JP6070445B2 - 電子部品付きコネクタ - Google Patents

電子部品付きコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6070445B2
JP6070445B2 JP2013137696A JP2013137696A JP6070445B2 JP 6070445 B2 JP6070445 B2 JP 6070445B2 JP 2013137696 A JP2013137696 A JP 2013137696A JP 2013137696 A JP2013137696 A JP 2013137696A JP 6070445 B2 JP6070445 B2 JP 6070445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
electronic component
cover
holder
conductive member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013137696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011909A (ja
Inventor
耕至 篠田
耕至 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2013137696A priority Critical patent/JP6070445B2/ja
Publication of JP2015011909A publication Critical patent/JP2015011909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070445B2 publication Critical patent/JP6070445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、電子部品付きコネクタに関する。
従来、コンデンサ等の電子部品を内蔵した電子部品付きコネクタとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、導電部材(バスバー)が装着されたハウジングの後面に電子部品の支持部が設けられ、電子部品は支持部に当てられつつ、導電部材から延出形成された一対の弾性挟持片で挟持されることで支持され、係る状態で電子部品のリード線と導電部材の接続部とが抵抗溶接により接続されており、これらがケース内に収容されて、同ケースの底板に設けられた受け部とハウジングの支持部との間で電子部品を挟んで保持した構造となっている。
特開2012−109158号公報
ところで、この種の電子部品の寸法公差は比較的大きく、例えば電子部品の径寸法が小さめであるような場合には、ハウジングの支持部とケースの受け部との間で、電子部品を強く挟み込めないおそれがある。そのような場合、コネクタが振動を受けることに起因して電子部品も大きく振動し、リード線と導電部材の接続部との溶接部分に応力が作用することが懸念され、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、電子部品の振動を確実に抑止するところにある。
明細書に開示される電子部品付きコネクタは、一対のリード線が前面から延出して配された電子部品と、前記リード線と接続される接続部を有する導電部材と、前記接続部を後面から突出させた形態で前記導電部材が装着されたハウジングと、前記ハウジングの後方位置において同ハウジングと一体形成され、前記リード線を前記導電部材の前記接続部と接続可能に前方に突出した形態で前記電子部品が支持されるホルダと、前記ホルダに支持された前記電子部品を収容しつつ前記ハウジングの後面を覆って被着されるカバーと、前記カバー内に装着され前記電子部品を緊密に嵌着して保持する弾性材からなる保持部材と、が具備されており、前記保持部材は筒形に形成されており、該保持部材の前端部には、前記ハウジングの外周面と前記カバーとの間に挟持されるシール部が設けられているところに特徴を有する。
ハウジングに導電部材が装着される一方、同ハウジングの後方位置に一体的に設けられたホルダに対して電子部品が支持され、電子部品のリード線と対応する導電部材の接続部とが抵抗溶接等で接続され、係る状態でハウジングの後面にカバーが被着されることに伴い、カバー内に装着された保持部材に電子部品が緊密に嵌着される。コネクタ内に弾性材からなる保持部材を配して、この保持部材に電子部品を嵌着して弾性的に保持する構造としたから、電子部品の寸法公差を吸収した上で、コネクタが振動を受けることに起因して電子部品が振動することを抑止でき、リード線と導電部材の接続部との接続部分が破損することを未然に防止できる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記カバーは後面が閉鎖された筒状に形成され、同カバーの前端開口部が前記ハウジングの後端部に外嵌されて装着されるようになっている一方、前記保持部材の前縁が前記カバーの内面に沿って前方に延出され、その延出端が、前記カバーの前端開口部の内周面と、前記ハウジングの後端部の外周面との間で弾性的に挟持されるシール部となっている。
