JPH07161407A - 防滴コネクタ - Google Patents
防滴コネクタInfo
- Publication number
- JPH07161407A JPH07161407A JP5340950A JP34095093A JPH07161407A JP H07161407 A JPH07161407 A JP H07161407A JP 5340950 A JP5340950 A JP 5340950A JP 34095093 A JP34095093 A JP 34095093A JP H07161407 A JPH07161407 A JP H07161407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- female connector
- female
- male
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/70—Insulation of connections
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水滴がかかっても、接続端子に水滴が接触し
ない構成の防滴コネクタを提供する。 【構成】 雌コネクタハウジング５は雄型端子３が装着
され開閉可能な蓋部材２１により密閉され得る。雄コネ
クタハウジング９は雌コネクタハウジング５の嵌合部１
７に嵌合し雌型端子が装着される。雌コネクタハウジン
グ５の前記嵌合部１７は取付時に下方となる側に向けて
開口し、かつ前記雌コネクタハウジング５及び前記雄コ
ネクタハウジング９は取付時に下方となる側に前記端子
と接続される電線１３，３１の出口３９，３２を有す
る。コネクタ１は、下方のみ開口しているので、上方か
ら水滴が落下して来てもコネクタ内に浸入することがな
い。
ない構成の防滴コネクタを提供する。 【構成】 雌コネクタハウジング５は雄型端子３が装着
され開閉可能な蓋部材２１により密閉され得る。雄コネ
クタハウジング９は雌コネクタハウジング５の嵌合部１
７に嵌合し雌型端子が装着される。雌コネクタハウジン
グ５の前記嵌合部１７は取付時に下方となる側に向けて
開口し、かつ前記雌コネクタハウジング５及び前記雄コ
ネクタハウジング９は取付時に下方となる側に前記端子
と接続される電線１３，３１の出口３９，３２を有す
る。コネクタ１は、下方のみ開口しているので、上方か
ら水滴が落下して来てもコネクタ内に浸入することがな
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車室内等で使
用される防滴コネクタであり、詳しくはパッキンやゴム
栓等を使用せずに防水性を確保する防滴コネクタの構造
に関する。
用される防滴コネクタであり、詳しくはパッキンやゴム
栓等を使用せずに防水性を確保する防滴コネクタの構造
に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の車室内でエアコンにより除湿や
冷房を行っているとき、車室内の空気吹出口で結露が生
じることがある。これらの結露は次々に落下して行く
が、水滴の落下部分に電線配索用のコネクタがあると、
コネクタが水滴により濡れてしまう。そして、水滴がコ
ネクタ内に浸入すると接続端子間での電蝕が生じ、端子
の損傷を招くことになる。
冷房を行っているとき、車室内の空気吹出口で結露が生
じることがある。これらの結露は次々に落下して行く
が、水滴の落下部分に電線配索用のコネクタがあると、
コネクタが水滴により濡れてしまう。そして、水滴がコ
ネクタ内に浸入すると接続端子間での電蝕が生じ、端子
の損傷を招くことになる。
【０００３】この種の問題を防止する目的で、実開昭５
６−５７４８６号公報に開示されたコネクタが知られて
いる。図６はこのコネクタの分解斜視図、図７はコネク
タの断面図である。このコネクタは、接続端子５１，５
３を収容する複数の端子収容室５５，５７が適宜スペー
スＳを介して配置された、雄コネクタ５９と雌コネクタ
６１とからなる。雌コネクタ６１は端子収容室５５の前
半部において端子収容室５５を囲む枠体６３が設けられ
挿込み溝６５を形成するとともに、その溝底に水滴排出
孔６７が設けられている。また、雄コネクタハウジング
５９は端子収容室５７の前方開口端に挿込み溝６５に対
応する挿込み枠６９が設けられている。このような構成
によれば、コネクタ内部に結露により水滴が付着して
も、この水滴を排出孔６７から速やかに排出することが
でき、接続端子の接点部分でのリークによる電蝕を防止
