JPH0353539Y2 - - Google Patents

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JPH0353539Y2
JPH0353539Y2 JP15881787U JP15881787U JPH0353539Y2 JP H0353539 Y2 JPH0353539 Y2 JP H0353539Y2 JP 15881787 U JP15881787 U JP 15881787U JP 15881787 U JP15881787 U JP 15881787U JP H0353539 Y2 JPH0353539 Y2 JP H0353539Y2
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case
electrical wiring
waterproof plug
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電気配線体をケースに収納し外部から
水が侵入されるのを防止する電気配線箱に関す
る。
(従来の技術) 従来、第5図および第6図に示されているよう
に、電気配線箱本体101内には、リレー用ハウ
ジングR、ヒユーズ用ハウジングHあるいは図示
省略のブスバー配線板などの電気配線体が収納さ
れている。その電気配線箱本体101には上方か
ら防水パツキン103を介して表カバー105が
被せられロツクされている。また、電気配線箱本
体101には下方より水抜き穴部107Hを有
し、かつグロメツト109を取付けた裏カバー1
07が被せられロツクされている。
このような電気配線箱本体101は上方から水
の侵入に対して防水パツキン103を介在して表
カバー105が設けられているため簡易に防水す
る構造となつている。ところが電気配線箱本体1
01と裏カバー107の隙間から水が侵入した
り、あるいは電線を伝わつてグロメツト109の
内側から電気配線箱101内に侵入したりする可
能性がある。さらに部品点数が多く構造そのもの
が複雑である。
また、コネクタにおいては嵌合部にパツキン
を、ターミナル挿入側に防水栓を係止しコネクタ
内部のターミナルを水等の影響を受けないように
している。しかしながら、このような防水コネク
タは部品点数が多く、又防水栓にターミナルを通
す等の作業面でやりにくく工数が増した。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、電気配線箱本体101内に水が侵入
されることがあるため、水により電気配線箱本体
101内の電気回路がシヨートする危険がある。
また、水の侵入によりブスバーが腐食され、その
腐食により性能・強度劣化および接触抵抗増加に
よるブスバーの発熱が生じる。
水の侵入により端子の腐食による性能・強度低
下および接触抵抗増加あるいは雌型端子の端子保
持力減少による発熱が生じる。
さらに、部品点数が多いことから製作のコスト
が高価になるという種々の問題点があつた。
防水コネクタにおいては特に部品点数が多いこ
とから、防水栓にターミナルを通すなどの作業面
がやりにくく工数が増えるという問題があつた。
本考案は電気配線体内へ水が侵入するのを防い
で、電気配線体内の電気回路のシヨートを防止す
ると共に、端子、ブスバーなどの箇所の腐食を防
止し、さらに製作コストを安価に出来るようにし
た電気配線箱を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、一端部に
開口部を備え他端部に底部を備えた筒状のケース
と、そのケースの対向した内壁に設けられた各係
止部に係合される被係止部を備えかつ前記ケース
内に収納自在な電気配線体と、その電気配線体内
に接続される電線をシールする電線シール部を備
えかつ前記ケースの開口部付近の内周部に形成さ
れた嵌合部に嵌合される被嵌合部を設けた防水栓
と、前記ケースの開口部付近の外周部に形成され
たロツク部にロツクされる被ロツク部を備えると
共に開口部を閉止自在かつ着脱可能なリアホルダ
と、を備えてなる電気配線箱を構成した。
(作用) 本考案を採用することにより、筒状のケースの
対向した内壁にそれぞれ設けた係止部にケースの
開口部から電気配線体を挿入して前記係止部に電
気配線体の被係止部を係合せしめて固定する。次
いでケースの開口部付近の内周面に設けられた嵌
合部に防水栓の被嵌合部を嵌合してケースの内周
面をシールし、さらにリアホルダの被ロツク部を
前記ケースのロツク部にロツクせしめて電気配線
箱本体内へ水の侵入が防止される。その結果、水
の侵入による電気配線箱本体内の電気回路のシヨ
ートが防止でき、また端子、ブスバーなどの箇所
の腐食が防止できる。
さらに、部品点数が少なくて済むため、製作コ
ストを安価にすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図を参照するに、電気配線箱
1は電気配線体3と、その電気配線体3を収納せ