カバーの前端開口部の内周面と、ハウジングの後端部の外周面との間にシール部が介在されることで防水が図られ、特に同シール部を保持部材の前縁に一体的に形成したから、シール部を別体に設けた場合と比較して、部品点数が少なくでき、かつ装着動作も正確にかつ迅速に行うことができ、もって製造コストの低減に寄与することが可能となる。
(2)前記ハウジングの後面から左右一対の連結板が平行姿勢で後方に向けて延出形成され、前記両連結板の延出端に亘って前記ホルダが形成されており、前記ハウジングの後面と前記ホルダとの間に、前記導電部材の前記接続部と、前記電子部品の前記リード線とを接続するための作業スペースが確保されている。
導電部材の接続部と、電子部品のリード線とを接続するための作業スペースが確保された上で、ハウジングとホルダとを一体的に設けた簡易な構造とすることができる。
(3)前記電子部品が略円柱形状をなし、前記ホルダには前記電子部品の前端側を載せる円弧形の載置面と、前記リード線の基端側を載せて支持する支持部とが設けられている。
ホルダの載置面に電子部品の前端部を載置すると、電子部品の前面から延出した一対のリード線の基端側が支持部に載せられて支持される。リード線を含めて電子部品を安定して保持することができる。
本発明の電子部品付きコネクタによれば、電子部品の振動を確実に抑止することができる。
本発明の一実施形態に係るコネクタの分解平面図 同分解側面図 組み付け手順を説明する分解断面図 組付完了後のコネクタの平面図 同正面図 同側面図 同縦断面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施形態に係る電子部品付きコネクタC(以下、単にコネクタCという)は、自動車等に搭載された電気・電子機器等のノイズを除去するために適用されるものであって、電気・電子機器等から導出される図示しない複数の電線を一括して接続するジョイントコネクタである。
コネクタCは、図1及び図2に示すように、導電部材である2個のバスバー片10、これらのバスバー片10が装着されるハウジング30、電子部品であるコンデンサ20、同コンデンサ20を支持するホルダ50、カバー60、及び防振用の保持部材70とを備えて構成されている。
コネクタCは図示しない相手コネクタと嵌合可能であって、以下においては、上記した各構成要素について、相手コネクタとの嵌合側(図1及び図2の左側)を前側として説明する。
バスバー片10は、第1バスバー片10Aと第2バスバー片10Bとの2個を備えており、いずれも導電性に優れた金属板材をプレス加工することで形成されている。第1バスバー片10Aと第2バスバー片10Bとは、上下2段に配されて後記のようにハウジング30に装着されるようになっている。なお以下において、両バスバー片10A,10Bに共通した部位については、適宜に共通の符号を付して説明する。
バスバー片10A,10Bは、帯状基板11の前縁に、相手コネクタに保持された雌端子に接続される図示5本のタブ12が一定ピッチで並んで突設されているとともに、帯状基板11の後縁に、コンデンサ20のリード線21と接続される接続板14,15が突設されている。
第1バスバー片10Aの第1接続板14は、帯状基板11のうち正面視で左右方向の中心から左に偏った位置において、この帯状基板11と面一で後方に突出している。この第1接続板14は全長に亘って略同一幅である。
一方、第2バスバー片10Bの第2接続板15は、帯状基板11のうち左右方向の中心から右に偏った位置において後方に突出している。第2接続板15は、先端部である接続端部15Sが、第1バスバー片10Aの第1接続板14と同一高さに配されるべく、長さ方向の途中位置において上方と後方に2度直角曲げされたクランク状に形成されている。第2接続板15は、接続端部15Sが第1バスバー片10Aの先端部である接続端部14Sと同一の幅広に形成されている一方、屈曲される部分は幅狭となっている。
第1バスバー片10Aの帯状基板11の後縁には、左右両端において先端に矢尻部を設けた圧入片17が形成されているとともに、上記した第1接続板14の基端側にも食い込み突部を備えた圧入部18が形成されている。
一方、第2バスバー片10Bの帯状基板11の後縁には、左右両端と中心の都合3箇所に、同じく先端に矢尻部を設けた圧入片17が形成されている。
続いて、ハウジング30について説明する。ハウジング30は合成樹脂製であって、その後方には、コンデンサ20のホルダ50が一体形成されている。ホルダ50については後述する。
ハウジング30は、厚肉の基壁31の前面に、相手コネクタが嵌合されるフード部32が形成された構造である。
ハウジング30の基壁31における下側の領域には、図5に示すように、上記した第1バスバー片10Aと第2バスバー片10Bとをそれぞれ前方から挿入可能な第1装着溝33Aと第2装着溝33Bとが、上下に一定間隔を開けて形成されている。
各装着溝33A,33Bは、バスバー片10A,10Bの帯状基板11をすっぽりと収めるだけの奥行を有している。上側の第1装着溝33Aの奥面には、正面視で中心から左に偏った位置に、第1バスバー片10Aの接続板14を挿通可能な挿通溝34(図7参照)が、基壁31の後面に貫通した形態で形成されている。