することができる。
６−５７４８６号公報に開示されたコネクタが知られて
いる。図６はこのコネクタの分解斜視図、図７はコネク
タの断面図である。このコネクタは、接続端子５１，５
３を収容する複数の端子収容室５５，５７が適宜スペー
スＳを介して配置された、雄コネクタ５９と雌コネクタ
６１とからなる。雌コネクタ６１は端子収容室５５の前
半部において端子収容室５５を囲む枠体６３が設けられ
挿込み溝６５を形成するとともに、その溝底に水滴排出
孔６７が設けられている。また、雄コネクタハウジング
５９は端子収容室５７の前方開口端に挿込み溝６５に対
応する挿込み枠６９が設けられている。このような構成
によれば、コネクタ内部に結露により水滴が付着して
も、この水滴を排出孔６７から速やかに排出することが
でき、接続端子の接点部分でのリークによる電蝕を防止
することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、コネクタ内で生じた結露を排出することができて
も、電線７１，７３を伝って来る水の浸入防止対策は施
されていないので、電線７１，７３を伝って水滴が接点
に達するおそれがあり、電蝕防止の信頼性に欠けるとい
う問題がある。本発明の目的は、上記従来の問題を解決
することにあり、コネクタに水滴がかかっても、接続端
子に水滴が接触しない構成の防滴コネクタを提供するこ
とにある。
は、コネクタ内で生じた結露を排出することができて
も、電線７１，７３を伝って来る水の浸入防止対策は施
されていないので、電線７１，７３を伝って水滴が接点
に達するおそれがあり、電蝕防止の信頼性に欠けるとい
う問題がある。本発明の目的は、上記従来の問題を解決
することにあり、コネクタに水滴がかかっても、接続端
子に水滴が接触しない構成の防滴コネクタを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成される。 （１） 雄型端子又は雌型端子の一方が装着され開閉可
能な蓋部材により密閉され得る雌コネクタハウジング
と、該雌コネクタハウジングに嵌合し前記端子の他方を
装着する雄コネクタハウジングとからなり、前記雌コネ
クタハウジングの前記嵌合部は取付時に下方となる側に
向けて開口し、かつ前記雌コネクタハウジング及び前記
雄コネクタハウジングは取付時に下方となる側に前記端
子と接続される電線の出口を有することを特徴とする防
滴コネクタ。
記構成により達成される。 （１） 雄型端子又は雌型端子の一方が装着され開閉可
能な蓋部材により密閉され得る雌コネクタハウジング
と、該雌コネクタハウジングに嵌合し前記端子の他方を
装着する雄コネクタハウジングとからなり、前記雌コネ
クタハウジングの前記嵌合部は取付時に下方となる側に
向けて開口し、かつ前記雌コネクタハウジング及び前記
雄コネクタハウジングは取付時に下方となる側に前記端
子と接続される電線の出口を有することを特徴とする防
滴コネクタ。
【０００６】（２） 前記雌コネクタハウジングの前記
出口は前記嵌合部と同方向に向けて開口し、前記雌コネ
クタハウジング内で前記電線がＵ字状に配索されること
を特徴とする前記（１）記載の防滴コネクタ。
出口は前記嵌合部と同方向に向けて開口し、前記雌コネ
クタハウジング内で前記電線がＵ字状に配索されること
を特徴とする前記（１）記載の防滴コネクタ。
【０００７】本発明において、コネクタが有する電線用
出口は取付時に下方を向いていればよく、ここで言う下
方は鉛直方向に限らず、斜め下方であってもよい。ま
た、雌コネクタハウジングに形成された雄コネクタハウ
ジング嵌合部と電線用出口とは、同じ方向を向いて開口
していることが好ましいが、下方を向いていれば異なる
方向を向いて開口していてもよい。
出口は取付時に下方を向いていればよく、ここで言う下
方は鉛直方向に限らず、斜め下方であってもよい。ま
た、雌コネクタハウジングに形成された雄コネクタハウ
ジング嵌合部と電線用出口とは、同じ方向を向いて開口
していることが好ましいが、下方を向いていれば異なる
方向を向いて開口していてもよい。
【０００８】
【作用】本発明によれば、雌コネクタハウジングは蓋部
材により密閉され、雌コネクタハウジングに形成された
雄コネクタハウジング嵌合部が取付時に下方を向き、雌
コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングに形成さ
れた電線出口も取付時に下方を向く構成であることか
ら、上方から水滴が落下しても、水滴がコネクタ内に浸
入することがない。したがって、自動車の車室内で空調