しめる矩形形状の断面をした筒状のケース5と、
そのケース5に電気配線体3を収納せしめた状態
で外部から水が侵入するのを防ぐ矩形形状の断面
をした軟質材料からなる防水栓7と、その防水栓
7をカバーする矩形形状の断面をしたリアホルダ
9などからなつている。
前記電気配線体3内には図示省略のリレー、ヒ
ユーズあるいはブスバー配線板などが収納されて
いる。前記電気配線体3を収納せしめるために、
ケース5の長手方向における一端部に開口部が備
えられ、他端部に底部が備えられている。ケース
5の長手方向における対向した内壁には、それぞ
れ係止部としての溝部11A,11Bが形成され
ている。またケース5の開口部付近の外周部には
複数のロツク部としてのロツク突起部13が設け
られている。さらに、ケース5の開口部付近の内
周部には、嵌合部15が設けられていると共に、
ケース5における上下の内壁には長手方向へ延伸
した角柱形状からなる複数の第1防水栓押え部1
7が設けられている。
前記電気配線体3における長手方向の外部に
は、長手方向へ延伸されかつ前記溝部11A,1
1Bに係合される被係止部としての突起部19
A,19Bが設けられている。
前記防水栓7には前記電気配線体3内に接続さ
れる電線21をシールする電線シール部としての
複数の穴23が設けられていると共に、防水栓7
における上下の外壁には、前記ケース5に設けら
れた嵌合部15に嵌合される被嵌合部25が設け
られている。その被嵌合部25は例えば凹凸状の
形状を呈している。また、防水栓7の外部には、
前記ケース5の溝部11A,11Bに係合される
突起部27A,27Bが設けられている。
前記リアホルダ9における上下の外部には、前
記ケース5に設けられた複数のロツク突起部13
にロツクされる被ロツク部としての複数のロツク
受部29が設けられていると共に、防水栓7に対
向したリアホルダ9の内面には複数の例えば小突
起部からなる第2防水栓押え部31が設けられて
いる。また、リアホルダ9には複数の穴33が形
成されている。
なお、防水栓7とリアホルダ9は一体成形加工
により一体化されていてもよい。
上記構成により、ブスバー配線板、リレーある
いはヒユーズなどを電気配線体3に取付ける。電
線21の先端部に端子を端子打ちをした電線21
を防水栓7における電線シール部としての穴23
に通した後、図示省略のコネクタに挿入し、その
コネクタを電気配線体3のコネクタ部に挿入す
る。
電気配線箱本体3にブスバー配線板、リレー、
ヒユーズあるいは電線21などを取付けた状態に
おいて、ケースの溝部11A,11Bに前記電気
配線体3の突起部19A,19Bを係合案内させ
て、ケース5内に電気配線体3を収納せしめる。
次に、防水栓7をケース5内に挿入するとき、
防水栓7の被嵌合部25がケース3の嵌合部15
を押しながら嵌合されて複数の第1防水栓押え部
17の先端部に突き当り止まる。この際ケース5
の内周面は防水栓7の作用によりほぼ完全にシー
ルされる。また、電線21の出口は防水栓7の電
線シール部である穴23によつてほぼ完全にシー
ルされることになる。
上記の状態では防水栓7がケース5から外れる
ことがあるため、ケース5のロツク突起部13と
リアホルダ9のロツク受部29とがほぼ完全にロ
ツク嵌合するまでリアホルダ9をケース5に押し
込む。その結果、ケース5の第1防水栓押え部1
7とリアホルダ9の第2防水栓押え部31との間
に防水栓7が押えられて防水栓7がケース5から
外れなくなる。
したがつて、電気配線体3には外部から水が侵
入されないため、電気配線体3の防水を図ること
ができる。その結果、浸水による電気配線本体内
の電気回路のシヨートが防止できる。また、端
子、ブスバーなどの箇所の腐食を防止できる。
電気配線箱1は部品点数が少なくて製作できる
ため、安価に製造することができる。
第3図および第4図には、本考案の他実施例が
示されている。第3図および第4図において、前
述した第1図および第2図で説明した実施例にお
ける部品と同一な部品には同一符号で付してあ
る。
第3図および第4図において、電気配線箱1は
コネクタである電気配線体3と、その電気配線体
3を収納せしめる円形状の断面をしたケース5
と、そのケース5に電気配線体3を収納せしめた
状態で外部から水が侵入するのを防ぐ円形状の断
面をした軟質材料からなる防水栓7と、その防水
栓7をカバーする円形状の断面をしたリアホルダ
9などからなつている。そのため電気配線箱1は
円筒型形状となつている。
電気配線体3であるコネクタは非防水の雄雌コ
ネクタよりなり、その他は前述した例とほぼ同じ
であるから説明を省略する。ケース5については
円形状の断面をした構造に対応して溝部11A,
11B、複数の第1防水栓嵌合部17および嵌合
部15が取付けられており、各部品の機能は前述
した例のものとほぼ同じである。ロツク部として
のロツク突起部13の代りにケース5の開口部付
近における外周部に雌ねじ35が形成されてい
る。
防水栓7については円形状の断面をした構造に