図5に示すように、下側の第2装着溝33Bにおける正面視で中心から右に偏った位置には、その天井面から上記の第1装着溝33Aの底面に達する縦溝36が、所定の奥行を以て形成されている。上記の第1装着溝33Aにおける縦溝36と交差した位置には、第2バスバー片10Bの接続板15(接続端部15S)を挿通可能な挿通溝35が、同じく基壁31の後面に貫通した形態で形成されている。
さらに、第1装着溝33Aの奥面における左右両端部には、第1バスバー片10Aの左右両端の圧入片17を圧入可能な圧入孔(図示せず)が形成されているとともに、第2装着溝33Bの奥面における左右方向の中心と両端部の3箇所には、第2バスバー片10Bの3本の圧入片17を圧入可能な圧入孔37が形成されている(図7参照)。
ハウジング30の後方位置には、コンデンサ20のホルダ50が一体的に形成されている。コンデンサ20は円柱形状をなしており、同コンデンサ20の前面から一対のリード線21が延出して設けられている。一対のリード線21は、図1に示すように、基端側で間隔が狭く、先端側で間隔が広くされた形状に曲げ形成されている。
上記したハウジング30における基壁31の後面側には、外形が一回り小さくされた嵌合部38が段差状に形成されており、同嵌合部38の後面の左右両側縁から一対の連結板40が互いに平行をなして突出形成され、両連結板40の延出端にホルダ50が形成されている。
ホルダ50は詳細には、上記した連結板40の延出端における下部側の内面同士を繋ぐようにしてホルダ基部51が設けられ、同ホルダ基部51の後面側に、コンデンサ20の前端側を嵌めて受ける円弧形面を持った載置部52が形成されている。
一方、ホルダ基部51の前面には、コンデンサ20から延出された一対のリード線21の基部を載せて支持する支持部53が形成されている。また、ホルダ基部51の上面における左右方向の中心には、両リード線21の基部の間に入って立ち上がる仕切板54が形成されている。
上記のようにホルダ50が形成されていることにより、両連結板40の間において、後記するように、ハウジング30に装着された両バスバー片10A,10Bにおける接続板14,15の接続端部14S,15Sと、ホルダ50に支持されたコンデンサ20のリード線21同士が重畳可能とされ、かつそれらを抵抗溶接するための作業スペースWSが確保されるようになっている。
ハウジング30の後端部には、ホルダ50並びに同ホルダ50に支持されたコンデンサ20を収容しつつ、同ハウジング30の後面側を覆うカバー60が装着されるようになっている。カバー60は合成樹脂製であって、前端が開口する一方、後端が後面板61で閉鎖された角筒形に形成されている。またカバー60は、前端から後端に向けて段階的に幅が狭くされた段付き状に形成されている。
カバー60の前端開口部62は、ハウジング30の嵌合部38の外周に所定のクリアランスを持って嵌合可能とされている。同カバー60の上下の前縁における中央幅位置からは、それぞれロック片64が弾性撓み可能に突出形成され、各ロック片64には、上記したハウジング30の後端部の上下両面に形成されたロック突部42に嵌るロック孔65が開口されている。
カバー60の最も幅狭となる後端部の内部が、後記するコンデンサ保持部71の装着空間67とされている。
カバー60の内部には、上記したコンデンサ20をカバー60内において弾性的に保持する保持部材70が装着されている。この保持部材70は、カバー60内に略緊密に嵌合されるように、前面のみが開口され、かつカバー60よりも一回り小さい外形をなす筒形に形成されている。
保持部材70の後端部には、カバー60の装着空間67内に略緊密に嵌るコンデンサ保持部71が形成されており、同コンデンサ保持部71の前面には、ホルダ50の載置部52から突出したコンデンサ20の後端部が嵌合される保持孔72が形成されている。
保持孔72の内周面には、周方向に沿った3条の押圧突条73が形成されているとともに、保持孔72の奥面には、複数の押圧突部74が形成されている。
保持部材70の前端部には、ハウジング30の嵌合部38の外周面と、カバー60の前端開口部62の内周面との間に挟持されるシール部75が形成されている。このシール部75の内周面と外周面とには、周方向に沿ったリップ76,77が3条ずつ形成されている。
本実施形態のコネクタCは、以下のような手順で組み立てられる。
2個のバスバー片10A,10Bがハウジング30の対応する装着溝33A,33Bに装着される。先に下側の第2バスバー片10Bが装着され、具体的には接続板15の接続端部15Sが上側の第1装着溝33Aに続いて、図5における右側の挿通溝35に挿通されるとともに、接続板15の立ち上がり部15Tが縦溝36に嵌められつつ、帯状基板11が第2装着溝33Bに挿入される。帯状基板11が第2装着溝33Bの奥面に当たったところで押し込みが停止され、接続板15の接続端部15Sが、第1装着溝33Aの後面における中心幅位置から正面視で右に偏った位置から後方に突出する。この間に、3本の圧入片17が圧入孔37に圧入されることで、第2バスバー片10Bが抜け止めされて装着される。
続いて、第1バスバー片10Aが装着され、具体的には接続板14の接続端部14Sが第1装着溝33Aに続いて、図5の左側の挿通溝34に挿通され、そののち帯状基板11が第1装着溝33Aに挿入される。帯状基板11が第1装着溝33Aの奥面に当たったところで押し込みが停止され、接続板14の接続端部14Sが、第1装着溝33Aの後面における中心幅位置から正面視で左に偏った位置から後方に突出する。この間に、左右2本の圧入片17が圧入孔(図示せず)に圧入されるとともに、接続板14の基端の圧入部18が挿通溝34の側壁に食い込むことで、第1バスバー片10Aが抜け止めされて装着される。
