JPH10327518A - 電気接続箱の排水構造 - Google Patents
電気接続箱の排水構造Info
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- JPH10327518A JPH10327518A JP9134706A JP13470697A JPH10327518A JP H10327518 A JPH10327518 A JP H10327518A JP 9134706 A JP9134706 A JP 9134706A JP 13470697 A JP13470697 A JP 13470697A JP H10327518 A JPH10327518 A JP H10327518A
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Abstract
い電気接続箱の排出構造を提供する。 【解決手段】 自動車に搭載する電気接続箱のケース底
壁1の最下端部に矩形状の排水穴2を設け、該排水穴2
の短辺側の周縁に対向して周壁3をケース外側に突設
し、これら周壁3の先端に排水穴2を間隔をあけて覆う
閉鎖壁4を設けている。周壁2の間の開口を排水口5と
し、該排水口5と間隔をあけて対向した位置に下端開口
の外側壁部6を突設している。これにより、排出口5は
外部に対して直接に開口することなく外側壁部6が障壁
となり、外部から排出口5に水が到達することない。し
たがって外部から排出口5を通ってケース内に水が侵入
することを防止することができる。
Description
電気接続箱の排水構造に関し、詳しくは、電気接続箱の
ケース内に侵入した水を外部に排水するためにケース底
壁に排水口を設ける一方、該排水口を通して外部からケ
ース内に水が侵入することがないようにしたものであ
る。
は、高圧洗浄水によるエンジンルーム内の洗浄等によっ
て浸水が生じることがあり、該水を外部に排出するべ
く、ケース底壁に排水口を設けられている。
うにケース底壁10に正方形状の排出穴11を設け、該
排出穴の一方向の対向する周縁からケース内側に突出し
て上記排出穴11を覆う排水口壁12を設けることで、
該排出穴11の他方向に開口する排出口13を形成した
ものがある(実開昭63−172215号参照)。
複数の矩形状の排出穴22を設け、該排出穴22の短辺
側の両周縁からケース内側あるいはケース外側に突出し
て上記排出穴22を覆う排水口壁23a,23bを設け
ることで、該排出穴22の長辺側に開口する排出口24
a,24bを形成したものがある(実開昭63−131
519号参照)。
入した水を排出口13,24a,24bから外部に排出
するようにしている。
気接続箱の排出構造では、排出口13,24a,24b
あるいは該排出口13,24a,24bに連通する排出
穴11,22が外部に対して直接に開口しているため、
ケース内の侵水を外部に排出する機能を備えている一
方、容易に外部から排出口13,24a,24bを介し
てケース内に水を侵入(矢印P)させてしまう可能性が
あり、排出口13,24a,24bの開口により、かえ
ってケース内の浸水を招く可能性があるという問題があ
った。
ケース内に水が侵入することがない電気接続箱の排出構
造を提供することを課題としている。
め、本発明は、請求項1で、自動車に搭載する電気接続
箱のケース底壁の最下端部に排水穴を設けると共に、該
排水穴を囲む周縁に対向して周壁を突設し、これら周壁
の間を排水口とすると共に周壁の先端に上記排水穴を間
隔をあけて覆う閉鎖壁を設け、かつ上記排水口と間隔を
あけて、下端開口の外側壁部を上記ケース底壁より突設
していることを特徴とする電気接続箱の排水構造を提供
している。
けて下端開口の外側壁部を上記ケース底壁より突設した
ことにより、ケース内の浸水は排水穴を通り排出口から
外側壁部の下端開口へと外部に排出される一方、排出口
は外部に対して直接に開口することなく外側壁部が障壁
となるため、外部から排出口に水が到達することを防止
でき、上記排出口を通ってケース内に水が侵入すること
を防止することができる。
けていることが好ましい(請求項2)。これにより、外
部から上記排出口を通ってケース内に侵入しようとする
水に対する上記障壁性を高めることができる。
への内方折り返し部を設けても良い(請求項3)。これ
により、上記外側壁部の下端開口の面積を小さくするこ
とができるため、上記外側壁部の下端開口側から回り込
んで上記排出口に到達しケース内に侵入しようとする水
をも防止することができる。
明する。図1に示す第1実施形態では、自動車に搭載す
る電気接続箱のケース底壁1の最下端部に矩形状の排水
穴2を設け、該排水穴2の短辺側の周縁に対向して周壁
3をケース外側に突設し、これら周壁3の先端に排水穴
2を間隔をあけて覆う閉鎖壁4を設けている。
口5と間隔をあけて対向した位置に下端開口の外側壁部
6を突設している。これにより、排出口5は外部に対し
て直接に開口することない。
ム内の洗浄等によって、ケース内に生じた浸水は、排水
穴2を通り排出口5から外側壁部6の下端開口へと外部
に排出される。一方、外側壁部6が障壁となり、外部か
ら排出口5に水が到達することなく、したがって外部か
ら排出口5を通ってケース内に水が侵入することを防止
することができる。
形態と異なる点は、外側壁部6の下端部に排水口5側へ
の内方折り返し部6aを設けている点である。このよう
に内方折り返し部6aを設けることで、外部の水の勢い
が強く外側壁部6の下端開口側から回り込んで排出口5
に到達しようとする水をも防止でき、確実に外部から排
出口5を通ってケース内に水が侵入することを防止する
ことができる。
示し、外側壁部6の下端部に排水口5側への内方折り返
し部6bを互い違いに延設させたものである。このよう
に内方折り返し部6bを設けることで、外側壁部6の下
端開口の面積を小さくすることができ、より確実に外部
から排出口5を通ってケース内に水が侵入することを防