対応して電線シール部としての穴23、被嵌合部
25が取付けられており、各部品の機能は前述し
た例のものとほぼ同じである。
また、リアホルダ9についても円形状の断面を
した構造に対応して第2防水栓押え部31、穴3
3が取付けられており、各部品としての機能は前
述した例のものとほぼ同じである。被ロツク部と
してのロツク受部29の代りにリアホルダ9の外
周部に前記雌ねじ35に螺合する雄ねじ37が形
成されている。
上記構成により、基本的な作用は前述した例の
ものとほぼ同じであると共に効果もほぼ同じであ
るから詳細な説明を省略する。
ただし、ケース5に対するリアホルダ9のロツ
クの仕方が前述した例と異なり、ケース5の雌ね
じ35にリアホルダ9の雄ねじ37を螺合しねじ
込むことによつてなされることになる。
なお、本考案は前述した実施例に限定されるこ
となく、適宜の変更を行うことによつて、その他
の態様で実施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本考案によれば、実用新案登録請求の範囲に
記載されたとおりの構成であるから、電気配線箱
のケースに収納された電気配線体に外部から水が
侵入されるのを防止することができる。したがつ
て、水の侵入による電気配線体内の電気回路のシ
ヨートが防止でき、また端子、ブスバーなどの箇
所の腐食が防止できる。
さらに電気配線箱を製作する際、部品点数が少
なくて済むため、製作コストを安価にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気配線箱における一実施例
の組立分解斜視図、第2図は第1図における組立
分解斜視図をもとに組立てられた電気配線箱の拡
大正面断面図である。第3図は第1図に代る他の
実施例の電気配線箱における組立分解斜視図、第
4図は第3図における組立分解斜視図をもとに組
立てられた電気配線箱の拡大正面断面図である。
第5図は従来の電気配線箱における組立分解斜視
図、第6図は第5図における組立分解斜視図をも
とにした組立分解拡大正面図である。 1……電気配線箱、3……電気配線体、5……
ケース、7……防水栓、9……リアホルダ、11
A,11B……溝部、13……ロツク突起部、1
5……嵌合部、19A,19B……突起部、21
……電線、23……穴、25……被嵌合部、29
……ロツク受け部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端部に開口部を備え他端部に底部を備えた
    筒状のケースと、そのケースの対向した内壁に
    設けられた各係止部に係合される被係止部を備
    えかつ前記ケース内に収納自在な電気配線体
    と、その電気配線体内に接続される電線をシー
    ルする電線シール部を備えかつ前記ケースの開
    口部付近の内周部に形成された嵌合部に嵌合さ
    れる被嵌合部を設けた防水栓と、前記ケースの
    開口部付近の外周部に形成されたロツク部にロ
    ツクされる被ロツク部を備えると共に開口部を
    閉止自在かつ着脱可能なリアホルダと、を備え
    てなることを特徴とする電気配線箱。 (2) 前記ケースにおける内壁と前記防水栓に対向
    するリアホルダの内面に、それぞれ防水栓を押
    える複数の防水栓押え部が設けられていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電気配線箱。
JP15881787U 1987-10-19 1987-10-19 Expired JPH0353539Y2 (ja)

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JP15881787U JPH0353539Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15881787U JPH0353539Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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JPH0164913U JPH0164913U (ja) 1989-04-26
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JP15881787U Expired JPH0353539Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2747129B2 (ja) * 1991-06-28 1998-05-06 矢崎総業株式会社 カバーを有するボックス

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JPH0164913U (ja) 1989-04-26

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