両バスバー片10A,10Bがハウジング30に装着されると、図3及び図5に示すように、各バスバー片10A,10Bの5本ずつ並んだタブ12が、上下2段に分かれてフード部32内に突出した形態となる。また、各バスバー片10A,10Bの接続板14,15の接続端部14S,15Sが、ハウジング30の後面側において、同一高さ位置(第1装着溝33Aの高さ位置)において、中心幅位置を挟んだ左右両側に一定間隔を開けて配された形態を取る。
次に、コンデンサ20が、一対のリード線21を同一水平面上に配した前向きの姿勢とされ、その前端面がホルダ基部51に当てられつつ前端側がホルダ50の載置部52に載せられる。それに伴い、両リード線21の基端側が仕切板54を挟んだ左右両側に配されて支持部53に支持され、それとともに各リード線21の先端が、各バスバー片10A,10Bの接続板14,15における接続端部14S,15Sの上に重ねられる。係る状態から、各バスバー片10A,10Bの接続板14,15の接続端部14S,15Sと、コンデンサ20の対応するリード線21の先端部とが、抵抗対応により接続される。
一方、カバー60内には保持部材70が予め嵌着される。このように保持部材70が内嵌されたカバー60が、ホルダ50の後方からハウジング30の後面に向けて嵌合される。嵌合が進むと、カバー60の前縁の上下のロック片64が、ハウジング30の後端部における上下の面に設けられたロック突部42に乗り上げて弾性撓みしつつ押し込まれ、その間に、保持部材70の前端のシール部75が、ハウジング30の嵌合部38の外周面に沿って嵌合されるとともに、コンデンサ20がホルダ基部51で前止まりされつつ、その後端部が保持部材70のコンデンサ保持部71に形成された保持孔72内に、押圧突条73を潰しつつ圧入される。
コンデンサ20が押圧突部74を潰してその奥面に当たるまでカバー60が押し込まれると、ロック片64のロック孔65がロック突部42を通過することにより、ロック片64が復動変位しつつロック突部42がロック孔65に嵌り、カバー60が抜け止め状態にロックされて被着される。このとき、保持部材70の前端のシール部75が、嵌合部38の外周面の全幅と、カバー60の前端開口部62の内周面との間で、全周に亘って弾縮されて挟持された状態となる。以上により、コネクタCの組み立てが完了する。
このように組み立てられたコネクタCは、ハウジング30のフード部32内に相手コネクタがシールされて嵌合され、相手コネクタに装着された雌端子が対応するタブ12と接続されることによって、電気・電子機器等から導出された複数の電線が、コンデンサ20を介在させた上で一括して接続されることになる。
以上のように本実施形態によれば、コネクタCを構成するカバー60内に弾性材からなる保持部材70を配して、同保持部材70(コンデンサ保持部71)にコンデンサ20の後端部を嵌着して弾性的に保持する構造としたから、コンデンサ20の寸法公差を吸収した上で、コネクタCが振動を受けることに起因してコンデンサ20が振動することを抑止でき、リード線21とバスバー片10A,10Bの接続板14,15との溶接部分が破損することを未然に防止できる。
カバー60の前端開口部62の内周面と、ハウジング30の嵌合部38の外周面との間に介在されて防水を図るシール部75を、保持部材70の前縁に一体的に形成したから、シール部を別体として設けた場合と比較して、部品点数が少なくなり、かつ装着動作も正確にかつ迅速に行うことができ、ひいては製造コストの低減に寄与できる。
ハウジング30の後面から左右一対の連結板40が平行姿勢で後方に向けて延出形成されて、両連結板40の延出端に亘ってホルダ50が形成された構造としており、これによりバスバー片10A,10Bの接続板14,15とコンデンサ20のリード線21とを接続するための作業スペースWSを確保した上で、ハウジング30とホルダ50とを一体的に設けた簡易な構造とすることができる。
ホルダ50が、ホルダ基部51の後面側に円弧形面を有する載置部52を、前面に支持部53を設けた構造であって、ホルダ50の載置部52にコンデンサ20の前端部を載置すると、同コンデンサ20のリード線21の基端側が支持部53に載せられて支持されるようになっている。結果、リード線21を含めてコンデンサ20を安定して保持することができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、コンデンサ保持部を有する保持部材に一体的にシール部を設けた場合を例示したが、シール部は別体として備えるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、バスバー片の接続板とコンデンサのリード線とを抵抗溶接で接続する場合を例示したが、半田付け等の他の接続手段を採用してもよい。
(3)上記実施形態では電子部品としてコンデンサを例示したが、抵抗、ダイオード等の他の電子部品であってもよい。
C…コネクタ
10,10A,10B…バスバー片(導電部材)
14,15…接続板
