JP6131561B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明は、車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置と、前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置の下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、前記アンダーカバーは、天板部と、該天板部の下面から下方に突設され、前記筐体部材内への水の浸入経路を遮る遮断板とを備える樹脂材料からなる部材であり、前記遮断板は、前記アンダーカバーの第1縁端側から同端縁に対向する第2端縁側に延在し、前記遮断板には、該遮断板における他の部分よりも板厚の小さい一対の段差が設けられ、前記天板部と前記遮断板とがなす隅部には、補強リブが設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記電子制御装置を内蔵する電子制御装置本体ブラケットを備え、前記電子制御装置本体ブラケットは、前記アンダーカバーに対して上方に底上げされていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置を内蔵する電子制御装置本体ブラケットと、前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置本体ブラケットの下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、前記アンダーカバーは、天板部と、該天板部よりも上方に隆起する底上げ部とを有し、前記底上げ部は、ボルト遊挿孔と、該ボルト遊挿孔を中心とする径方向に延びる複数のビードとを有し、前記電子制御装置本体ブラケット及び前記アンダーカバーは、前記電子制御装置本体ブラケットに設けられるボルト挿通孔及び前記ボルト遊挿孔に挿通されるボルトと段付きナットとの締め付けにより締結されるとともに、前記段付きナットのフランジにより前記複数のビードが圧潰されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記アンダーカバーの上面には、少なくとも一つの縁端に向かうに従って下降する傾斜部が形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記アンダーカバーの上面に水が浸入したとしても、前記傾斜部により該当の縁端へと案内して速やかに排出することができる。
図1に示すように、バスなどの車両1の乗降口2には、車両ドアとしての折り戸ドア10が開閉自在に設置されている。一方、乗降口2の床面(ステップ)に対して上方の段差を有する車両フロア3には、乗降口2に臨んで車両用ドア開閉装置20が載置されている。この車両用ドア開閉装置20は、リンク11,12を介して折り戸ドア10に連係されており、これらリンク11,12を正逆動作させることで折り戸ドア10を開閉作動させる。
図4(a)及び図8に示すように、アンダーカバー25には、その下面から下方に遮断板28が突設されている。この遮断板28は、天板部26の拡幅側の幅方向全長に亘って延在している。遮断板28は、左右対称の一対の段差28aが設定されることでクランク状のオフセット形状を呈する。各段差28aの板厚は、それ以外の遮断板28の板厚よりも小さくされている。これは、樹脂材料からなるアンダーカバー25に一体形成される遮断板28の反りに対処するためである。つまり、アンダーカバー25にそのまま板(遮断板)を突設すると、樹脂材料の特性から該板に反りが発生することになる。従って、一対の段差28aを設定してそれらを最大限に薄肉にすることで、該段差28aにおいて倒れを誘発して全体としての反りを抑えるようにしている。なお、天板部26及び遮断板28のなす隅部には、複数の略三角爪状の補強リブ28bが左右対称に突設されている。従って、これら補強リブ28bにより、遮断板28全体としての倒れが抑えられている。
利用者が室内洗浄等をする際に、車両フロア3を流れる水がボックス21との間の隙間を通じて該ボックス21内に浸入したとする。この場合、浸入した水をアンダーカバー25で遮ることで、ECU24d(ECU本体ブラケット24)の水濡れが抑制される。
(1)本実施形態では、アッパーカバー22及びECU本体ブラケット24は、ボックス21に内蔵されることでそれらを集約配置することができる。また、室内洗浄時に車両フロア3を流れる水がボックス21内に浸入したとしても、アンダーカバー25で遮ることでECU24dの水濡れを抑制することができる。
・前記実施形態において、全てのリブ27aはなくてもよい。
・前記実施形態において、リブ27aの個数を増やし、あるいは周壁部27の全周に亘って同様のリブを延設してもよい。これにより、アンダーカバー25の縁端及びボックス21間の隙間を詰めることで、アンダーカバー25の上面への水の浸入を抑制することができる。また、この場合であっても、アンダーカバー25に樹脂材料を採用したことで、部品点数の増加を抑えることができる。
・前記実施形態において、アンダーカバー25に対してECU本体ブラケット24を上方に底上げしなくてもよい。極論すれば、アンダーカバー25上にECU本体ブラケット24を載置してもよい。
・前記実施形態において、遮断板28を割愛してもよい。
・前記実施形態において、ボックス21内での駆動ユニット23及びECU本体ブラケット24の上下の配置関係は逆であってもよい。
Claims (8)
- 車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、
前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、
前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置と、
前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置の下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、
前記アンダーカバーは、該アンダーカバーの縁端に突設され、前記筐体部材との隙間を詰めるリブを有することを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記アンダーカバーの下面から下方に突設され、前記筐体部材内への水の浸入経路を遮る遮断板を備えたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、
前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、
前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置と、
前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置の下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、
前記アンダーカバーは、該アンダーカバーの下面から下方に突設され、前記筐体部材内への水の浸入経路を遮る遮断板を備え、
前記遮断板は、前記アンダーカバーの第1縁端側から同端縁に対向する第2端縁側に延在するとともに、前記車両フロアに接地していることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、
前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、
前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置と、
前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置の下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、
前記アンダーカバーは、天板部と、該天板部の下面から下方に突設され、前記筐体部材内への水の浸入経路を遮る遮断板とを備える樹脂材料からなる部材であり、
前記遮断板は、前記アンダーカバーの第1縁端側から同端縁に対向する第2端縁側に延在し、
前記遮断板には、該遮断板における他の部分よりも板厚の小さい一対の段差が設けられ、
前記天板部と前記遮断板とがなす隅部には、補強リブが設けられていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記電子制御装置を内蔵する電子制御装置本体ブラケットを備え、
前記電子制御装置本体ブラケットは、前記アンダーカバーに対して上方に底上げされていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項5に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記アンダーカバーに設けられた天板部と、
前記アンダーカバーに設けられ、前記天板部よりも上方に隆起する底上げ部とを備え、
前記アンダーカバーは前記底上げ部にて、前記電子制御装置本体ブラケットと一体で前記筐体部材に結合されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 車両フロアに設置される有蓋筒状の筐体部材と、
前記筐体部材に内蔵され、車両ドアに連係されて該車両ドアを開閉作動させるドア開閉機構と、
前記筐体部材に内蔵され、前記ドア開閉機構を駆動制御する電子制御装置を内蔵する電子制御装置本体ブラケットと、
前記筐体部材に内蔵され、前記電子制御装置本体ブラケットの下方で前記筐体部材の開口を閉塞するアンダーカバーとを備え、
前記アンダーカバーは、天板部と、該天板部よりも上方に隆起する底上げ部とを有し、
前記底上げ部は、ボルト遊挿孔と、該ボルト遊挿孔を中心とする径方向に延びる複数のビードとを有し、
前記電子制御装置本体ブラケット及び前記アンダーカバーは、前記電子制御装置本体ブラケットに設けられるボルト挿通孔及び前記ボルト遊挿孔に挿通されるボルトと段付きナットとの締め付けにより締結されるとともに、前記段付きナットのフランジにより前記複数のビードが圧潰されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記アンダーカバーの上面には、少なくとも一つの縁端に向かうに従って下降する傾斜部が形成されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。
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