等の結果に結露が生じる部分の下方のような、水滴が落
下するおそれのある部分でも、防水性良く電線を接続し
ておくことができる。しかも、他のシール部材が不要で
ありながら防水が可能であるので、構造が複雑になら
ず、接続端子に水滴が付着することを、簡単な構成で防
止することができる。
材により密閉され、雌コネクタハウジングに形成された
雄コネクタハウジング嵌合部が取付時に下方を向き、雌
コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングに形成さ
れた電線出口も取付時に下方を向く構成であることか
ら、上方から水滴が落下しても、水滴がコネクタ内に浸
入することがない。したがって、自動車の車室内で空調
等の結果に結露が生じる部分の下方のような、水滴が落
下するおそれのある部分でも、防水性良く電線を接続し
ておくことができる。しかも、他のシール部材が不要で
ありながら防水が可能であるので、構造が複雑になら
ず、接続端子に水滴が付着することを、簡単な構成で防
止することができる。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。図１及び図２は本発明の実施例であるコネ
クタの分解斜視図、図３は断面図である。
を説明する。図１及び図２は本発明の実施例であるコネ
クタの分解斜視図、図３は断面図である。
【００１０】コネクタ１は、一対の雄型端子３が装着さ
れる雌コネクタハウジング５と、雌型端子７が装着され
る雄コネクタハウジング９とからなる。雌コネクタハウ
ジング５と雄コネクタハウジング９とは、ともに合成樹
脂により成形されている。雌コネクタハウジング５に
は、雄型端子３の装着部１１と、この雄型端子３と接続
された電線１３を収容する電線収容部１５と、雄コネク
タハウジング９が嵌合する嵌合部１７とが、いずれも凹
部として形成されている。雄型端子装着部１１には、雄
型端子３を固定するための固定爪１９が張り出して設け
られ、電線１３と接続した雄型端子３を、固定爪１９を
乗り越えて装着部１１に押し込んで固定するようになっ
ている。装着した一対の雄型端子３は、その先端部が嵌
合部１７内に延び、後述する雌型端子７に接続すること
ができる。
れる雌コネクタハウジング５と、雌型端子７が装着され
る雄コネクタハウジング９とからなる。雌コネクタハウ
ジング５と雄コネクタハウジング９とは、ともに合成樹
脂により成形されている。雌コネクタハウジング５に
は、雄型端子３の装着部１１と、この雄型端子３と接続
された電線１３を収容する電線収容部１５と、雄コネク
タハウジング９が嵌合する嵌合部１７とが、いずれも凹
部として形成されている。雄型端子装着部１１には、雄
型端子３を固定するための固定爪１９が張り出して設け
られ、電線１３と接続した雄型端子３を、固定爪１９を
乗り越えて装着部１１に押し込んで固定するようになっ
ている。装着した一対の雄型端子３は、その先端部が嵌
合部１７内に延び、後述する雌型端子７に接続すること
ができる。
【００１１】また、雌コネクタハウジング５には、嵌合
部１７、雄型端子装着部１１、及び電線収容部１５を閉
塞する蓋部材２１が一体に設けられている。蓋部材２１
は、薄肉に形成したヒンジ部２３を介して雌コネクタハ
ウジング本体２５と一体に成形され、雌コネクタハウジ
ング本体２５に対して回動できるようになっている。そ
して、蓋部材２１に形成した係止突起２７ａ，２７ｂ，
２７ｃが、雌コネクタハウジング本体２５に形成した係
止受部２９ａ，２９ｂ，２９ｃに係止されることによ
り、雌コネクタハウジング本体２５の周縁部は蓋部材２
１と圧接し、雌コネクタハウジング５内が嵌合部１７側
を除いて液密に保持される。このために蓋部材２１は雌
コネクタハウジング本体２５とわずかな隙間もなく密接
する形状になっている。この蓋部材２１は、雌コネクタ
ハウジング５内に、電線１３と、この電線１３に接続さ
れた雄型端子３を装着した後に閉じられる。
部１７、雄型端子装着部１１、及び電線収容部１５を閉
塞する蓋部材２１が一体に設けられている。蓋部材２１
は、薄肉に形成したヒンジ部２３を介して雌コネクタハ
ウジング本体２５と一体に成形され、雌コネクタハウジ
ング本体２５に対して回動できるようになっている。そ
して、蓋部材２１に形成した係止突起２７ａ，２７ｂ，
２７ｃが、雌コネクタハウジング本体２５に形成した係
止受部２９ａ，２９ｂ，２９ｃに係止されることによ
り、雌コネクタハウジング本体２５の周縁部は蓋部材２
１と圧接し、雌コネクタハウジング５内が嵌合部１７側
を除いて液密に保持される。このために蓋部材２１は雌