14S,15S…接続端部(接続部)
20…コンデンサ(電子部品)
21…リード線
30…ハウジング
33A,33B…装着溝
38…嵌合部(ハウジング30の後端部)
40…連結板
50…ホルダ
51…ホルダ基部
52…載置部(載置面)
53…支持部
60…カバー
61…後面板
62…前端開口部
70…保持部材
71…コンデンサ保持部
72…保持孔
75…シール部

Claims (7)

  1. 一対のリード線が前面から延出して配された電子部品と、
    前記リード線と接続される接続部を有する導電部材と、
    前記接続部を後面から突出させた形態で前記導電部材が装着されたハウジングと、
    前記ハウジングの後方位置において同ハウジングと一体形成され、前記リード線を前記導電部材の前記接続部と接続可能に前方に突出した形態で前記電子部品が支持されるホルダと、
    前記ホルダに支持された前記電子部品を収容しつつ前記ハウジングの後面を覆って被着されるカバーと、
    前記カバー内に装着され前記電子部品を緊密に嵌着して保持する弾性材からなる保持部材と、
    が具備されており、
    前記保持部材は筒形に形成されており、該保持部材の前端部には、前記ハウジングの外周面と前記カバーとの間に挟持されるシール部が設けられていることを特徴とする電子部品付きコネクタ。
  2. 前記カバーは後面が閉鎖された筒状に形成され、同カバーの前端開口部が前記ハウジングの後端部に外嵌されて装着されるようになっている一方、
    前記保持部材の前縁が前記カバーの内面に沿って前方に延出され、その延出端が、前記カバーの前端開口部の内周面と、前記ハウジングの後端部の外周面との間で弾性的に挟持されるシール部となっていることを特徴とする請求項1記載の電子部品付きコネクタ。
  3. 一対のリード線が前面から延出して配された電子部品と、
    前記リード線と接続される接続部を有する導電部材と、
    前記接続部を後面から突出させた形態で前記導電部材が装着されたハウジングと、
    前記ハウジングの後方位置において同ハウジングと一体形成され、前記リード線を前記導電部材の前記接続部と接続可能に前方に突出した形態で前記電子部品が支持されるホルダと、
    前記ホルダに支持された前記電子部品を収容しつつ前記ハウジングの後面を覆って被着されるカバーと、
    前記カバー内に装着され前記電子部品を緊密に嵌着して保持する弾性材からなる保持部材と、が具備されており、
    前記カバーは後面が閉鎖された筒状に形成され、同カバーの前端開口部が前記ハウジングの後端部に外嵌されて装着されるようになっている一方、
    前記保持部材の前縁が前記カバーの内面に沿って前方に延出され、その延出端が、前記カバーの前端開口部の内周面と、前記ハウジングの後端部の外周面との間で弾性的に挟持されるシール部となっていることを特徴とする電子部品付きコネクタ。
  4. 前記ハウジングの後面から左右一対の連結板が平行姿勢で後方に向けて延出形成され、前記両連結板の延出端に亘って前記ホルダが形成されており、前記ハウジングの後面と前記ホルダとの間に、前記導電部材の前記接続部と、前記電子部品の前記リード線とを接続するための作業スペースが確保されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電子部品付きコネクタ。
  5. 一対のリード線が前面から延出して配された電子部品と、
    前記リード線と接続される接続部を有する導電部材と、
    前記接続部を後面から突出させた形態で前記導電部材が装着されたハウジングと、
    前記ハウジングの後方位置において同ハウジングと一体形成され、前記リード線を前記導電部材の前記接続部と接続可能に前方に突出した形態で前記電子部品が支持されるホルダと、
    前記ホルダに支持された前記電子部品を収容しつつ前記ハウジングの後面を覆って被着されるカバーと、
    前記カバー内に装着され前記電子部品を緊密に嵌着して保持する弾性材からなる保持部材と、が具備されており、
    前記ハウジングの後面から左右一対の連結板が平行姿勢で後方に向けて延出形成され、前記両連結板の延出端に亘って前記ホルダが形成されており、前記ハウジングの後面と前記ホルダとの間に、前記導電部材の前記接続部と、前記電子部品の前記リード線とを接続するための作業スペースが確保されていることを特徴とする電子部品付きコネクタ。
  6. 前記電子部品が略円柱形状をなし、前記ホルダには前記電子部品の前端側を載せる円弧形の載置面と、前記リード線の基端側を載せて支持する支持部とが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の電子部品付きコネクタ。
  7. 一対のリード線が前面から延出して配された電子部品と、
    前記リード線と接続される接続部を有する導電部材と、
    前記接続部を後面から突出させた形態で前記導電部材が装着されたハウジングと、
    前記ハウジングの後方位置において同ハウジングと一体形成され、前記リード線を前記導電部材の前記接続部と接続可能に前方に突出した形態で前記電子部品が支持されるホルダと、
    前記ホルダに支持された前記電子部品を収容しつつ前記ハウジングの後面を覆って被着されるカバーと、
