | 1992-10-01 | 2001-12-04 | 株式会社小松製作所 | 電着リーマ工具 |
JP4966717B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2012-07-04 | 三菱マテリアル株式会社 | 穴加工工具 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP12676288U patent/JPH0650092Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0247121U (ja) | 1990-03-30 |
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