コネクタハウジング本体２５とわずかな隙間もなく密接
する形状になっている。この蓋部材２１は、雌コネクタ
ハウジング５内に、電線１３と、この電線１３に接続さ
れた雄型端子３を装着した後に閉じられる。
【００１２】図３に雌コネクタハウジング５の嵌合部１
７に雄コネクタハウジング９が嵌合した状態の断面図を
示す。図３から明らかなように、雄コネクタハウジング
９には電線３１と接続された雌型端子７が装着され、電
線３１は嵌合部１７と同方向に向けて開口した出口３２
から外部に延びている。そして、雌コネクタハウジング
５の嵌合部１７に雄コネクタハウジング９が嵌合するこ
とにより、雄型端子３と雌型端子７とが接続される。雄
コネクタハウジング９には可撓性ロックアーム３３が一
体に形成されており、一方、雌コネクタハウジング５の
嵌合部１７にはロックアーム３３と係合する係合溝３５
が形成されている。このようなロック構成により、雌コ
ネクタハウジング５の嵌合部１７に雄コネクタハウジン
グ９が適正に嵌合すると、ロックアーム３３の先端部３
３ａが係合溝３５内の係止孔３７に係止されて、嵌合状
態が維持されることにより、雄型端子３と雌型端子７と
の接続が良好に維持される。なお、雄コネクタハウジン
グ９を雌コネクタハウジング５から外すには、係止孔３
７の外部からロックアーム３３の先端部３３ａを内方に
押し込みながら、雄コネクタハウジング９を引き抜けば
よい。
７に雄コネクタハウジング９が嵌合した状態の断面図を
示す。図３から明らかなように、雄コネクタハウジング
９には電線３１と接続された雌型端子７が装着され、電
線３１は嵌合部１７と同方向に向けて開口した出口３２
から外部に延びている。そして、雌コネクタハウジング
５の嵌合部１７に雄コネクタハウジング９が嵌合するこ
とにより、雄型端子３と雌型端子７とが接続される。雄
コネクタハウジング９には可撓性ロックアーム３３が一
体に形成されており、一方、雌コネクタハウジング５の
嵌合部１７にはロックアーム３３と係合する係合溝３５
が形成されている。このようなロック構成により、雌コ
ネクタハウジング５の嵌合部１７に雄コネクタハウジン
グ９が適正に嵌合すると、ロックアーム３３の先端部３
３ａが係合溝３５内の係止孔３７に係止されて、嵌合状
態が維持されることにより、雄型端子３と雌型端子７と
の接続が良好に維持される。なお、雄コネクタハウジン
グ９を雌コネクタハウジング５から外すには、係止孔３
７の外部からロックアーム３３の先端部３３ａを内方に
押し込みながら、雄コネクタハウジング９を引き抜けば
よい。
【００１３】雌コネクタハウジング５内の雄型端子３に
接続された電線１３は、雌コネクタハウジング５内でＵ
字状に配索され、嵌合部１７と同じ方向に開口した電線
出口３９から雌コネクタハウジング５外に延びている。
雌コネクタハウジング５と嵌合した雄コネクタハウジン
グ９からは、雌型端子７と接続された電線３１が外部に
延びており、この電線３１は雌コネクタハウジング５か
ら出た電線１３と同じ方向に延びている。
接続された電線１３は、雌コネクタハウジング５内でＵ
字状に配索され、嵌合部１７と同じ方向に開口した電線
出口３９から雌コネクタハウジング５外に延びている。
雌コネクタハウジング５と嵌合した雄コネクタハウジン
グ９からは、雌型端子７と接続された電線３１が外部に
延びており、この電線３１は雌コネクタハウジング５か
ら出た電線１３と同じ方向に延びている。
【００１４】上記構成のコネクタ１を、車室内等で水滴
が落下するおそれのある部分に取り付けるには、雌コネ
クタハウジング５の電線出口３９が下方を向き電線１３
が下方に向けて延びるように、コネクタ１を配置する。
このようにコネクタ１を配置することにより、結露等の
水滴が落下してコネクタ１に付着しても、コネクタ１の
雌コネクタハウジング本体２５は蓋部材２１により完全
に防水されているので、コネクタ１内に水が浸入するこ
とはない。また、コネクタ１の下部では雌コネクタハウ
ジング５の電線出口３９及び雄コネクタハウジング９の
電線出口３２が開口しているが、自由落下による水滴は
下方からコネクタ１内に浸入することはない。したがっ
て、コネクタ１に落下して来る水滴が、コネクタ１内に
浸入することを完全に防止することができる。
が落下するおそれのある部分に取り付けるには、雌コネ
クタハウジング５の電線出口３９が下方を向き電線１３
が下方に向けて延びるように、コネクタ１を配置する。
このようにコネクタ１を配置することにより、結露等の
水滴が落下してコネクタ１に付着しても、コネクタ１の
雌コネクタハウジング本体２５は蓋部材２１により完全