    前記カバー内に装着され前記電子部品を緊密に嵌着して保持する弾性材からなる保持部材と、が具備されており、
    前記電子部品が略円柱形状をなし、前記ホルダには前記電子部品の前端側を載せる円弧形の載置面と、前記リード線の基端側を載せて支持する支持部とが設けられていることを特徴とする電子部品付きコネクタ。
JP2013137696A 2013-07-01 2013-07-01 電子部品付きコネクタ Active JP6070445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013137696A JP6070445B2 (ja) 2013-07-01 2013-07-01 電子部品付きコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013137696A JP6070445B2 (ja) 2013-07-01 2013-07-01 電子部品付きコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011909A JP2015011909A (ja) 2015-01-19
JP6070445B2 true JP6070445B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=52304896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013137696A Active JP6070445B2 (ja) 2013-07-01 2013-07-01 電子部品付きコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070445B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020194727A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 本田技研工業株式会社 電動パワーユニット及び作業機
JP7335182B2 (ja) * 2020-02-21 2023-08-29 矢崎総業株式会社 ジョイントコネクタ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001176616A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2001176617A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP5557027B2 (ja) * 2010-08-24 2014-07-23 住友電装株式会社 電子素子内蔵コネクタ
JP6065765B2 (ja) * 2013-06-28 2017-01-25 住友電装株式会社 電子部品付きコネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015011909A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105794048B (zh) 具有密封结构的电连接
US9455525B2 (en) Connector with flexible conductive member to isolate terminal from vibrations in a wire
JP2014130722A (ja) カードエッジコネクタ
CN110582896B (zh) 基板用连接器
JP5942930B2 (ja) 電子部品付きコネクタおよびホルダ
JP6488978B2 (ja) 防水コネクタ
WO2020017572A1 (ja) コネクタ及び外導体
CN108140994B (zh) 屏蔽连接器
JP6070445B2 (ja) 電子部品付きコネクタ
US9105998B2 (en) Connector
JP4915880B2 (ja) シェル付き電気コネクタ
CN110574239B (zh) 基板用连接器
JP6709817B2 (ja) コネクタ
JP6065765B2 (ja) 電子部品付きコネクタ
US20080057796A1 (en) Connector
JP6788651B2 (ja) コネクタ
JP6402933B2 (ja) コネクタ、及び、コネクタ接続構造
JP5669076B2 (ja) 基板固定構造および物理量センサ
JP5915594B2 (ja) 電子部品付きコネクタ
JP6056530B2 (ja) ノイズフィルタ内蔵型ジョイントコネクタ
JP6940306B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
JP2017183211A (ja) アース端子の接続構造
JP6488977B2 (ja) 防水コネクタ
WO2015002215A1 (ja) シールドコネクタ
JP5887571B2 (ja) コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20160726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150