止することができる。
形態と異なる点は、ケース底壁1の最下端部に正方形状
の排水穴7を設けている点と、排水口5aを囲む全周に
下端開口の外側壁部9を設けている点である。なお、3
aは周壁、4aは閉鎖壁、5aは排出口を示す。
口の外側壁部9は、外部から排出口5aに到達しようと
する水を確実に遮断でき、障壁性が高ものとなる。
形状を矩形あるいは正方形としたが、これに限らず、円
形としても上記実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
下端部に排水口5a側への内方折り返し部を設けても良
い。これにより外側壁部の下端開口の面積を小さくする
ことができ、勢いが強く外側壁部の下端開口側から回り
込んで排出口に到達しようとする水をも防止できる。
の電気接続箱の排水構造によれば、排水口と間隔をあけ
てケース底壁より突設した下端開口の外側壁部は、外部
から排出口に到達しようとする水に対して障壁となるた
め、上記排出口を通ってケース内に水が侵入することを
防止することができる。
周に設けることで上記障壁性は高くなる。
への内方折り返し部を設けることで、上記外側壁部の下
端開口の面積を小さくすることができるため、上記外側
壁部の下端開口側から回り込んで上記排出口を通ってケ
ース内に侵入しようとする水をも防止することができ
る。
である。
図、(B)は(A)のII−II線断面図、(C)はケ
ース内側から見た斜視図である。
(A)のX−X線断面図である。
(A)のB−B線断面図、(C)は排水口壁23bをケ
ース外側に設けた場合を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車に搭載する電気接続箱のケース底
壁の最下端部に排水穴を設けると共に、該排水穴を囲む
周縁に対向して周壁を突設し、これら周壁の間を排水口
とすると共に周壁の先端に上記排水穴を間隔をあけて覆
う閉鎖壁を設け、かつ上記排水口と間隔をあけて、下端
開口の外側壁部を上記ケース底壁より突設していること
を特徴とする電気接続箱の排水構造。 - 【請求項2】 上記外側壁部は上記排水口を囲む全周に
設けている請求項1に記載の電気接続箱の排水構造。 - 【請求項3】 上記外側壁部の下端部に排水口側への内
方折り返し部を設けている請求項1または請求項2に記
載の電気接続箱の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13470697A JP3551703B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電気接続箱の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13470697A JP3551703B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電気接続箱の排水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10327518A true JPH10327518A (ja) | 1998-12-08 |
JP3551703B2 JP3551703B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15134703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13470697A Expired - Fee Related JP3551703B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電気接続箱の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3551703B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003319530A (ja) * | 2002-04-23 | 2003-11-07 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2013062967A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
KR101996447B1 (ko) * | 2017-12-29 | 2019-07-03 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 배수부를 구비한 멀티 박스 |
JP2020021811A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社デンソー | 機器収容箱 |
JP2020029651A (ja) * | 2018-08-20 | 2020-02-27 | カネソウ株式会社 | 化粧蓋 |
JP2021082670A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | 京セラ株式会社 | 電気機器用ケース及び蓄電装置 |
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---|---|---|---|---|
JP6131561B2 (ja) * | 2012-10-15 | 2017-05-24 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドア開閉装置 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13470697A patent/JP3551703B2/ja not_active Expired - Fee Related
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