に防水されているので、コネクタ１内に水が浸入するこ
とはない。また、コネクタ１の下部では雌コネクタハウ
ジング５の電線出口３９及び雄コネクタハウジング９の
電線出口３２が開口しているが、自由落下による水滴は
下方からコネクタ１内に浸入することはない。したがっ
て、コネクタ１に落下して来る水滴が、コネクタ１内に
浸入することを完全に防止することができる。
【００１５】なお、電線１３，３１の出口３９，３２が
下方を向いていることから、下方からの水滴の浸入は防
止されるので、出口３９，３２は鉛直方向の下方を向い
ていることが好ましい。しかし、出口３９，３２が鉛直
方向の下方でなく斜め下方を向くようにコネクタ１を配
置しても、水滴の浸入防止効果がある。
下方を向いていることから、下方からの水滴の浸入は防
止されるので、出口３９，３２は鉛直方向の下方を向い
ていることが好ましい。しかし、出口３９，３２が鉛直
方向の下方でなく斜め下方を向くようにコネクタ１を配
置しても、水滴の浸入防止効果がある。
【００１６】上記構成では、雌コネクタハウジング本体
２５と蓋部材２１とが圧接することで防水効果を発揮し
ているが、防水効果を高めるために、図４に示すよう
に、雌コネクタハウジング５に蓋部材２１の周縁部をわ
ずかに覆う張出部４１を設けてもよい。このような張出
部４１は、雌コネクタハウジング５の蓋部材２１と圧接
する部分の全域に対して設けることが好ましい。張出部
４１を設けることにより、何らかの理由で雌コネクタハ
ウジング本体２５と蓋部材２１との圧接部に隙間が生じ
ても、張出部４１により隙間が覆われているので、防水
機能が維持される。
２５と蓋部材２１とが圧接することで防水効果を発揮し
ているが、防水効果を高めるために、図４に示すよう
に、雌コネクタハウジング５に蓋部材２１の周縁部をわ
ずかに覆う張出部４１を設けてもよい。このような張出
部４１は、雌コネクタハウジング５の蓋部材２１と圧接
する部分の全域に対して設けることが好ましい。張出部
４１を設けることにより、何らかの理由で雌コネクタハ
ウジング本体２５と蓋部材２１との圧接部に隙間が生じ
ても、張出部４１により隙間が覆われているので、防水
機能が維持される。
【００１７】上記実施例のように、雌コネクタハウジン
グ５の嵌合部１７と電線出口３９、並びに雄コネクタハ
ウジング９の電線出口３２は、鉛直方向下方を向いてい
るのが好ましいが、斜め下方を向いていてもよい。この
場合、これらは同じ方向を向いていてもよく、異なる方
向を向いていてもよい。
グ５の嵌合部１７と電線出口３９、並びに雄コネクタハ
ウジング９の電線出口３２は、鉛直方向下方を向いてい
るのが好ましいが、斜め下方を向いていてもよい。この
場合、これらは同じ方向を向いていてもよく、異なる方
向を向いていてもよい。
【００１８】例えば、上記実施例と同じ矩形のコネクタ
であっても、図５に示す第２実施例のように、雌コネク
タハウジング５の嵌合部１７の開口方向と、電線出口４
３の開口方向とが直交する関係であってもよい。図５に
示す第２実施例は、上述の第１実施例と雌コネクタハウ
ジング５の電線出口４３の位置が異なるのみである。こ
の第２実施例では、雌コネクタハウジング本体２５の角
部２５ａを頂点として取り付ければ、嵌合部１７と電線
出口４３とは斜め下方を向くので、防水性を発揮するこ
とができる。この第２実施例における開口方向の交差角
度は９０°に限らず、鋭角であってもよいし、鈍角であ
ってもよい。
であっても、図５に示す第２実施例のように、雌コネク
タハウジング５の嵌合部１７の開口方向と、電線出口４
３の開口方向とが直交する関係であってもよい。図５に
示す第２実施例は、上述の第１実施例と雌コネクタハウ
ジング５の電線出口４３の位置が異なるのみである。こ
の第２実施例では、雌コネクタハウジング本体２５の角
部２５ａを頂点として取り付ければ、嵌合部１７と電線
出口４３とは斜め下方を向くので、防水性を発揮するこ
とができる。この第２実施例における開口方向の交差角
度は９０°に限らず、鋭角であってもよいし、鈍角であ
ってもよい。
【００１９】なお、上記実施例の説明は、車室内での使
用を例に説明したが、本発明のコネクタは、上方から落
下する水滴に対して防水性を有するので、上方だけから
雨や水滴が落下するような屋外での使用も可能である。
用を例に説明したが、本発明のコネクタは、上方から落
下する水滴に対して防水性を有するので、上方だけから
雨や水滴が落下するような屋外での使用も可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、雌コネクタハウジング
