JP7335182B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description
[1]
相手側コネクタに属する複数の回路同士を接続するバスバと、前記バスバに対応した形状を有するノイズ低減用の磁性部材と、前記磁性部材を格納する内部空間を有し且つ前記バスバを保持するハウジングと、前記内部空間を水密的に封止するように前記ハウジングに取り付けられる止水部材と、を備えるジョイントコネクタであって、
前記磁性部材は、
前記バスバに対する相対移動が規制された状態にて前記内部空間に格納され、
前記止水部材は、
前記内部空間の内圧に応じて弾性変形可能な薄肉部と、前記内圧にかかわらず前記ハウジングに密着する取付部と、を有する、
ジョイントコネクタであること。
[2]
上記[1]に記載のジョイントコネクタにおいて、
前記ハウジングは、
前記内部空間を画成する筒状部を有する第1ハウジングと、前記筒状部の筒内である前記内部空間に配置されるとともに前記バスバ及び前記磁性部材を保持する第2ハウジングと、を有し、
前記止水部材の前記取付部は、
前記筒状部の外周面に密着する環状の形状を有し、
前記止水部材の前記薄肉部は、
前記筒状部の開口面を覆って前記内部空間を外部から隔離するように構成される、
ジョイントコネクタであること。
[3]
上記[2]に記載のジョイントコネクタにおいて、
前記ハウジングは、
前記止水部材の前記取付部を挟んで前記筒状部に嵌め合わされる環状の外装部と、前記止水部材の前記薄肉部を当該ハウジングの外部と連通する通気部と、を有する第3ハウジングを、更に有する、
ジョイントコネクタであること。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1について説明する。図3に示すように、ジョイントコネクタ1のアウタハウジング10は、相手側コネクタ2の相手側ハウジング70と嵌合可能となっている。
以上、本実施形態に係るジョイントコネクタ1によれば、アウタハウジング10の内部空間13aにノイズ低減用のフェライト部材40が格納され、第1パッキン50が内部空間13aを水密的に封止する。第1パッキン50が有する薄肉部52は、内部空間13aの内圧に応じて弾性変形することで、内部空間13aの内圧の過度な上昇や降下を抑制する。これにより、内部空間13aの内圧の変動に起因するフェライト部材40の変形が抑制される。その結果、フェライト部材40の貫通孔41の孔内面とバスバ30のピン端子31との相対距離が設計値から大きく変動することが抑制され、フェライト部材40によるノイズ低減性能が適正に維持されることになる。一方、第1パッキン50が有する取付部51は、内部空間13aの内圧にかかわらず第1パッキン50をアウタハウジング10に密着させる。これにより、第1パッキン50の本来の機能である止水性が保たれる。したがって、本実施形態に係るジョイントコネクタ1は、止水性を十分に維持しながら、外部環境の変化や使用時の外力に晒されてもノイズ低減性能を適正に維持可能である。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
相手側コネクタ(2)に属する複数の回路同士を接続するバスバ(30)と、前記バスバ(30)に対応した形状を有するノイズ低減用の磁性部材(40)と、前記磁性部材(40)を格納する内部空間(13a)を有し且つ前記バスバ(30)を保持するハウジング(10,20,60)と、前記内部空間(13a)を水密的に封止するように前記ハウジング(10)に取り付けられる止水部材(50)と、を備えるジョイントコネクタ(1)であって、
前記磁性部材(40)は、
前記バスバ(30)に対する相対移動が規制された状態にて前記内部空間(13a)に格納され、
前記止水部材(50)は、
前記内部空間(13a)の内圧に応じて弾性変形可能な薄肉部(52)と、前記内圧にかかわらず前記ハウジング(10)に密着する取付部(51)と、を有する、
ジョイントコネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のジョイントコネクタ(1)において、
前記ハウジングは、
前記内部空間(13a)を画成する筒状部(13)を有する第1ハウジング(10)と、前記筒状部(13)の筒内である前記内部空間(13a)に配置されるとともに前記バスバ(30)及び前記磁性部材(40)を保持する第2ハウジング(20)と、を有し、
前記止水部材(50)の前記取付部(51)は、
前記筒状部(13)の外周面に密着する環状の形状を有し、
前記止水部材(50)の前記薄肉部(52)は、
前記筒状部(13)の開口面を覆って前記内部空間(13a)を外部から隔離するように構成される、
ジョイントコネクタ(1)。
[3]
上記[2]に記載のジョイントコネクタ(1)において、
前記ハウジングは、
前記止水部材(50)の前記取付部(51)を挟んで前記筒状部(13)に嵌め合わされる環状の外装部(61)と、前記止水部材(50)の前記薄肉部(52)を当該ハウジングの外部と連通する通気部(63)と、を有する第3ハウジング(60)を、更に有する、
ジョイントコネクタ(1)。
2 相手側コネクタ
10 アウタハウジング(第1ハウジング)
13 後側筒状部(筒状部)
13a 内部空間
20 インナハウジング(第2ハウジング)
30 バスバ
40 フェライト部材(磁性部材)
50 第1パッキン(止水部材)
51 取付部
52 薄肉部
60 リアカバー(第3ハウジング)
61 外装部
63 通気部
Claims (3)
- 相手側コネクタに属する複数の回路同士を接続するバスバと、前記バスバに対応した形状を有するノイズ低減用の磁性部材と、前記磁性部材を格納する内部空間を有し且つ前記バスバを保持するハウジングと、前記内部空間を水密的に封止するように前記ハウジングに取り付けられる止水部材と、を備えるジョイントコネクタであって、
前記磁性部材は、
前記バスバに対する相対移動が規制された状態にて前記内部空間に格納され、
前記止水部材は、
前記内部空間の内圧に応じて弾性変形可能な薄肉部と、前記内圧にかかわらず前記ハウジングに密着する取付部と、を有する、
ジョイントコネクタ。 - 請求項1に記載のジョイントコネクタにおいて、
前記ハウジングは、
前記内部空間を画成する筒状部を有する第1ハウジングと、前記筒状部の筒内である前記内部空間に配置されるとともに前記バスバ及び前記磁性部材を保持する第2ハウジングと、を有し、
前記止水部材の前記取付部は、
前記筒状部の外周面に密着する環状の形状を有し、
前記止水部材の前記薄肉部は、
前記筒状部の開口面を覆って前記内部空間を外部から隔離するように構成される、
ジョイントコネクタ。 - 請求項2に記載のジョイントコネクタにおいて、
前記ハウジングは、
前記止水部材の前記取付部を挟んで前記筒状部に嵌め合わされる環状の外装部と、前記止水部材の前記薄肉部を当該ハウジングの外部と連通する通気部と、を有する第3ハウジングを、更に有する、
ジョイントコネクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020028633A JP7335182B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | ジョイントコネクタ |
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Family Applications (1)
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JP2020113478A (ja) | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
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JP2013025914A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Yazaki Corp | ジョイントコネクタ |
JP6070445B2 (ja) * | 2013-07-01 | 2017-02-01 | 住友電装株式会社 | 電子部品付きコネクタ |
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2020
- 2020-02-21 JP JP2020028633A patent/JP7335182B2/ja active Active
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