は蓋部材により密閉されるとともに、コネクタの雌コネ
クタハウジングに形成された雄コネクタハウジング嵌合
用凹部が取付時に下方に向けて開口し、かつ前記雌コネ
クタハウジング及び雄コネクタハウジングは取付時に下
方となる側に、コネクタと接続される電線の出口を有す
ることから、上方から水滴が落下しても、水滴がコネク
タ内に浸入することがなく、雄型端子及び雌型端子のリ
ークによる電蝕を確実に防止することができる。したが
って、自動車の車室内で空調等の結果に結露が生じる部
分の下方のような、水滴が落下するおそれのある部分で
も、長期間にわたって防水性良く電線を接続しておくこ
とができる。しかも、コネクタ内への水の浸入を防止す
るための、ゴムやパッキン等のシール部材を必要とせず
に防水が可能であるので、コネクタの構造が複雑になら
ない。したがって、接続端子に水滴が付着することを、
簡単な構成で防止することができ、コネクタを安価に製
造できる。
は蓋部材により密閉されるとともに、コネクタの雌コネ
クタハウジングに形成された雄コネクタハウジング嵌合
用凹部が取付時に下方に向けて開口し、かつ前記雌コネ
クタハウジング及び雄コネクタハウジングは取付時に下
方となる側に、コネクタと接続される電線の出口を有す
ることから、上方から水滴が落下しても、水滴がコネク
タ内に浸入することがなく、雄型端子及び雌型端子のリ
ークによる電蝕を確実に防止することができる。したが
って、自動車の車室内で空調等の結果に結露が生じる部
分の下方のような、水滴が落下するおそれのある部分で
も、長期間にわたって防水性良く電線を接続しておくこ
とができる。しかも、コネクタ内への水の浸入を防止す
るための、ゴムやパッキン等のシール部材を必要とせず
に防水が可能であるので、コネクタの構造が複雑になら
ない。したがって、接続端子に水滴が付着することを、
簡単な構成で防止することができ、コネクタを安価に製
造できる。
【図１】本発明第１実施例のコネクタの、蓋体を開いた
状態の分解斜視図である。
状態の分解斜視図である。
【図２】本発明第１実施例のコネクタの、蓋体を閉じた
状態の分解斜視図である。
状態の分解斜視図である。
【図３】図１のコネクタの部分断面図である。
【図４】雌コネクタハウジングの部分断面図である。
【図５】本発明第２実施例のコネクタの部分断面図であ
る。
る。
【図６】従来のコネクタの分解斜視図である。
【図７】従来のコネクタの断面図である。
１ コネクタ ３ 雄型端子 ５ 雌コネクタハウジング ７ 雌型端子 ９ 雄コネクタハウジング １１ 雄型端子装着部 １３，３１，７１，７３ 電線 １５ 電線収容部 １７ 雄型端子嵌合部 １９ 固定爪 ２１ 蓋部材 ２３ ヒンジ部 ２５ 雌コネクタハウジング本体 ２７ａ，２７ｂ，２７ｃ 係止突起 ２９ａ，２９ｂ，２９ｃ 係止受部 ３３ ロックアーム ３５ 係止溝 ３７ 係止孔 ３２，３９，４３ 電線出口 ４１ 張出部 ５１，５３ 端子 ５５，５７ 端子収容室 ５９ 雄コネクタ ６１ 雌コネクタ ６３ 枠体 ６５ 挿込み溝 ６７ 水滴排出孔 ６９ 挿込み枠
Claims (2)
- 【請求項１】 雄型端子又は雌型端子の一方が装着され
開閉可能な蓋部材により密閉され得る雌コネクタハウジ
ングと、 該雌コネクタハウジングに嵌合し前記端子の他方を装着
する雄コネクタハウジングとからなり、 前記雌コネクタハウジングの前記嵌合部は取付時に下方
となる側に向けて開口し、かつ前記雌コネクタハウジン
グ及び前記雄コネクタハウジングは取付時に下方となる
側に前記端子と接続される電線の出口を有することを特
徴とする防滴コネクタ。 - 【請求項２】 前記雌コネクタハウジングの前記出口は
前記嵌合部と同方向に向けて開口し、前記雌コネクタハ
ウジング内で前記電線がＵ字状に配索されることを特徴
とする請求項１記載の防滴コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340950A JP2729573B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 防滴コネクタ |
| US08/355,345 US5564944A (en) | 1993-12-10 | 1994-12-12 | Dripproof connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340950A JP2729573B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 防滴コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07161407A true JPH07161407A (ja) | 1995-06-23 |
| JP2729573B2 JP2729573B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=18341804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5340950A Expired - Fee Related JP2729573B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 防滴コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5564944A (ja) |
| JP (1) | JP2729573B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005322571A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Techno Core International Kk | プラグを備えた器機 |
| JP2010041896A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Yaskawa Electric Corp | シールド線付モータ巻線およびそれを備えたモータ |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3134780B2 (ja) * | 1996-07-15 | 2001-02-13 | 住友電装株式会社 | コネクタカバー |
| GB2424174B (en) * | 2005-03-18 | 2008-07-23 | Bissell Homecare Inc | Spot Cleaning Apparatus |
| US20080043404A1 (en) * | 2006-08-15 | 2008-02-21 | Bruce Frankel | Electronic device usage controller |
| US7500867B1 (en) * | 2008-05-08 | 2009-03-10 | Dell Products, Lp | Cable clip that snaps onto connector housing |
| US9071010B2 (en) * | 2012-09-30 | 2015-06-30 | Apple Inc. | Tight bend-radius cable structures and methods for making the same |
| DE102013110547B4 (de) | 2013-09-24 | 2020-02-06 | Phoenix Contact E-Mobility Gmbh | Steckverbinderteil mit einer Entwässerung |
| US11837804B2 (en) * | 2021-03-29 | 2023-12-05 | Marie L. Cardi | Protective cover for a power cord |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4229616A (en) * | 1978-08-10 | 1980-10-21 | Hotchkiss Kenneth W | Cable connector cover |
| JPS5810116B2 (ja) * | 1979-10-13 | 1983-02-24 | 株式会社 廣瀬製作所 | ボビンケ−ス |
| US4410224A (en) * | 1981-08-24 | 1983-10-18 | Ico Rally Corporation | Interconnection device for multiple conductor cables |
| JPH01137572A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Yazaki Corp | コネクタのロック機構 |
| JPH0665102B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1994-08-22 | トーマス アンド ベツツ コーポレーシヨン | コネクタ |
| CA2018232A1 (en) * | 1990-06-05 | 1991-12-05 | William W. Yarnton | Electrical plug connector |
| JP2528109Y2 (ja) * | 1991-11-27 | 1997-03-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ組付構造 |
| US5368500A (en) * | 1993-01-04 | 1994-11-29 | Dedering; Charles E. | Closure for electric plug |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5340950A patent/JP2729573B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-12 US US08/355,345 patent/US5564944A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005322571A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Techno Core International Kk | プラグを備えた器機 |
| JP2010041896A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Yaskawa Electric Corp | シールド線付モータ巻線およびそれを備えたモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5564944A (en) | 1996-10-15 |
| JP2729573B2 (ja) | 1998-03-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0549269A1 (en) | Waterproof connector | |
| EP0888930A1 (en) | Wire harness-mounting construction | |
| EP0913891A2 (en) | Electrical connector | |
| US20020009932A1 (en) | Protective cover | |
| JPH1198647A (ja) | 電気接続箱 | |
| JP2729573B2 (ja) | 防滴コネクタ | |
| JP4966647B2 (ja) | 電気接続箱のシール構造 | |
| US6835094B2 (en) | Connector and a connector assembly | |
| JP2849897B2 (ja) | 簡易防水コネクタ | |
| EP1804340B1 (en) | Fixation structure for rear cover | |
| JP3788724B2 (ja) | 保護カバー | |
| JP2002025684A (ja) | 保護カバー | |
| JP3687462B2 (ja) | パネル取付型コネクタの防水構造 | |
| JP3963801B2 (ja) | 電気接続箱用グロメットのシール構造 | |
| US7241171B2 (en) | Electrical component assembly | |
| JPH09199188A (ja) | ターミナルキャップ | |
| JPH0948241A (ja) | 車両用ドアハーネス配索構造 | |
| JP4116728B2 (ja) | 電子機器ケースのシール構造 | |
| JPH0750179A (ja) | 電気的接続器 | |
| JPH028369Y2 (ja) | ||
| US20240120680A1 (en) | Panel mount connector | |
| JP3666238B2 (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
| JPH07161411A (ja) | 防水コネクタ | |
| JPH0353539Y2 (ja) | ||
| JP2001160451A (ja) | コネクタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |